あなたが苦しんでも

たまたま車載テレビを通して飛び込んできた言葉です。
「あなたが苦しんでも私が楽になる訳じゃない。」
我が子を殺された母親が地面に両手をつき謝罪する
加害者の母親に向かって諭すように言った言葉です。

人はなぜか自分の人生観の中に「周囲の目」を入れてしまいます。
周囲の目を意識するから苦しくなります。
自分の苦しさを和らげるのは周囲の人じゃない、自分なのです。

人に腹を立てるのも自分
人を羨むのも自分
人を無視するのも自分
人を嫌うのも自分
人を蔑むのも自分

人があなたを苦しめているのではありません。
勝手に苦しんでいる自分を見つめることが出来れば
そこから抜け出す自分を見つけることが出来そうですね。

良い生活の為の貧相な人生

自己反省を含めて最近になって思うこと
私のこれまでの人生は
良い生活を夢見過ぎて、貧相な人生を送っていたように思います。

良い生活とはモノやお金に溢れること
良い人生とは心が豊かになること

人が羨むような家にも住みました。
夫婦それぞれの車があります。
欲しい時に欲しいものがいつでも買えます。
家電製品も家具ももうこれ以上家に入らないほど溢れています。

しかし、何かが足りません。
モノでは補えない何か・・・。
それは心の豊かさでしょうか、

モノで比較するから他人の目が気になります。
他人の目を気にしない豊かな心があれば
羨むことも無ければ視線を気にすることもありません。

そもそも他人と比較をすること自体が
心が貧相になっている証拠かもしれません。
比較をするのは他人とじゃない昨日までの自分で良いのではないでしょうか。

モノで測る人生なんてつまらないものですよね。

見方・考え方 トイレットペーパー編

モノの見方考え方は色々あるものです。
今朝何気なく聞いていた東京ＦＭでの話題です。

トイレットペーパーの三角折りはすべきか否か？
あなたならどうする？

何気ない話題でありながら
見方・考え方のヒントがそこにあるように感じました。

三角折にする人・・・次の人がとりやすいように
何もしない人①・・・無頓着な人
何もしない人②・・・う○こを拭いた手で折るなよ！

面白いものですね。
あなたは折る側からトイレットペーパーの三角折を見ますか？
それとも使う側から三角折を見ますか？

私はこのラジオの話題を聞くまで
何もしない人②の思いが分からない何もしない人①でした。

ヒントは現場に落ちている

売上げが上がらないと嘆いていませんか？
売上総利益が低いと嘆いていませんか？
人件費が高いと嘆いていませんか？
営業利益が出ないと嘆いていませんか？
経常利益が出ないと嘆いていませんか？

それでは質問します。
売上げが上がらないのはなぜですか？
最低１０個以上の原因（と思われるもの）を出してください。

①売上目標を全社に浸透させていなかった
②新規のお客様が来なかった
③客単価が上がらなかった
④外へ向けての広報（チラシなど）をしなかった
⑤上司が部下一人ひとりの動きを把握していなかった
⑥価格が高いと思われている？
⑦口コミでお客様が増えない
⑧新規顧客候補がない
⑨魅力ある新商品（サービス）が無い
⑩途中経過を確認していない
などが上げられます。

それではこの10個の原因を更にひとつ当たり5つの原因を考えてください。
①ー①　全社員へ向けての目標値を発表する制度が無かった
①－②　集計するのに時間を要するから
①－③　一人当たり売上げの重要性を話していない
①－④　行動計画を策定していないため指示できない
①－⑤　大きな声で指示するものがいない

全従業員からこんな風にして色々と意見を求めてみてください。
売上が上がらない理由
こうすればよくなるというヒント
従業員の考え
色々なものが意見として出てくるはずです。

お試しあれ！

安かろう悪かろう

セルフサービスの弱点見たり！
そんな感じをこの羽田空港でさせて貰いました。
もちろん食べものネタですが…。（ついでにビールも…）

意地汚い私はこの手の内容をブログに書くなと
親族中から非難されているのですが、書かずにいられない…。
変な趣味に走っているのかもしれません。。。

いつものように羽田空港に着き搭乗便まではしばらくあります。
朝ごはんの付いていないホテルに泊まり
お昼頃は食欲も無く
ここらで喉も渇いたからと入ったセルフサービスのファミレス
第一ターミナルビルをお使いの方は良くご存じの
○oyal○eli

入った瞬間、出ようかな…
そんな事を思わせられましたが
これも勉強と思い辛抱する事にしました。

案の定
私の前に並んでいる人たちに笑顔はありません。
それどころか何故かギスギスした感じがします。

それは明らかな店員不足が招いているものでした。
レジを使えない、客あしらいができないバイト君にレジをさせ
目の前の作業で周囲も見えないおばちゃんに飲み物を任せ
おそらく一番のベテランと思われる女性が
動かぬ後輩たちに大声で指示を繰り返します。

○○さん聞こえたっ！？
それは後ろから二番目のお客さんのっ！！
どんなにできる女性でもそこに煌（きら）めくものはありませんでした。


二度と来ないだろうな…。
今日のお客様を次に繋げる驚きは微塵もありませんでした。
それどころか私が注文したプレートの上を見ると…。

Ｌサイズの筈の生ビールは明らかに中生ジョッキの変形
おつまみはフライドチキンに蛸のカルパッチョ
そしてナスとトマトの○○（なんというものかわかりません）
これなら庄屋（庄屋さんごめんなさい。貴店は素晴らしいと言っているのです）の
突き出しの方が何倍良いか、という代物です。

確かに価格に誘われて入ってしまいました。

１３００円なら仕方がないね。
そんな風に言わないでください。
確かに他のお店でビールの大ジョッキとおつまみ３品を頼むと
どんなに安くても２５００円超になります。

採算を合わすためのセルフサービスと徹底した人員削減
明らかに手抜きの料理と小さなビール（←実はこれが一番の原因？？）

お客様あっての飲食業。
お客様あっての事業です。
目線を変えないと撤退するしかないお店の一つになってしまいそうです。

そうそう
久しぶりにおいしいと思わないビールを飲んでいた時
某行政機関から緊急の電話があり慌ててお店から出ましたが
タッチの差で電話には出られませんでした。

こちらから掛け直すと
資料を送ったが見て頂けたかという内容でした。
出張中であることを告げ検査場を通過して気が付いた事がありました。

あっ！！傘がない！
昨夜ドシャ降りになったため急遽買った500円の傘
天気が回復した今日は一日中その傘を持って羽田まで来たのに
なんとそのお店に忘れてきてしまいました。
貧すれば鈍するとはこのことでしょうか…。

脱帽 サービス業の神髄とは

申し訳ありませんが私にはできません。
競争の激しいホテル業界
とにかくお客様には嫌な思いをさせないという姿勢
あまりの非日常的対応にこちらが赤面してしまいそうでした。

場所は東京飯田橋
件（くだん）のホテルは駅から５分ほどの立地にあります。
二日間の予約を入れておいた私は
急遽二日目の宿泊を断念せざるを得なくなり
フロントに申し出ました。

少々お待ちください…。
フロント受け付け担当は今日と明日の予約を確認しています。
明日の宿泊が叶わなくなった私に向かって
「明日の宿泊分を取り消しさせていただきました。
キャンセル料は今回は頂戴いたしません。」

何の厭味もなく
何の疑いもなく
ただ淡々とキャンセルの手続きを進めてくれました。

競争が激しいホテル業界だからでしょうか？
それとも今回のキャンセルよりもファンとなって
次回来てくれることを期待してでしょうか？
あまりの見事さに脱帽です。
こんな単純な事ですが、一瞬にしてまた宿泊しようと思ってしまいました。

我が身に置き換えた場合できるだろうか…。
またまた見習わないといけないものを体験してしまいました。

もうひとつお願いがあるんだけれど…

私の親族には人格者が多いのではないかと思う時があります。
今日もそんな経験をさせて貰いました。

今回は父方のいとこ（女性）です。
昨年来ある仕事を頼まれていたにもかかわらず
自分の忙しさと
社員の勉強の為という言い訳で
今日現在まで仕事が完了していない案件があります。
何度かは確認などで連絡は取り合っていたのですが
ここ数カ月は気にしながらも連絡をしていませんでした。

電話をしなきゃ、電話をしなきゃ
そんな事を思いながらも日にちだけがが過ぎていました。

名古屋へ向かう電車の中でそのいとこから電話がかかってきました。
あっ！ついに催促の電話がきた！
そう思った瞬間、電話は切れてしまいました。（留守録になってしまいました）

留守録を再生すると
そこにはいとこの優しい口調で
「もうひとつお願いがあるんだけれど、一度連絡をもらえないかな？
どうすれば良いかわからないから、アドバイスが欲しいので連絡ください。」
そんな内容の留守録でした。

叱られる以上に申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。
もちろん今週末に訪問することにしましたが
いとこの優しいお願い事に助けられた気がします。

山本五十六 実年者の態度

年寄り疎（うと）むな行く道じゃ
　　　　　こどもを疎むな来た道じゃ

記憶は定かではないのですが何故か心に残っている言葉です。
ひょっとしたら私が記憶している言葉の原典はここにあったのでは？と
思われる言葉が山本五十六元帥の名言の中にあります。
以下にご紹介します。


実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。

今どきの若者は全くしょうがない、
年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、
いったい日本はどうなるのだ、
などと言われたものだ。

その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。


自分を省みてただただ恥ずかしいばかりです。
山本五十六元帥は、本当に人を大切にした人なのだと
つくづく思う私なのでありました。

ソクラテスの言葉より

哲学者ソクラテス

たまたま通りすがりで見かけた言葉が何故か心に残りました。

「私の知るすべては、何も知らざることなり」

無知の知と言われるものでしょうか。

仕事上満腹感が出ることがあります。
その満腹感はなぜ出るのでしょうか？
ひょっとしたら自分という器の大きさを
自分なりに決め込んでしまっているから
満腹感が出てしまうのではないでしょうか。

人は向上心がなくなると愚痴や反感しか持たなくなるように思います。
また、自分さえ良ければという身勝手な考えになってしまうようにも思います。

「私の知るすべては、なにも知らざることなり」

この言葉で「なんだかやれそうな気がする！」と思うのは私だけでしょうか・・・。

行き詰る必要はありません！

ご存知ですか？
　倒産を経験した経営者のほとんどが金融に無知であったということを
　どうして良いか分らないから何の手立てもせずにＸデーを迎えている事を

　倒産の原因はたった一つです。
　それは支払うべき資金の手当てがつかないことです。

　払えそうに無い！
　だから死を選ぶのですか？
　だから親類縁者みんなを路頭に迷わせるのですか？
　何の策も持たずに自己破産の道を選ぶのですか？

　もしも、金融機関への元金返済をストップできるとしたら
　もしも、消費者金融の支払いをストップできるとしたら
　もしも、取引先への支払いを猶予してもらえるとしたら
　もしも、税金の支払いを猶予してもらえるとしたら
　もしも、、、

　実は、「もしも」ではないのです。
　手法を知っていれば、これから先の事業意欲があれば
　何年後かには一部でも支払いが出来る計画が立つのであれば
　御社は十分に助かる可能性があります。
　金融機関と折衝するには金融機関の内情を知っていればよいのです。
　消費者金融と折衝するには代理人を立てればいいのです。
　難しい事はありません。

　ほんの少しの勇気と本当に解決しようという意欲があれば良いのです。

流れに身を任せる

時代の流れに逆らおうとする人がいます。
時代の流れは自分で作ることはできないということが理解されていないかのようです。

本当に時代の流れに逆らうことはできるのでしょうか？
少なくとも会社経営の中の改善という時代の流れの中では
逆らうことなど愚の骨頂です。
時代はその時代が求めるから刻一刻と変わって行っているのです。

昔ながらの技術や技法を守り続けている人がいます。
しかし、この方達は時代に乗り遅れている訳ではありません。
時代の流れの中に自分達の技術や技能を一緒に載せて
後世へ受け継いでいる人たちです。
これには自己流を入れることなく伝統を守る必要があります。

時代に乗り遅れる人たちは「動かない」「できない」を決め込んでいる人達です。
皆がわかっている筈です。
そう、動けばよいことを
出来ない理由を並べ立てないようにするべきことを…
時代の流れに身を任せるつもりも持ってみたいものですね。

準備不足と過信

大失態をしてしまいました。
滅多にしないことです。（もっともいつもいつもじゃ
誰からも信用されなくなりますが…。）

本日午前中の講演会の場所を間違えてしまいました。
（正）　金沢みなと会館
（誤）　金沢みなとホテル
10時30分講演会開始予定にも拘らず
10時24分段階で未だ間違った場所にいました。
大慌てで会場を移動するも
なんと車のナビの地図に間違いがあり
結局、二分遅れで会場入りとなりました。

休む間もなくの講演会でしたが
遅れた分を取り戻そうと90分間必死で話をさせていただきました。

しかし、、、、
講演会の最後の一番大事なところで
6つあるポイントの内2つのポイントが思い出せない始末
完全に準備不足と言わざるを得ません。

ちなみに参加者の皆様には遅ればせながら2つのポイントを追加いたします。
⑤意見をぶつけ合う
⑥努力を続ける
この二つが不足部分でした。

ご迷惑をおかけいたしました。

今日一日を精いっぱい生きる

やっと6月第二週が本日をもって終わります。
今週も日曜日3件、月曜日2件、火曜日2件の打ち合わせに加え
研修会参加2件、研修会講師1件、銀行頭取との会合1件をこなし
水曜日には東京で3件の訪問、打ち合わせを行い木、金は終日講師団講習会参加
この間に金融機関からの機関紙への原稿執筆と本日以降のセミナーレジュメ作成
こんな感じでした。

そして本日は
9：00～　　某企業様とファンド組成の打ち合わせ
10：30～　　関与先企業様主催セミナー講師　90分
14：00～　　金沢市内某協同組合セミナー講師　120分
18：00～　　能登で決算対策打ち合わせ
今日一日だけでも２００㎞以上の移動です。

そして明日は…

もともと６月は周囲の方にご迷惑をかけるような予定を入れています。
一生の間に一度くらい自分の限界に挑むような仕事をしておくのも経験です。
高速道路で走ることに慣れてしまえば
６０㎞の制限速度で走る一般道を速いとは感じなくなります。
慣れてしまえば何ともない
そんな経験を通してお客様にお伝えできる何かを掴みたいと思っています。

あっ！
来週も３日間の名古屋、東京出張があります。
来週が終わればゆっくり走ることができそうです。

自分の影を踏んでいるよ

一生懸命に何かに挑戦する人を嘲笑うようにする人がいます。
「自分は一生懸命になんかやらない」という事を
かっこいいことと思っている人がいます。
周囲の人のモチベーションを落としてほくそえむ人がいます。

物事に打ち込んでいる人はそんなあなたを見向きもしていません。
そんなあなたから学ぶものは何も無いから…。

働かずに大金を得ようとする風潮が強くなってしまいました。
株・不動産・ＦＸ…
もちろん商品としてあるものですからそれを悪いことだとは言いません。
悪いのは本業そっちのけで現（うつつ）を抜かすことです。
こんなものが流行るから
一生懸命に働く人を格好悪いものとしてしまう。

そろそろ気づいてはいかがですか？
あなたが踏んでいると思っている他人の影は
本当は自分の影なのですよ。

芸は身を助く！？

お店の特徴を持ってください。
あなたの店じゃないといけない理由を作ってください。
○○○なら、ここのお店しかない。
特に飲食店にはこんなお話をさせていただいています。

昨夜典型的な中華料理屋さんへ行ってきました。
会合後の二次会（？）です。
東京九段下にあるそのお店は典型的な中華料理屋さんで
床や壁は油でベタベタ
醤油や胡椒、ラー油の容れ物もベタベタ
拭いた筈のテーブルの上は水浸し
外観上は何の特徴もありません。
それでもお客さんでごった返していました。
食べ物屋さんは人が多く入っていないと不安が残ります。

店員は店員で
注文もしていないのにコップを4個テーブルの上に置いて
ビール瓶の栓を抜こうというジェスチャーを繰り返しています。

「強引だなぁ～、じゃあ抜いて！」
苦笑しながら同席者が言うと
さっさと栓を抜いて瓶をドンと置き
注文を取り始めました。

同席者は皆ラーメンを注文していましたが
会合の時にガツガツと食べていた私は皆で食べようと餃子を二人前注文しました。

色々な世間話をしながらビールを更に一本追加し（結局飲んでいるのですが…）
談笑していると、先ずはラーメンがきました。
特に特徴もないラーメンです。
同席者も特に感慨もなく黙々と食を進めています。

間もなくして餃子が来ました。
二人前と言いながら餃子の皿に山盛りの状態です。
数は10個
おそらく普通の餃子なら30個から40個分に相当しそうな大きさです。
しかも餃子の皮はもっちりとしており
中の具もジューシー
取り皿の汚さをも凌駕してしまう大きさとおいしさです。

この店ならではのもの…
大切ですね。