ここ二週間ほど夕刻から夜にかけてのテレビは「忠臣蔵」三昧だった。今夜は高倉健主演の「47人の刺客」で監督が市川崑だったので妙に凝っていていつもの娯楽ものとはいささか異なっていた。市川崑監督というば東京オリンピック記録映画製作を任された監督だったが、彼独特の視線で映像を構成したため記録映像ではなくアート的だと指摘され編集しなおしを命じられた。そんな凝り性の監督なので暗いイメージさえある。「木枯し紋次郎」もそうだった。痛快な股旅ものとは描き方が異なるので好き嫌いはあろうが、「あっしにはかかわりござんせん」というセリフが受けて視聴率30%台と良かった。
ま、そんなこんなでこの暮れの私の楽しみ「忠臣蔵」は幕を閉じた。
ま、そんなこんなでこの暮れの私の楽しみ「忠臣蔵」は幕を閉じた。
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