信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

補正予算査定&下生坂上空からの風景

2023年05月02日 | 報告

 2日(火)は晴れて気持ちの良い空が広がり、お出かけも楽しめる天気で、昼間は日なたで暑さを感じました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、気持ち良く晴れ渡った下生坂上空からの風景を撮影しました。

下生坂上空からの風景

 午前10時からは、4月9日執行の長野県議会議員一般選挙において、松本市・東筑摩郡選挙区で当選された青木たかし県議が、前回挨拶に来られた時に会えなかったので、再度役場にお越しになり、東筑摩郡の課題や県に対しての要望等について意見交換をさせていただきました。

 今後は東筑摩郡のためにも、多方面でご尽力いただくために、5人の村長と話し合いの場を増やし、要望箇所を視察されるなど、精力的にご活動いただけるとのことで頼もしく感じました。

 午後1時30分からは、12日(金)の臨時議会に提出します令和5年度一般会計補正予算(第2回)の査定を行いました。

 主に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金20,406千円の交付の内示をいただき、物価高騰対策生活応援商品券と非課税世帯特別給付金により、なるべく早く村民の皆さんを支援したいと考え、臨時会で議会のご承認をいただくために計上させていただきます。

 今日生坂村では、保育園で献立会、国道関係事業打合せ、1班の皆さんの元気塾などが行われました。


国保連合会通常総会&石原団地住宅竣工検査&相模女子大学地域協働活動歓迎式&下生野上空からの風景

2023年02月27日 | 報告

 27日(月)は太陽が登場し青空が広がり、昼間は昨日より気温がグッと上昇しました。

 午前10時30分からの長野県国民健康保険団体連合会通常総会は、長野県自治会館で開催されました。

 理事長の私から、新型コロナウイルス感染症に関する状況ですが、新型コロナウイルス感染症対策本部は、5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類を原則として、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」へ引き下げることを決定しました。

 医療提供体制、医療費などの公費負担については3月上旬にも具体的な方針を示すとしており、3年にわたり続けてきた新型コロナ対策は大きな転換点を迎えようとしております。

 そのような中、厚生労働省はコロナワクチンを年1回の接種、脱マスクに向けた指針を新たに示すとしており、withコロナ時代に合わせた感染対策が必要となると感じております。

 国におきましては、行政サービスのデジタル化の推進として、令和5年4月から保健医療機関等においてオンライン資格確認等システムの導入が義務化され、令和6年秋にはマイナンバーカードと健康保険証の一体化を目指すこととしています。

 これに伴いマイナンバーカードを取得しない人に対しては、「資格確認書」を保険者に申請し発行してもらうことになるとの対応策が示されました。 

 本会におきましては、令和8年度から予防接種事務がデジタル化されることから、オンライン資格確認の仕組みを活用して、定期の予防接種等の費用支払業務など市町村事務の一部を本会で受託できるようにして参りますので、今後とも保険者の共同体としての役割を強く認識し、市町村事務の効率化に寄与できるよう医療DXの推進に的確に対応してまいります。

 また、基幹業務であります審査支払業務の充実強化を図ることはもとより、データヘルス改革の方向を踏まえた予防・健康づくりの推進の役割強化など、多種多様な業務を確実に実施し、保険者からの信頼を得られるよう、適切に事業を実施してまいりますので、引き続きのご理解、ご協力をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 来賓の矢澤国民健康保険室長から、就業構造の変化などにより、国保制度を取り巻く環境が大きく変化しており、また急速な高齢化に伴い財政運営の厳しい状況が続いていることから、医療費適正化の推進の取組などが更に強く求められているところでございます。

 市町村、国保組合におきましては、保険者努力支援制度、保険者インセンティブの有効活用を図るための特定健診、特定保健指導の実施状況の改善や生活習慣病の重症化予防などについて、被保険者の特性を踏まえた上で取組を強化していくことが必要となります。

 この点で国保データベースを活用した国保連によるサポート等が重要となってまいります。国保連の皆様によります益々のご支援をお願い申し上げます。

 県では、令和5年度の国保事業費の普及を含む令和5年度県国保特別会計予算案を2月定例会に提出しております。

 少子高齢化に伴う被保険者数の減少など様々な要素を勘案しながら、県・市町村・国保運営連携会議、幹事会等での協議を踏まえ策定したものであります。市町村におかれましては、今後適切な保険料率の設定をしていただくようお願いいたします。

 また、令和5年度は市町村と国保組合におけるデータヘルス計画の改定期となることから、これまでの取組の検証や保健事業の再検討が必要となります。

 県としましては、予算案において国保データベースの活用により、国の策定手続きに追加される仕様等を分析し、市町村の改定作業を支援するための事業を計上したほか、生活習慣病の早期発見、早期治療のため、高血圧の治療中断者の重症化の傾向等を分析し、市町村の皆様へ提供するための経費も計上しております。

 県といたしましては、国保財政の安定的な運営と、被保険者の健康増進の確保のため、より一層努力してまいる所存でございます。

 皆様におかれましては、引き続きご理解とご協力をいただきますようお願いいたしますなどと祝辞を述べられました。

理事長の招集あいさつから始まり、高山村 内山村長の議事進行により、8件の報告事項の説明を受けた後、令和4年度補正予算など12件、令和5年度事業計画、一般会計ほか10特別会計歳入歳出予算、一時借入金、積立金の処分などの議案について原案通り承認されました。

 当通常総会後には、一般社団法人長野県国保地域医療推進協議会の臨時総会は、役員の選任の議案について原案通り同意されました。

 午後2時30分からは、道の駅いくさかの郷の前に造成しました石原団地に、今年度も完成した若者定住促進住宅2棟の竣工検査を行いました。

 この石原団地は、生坂村の一等地に道の駅いくさかの郷がオープンしてから、毎年度若者定住促進住宅を2棟ずつ建設し、今年度で若者定住促進住宅として、予定の8棟を建設することができました。

 今年度もプロポーザル方式にして、外観は今までと同じ様な感じにし、間取りなどを提案していただき建設しました施工業者から説明を受けました。

 今年度完成の2棟は、初めて太陽光発電を設置し、今までのエコキュート・IHクッキングヒーターなどのオール電化と高気密・高断熱により省エネルギー対策が講じられていて、とても住みやすいと感じました。

 今年度の2棟の若者定住促進住宅は、3月3日(金)まで入居者を募集しています。4LDKで家賃は48,000円の予定です。お問い合わせは役場振興課(電話 0263-69-3112)までご連絡をお願いいたします。

▽ 相模女子大学の学生6名、相模女子大学連携教育推進課の柳戸さんと山中さん、当事業の事業主体である生坂村農林水産物生産者組合の平林組合長、この事業でお世話になっています農山村振興推進支援委員会の鈴木さん、私と副村長、担当課長等で記念撮影をしました。

 今回の取り組みは、令和2年度から実施している「山村活性化対策事業」の一環であり、明日からそれぞれの団体の皆さんのご協力をいただきながら色々な活動をしていただきます。村民の皆さんとの触れ合いや地域協働活動の中で、生坂村の活性化・情報発信などについてご提案いただければと思います。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、放射冷却で澄んだ青空が広がった下生野上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 その他生坂村では、一般質問通告締切、申告相談、例月出納検査、相模女子大学地域協働活動・歓迎式、石原団地住宅竣工検査、農業委員会、教育委員会定例会、コミュニティスクール運営委員会などが行われました。


中学生模擬議会&区長会議&生坂ダム湖上空からの風景

2022年12月22日 | 報告

 22日(木)は朝まで雨が降り、昼間は変わりやすい空で冷たい風が吹いて真冬の寒さでした。

 午後1時30分からは、中学校3年生の皆さんによる模擬議会が開催されました。

 中学3年生の皆さんは、総合的な学習で「生坂に貢献する」をテーマに、今回の模擬議会に向けて、村議会議員の皆さんと一緒に学習を進めてきました。

 皆さんは、4班に分かれて、生坂村のそれぞれの課題について、議会の皆さんや先生方に教えていただきながら、自らもみんなと一緒に勉強してきまました。

 最初は、「野生鳥獣の大切な命を守る会」の皆さんから、「ジビエの活用について」ということで、「シカ牧場の運営について」と「シカ牧場に処理加工施設の併設について」の質問をいただき私が答えました。

 続いて同じ班の生徒から「ジビエカーの活用について」の質問をいただき、私が引き続き答えました。

 2班目は「公共施設の利用者を増やす会」の生徒から「高津屋森林公園のレジャー施設整備について」と「やまなみ荘の浴室にサウナ導入について」の質問をいただき私が答弁しました。

 続いて同じ班の生徒から「イルミネーションロードについて」の質問をいただき私が答えました。

 3班目は「生坂の重要文化財を守る会」の生徒から「一星亭について」、最初に「漫画『加藤正治物語」のアニメーション化について』質問があり、教育次長が答弁しました。

 続いて「一星亭の活用及びクラウドファンディングについて」の質問があり、教育長が答弁しました。

 最後は、「未来の子供を考える会」の皆さんから、「小中一貫校について」まず「一人ひとりに合わせた教育方法の導入について」を質問され、教育長が答弁しました。

 

 次に「デジタル教科書の導入について」を質問され、教育次長が答弁しました。

 続いて「インターナショナルスクールとの交流について」の質問には、教育長が答弁しました。

 最後の生徒は「村営バスの運行及び住民ドライバー制度について」と「住民ドライバー制度について」の質問をいただき、私が答弁しました。

 最後は、下記の内容の御礼の挨拶をさせていただき終了しました。

 中学生模擬議会の閉会のことば

 中学3年生の模擬議会の閉会に当たり、一言感想を述べさせていただきます。

 中学校3年生には「生坂に貢献する」をテーマに、今回の子ども議会に向けて、村議会議員の皆さんと一緒に学習を進めてきまして、今回の模擬議会にしっかりとした建設的な提案をしていただきありがとうございました。

 皆さんは、4班に分かれて、生坂村のそれぞれの課題について、議会の皆さんや先生方に教えていただきながら、自らもみんなと一緒に勉強していただきました。

 その課題を解決または方向付けをするために、他の自治体や地域の先行事例なども調べていただき、生坂村の現状も把握してしっかりと質問をしていただきました。

 それぞれの課題に対して、当然、行政は議員各位や村民の皆さんと検討協議をしながら、解決または方向付けをして行かなければなりませんので、本日いただいた、それぞれのご提案についても、参考にさせていただき、生坂村のため、村民の皆さんのために、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 今回の模擬議会に対しまして、ご指導いただいた議会の皆さんと先生方、そして、しっかりとした建設的なご提案をいただきました中学3年生の皆さんに、御礼を申し上げまして挨拶とさせていただきます。

 午後3時30分からは区長会議を開催させていただきました。区長さん方は仕事が多岐にわたる状況であり、各区の課題対応や集落支援員としての活動等により、村政運営に多大なご尽力をいただいています。

▽ 山﨑区長会長から、先程急に雨が降ってきましたが、北陸地方では30時間以上も車が立ち往生し、お見舞いを申し上げる次第であり、今日は冬至でかぼちゃを食べて、寒い時期を乗り切りましょう、また本日は年の瀬が迫ってきて、もう一年が終わってしまいますが、健康で毎日を過ごしていけるように、体は自分で守らなければならず、今日は行政からの依頼ごとが多いですが、自分なりに納得できるように協議をしていただきたいなどと挨拶をされました。

▽ 私からは、区長さん方には各区をまとめていただき、新型コロナウイルス感染状況を加味して、会議、行事なども行っていただいていますご労苦に敬意を表しますとともに、国では2類から5類の検討がされウイズコロナの生活になり、徐々に行事やイベントが実施できるようになり、活気が戻ってくることを願うところでありますが、今回の会議も各部署から多くのお願いがございますので、引き続きのお力添えをお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 今回の会議の主な報告・要請事項としまして、総務課から、区振興交付金、出先機関等の年末年始休業、賀詞交歓会、消防団出初式、三九郎の火災予防、令和4年度総合防災訓練反省事項等、村長選挙、自治会活動保険、令和4年度集落支援員活動経費支払実績、視察研修の報告書について説明させていただきました。

 主なご意見・ご要望に対しての回答の概要は、賀詞交歓会、消防団出初式の来賓は、正副区長会長であり全区長さんに出席してもらいたいことについては、第8波の感染が高止まりの状況で、区長会を招待すると議会など各団体も全員となり人数が多くなること、

 生坂村の感染者を把握されているかについては、全数把握の見直しから、松本保健所管内の総数は発表されているが、生坂村内の感染状況は分からないこと、

 区長会の忘年会は開催し、来賓は会長または副会長など、参加・不参加の基準については、区長会忘年会は有志での参加にしていただき、常に感染状況を加味しながらそれぞれ判断し、出初式は分団長会議で決めていただいたこと、

 松本保健所管内と松本市保健所の発表については、松本市が中核市になり保健所が設置されたので、松本市と2市5村で分かれているが、陽性者の把握はできないことなどお答えしました。

 教育委員会は、生坂村一貫教育基本方針(案)、令和5年生坂村成人の集いの開催について説明し、学校の先生は県の職員で、3年から5年で転勤することについては、一貫教育の経験された先生を教育事務所に要望していきたいこと、また順調にいけば令和6年4月から実施する予定で、具体的な教育方法を決め、小学校の校舎は現状のままで、一貫教育をスタートさせていきたいので、分かる範囲で適宜に報告していくこと、

 村づくり推進室からは、令和5年度「地域発 元気づくり支援金」、いくさか大好き隊の地域支援、生坂村脱炭素地域づくり、ゼロカーボン実現に向けた村民アンケートの実施、区長会視察研修レポートについて報告し、

 住民課からは、税の申告相談日程及び会場、やまなみ荘のチラシ、廃棄物不法投棄監視員の選出、マイナンバーカードの申請・交付状況について説明し、

 国の定めたことだが、15.000円分は直ぐに付くのに、20,000円を入金しないと5,000円分が頂けないことについては、地域経済を回すことや電子決済を広げるためではないかと思うが、国から通知がなく私見で答えるしかないこと、

 健康福祉課からは、生坂村民生児童委員、新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金、長野県・生坂村生活困窮世帯緊急支援金について説明し、

 抗原検査キットについては、今回の配布対象は今月18日からであり、それまでは県の検査キットの対応であったこと、

 結果は健康管理センターに報告しているかについては、県の検査キットの配布者は結果の報告義務はなく、今後は村の配布については、規程を決めて配布し、結果も把握したいこと、

 村道の除雪路線、小型除雪機の管理及び点検、農業委員の選任、緑化木の無料配布、地区要望の対応状況、道の駅いくさかの郷の年末年始休暇、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、大日向北平地すべり対策工事を説明し、大日向北平の工事は、県で工事を発注済みで2月には片側通行にしたいとのこと、工期、信号かガードマンかなどについては、詳細が分かり次第お知らせすることなど、多くの事業、会議等に対してご理解、ご協力、ご要請をお願いいたしました。

 

 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、急に時雨れだした生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校で金管練習、なのはなでフェイスマッサージ、民生児童委員協議会などが行われました。


議会視察研修同行2日目&山清路大橋周辺からの風景

2022年10月21日 | 報告

 21日(金)は朝が冷え込みましたが、昼間はスッキリと晴れて穏やかな空で清々しい秋の一日でした。

 議会視察研修の同行2日目は、宿泊先のホテルを9時30分に出発して、徳島市の中心部にある徳島城跡の徳島中央公園に行きました。

 広大なこの公園は、城跡公園のみならず現代の公園としても江戸時代の遺産を活かしながら、旧徳島城表御殿庭園、徳島城博物館、バラ園、流れ池等、見どころがたくさんありました。

 素晴らしい景色と場所が良く、広さがあることから、総合公園として市民に親しまれ、当日も保育園児や高齢者まで多くの人々に利用されていました。

 国の名勝に指定されている旧徳島城表御殿庭園は、旧徳島藩主蜂須賀公の居間や表書院の庭として造られたもので、武将で茶人の上田宗箇作庭の枯山水庭と築山泉水庭の二庭からなる観賞式と池泉廻遊式を兼ね備えた桃山様式を伝える名庭とのことです。

 徳島中央公園の東側にあるバラ園では、約330平方メートルの花壇に、ニューカリーナ、アマツオトメ、チャールストン等約50種、約400株のバラが咲き乱れ、丁度見頃でしたので、訪れる人々が多く楽しまれていました。

 次に、お昼を兼ねて勝浦町の「道の駅ひなの里かつうら」に寄りました。

 徳島県で15番目に作られた道の駅でして、県内のお土産ものはもちろん、ここだけでしか味わえない町内の特産品を多数取り揃えてあり、EVの充電器やRVパークなども併設してありました。

 また、近くでは「元祖ビッグひな祭り(2月下旬~)」、「生名桜まつり(3月下旬~)」が4月上旬まで開催されるなど、地域の観光拠点となっていて、物産館、喫茶、うどん店などがあり、多くの方が昼食を食べにお越しになっていました。

 当道の駅敷地内にあるJA東とくしまの産直市「よってネ市」は、みかんの栽培が盛んな勝浦町ならではの柑橘類の他、しいたけや漬け物など、山間地ならではの特産品を多く取り揃えていました。

 我々も美味しそうでお値打ちなみかんをお土産に我が家へ送りました。

 そして、本日メインの視察先の上勝町に行きました。

 最初に公務で不在の花本町長さんに代わって、林副町長さんから、上勝町の紹介やSDGsの取組などの歓迎のご挨拶をいただきました。

 私と太田議長から、お忙しい中を当視察研修にご対応をいただいたことに感謝を申し上げ、当村は脱炭素先行地域づくり事業に申請し採択され、ゼロカーボンを目指していくところであり、今回の視察を参考にさせていただきたいなどの挨拶をさせていただきました。

 上勝町は、徳島県のほぼ中央に位置する人口約1441人、高齢化率52%代と四国で一番小さな町ですが、この町を一躍有名にした「葉っぱビジネス(彩事業)」や日本で初めてゼロ・ウェイスト」宣言をされた取組などについて視察をさせていただきました。

 上勝町の各視察を担当されています合同会社パンゲアのCEO 野々山さんから説明をしていただきました。

 まず、「葉っぱビジネス」について研修し、このビジネスは「つまもの」つまり日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜などを栽培・出荷・販売する農業のビジネスです。

 上勝町は昭和56年2月、マイナス13度という局地的な異常寒波に襲われて、ほとんどのみかんが枯死してしまい、本町特産の香酸柑橘である「ゆこう」や「すだち」も枯死寸前となり農業は大打撃を受けました。

 このピンチをチャンスに捉えて、当時農協職員だった横石知二さん(現・当社代表取締役社長)が、「町づくりとは何か」、「町の活性化とは?」の課題に『次代を担う定住』と位置付けし、農家はもちろん、農協、町、普及所等が一生懸命取り組んだ結果、彩農業(葉っぱビジネス)が第三セクターにより新しい産業として生まれました。

 「葉っぱを売る」というユニークな発想から今や年商2億6000万円を超えるまでになり、おばあちゃんがパソコンやタブレットを駆使し、年収1000万円を超える農家まで現れたそうです。

 今は140数軒で、一時は200軒以上で取り組んでこられ、2021年度は70歳から75歳の医療費が、全国年平均の102万円に対し、86万円と、生きがいづくりによる医療費の削減にもつながっていました。

 次に、日本で初めて、ゼロ・ウェイスト(2020年までに焼却ゴミと埋め立てゴミを無くす最善の努力をする)を宣言した事業について研修しました。

 ゼロ・ウェイストとは、現在日本では家庭から出るごみのほとんどが焼却あるいは埋め立て処理されていて、これらの処理方法によって私たちは多くのお金と限りある資源を無駄にしてしまっています。

 『ゼロ・ウェイスト』とは目標年を定めリデュース・リユース・リサイクル・リペアなどの実践やそもそもゴミにならないもの作り求める事によって資源を有効に活用し、焼却・埋め立てゴミを限りなくゼロに近づけようとする取り組みです。

 そして、未来の子どもたちにきれいな空気や美味しい水、豊かな大地を継承するため、2020年までに上勝町のごみをゼロにすることを決意し、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)を宣言しました。

 上勝町のゼロ・ウェイストの取組の経緯等について、動画を見た後に説明をいただき、上勝町で町内でのゴミの45分別を行っていただき、リサイクル率が81.1%であり、残り20%弱のリサイクル率の達成に向けては、なるべく分別の手間を減らすといった部分で企業等の事業者との連携が不可欠であるなどについても説明をいただきました。

 そして、2020年12月に上勝町はゼロ・ウェイストの先駆者として、「未来のこどもたちの暮らす環境を自分の事として考え、行動できる人づくり」を2030年までの重点目標に掲げ、新たなゼロ・ウェイストを宣言しました。

 上勝町にはゴミ収集車は走っていません。町民が自ら、出たゴミは洗って分別し、ゴミステーションと呼ばれる収集所に持って来ます。その後、「資源」として各地に運ばれ、様々なものに生まれ変わっていました。

 ゴミステーションには「くるくるショップ」が併設されていて、住民たちが「自分たちには必要ないけれど、誰かにとっては必要かもしれないもの」を持ち込み、無料で持ち帰っていて、これは身近なリユースの取り組みでした。

 上勝町の有名な二つの取組については、ピンチをチャンスに変えるために、情熱を持った役場職員、農協職員の思いが住民を動かし、利益や対価がある取組の有無があるが、住民には自分ごとに落とし込んでいただき、率先して活動する仕組みづくりをつくって取り込むことが大切であるとのことでした、

 合同会社パンゲアのCEO 野々山さんには、時間を延長して、とても分かり易く親切にご説明をいただき感謝申し上げます。生坂村はほぼ同じ人口規模の自治体ですので、住民に対して理解と協力をいただく手立てや住民主体の行政運営など、とても参考になり有意義な研修になりました。

▽ 毎朝恒例の写真は、16日(日)に山清路大橋周辺から青空が広がっていた上空や清き流れの犀川などを撮影した風景です。

山清路大橋周辺からの風景

 その他生坂村では、保育園で人権教育・歯科検診、小学校でALT、中学校で2年生標津交流学習①・3年生修学旅行①、市町村教育委員会研修総会、セブンイレブン明科七貴店移動販売、6班の皆さんの元気塾などが行われました。


議会総務建経常任委員会&やまなみ荘テイクアウト昼食&上生坂上空からの風景

2022年09月09日 | 報告

 9日(金)は雨の降りやすい天気で一時的に雷を伴ってザーッと雨が強まり、ジメジメとした体感でした。

 午前9時から今定例会初めて、一日掛けて決算審査に絞って行うことになり、最初に総務建経常任委員会が開かれ、前日の本会議で付託されました総務課と振興課の令和3年度決算について審議をしていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会は最初に総務課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。

 議会総務建経常任委員会は、総務課の令和3年度生坂村歳入歳出決算の認定の付託議案について説明をさせていただき、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、

 軽自動車税について、農業用トラクターが公道を走っているが登録の確認については、住民課所管であり把握ができていないこと、登録を進めて欲しいことについては、調べて登録をしてもらう様に進めることと、周知のため広報したが、午後住民課長から説明すること、

 地方交付税が増えている要因については、通常の財源分が増額し、普通交付税にはデジタル関係費、人口減少対策費、地域社会再生事業費が含まれ、昨年度は12月に追加交付があったこと、

 貸付金収入の補正については、4団体は元気づくり支援金と絆づくり支援金の事業の採択後に貸付したことと、山村活性化対策事業の事業費等であること、

 村債についての不用額については、土木債の社会資本整備総合交付金等の繰越明許であること、

 寄付金の花火打上の大口については、ふるさと納税に含まれていて、赤とんぼが中止でも毎年度いただいていて基金に積んであること、

 財産貸付収入については、住宅使用料の未納分で3年度分の3軒分であること、

 赤線の払い下げの地区については、下生野と小立野で常会長、区長、水利組合の承諾をいただき、村の登記にしてから払い下げをしていること、

 区長への補助金については、防犯灯の設置補助などで区振興交付金ではなく、地域振興費の需用費で集落支援員の活動経費として、40万円の経費の内、区長報酬15万円、経費25万円で防犯灯の蛍光管の交換、燃料代などを賄っていること、

 非常勤消防費の不用額については、団員報酬や出動報酬で見込み誤りは出動が少なかったこと、

 燃料費の不用額については、消耗品や燃料費などで各分団の活動経費であり、細節では2万円ほどであることと、補正予算の査定が2月中旬で3月に何かあった場合に困るので余裕を見ているが、今後も不用額が出ないように努めること、

 負担金の不用額の発生については、負担金は分かるが、補助金は健康診断の補助など実績によるものもあり掴めないこと、

各団体に配る負担金を少なくすることについては、東筑5村や近隣市町村と協議し、連携をして整備促進期成同盟会等に負担していること、

 消防の消耗品のストックについては、防災倉庫にガソリンやツーサイクルオイルなどがあるが、基本は各分団で用意していただきたい、しかし本部でも初期消火以外での対応できる点は各分団に伝えること、

 基金の積立額の増額については、地方交付税の普通交付税が増えたので、将来を見据えて積立したこと、

 企画費の負担金については、主にふるさと納税の返礼品であり、先行予約により、年度が変わってから返礼品分を支払っていること、

 簿記会計の勉強会については、会計事務所と調整していること、財産の現在高等については、公会計が始まってから貸借対照表を作っているがより正確なものにしたいこと、

 バスの一般管理費委託料の不用額については、26便の最終便は見込みであり、前年度と同額の不用額であるので見直すことについては、クラブ活動などで利用が変わるので難しいこと、

 公共交通の他に無料で乗れる車や人口減少で乗らないなど総合的に考えることについては、公共交通協議会や村営バス運営協議会で検討協議をすること、

 地域公共協議会については、広域的な公共交通について地域振興局の範囲で協議をし、県で計画を策定するために来週3回目の会議をすること、

 燃料費の高騰の委託料については、令和3年度は変更なしで4年度は高騰分を含めて契約したことなど多岐に渡り協議をし、総務課関係は承認していただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会で、議員各位に振興課の課長・係長が説明させていただき、ご意見・ご提言をいただいているところです。

 午前10時45分からの振興課の説明に対して、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、

 農林水産業費負担金が前年度比70万円ほどの減額については、地元負担金としていただいているので年度により違っていること、

 農林水産業費の県負担金のタブレットについては、当初予算でなく、国の事業実施が年度末で2台を購入し、農業委員会の情報収集のため導入されたこと、繰越明許であったがまだ使われていないこと、

 農林水産業費の県補助金について、元気づくり支援金のラジコン草刈機などの事業であり、導入してから使用は7回、10時間であること、しっかり活用することについては、使用状況を検証すること、シルバーセンターに委託で使いかってが悪いことについては、事業課として利用していただけるように検討すること、

 活性化施設いくさかの郷運営費の不用額については、昨年度と比較して第6波の影響など売上が落ちてしまったこと、補正は何回でもできるのに不用額が大きいことについては、昨年までは売上が良かったが、コロナの影響で1月から3月と売上が予想外に落ちたことであるが、今後査定の時にしっかり精査すること、

 負担金補助金の事業割りについては、砂防の事業量による割合で、事業の進捗状況などの見込みであること、

 簡易水道の令和2年度から3年度で有収率が上がるなど良い数値については、有収率が向上するように頑張っていくこと、

 配水量が減っていることについては、人口減もあるが漏水が減っていることが大きいこと、必要でないところなどの検討については、プロジェクト会議で基本計画に沿って中長期的な見直しや施設のダウンサイジングの検討をしていること、

 給水人口が減ってくると企業会計では難しいことについては、現状も一般会計から繰入で帯を結べている状況であり、企業会計では成り立たないが、施設の規模は既に検討していること、

 宇留賀など移住者の現状については、個人合併浄化槽がない空き家には、チラシを渡してお声掛けはしていること、

 浄化槽設置補助については、個人設置型で人槽によって補助金が違うこと、

 農業集落排水と個人合併浄化槽のエリアの負担については、大体揃えてあるが、個人合併浄化槽は汲み取りや電気料など少し負担が多いこと、

 有収率の最近の7月分の有収率については、74.17%となっており、寒くなると有収率が下がるので1月・2月に水道検針をすることなど、引き続き多くのご意見、ご提言をいただきまして、総務課関係に続き振興課関係も決算の認定は承認されました。

 お昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。会議が長引きましたので写真は撮れませんでしたが、今日も色々なメニューを注文してもらいました。

 私は、お味噌汁、ポテトサラダ、フルーツ、コーヒー、アルカリイオン水を持参して、カツ丼(税込830円)を注文して食べました。豚肉が柔らかくボリューム満点で卵とじも良く、とても美味しくいただきお腹いっぱいになりました。


のらのら青空塾でぼかし肥料作り

2020年03月05日 | 報告
いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
のらのら青空塾では、3月2日午前9時から、ぼかし肥料作りを行いました。
ハウスの中にブルーシートを広げ、もみがら・米ぬかに土壌菌のいる土を交互に広げて混ぜていきます。
今年は作る量を増やして、もみがらと米ぬかは10袋もあるので、混ぜていく作業だけでも1時間以上かかりました。






その後、ヨモギ酵素液(若く柔らかいヨモギに黒砂糖を加えて発酵させたもの)を加えた水をまき、全体にしっとりさせて手でもみほぐしたら、あとはシートをかけて発酵させます。




発酵が進むと温度が上がってくるので、40度くらいまではそのまま発酵させ、以降は1日に1回、全体をかき混ぜる作業が待っています。


のらのら青空塾では、長野県地域発元気づくり支援事業「有機で創る元気な里づくり事業、スーパーぼかしを使った野菜づくり」に取り組み、野菜やえごまなどを道の駅「いくさかの郷」で販売しています。
また、今回作ったぼかし堆肥は、いくさかの郷ほかで販売される予定です。





ハウスの中ではほうれん草が、外の畑ではニンニクが元気に育っていました。
また、昨年収穫したえごまの袋詰め作業も行われていました。





道の駅直売所で「のらのら青空塾」のラベルがついた農産物を見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

出産祝金贈呈&道の駅いくさかの郷定例会

2020年02月13日 | 報告
 13日(木)は朝までの雨が止むと日差しが戻り、季節外れのポカポカ陽気になりました。

 午前8時40分からは、私が生坂村民を代表して出産祝金をお母さん方に贈呈しました。今回は12月にお生まれになった女の子と男の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っており、保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指したいと考えており、子育ては大変なこともあろうかと思いますが、健康にご留意なさり、楽しく子育てされますことを願いましてお祝いの言葉といたします。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。








 贈呈後は、お母さん方と健康福祉課の課長達と赤ちゃんのことや子育てのこと、今年度の新生児が増えていることなどを楽しく懇談させていただきました。




 午前9時からの新年度当初予算査定は、健康福祉課、住民課、振興課の一般会計の再査定とやまなみ荘関係の再査定をそれぞれの担当職員から説明を受け、再度査定をさせていただきました。

 午後4時からは、第11回「道の駅 いくさかの郷」定例会を行いました。私からは、農業懇談会でいくさかの郷への出荷やご利用などをお願いしていることと、村民の皆さんからも意見・要望をいただいていますので、この定例会で対応できること、改善しなければならないことなどを協議していきたいなどと挨拶をしました。
 「道の駅 いくさかの郷」の1月の日別売上金額及び集客数、売上集計表、日別売上表、部門別売上と手数料、かあさん家の食堂、おやき販売と直売所の販売、日別売上前年対比表などについて説明を受けました。
 1月の農林水産物直売所販売とかあさん家の売上は、正月休みが6日まででしたので、その分の減額が影響していましたが、前年対比では11月から1月まで売上は伸びていました。
 15日(土)に行う2月月例イベントの特産市については、村内団体による特産市、かあさん家の梅おこわ、生うどんと、白菜、ほうれん草など地元産野菜、ころ柿、キノコ類、喬木村産イチゴ、サンふじやピンクレディのりんごなどをお値打ち価格で販売いたします。
 今後も、道の駅いくさかの郷では、直売所の地元産の農産物と加工品、ハンガリーのワインや特産品、かあさん家の灰焼きおやき、おまんじゅうなどを販売し、農業振興、雇用創出、所得向上、交流人口の増加などに努めてまいります。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校で縦割り清掃打合せ・児童会引継ぎ、児童館でスポッちゃおう、ヘルスアップ教室、足つぼ講座、大日向区農業懇談会、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。

出産祝い金贈呈&小立野区農業懇談会

2020年01月14日 | 報告
 14日(火)は日差しが届いても、午後は段々と雲が広がり厳しい寒さの一日でした。

 午前8時40分には、私が生坂村民を代表して出産祝い金をお母さんに贈呈しました。今回は11月にお生まれになった二人の男の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。






 午後7時からは、今年度初めての農業懇談会を小立野区公民館で開催させていただきました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業委員会長、地元担当の農業委員、農業改良普及センター、JA松本ハイランドの生坂担当理事・課長、農業公社理事長・事務局、振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。



 藤澤産業係長から、人・農地プラン、今後の地域農業のあり方。県営中山間総合整備事業等の説明と道の駅いくさかの郷への農産物等の出荷のお願いをし、農協の小原課長から、夢づくりサポート事業について、鳥獣被害防止柵設置事業を担当から説明させていただきました。


 小立野区の今後の地域農業のあり方は、「当区は、中山間直接支払事業や集落の有志でつくる営農組織(まめってえ会)があり、遊休農地の再生や農地保全を積極的に行っている。この組織が今後も継続して活動できるよう、組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究などを進め、組織力の強化に向けた支援を行っていく。」となっております。


 主なご意見・ご要望に対しては、鳥獣被害防止柵設置後の管理については、下生野区と調整し、相談する機会を設けること、地元負担金5%は下生野区でお支払いすること、一年ごと歳を取っていくので、5~10年後は厳しいため、省力化の機械の紹介をしてほしい、畔を刈る機械を使いやすくするために、耕作面積を減らしても良いので、畦畔をなだらかにする事業はないかなどに対しては、状況を確認し、国の事業等を研究すること、県営中山間総合整備事業終了後と堤防の築堤工事後の圃場整備については、県の中間管理機構に貸し付けて、小立野区の任意団体が借り受け、圃場整備と用水路の整備ができること、国の土地の問題につては、千曲川河川事務所と協議を進めること、堤防の水路などの内水氾濫については、モーターを回す発電機等に対して、国の補助事業等がないか検討するなど、質問・要望等に対してお答えさせていただきました。


 農業公社で大豆と小麦をもっと買い取って貰いたいことについては、大豆は多く作ってもらいたいが、小麦粉は単価的に高くつくので、安価で仕入れられることと保冷庫を整備して保存したいこと、フォークリフトの導入、農業公社から払い下げの機械等の提案については、任意団体の何方かが人・農地プランの認定農業者になっていただくと国から半額補助があること、製粉機の導入や農協の製粉機の対応については、高価であり技術が必要で難しいこと、灰焼きおやきの製造は手づくりであり、特に夏は暑くて大変であること、パイプハウスで栽培の野菜等で集客に繋げたいこと、集客策として、アイドルの育成、第3土曜日の月例イベントの充実、かあさん家は11月~12月の昼どきは昨年に比べ伸びていること、下生坂で芋煮会を行ったように、各区・集落・団体によるイベントなどを行って、マスコミに発信いただくこと、おやきの予約注文を承っていること、農産物直売所のぶどうや竹の子の時期以外の話題づくりなど、多くの意見・提案もいただき、和やかに話し合いができました。
 小立野区の皆さんには、多岐にわたり建設的な意見・提案を頂戴しましたので、その内容を今後生坂農業未来創りプロジェクト会議等で反映して検討協議してまいります。

▽ 朝の写真は犀川河原の風景です。





 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校でALT、出産祝い金贈呈、下生坂の皆さんの元気塾、やまなみ荘村内無料入浴日などが行われました。

全国治水砂防協会北陸信越地区支部長・参与視察研修&各道路建設促進期成同盟会要望活動

2019年11月12日 | 報告
 12日(火)は晴れて洗濯物の外干しOKの天気で、朝晩は冷えても日差しの下では、過ごしやすい体感となりました。
 午前8時30分に宿泊先のホテルを出発し、最初に南砺市利賀村上百瀬地内の土砂災害の工事現場を視察しました。この土砂災害は、平成29年1月16日15時30分頃崩壊が発生し、1月20日0時10頃崩壊が拡大し、崩壊幅約100m×延長350mで、流出土砂量は、堆積上部で約50,000㎥、下部で約64,000㎥、計114,000㎥であり、被害状況は人的被害なし、家屋等被害は住家2棟、車庫・納屋5棟、その他店舗等2棟でありました。




▽ 事業概要は、砂防事業としては、災害関連緊急事業費15.8億円、交付金事業6億円であり、排土工71,000㎥、堆積工・床固工導・流堤工によりコンクリートブロック9,213個設置、渓流保全工で233mを実施され、上部は治山事業で行ったとのことでした。




 工事内容は、排土工として、崩壊土砂は粘土質で含水率は高く、リテラ工法を用いて石灰系固化材による安定処理を行い、残土処理工として、約64,000㎥の土砂搬出のため、市や地元の協力により現場から3kmに新規残土置場を設置し、1㎥あたり約3,700円削減でき、土石流堆積工として、施工性や工期に優れ、無人化施工にも対応可能なコンクリートブロック(3t)を採用し、修景盛土工として、堆積工が県道に隣接し、周辺に富山県利賀村芸術公園やキャンプ場、民宿等が存在するため、堆積工前面に搬出土砂を用いて修景盛土を設け、植栽工・壁面緑化工により、周辺の自然環境との連続性を図っていました。




▽ 次に利賀ダム建設事業を視察しました。事業概要は、南砺市利賀村において、一級河川庄川水系利賀川に、ダム堤頂長232m、ダム高さ112m、湛水面積1.1㎢、総貯水容量31,100,000㎥(東京ドーム25杯分)の建設事業です。
 ダム地点の計画高水流量770㎥/sのうち、500㎥/sの洪水調節を行い、庄川本川及び支川利賀川の既得用水の補給等、流水の正常な機能の維持と増進を図り、富山県に対し、庄地点において、工業用水として新たに一日最大8,640㎥/日の取水を可能とのことでした。




 令和元年度の工事概要として、利賀ダム河床進入トンネル工事、利賀トンネル(河床進入)工事、利賀ダム転流工パイロット道路工事、開通した利賀大橋周辺の利賀ダム工事用道路ウシクルビ谷橋上部受託工事、利賀ダム工事用道路他維持修繕工事などの内容を説明していただきました。




 田中南砺市長さん、富山県土木部砂防課の皆さんはじめ関係者の皆さんには、2箇所の視察させていただき色々と勉強になり御礼申し上げますとともに、2日間、大変お世話になりましたことに感謝申し上げます。

▽ 午後3時20分からは、長野県庁において菅谷松本市長さんが会長を務めます4同盟会の要望活動を行いました。私は、「松本・佐久地域高規格道路建設促進期成同盟会」と「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路建設促進期成同盟会」の要望に参加しました。




 菅谷松本市長さん、宮澤安曇野市長さん、牛越大町市長さん、小口塩尻市長さん、柳田佐久市長さんはじめ、関係市町村長さん、県議会議員さんなど錚々たる方々が要望しまして、整備促進を要請しました。




▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、議会運営委員会、小学校でALT・歯科検診、中学校で防災講演会、なのはなで10~12月生お誕生会、児童館でマラソンクラブ、自立支援実施検査、山口医師訪問診療などが行われました。

地区要望箇所現地調査&北海道標津町交流学習の挨拶

2019年10月23日 | 報告
 23日(水)は晴れて、久々に洗濯物の外干しが出来、昼間は過ごしやすい体感でも、朝晩はヒンヤリして寒暖差の大きな一日でした。

 午前9時から今年度最初の地区要望箇所の現地調査を行いました。昨年度から各区の要望箇所を把握して、調査内容を検証し来年度当初予算に計上するためにと、来年度早々から工事が実施できるようにするために取り組んでおります。
 初日は日岐区の現地調査を実施しました。荻久保区長から説明を受け、瀧澤議員に同行していただき、今年度も私と振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に協議をしながら調査を行いました。

▽ 最初は白日地区に行き、村道の舗装修繕、法面崩落の対策、村道の雨水対策、排水路の修繕、ガードレールの設置などの要望箇所を調査しました。














 毎回、緊急性、危険性、必要性、公平性等を加味して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から多くの要望があります。
 今日の要望箇所の現地調査内容は、村道の補修・舗装修繕、法面崩落の対策、村道の雨水対策、排水管の修繕、ガードレールの設置、支障木・竹の伐採、防犯カメラの設置などでした。

▽ 日岐団地の駐車場整備、支障木や竹林の伐採、防犯カメラの設置、防犯灯の移設、村道の補修、崩落した岩の撤去などの調査をした箇所です。
















 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対応と対策工事を行っております。また、国・県関係の道路、河川、治山、治水砂防等の要望も関係機関に調査していただいております。今回の要望に関しましては、来年度事業として限られた財源の中での対応ですので引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

 午前11時には、生坂中学校2年生の生徒達が、北海道標津町との交流学習で25日早朝に生坂村を出発するため、村長室にみんなで挨拶に来られました。
 私から、北海道の大平原・海・山・川を見て、自然、歴史、北方領土の問題など勉強していただき、見聞を広げてもらいたいなどとお願いしました。


 2年生を代表して、村の支援により北海道標津町に行って、色々な学習できること、標津町の中学生と交流できることなどに感謝しますとともに、しっかりと勉強してきますなどとお礼のことばをいただきました。




 最後はみんなで記念撮影をして、気を付けて行ってきてくださいと見送りました。


▽ 朝の写真は下生坂上空からの風景です。





 その他生坂村では、保育園でお散歩・焼き芋会、小学校でマラソン事前検診、中学校で集金日、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。