信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和7年賀詞交歓会及び総合表彰式&日岐と小舟上空からの風景

2025年01月14日 | 私の活動報告
 1月14日(火)も晴れて青空が広がり、朝はグッと冷え込み、昼間も寒い体感でした。
 午前11時から、村営やまなみ荘大ホールにおいて、令和7年賀詞交歓会及び総合表彰式を開催しました。

 村議会議員各位、区長各位、各種団体の代表者など50名ほどにご出席いただき、ご来賓として、下条衆議院議員、中川衆議院議員、青木県議会議員、(株)松本山雅 小澤社長にご臨席賜り盛大に開催できました。

▽ 私から、年頭に当たり、今年も「子育て支援事業」「福祉の村づくり事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の四つの重点事業を中心に実施してまいりたいと考えております。
 これらの事業の取組として、第三次教育大綱の改定並びに生坂村こども計画及び男女共同参画推進計画の策定、子ども家庭センターの設置を行い、それらにより、子育てと生坂教育の充実を図り、保育園、小・中学校、児童館のコドモンの完全運用による保護者との情報共有と連携強化、部活動の地域移行への早期の方向付けなど、子ども達が健やかにたくましく成長できる環境づくりと子育て世帯の経済的負担を軽減してまいります。

 第9期介護保健事業計画の実施に伴い、高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業に取り組むとともに、住民相互の支え合いによる地域づくりの場として、有償生活援助サービス「もりびと」の各種サービスの推進並びにいどばたキャラバンの充実、はるかぜの今後の利用促進のために重層的支援事業を行うことなどにより、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように取り組んでまいります。

 産業振興事業では、農地中間管理機構によるぶどう畑への圃場整備、農山漁村振興交付金による事業の実施、地域計画に添って各地区で農産物の栽培など、道の駅いくさかの郷を中核として、生坂村の基幹産業であります、農業の振興や課題解決と方向性を見出し、生坂村産農産物の販売増による、村民の皆さんの所得向上を更に進めていき、生坂農業の構築に努めてまいります。
 災害に強い村づくりのために、防災行政無線設備のデジタル化、防災士の養成、各防災組織との連携等を進めるとともに、「脱炭素先行地域づくり事業」を実施することにより、平時については環境に優しい再生可能エネルギーで発電した電力を活用し、有事の際には太陽光発電設備と蓄電池により、問題なく電力を利用することができるようにし、災害に強い村に結び付けてまいります。

 今年の脱炭素先行地域づくり事業は、太陽光発電設備等のPPA事業は、今年四月からの電気の小売事業の開始に伴い、デマンドレスポンス需給管理システムも稼働させ、引き続き公共施設、民家、事業所等に太陽光パネルと蓄電池の設置を進めてまいります。
 LEDと省エネ機器の導入補助は、来年度は更新から新設まで拡大させるために検討中であり、木質バイオマスストーブの導入補助なども進めてまいります。
 EV関係では、EVバスとEV車は三月から稼動予定であり、公共施設等にEV充電器と充放電器を導入し、来年度も公用車をEV車に転換してまいります。
 マイクログリッド構築事業と小水力発電に関しては、来年度から本格的に施工するために、実施設計等を進めております。
 木質バイオマス関係では、今年度、ペレットストーブを更に四施設に設置する予定であり、やまなみ荘のチップボイラーは、今年二月末までに設置予定であり、今年度設計中の施設の照明のLED化や省エネエアコンへの更新、厨房、浴場などの改修工事完了後からの稼働を目指しております。

 森林整備につきましては、村内森林の調査結果を基に、国の森林環境譲与税や県の森林づくり県民税の補助事業などを活用して、ゾーンを決めての伐採やライフラインの支障木の伐採などの取り組みが必要と考えており、関係者と実施に向けた調整を行っております。
 下生坂雲根地区のいくさか『創造の森』をフィールドとして、開催してきました観光庁の「第二のふるさとづくりプロジェクト」は、参加者が地域に生息する生物の学習や地域資源を活用した様々な活動を通じて、関係人口の増加につながる事業として進め、来年度も新たなリジェネラティブツーリズムを検討してまいります。
 その他にも多くの当事業関係が、着実に遂行しておりますので、皆さんも当事業に感心を持っていただき、人口減少、少子高齢化などの課題を抱える当村の環境や未来の生活のために「ゼロカーボンに向けての地域エネルギー」の重要性を認識していただきたいとお願いする次第でございます。

 当村は、「生坂村第6次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として進めています村政運営に加え、今年度策定します「第3次生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」も念頭におきまして、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な事業遂行に努めてまいりますので、村民の皆さんのご理解、ご協力をお願いしますとともに、関係各位のご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 それでは、今年度の総合表彰式では、それぞれのお立場で村に対し貢献をされました九名の皆さんを表彰させていただきます。
 受賞される方々は、消防団長、消防委員、教育委員、固定資産評価審査委員、農林水産物生産者組合正副組合長、安曇野交通安全協会生坂支部長、素晴らしい絵画を寄贈いただいた方であり、それぞれに生坂村のためにご尽力くださった皆さんでございます。
 皆さんのご活動により、村民の皆さんが、生坂村で安全で安心して暮らし、様々な取組が行われてきたと感じているところでございます。
受賞される皆さんのようにそれぞれのお立場で、村、地域に対してご尽力、ご指導をしていただかないと、村民の皆さんが絆を深め、支え合い育んでいけないのでございます。

 長年にわたりましてのご労苦に対し、心より深甚なる敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。
 村民の皆さんも、本日表彰される皆さんのように、それぞれのお立場で、村政に参画、貢献をされているところでございますので、引き続き生坂村及び地区の皆さんのためにご支援とご協力をお願いいたします。
 結びに、生坂村の発展とご出席の皆さん並びに村民の皆さんのご健勝、ご多幸をご祈念申し上げますとともに、本年も平穏で幸せ多き年となりますことを心からお祈り申し上げますなどの開会の挨拶とさせていただきました。


 今年度の総合表彰式では、消防団長、消防委員、教育委員、固定資産評価審査委員、農林水産物生産者組合正副組合長、安曇野交通安全協会生坂支部長、素晴らしい絵画を寄贈いただいた方の9名の皆さんであり、それぞれ長きにわたりご活動されました方々でございます。



▽ 竹内さんが、本日、受章された皆様はそれぞれの立場で職責を全うされた方々で、大過なく職責を全うできましたことは、ひとえに皆様のご協力と、ご支援によるものと感謝しております。
 受賞者一同は、今回の栄誉を励みとし、これからも研鑽を重ね精進して参りたいと思います。そして、村民としてそれぞれの立場で村の発展のため微力ながらご協力して参る所存ですので、引き続きのご支援をお願いいたします。
結びに、本日お集まりの皆様の今年一年のご健勝と、生坂村の益々の発展をご祈念申し上げますなどの受賞者を代表しての謝辞を述べられました。

▽ 下条衆議院議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ 中川衆議院議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ 青木県議会議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ (株)松本山雅 小澤社長から祝辞を頂戴しました。

▽ 太田議長からは、令和7年 生坂村賀詞交歓会の開催にあたり議会を代表して一言お祝いを申し上げます。
 本日は多くの皆さまの御参集のもと賀詞交歓会が開催できることお喜び申し上げます。また、先ほどの総合表彰において、それぞれ表彰された皆様におかれましては日々、生坂村の発展にご尽力いただいていることに感謝すると共に、その功績を評価されましたことに心からお祝いを申し上げます。どうか引続き生坂村の発展の為に、お力添えを宜しくお願い致します。

 この場をお借りまして少し議会のお話をさせて頂きます。当議会では平成29年の欠員選挙から本格的に議会改革に取組み、令和3年4月の選挙では20年振りの選挙戦となりました。「村民に身近な議会」を合言葉に様々な施策の取り組みを図り、それらが評価され県内外の議会から視察に訪れて頂くまでになりました。しかし様々な出来事から令和5年8月の村民アンケートでは議会改革の肝となった施策である報酬の見直しの意見を多くいただいたことを真摯に受け止め、議会改革検討会で協議をし、議員の活動は年齢による差は無く、村に愛着を持ち、村を理解している住民が活動しやすい環境を整えるため報酬は一律にし、地方議会の最大課題である報酬の底上げが必要と考え、先月12月定例会において改正しました。この改正を機に4月におこなわれる選挙では、先人が知恵を絞り汗をかいて守ってきた生坂村を引続き守れる強い思いと行動力のある方の立候補に期待をしているところでございます。

 結びに、本日ご参加の皆様のご健勝と益々のご活躍を祈念いたしまして甚だ簡単ではございますが祝辞とさせて頂きますなどの祝辞を述べられました。

▽ 瀧澤区長会長から、生坂村の益々の発展と村民の皆さんのご健康、ご多幸と今年一年が平穏な年でありますことなどを願い、声高らかに乾杯の発声をしていただき祝宴が始まりました。

▽ コロナ禍前の様に一献交わしながら、当時の役職のこと、村政や議会ことなど様々な話で盛り上がりました。





▽ 竹内商工会長のご発声により、村民の皆さんのご健康、ご多幸と今年一年が良い年になりますことを祈念され、一本で締めていただき賀詞交歓会がお開きになりました。

 村民の皆さんはそれぞれのお立場で、村政に参画、貢献をされているところでありますので、引き続き村民の皆さんをはじめ関係各位のご支援、ご指導を賜ります様お願い申し上げます。

  表彰をさせていただいた皆さんには、長年に渡りましてのご労苦に対し、心より深甚なる敬意を表し感謝を申し上げますとともに、お忙しい中、ご出席くださいました皆さんに御礼を申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、今朝がバス通勤でしたので、我が家からフライトさせ、朝日が少し届き始めた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校でスケート教室1,2年生、中学校で全校合同体育日課開始、乳幼児健診、振興課関係工事開札、中部環境事務所ヒアリング、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

長野県町村会国への要望運動&安全・安心の道づくりを求める全国大会&草尾上空からの風景

2024年11月26日 | 私の活動報告
 11月26日(火)は天気下り坂で夕方から雨が降り出し夜には本降りとなり、昼間は日差しが少なめでヒンヤリとした体感でした。



 午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に後藤衆議院議員が所用により20分ほどで退席されるということで、要望に関しての件、103万円の壁の課題と対応、物価と賃金の問題などのご挨拶をいただき始まりました。

 その後、県町村会 羽田会長から、町村会で協議して提案する26項目の中、重点提案9項目の内「災害に備えた公共事業の推進」「人口減少対策の推進」「地域公共交通対策の推進」「医療・福祉人材の確保」「国民健康保険及び介護保険制度の安定運営の確保」「地域経済活性化対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 下出会長からの提案・要望については、町村議会の関係の要望「議員のなり手確保」「議会の機能強化」と重点項目の「産業振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の3項目対して説明され要望しました。


 それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答の概要は、安全・安心の確保、防災・減災、国土強靱化等の予算の確保、国土強靱化実施中期計画の策定、東京一極集中の是正、多極分散型の社会、移住・定住対策、医師の確保、産業・農業・観光振興、衆議院議員選挙、103万円の壁、納税のメリット、災害の対応、能登半島地震災害の復旧・復興、上下水道の耐震化、地域の活性化、インバウンドの対応、観光圏のモデル、年間を通じたスノーリゾート、


 予算委員会・国土交通委員会の予定、国土強靱化後の中期計画の策定に目処を付ける、地域公共交通の対策と担い手の問題、人口減少対策、地方創生2.0、国土強靱化、今年度内の中期計画の策定、災害瓦礫、防災庁による防災対策、産業振興、補正予算の計上、軽減税率の確保、地域の魅力、財源の確保、議員年金の復活、iDeCoの拡充、少数与党の対応、教師の勤務環境確保、小規模校の維持、

 衆議院議員選挙の結果、物価高騰対策、手取りの向上、道路問題、人口減少・少子化の課題、町村の維持、病院の統廃合、鉄道の維持、介護人材の確保、道路関係の予算、与党と野党の連携、災害の復旧・復興対策、農業・農村の対策など、多岐に渡り要望に対しての回答や意見等を述べられました。

 我々からは、議員の成り手不足、議員報酬の向上、空き家対策、寒冷地・積雪の対策、気象変動の対策、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の整備促進、国、JRに対する要請、103万円の壁の問題に対して、地方財源や交付金の減額はしないなどの意見が出され、リニア中央新幹線、空き家対策、町村議会の報酬アップなどに取り組んでいく旨の回答をいただきました。

 私は、時間がかなり押していたので、終了後に個々に、道路・河川・治す砂防の長野県の予算増と、政府が2035年度に13年度比で60%減とする調整に入ったことを踏まえ、脱炭素先行地域への交付金等の拡充を要望させていただきました。

 その後我々の班は、国土交通省に行き、最初に総合政策局 交通政策課長 小熊弘明氏たちに「地域公共交通の充実」を要望させていただきました。


 次に、下出町村議長会長たちと合流して、技術審議官 沓掛敏夫氏に「道路の整備促進」を要望させていただきました。


 午後1時からは、「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。日本全国から首長本人は730名が出席され道路関係4団体の主催で行われました。

「安全・安心の道づくりを求める全国大会」は、日本全国から集まった730名の首長本人が参加して会場一杯になり、道路整備を要望する熱意が感じられました。また、例年通り名司会者の立谷秀清相馬市長の進行で始まりました。

 全国道路利用者会議 古賀誠会長が主催団体を代表して挨拶をされました。

 来賓挨拶として国土交通副大臣 高橋克法氏から祝辞を頂戴しました。

 参議院国土交通委員長 小西洋之氏からもそれぞれの立場から祝辞を頂戴しました。

 お忙しい中お越しいただいた、森山裕自由民主党幹事長からもご祝辞をいただきました。

 国土強靱化推進本部 佐藤信秋氏からも国土強靱化実施中期計画の見通しなどのご挨拶をいただきました。

 意見発表では、全国高速道路建設協議会 会長 宮崎県知事 河野俊嗣氏と、京都府宇治市長 松村淳子氏が、それぞれの立場から道路整備の必要性を訴えました。


 来賓の国会議員の自己紹介が、道路整備の必要性を訴えながら行われ、自由民主党政務調査会長 小野寺五典氏と自由民主党道路調査会長 金子恭之氏からも一言挨拶をいただきました。


 全国街路事業促進協議会 代表 広島県広島市長 松井一寛氏から決議(案)朗読していただき、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策について、令和6年度補正予算において、例年を大幅に上回る規模で必要な予算・財源を確保し、早期に成立させること」など7項目の要望を満場の拍手で決議されました。

 最後は、道路整備促進期成同盟会全国協議会 会長 広島県東広島市長 高垣廣德氏の閉会の辞で終了しました。

 その後長野県の参加者は5班に分かれて、長野県道路整備期成同盟会の要望と安全・安心の道づくりを求める全国大会の要望などを、国交省と県選出国会議員に行いました。

 私たち3班は、第1衆議院議員会館に行き9階から3階まで、中川宏昌衆議院議員、下条みつ衆議院議員、篠原孝衆議院議員に要望活動をし、下条みつ衆議院議員、篠原衆議院議員は本人に対応していただき、中川宏昌衆議院議員は留守で秘書にしっかり要望させていただきました。そして皆さん、大会と要望活動、お疲れ様でした。


草尾上空からの風景
△▽ 毎日恒例の写真と動画は、先日撮影の青空が広がって、朝日が差してきた草尾上空からの風景です。


 本日生坂村では、保育園で保小連絡会、令和6年度定期監査、ヘルスアップ教室などが行われました。


下伊那砂防後援会

2024年11月22日 | 私の活動報告
 11月22日(金)午後1時30分からは、飯田市シルクホテルにおいて「下伊那砂防講演会」に、長野県治水砂防協会の会長として出席させていただきました。

 主催者の一人であります長野県飯田建設事務所 唐澤所長からの開会の挨拶で始まりました。

 最初の講演は、国土交通省 水管理・国土保全局 草野砂防部長から「いのち」と「くらし」と「みどり」を守る砂防と題してご講演をいただきました。
 令和6年能登半島地震の概要、令和6年能登半島地震の土砂災害対応状況(初動対応)、令和6年能登半島地震の土砂災害対応状況、能登復興事務所の全体業務、河道閉塞等の箇所と対策状況、出水期に向けた取組状況、直轄砂防事業による河道閉塞対応、施設効果事例として地すべり対策施設、急傾斜地崩壊防止施設、令和6年9月20日からの大雨による土砂災害発生状況、土砂災害対策の変遷、砂防のあゆみ、デレーケが施工指導した砂防堰堤、昭和13年 阪神大水害・神戸市の被害状況、砂防堰堤の2つの種類「発生源対策」よ「土石流捕捉」、長崎県 長崎災害、広島災害、土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒情報とは、令和3年 ソフト対策の効果事例、

 令和6年 全国の土砂災害発生状況、令和6年において効果を発揮した砂防堰堤、施設効果事例、雲仙でスタートした無人化施工の現在、簡易遠隔操縦装置を活用した遠隔施工の事例、DXの推進、ドローンで危険地域の情報をとる、ロボットで現場の情報をとる、物価高騰による砂防工事に与える影響、砂防関係工事の生産性向上と設計・積算の適切な実施、地域に喜ばれるきめ細かな事業、砂防堰堤を活用した小水力発電、砂防設備が『創出』した全く新しい観光地、砂防ダムツアー、土砂災害に関する防災教育について、砂防を活用した「防災啓発」「地域活性化」への支援、「みどり」で守るグリーンインフラの積極的な活用、健全な山(土中環境)では、樹木が元気で、健全な水が湧く、不健全な山(土中環境)では、木々は藪になり、森林土壌は痩せ腐り、川の水は濁る、砂防堰堤の施工時に自然再生を考慮した「多自然型砂防事業」の検討も必要など、多岐に渡り詳細に説明をしていただきました。

 次に大野理事長から「近年の土砂災害から学ぶ」と題してご講演をしていただきました。
 近40年における豪雨と土砂災害の傾向、IPCC第6次評価報告書の概要、気候変動による降雨の将来変化予測、山地の特徴を踏まえた降雨特性変化の検討の方向性、気候変動を踏まえた土砂災害対策の基本的な課題、研究・技術開発への対応、近年の土砂災害実績を踏まえた課題、近年頻発化する土砂・洪水氾濫における課題、流木による被害の拡大、研究・技術開発課題への対応、地震と土砂災害、市ノ瀬地区、河原田川出水期前の応急復旧状況、鈴屋川地区、町野川水系(牛尾川)出水期前の高級復旧状況、稲舟地区、川島地区、最前線で災害調査等の支援活動にあたるTEC―FORCE隊員、能登半島9月豪雨の被害状況、斜面崩壊・土石流・堆積分布データ、令和6年9月能登半島豪雨による土砂流出推定範囲、能登半島9月豪雨の被害状況、塚田川氾濫の被害、主な感想・教訓など、

 日本の地震と土砂災害、関東大震災と土砂災害、想定される大規模地震、南海トラフ地震・首都直下型地震の人的被害の予測、新潟県中越地震と土砂災害、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災と土砂災害、熊本地震による土砂災害発生状況、地震による土砂災害、厚真川水系直轄砂防事業、被害軽減に向けた課題、地震時の土砂災害、地震砂防、想定される複合災害と問題点、経済財政運営と改革の基本方針2024、能登半島被災地へのお見舞い、全国地水砂防促進大会 提言など、親切丁寧にご講演をいただきました。

 次に、長野県建設部参事兼砂防課長 吉村課長から「過去の災害に学ぶ」と題して説明していただきました。
 年次別長野県土砂災害発生件数(H6~)、下伊那での土砂災害発生状況として、令和2年、平成22年、平成12年の事例、土砂災害の発生状況(令和元年~5年)、令和5年12月に発生した黒豆沢(白馬村)の土砂災害と対応状況について、長野県土砂災害対策の3本柱、長野県砂防課の予算推移と国土強靱化予算、県民のいのちとくらしをまもる土砂災害対策事業について、土砂災害発生時の砂防施設効果事例、上田市真田町小別堂砂防堰堤の施設効果事例、下伊那で実施した砂防事業、施設と地元をつなぐ取組、地域の守り手との現場発砂防ミーティングについて、長野県の取組(ソフト対策)、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域とは、土砂災害警戒区域等の指定状況(長野県)、令和3年9月の大雨時の避難事例、

 令和元年東日本台風に関するアンケートの実施概要・結果、調査結果分析~避難した人の傾向、これからの取組、地域が一体となった土砂災害対策、地域の防災力を高めるための取組として、赤牛先生派遣事業、歴史的砂防施設等の維持管理活動の実施、災害伝承カードの作製・配布、下伊那の災害伝承カード、自然災害伝承碑について、令和5年度「土砂災害防止に関する絵画・作文」で泰阜村中学生が優秀賞を受賞、長野県砂防課のDX:砂防業務支援システム、AIとUAVを活用した施設点検、UAVを活用した砂防施設点検の実証実験について、長野県インフラデータプラットフォームを活用した情報共有、県と下伊那との比較、県と南信州との比較、砂防施設の老朽化対策などについて、地元の事例を中心に分かりやすく説明してもらいました。

 最後に、主催者の一人であります下伊那土木振興会 会長 大久保根羽村長から講師三人に対して謝辞を述べられ砂防講演会は終了しました。

 その後、意見交換会が行われ、私は長野県治水砂防協会長として7年以上になりますので、知り合いも多く、様々な話をさせていただきとても楽しい一時を過ごし、最後は皆さんで記念撮影をして終了しました。

 気候変動、大規模地震等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全・安心な生活を確保するために、防災・減災対策による施設整備と災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。



全国町村長大会&小立野乳房イチョウの風景②

2024年11月20日 | 私の活動報告
 11月20日(水)は雲が広がりスッキリしない空で、昼間は冬本番の寒さとなりました。

小立野乳房イチョウの風景②
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影した長野県天然記念物の小立野乳房イチョウの風景第2弾です。



 正午からは、全国町村長大会がNHKホールで開催され、全国926の町村長、都道府県町村会関係者が参集され、開会のことばの後、全員で国歌斉唱し、吉田隆行全国町村会長の挨拶で始まりました。


 続いて、緊急提言として「我々町村長は、一致団結して志を固め、人口減少社会に立ち向かい、持続可能な地域社会を作り上げていくために全力を尽くしていく」などを北海道白糠町 棚野孝夫町長が朗読され、満場の拍手で採択されました。







 来賓祝辞として石破茂内閣総理大臣代理 青木一彦内閣官房副長官、額賀福志郎衆議院議長、長浜博行参議院副議長からご挨拶を頂戴した後、岸田文雄 前内閣総理大臣も駆け付けご祝辞を頂戴しました。





 続いて、村上誠一郎総務大臣、伊東良孝地方創生担当大臣、森山裕自由民主党幹事長、渡部孝樹全国町村議会議長会長の皆さんもそれぞれの立場からの祝辞を頂戴しました。

 来賓紹介では、我が長野県5区の宮下一郎衆議院議員も見えておりました。

 議長に佐賀県白石町 田島健一町長が推挙され、下記の16項目と特別決議を満場の拍手により決議されたとのことでした。

一.人口減少に歯止めをかけ、少子化対策をさらに強化するとともに、地方創生を強力に推進し、東京一極集中の是正と分散型国づくりの実現を図ること。
一.東日本大震災、令和6年能登半島地震及び豪雨災害等からの復旧・復興の加速と、全国的な防災・減災対策、国土強靱化を推進すること。
一.実効ある経済対策による地域経済の再生を図ること。
一.町村にとって最重要課題である地方交付税等の一般財源総額を確保すること。

一.地方分権改革を推進すること。
一.自治体DXをはじめとするデジタル化施策を推進すること。
一.都市と農山漁村の共創社会を実現すること。
一.農業関係予算の増額、食料・農業・農村政策の一体的な推進による持続可能な地域社会の実現を図ること。
一.森林整備の促進と国産木材の需要拡大等を通じた林業の振興と山村の活性化を図ること。

一.ALPS 処理水の海洋放出に伴う、風評対策、水産業支援等の徹底を図るとともに水産業の振興、漁村の活性化に取り組むこと。
一.地域からの脱炭素化を推進すること。
一.地域の実情に応じたこどもたちのための学校部活動改革を実施するとともに、指導者を確保すること。
一.参議院の合区を早急に解消すること。
一.領土・外交問題・国民の安全保障に毅然とした姿勢で臨むこと。

 また、「全国的な防災・減災対策、国土強靱化の推進に関する緊急決議」
「少子化対策の強化と地方創生の推進に関する特別決議」も採択され、実行運動方法を決めて閉会しました。


 全国町村長大会の開催後に恒例の5村長による記念撮影をしました。

 本日生坂村では、中学校で1,2年生期期末テスト、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部、第2のふるさとづくりプロジェクト観光庁現地視察、松本山雅トレーニング教室などが行われました。


簡易水道整備促進全国大会&水道基盤強化に関する要望活動

2024年11月20日 | 私の活動報告
 午前10時からは、第68回簡易水道整備促進全国大会がシェーンバッハ・サボーで開催されました。

 全国簡易水道協議会会長 小田佑士野田村長の開会挨拶で始まりました。

 続いて、国土交通大臣表彰と全国簡易水道協議会会長表彰の表彰式が行われました。
 国土大臣表彰では、3名の中で、長野県須坂市水道局上下水道課施設管理係担当係長 神山博文氏が受賞されました。


  続いて、下記の大会宣言(案)を力強く朗読されました。
『水道は、国民生活に必要不可欠な社会基盤施設であるにも拘わらず、今なお農山漁村を中心に水道の恩恵に浴せない地域が存在している。
 これら未普及地域の早期解消は簡易水道に課せられた重大な使命であり、その早期整備が熱望されている。
 また近年、急速な人口減少、過疎化により、水道料金収入も減るなか施設の老朽化、原水水質の悪化、激甚化・頻発化する地震や台風等自然災害への対応に係る費用はますます増大し、脆弱な市町村財政を窮迫させている。
 政府は、このような簡易水道事業の実態と役割を認識し、われわれが要望する令和7年度簡易水道関係予算を確保され、国民皆水道の早期実現と簡易水道事業の健全なる運営を図るために万全の措置を講ずるべきである。』

 来賓祝辞として、国土交通大臣政務官 高見康裕氏 環境大臣政務官 勝目康氏、総務大臣政務官 吉川直季氏から、それぞれの立場のご祝辞を賜りました。


 議事は、5議案が上程され、下記の決議(案)が満場の拍手で決議されました。

一、水道(簡易水道)関係予算の所要額(水道施設整備費等224億円及び防災・安全交付金)及び事項要求等の満額確保を期す
一、簡易水道等施設整備費の補助制度の拡充を期す
一、簡易水道の持続的・安定的な運営に向けた支援の拡充強化を期す
一、簡易水道関係事業債の必要額の確保を期す
一、簡易水道事業に対する地方財政措置の充実を期す

 最後は閉会のことばと全員で「がんばろう!」を三唱して閉会しました。

 午後3時からは、国土交通省と県関係国会議員へ要望活動を行いました。
 最初に国土交通省に行き、水管理・国土保全局 松原誠上下水道審議官はじめ松原英憲大臣官房審議官、関係課長各位に面談要望させていただきました。

 長野県選出国会議員は、杉尾秀哉参議院議員と篠原孝衆議院議員がお出でになり面談要望をさせていただきました。

 松原誠上下水道審議官は、私が村長になった時の千曲川河川事務所長であり、生坂村の現状もご存じで、耐震化事業の補助率は上がるとのことでした。

 松原誠上下水道審議官はじめ関係各位、杉尾秀哉参議院議員、篠原孝衆議院議員など関係各位には我々の要望活動ご対応いただき御礼申し上げますとともに、ご参加いただいた町村長をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。

全国治水砂防促進大会&財務省・国交省への要望活動&高津屋森林公園上空からの風景

2024年11月14日 | 私の活動報告
 11月14日(木)は日差しが届いても午後は段々と雲が広がり、朝晩は肌寒く昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時20分から全国治水砂防促進大会の開会に先立ち、京都大学防災研究所 中北英一教授により「災害環境における気候変動影響予測と適応に向けて」と題して、特別講演をしていただきました。

 午前11時10分からの本大会では、全国から市町村長525名が参加され、森山裕会長が挨拶を行い議長席につきました。


 国土交通省 草野愼一砂防部長から「『いのち』と『くらし』と『みどり』を守る 砂防」と題して、講演をしていただきました。



 来賓を代表され、遅れてもお越しいただいた、国土交通大臣になったばかりの中野洋昌氏からご祝辞を頂戴しました。

 石川県輪島市長 坂口茂氏から「令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨(仮)輪島市における被害の概要及び対応状況について」と題して、意見発表をしていただきました。


 続いて、新潟県糸魚川市長 米田徹氏より「糸魚川ユネスコ世界ジオパークにおける治水砂防事業」と題して、意見発表をしていただきました。



 当協会副会長の高知県津野町長 池田三男氏が「提言(案)」を朗読され、「土砂災害防止施設の強力な整備推進」「令和6年能登半島地震を踏まえた防災・減災対策の推進(地域を支える砂防事業の推進)」「気候変動による土砂災害の激甚化に対抗する流域治水『砂防』の推進」「既存施設の老朽化対策と緊急除石等による機能の強化」「警戒避難体制の強化」「組織・人員の強化」の大きく5項目の「提言」を満場の拍手により大会決議とし、全国治水砂防促進大会は終了しました。


 要望活動は、全国治水砂防協会監事及び長野県治水砂防協会長として、全国治水砂防協会の要望の財務省班のキャップとして、宇波弘貴主計局長に要望書をお渡しし、各県の要望者から、防災・減災、国土強靱化のための加速化対策、災害対応状況、事前防災対策、流域治水の取組等の予算確保、緊.急防災・減災事業債・緊急.自然災害防止対策事業費・緊急浚渫推進事業債の継続などの面談要望をさせていただきました。


 その後長野県治水砂防協会の要望班と合流し、草野慎一砂防部長 財務省主計局 尾身伴則主査に要望書をお渡し、「国土強靭化3か年緊急対策」、「5か年加速化対策」により、砂防施設の整備が進み、整備した施設が効果を発揮した事例もある。これまでの国の支援に感謝し、「5か年加速化対策」をはじめ、国土強靭化の取組を計画的に進めるために必要な予算について、資材価格の高騰や賃金水準の上昇に対応しつつ、例年以上の規模で確保していただくようお願いしました。


 また、「5か年加速化対策」後も、切れ目なく国土強靭化の取組を進めることができるよう、早期に「中期計画」を策定し、必要な予算を通常予算とは別枠で確保するようお願いしました。

 住民が緊急時に迅速かつ主体的に避難できるよう、地域防災計画の作成支援などのソフト対策の支援強化などをお願いしました。


 地域の防災力を高めるための取組として、長寿命化の推進を含め、砂防関係施設の効果を最大限発揮させるために必要な予算の確保などをお願いしました。

 本大会において全国で最も多い、長野県治水砂防協会の市町村長54名と、代理を含めて62市町村が参加され、我が協会の砂防に対する熱意を感じていただいたと思います。お忙しい中ご参加いただきましたことに心から感謝申し上げます。引き続き長野県治水砂防協会に対しご理解とご協力をお願いいたします。


高津屋森林公園上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日、高津屋森林公園に上がり、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で検尿①・金管練習、中学校で尿検査①、メンタルヘルス研修、健康管理センターでヘルスアップ教室などが行われました。


長野県河川協会関東地方整備局への要望活動&令和6年度 治水事業促進全国大会&要望活動&御曹子橋周辺からの風景

2024年11月12日 | 私の活動報告
 11月12日(火)は晴れて日差しが届き、朝晩は冷えたものの、昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前11時前からは、国土交通省 関東地方整備局に行き、長野県木島平村ご出身の河川部 河川調査官 内掘 寿美男氏はじめ幹部の皆さんに要望書をお渡ししました。

 その後11時から、関東地方整備局 河川部長 矢崎 剛吉氏に要望書をお渡しし、面談要望をさせていただきました。

 「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」や「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」及び各水系の「流域治水プロジェクトの推進」に必要な予算を当初予算から配分していただきたい。
 「流域治水」を加速化、深化させるために、特定都市河川の指定等へのご支援、ご指導をお願いします。

 国所有の排水ポンプ車・資機材の増強を図り、広域的な浸水被害への対応強化をお願いします。
 TEC-FORCEの派遣や国による権限代行等を通じて地方自治体の災害復旧を全面的に支援できるよう、整備局の人員確保・体制強化を引き続きお願いします。
 以上4項目を要望させていただきました。

 午後1時30分からは、特別講演として「私たちは流域で幸せを見つける~関係人口とリジェネラティブ~」と題して、『ソトコト』編集長 指出 一正氏から講演をしていただきました。


 続いて午後2時30分から令和6年度治水事業促進全国大会が、シェーンバッハ・サボーで開催されました。



△ 主催者挨拶として全水連 脇雅史会長の挨拶で始まりました。

△ 国土交通省 水管理・国土保全局 局長 廣瀬昌由氏より祝辞を頂戴しました。


△ 治水事業概要説明として、長野県千曲市出身の国土交通省 水管理・国土保全局 治水課長 笠井 雅広氏から説明をしていただきました。


△ 山形県 戸沢村 加糖 文明村長から「山形県戸沢村における令和6年7月豪雨災害」と題して意見発表をしていただきました。

 最後に「気候変動等を踏まえた治水事業の加速と予算の確保」「流域治水対策の加速化・深化/流域総合水管理」「地震・津波対策/戦略的維持管理」「生産性向上/2030ネイチャーポジティブ」「組織・人員の強化」などを強く要望する決議案が全会一致で採択されました。

 本日も全国で466名の市町村長が出席された中で、長野県は全国で最も多い38市町村長が出席され、長野県内の治水事業促進に対する熱意が伝わったことと考えます。

 その後我々A班は、衆議院議員4名に要望させていただき、中川宏昌衆議院議員はいましたので、要望書をお渡しながら要望し、一緒に写真を撮らせていただきました。

 長野県河川協会は3班に分かれて要望活動をし、長野県関係の衆議院議員、参議院議員の皆さんに治水事業の促進等についてご支援・ご指導を要望させていただきました。要望活動にご参加いただいた市町村長をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。

御曹子橋周辺からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の朝霧が晴れてきて朝日が差してきた御曹子橋周辺からの風景です。

 本日生坂村では、保育園で誕生会(11.12月以上児)、小学校で修学旅行事前検診・県立中志願受付~14日、子育て支援センターでママヨガ、いどばたキャラバンin下生野、4班の皆さんの元気塾などが行われました。



災害復旧促進全国大会&長野県河川協会要望活動&日岐上空からの風景

2024年11月11日 | 私の活動報告
 11月11日(月)は雲が広がっていても段々と晴れて青空が広がり、昼間は過ごしやすい体感でした。
 午後1時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において、令和6年度災害復旧促進全国大会が開催されました。
△ 主催者挨拶として、脇 雅史会長の挨拶で始まりました。


△ 国土交通省 事務次官 吉岡 幹夫氏よりご祝辞を頂戴しました。。

△ 塩田 博昭 参議院災害対策特別委員長からもご祝辞を頂戴しました。

△ 令和6年度災害復旧及び災害防止事業功労者表彰として、個人55名と39団体が表彰され、代表として奈良県天川村長 車谷 重高様が受賞され謝辞を述べられました。


△ 国土交通省災害対策概況説明として、西澤 賢太郎防災課長より、災害復旧に関する最近の話題ついて説明していただきました。


△ 地方代表意見要望発表として、石川県 珠洲市長 泉谷 満寿裕氏から「能登半島地震と奥能登豪雨災害の現状」と題して意見発表をしていただきました。


△ 続いて、山形県 酒田市長 矢口 明子氏から「令和6年7月25日からの豪雨災害について」と題して意見発表をしていただきました。
日岐周辺からの風景
 私は要望活動のため申し訳なかったですが、意見発表の後中座しましたが、最後に「近年の災害の頻発化・激甚化により、全国各地で公共土木施設が被災し、数多くの地方公共団体が災害復旧事業を懸命に進めている状況に鑑み、過年度はもとより、今年度に被災した公共土木施設の速やかな復旧を図るため、災害復旧事業の国庫負担について、必要かつ十分な財源を確保すること」など、8項目を強く要望する決議案が全会一致で採択されたとのことです。

 本日は全国から多くの市町村長が出席された中で、長野県は全国で最も多い36市町村長が出席され、長野県内の災害復旧事業の促進に対する熱意が伝わったことと思います。

 我が班は、国土交通省への要望として、国土交通省の事務次官、技監、国土交通審議官などと、国土交通省水管理・国土保全局 局長をはじめ、次長、官房審議官、各課長などに要望させていただきました。

 国土交通省 技監 廣瀬昌由氏には面談要望をさせたいただき「防災・減災、国土強靱化対策のための5か年加速化対策に必要な予算・財源を例年以上の規模で確保し、計画的に事業を推進すること。また、改正国土強靱化実施中期計画を踏まえ、5か年加速化対策期間完了後においても、国土強靱化実施中期計画を令和6年内に策定し、必要な予算・財源を通常予算に加え別枠で確保して、防災・減災対策に継続的に通り組むこと。」など6項目を要望させていただきました。

 引き続き、国土交通省水管理・国土保全局 局長 藤巻 浩之氏に「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」及び各水系の「流域治水プロジェクト」について、必要な予算を確保し、位置付けた事業の整備促進を図ること。」
 また、「流域治水の取組への財政支援について、地方自治体が利活用しやすいよう、省庁を跨ぐ流域治水対策に係る総合的な交付金を創設すること。」

 続いて、「県土の骨格をなす千曲川・犀川・天竜川・木曽川等の県管理区間について、地方の財政状況や、激甚化・頻発化する豪雨災害への対応などの実情を踏まえ、様々な課題を解決した上で、国による一元管理とすること。」など6項目を要望させていただきました。

 長野県河川協会は5班に分かれて要望活動をし、長野県関係の衆議院議員、参議院議員の皆さんと、国交省の担当者に要望書をお渡し、上記の内容等についてご支援・ご指導を要望させていただきました。要望活動にご参加いただいた市町村長をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込め始めた生坂ダム湖や日岐上空からの風景を撮影しました。

 本日生坂村では、保育園で入所説明会、小学校でクラブ、中学校で防災週間~17日、朝防災集会、歯科検診、やまなみ荘村内無料入浴日などが行われました。

長野県町村会県への要望&万平集落上空からの風景

2024年11月08日 | 私の活動報告
 11月8日(金)は晴れて日差しが届き、朝は今シーズン一番の冷え込みで昼間も肌寒く感じられました。
 午前10時からは、長野県総合事務組合正副管理者会議として、来年度新規採用職員の面接を行いました。1次試験、2次試験に合格した方々を正副管理者3名で面接をして合否を決めました。


 午後1時30分前からは、長野県町村会の正副会長3名と県町村議会議長会の正副会長2名が、県議会への要望として、県議会山岸議長に要望書を渡しました。


 県町村会 羽田会長から、町村会で協議して提案する26項目の中、重点提案9項目の内「人口減少対策の推進」「地域公共交通対策の推進」「医療・福祉人材の確保」「国民健康保険及び介護保険制度の安定運営の確保」「県管理道路・河川の不法投棄防止対策の推進」の5項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 下出会長からの提案・要望については、重点項目の「地域経済活性化対策の推進」「産業振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目に対して説明され要望しました。

 県議会山岸議長からは、要望事項に対して県議会で対応している状況の説明などの回答をしていただき、要望事項に関してや議員の成り手不足等について意見交換をしました。

 私からは、山岸議長が長野県道路整備期成同盟会の会長ですので、道路・河川・砂防関連の予算確保を県議会の議員各位と市町村で連携して確保していきたいなどの意見交換をさせていただきました。


 午後2時20分からは長野県町村会役員会が開催されました。
 最初に、県産材利用・脱炭素推進条例(仮称)について県議会の関係議員各位から説明していただきました。
 続いて、羽田会長から挨拶をいただき、役員会の協議事項は、知事への要望について、町村長会議について、長野県市町村自治振興組合議員の選任(案)について、ダム・発電関係市町村全国協議会理事の推薦(案)について、法律・法制執務支援に係る顧問弁護士との委託契約(案)について、12月役員会等日程等について協議し、原案通り承認されました。

 報告事項としては、国への要望運動について、東筑摩郡村議会議長会からの要請について、自治労長野県本部からの要請について、全国町村会の動向についてなど報告があり協議をしました。
万平集落上空からの風景
 
 午後4時からの知事への提案・要望は、県町村会 羽田会長と県町村議長会 下出会長から阿部知事に要望書を手渡してから始まりました。


 最初に県町村会 羽田会長から、町村会で協議して提案する26項目の中、重点提案9項目の内「人口減少対策の推進」「地域公共交通対策の推進」「医療・福祉人材の確保」「国民健康保険及び介護保険制度の安定運営の確保」「県管理道路・河川の不法投棄防止対策の推進」の5項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 下出会長からの提案・要望については、重点項目の「地域経済活性化対策の推進」「産業振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目に対して説明され要望しました。

 阿部知事からは、重点9項目は何れも重要であり、今長野県は人口施策に取り組んでおり、要望のかなりの部分が人口に関係することで、地域の担い手、産業の担い手、どう向き合っていくか、どう変えていくかであり、物価が上がって賃金が上がっていけば良いが、人口減少下の中で、県民の生活をどう支えていくか、公共交通は本来、国がもっと地域公共交通に予算を回す様に国に要請しているところであります。

 人口減少は色々な課題をもたらし、産業のリノベーションを起こし、前向きに捉えていきたいが、アメリカに行ってきて、日本食ブームであり、輸出はもっと伸びるし、観光客のインバウンドも増えており、観光客を掘り起こせるし、長野県は素晴らしい自然、歴史や文化を持っていて潜在力があるから、もっと海外にも目を向けていく取り組みも重要で、県と市町村が方向性を共有して、県民の暮らしを支えるためにしっかり連携と協働をして、重要な局面を寄り添って乗り切ってまいりましょうなどと挨拶をされました。

 羽田会長と下出会長から説明されました重点提案・要望書について、それぞれ担当の部長各位から詳しく回答をしていただきました。

 移住セミナー、イベントの開催、移住・定住の促進、人口戦略、若年層の人口流出、戦略の策定、地域公共交通の財源確保、国へ予算確保の要望、社会資本整備総合交付金、鉄道に対する財政支援、国が責任を持って維持確保、地域振興局長とダイヤ改正等JRと協議、利用者の利便性の確保、医師の確保、医師偏在の是正、地域医療を支える医師の確保、国に要望、保健師・看護師の確保、看護大学校、医療機関への支援、定着に向けた取組、県から保健師の派遣、国民健康保険の安定的な運営、運営方針に基づき算定など、様々な取組を説明されました。

 障がい児・障がい者・発達障がい支援、自立支援、監視カメラ2台・ドローン1機で産廃の監視、市町村と情報共有、不法投棄ホットライン、産廃処理業者の指導、不法投棄情報長野、情報共有、東京一極集中の是正、関係人口の重視、お試し長野、信州リゾートテレワーク、地域資源活用、地域内の経済循環、生産コストの低減に向けた対策、幸せバイ信州、消費者理解、国への予算確保の要請、農業の持続的発展、国の補助事業の積極的な活用、技術者の確保など多岐に渡った施策等を説明されました。


 急傾斜、造林補助事業、条件補助地域、精査して検討、観光プロモーションの実施、インバウンドの関係者との連携、パッケージ型のインターシップ、人材確保の取組、観光財源の確保、不法投棄防止、広報・啓発、道路河川に対してのパトロール、関係機関と協議、中部横断自動車道の状況、中部縦貫自動車道の現状、三遠南信自動車道の状況、道路改良率67.2%、地方創生道路整備推進交付金、社会資本整備総合交付金、防災・安全交付金等による事業推進、河川・砂防の対策、防災・減災、国土強靱化ための5か年加速化対策、緊急自然災害防止対策事業債、緊急浚渫推進事業債、河川整備計画の早期策定、土砂災害警戒区域、約22,000区域、要望活動の推進、ハード対策・ソフト対策の両立など、盛り沢山の取組の現状等について説明されました。 


 重点提案・要望やそれ以外の要望項目についての意見交換では、首長の公約に子育て支援や人口減少対策で、給食費の無償化、18歳までの医療費の無料化は、今後全市町村で行うようになると思うので、国で子育て支援として行うように要請すること、ゼロカーボンの対策の地域公共交通において、グリスローモビリティの補助金がなく、ライドシェアは行政の枠を超えて行わないといけないが連携が難しいと思うこと、全国知事会からの9提言をして、その中で子育て支援もお願いしており、財源の平準化やナショナルミニマムでなければいけないこと、
 医療・福祉人材の確保は大切であり、介護報酬改定などがあり、これからも国に要請していきたいこと、しなの鉄道の支援については、鉄道ネットワークは重要であり、国の責任を持っての対応をお願いし、国土強靱化や人口減少戦略骨子案を策定していく中で、保健師の派遣等人材派遣のイメージは圏域ごとに議論していきたいなど多岐に渡り意見交換をしました。

 長野県町村会は4部会の政務調査会で時間を掛けて協議をし、26項目の提案・要望をしていますので、今後とも阿部知事はじめ関係部署の皆さんのご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。




△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が深く立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

 本日生坂村では、小学校でいくさかわくわく楽校体験広場(全校参観日)・5年試食会、中学校で人権タイム(朝)・2年生1.2校時家庭科、文化財保護委員会、3班の皆さんの元気塾などが行われました。


草尾上空からの風景&衆議院議員選挙の結果

2024年10月27日 | 私の活動報告
 10月27日(日)は天気下り坂で午後には雨が降り出し、夕方以降は強まり、昼間は一寸蒸し暑さを感じました。

△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の雲が間から青空が覗いていた草尾上空からの風景です。
草尾上空からの風景


 本日は、昨日の東京お台場で開催された第5回ハンガリーフェスティバル2024に出展した後、近くのホテルに泊まりましたので午前9時に帰路につきました。
 日曜日ということもあって、都内はそんなに混んでなく、岡谷ジャンクションの工事箇所もスムーズに通れて、皆でお昼を食べて午後1時過ぎには家に着きました。

 荷物を片づけた後は、3番目の孫を連れて役場に行き、決済とデータ整理をして、夜は早めに夕食を済ませ、衆議院議員選挙に立候補した務台候補の選挙報告会に出席しました。

 自由民主党には裏金問題などがあり、大変な逆風の中の選挙で劣勢とのことでしたので、午後8時ちょうどには相手方の下条候補に当確が出て、務台候補の敗戦の弁を聞いて帰ってきました。



 前回の選挙のように北陸信越比例区の復活を願って、ブログを作成しながら選挙速報を見ていましたが、深夜12時前に比例区全員の当確が出て落選が決まってしまいました。

 務台候補は、長野県2区のため、生坂村のためにとても尽力していただきましたが、残念な結果になり、生坂村としても今後どの様に中央要望をしていくか、東筑摩郡の村長達や県議などと相談してまいりたいと思います。

 本日生坂村では、衆議院議員選挙、国民審査投開票などが行われました。