日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

警察に言ってください!

2010-09-21 | 他人のフリ見て我が身を正す
実名を挙げてお話ししたいような事案です。
あまりにも無責任極まりない
あまりにも商業主義な警備保障会社従業員の対応に開いた口が塞がりませんでした。

某研修会を終え私が車を止めておいた100円パーキングへ向かう時
道路上に名刺入れが落ちていました。
そこは警備員のいる立体駐車場の目の前でした。
もう少し正確に言うと立体駐車場の目の前の公道の中央に落ちていました。

夜の闇にかき消されはっきりはしませんでしたが
一瞬自分の名刺入れを落としたのかと錯覚し(過去に数回名刺入れを落とし届けて頂いた経験があります。)
往来する車が向かってくるのも気にせずに名刺入れを拾いに行きました。

手に取った瞬間
その名刺入れは私のものでない事は明確でした。
厚みが違うし、また、素材も明らかに違いました。

ものがものだけに落とし主の個人情報漏えいという事にもなり兼ねない為
目の前の立体駐車場の警備員さんに落し物の処置についてお願いをしようと話しかけました。

私・・・すみません。直ぐ目の前に名刺入れが落ちていたんですけれど、通りすがりなので対処をお願いして良いですか?

警備員・・・えっ! どこで拾われたんですか? 公道ですよね。

私・・・はい。この駐車場の目の前です。 もう行かなくてはいけないのでお願いできないですか?

警備員・・・公道に落ちていたんですよね。 申し訳ないですが交番へ届けて頂けないですか?

私・・・えっ!? この駐車場の目の前に落ちていたんですよ。 お願いできないですか?

警備員・・・公道に落ちていたものは交番にお願いできないですか・・・。

私・・・わかりました。 落とし主が困っておられるだろうから、失礼して中身を確認して本人さんに連絡します。


そう言って、私は名刺入れを失礼ながらあけさせてもらい、
一番たくさん入っている名刺の宛先に電話をしました。

電話をすると落とし主は気づいていなかった様子でしたが
直ぐに取りに行きますと言って大急ぎで取りに来られました。

その落とし主の会社は
立体駐車場の公道を挟んで真向かいにある
金沢市内でも有数の高層ビルに入居されていました。

それにしても
○○警備保障の名前を腕や胸に刺しゅうした制服を着た警備員が
道路に落ちていたからといって自分の仕事の範疇ではないと言って
落ちていた名刺入れについて知らぬ存ぜぬです。

私は、警備員に声かけをした際に「公道に落ちていた」などとは一言も言っていないのです。
警備員は、私の発見以前に名刺入れの落とし物を発見していたのに
知らんぷりをしていた事が伺われます。

相手が一介の駐車場の管理人さんなら何も言いません。
しかし、○○警備保障という会社名を付けたプロの警備員です。
自分が請け負った仕事だけを全うすればその責任を果たせるなどと思っているとすれば
警備保障会社の名前を外してほいしいと思います。

会社人である前に社会人であってほしいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まず臨終のことを習うて後に他事を習うべし

2010-09-21 | 気になる一句
少しばかり生き方のお話しをしたいと思います。

以前にも書いたとおり、ひと昔前なら既に二度目の人生を日々送らせて頂いている身として
これからは世の中にお返しをするのが自分の生き方にも必要と考えるようになりました。

命の次に大切と言われるお金を扱う仕事をしながらも
その無常観や非情な面を見せつけられるにつけ
お金の中には幸せが凝縮されているとは考えられなくなってきました。
従って、生きざまについて考える・・・。
きっと年を重ねてきたという事なのでしょう。

そんな中で出会ったのが日蓮聖人のお言葉です。

『まず臨終のことを習うて後に他事を習うべし』

日蓮聖人は、臨終のことをわきまえてから、
人としての生き方を学ぶべきであると説かれているのです。

ややもすると自分は死なないと思ってしまう私たち修業をしていない者の考えですが
今日生きている事自体が奇跡であるという事を理解する必要があるようです。

死生観ともいうべきものなのかもしれませんが
先ずは、死は必ずやってくるのだという自覚の下で
物事に接して行きたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする