信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成26年度生坂農業懇談会 上生坂区の開催報告

2014年10月31日 | 生坂村の懇談会
 30日(木)午後7時から、村民会館講義室で開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされるJA松本ハイランドの理事・職員、農地整備課・農業改良普及センター・長土連の職員、農業委員会長、農業公社理事長・事務局、振興課長・係長が自己紹介をし、地区担当職員が記録をするために同席して行われました。
 我々からの説明要旨は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきた「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」と今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」等をそれぞれ説明させていただきました。



 上生坂区はもっとも人口が多い区で、水田、ブドウ栽培を主として取り組んでいただき、ブドウについては地区の担い手に加えて、新規就農者が取り組んでいるが、水田については5年後には高齢化が進み耕作放棄地の増加が予想されるために、営農組合の活動強化及び新たな営農組合の発足を検討し進めていくように考えております。



 上生坂区でも中山間地域総合整備事業の用水路の改修や圃場整備、上の原の準備休憩施設などの内容について、ご意見とご質問をいただき、実施設計時に地元の皆さんと調整をお願いしながら進めていくことを理解していただきました。
 今年度から多面的機能支払交付金が受けられる「上生坂の農地を守る会」を立ち上げていただき、水路、農道および法面等、農業を支える共用の設備を維持管理するための地域の共同作業をしていただくことになりました。
 生鮮食品等の買い物については、店舗が必要というご意見や注文方式の販売、ヘルパーと一緒の買い物、建設予定の直売所内での販売等の意見が出されましたので、今後の検討材料とさせていただくこととしました。



 農政改革による経営所得安定対策シミュレーションでは、米価の下落により稲作の継続が難しい意見もあり、認定農業者の育成、集落営農組織の発足、農業公社による対応が重要になってくると考えられます。
 農業公社の作業状況についてのご指摘と機械リースについてもご意見があり、農作業の指導を徹底するようお答えし、引き続きのご理解をお願いしました。



 村内では農業条件の良い地区ですが、農業従事者の高齢化による農地保全等の課題がありまして、これからも「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議をしながら、上生坂区の農業振興の対策を講じてまいります。出席された皆さん、お仕事等でお疲れのところ忌憚のないご意見とご助言をいただきありがとうございました。

第18回 村民ゴルフ大会

2014年10月30日 | 生坂村の行事
 29日(水)午前8時20分から開会式を行い、雲一つない爽やかな秋空と風がほとんど無い最高のコンディションに恵まれ、紅葉が鮮やかなあづみ野カントリークラブで20名の参加者で、今回初めてだと思いますが平日に開催しました。


△ 開会式後の恒例の記念撮影。

 今回の参加者も、今年は初めてという方や10数回もしている方などが、クリーンにボールを捉え真っ直ぐ飛んでいき、フェアウエイをキープ出来たり、グリーンに乗ったり、またそうかと思えば、ダフったり、トップしたり、右や左に曲がっていって口惜しんだりと一喜一憂し、楽しみながらも真剣にプレイをしていました。


△ 優勝者の石川君二さんのティーショットです。真っ赤な帽子が素敵ですね。

 私は、今年3度目のゴルフでして、いつもながらの三桁のスコアでしたが、チィップインやロングパットが入って驚いたり、右や左に飛んで苦慮したりと、一緒に廻ったメンバーと楽しくゴルフができました。


△ ベスグロの久保田敏通さんがグリーンに向かって打ったところです。

 参加された皆さんも、秋の深まりを感じる錦織なすゴルフ場で、和気あいあいと会話も弾み親睦を深めながら、楽しそうにゴルフをされていました。


△ 雲一つない快晴と風が殆どない最高のコンディションでした。

 優勝は、最初から全て参加していて、今回で3回目の優勝をされた石川君二さん(NET 72.8)でして、ベスグロは久保田敏通さんのGROSS 84でした。それぞれの賞に輝いた皆さん、おめでとうございました。


△優勝者の石川君二さんに優勝カップをお渡しし、お互いににこやかなになりました。

 そして、今回も恒例のチャリティー募金は、ショートホールでワンオンしなかった方々といっても、参加者全員からいただき感謝申し上げます。さっそく参加されていました社会福祉協議会の平林会長さんにお渡ししまして、村民の福祉に使わせていただきますと御礼の言葉をいただきました。


△ 恒例のチャリティー募金を社会福祉協議会の平林会長さんにお渡ししました。

 参加された皆さん、来年度も日程等を検討してまいりますが、引き続きお元気で過ごされますよう、スポーツで健康管理をお願いいたします。そして、本日はお疲れ様でした。

地区の防災安心応援事業「第4回 生坂村の防災を考える住民懇談会」

2014年10月28日 | 生坂村の懇談会
 28日(火)午後7時から村民会館講堂で行われました。昨年度に続き今年度残り5区の皆さんに、「土砂災害から犠牲者ゼロを目指して」ということで、地域防災のあり方と今後の取組について進めていただくために4回目の懇談会を開催しました。


△ 私が今年、日本で発生した災害を教訓に、平時の際の防災・減災の意識の向上等をお願いしました。

 今回も群馬大学広域首都圏防災研究センターと長野県建設部犀川砂防事務所の方々からご指導等をお願いし、11月には全村的に避難訓練を実施するため、今回は全10区の皆さんと一緒に「避難訓練の事前打ち合わせ」をしていただきました。


△ 川東研究員さんからワンカップ雨量計のことも教えながら、訓練全体の流れを詳しく説明していただきました。

 昨年度実施した5区と、今年度の5区が3回の懇談会で決めていただいた「自主避難計画」(防災マップ)と「訓練全体の流れ」に沿って、土砂災害を想定した避難訓練について実施概要の説明をしていただきました。
 雨量計測開始として、「訓練開始の連絡」の確認、ワンカップ雨量計を外へ出すなどし、警戒開始として、「警戒開始の情報」の確認、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象の確認などの手順で行っていきます。
 そして、自主避難開始として、「自主避難開始の情報」の確認、最寄りの避難場所(比較的安全と思われる場所や建物)に避難して、避難・誘導担当が点呼をし、区長へ報告して自主避難完了となります。


△ 全10区の皆さんと運営スタッフの皆さんが、大勢出席いただきしっかり説明を聞いていただきました。

 多くの区民の皆さんに参加していただき、各世帯→部落長→区長、区長→部落長→各世帯の区内の連絡や、部落長→区長→生坂村、生坂村から防災行政無線で放送や消防団に連絡など通報訓練もしっかり行い、自宅周辺の危険箇所を注意する訓練も重要であるとのことでした。


△ 訓練の流れや準備のポイントの最終確認をしていただきました。

 区の役員の皆さん、職員各位等の運営スタッフへの説明として、水入れや予兆現象看板の設置をするなどの人員配置、それぞれの地区に行く配車イメージ、地図上に記載されている各ポイント等の訓練前現場確認事項、正確な水入れや避難の様子を撮影するなどの訓練時作業分担を詳細に説明していただきました。


△ 区の役員の皆さん、職員各位等の運営スタッフへ、訓練前現場確認事項、訓練時作業分担等を説明していただきました。

 11月9日(日)に「土砂災害を想定した避難訓練」を実施しますので、多くの村民の皆さんにご参加いただき、「災害に強い生坂村」の実現を目指したいと考えておりますので、区長さん、運営スタッフなど関係各位のご協力・ご支援をお願いする次第です。出席された皆さん、本日はお疲れ様でした。

平成26年度 村長杯争奪後期ゲートボール大会

2014年10月27日 | 生坂村の行事
 26日(日) 午前7時30分から、今回は9チームの参加により開会式が行われました。丸山体協会長をはじめ役員の皆さんには、前日と早朝から総合グラウンドに3面のコートを準備していただき開催の運びとなりましたことに御礼申し上げます。
 丸山体協会長から役員や選手の皆さんへご協力やご参加の御礼等のご挨拶をされた後、私からは、午前中は良い天気予報ですから、日頃の練習の成果を発揮して、親睦を深めながら楽しくプレイをしていただくようお願いするとともに、ただボールを打つのではなく、チームワーク良く戦略を練りながら良い成績を収め、懇親会も楽しくでき良い一日になりますことをお願いし挨拶とさせていただきました。
 そして、中澤議長、藤澤教育長からもそれぞれにご健闘を祈念したご挨拶と、ゲートボール部長から詳しくルール説明をしていただきました。


△ 私と中澤議長、藤澤教育長、丸山体協会長による、大きなゲートを用意してのユニークな始球式

 開会式後は、私と中澤議長、藤澤教育長、丸山体協会長による、大きなゲートを用意しての始球式から、それぞれに30分間のゲームが始まりました。


△ 3コートで一斉に試合開始

 第1ゲートをスムーズに通過して、仲間のボールに当てゲート通過を助ける上手な方、なかなか第1ゲートを通過できなかったり、相手にボールを当てられ場外に出されてしまい試合に貢献できず悔しそうな方、打つ順番を考えボールの位置を指示するリーダー、強く打ちすぎてコート外に出てしまったり、狙ったところにいかずにガッカリする方など、一打ごとに気合いの入った掛け声、狙い通りにいかず残念がるため息やそのユーモアなアクションに対する笑い声など、一喜一憂する楽しいプレイに温かい応援が続きました。



△ コートの隅までボールの狙う場所を指示するリーダー


△ 仲間のボールの打つ方向をしっかり見極めて指示するリーダー


△ 試合終盤で上がりを狙って打つ選手

 私は他の用事がありましたので、途中で失礼しましたが、皆さんで仲良く和気あいあいと楽しいプレイと、真剣にボールを打って白熱した試合になったことと思います。体育協会の役員の皆さんをはじめ各分館の役員・選手・応援の皆さんなど参加された皆さんに感謝を申し上げます。

全国道路利用者会議第64回全国大会の道路視察

2014年10月26日 | 私の活動報告

△ 初日の視察先の「小豆島」

 23日(木)の全国道路利用者会議第64回全国大会の終了後、私は、松本市建設部の上條部長さんと長野県建設部の上野道路建設課長補佐さん、井出道路管理課担当係長さんと「海の道」コースの視察に参加しました。


△ 「寒霞渓」の素晴らしい渓谷美と左側に見える新内海ダム

 バスは小豆島に行くためフェリーに乗り、瀬戸内海を見ながらお弁当を食べ、初日の視察場所、内海ダム再開発事業と国道436号の防災・安全社会資本整備事業等を視察しました。
 小豆島に着き最初に、日本三大渓谷美の一つとも賞される寒霞渓の素晴らしい渓谷美を山頂から眺め、その下流域に新内海ダムも見ることは出来ました。


△ 内海ダムの再開発事業の説明を聞く参加者

 内海ダムの再開発事業は、寒霞渓の山頂の650mからわずか2Km程で新内海ダムの50mまでの落差がある急流の別当川により、古くから度々洪水の被害が発生しております。昭和49年と51年には大雨による土石流で、護岸の決壊や住宅の浸水など大きな被害が発生し、尊い人命が犠牲になりました。また、瀬戸内海気候で降水量が少ないため、小豆島では不安定な水源に依存している状況でもあり、香川県と小豆島が、別当川総合開発事業の一環として、洪水調節・新規水道用水の開発・流水の正常な機能の維持を目的とした、多目的ダムを建設しているとのことでした。


△ 新内海ダムから見える「寒霞渓」等の風景

 国道436号の整備事業は、観光客が四季を通じて来島し、島内の交通事情に不慣れなドライバーや歩道幅員が不足のため路肩を通行する歩行者等に関する事故が発生しており、交通安全事業等の整備を行っていました。また、平成29年度に2校ある高校を1校に統合されるため、自歩道の整備により生徒の通学経路の安全性の向上も図っているとのことでした。


△ 瀬戸内国際芸術祭2013の「北野たけし&ヤノベケンジ」の作品

 途中に瀬戸内国際芸術祭2013で一番の人気であった「北野たけし&ヤノベケンジ」の作品鑑賞や「道の駅 オリーブ公園」の視察もさせていただきました。

 

△ 「道の駅 オリーブ公園」からのオリーブの木と風景

 2日目は、直島に渡り2班に分かれて視察を行いました。我々の班は、安藤忠雄設計の宿泊施設をともなった美術館の「ベネッセハウス ミュージアム」を視察しました。豊かな瀬戸内海の自然の中で、ここにしかない色々なアートと触れ合えて感動しました。


△ 大竹伸朗のシップヤード・ワークス「船底と穴」

 香川県直島環境センターでは、豊島の処理業者が昭和50年代後半から平成2年にかけ、シュレッダーダストや廃油、汚泥等の産業廃棄物を搬入し、野焼きや不法投棄した廃棄物に対し、香川県の処理案が直島町に了承され、平成15年4月から豊島の廃棄物等を直島環境センターで処理している工程を視察しました。
 溶融処理に伴って発生する飛灰やスラグなどの副産物を再資源化し有効利用する他、プラント排水や雨水を再利用するなどして完全循環型の施設となっているとのことでした。


△ 廃棄物専用船「太陽」に午前と午後18台ずつ搬入

 我々が走りました一般県道北風戸積浦線は、直島の「地中美術館」「ベネッセハウス」などのアートが注目され世界中から観光客が増加しており、島内の安全な通行を確保するとともに、直島に点在するアートプロジェクトの利便性の向上を図るため、道路改築を行っているとのことでした。


△ 宮浦港にあった草間彌生さんの作品


△ 全行程の視察が終った「直島」

 香川県土木部道路課の皆さんをはじめ、関係各位には有意義な視察をさせていただき御礼申し上げます。そして、2日間とも素晴らしい天気に恵まれての視察、大変お疲れ様でした。

全国道路利用者会議第64回全国大会

2014年10月25日 | 私の活動報告


 23日(木)午前10時から、初めての開催地である香川県高松市に、全国から約1,000名の参加により、アルファあなぶきホールで盛大に開催されました。

 

△ 綿貫民輔会長が、道路はつながって機能を発揮し、防災・減災の観点や地方創生には道路整備が必要などと挨拶されました。


△ 太田昭宏国土交通大臣代理の黒田道路局次長が「人口減少によるコンパクト化、ネットワークづくり、道路メンテナンスの必要性等を代読されました。

 

△ 香川県浜田恵造知事の挨拶

 地元、香川県浜田恵造知事、高松市大西秀人市長、宮本欣貞県議会議長からは、高松自動車道の4車線化などの道路整備の必要性や南海トラフに対してなどの国土強靱化と、瀬戸内海の日本初の国立公園制定80周年や名所・旧跡の紹介等のご挨拶をいただきました。


△ 藤井秀城東かがわ市長の意見発表

 意見発表は、藤井秀城東かがわ市長、一般社団 法人香川県バス協会佐藤邦明会長から、それぞれの立場で道路整備・メンテナンスの必要性や自動車の保有率とバス利用等の意見発表をしていただきました。

 また、道路の質を高め、地域の安全・安心、地域経済の振興を図るため、道路整備を計画的かつ着実に推進するとともに、今ある道路をもっと賢く使って、現道の課題を効率的に克服するよう、全国道路利用者会議の総意として、「東日本大震災からの復興加速と事前防災・減災対策」など6項目を要望することが採択されました。


△ 講演会は、(株)TMオフィス代表取締役 殿村美樹さんより「秘められた魅力を売り出す戦略と発想」と題して行われました。


△ 「うどん県」のPR戦略も興味深い内容でした。

 PRについて、iPhoneやツイッターの事例を用いて、人が自分から動き出したくなる仕組みをつくること、共感できるストーリーで10文字以内のインパクトの強いビジュアルが伝わりやすい情報であること、何のためにPR戦略に取り組むのか、地元の「本当の思い」をしっかり把握することなど、直ぐに活用できる戦略の立て方と発想のポイントの講演を拝聴しました。
 全国大会終了後、道路視察の3コースの内、我々は、アートなうどん県「海の道コース」の視察に向かいました。

平成26年度生坂農業懇談会 下生野区の開催報告

2014年10月22日 | 生坂村の懇談会
 21日(火)午後7時から、下生野南部交流センターで開催しました。
 まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされるJA松本ハイランドの理事・職員、農地整備課・農業改良普及センター・長土連の職員、農業委員会長・地元委員、農業公社理事長・事務局、振興課長・係長が自己紹介をし、地区担当職員が記録をするために同席して行われました。



 我々からの説明要旨は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきた「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」と今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」等をそれぞれ説明させていただきました。



 下生野区は、中山間直接支払事業、農地・水保全事業を取り入れており、営農組合員数も比較的多く、個人担い手農家も営農していますので、営農組合と担い手が効率良く連携できる様に取り組んでいただくとともに、水利費の軽減を図るために、揚水機を含む農業用用排水の改修計画を進めていくことになっております。
 下生野区の中山間地域総合整備事業の揚水機場の更新と農業用用水路のパイプライン化について、排水路の補修や上下部の形状等について意見をいただき、事業推進組合と協議を進める中で、懸案事項に対応した実施計画を作成することになりました。



 中山間地域直接支払制度の組合組織がしっかり取り組んでおり、農業環境が厳しい中、継続的な農業を確立するために、事業による受益者負担の軽減も図っていきたいと考えております。また、東側の畑の遊休地については、ぶどう栽培を視野に検討を進めることになりました。
 生鮮食品等の買い物については、安曇野市・池田町方面に行かれている方が多く、さほど困っている意見は無かったのですが、マイクロバスの送迎によるJA生坂支所での買い物の利便性を図る提案がありました。



 野生獣の被害については、昨年度防護柵を設置した効果があり、今年はかなり被害が軽減されたという意見が多く、費用対効果が出て良かったと感じました。
 営農には条件の良い地区ですが、まだ課題がありまして、これからも「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議をしながら、下生野区の農業振興・農地保全の対策を講じていきたいと考えております。出席された皆さん、お仕事等でお疲れのところ色々なご意見をいただきありがとうございました。

平成26年度生坂農業懇談会 小立野区の開催報告

2014年10月21日 | 生坂村の懇談会
 20日(月)午後7時から、今年度の懇談会は小立野公民館を皮切りに始まりました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされるJA松本ハイランドの理事・職員、農政課・農業改良普及センターの職員、農業委員会長・地元委員、農業公社理事長・事務局、担当部署の職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録をするために同席して行われました。



 我々からの説明要旨は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきた「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」と今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」等をそれぞれ説明させていただきました。



 小立野区は、集落有志で組織する営農組織「楽笑会」等があり、遊休農地の再生、農地保全、環境保全を積極的に行っていただいております。今後は組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究など、法人化も視野に入れた検討を進め、組織力の強化に向けた支援を行っていきたいと考えております。
 また、小立野区の中山間地域総合整備事業の農業用用水路の改修について、具体的な意見をいただき、地元の事業推進組合と現地調査により協議をし、その内容を取り入れた実施計画を作成することになりました。
中山間地域直接支払制度と多面的機能支払交付金を有効に活用して、小立野区全体で組織化し、農業振興、農地の保全、水利費の軽減等を進めていくことにもなりました。



 生鮮食品等の買い物は、明科方面に一番近い区ですので、今までと変わらず困っていない様でして、今後の直売施設の建設については、中央から南の方への建設要望がありました。
 野生獣の被害については、防止柵とオリの設置などで対策をされた方が、今年は被害が無かったとのことであり、その対策を有害鳥獣対策の参考にもしたいと考えております。



 それぞれの課題に対して提案と指摘をいただき、今後、人・農地プランに反映させながら、これからも小立野区の皆さんと行政機関等で、農業振興・農地保全の対策を講じていくことを確認しました。
皆さん、お仕事等でお疲れのところ遅くまで真剣なご協議をありがとうございました。

「2014赤とんぼフェスティバルINいくさか」の2日目

2014年10月20日 | 報告


   2日目の始まりは、大変人気の「それいけ!アンパンマン ショー」


△ 大勢の子供さん達が楽しんだ「それいけ!アンパンマン ショー」

 19日(日)午前10時から、昨日に続き雲一つない晴天に恵まれ、総合グラウンドで2日目を開会しました。最初に私の二日目の挨拶から始まり、毎年大変人気がある「それいけ!アンパンマン ショー」では、多くの子供さん達の親子連れで大いに賑わいました。


△ 「アルプホルン・エコー」の皆さんによる素敵な演奏

 次ぎに、アルプホルン・エコーの皆さんにより、アルプホルンの説明などをしながら素敵な演奏を聞かせていただきました。


△ 中学校太鼓クラブによる「生坂」の演奏

 総合的な学習として、20年ほど続いている生坂龍翔太鼓を学習している中学校太鼓クラブのリズム感の良い勇壮な演奏と続きました。


△ 続いて勇壮な「龍翔」の演奏

 そして、本日の話題のステージとして、太田拓実&ホリデーベンチャーズの皆さんの演奏です。太田拓実くんは、お父さんが生坂村出身で、ベンチャーズの大ファンだったお祖父ちゃんの影響で4歳からドラムの演奏を始め、毎日自宅で練習をしてめきめき腕を上げ、小学校1年生の演奏に「ちびっ子天才ドラマー」として注目されています。私もベンチャーズは好きでして、太田くんのドラムとホリデーベンチャーズの皆さんの素晴らしい演奏に感服しました。


△ 太田拓実&ホリデーベンチャーズの皆さんの素晴らしい演奏


△ 太田拓実くんの天才的なドラムの演奏

 息の合ったリズミカルな小学生高学年の金管バンドの演奏も良かったですし、元わさびーずの「MEN’S 3」の皆さんには、懐かしいフォークソングなどを歌っていただき、会場の皆さんも口ずさんでいました。


△ 息の合ったリズミカルな小学生高学年の金管バンドの演奏


△ 懐かしいフォークソングを歌っていただいた「MEN’S 3」の皆さん

 そして、昨年に引き続き私も参加させていただいた上生坂区合唱団の皆さんは、音楽の先生の指導のもと、「ビリーブ」「花は咲く」など5曲を歌いました。練習の成果が出て、皆さんは気持ち良く上手に歌っていただきました。


△ 音楽の先生の指導の下、「ビリーブ」「花は咲く」など5曲を歌っていただいた「上生坂区合唱団」

 音楽会、大会などで何度もステージ発表をされていて、とても上手な中学生吹奏楽の演奏と続きました。今年度も小・中学生のステージ発表は、一生懸命に練習をしてきた成果が伺える素晴らしい演奏でした。


△ 何度もステージ発表をされていて、とても上手な中学生吹奏楽の演奏

 今日2回目の「それいけ!アンパンマン ショー」になると子供達が多くなり、人気が高いことに驚かされました。


 最後に生坂村讃歌「山紫に空は澄み」を上生坂区合唱団の皆さんと一緒にステージで歌っていただき閉幕となりました。


△ 上生坂区合唱団の皆さんと歌った生坂村讃歌「山紫に空は澄み」

 友好関係の松本市上土商店街の皆さんが今年度もお越しいただくなど、各団体・企業さんのブースも増え、運営している皆さんも楽しみ、お客さんにも喜んでいただき、交流と友好、親睦が深まったと感じました。


△ 関係各位のご支援・ご協力の御礼と協働による村づくりをお願いした閉幕の挨拶

 村民・来場者・ステージ出演者の皆さんなど多くの関係各位のご支援・ご協力のお陰で、成功裏に終了することができました。
皆さん大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


「2014 赤とんぼフェスティバルINいくさか」の1日目

2014年10月19日 | 生坂村の行事

△ 今年も保育園児による「くす玉割り」でオープニングのスタート


△ 保育園児による可愛らしい「リズム体操」

 18日(土)午後3時に私が開会の挨拶をした後、保育園児による「くす玉割り」から「リズム体操」で始まり、福まき、生坂龍翔太鼓の演奏、どぶろく「腹の神」新酒の披露と、オープニングから盛り上げていただき賑やかに始まりました。


△ 私が今年のテーマ「健やかに爽やかに 勇気・元気・活気!」の意味を込めての挨拶


△ 皆さんに福が来ますように、賑やかに「福まき」

 保育園児達のステージは、可愛らしく微笑ましく感じましたし、5年目のどぶろく「腹の神」の新酒はピリッとした酸味の口当たりとまろやかな味で、おじさま倶楽部の杜氏さんの醸造技術が安定してきたと思いました。


△ 生坂龍翔太鼓の「岩つつじ」の力強い演奏。私は久々の太鼓演奏でした。


△ 続いて勇壮な「龍翔」の演奏


△ どぶろく「腹の神」新酒で「生坂村の発展を祈念して」乾杯!

 昨年に続いて、ファイティング.パキラの皆さんによる「よさこいソーラン」等の馴染みのある曲で軽快に踊っていただきステージを盛り上げていただきました。


△ ファイティング.パキラの皆さんによる軽快な踊り

 災害時に備えよう!生坂炊き出し訓練は、今年度も10区を3班に分け協力しあって、災害時対応用の大釜で、大日向南平地区の農地再生事業で収穫した小麦を使った小麦粉で、味噌味・カレー味・中華味のすいとんを作っていただき、とても美味しかったのであっという間に終わってしまいました。


△ 災害時に備えよう!生坂炊き出し訓練の「カレー味のすいとん」


△ 屋台を出してお休み処を作るなど趣向を凝らした「各ブース」

 
 6年目の「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」では、各区が趣向を話し合い、工夫を凝らしていただき、草取り・水くれなどの維持管理をしていただき、各区で力を合わせ素晴らしい花畑にしてくださいました。審査会の結果、金賞は上生坂区、銀賞は草尾区、銅賞は大日向区に、そして努力賞は下生坂区・古坂区の2区を表彰させていただきました。


△ 各賞を表彰させていただきました「地域ぐるみでむらじゅう花ざかりの表彰」

 書道パフォーマンスは、音楽と踊りに書道を組み合わせ、「夢限」「輝道」などとそれぞれに書かれた文字が、生坂村のことを思い、みんなが一生懸命に書き、気持ちを込めた文章と書にとても感動しました。


△ 音楽と踊りに書道を組み合わせたリズミカルな「書道パフォーマンス」


△ 生坂村のことを思い、みんなが一生懸命に書いた「夢限」「輝道」などの書

 生坂音頭は年々参加者が増え、長野県のキャラクター「アルクマ」と子どもから大人まで多くの皆さんに踊っていただき、大きな踊りの輪ができて盛り上がりました。


△ 「アルクマ」と子どもから大人まで多くの皆さんに踊っていただいた「生坂音頭」

 初日の最終プログラムは、毎年好評の「みのわ手筒会」の花火を行い、「今年は特に良かったよ!」というお誉めの言葉も聞かれ、毎年趣向を凝らしていただき、身近で見られる迫力と手筒花火や打ち上げ花火などの美しさに堪能しました。


△ 「みのわ手筒会」の身近で見られる迫力の「手筒花火」


△ 頭の上で見られる大輪の「打ち上げ花火」

 10区や各団体・グループの各ブースも郷土料理や特産品などを販売して大いに盛り上げていただきありがとうございました。そしてお疲れ様でした。