日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

身も凍るようなモラトリアムの現状

2010-09-16 | 危機管理
誰がこんなことを予想していたでしょうか?
私たちの目に見えないところでモラトリアムが大きな雪崩になってしまっています。

明日、山口県で金融セミナー講師を担当する為最新情報を入手していたら
とんでもないことが起こっていました。

昨年12月4日施行の中小企業円滑化法の利用件数が異常値を示しています。
これを異常値と見るか、仕方無いと見るかで
これから先の我が国中小企業の有り方が変わると思います。

金融庁のHPによると平成22年8月末の速報値で
39万件の条件変更の下、13兆円の借入金の返済が条件変更されています。
あくまでも銀行のみであり、信用金庫や信用組合、農協などは入っていません。

今年6月末の確定地から推測すると
60万件の条件変更の下、20兆円の借入金の返済条件が変更されていると推測されます。

倒産の定義
金融機関の債務者区分格付け
そんな事を考えると
このモラトリアム法案が来年3月末までの時限立法という事で背筋が凍ります。

本当に良かったのでしょうか?
私にはこの法案が中小企業の世界に
芸能界でいう田代まさし、押尾学、清水健太郎予備軍を作って行っているようにしか思えません。

こんな中で、雇用拡大の政策なんてあるのでしょうか…。
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財布の中を覗くな!

2010-09-16 | 自己啓発
いつもいつも気にしていませんか?
財布の中身・・・。

なぜ財布の中身が気になるのでしょうか?
それは、「後いくら残っているかが気になるから」ではありませんか?
財布の中身を気にする行為はコップに残った水を気にするのと同じです。
更にいえば、夏休みが始まったばかりなのに夏休みの残りを気にするようなものです。

まさに「後ろ向き思考」に陥っている状態なのです。
特に、経済の真っ只中にいる経営者の方たちにお願いしたいのは
財布の中身を気にするのではなく
どれだけ財布にお札を入れられるか
どうしたらお財布にお金が勝手に飛び込んでくるかを考えて欲しいものです。

本当に難しいのは財布の紐を引き締めることではありません。
如何にしてお客様の財布の紐を緩めるかという所に有ります。
決して騙せとか無駄遣いをさせろといっているのではありません。
お客様が自ら納得して財布の紐を緩めたくなるようにして欲しいのです。

あっ!
また、こんな不景気のときに・・・、なんて言い訳を始めようとしていませんか?
必要なのは「自分自身の考え方を変えること」です。

社長さん、あなたはご自身の財布の中身を覗き込んでため息をつくなんて事はありませんよね。
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