信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村消防団年末警戒巡視激励

2024年12月25日 | 生坂村の取組
 12月25日(水)午後8時からは、恒例の消防団年末警戒の巡視激励を行いました。私と中山消防団長と松下駐在所長で激励の言葉を述べながら、副村長、総務課長、本部団員と一緒に第2分団から、第3、第1分団と激励に廻りました。
 各分団は正副分団長と当番団員が出動して対応していただきました。



 各分団の団員各位に私からは、一日のお仕事等でお疲れのところ年末警戒の出動に対して御礼を申し上げ、日頃は、村民の皆さんの生命財産の安全保護にご尽力いただいている活動に感謝を申し上げ、安全運転を心がけ、暖かい服装で活動され、村民の皆さんが安全に年末を過ごせ、良い年を迎えられるためにしっかり警戒することをお願いするなどの激励のことばを申し上げました。

 各分団の分団長以下出動団員各位に、中山団長から、今までこれといった災害も無く建物火災もないですが、これからは火を扱う時期ですので引き続き気を付けていただき、寒さが厳しくなりますが、村民の皆さんが安全安心に過ごせて、良い年を迎えられますように、団員の皆さんも健康に留意して、しっかり警戒してくださいなどと激励の挨拶をされました。



 各分団の消防団員に対して、松下駐在所長からは、今年はこれといって災害、火災がなく村民の皆さんが平穏に過ごせていることは消防団員の皆さんのお陰であることに謝辞を述べられ、寒さが厳しい中ですから、防寒対策をして、雪などで路面悪化が予想されますので安全運転を心掛けていただき、村民の皆さんの安全・安心な生活のために、警戒をしっかり行ってくださいなどと挨拶をされました。



 3人の激励の挨拶の後、各分団長に、私から、何か温かいものでも食べて頑張ってくださいなどと言って、激励金をそれぞれの分団長にお渡ししました。

 30日(月)まで、巡回と広報を夜2回、各分団の各部が担当地区を巡回していただきます。年の瀬で大変忙しいところですが、徹底した年末警戒をよろしくお願いいたします。

 厳しい寒さの中、巡視激励された消防団本部及び関係各位と対応された消防団員各位に感謝を申し上げます。今後も地域防災力の要として、健康に留意されて活動のほどよろしくお願いいたします。


北海道標津町交流事業報告会&区長会議&山清路の雪景色

2024年12月20日 | 生坂村の取組
 12月30日(月)は薄雲が広がりましたが、日差しが届いて穏やかな空で、昼間も寒い一日でした。
 午前11時からは、今年度6回目になります生坂中学校の2年生と先生方が、10月に北海道標津町に行き、様々な交流学習を行ってきた報告会に出席しました。

 2学年の生徒達全員から、北海道標津町に着いてから、標津中学校、川北中学校、生坂中学校の3校交流会での歓迎の様子、標津サーモン科学館では鮭などの勉強をし、新巻鮭作りは初めてで大変だったことや楽しかったことが多く、北方領土は我が国の領土などの学習の内容など感想を交えて報告していただきました。
 北海道はとても広く、雪が沢山降るため道路幅を示す標識を初めて見たこと、海が近くにあり早朝海岸に行って記念撮影をしたこと、ポー川でのカヌー体験は、最初は怖かったけど力を合わせて上手にできたこと、旅館での食事の様子なども報告してもらいました。


 

 野付半島を友達と歩いて楽しかったことや標津の中学生たちとゲームをしながら楽しく交流ができたことなどの感想と、標津町でお世話になった生徒たちを来年生坂村に迎えるにあたり、心強く意気込みのある言葉をいただき、最後に御礼の言葉を述べるなどの報告をされました。


 最後に皆さんから、交流学習で貴重な体験ができたことなどに対して、村の方、先生方、保護者の皆さんに対し感謝の言葉をいただきました。


 私からは、しっかりとした報告をしていただいたことと感謝の言葉をいただいたことに御礼を申し上げ、北海道標津町でなければできない貴重な体験、勉強ができたことや標津町の生徒たちとの交流などで見聞が広がって良かったと思うこと、来年は標津町の中学生が3年生として生坂村に修学旅行で来られるので、しっかり準備をして生坂村のことを知っていただくことや、皆さんでおもてなしをして、楽しい思い出になる様に取り組んでもらいたいこと、行政も教育委員会と一緒に対応しますなどの講評を述べました。

 上條教育長からも当事業に関して、村や保護者から援助をいただいて実施できたこと。しっかりと一人一人が報告ができたこと、貴重な体験を今後の人生に活かして欲しいこと、来年は標津町の皆さんが10月には来ますので、準備をしてしっかり対応をお願いしますなどの講評を述べました。

 北海道標津町の山口町長、星副町長、山﨑教育長、標津町の中学校の先生と生徒の皆さん、当村の教育委員会、生坂中学校の先生と生徒の皆さんなど、多くの関係各位に大変お世話になり、素晴らしい中学生交流学習ができましたことに感謝申し上げます。

 午後4時からは区長会議を開催しました。
 最初に瀧澤区長会長から、急に寒くなり、夏から冬に一気になった雰囲気がしますが、皆さんには、今日はお集まりを頂きありがとうございます。残り3カ月という時期になってきておりますが、来月新年には色々行事等があり大変だと思います。

 そして、3月には我々も新しいメンバーを選考しながら引き継ぎを行っていかなければならなく、そのための総会の資料作りから始まり、色々この3カ月の間はなにかと大変かと思います。
 更に4月になれば、村議会議員の選挙ということもあり、各区から是非、行政に対して色々意見が言える方、また、村を本当に良くしようと考えている人を推薦して頂きたいと思います。
 若干の情報によると、現村議会議員が半分位退くような状況の様ですので、是非皆さんで良い方を推薦して頂ければなと感じております。そういう状況ではありますが、体の方を大切にして頂いて、この後3カ月をしっかり皆さんと頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたしますなどの挨拶をされました。

 私からは、年の瀬の大変お忙しい中、区長さん方にはご出席を頂きましてありがとうございます。日頃は各区をまとめて頂いて、各区の課題に対して、リーダーシップをとって、色々と活動されています事に感謝を申し上げます。

 また、村政運営に対しましても、それぞれの立場でご理解とご協力を頂いていますことにも重ねて御礼を申し上げます。前回の区長会からは、区長会の視察研修がありましたし、生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」もございまして、秋には色々なイベントがあり、区長さん方を中心に各区で活動をして頂いたことにも感謝を申し上げます。
 本日も各部署からそれぞれお願い事や協議事項がございますのでご協議をお願いしたいと思います。それでは健康が第一でございますので、あと3か月ちょっと令和6年度末まで健康にご留意され、区長さん方に頑張って頂きますようお願いを申し上げ挨拶とさせて頂きました。

協議事項
総務課
 区振興交付金について、出先機関等の年末年始休業について、賀詞交歓会について、生坂村消防団出初式について、三九郎の火災予防について、村議会議員一般選挙日程について、区長会視察研修収支報告について説明がありました。
意見・質問はありませんでした。

教育委員会
 令和7年1月3日(金)午後1時から行う「二十歳の集い」の開催について説明がありました。
意見質問はありませんでした。

村づくり推進室
 令和7年度地域発 元気づくり支援金について、いくさか大好き隊の地域支援について、令和6年度の村民アンケート調査の結果について、生坂村脱炭素先行地域づくり事業 省エネ機器等導入補助に関するお知らせについて説明がありました。
 意見質問はありませんでした。

住民課
 令和7年度申告相談について、やまなみ荘からのお知らせについて、ごみの収集について説明がありました。
意見質問はありませんでした。

健康福祉課
 令和7年度民生委員・児童委員一斉改選について、また、昭津区から民生委員減員の申し出があり、この件に関して、隣接する下生坂区、草尾区、大日向区の役員が出席しての昭津区の編入についての打ち合わせ会議報告(検討の結果大日向区へ編入の方向で進めて頂きたい)の説明がありました。

意見・質問の概要は
・大日向区長から、大日向区に昭津区を編入するのは妥当と思う。これから調整していく中で、昭津区を1つの単位として、南平、北平・中塚、昭津の3地区で交互に選出すればどうかと意見がありました。
・昭津区長から、昭津区としては、3地区として、1回受けられるかについて詰めた検討が必要と思う。地区の意見を聞きながら検討していきたいと意見がありました。

・この事について、民生委員さんからどのような意見が出ているのかと質問があり、民生委員では、大日向区長の意見のような細かい検討はしていない。事務局で大日向区と昭津区の役員さんに集まってもらい話し合いの場を設けて対応していきたいと説明しました。
・宇留賀区も何期も続けていただいている状況と意見がありました。

振興課
 村道の除雪路線について、小型除雪機の管理及び点検について、緑化木無料配布について、地区要望について、道の駅いくさかの郷について、いくさマル得商品券スーパープレミアムについて、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業について説明がありました。

意見・質問の概要は
・村道1級1号線の通行止めの状況を速めに連絡が欲しいと意見があり、建設事務所に確認して早めに対応していきたいと説明しました。
・児童館から中山組までの間は通学路になっているが、草刈りは何処で対応するのか質問があり、管理は松本建設事務所で行っているので、要望しその回答を区長さんに連絡していくと説明しました。

その他
 事務局から各区の役員の状況や今後の対応について、また、区長さんの仕事量について区長さんからの意見を聞きました。


区長さんからの意見
・役員の種類については、検討したが現在の役員を少なくするという意見はなかった。将来的に区の編成等を検討した方が良いと意見があった。

・私から、旧明科町が安曇野市に合併し、行政主導で区の単位を大きくした。たとえば、そういう形にすると、3区くらいにしていくのか、100戸位にしていくのか、この対応について行政主導で行っていくのか等を、来年度の村政懇談会で意見を頂いていくのかを検討していきたい。
 また、総会の時に区民にこの問題を提起して頂いて意見を集約して欲しい。その結果を考慮して村政懇談会で説明していくのか検討していきたいと説明を行いました。
 また、消防団員がなり手不足なので、区長さんと常会長さんから、新たに団員に介入する方を消防団の各部へ紹介して欲しいとお願いしました。

 区長さん方には慎重にご審議いただきありがとうございました。いよいよコロナ禍前の様に忙しくなっていますので、健康にご留意なさり、各区、生坂村のためにご尽力、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。


信濃十名勝「山清路」の雪景色
△▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、早朝行くところがありましたので、先日撮影した山清路の雪景色です。


 その他生坂村では、小学校で6年三校交流授業・金管練習、中学校で生徒総会・引継ぎ会・アルミ缶回収日・清掃集会(朝)、ジェニーとクッキング、脱炭素事業打合せ、文化財保護委員会、健康応援隊in昭津、6班の皆さんの元気塾、税務署の農業決算説明会などが行われました。




やまなみ荘定例会&長野国道事務所現地調査&草尾上空からの風景

2024年12月16日 | 生坂村の取組
 12月16日(月)は晴れて気持ちの良い空が広がり、朝晩は冷えましたが、昼間は日差しが心地良く感じられました。

△▽ やまなみ荘の12月用のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、11月の利用状況は、前年度と比べて宿泊と宴会、食堂等はプラスになり、調理材料費は大幅に増え、燃料費、光熱水費等も増えましたが、単月では昨年度より黒字幅が増えました。
 令和5年度対比収入は117.3%、支出は113.3%、令和元年度対比収入は98.8%、支出は90.3%となり、11月も10月に続き運営は良い状況でした。

 11月のフェアについては、新そば祭り 御膳201食、他そばメニュー233食、麺フェア チゲ32食、鍋焼き61食などの説明を受けました。
 12月用のフェア(途中経過)については、アラ煮セット55食、海鮮丼37食、あったかフェア グラタン48食、鍋焼きうどん21食などの報告を受けました。
草尾上空からの風景
 1月用の全戸配布については、年末年始予定、新春福引、竹炭湯、入浴定期券、あったかフェア、寒の土用丑うな丼、冬の鍋会席プランなどをお知らせすることになりました。

 主な協議内容の概要は、12月定例会に補正予算を計上し、その繰入で今年度3月まで運営していただきたいこと、4種類の鍋プランでは、寄せ鍋コースが一番人気であること。
 松川町の清流苑を視察して、改装されてクリーンであり、水曜日休みの場合、泊まり客には朝食をお出しするなど、ローテーションで半日出勤して対応し、午後は業者が清掃していること、従業員は52名とアウトドア関係21名で、調理人など当番制で働き、売上は3億から5億であり、昨年度からお客さんが戻りつつあるが、今は基金を取り崩して運営していること、公営施設ですので町民の利用が多く、入浴料500円、入湯税150円で値上げをしたいが難しく、現在3~5億掛けて改修していること、売店の売上は約4,000万円で観光関係の商品が多く、ホールスタッフ3名で対応されていたこと、伺った時はりんごの収穫関係でお客様が多かったことなどの報告があり、やまなみ荘の水曜日の対応をリーーダー会で検討して欲しいとお願いしました。

 おじさま倶楽部との打合せを行い、高齢化でそば打ちをできる方が10人ほどで大変であり、そば打ち講習会の開催をして、新たな担い手を発掘したいこと、やまなみ荘改修工事は、村単独事業の設計と脱炭素関係の設計を行っており、休館の可否や工事実施時期は検討中であり、宿泊等の予約関係により早めに判断することなどを協議しました。

 振興課長より野沢菜収穫体験ツアーの御礼と今月21日(土)いくさかの郷特産市、マル得商品券の換金率71.3%であり、使用していただくよう広報すること、相模女子大学地域協働活動を2月24日(月)から行うことなどの報告も受けました。

 午後3時から国土交通省長野国道事務所の小田川所長、岡田副所長、磯田交通対策課長、秋田管理第二課長、並木信州新町出張所長、近田松本工事事務所長に来ていただき、村内の国道19号で各区から要望を頂いた箇所の現地調査を行いました。

 最初に、私から、いつもお世話になっていますことと寒い中遠路お越しいただいたことに御礼を申し上げ、地区要望でお願いされた長野国道事務所関係の要望箇所を現地調査していただき、財源的にも厳しい中ですが、一つでも多くの要望に応えていただきますようお願いするなどの挨拶をさせていただきました。

 小田川所長からは、国道19号山清路バイパス工事の発生土等の対応や第二トンネルの掘削工事の業者内起工式について謝辞を述べられ、国道19号は生坂村にとっても事務所にとっても重要な路線でありますので、補正予算を獲得してなるべく多くの要望にお応えできるようにしたいなどと挨拶をされました。

〇古坂区内の河川護岸のコンクリート壁が損壊している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は河川管理者と協議して補正予算で要求していくとの事でした。

〇古坂区内の路面に凸凹があり、オーバーレイによる舗装修繕を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所も補正予算で要求していくとの事でした。

〇下生坂区込地区内の集会場の場所が、安全な高さを確保する為に地盤の嵩上げを山清路防災2号トンネル工事による発生土で盛土を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は地形を調査して検討していくとこ事でした。


〇下生野区内で、老朽化による歩道の防護柵破損と穴の開いた鉄蓋の修繕を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は修繕工事を発注しているとの事でした。

〇下生野2 歩道の幅が非常に狭く、段差が多いことから歩行に支障をきたしている。危険であるため歩道の改修を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は通学道路でもあるので検討していくとの事でした。


〇下生野区内の国道下集落側に流している道路排水等の影響で、現在工事着手している河川の堤防の拡大化により内水被害の発生が懸念されるたけ、国道下側集落への排水を減らす手段として、犀川上流(睦橋)側に排水を流せるよう道路側溝の改修を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は排水の状況を確認して検討していく。また、現在水路に堆積している土砂撤去を行っていくとの事でした。




〇下生野~日岐 トンネル工事により発生した土を、仮置場まで運搬する大型車両の通行がかなり多い影響で、村道の損傷が著しく、道路損傷個所の修繕を要望の現地調査を行いました。
破損箇所の状況や、大型車両の通行状況を調査して検討していくとの事でした。



〇上生坂区小舟地区内の横断する児童の安全確保のため、きついカーブの解消又は、「減速」等の路面標示等を要望している箇所の現地調査を行いました。
公安委員会と協議して、「減速」の道路標示で対応する様に検討していくとの事でした。

下記2箇所については、継続要望であり、暗くなったためやまなみ荘で資料により説明させていただきました。

〇下生坂区内のマンホールの嵩上げ等により窪みの解消を要望している箇所については対応していくように検討するとの事でした。
〇下生坂区木竹地区内の現在応急対策として、H鋼等で対応している箇所の工事着手を要望している箇所については、用地買収を行っていくので、協力して欲しいとの事でした。

 今回の現地調査は、当村の要望箇所について対応を検討されていて、その内容についてしっかりと調査していただきました。小田川所長はじめ職員の皆さんには親身になり詳細に調査検討をしていただき感謝申し上げます。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲に覆われ雨が少しパラついていた草尾上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校でMMDay・ギター演奏会3.4校時、中学校でMMDay・15:10下校5時間日課、小中一貫教育推進委員会などが行われました。


野沢菜収穫体験ツアー二日目&山清路の雪景色

2024年12月08日 | 生坂村の取組
 12月8日(日)は日差しが時々届きましたが、雲が広がり朝方は雪が降り寒い一日でした。
 本日私は、12月定例議会の一般質問の通告に対する答弁書をまとめるために野沢菜収穫体験ツアーには伺えませんでしたので、野沢菜の漬け込みの様子やいくさか大好き隊員が撮影した写真を投稿します。

 野沢菜収穫体験ツアー二日目は、午前9時から健康管理センターにおいて、おじさま倶楽部の平田会長と振興課コーディネーターの竹本さんに教えていただき漬け込み作業をしました。


 昨日収穫した野沢菜を綺麗に洗浄してから、今回は野沢菜の切り漬けにチャレンジするとのことで、ほぼ同じ長さにカットして、一袋に入れる重さを揃えるために秤で量りました。



 タレは醤油ベースに、ザラメ、酢、塩昆布、鷹の爪を入れて作り、カットした野沢菜の袋に入れてできあがりです。
 柔らかい野沢菜ですから、2~3日で浅漬けとして召し上がれますし、冷蔵庫で保存して漬かり込んでいく野沢菜漬の味を楽しんでいただきたいと思います。
 漬けた野沢菜漬は、お持ち帰り様の発砲スチロールに梱包して漬け込み作業は終了しました。




 昼食は、おじさま倶楽部の有段者が打ちました信州ひすいそばのかけそばとかき揚げを召し上がっていただきました。
 おじさま倶楽部の皆さんが打った新そばですから、とても美味しくいただき、帰りの準備などをしてそれぞれ帰路につきました。
信濃十名勝「山清路」の風景


 本日は、おじさま倶楽部の平田会長をはじめそば打ち班の皆さんとやまなみ荘、いくさか大好き隊員、振興課の皆さんにお世話になり、初めての試みの野沢菜収穫体験ツアーが、参加された皆さんに喜んでいただき、無事終了しましたことに御礼を申し上げます。


△▽ 毎朝恒例の撮影は、雪がなかなか止まなかったので、信濃十名勝「山清路」を歩きながら雪景色を撮影しました。




野沢菜収穫体験ツアー&下生野上空から風景

2024年12月07日 | 生坂村の取組
 12月7日(土)は雲が多く、時々雨や雪が降り、昼間も寒い体感で防寒が必須でした。
 正午から健康管理センターで昼食を召し上がっていただき、今回初めて企画しました野沢菜収穫体験ツアーが始まりました。
 
 眞島振興課長の進行で歓迎会が行われ、私から、今回初めて企画しました野沢菜収穫体験ツアーに雪がパラつき大変寒い天気の中、遠路お越しいただき感謝を申し上げ、以前は11月23日頃に漬け込んでいましたが、今は温暖化で、12月に入ってから、この様な天気の中で漬け込むようになり、ちょうど体験するには良い天気かも知れません。

 今回も昼食は、女・人竹っこクラブの皆さんに作っていただき、野沢菜収穫はおじさま倶楽部の皆さんに教えていただきますが、この様にそれぞれの団体が協力していただき、様々なイベントができることに感謝しますとともに、2日間楽しい体験ツアーになりますことをお願いするなどの歓迎の挨拶をさせていただきました。


 続いて、担当の鈴木主任から本日の日程等を説明した後、女・人竹っこクラブの竹内会長から、生坂村にお越しいただいたことに御礼を述べられ、昼食のメニューを説明されながら、生坂村で収穫した新米の塩むすびと野菜を使った豚汁などのお料理の説明をされ、お代わりもありますなどと挨拶をされ、皆で「いただきます!」と言って、食べ始めました。


 今回は8名の皆さんにご参加いただき、女・人竹っこクラブの皆さんが作ってくださった新米塩むすび、豚汁、鶏の唐揚げ、玉子焼き、人参とツナのナムル、こんにゃく、りんご、いちじくコンポート、漬物など昼食でして、皆さんはとても美味しいと言いながら召し上がってもらいました。


 昼食を美味しくお腹いっぱい召し上がった後は、参加者から始まり全員の皆さんに自己紹介をしていただきました。



 そして、長靴を履き軍手を持ち、上生坂関屋の野沢菜畑に行き、おじさま倶楽部の平田会長から歓迎の挨拶と収穫の仕方などの説明をしていただきました。
 続いて、野沢菜畑で包丁や稲刈り鎌を渡して、更に野沢菜の蕪の切り方や枯れた葉を捨てるなど詳しく説明してから収穫作業に入りました。

 参加者は慣れない手つきで、おじさま倶楽部の皆さんとお話をしながら、生まれて初めての収穫を楽しんでいるようでした。 

 私も久しぶりに野沢菜を収穫しましたが、今年は10月から11月と暖かくお湿りも多くあり、順調に伸びて太く長く過ぎるくらいであり、それにとても柔らかく育っていましたので、収穫は気を使いながら行いました。

 おじさま倶楽部の皆さん、ツアー参加者に、いくさか大好き隊員と役場職員の皆さんも手伝ってもらい、1時間半ほどで約700kgの収穫ができました。

 厚い雲に覆われていましたが、作業中は雨も雪も降らず、収穫ができてホッとしました。
 その後、皆で記念撮影をして収穫体験は終了しました。私はここで、次の用事があり失礼させていただきました。

 お茶交流会の時間は、女・人竹っこクラブの皆さんが用意してくださった薄焼きと漬物にお茶を飲みながら、皆さんで楽しく話をされたとのことです。

 
 このツアーに参加された皆さんに感謝しますとともに、人・女竹っこクラブとおじさま倶楽部の皆さんにお世話になり、今回初めての野沢菜収穫体験ツアー1日目が予定通り行うことができましたことに御礼申し上げます。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、雲に覆われ少し雪がパラついていた下生野上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、人権なんでも相談所開設、絵手紙教室、地域未来塾などが行われました。




空き家除却促進に係る連携協定締結式&消防団分団長会議&上生坂上空からの風景

2024年12月06日 | 生坂村の取組
 12月6日(金)は日差しの届くこともありましたが雲が優勢の空で、冷たい風が吹いて昼間も防寒必須の寒さでした。
 午後2時からは、株式会社クラッソーネと当村が「空き家除却促進に係る連携協定締結式」を藤澤総務課長の進行で行いました。

 最初に主催代表者の私、(株)クラッソーネ執行役員 山田浩平様、同じく事務局 小山茜様が紹介され、藤澤総務課長から、協定内容の説明をしていただきました。

 協定締結の経緯は、株式会社クラッソーネは、『「街」の循環再生文化を育む』をビジョンに掲げ、未来につながる豊かな暮らしを持続させていくため、解体工事を「住まい」の循環の始まりと捉え、建物の解体が適正に、安心して行われるためのプラットホーム「クラッソーネ」を運営するなど、地域の安心のため、そして、社会問題を解決するため、取組みを進めております。 生坂村においては、多岐に渡る空き家の課題の解決に取り組んでおり、株式会社クラッソーネとの連携により、空き家の除却や活用が促進されることを期待し、12月6日の連携協定に至ったところです。

 協定内容は、解体費用の概算を算出できる「解体費用シミュレーター」を生坂村内で提供していただくなかで、クラッソーネ様が住民や空き家所有者の相談に対応すること、空き家処分の進め方がわかる冊子を空き家所有者に提供することなどの内容になっています。
 この度、クラッソーネ様と詳細な協議を経て、管理不全な状態にある空き家所有者に解体の支援をすることを目的に、お互いの強みを活かした持続可能な「官民協働」を目指し、本日の連携協定の運びとなったものです。

 次に、(株)クラッソーネ 小山様から「解体費用シミュレーター」について、下記の内容を説明していただきました。
 AIによる生坂村 解体費用シミュレーター
 空き家の解体工事の費用概算がわかります。
※離島、傾斜地、前面道路の高低差など重機搬入が困難な接道状況や べた基礎や茅葺や火事やアスベスト除去必の物件等は解体費用が大幅に高くなります。
 現地調査による正式な見積もり費用とは差異が発生します。 ご注意ください。
 本概算結果は解体費用を保証するものではありません。

 続いて私から、当村は人口減少により空き家等が増えており「生坂村空家等対策計画」を策定し、パンフレットにありますように、老朽空き家対策事業、空き家跡地活用事業、空き家バンク制度などに取り組んできまして、解体をした空き家もありますし、程度の良い空き家は直ぐに売れるような状況であり、今後は、不在所有者に送ります固定資産税の納税通知にクラッソーネ様の冊子を同封して、空き家の利活用を更に進めてまいりたいことと、クラッソーネ様が長野県で初めて当村と連携協定を締結していただきましたことに御礼を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

 (株)クラッソーネ 執行役員 山田様からもクラッソーネ様の紹介や全国の取組内容などの挨拶をいただきました。

 続いて、「空き家除却促進に係る連携協定」の締結を行いました。今回は事前に押印をいただいていましたので、協定書の確認をして締結とさせていただきました。

 そして、記念写真の撮影をして、報道関係の皆さんから今回の連携協定について質疑応答をして終了しました。
 株式会社クラッソーネ様には、遠路お越しをいただき「空き家除却促進に係る連携協定」が締結できましたことに感謝申し上げますとともに、今後も当村の空き家問題等にご指導、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。


 午後4時30分からの消防団分団長会議は、最初に中山団長から、本日は師走の忙しい中、分団長会議にご出席頂きまして誠にありがとうございます。また、本日出席して頂いております、藤澤村長はじめ牛越副村長、藤澤総務課長におかれましては平素から生坂消防団に対し多大なるご協力を頂き誠にありがとうございます。
 今年の4月から私が団長となりまして、新たな体制として生坂村消防団がスタートした訳でございますが、今年は今のところ、大きな自然災害もなく、建物火災もありませんでした。ですがこれからの冬季間は火災に関して充分注意しないといけない時期となります。

 能登半島では1月1日に大きな地震があり、9月には豪雨で大変な被害が出ましたが、国内外でも豪雨による災害が起きており、いつどこで大きな災害があるか分からない状態であります。
 私達生坂村消防団も、万が一の事態に備え、村民の生命財産を守るため、日頃から団員への訓練、防災活動等引き続きよろしくお願いします。本日の協議事項にありますが1月12日には生坂村消防団にとって重要な式典である出初式も挙行されます。これからも皆さんのご協力をよろしくお願い致します。最後になりますがこれからの時期寒くなりますが、ここにおる皆様におかれましては健康に充分留意していただき、皆様のご健康を祈念いたしますなどの挨拶をされました。

 次に私から、生坂村消防団第5回分団長会議ということで。お忙しい中ご出席頂きありがとうございます。日頃は中山団長を筆頭に団員の皆さんが、生坂村の村民の皆さんの生命財産の安全確保にご尽力頂いていますことに、心より感謝を申し上げる次第でございます。
 年末年始は消防団の年末警戒や重要な行事の出初式もございます。本当に消防団員の皆さんには、日頃家庭や仕事をお持ちの中で、ご苦労を頂いていますことに御礼を申し上げます。
 能登半島地震の発生から今年は始まりまして、これ以上の災害のない年を願っておりましたが、9月にも豪雨災害と、能登半島だけが大きな災害に見舞われているような1年でありました。

 気候変動により災害が激甚化・頻発化していますので、消防団員の皆さんには、火災をはじめ災害の対応など多岐にわたりご活動をして頂かなければならないとことでございます。
 今年度は大きな火災や災害が村内ではなく、ほっとしているところですので、このまま平穏に令和6年度を過ごせれば良いなと思います。日頃から消防活動にご尽力頂いていますこと感謝を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。
 
協議事項
1,年末警戒について
令和6年 生坂村消防団年末警戒の実施についての目的、日時(12月25日(水)~30日(月))、注意事項、巡視激励会(12月25日(水))の内容について説明がありました。
意見と質問、
団長から、当日の服装等について確認を行いました。

  1. 令和7年生坂村消防団出初式について
  実施日時は、令和7年1月12日(日)、場所は観閲式が 生坂中学校正門前、式典は中学校体育館で行うこと。次に当日の次第について、服装について、退職者の感謝状を受ける退職者について、団員表彰で、消防庁長官表彰、日本消防協会長表彰、長野県消防協会長表彰、松本消防協会長表彰、生坂村消防団長表彰を受賞する団員について説明がありました。

意見と質問、
団長から、団員で表彰を受ける団員はなるべく出席する様に依頼し、服装についての確認を行いました。

  1. その他
要望個所についての依頼及び無線訓練を実施について説明がありました。
全体を通しての意見と質問、
私から、活動服の新デザインへの更新を計画的に行う様に事務局で対応していくように依頼しました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、薄雲が多い空から朝日が差してきた上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で地震体験車避難訓練、小学校で保護者懇談会、中学校で保護者懇談会(45分短縮日課)・アルミ缶回収日、一般質問打合せ会議、2班の皆さんの元気塾などが行われました。



県道上生坂信濃松川停車場線整備期成同盟会及び県道宇留賀池田線整備期成同盟会の県要望&定例課長会議&生坂ダム湖上空からの風景

2024年12月02日 | 生坂村の取組
 12月2日(月)は晴れても、朝晩は寒く、昼間も気温はあまり上がりませんでした。

 午前11時からは、宮澤県議会議員及び青木県議会議員にご同席をいただき、長野県建設部 新田部長はじめ栗林次長、増澤道路建設課長、下倉道路管理課長に対し、両県道の池田町、松川村、生坂村のそれぞれの要望をさせていただきました。

 町村は矢口池田町長、私、須沢松川村長、正議長、担当職員などにより、県道上生坂信濃松川停車場線並びに県道宇留賀池田線の整備促進に関する要望をいたしました。
 今年9月定例議会最終日に池田町議会と生坂村議会が「上生坂信濃松川停車場線のトンネルの建設を県に求める決議」をされ、両町村の議長からもトンネル化の早期実現などを要望していただきました。

 当整備期成同盟会の矢口会長から、毎年度整備が進んでいることに謝辞を述べられ、県道上生坂信濃松川停車場線の7項目について、県道宇留賀池田線の3項目について、トンネル化の調査費計上等の整備促進と様々な維持管理などを要望させていただきました。

 私からは、生活道路として、また国道19号と国道147号を結ぶ重要路線であり、B by Cだけで判断するのではなく、町村境の早期工事着手とトンネル化ための調査の実施、支障木の伐採などを強く要望しました。
 続いて県道宇留賀池田線は、狭隘ですれ違いが出来ない箇所の早期の待避所の設置、舗装の更新と修繕、倒伏の危険性が高い立木の除去などを要望させていただきました。

 太田議長からもあづみ病院に緊急搬送される「命をつなぐ道」として、救急車が通行できるように「トンネル化」を強く要望され、水が流れ出ている箇所の調査を林務課と連携して進めていただける早期の対応に御礼を述べられました。

 宮澤県議会議員が進行役をされ、青木県議会議員からも両県道の整備促進や維持管理等の要望をしていただきました。

 新田部長からは、能登半島地震の教訓から事前防災の必要性を述べられ、長野県も緊急輸送道路の整備計画を策定し、役所、消防署、病院などへのアクセス道路の優先順位を決めて取り組みたいこと、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の来年度予算確保や国土強靱化実施中期計画の策定等に対する要望活動の必要性などの挨拶をされました。

 両課長からは、各要望事項について、対策工事などの現状と今後の方向性などの説明をしていただき、町村境は保安林解除が済み工事に着手する予定であり、トンネル化の調査については、トンネル化か、現道の改良かを検討されるなどの回答をいただきました。

 危険性の高い立木の伐採などは、道路パトロールで確認後、緊急性を考慮して対応し、限られた財源の中で道路維持を進めていきたいなどの回答をいただきました。

 それぞれ松本・大町建設事務所で整備事業を進めていただいておりますが、当村にとりましても、通勤・通院・通学・買物等に大変重要な生活路線でありますので、引き続きの事業促進を切にお願いする次第でございます。


 午後2時からの定例課長会議では、私から12月の検討協議事項を示しながらの挨拶で始まりました。
 各部署からは、生坂村議会第4回定例会の予定と提出議案・追加議案、年末年始の行事、出先機関等の年末年始休業、令和7年度当初予算編成作業、区長会議、生坂村消防団出初式、賀詞交歓会(総合表彰式)、各運営委員会等の日程、市町村職員共済組合員証、ノーマイカーデー、会計室より、ゼロカーボン推進プロジェクト会議、脱炭素事業関係打合せと来客、外部評価委員会、知恵の輪委員会(村づくり研究会 合同開催)、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略、いくさか大好き隊採用面接、クラッソーネ協定調停式、第2のふるさとづくりプロジェクト、松本山雅表敬訪問、令和7年度「地域発 元気づくり支援金」松本地域振興局説明会・、やまなみ荘イルミネーション点灯、ICNの録画、

 11月の人口推移、出生0名、死亡2名、転入4名、転出8名、計-6名、人権なんでも相談所開設、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、やまなみ荘の予約状況と年末年始の予定、第61回長野県部落解放研究集会、令和7年度版行事カレンダーの作製、ラジオ体操の推進、認知症サポーター養成講座、精神科医によるこころの相談会、野沢菜収穫体験ツアー、道の駅いくさかの郷の年末年始の予定、いくさかマル得商品券スーパープレミアム利用期限、高津屋森林公園冬季予約受付、村道の除雪路線等、定期監査の報告会、例月出納検査の指摘、保育園のいくっ子消防団とコドモンの打刻、ファーストブック贈呈、総合教育会議、令和7年二十歳の集いなどについて検討協議をしました。

生坂ダム湖上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた生坂ダム湖上空からの風景です。


 その他生坂村では、保育園でコドモン打刻・連絡開始・身体測定(以上児)・お楽しみ献立、小学校で生産者交流会、中学校で保護者懇談会(45分短縮日課)、1班の皆さんの元気塾などが行われました。




旅するいきもの大学校&宇留賀上空からの風景

2024年11月30日 | 生坂村の取組
 11月30日(土)は時より晴れましたが、雲が流れ込み、弱い雨が降ったりしてヒンヤリと感じられました。

 午後1時頃からは、観光庁のモデル実証事業の「旅するいきもの大学校!」の4回目を雲根集落の「いくさか創造の森」で行い、今回は村議会議員にも通知をして、太田議長、字引議員、島議員が参加され、立教大学 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科准教授 奇二正彦先生から、今までの取組の内容等について説明していただきました。

 奇二先生は、今までの取組により当地域で生息している動物や昆虫、植物などを説明され、自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることを意味する「ネイチャーポジティブ」や自然生態系を構成する動物、植物、微生物など地球上の豊かな生物種の多様性とその遺伝子の多様性、そして地域ごとの様々な生態系の多様性をも意味する包括的な概念の「生物多様性」などを考慮して、「30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標」である、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標を、当地域も行うために取り組んでいきたいことも説明されました。

 そして、参加している皆さんが、それぞれの班に分かれてセンサーカメラを設置してきて、昼食の前に私と太田議長が挨拶をさせていただきました。

 私からは、遠路寒い中お越しいただいたことに御礼を申し上げ、私が生まれ育った生坂村でして、様々な動植物と触れ合いながら暮らしてきましたが、昨今は有害野生獣が多く山の際に防護柵を設置して、柵の中で人間が暮らしているような状況ですが、どうにかこの取り組みで自然の動植物と共生できる様になればと思っていますので、皆さんからのご助言をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 太田議長からは、星野さんとの関わりを説明され、生坂村を好きになっていただきファンなっていただいて、関係人口の増になれば嬉しく思いますし、「旅するいきもの大学校!」が有意義なものになるよう願っていますなどの挨拶をされました。

 昼食は、生坂村産の新米、創造の森で育てた野菜を使った豚汁、生坂村大日向産の自然薯、佐久間家の卵などが準備され、皆でそれぞれよそって食べていただきました。


 お代わりをする方も多く、自然の中で食べる食事は格別だと思いました。そして昼食後は皆で記念撮影をして、参加者は、落葉を堆肥にするための落葉ステーションをつくる方々と、奇二先生から雲根地区に生息している動植物などの講義を受ける方々に分かれて活動を始めましたので、我々は失礼させていただきました。


 「旅するいきもの大学校!」は最終回の1月11日(土)には講座を修了した参加者を「生坂村公式ネイチャー研究員」に認定し、ツアー後の地域活動などに協力してもらう予定でして、全6回のツアーにより「旅」と「移住」の間の新しいライフスタイルを提案するツアーとして、企業や学校の研修などの利用も今後想定しています。


 今後も脱炭素先行地域づくり事業とともに、様々な地域課題をこの様な関係人口を増やすことで、中長期的に取り組んでいき、持続可能な村づくりを目指してまいります。


宇留賀上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が多めながらも朝日が差してきた宇留賀上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、農地に関する話し合い、地域未来塾、生坂龍翔太鼓検討会、役場庁舎電話機更新工事などが行われました。



おじさま倶楽部先進地視察研修二日目&大日向上空からの風景

2024年11月29日 | 生坂村の取組
 11月29日(金)は日差しが届きましたがにわか雨が降り、朝晩は寒くても昼間は日向で温もりが感じられました。

 おじさま倶楽部先進地視察研修二日目は、宿泊先のホテルを午前8時45分に出発し、下呂温泉街にある「下呂温泉合掌村」の入り口下で開催されている『いでゆ朝市』を視察しました。

 地元で採れた野菜や地元特産品のトマトジュースにブルーベリージャム、ぶなしめじや地酒、そして赤かぶの漬物のほか、和雑貨や骨董品のお店が軒を連ねていました。味噌やこんにゃくなどは地元で生産・製造しているものも並んでいました。

 いでゆ朝市の規模はあまり大きくはありませんでしたが、普通の土産物屋では見かけない「下呂ならでは」の特産品もありましたし、お店の方と触れ合いながら買い物をするのも楽しく感じました。何人かの方とお話ししてみて、商売上手な方が多いとも思いました。

 上の段には、とちの実煎餅製造直売所「千寿堂」があり、とちの実煎餅の製造を実演し販売していて、焼きたての煎餅が食べられるのもここだけとのことで、我々は試食をしてお土産として購入している方が多かったです。


 次に、道の駅飛騨街道なぎさに寄りました。当駅は、縄文時代の竪穴建物をイメージした「縄文シンボルタワー」がランドマークとなっていて、地物のリンゴを使用したアップルパイが冬季限定で販売され大人気商品とのことです。

 「久々野町の名物を生かしたい」という想いから生まれた道の駅で、17軒のりんご農家がりんごを販売していて、種類が豊富で、甘みと酸味の強さや食感の違いなど、それぞれに風味が異なり、りんごを使ったジェラートやジュース、お菓子も人気とのことです。

 建物内には、とれたて野菜の直売所、焼きたてパン、ジェラードコーナー、おみやげコーナー、見学できる加工場があり、我々はお土産コーナーと野菜直売所を視察しましたが、お土産コーナーは色々な商品が所狭しと並んでいて、平日の午前中なのに買物をしている方が多いと感じました。

 野菜直売所では、久々野町の農家の皆さんが毎日採れたての野菜をお届けしていて、お値打ち価格の新鮮な野菜は大人気で、午後にはほとんどが売り切れてしまうとのことですが、本日は時より雨が降り天気が悪く、野菜の入荷は少ないようでした。

 久々野町は寒暖差のある気候から果物や野菜の栽培が盛んで、「りんごのまち」として知られていて、その農産物を販売する道の駅ですから、規模はそれほど大きくありませんでしたが、りんごを主の加工品や新鮮な農産物の販売により特色がある道の駅だと感じました。


 昼食後は、高山の古い町並みの上三之町辺りを視察しました。
当地域は、城下町の中心で商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を古い町並と呼んでいます。
 その宮川の東に並ぶ古い街並み「三町」のなかでも、上三之町は古い街並みが最もよく残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

 文化財の街並みですが、町家建築の家々は今でも生活の場として使われている一方で、ほとんどがおみやげ店や喫茶店などを経営し、ここが高山随一の観光地であることも確かだと思いました。

 出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり、町家の大戸や老舗の暖簾が軒をつらねて、また駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並んでいました。


 古い町並みの周辺には、江戸時代の役所である「陣屋」や、朱色の欄干が印象的な「中橋」など、高山観光で外せないスポットが点在していました。平日なのに何処もインバウンドの外国人を含め多くの観光客で賑わっていました。


 おじさま倶楽部の先進地視察研修に同行しまして、我が地域の活性化と次代に引き継ぐために、地域の資源(宝)を活かして、農業振興、観光振興、交流・関係人口の増加、歴史・文化の継承などの様々な取組を勉強させていただきました。視察対応をしてくださった方々、視察を企画していただいた方、おじさま倶楽部の皆さんに感謝申し上げます。

大日向上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の犀川の流れと雲が多めの大日向上空からの風景です。


 その他生坂村では、小学校で歯科検診(高)・検尿二次、中学校で朝人権月間まとめの会・尿検査二次・スクールカウンセラー来校、令和6年度定期監査、例月出納検査、こころの健康講演会などが行われました。



おじさま倶楽部先進地視察研修同行&日岐と小舟上空からの風景

2024年11月28日 | 生坂村の取組
 11月28日(木)は日差しが届いたり雲が広がったりで、西風が強く、昨日より気温が下がって昼間も寒く感じられました。

 今年度のおじさま倶楽部の先進地視察研修は、午前8時前に生坂村を出発して、岐阜県下呂市馬瀬に向かい、昼食後午後1時30分前に着きました。
 馬瀬地区は、平成16年3月1日に誕生した下呂市のうち、旧馬瀬村の区域でした。こちらで一般社団法人 馬瀬地方自然公園づくり協議会 小池永司会長と、下呂市役所 馬瀬振興事務所 主任主査 小林大悟氏にご対応いただきました。

 最初に平田会長と私から、視察対応に御礼を申し上げ、おじさま倶楽部の活動内容や課題などの紹介、生坂村の取組や課題などの挨拶をさせていただき始まりました。

 小池会長からは、馬瀬地域内・馬瀬地方自然公園づくりの取り組み紹介と題して説明をしていただきました。
 平成16年3月の合併時に当時の馬瀬村は1,600人ほどでしたが、令和5年度8月に1,000人を切り、危機感を持っているとのことでした。

 そして、地域づくりと農泊の取り組みとして、日本で最も美しい村に加入し、食と農の景勝地として、農業(水源米馬瀬ひかり・麦味噌・トマト)、林業(人工林60%)、観光(鮎釣り・温泉)などの現状を説明していただきました。

 活動を始めた動機として、馬瀬川の環境汚染・人口の少子高齢化・観光客の減少などにより、当地域を存続するために取り組みを始め、馬瀬地方自然公園づくり協議会の活動として、清流文化創造の村づくり構想のために、フランスの地方公園制度を学び、平成17年7月に当協議会を設立しました。

 馬瀬地域の活性化のビジョンとして、住んで良し、訪れて良し、経済的自立を目指し、森―川―農地―人の強い結びつきにより・馬瀬川エコリバーシステムを守り活用されていました。
 地域活性化に活かす8つの資源(宝)は、観光・山村景観・美味美食・清流・生態系・癒し・山村文化・農地保全であり、それらを活かして農泊やインバウンドの増加に取り組んでいました。

 資源の活用例の馬瀬川の鮎については、渓流魚付き保全林指定や平成の名水100選(馬瀬川)、馬瀬川の鮎が味のコンクールで日本一、NPO「日本で最も美しい村」連合加盟、釣る鮎から、食べる鮎、楽しむ鮎へと高付加価値を強化し、火ぶり漁の観光化、馬瀬地域産品認証制度で「馬瀬川上流鮎」と命名するなどの取り組みをされてきました。

 全国初の取り組みとして、馬瀬川渓流魚付き保全林の指定をし、山村景観の保全と修景として、平成6~16年の間に岐阜県屋外広告物条例の禁止区域指定や沿道修景(間伐)などを行い、平成20年以降は下呂市景観推進地区に指定され、馬瀬地域景観推進計画を策定するなどに取り組んで来られました。

 農地保全として、花の名所づくり、休耕地に水仙球根の植栽、草刈写真コンクール(地区対抗)、インスタグラムで募集などし、伝統文化の継承として「伝統漁法 鮎火ぶり漁」を進め、経済的に自立するために、安全安心の特産品づくりや産品のブランド化(馬瀬地域産品認証制度)などに取り組まれていました。

 新たな滞在客の創造と集落の活性化として、里山ミュージアム(西村集落丸ごと博物館)を平成26年に設立し、資源の魅力を組み合わせた取り組みが、平成28年 農林水産省「食と農の景勝地・食文化海外発信地域」に認定され、海外に馬瀬の風景と食の魅力を発信し、農林水産省 農山漁村振興交付金・農泊推進費を活用し、外国人向けバイクガイドツアーや新たな料理、新メニューを開発されたとのことでした。

 農泊で新しい交流人口の開拓として、農泊推進地域などで日本一美しい村と日本一美味しい村を目指し、取り組みの成果の対外的評価として、内閣府・農林水産省「農山漁村の宝」の認定などで全国に情報発信し、地域に誇りが生まれ、取り組み成果として、民泊3軒と食事処・カフェ2軒がオープンし、農泊・新たな自然体験開発で3,000名増加し、地域おこし協力隊員3名定住の関係人口の確保などを説明していただきました。

 今後の取り組み課題として、農泊を支える集落機能の強化や人材確保であり、農村RMO(地域運営組織)としての活動を充実するために、景観保全活動の継続、農泊の推進による観光振興、空き家問題を解決し、人材の確保として地域おこし協力隊との連携をしていきたいとのことで、活動を30年ほど行ってきて、試行錯誤の中でも着実に事業を進めてきたが、退職年齢が延びたことなどで人材の確保が難しいとのことでした。

 主な質疑応答の概要については、
 農水省の補助金等を活用して行っていることについては、行政や外部の方からのアドバイスで取り組み、高齢化社会の中で人材を確保することは、空き家対策も含めて移住定住につなげたいこと。 
 人工林が多くその状況については、主に杉と桧で戦後に植林され、昔は木材市場で売れたが、今は森林組合で間伐等している。馬瀬村の時に地籍調査が済み、森林基本計画の策定は、20年位前から取り組み、森林環境譲与税により策定したとのこと。

 魚を守るための保全林などで自然環境を維持し、遊休地を増やさないように、農地中間管理機構を活用して取り組み、農業機械などは共有が難しいが、営農組合では共有して農業を営んでいることなど、予定時間をオーバーして様々な意見交換をさせていただきました。

 説明の後は、五平餅作り体験を行いました。3~4人の班に分かれて、地元のお母さんから教えていただき、タカキビ入りのご飯を潰すところから体験しました。

 ご飯を粘りが出るまで潰した後、ほせに押し当てるようにしてしっかり付けました。
 囲炉裏の炭火焼きで金網にくっつかないように浮かして少し焼いてから、網に乗せていい焦げ目が付くまで焼きました。


 それから、えごまタレと味噌のタレの2種類をしっかり付けて再び焼きました。
 自分で手作りしたできたての五平餅はあつあつで、二つの味が楽しめてとても美味しかったです。


 最後は研修場所から近い高台に行き、記念撮影をしてから、里山ミュージアム(西村集落丸ごと博物館)の風景を見ながら説明をしていただきました。

 西村地区は馬瀬川を扇状に囲んで棚田が重なり、斜面に黒い瓦を載せた大屋根の民家が点在し、益田づくり民家は、朴葉の木やイチイの生垣を配した風格ある民家で、山水を引いた水屋や川沿いには湧水水屋のある家も見られました。


 集落のどこからでも湾曲した馬瀬川を見下ろすことができ、日本の原風景を思わせる懐かしい農村景観が残っていました。
 こちらの集落にも空き家があるとのことでしたが、水田の畦畔が高くても綺麗に草刈りをされていて、遊歩道・美輝の里西村おさんぽコースがあり、集落全体が観光資源として活用されていました。

 馬瀬地区は、平成の合併で下呂市になりましたが、全国の中山間地域共有の課題である人口減少による当活動の人材確保が難しい状況でした。しかし、地区の環境保全や観光振興などによる活性化に向けた様々な取組に参画される方々が多いと感じました。それは、我が地区を次代に引き継いでいきたいという強い気持ちをお持ちの方々が多いからだと思いました。

 一般社団法人 馬瀬地方自然公園づくり協議会 小池永司会長と、下呂市役所 馬瀬振興事務所 主任主査 小林大悟氏には、お忙しい中、親切丁寧にご対応くださり感謝いたしますとともに馬瀬地区の今後益々のご発展をお祈り申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、朝日が差し始めた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、小学校で児童会・5,6年選書会・イクサカラットリンタイム、乳がん検診・子宮がん検診、民生児童委員協議会定例会などが行われました。