写真はネットから拾った参考写真 ホタルがいっぱいの193枚の合成写真
ということは実際のホタルはこの193分の1しかいないことになる
フイルムカメラの時代は長時間露光で撮ると
ホタルが縦横無尽に飛び光の線を描いた写真が撮れた
デジタルカメラでも同じ写真は撮れる
ホタルの乱舞する光の線を撮ったことは或るが
ほたるの出る範囲は広くて 写真では納めきれなく
いまいち迫力に欠けるものしか撮れなかった
それが最新のデジタルカメラはこの写真のように
ホタルが点滅している写真が撮れるようになった
コンポジット(比較明合成)という方法だ
ことしの町のフォトコンテストはこの方法で撮ったホタルの写真が入賞した
入賞した人に聞くと カメラマンの中には懐中電灯で照らした子どもを怒た人もいたという
怒った人は昔ながらの長時間露光で撮っているのだろう
比較明合成だと 入れたくない光はカットすればよい
「こんな多くのホタルが出るハズがない」というと
「いや今年はいっぱいでた」と合成写真だと気づかない人もいた
人の目は便利でいいものは脳裏に記憶するが見たくないものは消してくれる
が写真は正直で見たものしか映らないし 見たくないものも映ってしまう
それがこの方法だといっぱい映るし ホタルの出ないような場所にも出すこともできる
合成写真は邪道だという古い考えを捨てて
比較明合成も使いこなせなくては ついていけなくなると感じた