- いくさかてらす電気小売事業に係る手続き及びスケジュールについて
- 効果促進事業について
- その他
14日(金)は雲に覆われ少し雨が降った程度でしたが、湿度が高くムシムシと不快な暑さでした。
午後1時から長野市において「長野県河川協会評議員会」が開催され、会長の私が、会員の皆様には、この1年間、治水事業 並びに 災害復旧事業の促進に関しまして、国会議員や国土交通省に対する要望活動にご参加いただくなど、多大なるご協力を賜りました。
おかげさまをもちまして、本年6月14日、参議院本会議において国土強靭化基本法の改正法が賛成多数で可決され、5か年加速化対策後の安定的な国土強靭化の推進に向けた大きな一歩が踏み出されました。
近年の気候変動は本県にも大きな影響を与えており、令和元年の台風災害以降も、毎年のように県内各地で豪雨による大きな被害が起きております。
今年も、いわゆる非出水期である5月の連休明けに集中豪雨による河川の増水による被害が発生し、梅雨入り前の6月2日の大雨では、飯田地域を中心に県・市町村合わせて約90億円の公共土木施設被害が報告されています。
令和5年梅雨前線豪雨は、激甚な被害を与えた九州から北上しながら各地に豪雨をもたらしており、私たちも毎日気の抜けない状況です。
今年こそは平穏な年にと願う一方で、災害に対する備えを怠ることがないようにしなければならないと思うところです。
治水事業や災害復旧事業は、安全、安心な県土づくりを進める上で欠くことのできないものであり、当協会の果たす役割の重要性を鑑み、アフターコロナの社会においては、より活発に、積極的に、活動をすすめてまいりたいと思っておりますなどと挨拶をさせていただきました。
その後私が議長を務め、第84回通常総会の議案について、令和4年度事業報告及び歳入歳出決算報告、令和5年度事業計画(案)、会費(案)、歳出歳入予算(案)、役員改選(案)、決議(案)、河川関係功労者の表彰、総会での役割分担等について協議し、7月31日(月)の通常総会に提出及び表彰することになりました。
午後2時30分からの「長野県治水砂防協会理事会」が開催され、会長の私が、本年度県内では、5月上旬から、これまでの観測記録を更新するような大雨により、多くの被害が発生して おります。6月2日から3日にかけては、台風第2号の接近に伴い 活発化した梅雨前線により、県中南部を中心に22 箇所の地点で、 1日の降水量が6月観測史上最大となる大雨を観測しました。
最近では、九州北部や山陰、北陸などで記録的な大雨が降り、土砂災害などによる甚大な被害が生じているところです。
気象災害の激甚化、頻発化の傾向は、気候変動の影響により、今後も続くことが見込まれていることから、土砂災害による被害を防止し、住民の暮らしを守る「砂防」の重要性を再認識しているところです。
本協会の活動につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、一部の事業が中止になったり、人数制限が設けられたり するなど、一定の制約のもとで行わざるを得ませんでした。
そうした中にあっても、昨年11月には、全国治水砂防促進大会が開催され、大会後の要望活動には、私を含め49名の皆様で、砂防事業に対する私共の熱意を、国や県選出国会議員の皆様に伝えてまいりました。
また、5月に開催された全国治水砂防協会通常総会には、本県から、全国で最も多い52名の市町村の皆様にご参集いただいたところで ございます。
本年度も住民の生命と財産を守り、安心して暮らせる地域づくりに向け、引き続き、砂防事業の促進を図るべく、積極的に活動を展開し、地域の声を発信してまいりたいと考えておりますなどと挨拶をさせていただきました。
その後私が議長を務め、第85回通常総会の議案について、令和4年度事業報告及び歳入歳出決算、令和5年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)、任期満了に伴う役員改選、長野県砂防事業功労者の表彰、決議(案) 等について協議をし、8月29日(火)の通常総会に諮ることになりました。
午後5時からは、生坂龍翔太鼓の総会がやまなみ荘で行われました。令和4年度の事業報告・収支決算、令和5年度の事業計画・収支予算が原案の通り承認され、役員改選は白澤会長、宮入副会長兼会計が再任され、コロナ禍前の事業実施を計画にスタートを切りました。
生坂龍翔太鼓は、平成元年に村おこしの一環で発足し、今年度も中学校太鼓クラブの指導を行っていただき、4年ぶりの赤とんぼフェスティバルにも出演を予定して、生坂村の伝統芸能となった生坂龍翔太鼓の伝承と発信のために頑張っていただいています。
しかし、中学の先生やALTの先生達が新しく入っていただきましたが、まだ会員数の確保が課題であり、新会員を募集していくことが伝承のために大切なことであると痛感じました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、昭津区が今年度も昭津橋竣工記念碑の前に様々な花が綺麗に植えられていた風景を撮影しました。
昭津区花畑の風景
今年度で15年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年度も私がFacebook、Twitter、Instagram、YouTube、Line、Blogで発信しています。
今年度も区民の皆さんが力を合わせて、草取りや水くれ、花摘みなどの維持管理をされ、綺麗に咲いている花々をご覧いただきたいと思います。
その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でプール(1,3,4年)・ALT、中学校で松工進路講話、ノーマイカーデー、アクア運動教室、生坂龍翔太鼓総会、松本合同庁舎移動販売、4班の皆さんの元気塾などが行われました。
27日(月)は晴れたり曇ったりの空で、空気はヒンヤリしたものの、日なたでは日差しの温もりを感じました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、厚い雲に覆われ急に雨が降り出した草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。
草尾上野ぶどう畑上空からの風景
午前11時からは、(公財)長野県建設技術センター第59回評議員会が長野市で開催され、私は評議員として出席させていただきました。当村も道路工事積算・施工監理、橋梁点検、災害時の対応等をお願いしているところです。
今会議は議事として、第1号議案 第51期(令和4年度)補正予算及び設備投資の見込み変更の承認について、第2号議案 第52期(令和5年度)事業計画、予算並びに資金調達及び設備投資の見込みの承認について、第3号議案 役員及び評議員の報酬等並びに費用に関する規程の一部改正の承認について、第4号議案 評議員の選任ついて、第5号議案 理事の選任について協議をし、原案通り承認されました。
午後3時30分からは、3年ぶりにあづみ病院7階やまなみホールにおいて、北アルプス医療センターあづみ病院運営委員会が開催されました。運営委員長の甕池田町長他3名の方々の挨拶があり、2021年度決算報告について、2022年度決算見込について、価格高騰に対する実態について説明を受けました。
あづみ病院には、当村の多くの村民が、健診、通院、入院等で大変お世話になっています。
今回の物価高騰により今年度の病院経営は赤字になる見込みであり、地域住民が安全で安心できる病院として役割を果たしている中核病院ですので、その赤字補填について運営委員会の7市町村の首長により協議し対応することになりました。
本日生坂村では、保育園で希望保育(~31日)、児童館でお仕事なあに、上下水道関係業務開札、特定個人情報保護職員研修などが行われました。
12日(木)は晴れて洗濯物の外干しもOKなほど、昼間は前日よりも更に暖かくなりました。
午後1時30分からは、全国町村会館において3年ぶりに長野県町村長会議が開催されました。
最初に羽田町村会長さんから、昨年末に閣議決定されました、令和5年度の一般会計予算額が110兆円の大台を超える過去最大のものとなっております。地方の一般財源総額が前年度を上回る62.2兆円が確保され、地方交付税総額につきましても、前年度を上回る18.4兆円が確保されるとともに、臨時財政対策債発行額も抑制され、地方の財源確保に加え、地方財政の健全化も進めていただいてきたわけであり、大変評価をするところでございます。
しかしながら、地方財政は依然として大変厳しい状況が続く中、町村におきましては深刻化する少子高齢化による人口減少や農林業の低迷といった中長期的な課題への対応のほか、ゼロカーボンやデジタル化の推進など、取り組むべき課題が山積しております。
本会としましても適時適切な情報収集や発信、また国、県などに対する要望活動を強力に展開してまいりたいと存じますので、町村長各位の引き続きのお力添えをお願いしますなどと挨拶をされました。
施策説明として、「地方財政をめぐる諸課題」と題して、総務省 自治財政局長 原邦彰様からご講演をいただきました。
我が国の人口の動向として、少子化は最大の課題であり、子ども政策の児童手当を分かり易くし、現金給付と現物給付で子育ての負担軽減や、非正規の育児休業の対象でない方にも経済支援をし、財源は税金か保険か、子育てのために保険料として国保か介護の保険料に上乗せか、地方自治体の財源をどうするかなど大事な問題であり、国の動向を注視しなければならないこと、日本の将来推計人口における高齢化率について、今後は都市が増えて、社会保障費が増え、地方交付税が増えること
デジタル田園都市国家インフラ整備計画の全体像、自治体情報システムの標準化・共通化、マイナンバーカードの利活用シーンの拡大、新たな気象状況「局地化」・「集中化」・「激甚化」、新型コロナウイルス感染症に関すること、少子化、デジタル化、グリーン化、災害の激甚化、エネルギー問題、感染症など日本が抱えている課題が多く、地方分権でなく、地方が国と一緒に取り組んでいくこと
地方財政計画の策定を通じた地方財源の確保について、国及び地方の長期債務残高、国の一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移、地方財政計画の歳出の推移、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金の創設、物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策
令和5年度地方財政対策のポイントとして、マイナンバーカードを利活用した地域のデジタル化の推進、地域の脱炭素化の推進、物価高騰への対応、地域の人への投資(リスキリング)の推進、地方への人の流れの拡大の推進、過疎対策事業債、防災・減災のための取組の推進、地域公共交通(赤字ローカル線)への財政措置など多岐にわたり説明されました。
次に、施策説明として「ゼロカーボンの推進に係る支援施策について」と題して、環境省 大臣官房 地域脱炭素事業推進課長 犬丸 淳 様から、地球温暖化の現状 近年の大雨や台風による激甚な風水害 パリ協定の意義 2050年カーボンニュートラル宣言・2030年度目標の表明、我が国の温室効果ガス削減の中期目標と長期目標の推移、地球温暖化対策計画の改定について、政府実行計画の改定について、再生可能エネルギーの導入推移と2030年目標、
脱炭素、カーボンニュートラルとは?地域脱炭素の意義、市町村別のエネルギー収支、市町村別の再エネ導入ポテンシャル、地域脱炭素を通じた地域経済循環、地域脱炭素を通じた防災レジリエンスの向上、地域脱炭素を通じた快適な暮らし・便利な暮らしの実現、地域共生型の再エネ導入の推進、温対法に基づく再エネ促進区域の仕組みの概要、国・地方脱炭素実現会議、地域脱炭素ロードマップ対策・施策の全体像、脱炭素先行地域、脱炭素先行地域の選定状況、脱炭素先行地域の選定事例、地域脱炭素の推進のための交付金、特定地域脱炭素移行加速化交付金、重点対策加速化事業の計画策定状況、重点対策加速化事業の取組例、重点対策加速化事業の事例、地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業、地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業、地方自治体の状況に応じた取組と支援策のイメージ等々、多くの内容を説明していただきました。
「ポストコロナのホスピタリティ産業―カギを握るガストロノミーツーリズムー」と題して、一般社団法人 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構 理事長 小川正人 様から講演していただきました。
コロナは、ホスピタリティ産業に大きな打撃を与えた、インバウンド客の激減、コロナ禍前の観光業界の売り上げはトヨタ自動車に匹敵、日本人の国内旅行消費額の推移、インバウンドの2019年コロナ禍前の来訪者数は?今後のインバウンドが1番の注目ポイント、ホスピタリティ産業の復活こそ日本経済復活の鍵、日本の自然は人が作る人が育む、日本の美しい風景、自然と人の共生が作り出している、日本の温泉、温泉地の活性化の必要性、
ポストコロナ時代の大きな変化、ズームに代表されるリモート会議が一般化、デジタル時代のキーワード、デジタル時代はどこにいても仕事が可能、デジタル時代=ポストコロナ時代の特徴、デジタルの進化と深化は、観光産業にも大きな影響を与える、インバウンドに焦点を当てた 交流人口の増加の試み、旅行形態の変化として、B to Bから B to Cから C to CでSNS、口コミの時代、
地域コンテンツの「点」を「面」に変え、地域に長期滞在させることが必要、有効な解決策のひとつが「ガストロノミーツーリズム」であり、
ガストロノミーツーリズムの定義として「その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズム」
海外の成功事例として、アンザスのガストロノミー・ウォーキング、海外の好事例として、スペイン・サンセバスチャンの例、シアトルの例~強力なDMOが主導~があり、日本の事例として、阿蘇 ONSEN・ガストロノミーツーリズム、ガストロノミーウォーキングは「めぐる」「たべる」「つかる」、2018グランプリは奥飛騨・平湯温泉であり、2019グランプリは長野県駒ヶ根市、長野・中央アルプス、みなこい~駒ヶ根・宮田編~など、長野県の町村は実施できるフィールドがいっぱいあるので、是非取り組んでいただきたいとのことでした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂の高台に行き、雲ひとつ無く澄み切った上空からの風景を撮影しました。
下生坂上空からの風景
本日生坂村では、保育園で身体測定(未)、小学校で貯金日・金管練習、なのはなでお楽しみ会・ファーストブック、高齢者生活福祉センター入所判定委員会などが行われました。
30日(火)午後3時15分から、第84回長野県治水砂防協会通常総会が、会員総数83名、65名出席、委任状15名、合計83名で総会が成立し開催されました。
私が会長として総会の開会に当たり、本県では、令和元年度の東日本台風災害以降、3年連続して豪雨等による甚大な被害が発生しております。今年度も、8月に入り、長野市中條地区や小川村などにおいて、大雨による地すべりや土石流などの災害が発生いたしました。
全国的にも、災害が激甚化、頻発化している傾向にあり、今年度も東北地方などにおいて、前線が停滞したことによる大雨により、土砂崩れや浸水などが発生するなど、自然災害のリスクが、益々高まっているように感じてなりません。
こうした激甚化する土砂災害に対して、私どもは、住民の生命と財産を守り、安心して暮らせる地域をつくるため、県土強靱化の取組を一層強化していかなければなりません。砂防事業は、取組による効果が、しっかりと現れる事業であります。当協会におきましても、未だコロナ禍の状況下ではありますが、積極的に活動を展開するなど、砂防事業の一層の推進に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますなどの挨拶させていただきました。
▽ 長野県砂防事業功労者の表彰として、前長野市長の加藤久雄様、前長野県治水砂防協会書記 高橋千代子様に感謝状と粗品をお贈りしました。
欠席された砂防事業功労者表彰は、前安曇野市長の宮澤宗弘様、前麻績村長の高野忠房様、前筑北村長の関川芳男様、前佐久支部書記の依田君枝様の皆様で、代表され加藤様から謝辞を頂戴しました。
▽ ご来賓としてご臨席賜りました、若林衆議院議員、篠原衆議院議員、神津衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部 保全課 砂防施設評価分析官 田中秀基様、一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 大野宏之様、長野県議会危機管理建設委員長 堀内孝人様、長野県建設部長 田中衛様から、それぞれの立場でのご祝辞を頂戴しました。
砂防功労者表彰を受賞された2名と田中分析官、大野理事長、堀内危機管理建設委員長、田中建設部長、私、佐々木副会長で記念撮影をしました。
私が会則により議長を務め、議事進行をしました。
議案は、令和3年度事業報告及び歳入歳出決算について、令和4年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について原案通り承認をしていただきました。
副会長の選任については、理事会の案を提示させていただき、原案通り認められ、副会長に大久保根羽村長さんにお願いすることになりました。
▽ 『国土強靱化対策を強力かつ計画的に推進するため、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に必要な令和5年度当初予算を確保するとともに、5か年加速化対策後も中長期的見通しのもとで継続的に取り組むことができるよう、計画的かつ安定的な予算・財源を通常予算と別枠で確保すること。』
『長野県は、明治期からの歴史的砂防関係施設を多数有することから、砂防関係施設の長寿命化による事前防災対策の計画的かつ強力な推進に必要な予算を安定的・継続的に確保すること。』などの決議(案)について、事務局から朗読していただき、ご参集の皆さんの総意として、盛大な拍手で承認されました。
▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部 保全課 砂防施設評価分析官 田中秀基さんより、「いのち」と「くらし」を守る砂防と題して、近年の土砂災害発生状況、令和3年 全国の土砂災害発生状況、令和4年8月3日からの大雨による土砂災害発生状況、砂防施設が機能を発揮し被害を未然に防止した効果事例、砂防堰堤に堆積した土砂の除石、公共事業関係費(国土交通省関係)の推移、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」の概要、令和4年度予算決定概要(水管理・国土保全局)、流域治水型砂防事業の展開、ソフト対策の効果事例、令和5年度 水管理・国土保全局 関係予算概算要求概要など多岐に渡り講演をしていただきました。
▽ 全国治水砂防協会 大野理事長さんより、「土砂災害と砂防」と題して、経済財政運営と改革の基本方針2022、増加する豪雨、今後の地域区分ごとの降雨量変化倍率、気候変動の影響の将来予測、流域治水推進行動計画、線状降水帯情報、避難行動のイメージ図、要配慮者利用施設における避難確保計画の作成・活用の手引き、水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進に向けて、公立高校における近年の主な激甚災害の物的被害及び災害復旧費、浸水想定区域・土砂災害警戒区域に立地する学校に関する調査、大川小の津波訴訟、遺族勝訴確定 学校現場の責任、自然災害伝承碑の活用などの講演していただきました。
国の直轄事務所の富士川水系砂防事務所、利根川水系砂防事務所、湯沢砂防事務所、松本砂防事務所、多治見砂防国道事務所、天竜川上流河川事務所、長野県建設部砂防課からの話題提供は、時間の都合上資料提供にしていただきました。
令和4年度も県民の生命・財産を守る土砂災害対策について、ソフト・ハード両面から砂防事業等を促進し、優先的課題を解決しなければなりませんので、引き続き、本会の活動を積極的に展開するために、会員の皆さん、関係機関の皆さんのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。
31日(月)も朝晩の冷え込みが強く晴れて青空が広がりましたが、昼間も厳しい寒さの一日でした。
午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷は12月も前年対比で売上が伸びて、令和3年は売上増の月が殆どであったことに感謝を申し上げ、今年も前年対比増を目指し、新たな元気づくし支援金事業を申請するとともに、山村活性化対策事業は最終年度になりますが、両事業で引き続きいくさかの郷をPRしていきたいことと、人・農地プランの意向調査は、次回の会議までにまとめてお示しをし、皆さんから生坂農業のプラン等についてご協議をお願いし農業懇談会を開催して、農業振興の方向性や課題解決などを見出していきたいなどと挨拶をさせていただきました。
協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の12月の売上集計表、日別売上前年対比等の売上集計表、集客数と前年度比較、12月収益分析表、月別収支一覧、2月の営業カレンダー、いくさかまごころ宅配便などについて概要の説明を受けました。
11月の売上は前年度対比104%、集客数も102%であって、2月1日(火)から27日(日)正午までのまごころ宅配便を行うこと、かあさん家は、食堂もおやき関係も売上が増え、12月も前年対比増で順調であったことなどの報告も受けました。
収入保険への補助について 加入1年目は10分の5、加入2年目以降は10分の3にするなどの説明をしていただき、提案した内容が反映され、書類の提出も簡易になり共済組合がまとめていただき農業者には良いこと、生坂村はぶどう農家が殆どですが、今後野菜農家や花卉農家に広がることと、青色申告者に限定されているので、申告も移行していただきたいこと、要綱は皆さんのご承認をいただいたので軽微の修正をして、議会に提示したいことなどの協議をしました。
農協さんからの農業関連スケジュールについては、新型コロナウイルス感染拡大により、資料配付と意見集約になった会議が多いですが、少人数の2月4日野菜部会川手支部通常総会、9日女性部川手支部役員会、16日採種部会川手支部役員会などの報告をいただきました。
午後2時からの新年度当初予算査定は、総務課の財政担当職員から、令和4年度予算査定前総括表、査定資料、予算計上状況、起債の状況、基金の状況、予算要求の概要、歳入予算見積書、歳出予算要求書等に沿って詳細に説明を受けました。
その後各部署の査定は、例年通り議会事務局から議会費、監査委員費の説明を受けました。
次ぎに総務課から総務管理費の一般管理費、財産管理費、企画費、地域振興費、選挙費等の説明を受け、持続可能な村政運営と村民の皆さんのための予算編成のために、しっかり査定をさせていただきました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向の堤防に行き、犀川や大日向、下生坂などの風景を撮影しました。
大日向周辺からの風景
午前10時30分からは、長野県町村会第33回定期総会が開催されました。
▽ 長野県町村会長の羽田長和町長から、先般8月中旬と9月初旬の大雨による災害では、土石流の発生や公共土木施設、農林業への多くの被害が発生いたしました。被災された皆様に、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、被災地域の一日も早い復旧を願うところであります。
さて、新型コロナウイルス感染症については、現在、県内の新規感染者数も第5波のピークから大幅に減少し、落ち着いた状況下にあります。今後は、感染防止対策に務めながら、飲食業や観光業をはじめ行動抑制により冷え込んだ地域経済の活性化を図るため、県や関係機関と連携しながら、適切に対応してまいりたいと存じますので、町村長各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
本日の総会には、国や県に対する要望事項を提案いたしますが、要望は政務調査会の各部会において、ご審議いただいた項目であり、いずれも町村が今求めている最も重要な課題であります。何卒、慎重なご審議を賜るようお願いいたしますなどと挨拶されました。
▽ 次に、町村長在籍10年以上の令和3年度長野県町村会自治功労者表彰では、軽井沢町藤巻町長、阿南町 勝野町長、根羽村 大久保村長、豊丘村 下平村長、坂城町 山村町長が表彰され、代表して大久保根羽村長が謝辞を述べられました。
次に議事は、令和2年度長野県町村会会務報告、一般会計等3会計の歳入歳出決算、国・県に対する提案・要望事項、決議、要望運動方法など提案した各議案が原案の通り承認されました。
▽ 私は、引き続き建設部会長として「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」と「河川・砂防施設の整備促進」を重点提案・要望事項として提案し、原案通り承認していただきました。
▽ 平林副会長が決議案を朗読し、皆さんの満場の拍手により承認され、山村監事の閉会のことばで総会が終了しました。
総会終了後には、本年2月に行う予定でありました創立100周年記念式典が挙行されました。
開会に当たり、長野県町村会長の羽田長和町長から、大正時代半ば、義務教育費の軽減を求める運動の中から、町村長の団結に向けた機運が醸成され、各地域で町村長会が結成されるに至り、長野県町村会も、1920年、大正9年12月13日に「長野県町村長会」として発足いたしました。先人たちの絶え間ないご尽力や、関係の皆様のご支援とともに、幾多の困難を乗り越えながら歩みを重ね、この度めでたく創立100周年の節目を迎えることができました。
創立以来、大正、昭和、平成そして令和へと時代が移りゆく中で、本会は町村の振興発展と課題の解決に向けた様々な活動や取組を展開してまいりました。
その間、町村を取り巻く環境は、常に厳しいものであり、特に戦後の高度経済成長期以降には、社会構造の著しい変化とともに、町村では過疎化や少子高齢化が進むなど、大変厳しい状況に置かれることとなりました。その中で、町村会は、食料の供給、水資源の涵養、自然環境の保全など、国民生活にとって欠かすことのできない町村の持つ重要な役割を訴え続けてまいりました。
そして、本会創立当時の県内391町村が、昭和、平成の大合併を経て、58町村となった現在において、町村は、依然として進む少子高齢化に加え、相次ぐ自然災害、更には新型コロナウイルス感染症という未曽有の困難に直面しております。
また、その一方で、コロナ禍により東京一極集中への懸念が改めて浮き彫りとなる中「町村の価値」が再認識され、地方への移住や田園回帰という新たな潮流が起きております。町村がその潮流に的確に対応していくことも今後の大きな課題であります。
私は、まちづくりの原点は「心をこめ、つくすこと」であると考えております。
コロナ禍への対応、災害への備え、社会福祉・地域医療の充実、子育て支援の充実、そして地域産業の振興などの様々な施策は、地域に住む方々が、心穏やかに、心豊かに、心安らかに、そして心満たされる日々が送れるための施策でなければなりません。町村長の皆様もまちづくりに対するその思いと熱意は同じであると存じます。
それぞれの町村において町村長の皆様が十分に手腕を発揮できる場を作ること、それが町村会の大きな使命であります。
私ども町村会は、今後とも、長野県内の58町村が一丸となり、町村の振興発展に向け様々な課題に取り組んでまいる所存でありますので、町村長の皆様、そしてご来賓をはじめ関係する皆様の一層のお力添えをお願い申し上げる次第でありますなどと式辞を述べられました。
長野県町村会の発展にご尽力をいただいた歴代会長の方々を表彰し、唐沢元会長、藤原前会長にご臨席いただき、感謝状を贈呈し、藤原前会長が代表して謝辞を述べられました。
▽ 阿部長野県知事、荒木全国町村会長、宮本長野県議会議長、牛越長野県市長会長、渡邉長野県町村議会議長会長から、それぞれのお立場による来賓祝辞を頂戴しました。
次ぎに記念講演として、後藤謙次氏が「新政権と衆院選挙の行方」と題しご講演をいただきました。
後藤先生は、佐久駅の近くのマンションを仕事部屋としていて長野県にゆかりがあり、羽田孜元総理が、小選挙区制により2大政党による政局を考え、その羽田孜元総理が目指した形が長野県にあるということ、岸田政権は10月4日(月)に発足し、できたての内閣で今回の総選挙を戦っていくこと、1年前の総裁選で岸田さんは2番目の票を獲得しても菅政権では閣僚になれず、次期総理を狙っていて、そのために古賀さんと縁切りし、麻生太郎さんと安倍晋三さんから言われて、二階さんを降ろしたとのこと、それは5年以上、3期以上は役職ができないようにしたことで、二階さんは激怒し、9年もやっている人(麻生太郎)もいる言ったとのこと、
菅さんは、時期が来れば当然出るなどとインタビューに答え、自分は再選できると甘く見ていて失敗したこと、新型コロナウイルス感染状況など事態を甘く見ていたこと、岸田総理が誕生したことは、安部さんと麻生さんの力であったこと、岸田さんは大酒豪で飲むほどに、朗らかになり、発言が鋭いから大きな決断するには良いかもしれないこと、長期政権の後は、選挙後も政局は安定しないことなど、新政権と衆議院選挙のことを噛み砕いて、なかなか知り得ない内容をお話しなり勉強になりました。
▽ 羽田会長が後藤先生に御礼の言葉を述べ、竹節副会長の閉会の挨拶で滞りなく終了しました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、犀川対岸に行き、青空が広がり、日が差し始めた草尾上空からの風景を撮影しました。
草尾上空からの風景
その他生坂村では、保育園で個別懇談会(21日迄)、中学校で個別懇談旬間(27日迄)、児童館で子ども工房、筑北村・麻績村・生坂村農業委員会協議会研修会などが行われました。
午後1時からの県町村会臨時総会は、羽田会長さんの挨拶で始まりました。
議案第1号として「新型コロナウイルス感染症ワクチンの供給量確保に万全を期すとともに、接種体制の構築に必要な情報を速やかに提供し、接種のための人材等が不足する場合には、十分な支援を行うこと。」「地域の実情に応じて、きめ細やかに必要な事業を実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額し、交付対象の拡大など、運用の弾力化を行うこと。」「地方分散を促進し、持続可能な社会を形成するため、地方交付税総額の充実・確保を図るとともに、町村財政の基盤の強化を図ること」の3項目の「決議」が議決され、長野県町村長の総意として訴えていくことになりました。
次に、会長、副会長、監事の選挙を行い、会長に長和町長 羽田健一郎氏が再任され、副会長に松川村長 平林明人氏、山ノ内町長 竹節義孝氏が再任されました。監事も王滝村長 瀬戸晋氏、坂城町長 山村弘氏が再任されました。
地区町村会において選任された理事の選任報告があり、東信地区 軽井沢町長 藤巻進氏、北信地区 野澤温泉村長 富井俊雄氏、南信地区 豊丘村長 下平喜隆氏、そして中信地区は私が紹介されました。
私は「引き続き中信地区からの理事に選任され、建設部会長としても皆さんと精一杯頑張ってまいりますので、皆さんのご指導・ご鞭撻をお願いいたします。」と挨拶させていただきました。
次に施策説明として「自治体DXの推進について」と題して、長野県参事兼企画振興部DX推進課長 大江朋久氏から説明を受けました。
デジタル化を進めないといけないが・・・一般的にDXって何?超効率化とクリエイティブ向上、アナログ仕事(昔)、IT利用仕事(今)、DX(これから)、製造業のDXイメージ、飲食・小売業のDXイメージ、クラウドサービスの代表例Google、5Gあったらいいけど、無くてもDXは進められる、全てのものがインターネットにつながるIoT、ドラえもんの世界が少しずつ現実化するAI、国の動向としてマイナンバーカードの利用拡大、自治体DX推進計画(概要)、全庁的なマネジメント体制構築、自治体DX推進計画、長野県DX戦略、組織体制の整備、デジタル人材の確保・育成、県による市町村支援強化、日常生活におけるデジタル化推進、DX推進体制整備、デジタル推進担当の設置、計画的な取組、スマート自治体WGの運営、先端技術活用推進協議会の令和3年度の運営方針など、多岐にわたり説明していただきました。
最後に、理事歴が一番長い私が閉会のことばを申し上げ、臨時総会は時間通り終了しました。
その後の役員会は、長野県町村公平委員会公平委員の選任(案)、長野県市町村自治振興組合議員の選任(案)、長野県後期高齢者医療広域連合副連合長及び議員の推薦(案)、長野県市町村電子自治体推進委員会委員の推薦(案)、7月役員会の日程等について協議をしました。
次に、長野県犯罪被害者等支援条例の制定検討、治水ONE NAGANO宣言及び新型コロナウイルス感染症に対する本会の対応等、町村への寄附金及び新型コロナウイルス感染症対策支援金、「信州横断~元気なふるさと収穫祭めぐり~2021」、副町村長会議、市町村振興宝くじに係るPRの推進について報告を受けました。
午前中から、長野県町村会の役員と職員の皆さんには、長野県市町村総合事務組合臨時議会、長野県町村会臨時総会、長野県町村会役員会と会議でお疲れ様でした。
今日6日目の新型コロナウイルスワクチン接種は、予定通り健康管理センターで40名、デイサービスセンターで10名の接種が無事に終了しました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降る中、犀川の濁流の生坂ダム湖の風景を撮影しました。
生坂ダム湖の風景
その他生坂村では、保育園で尿検査(年中・年長)・イングリッシュランド③、児童館でマラソンクラブ、5班の皆さんの元気塾などが行われました。
最初に阿部知事さんから、新型コロナウイルス感染症の陽性者が全国的に増えている中、変異株は感染力が強く重症化しやすいとのことで、長野県の最近1週間の感染者の7割が変異株であり、全国的に1月初めと同じ様な感染者の推移の中、長野県は全国から見ると少ない方ですが、現状より何とか減少させて医療警報を今月中に解除したいので、市町村長の皆さんと県民の皆さんの格別なご理解とご協力をお願いされ、ワクチン接種は県として医療従事者など必要な支援をするとともに、スケジュール感を共有させていただき、安心して接種できるように県と市町村が同じ方向を向いて取り組んでいきたいなどの挨拶で始まりました。
最初に医療警報については、最近1週間の全県及び圏域ごとの陽性者の推移、モニタリング指標の状況、『5月10日付の「医療警報」発出中、特にお願いしたいこと』、直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数の推移などを説明していただきました。
次ぎに、学校・保育所等における感染症対策の徹底については、昨今県内においても10代以下の陽性者と変異株の割合が増加しているなどの現状、基本的な感染症対策、校内・園内で陽性者または濃厚接触者等が発生した場合の対応などについて説明していただき協議をしました。
ワクチンの接種の推進については、ワクチン接種の全体スケジュール感について、接種の進捗状況の公表について、長野県における新型コロナワクチン接種スケジュール、新型コロナワクチン接種に係る市町村への支援の強化策などについて説明していただき意見交換をしました。
続いて、4時10分から県と市町村との協議の場が行われ「流域治水」の推進などについて意見交換をしました。
「流域治水」の推進、「長野県流域治水推進計画」の概要、流域・ソフト対策に係る財政支援メニュー、市町村における各戸貯留施設設置費補助制度、ため池を活用した雨水貯留の取組、災害対策基本法等の一部を改正する法律案の概要(避難勧告・避難指示の一本化等、個別避難計画の作成等)などについて説明をしていただき意見交換をしました。
その結果、以下のようにまとめられました。
流域治水協議会等、多様な主体の参画の場における具体的な対策の検討を進め、「長野県流域治水推進計画」や、水系ごとに作成した「流域治水プロジェクト」に反映させながら、関係者が一体となった取組を推進する。
流域治水に関する広報活動により、県民の取組を促すための「流域治水推進キャンペーン」を展開する。その一環として、県と市町村が連携して流域治水を推進し、安全・安心な地域を形成するという強い決意を「共同宣言」として表明する。
その後、報告として「DX戦略の推進について」「水道事業の広域化について」と、その他として「新たな過疎対策について」「県と市町村が連携した子ども・子育て支援策の検討について」を、担当部署から説明していただき、阿部知事さんにまとめていただき終了しました。
県当局には、この様な意見交換の場を設けていただき感謝を申し上げますとともに、皆さん、長時間にわたり大変お疲れ様でした。