我々からの説明要旨は、「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議してきた「地域農業の今後の振興及び農地保全について」、「新たな農業・農村政策の実施について」と今年度からJA松本ハイランド生坂支所にお願いしています「生鮮食品の販売及び宅配サービスについて」等をそれぞれ説明させていただきました。
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上生坂区はもっとも人口が多い区で、水田、ブドウ栽培を主として取り組んでいただき、ブドウについては地区の担い手に加えて、新規就農者が取り組んでいるが、水田については5年後には高齢化が進み耕作放棄地の増加が予想されるために、営農組合の活動強化及び新たな営農組合の発足を検討し進めていくように考えております。
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上生坂区でも中山間地域総合整備事業の用水路の改修や圃場整備、上の原の準備休憩施設などの内容について、ご意見とご質問をいただき、実施設計時に地元の皆さんと調整をお願いしながら進めていくことを理解していただきました。
今年度から多面的機能支払交付金が受けられる「上生坂の農地を守る会」を立ち上げていただき、水路、農道および法面等、農業を支える共用の設備を維持管理するための地域の共同作業をしていただくことになりました。
生鮮食品等の買い物については、店舗が必要というご意見や注文方式の販売、ヘルパーと一緒の買い物、建設予定の直売所内での販売等の意見が出されましたので、今後の検討材料とさせていただくこととしました。
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農政改革による経営所得安定対策シミュレーションでは、米価の下落により稲作の継続が難しい意見もあり、認定農業者の育成、集落営農組織の発足、農業公社による対応が重要になってくると考えられます。
農業公社の作業状況についてのご指摘と機械リースについてもご意見があり、農作業の指導を徹底するようお答えし、引き続きのご理解をお願いしました。
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村内では農業条件の良い地区ですが、農業従事者の高齢化による農地保全等の課題がありまして、これからも「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で協議をしながら、上生坂区の農業振興の対策を講じてまいります。出席された皆さん、お仕事等でお疲れのところ忌憚のないご意見とご助言をいただきありがとうございました。