10年前 喪に使用した私製ハガキの残りを保管してあった
それに追善供養の案内をプリントした
印刷してから49日と算用数字で書いたことに気付いた
何となくすっきりしない四十九と書き換えたくてもはがきがもうない
10年間保管したハガキが一瞬で無駄になった
私製ハガキを求めて 近くのホームセンターに行った
売っていない 見つけられないだけかと店員に聞いた
「私製はがきって普通のはがきですか」
と反対に聞かれたが普通のはがきの意味が私にはわからない
別の店に向かった やはりどこに置いてあるかわからない ここでも聞いた
「ハガキは年賀ハガキを売っているコンビニならあるかもしれません」
・・・・・ホントかなと疑った さらに 「郵便ハガキですよね」
どうも官製はがきと間違えているような気がした
郵便ハガキだけど切手を貼るもの といってようやく理解したようだ
「私製」と漢字で書けば分かりやすいが 言葉では理解しにくいのかもしれない
私のろれつが回らないようになったのかと心配もした
私製ハガキは100均にもありそうだし 文房具屋にもありそうだが
ここからは遠いので寄っただけ カーマとコメリ
結局遠方は官製はがきに 近所は家にあったトトロの絵の入ったものに印刷した
今までよそから アニメの絵柄で法事の案内状をもらったことはないけど
こだわらない とらわれないで 般若心経空の心で由としよう
官製はがきは やはり表に案内文を印刷してしまったが
1枚だけで済んだのは 学習して試し刷りしたからだ
と 自分をほめた