町の生涯学習大会が開かれた
大人も子供も日ごろの成果を発表するのだが
各自がそれぞれに趣向凝らした報告は見ていて楽しめた
そんな中 S小学校は全校生徒9人全員で発表した
言葉に詰まる下級生に 上級生が耳打ちして
助け合う姿はほほえましかった
この学校も今年で最後の卒業生を送り出す
また一つ学校がなくなるのだ この地域は住民全員が学校の子どもを知っているすばらしい夢のような地域だったのだ
これから残された子供は離れた学校まで長時間通学になる 子どもも親も大変なご苦労だろう
そして何よりも素朴な子供がいなくなるかと思うとむなしい 素朴さがあだになり社会に適さないという考えも有るが
子供は素朴が良い 社会の荒波を知るにはまだ早いのだ
国立劇場で 年に一度の歌舞伎鑑賞です
今月は中村吉右衛門の内蔵助でした
当たり役といわれるだけあって
見事な演技に しばし酔いしれました
他にも 私が気に入ったのは
できの悪い息子に言う富十郎のせりふ
「かえるの子は尻尾があっても 鮒にはならない」
自分の宿命は変えられないからどうしようもないということでしょうか なぜか忘れられないせりふでした
この元禄忠臣蔵は3部作で全部見ないと話が完結しません 来月も観たくなりましたが人気があるので チケットが取れないようです 昔からの伝統芸能など 良いものは廃れることなくいつまでも続くのだと思います
今日も始めのうちは疲れが出て 眠りそうになりましたがだんだんと話が面白くなり真剣に観ていました 一昨日は美術館 きのうは文化展そして今日の歌舞伎と三日間 気がつけばたっぷりと文化に浸かっていました
菩提寺から御詠歌の教典をいただいた
御詠歌といえば葬式ソングで「 こーこーろーのーやぁあみをぉてぇらぁしぃーまぁーすううー」と黒田節のような曲でおばあさんたちが鈴を鳴らしながら唱えている ところがこの御詠歌新曲は 作詞 作曲 南こうせつである
「 出逢いも別れも抱きしめて 生きている今を愛していこう」とあの 神田川 赤ちょうちん 妹 夢一夜 などのヒット曲を歌ってきた人が 今が大事だと教えてくれている
京都 大徳寺小関宗園和尚の 「今ここで頑張らずに いつ頑張るのだ」に通ずる そういえば南こうせつ てお寺の息子でしたけ
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