「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

力を抜いて力強く

2023年05月22日 13時12分15秒 | 和太鼓
京都宇治田原の山の中にある太鼓道場に通っているころ師匠に言われたことがある。
「仁王様みたいだ、息をして打っているのかな」って・・・。余りにも力み過ぎて仁王のような形相で力いっぱい叩いているのを見て注意された。
 師匠は太鼓は「叩く」と言わず、「打つ」ものだと云っていた。それは「叩く」は力を込めてバシッと叩くに通じており、「打つ」は力を抜いて打ち込む、剣道の技に似ている表現でもあった。
 それでもなかなか力を抜くことができず指導者研修会においても太鼓連盟本部の指導部古屋先生にも指摘されたものだった。
 とうとう脱退するまで習得することができなかった。
 そして独立して指導する立場になったことから、「力を抜いて強く打つ」技を習得するため、一人黙々と鍛錬を繰り返した。
 どうやら秘訣はバチの握り方グリップにもヒントがあった。
 そして1年経ち2年経ちようやく身に着いた「力を抜く」に辿り着いた。
 だが、昨日はそれをすっかり忘れひたすら「力んだ」。
 その結果、両腕と肩と腰が筋肉痛になってしまい、湿布薬の厄介になっている。明日は治るだろう。力んで叩くと余分な力が入りフォームも崩れリズ感も悪くなる。「饗宴」のビデオのパフォーマンスを見ると見ての通りズバリである。滑らかな動きをするとパフォーマンスも綺麗だし音の響きも良くなる。チーム員に指摘する自分が力んだ演奏をしてはならないものを、嗚呼。反省


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