日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

おとな流接待術

2010-04-05 | 他人のフリ見て我が身を正す
久しぶりに凹んでいます。

人間としての魅力を持ち合わせていない自分を自覚したからです。
いつも接待される側に慣れ過ぎて
大人らしい接待術を身につけていない事を思い知らされました。

相手は弊社のお客様
その道ウン十年の老練な経営者様
そしてもうお一人は、時代の潮流を敏感につかみ一歩先を見通す先見の明を持つ経営者様です。

年配の経営者様が一言
   あんたは経営のプロかもしれないが
   接待の心構えを弁えていないようだ。
   これからしっかりし込んであげなければならないね。

そして、もうお一人の経営者様は
一緒に入って行ったお店の中に、自身のお客様が来られているのを発見するや否や
ママに向かって
   あちらに座っているお客様に私からの贈り物と言ってビールを差し上げて下さい。

何の躊躇もなく
大袈裟に動きまわられる訳でもなく
さささっと、行動されていました。

   あっ!いつもどうもぉ~ 
酔っ払っているとはいえ
そんな対応しかできない自分とは大違いです。

ただただ反省です(二日酔いだからではありません)。

おとなの接待術
しっかり覚えて行きたいものです。
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虎の威を借りる鬼上司

2010-04-05 | 他人のフリ見て我が身を正す
短期的に数字を上げやすい鬼上司
私も数年前まではその鬼上司に敢えて徹していた時期があります。

しかし、鬼上司の下での部下の意欲は
言われなければ動かない
自ら目標設定しない
自ら判断・決断しない
鬼上司の顔色が最優先すべきもの…
そんな風になってしまいます。

また、鬼上司はというと
人事をちらつかせる
恫喝する
不機嫌なフリ(本気?)をする
そんな事をするだけで目標達成できるのですから
実はマネジメントが簡単だったりします。

今は、中小企業は全員一丸となった会社運営が必要な時代です。
そんな中では、虎の威を借りる鬼上司は会社全体の行動量を低下させてしまう原因ともなりかねません。
必要なマネジメントは従業員(部下)が自ら動く気にさせる事です。

厳しくあるべき時には厳しく、優しくあるべき時には優しくできる鬼上司
山本五十六ではありませんが
  やって見せて
    言って聞かせて
      させてみて
        褒めてやらねば
          人は育たず
そんな事を実践できる鬼上司になりたいものです。
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ヤマザクラとソメイヨシノ

2010-04-04 | つれづれ
サクラサク 北乃きいちゃんの歌大好きです。

オイオイ、なんだか変な趣味に走り始めたか?

そんな風に思われても困るので
日本の国花「桜」について最近知った事をご紹介したいと思います。
蛇足ですが、「菊」が国花だろうというご意見も多々あると思いますが
皇室が菊のご紋であることから、皆に親しまれている桜と菊の両方が国花なのです。

ヤマザクラは、野山に散見される桜の木で、
忌避性(周囲に同じ木が育たない性質)が高いので、同じものの繁殖はしにくいそうです。
また、個体変異が多く、その開花の時期や花の色はばらばらなのです。

ソメイヨシノは自然に生えるものではなく全て接ぎ木、
即ち人工交配でつくられた桜なのです。つまり、ソメイヨシノの遺伝子は皆同じという事になります。
従って、花の色も開花時期も同じで「桜の花の潔さ」はここから来るものと思われます。

パッと咲き
パッと散る
桜の花の潔さ…

なんだか好きです。
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経営改善の第一歩

2010-04-04 | 経営改善
過日、弊社へ税務顧問契約を頂いた社長様の一言です。

    税理士を変える事が経営改善の第一歩
    よろしくお願いします。

老練な社長様は深々とお辞儀されました。

こちらの方が頭が下がる思いでした。
そして、責任の重さを改めて感じさせられました。

    ああ、この社長様は私に自社の命運を賭けておられる。
    たくさんの関係者の生活を賭けておられる。

そんな思いを身体の中心にずしりと感じずにはいられませんでした。

未曾有の大不況と言われて久しくなります。
世界の景気はずいぶん回復してきました。
中国の鋼材需要も活発です。
出遅れ感のあった国内企業も輸出産業を中心に持ち直しつつあります。

そんな中でその市場を日本にしている事業所は
青息吐息の状態が続いています。

私にできる事は何だろうか?
もっとお役に立つ事が出来るのではないか?
日々の小さな改善こそが中小企業存続の元になる。

そんな積み重ねを社長様と根気良くやり続けたいと思います。

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ゆとり世代いよいよ入社す

2010-04-03 | 危機管理
4月3日を迎え、新社会人となった皆さまにとって初めての週末
先ずは新社会人になられ、おめでとうございます。

正確にいえば
お父様、お母様を始め、ご家族、ご親族の皆様本当におめでとうございます。
という事になるでしょう。

入社に浮かれている(?)本人たちは横に置いて
二十年以上もの長きに亘り、お子様を育てられた事の辛苦は筆舌に尽くし難いと思います。
どうか、新社会人の皆様には
改めて、ご家族ご親族への感謝の念を持って頂きたいものです。

今年の新入社員はETC型だとか情報収集が上手だとか言われていますが
これから65歳または70歳までの長きにわたり仕事をして行くわけですから
会社にとっては、○○型などと悠長な事を言っていないで
しっかりと育ててあげなければいけません。

ゆとり教育世代の新社会人たちを
伸ばすも殺すも
迎え入れる側の企業にその責任がある事を自覚して
企業側も体制を整えて欲しいものです。

必要なのは、何もしない癖にただ新入社員の成長を待つのではなく
一緒に育つつもりで新入社員の教育をして行って欲しい者だと思います。
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お世話になっております  3月

2010-04-03 | つれづれ
今年の累計  95091PV
3月単月    32804PV

今年の累計  31161ID
3月単月    10303ID

上記の数字は先月3月に「日々改善」を読んで頂いたページ数と訪問して下さった方々の数です。

私の日々感じた事をたくさんの方にお読み頂き
「時々読んでいるよ」とか「○○の記事はおもしろかったねぇ~」とか
「この前は散々だったみたいだねぇ」など
時には私以上に私の事を知っていらっしゃるのでは?と錯覚してしまう事すらあります。

ご覧頂く方の人数やページ数を気にする事は邪道なのかもしれませんが
それでも気にしてしまうのが私です。

ついつい成果をみてしまう…。

いずれにしても、4月も頑張って書き続けたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
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無言のメッセージ

2010-04-03 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
私が絶対に近づけない(いつかは近づきたいのですが…。)
税理士としては後輩に当たる先輩(年齢や経験)のお話をします。

元税務署職員だった先生です。

私たち、年齢的に後輩税理士の行動を暖かく見守り
いつも温和(宴席では人が変わる事も…)な先生とお話をしていると
なぜかホッとしてしまいます。

その税理士先生と懇親会の場でお話していた時の事です。
「わたしは職員を叱りません。
 わたしは職員にああせい、こうせい」とは言いません。
 わたしは職員にやって欲しい事は先ず自分がして見せるのです。」
そんな事をおっしゃっていました。

金沢の自宅を出て奥能登の事務所まで4時起きで出発されるそうです。(自動車でもノンストップで二時間は必要です。)
そして、朝一番に事務所に到着し、トイレ掃除を始められるそうです。
「ありがとう、ありがとう」と感謝をしながらだそうです。
そして気付いた時には率先して来客用のスリッパをきちっと揃えるのだそうです。
頭が下がる思いです。

またまた胸に手を当てなければなりません。
自分の背中を見せて子(従業員)を育てる。

言葉に出すからきつく当たる。
言葉の選び方を間違えると遺恨を残す。
率先して自分の背中を見せる。

見習いたいものです。
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税理士の変え方

2010-04-02 | 良い税理士・悪い税理士
新規のお客様から質問がありました。

「税理士を変えたいが、今までの税理士にどうやって断れば良いでしょうか?」と…

お陰さまで、余程の事が無い限り他から弊社へ変わって来られる事は有っても
弊社から他の税理士に代わって行かれる事はほとんどありません。
残念ながら長年にわたって皆無という訳ではありませんが…。

そんな中で、税理士が傷つかない(?)断り方をお教えしたいと思います。

昔からよくあるのが
「親戚が税理士事務所を開業して、どうしても助けてあげたいので変わります。」という言い方です。
この言い方をされると、「ああ、どこか他の税理士に変わって行くのだな。」と理解します。
移って行く先の親戚が税理士であれば仕方が無いという事になります。
親戚が社長(又は跡継ぎさん)の友人であっても文句の良いようがありません。

「移って行く先はどこ?」と聞かれても
「それは、税理士さん同士で顔を合わせる事もあるだろうから言いません。」
そう言って、行き先を明かさないという言い回しもあります。

この他に
「理由は聞かないでください。○月分を以て(又は、今度の決算を以て)税理士を変えます。」という言い方もあります。
理由はともかく「きっぱりと断る。」という意思表示を見せて欲しいものです。

絶対にやめて欲しいのは「変えたいと思います。」という言い方です。
「思います。」という事は「思い留まってくれる可能性がある。」と思ってしまいます。
したがって、脅したり(?)泣き落としたり、色々あの手この手で慰留され
長年の付き合いもあり元の鞘に収まってしまうなんて事もあります。

倒産廃業が多発している昨今
経営や資金繰りのアドバイスができる税理士事務所を求めるケースが多くなっています。
ほんとうは、業界全体の事を考えると
「自社の今後を考えると、経営アドバイスに強い○○税理士事務所に変わります。背に腹は代えられません。」
そんな言い方をして頂けると同業他社も真剣に税理士業の有り方を考えてくれると思います。

御社が税理士を変える時、前述の『○○税理士事務所』が私の事務所である事が出来るように
日々改善、日々精進して行く事をまたまた決意させていただく次第です。
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後悔先に立たず!?

2010-04-02 | 良い税理士・悪い税理士
この3月は、新規関与が3社ありました。
倒産廃業、関与移転、関与離脱が相次ぐ業界に於いて
新規のお客様がある事は本当に有り難い事です。

一社様は、昨年から経理部門の合理化コンサルティングをさせて頂いている会社様です。
経理の合理化コンサルティングは継続するが、税務顧問もして欲しいとのお申し出がありました。
税務顧問を変える理由は、お客様が質問をしてからの回答の速さ、正確性、情報量の多さ、
毅然とした対応が決め手だったようです。
「(従来の税理士が)親せき筋の税理士だから税務顧問は絶対に変えない!」と仰っていたのですが
本当に社長様の決断、お申し出には感謝、感謝です。

他の一社様は、親身の関与、正確さの欠如、月次決算の遅さが税理士を変える理由で有り
弊社を選んで頂いた理由は、その全てをカバーできると判断して頂けたからです。
また、さっそく行った確定申告では、前年の申告の修正をさせて貰い、約10万円の還付金があり、
大変喜ばれたりもしました。

そして、最後に決まった関与先様は、資金繰り支援、経営改善支援、給与体系、保証人問題、
その他経営全般のアドバイスを求められ
幸い、私との面談により社長様の中でその糸口が掴めた事が大きな要因でした。

最初の一社様を除いては他の二社様は顧問変更には少し時間を要しました。
従来の税理士さんにとっては、お客様が減少している現状で更なるお客様の減少です。
一社でも離脱阻止をしようと躍起になり
資料を返さない
変わることを承知しない
泣き落としにかかる
(税務調査があると)脅す
値下げを申し出る
種々の提案(強硬手段?)を投げかけられたりしました。

明日は我が身という言葉も有ります。
今回は、顧問先の増加という形にはなりましたが
今後益々お客様の信頼を得られるような事務所体制を構築して行きたいと思います。
緩みっ放しの私の体型ですが、身の引き締まる思いをしている次第です。
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「お願いします」の言葉への責任

2010-04-01 | 自己啓発
昨日までに数件の二月決算法人の決算打ち合わせをさせて頂きました。
その中で、身に余る感謝の言葉と今後の期待の言葉を頂きました。

某企業様では、先代のご夫婦が
「もう自分たちは80歳を超えてしまって、何を話ししようと思っても古くなってしまっている。
どうか、若い社長(と言っても50歳代ですが…)に色々教えてあげてください。」
お母様が両膝をつき両手を床につきお願いされました。

弊社がどこまで企業様と一緒に経営に参画させていただけているかは分かりません。
ただ、長年にわたりお付き合いを頂いている先代ご夫婦に懇願されると
現状の赤字経営を申し訳なく思ってしまいます。

決算の数字から、いま取り得るべき対応策をお話しし
近々に実行に移す事をお話しさせていただきました。

するともう一度お母様が両手両膝をついて
「お願いします」とおっしゃいました。

私たち会計事務所には重い責任があると思っています。
其の責任とは、常に経営者様のそばに居る事
そして、経営改善の気づきを与える事だと思っています。

ただ闇雲に頑張れと言っても頑張れるものではありません。
数字が指し示す会社の現状を
私たち会計事務所が
経営者様に判りやすくご説明さし上げる事が重要であると考えています。

「お願いします」の一言を言われる度に
其の責任に身が引き締まる思いがします。
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本気度を高める

2010-04-01 | 経営改善
どうにか食べる事が出来ているせいでしょうか…。(えっ!?充分過ぎるほど太っているって??)

最近、自分の存在意義について考える事が多くなってきました。
ひょっとすると、50歳を迎えるにあたって自分を振り返ろうとする気持ちが働いているのでしょうか?

なぜ仕事をしているのか?
人に喜んでいただくため

人はどんな事で喜ぶのだろうか?
私ができる事は、会社の健全経営のお手伝い

お客様は皆、健全経営と言えるだろうか?
健全と言い難いお客様も複数いらっしゃいます

なぜ健全にならないのだろうか?
お客様自身の問題もあるが、弊社(私)自身の指導力不足といえる

なぜ指導力不足と言えるのか?
100%の信頼を以て、アドバイスを実行に移してはいただけないから

なぜ、アドバイスを実行に移してはいただけないのだろうか?
弊社(私)は、会計事務所のプロであって、それぞれの業種のプロでないから

その道のプロでなかったらアドバイスはできないのか?
プロでなくとも、ディスカッションの中から「気づき」を与える事はできる

なぜ気づいて頂けないのだろうか?
弊社(私)の本気度が、まだまだ希薄だから、もっともっと本気度を高めないといけない


何となく、答えが行き着くところへ行き着いたようです。
本気度を高める
もっともっとお客様に喜んで頂ける集団になりたいと思います。
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