信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県治水砂防協会犀川支部視察研修2日目

2019年10月08日 | 私の活動報告
 8日(火)は雲の隙間から日差しが届いて、昼間は少し暑く感じましたが、夕方は少し雨が降るなど変わりやすい天気でした。
 視察2日目は、朝9時に宿泊先のホテルを出発し、勝沼堰堤に向かいました。勝沼堰堤は、大正4年から6年にかけ、内務省直轄砂防事業として、山梨県甲州市勝沼町岩崎地先に設置され、日本で最初にコンクリートを使用して築造された芦安砂防堰堤の工事前年、試験的に一部基礎にコンクリートを利用して築造されており、本堰堤の施工実績により、芦安堰堤にコンクリートが採用されたものであり、このような経緯から、平成9年5月登録文化財となりました。








 次に武田信玄公の菩提寺の恵林寺を視察しました。恵林寺は甲斐国有数の古刹と知られる臨済宗妙心寺派・乾徳山恵林寺で、歴史上に名高い戦国武将武田信玄の菩提寺になっています。恵林寺が所蔵する国・山梨県・甲斐市指定の文化財は豊富で、おそらく一ヶ寺が所蔵する件数としては、県下五指のうちに数えられるもとと思われ、これらはいずれも甲斐における中世の禅文化復隆をはじめ戦国武田氏滅亡の歴史を知る上で、極めて重要な資料となり得るものであろうと確信しているとのことです。








 昼食後は、山梨県立リニア見学センターを視察しました。当センターは、日本で唯一時速500kmで走行する超伝導リニアを間近で見られる施設で、2003年に世界最高記録(当時)を記録した試験車両をシンボル展示とし、リニアジオラマや浮上走行が模擬体験できる装置など体験学習機能を充実させて、2014年4月にリニューアルオープンしました。






 どきどきリニア館では、「リニアを学ぶ」「リニアを体験する」「山梨の未来が見える」の3つのフロアで、時速500kmの世界を体感することができます。すべての階から走行するリニアをご覧いただくことができ、2階見学テラスからは唯一屋外から見学できますが、我々が視察した時は残念ながら、リニアの走行は見られませんでした。






 最後は「道の駅つる」を視察しました。この道の駅は、いくさかの郷より2年ほど早く開店し、地元で収穫された新鮮な野菜や地元産のお肉、地元産品を利用した美味しい加工品が並ぶ直売所と、地元の食材を豊富に使い、ここでしか味わえないメニューを提供するカフェレストランなどがありました。








 今回の視察は、県治水砂防協会犀川支部の構成市町村の首長、部長、課長はじめ関係職員の皆さんにご参加いただき、防災・減災等の治水砂防の施設や歴史、山梨県の歴史、伝統文化、未来、物産など多岐にわたり有意義な視察ができ感謝申し上げます。また、犀川砂防事務所の皆さんには、視察先の対応など色々とお世話になり御礼申し上げます。

▽ 朝の写真は宇留賀上空からの風景です。





 その他生坂村では、小学校でALT、中学校で3年進路講話、山口医師訪問診療、集団検診結果報告会などが行われました。

「女・人輝きくらぶ」の、おやきづくりレベルアップ講習会

2019年10月08日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 「女・人輝きくらぶ」の、おやきづくりレベルアップ講習会が10月8日(火)午前9時から、健康管理センター調理室で行われました。


 野菜を切って具材の下ごしらえをし、地粉をこねて生地を作って丸めたら、それぞれに好きな具をつめて丸めていきます。
 生坂村のおやきは、とにかく具だくさんなので、具を包み込むのも、最後に上で生地を閉じてパンクしないようにするのも、慣れるまで一苦労。




 包みやすい「小豆とかぼちゃ」や「野沢菜」も包んでみて、なんとかできるようになった!と思ったら、焼いてみたら丸いおやきにならず、平たい形になってしまったり、切ってみたら具が偏っていたり…
 販売できるレベルのおやきが包めるようになるには、まだまだ練習が必要だと実感させられました。




 「女・人輝きくらぶ」では、今年度から「生坂ハチクの会」と合同でグループをつくり、生坂産ハチクを使った「竹っこおやき」をイベント等で販売しています。




 12日(土)・13日(日)・14日(月)の3日間、松本城公園ほかで開催される第16回「信州・松本そば祭り」でも販売しますので、ぜひお求めください。
 (販売用のおやきは、熟練のお母さんたちが仕上げますので、見た目も味も焼き加減もバッチリですので、ご安心を)