恵比寿講をググってみると 10月など様々な日が出てくるが
この辺りでは11月20日が昔からの風習 恵比寿講だ
商売の神様と言われているが 農村では田の神様でもあったのだろう
ここには西宮神社があるが そことかかわりがあるかは定かでない
現に以前の家は氏神様が八坂神社だったが 恵比寿講を祀っていた
恵比寿大黒の掛け軸(えさんと言っていた)を掲げて お膳を用意した
両脇に大根をそろえ お膳には 赤飯 煮もの 鯛も並べるが
本物の鯛を買ったことはなく鯛の形をした練り製品か干菓子が代用されていた
ささやかなお供え物だが子どものころは家族でくじ引きをしてこれらを食べた
また近所の駄菓子屋などで買い物をするとでミカンなどをくれた
調べると 同じ日に誓文払い(せいもんばらい)などもあるが
恵比寿講とは異なる 日ごろ商売上の駆け引きで嘘をついた罰を
祓い神罰の放免を請う行事となっているので これも商売には関係してくる
いずれにしても 何をしても許してくれる神様がいるから救われて過ごすことができたのだ
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