日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

不便の中に工夫が見える

2010-02-23 | 他人のフリ見て我が身を正す
いつの間にか自分自身がぬるま湯にどっぷりつかり込んでしまっていました。

先日参加した某金融機関の新年総会(某温泉旅館で開催)で
たまたま同室になった弊社のお客様
A社様は社長様が来れれており
B社様は経理担当部長(60代前半)が来られていました。

旅館に到着後
お風呂に入り、その後総会、懇親会と行事が進むことになっています。
そんな中、各人到着後浴衣に着替えました。

一番遅く来られた経理部長様の着替える姿を見て「ハッ」とさせられました。
上下とも薄手の下着を何枚か重ね着し
更には足元にはレッグウォーマーを履いておられました。

思わず「良いものを履いておられますねぇ。」と声をかけました。
部長様は
「ええ、工場の中は寒いですから…。
こんな時代なので暖房を点けてくださいとも言えないですしねぇ。
自分で工夫できるものは自分で工夫しないと…。」
人柄を表すようにポツリポツリとお話ししてくださいました。

確かに部長様のおっしゃる通りです。
私たちはいつの間にか便利になり過ぎて
ちょっと工夫すべきものまで、周囲に甘え過ぎてしまっています。

そう言えば以前にも書いたと記憶していますが
おじいちゃんの家に遊びに来た小さなお孫さんが
洗面所で手を洗おうと水道の蛇口に手をかざして
「あれぇ?おじいちゃん!お水が出ないよお~」
そんな事を言われ、便利さの弊害を話された事を思い出します。

不便だからこそ工夫が生まれる
さっそく、社内の暖房を完全OFFにしたいと思います。

あれ?
なんか方向が違っていますか?
・・・
コメント
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