写真は 今年6月4日開港予定の富士山静岡空港近くの立木
滑走路のちょうど正面にあるために 飛行機の離陸の邪魔になる
飛び立つ位置を300メートル後ろにずらして暫定運用するようだが
それでも悪天候などで立木方向からの進入は電波誘導ができないために
運行に影響がでる可能性もある
県の職員は伐採工事着用書を12月26日の夜になって所有者の所に持参して
回答を県庁の閉まっている28日までとしたという 話し合いをしないで一方的に
除去を求める姿勢はおかしいと所有者は語っている
所有者は立木を切るつもりはあるが 県の姿勢が気に入らなくて切る気にはなれないようだ
しかしこの木のおかげで富士山静岡空港は注目されるようになった
暫定運用で新たに発生する1億円の工事費用は 宣伝費だと思ってあきらめるしかない
ずっとこの木を切らないで毎年伸びた分だけ滑走路を後ろにずらす工事をすれば
雇用の促進にもなるから いいか
あいにく富士山は雲に隠れて見えなかったが 立木の後ろに富士山の見える風景は
ビューポイントとして悪くはない 正月休みの見物人は私だけではなかった