目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

布おむつ、作っています

2008年05月17日 | えこな記事
布おむつを作っています。
(ようやく、こういう作業が少しずつでも出来るくらいに体調も回復しました。
嬉しいです)
家にある古シーツを縦70センチ、横30センチの長方形に切って、それから輪っかに
縫い付ける、という昔ながらの古式な布おむつを作っています。

お茶の時間や、農作業の休み時間など10分、20分の間にちまちま~と縫っています。

1枚のおむつにつき、200センチほどの長さをひたすらチクチク縫っていく、
心休まる単純作業なのですが、元が不器用なので、なかなかすぐには縫いあがりません。
刺し子糸など余った色糸を使っているので、赤、緑、水色、とかなりカラフルな布おむつになっています。

何せ時間がかかっているもので、1枚できあがると、
きゃあきゃあ喜び、ほおずりしたり、壁に飾りたくなるようなおかしな感情がわきあがります(笑)
しまいには「つけてあげようか」などと、1枚出来上がるごとに遊ばれている連れ合いもかわいそうなもんです。


我が家では、宿泊されるお客さん用のシーツが何十枚もあり、
お客さん用、ということもあって、わずかに黄ばんだり、少しでも
汚れがついたりすると新しいものと取替えます。その古シーツを使っています。
何度も洗ったものなのでゴワゴワしていてちょうどよいです。
探すと十数枚もでてきたので、かなりの量の布おむつができあがりそうです。
こんなに沢山の布が再利用されるのは、個人的にかなり嬉しいです。

ものの本を読むと「布おむつは、2枚1組で30組ほど用意すること」と書いてありました。まだ6枚しかできていません。あと54枚必要です(笑)
大変だ~。

母親に聞くと、私も布おむつで育ったそうで、
「佐渡のおばあちゃんが産まれる前に全部縫っておいてくれたんだよ」
と、教えてくれました。
おばあちゃんがお母さんを育てていた頃は、布おむつの臭いとりのために
川に入って、流水で臭いをとって洗っていたのだそうです。
桃太郎のようなお話ですね。

ちなみに連れ合いも布おむつ。
2人のいとこが使い終わった布おむつを使っていたのだそうです。
(究極のリサイクルですね~)

今はこんなにキレイな布おむつも、汚物にまみれる時がくるのか~。
よおく眺めておこうと思います。


追伸:
今回のこのおむつ作成のために、
久しぶりに裁縫箱を開けたらマチ針が何本が錆びてしまっていました(笑)

新しいマチ針を買おうかな、と思っているのですが
島内ですと昔ながらのマチ針しか販売されていません。
どなたか使っていて楽しい可愛らしいマチ針をご存知の方、是非購入先を教えていただけませんでしょうか?

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomo)
2008-05-20 18:40:29
まち針情報ではなく、針山(ピンクッション)について、です。ごめんね。
コーヒーのドリップ後に出るたくさんのコーヒーかす(って言うのか?名称が分からな~い、と、今気付いた。)をフェルトの中身にして作ったピンクッションは、コーヒーかすに残っている油分が針の錆を防ぐそうで、母が昔作ってくれました。
よかったらわたしにも作って~♪
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Unknown (tomo→emyu)
2008-05-20 18:42:13
ややこしい名前でしたね。ごめんなさい。
わたしも妊娠中に布おむつを縫うぞ!と張り切っていたのですが、縫う前に産院でお古をいただいて、事足りてしまったのでした。ちゃんちゃん。
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Unknown (tomoさんへ)
2008-05-22 10:23:50
コーヒーかすを使った針山ね~。学生の頃、その方法を知った時は「なんて素晴らしいリサイクル方法!」と飛びつきました。でも当時はアホでしたね~。
作ったはいいけれど、しっかり乾燥させていなかったせいで使うほどに針を錆びさせてしまいました(笑)
ああ、懐かしい~。
布おむつのお古、いただく方多いようですね。
地道にコツコツ縫っていこうかな、と思っています。
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