遅ればせながら「本日は お日柄もよく」を読んだ これも一気に読める本だ
言葉の持つ力が 人を感動させて 国を動かす力にもなる
スピーチライターの存在 ライター同士の戦いなどが楽しめる
マグダラ屋は まぐろと鱈をかけあわせたような魚が釣れるという伝説から付けた店名
過去を持ち死に場所を求めて辿り着いた海辺の寒村の名は尽果(つきはて)
マリアと屋ばれる女性は上から読んでも下から読んでもアリマリア
マグダラ屋で働くのでマグダラ屋のマリアと呼ばれている
マグダラマリアをもじっているのだろう
登場する人物はシモン マルコなどキリストっぽいのも面白い
ストーリーも 壮絶な過去を背負って生きている人々の物語
「生きるぼくら」では米作りの農業だったがマグダラ屋は食堂
食べ物を題材にするなど 何となく似ているような気もした
どの本もその世界観に引き込まれてしまいます
壮絶な環境を乗り越えるストーリーは楽しめます