ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

お雛様の掛け軸

2016-04-05 11:15:51 | フォト日記


月遅れの雛まつりも過ぎた 掛け軸も片付けた 
娘は皆嫁いで家にいなくても 人形だけは毎年飾っていた

今年は娘の出産で里帰りしていて ひな人形飾る場所もなかった
それにも喪中でもあるしで人形を出すのをやめた 

代わりに掛け軸だけを吊るして由とした 掛け軸は家に昔からあったもの
ボロボロだったが 数年前に表装し直してもらった

家が貧しくて雛人形は買えななかった代わりの掛け軸なのだろう
これだけでも飾れば 人形を出した時と同じ気持ちになる

娘も赤ん坊も3週間家にいてくれて アパートへ帰っていった 
また老夫婦の静かな二人暮らしに戻った

それでも妻の実家からは毎年三色の餅が届けらる
出し入れの手間は省けたが 雛餅だけは例年と同じように食した


まつりは過ぎてもさくらは見ごろ

2016-04-04 14:00:02 | フォト日記


桜の花もほぼ満開になってきたころ桜まつりは2週間の幕を閉じた
きのうはソーラン乱舞などでにぎわっていた 祭りは終わっても

まだこれから満開を迎える木もあるので花見は儒分楽しめる
見渡せる高台に登れば町には桜の木が多いことがわかる

桜は散りぎわがきれいだし これから風でも吹けば桜吹雪となり
町は桜の花の白で埋まる  けさは牛代のみずめ桜を見てきた

休日には身動きができないほどの車の渋滞も今日はなく人もいない
小雨もパラついていて花も見ごろ幻想的な写真が撮れるのにもったいない

「フォトライフ四季を見て来たという人が多かった」と所有者の奥さんがいう
私はうれしくなって 向かいの山に登ってしまった


花の寺 龍光院

2016-04-03 00:00:12 | フォト日記


Gゴルフの交流試合が笹間地区であった いつもの芝生と違い土のグランド
だからではないが 全く振るわずいつもと同じ結果

終了後に寿永の桜見物 売店もでてにぎわっていた
静岡市内から新聞を見てきたという6人組もいた

その人達に 誰も知らない隠れたお寺を紹介した
道案内の私の車について来た 花の寺龍光院

桜の色の美しさに喜び 庭のスイセンの種類の多さに感動した
一緒にゴルフをした仲間も立ち寄り 初めて知ったといった


サヨさん名誉駅長か

2016-04-02 15:48:13 | フォト日記


無人駅で惣菜を作り販売し抜里駅の知名度を上げたサヨさん
大井川鐵道の前田社長から感謝状が渡された

サヨさんこの日は真っ赤なブレザーで喜びの挨拶を述べた
「名誉駅長に就任させていただき光栄です」と そうか駅長だったのか

80歳のサヨさんいつまでも前向きな姿勢は変わらない
最近 さよさんを取り巻く世間の人が多い 

この日も見知らぬ人が大勢来ていたが
地元民は区長が義理でいたぐらいで 他はいない

サヨさんの感謝状も地元の人には浸透していないようだ
私も居場所がない 早々に退散 居場所を求めてひぐらしへ

ちなみに真っ赤なブレザーコートはY本正子さんが
40年前に新婚旅行に着ていったもの 紅白歌合戦ではない

* 後日文章に相違があると指摘された 区長は親しい間柄で義理ではない
地元の人も見えないところに大勢いたということだった 私にはそう見えなかたけど


牧之原公園のカタクリは見ごろ

2016-04-01 17:20:28 | フォト日記


上を向いて桜ばかり見ていたが 下にはこの時期カタクリの花も咲いている
花狩人としては見逃せない 特に下向きに咲く花に愛着を感じる

カタクリの群生する牧之原公園で花の会が配布していた資料によれば
ユリ科の多年草でカタコユリの略だと書いてあった 

カタクリは6から7年経ち成熟して花をつける
大井川流域での自生は少なくほとんどが牧之原大地周辺

中学校理科部の生徒が 移植せずに肥料を施し保護してきた
獣よけと人間よけの金網の中で斜面いっぱいに咲き誇っている

「もののふの 八十をめとらが 汲み乱ふ 寺井の上の 堅香子の花」大伴家持
この堅香子(カタカゴ)がカタクリ この花が水を汲む少女たちに見えたらしい

何かに見えたから歌に詠む 何かに見えるから写真を撮る
通ずるところがあるかもしれない