日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

隔世の感

2010-09-27 | つれづれ
鳴り物入りで改正された貸金業法
その影響は貸し手、借り手ともに多大な影響があるようです。

一時は高額納税者の中に何人もの貸金業者が名を連ねていた事がありました。
それが・・・

近年の主な倒産は
SFCG・・・負債総額5,500億円
ロプロ・・・負債総額2,500億円
リーマン・ブラザーズ・コマーシャル・モーゲージ㈱・・・負債総額3,834億円
サンライズファイナンス㈱・・・負債総額3,639億円

そして、貸金業者数も最大47,000社あった1986年から
今年四月には4,000社を下回り3,900社あまりになってしまいました。


武富士株、売り注文殺到し取引成立せず(読売新聞) - goo ニュース

借り手を追い込み死に追い詰めた業者も多々あります。
間接的にそれを許したのはグレーゾーン金利を作ったままにしておいた法の問題があります。
そして、貸金業者に何千億円もの融資をしていた銀行たちです。

今回の武富士の破たんで益々貸金業者がトカゲのしっぽ切りをするでしょう。
かなり進んだとはいえ、グレーゾーン金利の返還請求が困難になってしまいます。

結局、一番の被害者は
遊興費とは関係のない真実の生活費を借りて
まじめに返していた人たちなのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学ぶことは真似ること

2010-09-27 | 自己啓発
時に触れ
耳にした
口にしたりする言葉の中に
「学ぶことは真似ること」という言葉があります。

もともと「学ぶ」も「真似る」も同じ語源なのだそうですが
両方とも「真に似せる」ことなのだそうです。

ひと昔前というよりは大昔
人の技術や技は「盗め」といわれていました。
まさに「真似ること」にあったのです。

従って、親方や先輩は自分の技術やノウハウは
そう簡単には真似させまいとして
核心の部分に関しては、部下や後輩が居なくなった時間を見て
最後の重要な部分の仕上げをしていたものでした。

最近は、教えられて当たり前
用意されて当たり前
失敗しなくて当たり前
そんな風潮が強くなりすぎて
「学ぶ」や「真似る」意識さえどこかに吹き飛んで行ってしまっています。

私が好きでご紹介している加賀屋の小田会長の言葉に
「真似る」
「慣れる」
「己(おのれ)」
という言葉があります。

何ごとも先ずは真似をして
それが自分のものになって初めて
自分というものが出せるというものです。

学ぶことは真似ること
先ずは自分自身が先達の真似から始めたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする