信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村総合防災訓練・医療救護訓練

2019年09月01日 | 生坂村の訓練
 1日(日)は日差しの届くことがあっても雲が多く、間はムシッとした暑さになりました。
 午前6時30分から、数十年に一度の大雨(大雨特別警報級)を想定し、気象予警報等の発表にあわせた避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)を村内全域に発令して、全区で避難訓練を実施するとともに、負傷者が出たことを想定した医療救護訓練を実施しました。

▽ 7時10分、土砂災害警戒情報の発令を想定し、役場に災害警戒本部を設置し、消防団本部、生坂郵便局長、職員各位などに対し、私(本部長)から訓練の開始の挨拶をして、牛越副村長(副本部長)から訓練内容を周知しました。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などあらゆる災害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施しました。

▽ 直ぐに第1回の災害警戒本部会議を開き、消防団の出動要請、被害情報収集のため郵便局へ道路状況の確認を依頼後、避難準備情報の発令について協議後、避難準備情報の発令を指示し、区対策本部設置及び避難所開設依頼、医療救護所の設置指示をしました。




 そして、村の災害警戒本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 時間雨量が60mm、日雨量が150mmを想定し、第2回災害警戒本部会議を開催し協議の結果、避難勧告の発令を指示し、要支援者の避難状況の確認と安曇野赤十字病院へ救護班の派遣依頼をお願いしました。



 
 そして8時10分、大雨特別警報の発令を想定し、第1回災害対策本部会議を行い、被害・避難状況の確認を行った後、協議の結果、避難指示の発令を指示し、医療救護所との情報を共有しました。
▽ 各区で村民の皆さんが、避難しているところと避難所での様子です。












▽ 全区から避難完了の連絡を受けた後、第2回災害対策本部会議を開き、被害・避難状況の確認と医療救護所との情報共有、各区災害対策本部へ職員の派遣を指示しました。




▽ 健康管理センターに医療救護所を開設して、山口医師及び安曇野赤十字病院救護班を派遣要請し、村内在住災害ボランティア登録者、消防団等による、トリアージ・傷病者搬送訓練を行っていただいた模様です。












▽ 避難終了後に地区担当職員が各区に行き、避難者が1箇所(防災懇談会場所)に集まって、事業についての説明及びNPO法人砂防ボランティア協会(赤牛先生)による防災関係講習を行っていただき、効率よく実状に合ったハザードマップ及び防災マニュアルを作成するなどの意見交換を行っていただきました。






▽ 健康管理センターでは、トリアージ・傷病者搬送訓練終了後に、災害時によくある怪我の処置方法などの学習会も実施していただきました。










 総合防災訓練の実施に当たり、参加された1,388名(参加率約79%)の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、NPO法人砂防ボランティア協会(赤牛先生)皆さん、県建設部砂防課の皆さん、安曇野赤十字病院救護班の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は日岐方面の風景です。





 その他生坂村では、防災講演会、やまなみ荘で生ビール祭り9月中延長などが行われました。

平成31年度 松本消防協会第3ブロック消防団合同訓練会

2019年04月14日 | 生坂村の訓練
 14日(日)は午前中青空が見えて穏やかな天気でしたが、午後からは雲が張り出してきて夕方には雨が降ってきました。
 午後1時45分から、天候が悪いためB&G体育館で東筑摩郡北部三村の消防団の幹部・新入団員各位が100名ほど参加され開催されました。
 訓練会に先立ち、午後1時からやまなみ荘大ホールで、3村の正副消防団長、明科・麻績消防署長、講師の消防署員、3村消防主任と私が出席して、打合せ会議を開き、訓練会の実施要領、進行次第の最終確認をして訓練会に臨みました。

▽ 合同訓練会で筑北村、麻績村、生坂村の消防団の幹部・新入団員各位が整列して、総指揮者に任命された山本副団長が敬礼をしているところです。


▽ 3村の団旗が総指揮者の前の自団前に並び、「団旗に注目」をしているところです。


▽ 松本消防協会長の挨拶を、寺島会長がラッパ吹奏講習会で遅れて来るため、関森筑北村消防団長が代読され、私が当番村長の挨拶を行い、明科・麻績消防署長と消防署員の講師紹介の時に敬礼しているところなどです。












 2時から訓練が開始され、3村の消防団幹部各位は1階アリーナで、新入団員各位は2階トレーニングルームで、それぞれ講師の指導の下、規律訓練から始まりました。
▽ 生坂村消防団の幹部各位が規律訓練をしているところです。




▽ 筑北村消防団の幹部各位が規律訓練をしているところです。




▽ 麻績村消防団の幹部各位が規律訓練をしているところです。




▽ 三村の消防団の新入団員各位が規律訓練をしているところです。




 私は訓練を1時間ほど見学させていただき、早めに帰らさていただきました。
 午前中は塩尻市でポンプ操法・ラッパ吹奏の講習会、各消防団の訓練があり、貴重な日曜日1日通しての講習会、訓練会と大変お疲れ様でした。




▽ 朝の写真は山清路の風景です。







生坂村消防団総合訓練会

2018年11月11日 | 生坂村の訓練
 11日(日)は、朝方深い霧が立ち込め冷え込みましたが、9時頃から日差しが届いて穏やかな天気の一日でした。
 午前7時30分から、消防団総合訓練会として、ポンプ取扱講習会及び中継送水実施訓練会が開催されました。
 当村の防災対策上、火災発生時には必然的に中継送水が要求されるため、その技術の基本について知能と技術を習得するとともに、緊急時の防災態勢に万全を期すことを目的として実施されました。




▽ 開会式では寺島消防団長から、今回の講習会で消防団員全員にポンプの取り扱い方を習得していただき、これから火災の発生が危惧されますから、団員が誰でも火災の際に消火活動が出来るようにしていただきたいなどと挨拶を述べられました。


▽ 私からは、早朝からの参集と日頃の消防活動に対して謝辞を述べ、今回の訓練会で技術を習得していただき、有事の際には適時的確に活動され、村民の皆さんの安全安心な生活を守っていただきたいなどをお願いして挨拶とさせていただきました。


▽ 開会式後に消防ポンプの納入業者から、中継送水の方法と考え方について講習を受けました。それは、各ポンプの役割ができていればエンジンをかけなくても良く、各ポンプの役割が果たせない場合はエンジンを起動することと、送水中は勝手にスロットル操作を行わず、一つ上の筒先及びポンプの指示を待つとのことでした。その他にも、ポンプの性能やポンプ格納時の注意点なども、おさらいとして教えていただきました。








▽ 中継送水実施訓練として、講習会の指導に沿って、下の田の貯水槽に中継送水を行いました。団員各位には、中継送水のためのポンプ取扱訓練、警備(交通規制)訓練、命令伝達訓練、通信(無線)訓練などに励んでいただきました。












 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、豪雨による土砂災害や浸水被害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。




 今回の総合訓練会の実施に当たり、講習会通りに行っても課題が残りましたので、本部、各分団で訓練会の検証をしていただき、分団長会議で協議することになりました。
本日参加していただいた消防団員各位、議員各位、消防委員各位など関係者に御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は古坂区の風景です。



第20回 生坂保育園運動会

2018年09月23日 | 生坂村の訓練
 23日(日)午前8時45分から「手のひらを太陽に」と5歳児のドラムの音に合わせて、みんなで元気よく入場しました。園長先生、私と平林保護者会長のお話の「始まりの会」が終わった後、「運動会の歌」「走れ いくりん」の体操を全員で行い競技が始まりました。

▽ 5歳児の「手のひらを太陽に」の曲に合わせたドラムの音で、園児と保護者たちが元気に行進しました。




▽ 今回も「運動会の歌」の後の準備体操は、村が推進している「はしれ! いくりん」の体操をみんなでリズムに乗って楽しく体操をしてもらいました。






▽ 未満児親子の親子競技「つくし組ちゃんのかくれんぼ~パパママ 遊ぼ~」は、保育士に教えていただきながら、お父さん、お母さんを探すことができました。






▽ 3歳児の競技「魚つりに行こう!!」は、トンネルを抜けて、サメに追っかけられても逃げ切って、魚をしっかり釣ってゴールできました。






▽ 4歳児の競技「ジャングル体験 バナナをゲット!」は、平均台に上手に乗ってから竹棒の高い所まで頑張って登ってからバナナをゲットして、二輪車でゴールできて素晴らしかったです。












▽ 5歳児の競技「輝け ヒーロー」は、竹馬に乗ってコーナーを回り、横歩き、ジグザグ歩きや後ろ向きで歩いて全員がゴールし、とても立派にできました。














▽ 3歳児のリズム「さかなごはん」は、魚の泳いでいる感じで可愛らしく曲に乗って踊れました。




▽ 未就園児親子の競技「アンパンマンと果物工場」は、自分で歩く子が殆どで、アンパンマンのお面を付けて給食のジャムおじさんが作った、色々な果物をいただいて喜んでいました。来年は私の初孫も参加できると思いました。








▽ 2~5歳児の園児で玉入れ「たべて たべて」は、2歳児・3歳児と4歳児・5歳児と分けて行い、2~3歳児はサルさんチームの勝ちで、4~5歳児はウサギさんチーム、サルさんチーム引き分けで、最後の片付けも引き分けでした。












 予定より1日順延になりましたが、天気は朝から太陽が顔を出したり雲に隠れたりの運動会日和で、園児達は練習してきたことを一生懸命に力を出して、それぞれの障害物などをこなして走る子、家族に手を挙げて走る余裕の子、5歳児は全員が最後まで竹馬がしっかり出来、4歳児は全員が竹棒の目標まで登ったり、また可愛らしい演技や、チャーミングな踊りに、盛んに温かい拍手と声援が贈られ、見ている皆さんはみんな笑顔一杯でした。

▽ 休憩後は、4歳児のリズム「ひょっこり!おしりたんてい」から後半が始まり、みんなで探偵のように丸いシートを上手に使って上手に踊ってくれました。






▽ 5歳児のリズム「わんぱく戦隊☆アソブンジャー」は、カッコいいマスクを付けて、ボンボンを持って、リズミカルに楽しそうに躍動感あふれる踊りでした。








▽ 恒例の来賓の「さて・・何だっけ?」は、「ぶどう星生まれのカラットリン 趣味はパラグライダー ラフティング」とみんなに伝えていきましたが、我々サルさんチームの方が『「ぶどう」生まれの・・・』、『「しゅみは」パラグライダー』が入っていて勝ちました。






▽ 3・4・5歳児の綱引き「サルとウサギの引っ張りっこ」は、最初はしっかり引っ張り合っていましたが、どういう訳か2回目と大きく差が付いてウサギさんチームの圧勝でした。








▽ 保護者の競技「高い高い玉入れ合戦」は、女性チームと男性チームに分かれて行い、とても高い位置の籠を狙って頑張っていましたが、入った数は10個もなく、片付けまで大人ウサギさんチームが勝ちました。












▽ 最後の競技の4・5歳児リレーで「力を合わせて レッツゴー!!」では、まだ子どもだと思っていましたが、必死に走る姿にたくましさを感じ、白熱した素晴らしいリレーに感動しました。
















▽ 終わりの会では、園長先生のお話でみんなが頑張ったことにお褒めの言葉をいただき、保護者会の藤澤副会長の発声で万歳三唱をして、子ども達にご褒美を渡して運動会が終了しました。






 最初から何でもできる子はいないのは当たり前ですが、運動会に向けてしっかり練習をして、竹棒に頑張って登れるようになり、竹馬にも乗れるようになり、走る姿もたくましさを感じ、リズムに乗って演技をする姿に可愛らしさがあり、それぞれ一生懸命に取り組む姿に、運動会でも保育士の指導、教育にきめ細やかな生坂保育園の良さを感じます。
 そして私は、1日順延してとても良いコンディションで運動会が出来、園児達が小さいながらも一生懸命に走り、踊り、力を出し切っている姿に感動し、とても素晴らしい運動会だと感じました。
 保護者会長さんをはじめ代議員の皆さん、関係の皆さんにも感謝を申し上げます。そしてお疲れ様でした。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。



生坂村総合防災訓練・医療救護訓練・消防団中継送水実施訓練

2018年09月02日 | 生坂村の訓練
 2日(日)は雲が多く、午前中の訓練時は少しムシムシとした体感でしたが、それほど暑くなく助かりました。
 午前6時30分から豪雨による災害発生により、負傷者及び土砂災害の被害を想定して、全村的な防災訓練を実施しました。また、医療救護訓練も行われ、健康管理センターに医療救護所を開設して、山口医師及び安曇野赤十字病院救護班を派遣要請し、トリアージ訓練も行っていただきました。

▽ 7時10分、土砂災害警戒情報の発令を想定し、役場に災害警戒本部を設置し、消防団本部、生坂郵便局長、職員各位などに対し、私(本部長)から訓練の開始の挨拶をして、総務課長(副本部長)から訓練内容を周知しました。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う風水害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施しました。

▽ 直ぐに第1回の災害警戒本部会議を開き協議の結果、避難準備情報の発令、医療救護所の開設、消防団の出動要請、区対策本部設置及び避難所開設依頼などを決定しました。




 そして、村の災害警戒本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 時間雨量が60mm、日雨量が150mmを想定し、第2回災害警戒本部会議を開催し協議の結果、避難勧告の発令を指示し、要支援者の避難状況の確認と安曇野赤十字病院へ救護班の派遣依頼をお願いしました。


▽ 8時10分、大雨特別警報の発令を想定し、第1回災害対策本部会議を行い協議の結果、被害・避難状況の確認を行った後、避難指示の発令を指示し、医療救護所の情報を把握しました。


▽ 健康管理センターに医療救護所を開設して、山口医師及び安曇野赤十字病院救護班を派遣要請し、トリアージ訓練を行っていただいた様子です。














▽ 避難指示後、各区からの避難状況等の報告を受け、第2回災害対策本部会議を開催し、各区の被害・避難状況の確認と医療救護所との情報を共有し、各区災害対策本部へ職員の派遣を指示しました。









▽ 地区担当職員が各区の対策本部で反省会を行っていただいた後、避難情報等の説明、雨量計シールの配布などを行っていただきました。




▽ 区の反省会終了後、健康管理センターでは、議員各位、区民の皆さん、民生児童委員の皆さん、役場職員各位などで、浄水器を使用して、犀川の水を飲料水として使用できるように機器取扱訓練を実施していただきました。








 訓練終了後はそれぞれに反省会も行っていただきましたので、その内容を検証して今後の訓練や有事の際に的確・迅速に行動できるようにしなければと考えております。

 生坂村消防団は、総合防災訓練中の9時15分に火災発生を想定し、昭津区下の田集落への中継送水実施訓練を行いました。
▽ 犀川の水利から各中継地点で、ポンプ取扱や中継送水をしているところです。








▽ 下の田の火災発生場所への中継送水や放水訓練の模様です。今回も団員各位は、ポンプ取扱訓練、中継送水訓練、警備(交通規制)訓練、命令伝達訓練、通信(無線)訓練などに励んでいました。








 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、豪雨による土砂災害対応、地震による災害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。

▽ 寺島消防団長からは、13年ぶりに高低差のある地区での中継送水で、ポンプの性能などが把握できず予定通りの訓練にならなかったが、今回の訓練で不具合が分かったことはまだ良かったので、今後原因を追究して、有事の際に的確に対応するために検証していきたいなどと挨拶を述べられました。




▽ 私からは、早朝から総合防災訓練、中継送水訓練と長時間にわたっての謝辞と、自らの地域は自らで守らなければならないことと、自助・共助が災害時の初動体制で重要であるから、地区の皆さんと連携して安全・安心な生活を守っていただくことなどお願いして訓示とさせていただきました。




 総合防災訓練の実施に当たり、参加された1,492名(参加率約84%)の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、安曇野赤十字病院救護班の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に心より感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。



平成29年度生坂村総合防災訓練・3市5村医療救護訓練・消防団中継送水実施訓練

2017年09月03日 | 生坂村の訓練
 3日(日)午前7時30分に震度6弱以上の大規模な地震発生により、負傷者及び一部の家屋倒壊の被害を想定して、全村的な防災訓練を実施しました。また、3市5村の医療救護訓練も行われ、健康管理センターなどの医療救護所を開設して、山口医師のトリアージ訓練や安曇野赤十字病院救護班の救急搬送訓練も行っていただきました。

▽ 役場の災害対策本部が設置され、消防団本部、職員各位の訓練対応が始まったところです。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などのあらゆる災害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施されました。

▽ 古坂地区へ安曇野赤十字病院救護班を派遣して、救急搬送訓練を実施されているところです。




 村の災害対策本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 災害対策本部へ各自主防災組織から被害状況等が報告されているところです。


 訓練終了後はそれぞれに反省会も行っていただきましたので、その内容を検証して今後の訓練や有事の際に的確・迅速に行動できるようにしなければと考えております。

 生坂村消防団は、防災訓練中の9時10分に生坂中学校で、地震発生後の復電火災が発生したことを想定して、中継送水実施訓練を行いました。

▽ 犀川の水利からポンプ取扱や中継送水をしているところです。






▽ 中学校の火災発生場所への中継送水や放水訓練の模様です。今回も実践に即した訓練であり、団員各位は的確・迅速に、ポンプ取扱訓練、中継送水訓練、警備(交通規制)訓練、命令伝達訓練、通信(無線)訓練等に励んでいました。






 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、地震による災害対応、豪雨による土砂災害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。

▽ 小山消防団長からは、火災をはじめ様々な災害に対して、的確に対応するために、日頃から自主防災組織との連携をすることが大切であり、引き続き生坂村の安全、安心のために訓練に励んでいただきたいなどと挨拶を述べられました。






▽ 私からは、団員各位が危機管理体制の中核を担っていただいており、今回の訓練で学んだことを活かしていただき、日頃から消防技術の修得、機械器具の点検等の消防活動に励まれ、地区の皆さんと連携して安全安心な生活を守っていただくことなどの訓示を申し上げました。




 総合防災訓練の実施に当たり、参加された1,408名(参加率76%)の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、安曇野赤十字病院救護班の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に心より感謝を申し上げます。

▽ 今朝は朝霧が立ち込めていた生坂ダム湖の風景です。





平成28年度生坂村総合防災訓練&松本消防協会第3ブロック消防団秋季合同訓練会

2016年09月04日 | 生坂村の訓練
 4日(日)午前7時50分に震度6弱以上の大規模な地震発生により、一部の家屋倒壊と死者及び負傷者が出たことを想定して、全村的な防災訓練を実施しました。また、3市5村の医療救護訓練も初めて行われ、健康管理センターなど4カ所の医療救護所を開設して、山口医師のトリアージ訓練や日赤救護チームの巡回によるペア病院訓練も行っていただきました。

▽ 役場の災害対策本部が設置され、訓練対応が始まったところです。




 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などのあらゆる災害に備え、村、地域住民、防災関係機関、団体等が連携・協力して、避難と安否確認及び医療救護訓練を中心とした防災訓練を実施し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施されました。

▽ 健康管理センターで山口医師によるトリアージ訓練を行っている様子です。


▽ 下生坂自主防災会の対策本部で安否確認等をされているところです。


 村の災害対策本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、避難所に配備した無線機と消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 南部交流センターとデイサービスセンターで「生活不活発病」にならない様に、保健師と社協の皆さんの指導の下、ストレッチ体操をみんなでしているところです。




 また、屋外の行政防災無線の音量確認や避難後に「生活不活発病」にならない様に、保健師や地区担当職員により、ストレッチ体操や講義をしていただきました。
 それぞれに反省会も行っていただき、避難所の指定、広さ、耐震性、連絡の徹底、医療設備等々に反省点や課題があり、その内容を検証して、今後の訓練や有事の際に的確・迅速に行動できるようにしなければと感じました。
 総合防災訓練の実施に当たり、1,410名の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員各位、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に心より感謝を申し上げます。


 午後1時30分から、松本消防協会第3ブロック消防団秋季合同訓練会の打合せ会議を開き、訓練会の開閉会と訓練内容等について最終確認を行い、2時から筑北村・麻績村・生坂村消防団の136名の団員が参加され訓練会が始まりました。

▽ 筑北村・麻績村・生坂村消防団の団員各位が合同訓練会の総指揮者に敬礼をしているところです。




▽ 小山団長が、松本消防協会長の挨拶を代読しているところです。


▽ 私からは、消防団員各位が、それぞれの村民の皆さんの生命・財産を守っていただいていますことに敬意を表し、今回の訓練会で知識と技術を習得されますようにお願いし、日頃お世話になっています明科・麻績消防署の署長さんはじめ署員各位と長野県消防防災航空隊の瀧澤隊員に、講演・指導をしていただきますことに御礼を申し上げました。


▽ 訓練会は、消防防災ヘリコプター、長野県消防防災航空隊、火災対応等について、パワーポイントを使って説明を受けました。


▽ 屋外での実技は、着陸前の準備、着陸時の誘導員、中継給水要領、進入方向変更の場合についてなどが行われました。


 訓練会によって、団員各位がそれぞれの技術や知識の向上に繋がったと感じました。引き続き各村の安全・安心な生活を守っていただきますようお願いいたします。ご参加いただきました消防団員各位に感謝を申し上げます。


▽ 望遠レンズを使って朝日が差して感じの良い風景と対岸の生坂ダム湖の水鳥達を撮影しました。





保育園で防犯講習会

2016年04月21日 | 生坂村の訓練



△ 生坂保育園の保育士たちが、Mクリエイト代表の原明徳さんの防犯講習会で、防犯の心得などについての話を聞いているところです。

 21日(木)午後1時15分から、園児たちのお昼寝の時間を使い、生坂保育園で園長先生他保育士の皆さんで防犯講習会を行いました。


△ 最初に私から、保育士が女性だけの保育園ですので、この講習会で不審者に対すて刺又を使った対処法を会得していただき、有事の際に園児たちを守っていただきたいなどと挨拶をしました。

 原明徳さんが警察官の在職中に、同僚が刃物で切り付けられた経験などから、有効的に使える刺又を考案されました。今回の防犯講習会は、村民の方から3つの刺又をご寄付いただきましたので、講習会を行い保育園、小・中学校に配備することにしました。
 また、災害時や溺れた時などにも、その方を保護して助けることもできるという優れものですので、当村でも当初予算で3つの刺又を購入することになっております。

▽ 原さんは柔道4段ですが、保育士の力で押し倒された後に、そのまま押さえられるなどの実演を見せていただき、安全に不審者を捕まえることができるよう、細かい所まで考えられた刺又だと感じました。








▽ 原さんが園児たちを守るために、保育士がしっかり対応しなければならないということで、自らが不審者から身を守る数々の護身術も教えていただきました。










 原さんから1時間一寸、ユニークな語りと体を張った実演で、防犯に対して会得しなければならない色々な事柄を教えていただき、今後当村としては、定期的な講習会の開催と子供達が利用する各施設の職員等にも指導をしていかなければならないと感じました。原さんにはお忙しい中お越しいただき、分かりやすく力のこもった講習をしていただき感謝を申し上げます。


▽ 青葉若葉が鮮やかになってきた景勝地の「山清路」の風景です。








 その他生坂村では、中学校3年生が修学旅行・1,2年生が家庭訪問、児童館ではしるべんきょう会、7班の皆さんの元気塾、議会懇談会等が行われました。

平成27年度 土砂災害を想定した避難訓練・防災講演会

2015年11月15日 | 生坂村の訓練
 15日(日)午前8時から、3年続けて「土砂災害を想定した避難訓練」を行いました。
 雨量計測で各自主防災組織(各区)の警戒基準雨量に達したと想定し、本来は村民の方から情報が上がってきますが、今回の訓練では地区担当職員から各区の区長さんに通報しました。それを受けて区長さんから各常会長さんと役場へ連絡をしていただきました。
 各常会長さんは、常会の皆さんに通報をして警戒態勢に入っていただくとともに、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象がないか確認していただきました。
 役場は消防団各分団各部に警戒出動を要請しました。そして、予兆現象を発見し通報していただき、区長さんが集まった情報から自主避難基準に達したら、常会長さんと役場に自主避難開始の連絡をしていただきました。各常会長さんは、常会の皆さんに通報をし、役場は消防団に避難誘導を要請して、村民の皆さんは最寄りの緊急避難場所に避難するという流れで行われました。


▽ 下生野区の皆さんが、南部交流センターや電熱産業前にそれぞれ常会単位で避難され、安否確認を兼ねた点呼をしていただいているところです。





△ 消防団第1分団下生野部が、警戒出動をして、避難誘導をしながら巡回をしているところです。


△ 上生坂梅月常会の皆さんが、非常用持ち出し袋を持って保育園前に避難されているところです。


△消防団第2分団草尾部が、担当範囲を警戒しながら巡回しているところです。

 当村は昨年度、地域防災計画を見直したため、その周知を図るために、長野県の「地域発 元気づくり支援金」をいただき、「生坂村家庭用防災マニュアル」を全戸に配布して、現在10区に出向き、地区懇談会で説明をさせていただいている取組の一環として、群馬大学 理工学研究院 准教授 金井昌信氏をお招きして、避難訓練終了後3年連続の防災講演会も開催しました。




△ 私から災害対応として、「自分の身は自らが守る」「地域の皆さんで助け合って対処する」ことが大切でありますので、日頃から防災意識を持って、区長さん中心に自主防災組織の取組等をお願いし、行政としても防災・減災対策を講じながら「災害に強い村づくり」を進めてまいりますなどと挨拶をさせていただきました。




△ 群馬大学の金井昌信准教授からは、「求められる住民主導の自主避難」と題して講演していただきました。

 平成25年度から群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室にお世話になり、2年掛かりで全10区に「防災マップ」と「自主避難ルール」を策定して、取り組んでいる中で、区長さんの基準のチェックが難しいということでした。
 また、ここ10年間の大きな災害は、雨に起因する風水害が多く、想定を超える災害が多発しており、今年9月に発生した「関東・東北豪雨」の状況などを例に挙げられ、この被災から「何を学ぶべきか」を説明していただきました。
防災の目標は「被害の最小化」であるが、災害に遭うと孤立や上下水道の破損、停電等、相当の覚悟がいるから「不便の最小化」「不満の最小化」ということでもあるということでした。
 今後の課題として、「防災講演会や避難訓練に参加する方は防災意識が高いですが、その他の方々に防災意識を伝えていくこと」「防災マップ・自主避難ルールを周知徹底しながら、避難訓練等を継続していくこと」が重要であるとのことでした。

 当村としては、今回の避難訓練の課題や反省点を把握する中で、金井先生からの課題についても取り組んでいかなければと感じました。
 群馬大学の金井昌信准教授をはじめ、844名の避難訓練に参加していただいた村民と防災講演会に出席いただいた村民の皆さんに感謝申し上げます。そして、お疲れ様でした。

平成26年度 土砂災害を想定した避難訓練

2014年11月10日 | 生坂村の訓練
 9日(日)午後1時から、昨年度村内の5区で行われ、今年度は、残り5区の日岐区・昭津区・大日向区・宇留賀区・古坂区を合わせて全村で避難訓練を行いました。長野県の「地域発 元気づくり支援金」をいただき、群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室、長野県建設部犀川砂防事務所のご指導とご支援をお願いし、7月4日の「土砂災害対策としての地域防災の必要性を知る」としての住民懇談会事前説明会から始まりました。
 今年度の5区の皆さんは、区長さんをはじめ区民の皆さんと地区担当職員、群馬大学、犀川砂防事務所等の皆さんで、「地域の土砂災害の危険箇所を知る」、「地域の避難方法を考える」、「防災マップ(案)の確認」、「避難訓練の事前打ち合わせ」として、4回の「生坂村の防災を考える住民懇談会」を行っていただき、「自主避難計画」(防災マップ)を作成し全村で避難訓練が実施できました。


△ 11時からの打合せ会議で、スタッフの皆さんに土砂災害はいつ起きるか分からないので、緊張感を持って取り組んでいただきたいなどと挨拶させていただきました。


△ 金井准教授から今まで初めて自治体全体で、「自主避難計画」(防災マップ)作成等に取り組んでいただいたことに感謝の挨拶を頂戴しました。


△ スタッフの皆さんに、異常現象が発生したと仮定した看板などを渡しました。

 訓練開始の伝達からワンカップ雨量計による雨量計測で警戒基準に達したところで、通報をして警戒態勢に入っていただくとともに、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象がないか確認していただきました。そして、予兆現象を発見し通報して、自主避難開始の情報を確認してから最寄りの緊急避難場所に避難するという流れで行われました。また、今回は消防団とも連携し電話連絡をして、各地区を広報しながら巡回していただきました。


△ 村内で一番北の古坂区の皆さんが、自主避難を開始する伝達により、最寄りの避難場所に避難してきたところです。


△ 各地で避難が終わった後、皆さんで課題等を話し合っていただきました。

 今回も訓練終了後、区の役員、スタッフなどの関係者に村民会館に集まっていただき反省会を行いました。
群馬大学の金井昌信准教授から、土砂災害の避難準備から避難勧告を出す段階が難しいが、タイミングと避難場所が重要であることや今後は自主避難計画の引き継ぎ、点検、防災訓練を行っていくことも大切であるとのことでした。また、もしも生坂村で土砂災害が発生した時に、今回の取組で犠牲者がなかったという連絡をいただければ嬉しいなど、日頃からの取り組みや土砂災害発生時の対応などについて、自主防災組織の中で、皆さんで話し合いや訓練を続け、地区のまとまりから災害対応が出来、「災害に強い生坂村」の実現を目指していただきたいと講評をいただきました。

 反省会の意見では、過去の大雨時に停電があり伝達方法の見直しや集落内の発電機等の資材活用、土砂災害場所を確認したという目印が必要、警戒開始と自主避難開始の両方が必要か、消防団との連携の必要性、非常時の即応性には電話の伝達方法は芳しくない、行政防災無線の外部スピーカーの声が良く聞こえないなど、参加者から忌憚のないご意見をいただきました。
その内容について金井准教授から分かりやすくご回答をいただきましたが、まだ当村として課題が多いことが分かり、引き続き「災害に強い村づくり」のために取り組んでいかなければならないと感じました。


△ 参加者が地区の反省会で出た意見や課題を発表していただきました。


△ 自ら避難してみて、外部スピーカーの声が聞こえなかった点について対応を求められました。

 約5ヶ月間にわたり、住民懇談会、避難訓練とご指導・ご支援をいただきました群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室、長野県建設部犀川砂防事務所の皆さんに感謝申し上げます。また、参加された764名の村民の皆さんにも御礼を申し上げます。そして、お疲れ様でした。