信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

第46回 生坂小学校運動会の後半の模様

2024年06月01日 | 生坂村の行事
 第46回小学校運動会の後半は、休憩後10時30分頃から始まり、来入児の「まわれ!風車」を行いました。最初に4人で続いて3人ずつ3回行い、スタートからお兄さん、お姉さんが持っている風車を早く取って、走って行き、お兄さん、お姉さんにメダルを掛けてもらいました。




 例年の「まわれ!風車」は、来年入学予定の保育園年長児たちが、元気に走る姿が微笑ましく、高学年生が作った風車がよく回っていましたし、面倒もよく見てくれていて感心しました。





 今回の運動会の高学年による組体操は「ふるさと 生坂小学校」を行っていただき、生坂村の名所・旧跡、伝統、郷土料理などを形取っていただいた組み体操に会場全体から温かな拍手が贈られました。






 先生の笛の合図で組体操の種目を一生懸命に取り組み、難しい形の体操も皆で力を合わせてがんばっている姿にとても感動しました。





 低学年の種目「台風の目」は、児童たちが二人一組になり棒を持って走って、コーンのところで台風の目のように回る時は、上手に回る組と大きく回ってしまう組で差が付いてしまった感じがしました。





 各陣地でも二人で持っている棒を、ジャンプして避けたり、しゃがんで避けたりして、掛け声によってタイミングを合わせ上手に進めていました。



 「イクサカラットリンピック2024」は高学年全員の出場のリレーで、児童たちにはそれぞれ走りに差がありますので、先生方が接戦になる様にバトンリレーの位置を変えたりして組んでいたように感じました。




 4年生から6年生までのリレーは、真剣にバトンをつなぎ必死に走り、接戦に負けまいと抜きつ抜かれつの走りに、みんなの応援にも力が入り最高に盛り上がりました。



 全校による「引っぱれ!あっぱれ!全校綱引き!」は、先生方の旗振りに合わせ、皆で息を合わせ力を込めて、絶対に負けまいと必死に引っぱっていました。




 先生方や会場の応援にも力が入り、その応援を力に変えて両チームとも一生懸命に引っぱっていて、その姿に逞しさを感じました。



 最後今回は生坂音頭を児童達と先生方に加えて、保護者や来賓にも声が掛かり、我々も一緒に踊らせていただきました。



 児童たちが郷土生坂村に関心を持っていただくための恒例「生坂音頭」の踊りも入れていただき嬉しかったです。


 「みんなで 協力して 最後までがんばろう!」をスローガンに、小規模校のメリットを活かして、児童たちが多くの競技に出られ、一生懸命に様々な競技や演技をし、競技の準備や片付けなどの役割もしっかりと務め、みんなで協力して頑張っていた児童たちの姿に、元気と感動をいただいた素晴らしい運動会でした。

 最後の閉会式では赤組が勝利し、お互いに健闘をたたえ合って、頑張った両組にトロフィーが贈られ、校歌斉唱をして予定通り終了しました。


 今回も最後まで一生懸命に頑張っていた児童たちの姿に感動し、先生方のご指導と児童たちの努力に心から感謝を申し上げますとともに、運動会や校庭の準備などにお力添えをいただいた保護者など関係の皆さんに御礼を申し上げます。


第46回小学校運動会の前半の模様&雲根集落上空からの風景

2024年06月01日 | 生坂村の行事
  6月1日(土)は日差しが届くことがあっても、午後には急に雨が降りましたが、比較的過ごしやすい体感でした。

 第46回小学校運動会は、昨日の雨により校庭がぬかっていましたが、早朝から保護者の皆さんと先生方が砂を入れたりして、グラウンドコンディションを整えていただき予定通り開催できました。


 今回も児童達の一斉の入場行進で始まり、開会式では、校長先生のお話、私の祝辞、選手宣誓、エール交換、運動会の歌を元気よく歌っていただくなどの開会式が行われました。


 大きな声でエール交換をし、早くも勝利に向けて気合いが入ってきた開会式と、児童、先生、保護者、来賓たちが元気にラジオ体操第1の準備体操をしてもらいました。


 準備体操から運動が開始され、今年の運動会はコロナ禍も明けた感じですが、昨年度同様に全部で11種目により、来賓は制限し児童のご家族や地域の皆さんは自由に参観できるようにして行いました。




▽ 3,4年生の「かけっこ」では、3・4年生頃になると走りもしっかりしてきて、良い成績を目指して思いっきり走る姿に意気込みを感じました。






▽ 1,2年生の「かけっこ」では、元気に走ってトップを目指しても、相手を気にしながら一緒に仲良く走っている児童たちがとても可愛いかったです。





▽ 5,6年生の「短距離走」では、大人勝りのダイナミックな走りで、必死に上位を目指して頑張っている児童達に頼もしさを感じました。




3,4年生の「かけっこ」、1,2年生の「かけっこ」、5,6年生の「短距離走」と一生懸命に走る児童たちに、大きな声援と温かい拍手が贈られ、個人種目は注目度が高く応援も熱く、運動会が早くも盛り上がってきました。




 低学年の「Bling-Bang-Bang-Born!」は、軽快な曲に乗って、可愛らしく元気に踊ってくれました。とてもチャーミングで自然と笑顔になってシャッターを押していました。



 低学年の児童たちは一生懸命に様々な演技をし、みんなで力を合わせて頑張っている児童たちの成長した姿に、元気と感動をいただいた素晴らしい「Bling-Bang-Bang-Born!」でした。




 「みんなで 協力して 最後までがんばろう!」をスローガンに、小規模校のメリットを活かしていただき、児童たちが多くの競技に出られ、競技の準備や片付けなどの役割をしっかりと務めていました。
△▽ 毎朝恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた雲根集落上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校で吹奏楽部課題曲講習会、絵手紙教室、人権なんでも相談所開設などが行われました。




生坂村消防団辞令交付式&高津屋森林公園周辺からの風景

2024年04月07日 | 生坂村の行事
 4月7日(日)は日差しが届き晴れて穏やかな天気で、昼間は春の陽気となりました。
 午後2時より、明科消防署青柳署長のご臨席を賜り、厳粛に生坂村消防団 令和6年度辞令交付式が挙行されました。
 今年度はコロナ禍前に戻し、本部と各分団は班長以上、新入団員、ラッパ吹奏もお願いして開催しました。
 最初に消防主任が人事異動で変わりましたので、田中消防主任を紹介しました。

▽ 吉川本部長の開会のことばで始まりました。

▽ 藤澤副団長が中山団長から辞令交付を受けているところです。

▽ 新入団員が揃って敬礼をしてから、中山団長から一人ずつ辞令交付を受けているところです。




▽ 新入団員を代表して、本部の木村団員が力強く「宣誓」をしているところです。

 今年度は本部及び各分団では、正副団長、新入団員などそれぞれに新体制の基、益々のご活動をお願いする次第です。

 新年度のスタートに当たり、引き続き生坂村の安全・安心な生活を守っていただくために、生坂村消防団のさらなる団結により出動団員数の増員と消防行政に対するご支援、ご協力をお願いいたします。

▽ 中山団長からは、令和6年度生坂村消防団の辞令交付が無事終了し、新年度の活動が開始されることに心より御礼を申し上げます。
はじめに新入団員の皆さまの入団を心より歓迎いたします。また、団員各位には日頃より、お仕事・ご家庭を持ちながら昼夜を問わず消防団活動にご尽力をいただき、その地域を愛し、大切に想う精神に心から敬意を表し感謝申し上げます。
 加えて、今年度から私が団長となり、藤澤副団長を迎え、新たな体制として、安心・安全な地域となるよう取り組んでいきますことに、ご支援・ご協力をお願いいたします。
 わたくしたち消防団員は非常勤の特別職、地方公務員として地域住民の生命・身体・財産の安全を守るとともに、水・火災、又は地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減するという崇高な使命を任務としています。

 さて、昨年の消防団活動を振り返りますと、令和2年から続いた新型コロナウイルス感染症の影響も第5類に移行したことで、各種訓練や行事・式典など、少しずつではありますが、再開し活動できる環境となってまいりました。
 しかしながら、災害は、そのような事情とは関係なく、4月9日に発生した草尾地区での建物火災においては、午後8時前の通報から、翌朝6時の鎮火まで、10時間に及ぶ消火活動に従事し、明科消防署を中心とした常備消防との連携によって、長距離中継送水を行い、山間部における林野火災等の延焼を防ぎ、被害を最小限に治めることができました。
 また、本村は中山間地域に位置しており、一級河川の犀川が村を南北に貫流しているため、大雨が降った際には、土砂崩れや河川増水等の水害にも備える必要があります。
 このように、我々消防団の果たす役割は地域防災力の中核としてその活動の重要度は計り知れないものとなっております。
 しかしながら、社会環境や価値観の変化とともに、消防団を取り巻く環境は一層厳しくなっており、若年層の団員の減少、在籍団員の高齢化等様々な課題を解決しなければなりません。

 こうした中、村理事者並びに村議会の皆様方には、消防団活動に格別のご理解をいただき、機能別分団の創設や水利台帳システム、消防機器等の整備が着実に進められ、団員の安全確保と住民が安心して生活できる環境の構築が図られていること、村内各事業所で使用できる消防団員応援商品券の交付、団員報酬の個人支給の実施など、適切な処遇改善に努めていただいていることに、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
 終わりに、幾多の先人が築いてこられた生坂村の歴史の元に、地域住民の皆さんの安心・安全の負託に応えるべく、地域防災力の強化・向上と、団員同士の信頼・団結力を築いていき、何より家庭を支え社会で活躍し、生坂村を担う 皆さんこそが何者にも代え難い存在であることを意識され、有事出動の際には安全を最優先として、心身ともに健康で、誇りを持って活躍される事をお願いしますなどの挨拶をしました。

▽ 私からは、前年度当村では、昨年4月に草尾長谷久保地区において大きな建物火災が発生してしまいましたが、生坂村消防団と松本広域消防局との連携による中継送水やジェットシューターを背負っての消火など、10時間以上におよぶ消火活動を行っていただき、林野への延焼を免れ、山林火災を防いでいただきましたことに感謝を申し上げる次第でございます。

 そして、行政としましては、団員各位の活動に応えるために、消防団員の団員報酬と出動報酬の拡充による処遇改善と消防団員応援商品券の交付等を行い、村民の生命と財産を守るための基盤づくりを進めておりますが、消防団員の確保と高齢化等の現状を踏まえ、更に消防団本部と課題解決に向けて検討協議を進めたいと考えております。
 また、脱炭素先行地域づくり事業により、平時については環境に優しい再生可能エネルギーで発電した電力を活用し、有事の際には太陽光発電設備と蓄電池の整備により、問題なく電力を利用することができるレジリエンス強化により、災害に強い村づくりに結び付けたいと考えております。

 どうか皆さん「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動にご尽力いただきますようお願いする次第でございます。
 また、火災・災害をはじめ様々な有事の際に出動をしていただくことになりますが、人命が第一でありますので、細心の注意を払って、的確・迅速に活動をしていただきますよう重ねてお願いいたします。

 結びに、生坂村消防団員各位に於かれましては、健康に留意され、生坂村の地域防災力の中核として、村民の皆さんから信頼される団員となり、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いしますなどの訓示を申し上げました。

▽ 明科消防署青柳署長からは、本年は新たに中山団長に指揮を執っていただき、また新入団員を迎え、この生坂村消防団の活躍に期待するところでございます。
 昨年4月には、草尾地区において建物火災が発生した際には、地元消防団の連携した懸命な活動により、山林に延焼することなく収束したことに対し、誠に感謝申し上げます。

 本年元日には、能登半島付近を震源としたM7.6最大震度7の能登半島地震の発生により多くの住民、建物が被害を受けました。この地域においては糸魚川静岡構造線による大地震などが予測されており、いつ何時このような災害に見舞われるかが懸念されます。また近年は、地域温暖化の影響による異常気象などにより、今まで経験のしたことのない様な災害が発生しています。

 この3月から5月にかけては空気が乾燥し、強風が吹く気象条件により畔焼き等が原因となる火災が多数発生します。加えて、山では枯葉や枯草が多くなっていることや、山菜採りなどの入山者による山火事発生の危険性が高い時期となります。
 林野庁では3月1日から5月31日まで全国山火事予防運動を実施しており、私たちも危機意識を持たなければならないと認識しているところです。
 この様な自然災害から住民の安心安全の暮らしを守るため、地元消防団の期待は大きいものとなっております。

 新型コロナウイルスについては、昨年感染症の取り扱いを5類に変更され、日常へと変換してきています。ここ数年大勢で参加する訓練の自粛などがされておりましたが、徐々に訓練が再開されてきました。引き続き災害に備える取り組みをしていただきたいと思います。
 終わりに、伝統ある生坂村消防団のご健勝と益々のご活躍をご祈念申し上げますなどの挨拶を頂戴しました。
▽ 藤澤副団長の閉式のことばで終了し、早速新入団員にはスライドで消防団の組織、活動などについて勉強していただきました。本日はご参加いただきありがとうございました。





高津屋森林公園周辺からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、高津屋森林公園に上がり、ようやく梅が満開になっていた周辺からの風景を撮影しました。





令和6年度生坂小学校入学式&下生坂上空からの風景

2024年04月04日 | 生坂村の行事
 4月4日(木)は昼間も雲の多いスッキリしない空ですたが、過ごしやすい体感になりました。

 午前10時30分から小学校体育館で令和6年度入学式が挙行されました。今年度は、男子3名、女子3名の6名が新一年生として入学しました。

△▽ 新一年生が少し緊張気味に入場して来て、在校生と対面したところです。



▽ 敬礼の後、斉藤教頭先生の開式のことばの後、国歌斉唱をしました。


▽ 上條教育長が、新入生の皆さん、生坂小学校へのご入学おめでとうございます。今年は、6名の皆さんが新たに生坂小学校に入学することになりました。
 小学校では、運動会や音楽会、修学旅行など楽しい行事がたくさんあります。今日から、先生のお話をよく聞き、お友達、上級生のお兄さんやお姉さんと仲良く勉強したり、元気いっぱいに遊んでください。

 また、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のこれからの成長に大切な義務教育が始まります。はじめは、何かと心配されることも多いかと思いますが、温かく、熱心な先生方とともに、お子さまの成長を育んでまいりたいと思います。
 新入生の皆さんが、健やかに成長し、小学校でのすばらしい六年間を過ごされることを心から祈念し、教育委員会からの告辞としました。

▽ 赤羽校長先生が、6名の新1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。1年生の皆さんに校長先生から3つのお願いをします。1つ目は「元気」です。たくさん食べてたくさん寝て、元気いっぱいに学校生活を送ってください。元気のないお友達がいたらたくさん話しかけてください。
 2つ目は「なかよし」です。友達や先生、お兄さんお姉さんと仲良く力を合わせて、勉強したり、運動したり、遊んだりしてください。もし、けんかしてしまったら、「ごめんね」と言って、仲直りしてください。
 3つ目は「あんぜん」です。右左、前後ろをよく見て、交通事故に絶対あわないようにしてください。
 ここにいる2年生から6年生のお兄さん、お姉さんと先生方は、みなさんが入学してくることをとても楽しみに待っていました。困ったことがあったら、何でも聞いてください。やさしく教えてくれます。

 保護者の皆様、お子様の小学校ご入学誠におめでとうございます。手塩にかけて育てられた大切なお子様を本日から責任をもってお預かりします。
 そして、本校学校教育目標「一人ひとりが輝く生坂っ子」を目指し職員一同一丸となって取り組みます。
 何かご心配のことがありましたら、遠慮なく学校にご連絡ください。保護者の皆様と手を取り合ってお子様の支援をしてまいりたいと思います。
 結びとなりましたが、ご臨席の皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げますなどと式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、今日から生坂小学校の一年生ですね。お友達と一緒に今まで知らなかったことをたくさん学んだり、広い校庭で思い切り運動したり、美味しい給食をいっぱい食べたり、わくわくどきどき、楽しいことがいっぱい待っていますよ。
 そして、おもしろい、楽しいと思ったことはどんどんと学びましょう。また、苦手だなと思ったことにもしっかりチャレンジして、それを乗り越えることの喜びを感じてくださいね。
小学校は勉強の他に、児童会活動、運動会、音楽会、オンラインでの学習や交流など多くの取組や行事があります。

 また、小学生になったら、自分の力で自分のことをちゃんとやらなければなりません。最初は少し大変かもしれませんが、先生の言うことをしっかり守って、分からないことがあったら、優しいお兄さん、お姉さんにも教えてもらいながら、友達と仲良く勉強や運動などに頑張ってくださいね。
そして、この生坂小学校で多くのことを学び、多くのことを吸収して、素晴らしい六年間になるように一日一日を大切に過ごしていただきたいと思います。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご入学誠におめでとうございます。これからの新しい小学校生活のなか、慣れない環境に少し戸惑いや不安を感じることもあるかもしれません。
 しかし、生坂小学校は地域の皆さんの力も借りながら、子ども達の成長を支えていきますので、家庭、学校、地域とお互いに連携を保ち、家庭教育における役割を認識され、夢に向かって頑張る子ども達を温かく見守っていただきますようお願いいたします。

 また、校長先生をはじめ諸先生方におかれましては、未来を担う子ども達の成長を託され、ご苦労もひとしおかと存じますが、子ども達の一人一人の良さを最大限に引き出していただくとともに、小中一貫教育が始まります生坂教育の特色と小規模校のメリットを活かされ、健やかに心豊かな児童の育成にご努力くださいますようお願い申し上げます。
 それでは、新入生の皆さん「一人ひとりが輝く生坂っ子」を目指して、小学校生活を健やかに、楽しく過ごせますことをお祈りしますなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 藤澤PTA会長から、1年生の皆さんご入学おめでとうございます。たくさんの人たちの前で、ドキドキしていますか?大丈夫です。ここにいるお兄さんお姉さん、そして先生たちは、皆さんを助けてくれる人たちです。分からないことがあれば教えてくれます。困ったことがあったら、いつでも「教えて」と話しかけてみてください。
 明日から歩いて、またはバスで学校に来ます。少しドキドキするかもしれません。学校に来たとき、思い切ってお兄さんお姉さん、先生たちに「おはようございます」って言ってみましょう。きっと、そのドキドキは小さくなって、いつの間にか小学校が楽しいところになります。安心してくださいね。

 保護者の皆様、お子様たちのご入学おめでとうございます。お子様たちが進学された喜びの一方で、新しい生活になじめるのかと心配もおありかと思います。
 私は生坂小学校の子供たちのすごいなと思うところが二つあります。一つは地域の方に挨拶できるところ、そしてもう一つは、自分たちの言葉で自分たちの考えをお話しできるところ。
 村でたった一つの小学校ということもあり、地域の皆さんや保護者の方々がどのお子さんたちも、まるで我が子のように見守っている雰囲気があります。きっと児童の皆さんもそれを感じられるのか、行き会うと挨拶をしてくれたり、話しかけたりしてくれます。
 また、小規模校ならではの良さでもあるでしょう。高学年になるにつれ、大きな役割を任されることが多くなります。しかし、皆嫌がらず、一生懸命、どうすれば良くなるかを共に考え、意見を述べる力がついていきます。それは、中学生になっても続いていき、その力は子供たちの財産になります。本当に頼もしいです。

 明日からの通学、お子様たちが「疲れちゃった」なんて言うこともあるかもしれません。そんな時は、ちょっと甘えさせてあげたり、話を聞いてあげたりしてください。きっと次の日は元気に登校していくでしょう。
 また、ご来賓の皆様には、新1年生の入学式にご出席いただきありがとうございます。今後とも生坂小学校の子供たちを温かく見守っていただき、サポートしていただけたらと思います。
 最後になりましたが、1年生の皆さんと保護者の皆さんが、生坂小学校で楽しく過ごせますことを、心からお祈り申し上げますなどと祝辞を述べられました。

▽ 斉藤教頭先生が、3月までの宮沢校長先生はじめ多くの方々からいただいた祝電を披露されました。

▽ 新一年生に赤羽校長先生から、担任の柳澤先生を紹介していただいた後、「春がきたら」を新一年生が大きいな声で元気に歌い、みんなから大きな拍手をいただきました。



▽ 藤澤児童会長が、1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。この生坂小学校には、楽しいことがいっぱいあります。その中の3つを紹介します。
 1つ目は、給食が美味しいことです。毎日出る給食は、全校のみんなが笑顔になれます。給食の先生が気持ちを込めて、みんなのために温かい給食を作ってくれます。たまにハートや星形のにんじんが出るので、見つけてくださいね。わたしのオススメは揚げパンです。
 2つ目は、保育園にはない音楽室、理科室、家庭科室などがあります。音楽室では知らない楽器がたくさんあり、理科室にはなんとガイコツがいるんですよ。そこでいっぱい勉強しましょう。

 3つ目は、たくさんのお兄さんお姉さんがいることです。分からないことはお兄さんお姉さんが教えてくれます。それに一緒に遊んでくれます。これから6年間、毎日ランドセルを背負って学校に行きます。学校に着いたら大きな声で先生たちにあいさつをしましょう。そしたら心も気持ちもあったかくなると思います。
 お友達と一緒に遊んで、勉強して、泣いてころんで笑って、一緒に色んなことを経験していきましょうなどと歓迎の言葉を贈りました。

▽ 保護者代表の宮川さんが、1年生の皆さん、そして保護者の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。今日から生坂小学校の1年生として楽しい6年間を過ごしてください。分からないことや困ったことがあれば、上級生のお兄さんお姉さんや先生方にいつでもお話ししましょう。
 また、校長先生をはじめ先生方、ご来賓の皆様、そして在校生の皆さん、新入生を温かく迎えてくださりありがとうございます。私たち保護者としましても、今日この日を迎えられたことを心より嬉しく思います。

 学校生活に慣れるまではご迷惑をお掛けするかもしれませんが、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。
 最後になりましたが、生坂小学校の子供たちにとって実りのある学校生活になることを願いますなどと挨拶をされました。

▽ 最後に全員で校歌を斉唱して、新一年生がみんなの拍手の中、担任の先生の後に付いて可愛く退場していきました。





下生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨上がりで所々に朝霧が立ち込めた下生坂上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、小学校で1学期始業式・着任式、中学校で1学期始業式・入学式などが行われました。


生坂保育園 令和6年度入園式&小立野と下生野上空からの風景

2024年04月03日 | 生坂村の行事
 4月3日(水)は天気が下り坂で段々と雨が降り出し、昼間も気温の上昇が鈍く空気の冷たさが残りました。

 午前10時からは、生坂保育園の令和5年度入園式が行われました。

▽ 宮坂主任保育士の開会のことばで始まり、今年度は、年長児12名、年中児15名、年少児8名、3歳未満児20名の全園児55名が入園、進級をしました。

▽ 佐藤園長が、本年度の生坂保育園は、年長児12名、年中児15名、年少児8名、未満児20名、合計55名と、過去最大の園児数となりました。
 さて保育園で一番大きなひまわり組さん、みなさんは保育園で一番大きな、お兄さんお姉さんになります。小さい子の面倒を宜しくお願いします。たんぽぽ組さん、うさぎ当番のお仕事もいよいよ皆の番ですね、頑張って下さい。ちゅうりっぷ組さん、新しいお友達も増えました。保育園にはカラットリンの遊具もあります。沢山身体を動かして遊んで下さいね。
 さて、保護者の皆様、本日はご入園、ご進級おめでとうございます。
 生坂保育園は、小さな保育園ですのでクラスの友達だけではなく、様々な年齢の子ども同士が関わり合いながら成長していくことができるところが良さだと思っております。年長児になる頃には、自分より小さい子が困っていると「どうしたの?」と声をかけて話を聞いてあげている風景を良く目にします。誰に教えてもらった訳でもないのに自然とそうできるのです。
 これは、きっと自分も小さかった時に、お兄さんお姉さんがそうしてくれたからだと思います。そういった優しさが代々伝わってきているのです。人の温かさを感じて育っているのだと思います。
 生坂村はいよいよゼロカーボン推進に向けて、脱炭素先行地域としての一歩を踏み出し始めました。今ここにいる子ども達の未来が自然と共存した、持続可能な社会へと繋がることに希望を持った素晴らし取り組みだと思います。生坂の自然豊かな環境の中で育っていく中で、自然との調和を肌で感じとっていって欲しいと思います。
 これからの時代は様々な選択肢がある時代になってくるでしょう。その中で「調和」といったことが一つのキーワードになってくるように思います。自然から受ける恩恵の中で生活していることを知り、自然と調和すること。人との関わりの中でも様々の人からの恩恵を受けて生活しているということを知り、人と調和していくこと。それは、自分の周りには、大切な物や人が沢山存在しているとゆうことを肌で感じとっていくことだと思います。
 保育園時代に様々な人と関わり、身近にある自然との関わりを通して、人として大切な感受性という根っこの部分が豊に育って欲しいと思っています。そして、保育園で出来ること、家庭で出来ること、それぞれに役割がありますが、この小さくてかわいい時期は二度と戻って来ません。しっかりと抱きしめて、「可愛いね」って沢山いって愛された幼児期を過ごして欲しいと思っています。
 最後になりましが、ご来賓の皆様、お忙しい中入園式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。昨年度は各クラスへのエアコンを設置していただいたり、給食についてもあたたかな生坂産の美味しいごはんも提供していただき、心も体も大きく成長しております。ご支援に感謝致します。今後も子ども達を暖かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
 それでは、「みなさん明日から元気いっぱい保育園に来てくださいね」などと挨拶をされました。


▽ 私からは、生坂保育園に入園された皆さん、進級された皆さん、本日は誠におめでとうございます。入園された皆さんは、今日からこの保育園で先生やお友達と一緒に、絵本を読んだり、歌を歌ったり、絵を描いたり、お庭で遊んだり、美味しい給食を食べたり、いっぱい楽しい時間を過ごしてくださいね。
また、進級された皆さんは、一年先輩になりましたので、年下のお友達のことをお世話したりして、良きお兄さん、お姉さんになるよう心がけてください。そして、みんなで仲良く助け合って、色々なことにチャレンジして、頑張るということを身につけていただきたいと思います。
また家では、保育園のことなどをお話ししたり、保育園では先生の言うことをしっかり聞いて多くのことを学んでくださいね。

 さて、保護者の皆さん、本日はお子さんのご入園とご進級、誠におめでとうございます。生坂保育園は、きめ細やかな保育を心がけ、信州やまほいくの取組、地域に根ざした活動など、お子さんにとって、将来役に立つ取組を一杯行っております。また、一人ひとりの子どもの発達や成長をしっかり見守る保育にも取り組んでおります。
 そして、保育園のことやお友達のことなど、お子さんの話を良く聞いてあげて、何でもどんどん元気に活動ができるようにしていただき、お子さんに張り合いを持たせていただきたいと思います。

 また、園長先生をはじめ諸先生方は、ご熱心に温かくご指導される先生方ですし、大型遊具の更新、エアコンの設置などを計画的に済ませ、今年度は交流室に洗面台等の整備や保育士の増員など保育体制の強化を進めてまいります。
この素晴らしい環境の中で、お子さんはすくすくと成長されていかれることと思います。保護者の皆さんも子育てのことでご心配な事がありましたら、先生方に気軽にご相談していただければと思います。
 それでは、お子さんが健やかにたくましく成長されますことを願っておりますなどとお祝いのことばを申し上げました。

▽ 園児達がみんなで大きな声を出して「春がきたんだ」をしっかりと歌ってくれました。

▽ 佐藤園長が、今年度の保育園の担任の先生方を紹介しましたが、今年度は生坂保育園で最高の園児数になり先生方も大変だと感じました。


▽ 小坂部保護者会長から、今日から新しい教室、新しいお友達も増えて楽しい保育園が始まりますね。生坂保育園の広い園庭には楽しい遊具や遊び道具がたくさんあります。これから遠足やプール遊び、運動会や発表会、生坂保育園でしかできない楽しいこともたくさんあります。栄養満点でおいしい給食や手作りおやつも楽しみですね。いっぱい食べて、お友達とたくさん遊んで大きくなってください。
 さて、保護者の皆さん、本日はお子様のご入園、ご進級おめでとうございます。保護者の代表としまして、一言挨拶をさせていただきます。
 ご存じの通り、保育園は子供たちが集団生活を送る初めての場となります。私の子供も入園当初は登園時に泣くこともあり後ろ髪をひかれる思いで仕事に向かったこともあります。しかし、先生方による温かい対応、目の行き届いた指導や友達との遊びの中から時間とともに子供は成長していくのだと感じております。
 また、子供たちは保育園の中ばかりでなく、本日ご来賓としてお越しの皆様をはじめとする地域の方々に支えられ、見守られながら生活しております。保育園の先生方や子供同士、親同士で協力し合い、みんなが楽しめるような保育園になるように、保護者会を運営していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中、ご列席いただきありがとうございます。今後とも皆様のお力添えをよろしくお願い致します。
 最後になりましたが、これからの子供たちの健やかな成長と生坂保育園の今後の益々の発展を願いますなどの挨拶をいただきました。

▽ 入園式の後、未満児さんのばなな組、ぶどう組、チューリップ組、たんぽぽ組、ひまわり組の園児たちと保護者の皆さんで一緒に記念撮影をしました。









△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小立野と下生野の犀川対岸から雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。
小立野と下生野上空からの風景





生坂保育園 令和5年度卒園式

2024年03月22日 | 生坂村の行事
 3月22日(金)午前9時30分から令和5年度卒園式が挙行され、今年度は、男児3名、女児3名の6名が晴れて卒園されました。
▽ しっかりとお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せながら入場してきて、卒園児たちがステージ上の椅子に座ったところです。



▽ ひまわり組の卒園児たちが、サッカー選手、ぶどう屋さん、消防士、保育士、警察官、ラーメン屋さんと、それぞれ将来なりたいことを言ってから、佐藤園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。


▽ 佐藤園長先生が、ひまわり組さんは、保育園に0歳・1歳と小さな頃から通い始めた子が多いクラスです。長い人は6年間保育園に通いましたね。その間、いろいろな先生方にお世話になりました。先生達にとっても思い出深いクラスです。2歳児の頃には未満児室の改修工事があり、半年近くお部屋が使えないことがありました。その時は給食やおやつを職員室で食べたり、遊ぶお部屋は以上児クラスの好きな部屋に行って遊び、各お部屋を転々として生活をしていました。そんな時も皆さんはいつもお友達を誘い合い一緒になって、仲良く和気あいあいと楽しくクラスを渡り歩き過ごしていたのが、とても印象的でした。このことがきっかけになったのか、人数が少ないせいなのかはわかりませんが、連帯感がとてもあり仲良しのクラスです。

 年長ひまわり組になってからは、いろいろな鬼ごっこを考えて、年下のクラスのお友達にも教えてあげようと相談したり、案を出し合ってリーダーシップをとって異年齢児でのあそびを広げていきました。時には喧嘩になることがあっても、わかり合おうと話合い、お互いの気持ちを受け止め合いながらお友達との絆を深めっていきました。その姿に大きな成長を感じました。そんな皆さんもいよいよ卒園です。
 がんばりやさんで負けず嫌いな望夢くん。お友達思いで親切な新太くん。面白いことを考えて笑わせてくれる福くん。物づくりが得意でアイデアいっぱいの琥珀ちゃん。しっかり者で面倒見の良い乃惟ちゃん。穏やかで優しい芹凪ちゃん。一人一人のキラキラとした輝きを大切に、そして、これからもお友達を大切に、元気な一年生になって下さい。

 保護者の皆様、本日はお子様ご卒園おめでとうございます。
 入園した頃は、小さな赤ちゃんで、言葉もまだ話せなかった子ども達が、こんなに大きく成長され、立派に卒園証書を受け取ることができた姿を見て感動ひとしおのことと思います。お家の皆様の愛情があってこそ、元気に優しく、成長してくれたのだと思います。私達保育士も、お子様を通じて子育ての喜びを共有できたことに感謝申し上げます。そして、保育園の運営にご理解ご協力いただきましたことに、重ねてお礼申し上げます。
 最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご臨席を賜り誠にありがとうございます。日頃より施設の運営にお力添えをいただいておりますことに心より感謝申し上げます。大切な村の宝をこれからも見守り、ご支援いただきますよう宜しくお願い致します。
 この会場にいる皆さんが、これからも健康で幸せであることをお祈りしますなどの式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、生坂保育園に入ったときは、まだ赤ちゃんみたいに小さかったですが、今ではすっかりお兄さん、お姉さんになりました。保育園でのお勉強sいたり、スポーツしたり、お絵描きしたり、遠足に行ったり、運動会で頑張ったり、美味しい給食を沢山食べたりなどとても楽しい思い出が一杯できたことと思います。

 そして、英語など多文化を知ることができたイングリッシュランド、松本山雅の皆さんと種をまいたりサッカーを教えていただいたり、地域の皆さんにお世話になってブルーベリーを採ったり、出初め式でいくっ子消防団の行進をしたりなど、村内外に素晴らしい発信をしていただき、ありがとうございました。そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと思います。小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強にスポーツに頑張ってくださいね。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活にお子さんが馴染めるか、お友達と仲良くできるか、給食をちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思いますが、子ども達の成長は早いものだと感じます。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。
また、園長先生をはじめ先生方には、熱心にご指導いただき、子ども達がたくましく、しっかりとした行動ができるように導いていただきありがとうございました。これからも、引き続き温かく見守っていただきますようお願いいたします。
 それでは、子ども達が、この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますようお祈りいたしますなどと祝辞を申し上げます。

▽ 生坂小学校の宮沢校長先生が、皆さんは4月から小学1年生ですね。ドキドキしていますか?でも大丈夫、新しい先生や優しいお兄さん、お姉さん、皆さんのまわりには助けてくれる人が沢山いますよ。保育園で先生方に教えてもらったこと、友達と協力したことが小学校でもきっと役に立ちます。だから是非たくさん勉強して、たくさん遊んで、まわりの人をびっくりさせてくださいね。

 卒園児の保護者の皆様、本日はご卒園おめでとうございます。初めは泣いてばかりいた子供たちもこんなに立派に成長しました。感慨もひとしおであろうかと拝察いたします。子供たちは小学校に入っても、保育園で学んだことを礎にますます伸びてくれることでしょう。

 結びに卒園児とご参会の皆さんの輝かしい未来を祈念申し上げますとともに、園長先生をはじめとする職員の皆様のこれまでのご指導に深く感謝申し上げるなどのお祝いの挨拶を述べられました。

▽ お祝いの電報が、生坂小学校職員一同と生坂村児童館職員一同から届いていて披露されました。

▽ 「思い出を語ろう」では、みんなで元気に歌ってから、春はみんなでお散歩に行って蟹を捕ったこと、梅の実を採ってジュースを作ったこと、たくさんの鬼ごっこで遊んだこと、夏はプールでたくさん遊んだことなどを話し、たんぽぽ組のみんなで「ひょっこりひょうたん島」にのって元気に踊ってくれました。



▽ バナナ鬼など色んな鬼ごっこをし、運動会でもやったこと、運動会で走ったりステップしたり、旗を落としたりなど楽しかったこと言って、アップテンポの曲に合わせてリズミカルに踊ってくれて、後ろ回し、前回し、あやとりができて嬉しかったことなども話し、あやとりなどを見せてくれて、しっかり跳べて拍手をいただきました。


▽ 誕生会で焼き芋を食べたこと、春から楽しんできた鬼ごっこを冬になると自分達でルールを決めて楽しんだこと、発表会では色々な札で遊んで面白かったこと、クリスマスで一杯飾り付けをしたことなどを言って、きらきら星をハンドベルで演奏してくれました。

▽ 参観日ではお家の方と一緒に駒やけん玉をして遊んで、たくさん練習、挑戦して色んな技ができるようになり、駒のツバメ返しと、けん玉のもしかめ、あやとりの7段はしごなどを披露して、成功すると大きな拍手が起きました。


▽ 「一年になります」を大きな声で歌って、先生方や地域の皆さんに御礼の言葉と、たんぽぽ組とチューリップ組にお願い事をして、「ね」を全曲元気に歌うなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ったりしてくれて、可愛い発表で微笑ましくも頼もしく感じました。



▽ 保護者会長の瀧澤さんが、本日はこのような心温まる卒園式を開催していただき、ご準備いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。またご来賓の皆様におかれましても、子供たちのために日頃よりご尽力いただき誠にありがとうございます。
 初めて我が子を集団生活へと送り出したあの日から、早いものであっという間にこの佳き日を迎えることとなりました。離れるのが嫌で泣いていた子供たちもすっかり成長し、この一年は最年長児としてたくましい姿を見せてくれました。

保育園では、年間を通して沢山の行事がありました。秋の運動会では、リレーや旗を使った創作ダンス、なわとび、ドラムの演奏など懸命に練習に打ち込む姿に、我が子ながらその成長に感心したのを覚えています。発表会では、自分達がどんなことをやりたいのか話し合い、それを形にして披露してくれました。みんなそれぞれ役になりきり、とても楽しめました。また、生坂保育園では他の園ではなかなか経験できないような、ブルーベリー狩りやイチョウ散歩などがあり、子供たちは季節の行事を楽しく学びながら成長しました。

 子供たちがここまでたくましく成長し、本日無事に卒園式を迎えることができましたのは、園長先生はじめ先生方が、子供たち一人ひとりと向き合い、優しく温かくご指導くださったおかげと心より感謝しています。
 4月から子供たちは新しい環境になります。保育園で学んだことは、子供たちが進んでいくうえで必ず大きな力になってくれると思います。
 最後になりましたが、保育園のご発展と園長先生はじめ先生方のご健康とご多幸をお祈りいたしますなどと御礼の挨拶をされました。


△ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。


生坂小学校 令和5年度 卒業証書授与式

2024年03月18日 | 生坂村の行事
 3月18日(月)午前9時から小学校体育館で令和5年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子6名、女子2名の8名が晴れて卒業されました。

 今年度の卒業証書授与式は、ほぼコロナ禍前の規模に戻し、出席者は卒業生、在校生、教職員、保護者、教育長、教育次長、来賓は私と太田議長、教育委員の他に、議員各位、区長各位など村民の皆さんが参列し盛大に開催されました。
▽ 在校生、先生、保護者の皆さんなど参列者の温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。



▽ 召田教頭先生の開式の辞で卒業式が始まり、参列者全員で国歌を斉唱しました。


▽ 上條教育長が、皆さんは、ここ生坂小学校で、多くのことを学び成長したことと思います。勉強を始め、運動会、音楽会、修学旅行など数々の学校行事からは、人を思いやることや友だちの大切さ、何かを成し遂げることの大変さや達成感など、きっと多くのことを思い出されていることと思います。
 4月からは中学校での新しい生活が始まります。皆さんには、大きな期待とともに、わずかばかりの不安もあることと思います。でも、大丈夫です。この生坂小学校で学び、友だちや先生と過ごした日々を礎にして、自信をもって、元気に中学校に進んでください。

 保護者の皆さま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。日夜温かい愛情を注がれ、今日のこの日をお迎えになられた保護者の皆さまのお喜びは、ひとしおかと存じます。お子様は、この先心身ともに大きく成長する時期を迎えます。一方で、今まで以上に悩むことも増えてくることと思います。悩みを一つ一つ乗り越えていくことが、大人への成長に必ずつながりますので、これからもお子様と強く絆を結び、励ましをお願いいたします。

 これまで陰になり日向になり教育活動を支え、子どもたちを温かく、熱心にご指導いただきました校長先生始め、教職員の皆さま、また、日々の子どもたちの成長を願い、温かく支えていただきました地域の皆さまに感謝申し上げます。今後も、今まで同様に、子どもたちにお力添えをお願いいたします。
 本日、門出の日を迎えた卒業生の皆さんが、中学校で大きく飛躍することを期待しますなどと教育委員会告辞を述べられました。

▽ 卒業生が担任の栁澤先生に呼ばれ壇上に上がり、宮沢校長先生が、卒業生一人一人に卒業証書を授与しているところです。



▽ 宮沢校長先生が、卒業生の皆さんが、今、手にした卒業証書には、ここ生坂小学校で過ごした今日までの思い出がいっぱい詰まっています。皆さん一人一人の努力はもちろん家族の方々、先生方、そして地域の方々の温かな励ましがあったことを決して忘れることなく 感謝の気持ちを胸に刻んでおいてください。

 昨年、皆さんからの「異学年との交流が少ない」の声を受けて、今年「イクサカラットリンタイム」を始めました。先生方の熱意により、全校でレクを楽しむ時間になりました。皆さんはと言うと、一年生との交流を続けてきました。昼休みの6年生の教室を覗く、 一年生が遊びに来ていて、敷居の高さを感じさせない気安さが印象的でした。
その思いで楽しい学校にする、大事な道しるべを示してくれたことに感謝しています。これから中学校へ進学する皆さんに 、自分の持ち味をいかせよ」という言葉を贈ります。
 長野県出身の御嶽海関が大関昇進の伝達式で、お礼のあいさつ「口上」で述べた言葉です。「感謝の気持ちを大切に、自分の持ち味を生かし、相撲道に邁進してまいります・・・」御嶽海関の持ち味は押し相撲です。
 教室で何気なく、互いの成長を懐かしむ会話が交わされ、微笑ましい場面に同席しました。自分自身をよく知っていると感心しました。皆さん、一人一人に持ち味があります。それぞれの場所で気おくれせずに、持ち味を生かしてください。
 それには、児童会活動がうまくできなかった場面で、互いの思いを伝え、具体的に動いて達成感を得られた、あの体験ように、何事も無駄なことはなく、これから出会うすべてを自分の成長の栄養に変えて、自分の持ち味を輝かせてください。
 卒業生の皆さん、いよいよ旅立ちの時が来ました。将来、ふるさと・生坂村を愛し、自分の未来をたくましく拓いていく大人に成長することを心より願っています。

 結びではございますが、卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。一年生に入学した頃のお子様の姿を想い返すと感慨もひとしおであろうかと思います。   保護者の皆様にはこれまでお子さまをいつくしみ、大きな愛情をもって育ててこられたことに敬意を表します。この6年間、本校のためにお寄せいただきました、温かなご支援、ご協力に謹んで感謝と御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 ご来賓の皆様、地域の皆様、心に夢と希望があふれる8名を今後とも温かく見守り、ご指導賜りますよう心からお願い申し上げますなどと式辞を述べられました。

▽ 私から、皆さんの小学校6年間は、勉強やスポーツなどに励み、たくさんのことを学び、色々な経験をしたと思います。その中には、とても難しくてできそうにないと思ったことや、つらかったこともあったかと思います。
でも皆さんは、ご家族や先生方に支えてもらい、あるいは仲間同士お互いに助け合いながら、そうした困難なことをみんなできちんとやりとげました。

 また皆さんは、思いやりの心を持って下級生をいたわり、良いお手本となるように、児童会活動、運動会、音楽会など各種行事では、最上級生としての自覚をもって、発言や発表を積極的に行うなど、先頭に立って活動をしてこられました。これらの頑張りに心からの拍手をおくりたいと思います。
皆さんが残したこの輝かしい足跡は、下級生の皆さんにしっかりと受け継がれることと思います。

 4月からはいよいよ中学生として、新しい生活がスタートします。中学校でも難しい問題にぶつかることがあるはずです。しかし、小学校でできたように、やりとげることがきっとできると思います。
これからも他人を思いやる優しい心を持ち、皆で支え合い、励まし合いながら、共に成長していき、中学校生活を有意義なものにしていただきたいと願っております。
 また、楽しいことも、今まで以上にたくさん待っていることでしょう。どうぞ希望を持って、新しい生活をスタートしてください。そして、勉強にスポーツに部活動などに頑張っていただきたいと思います。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒業、誠におめでとうございます。今日まで愛情を持って育ててこられた我が子の晴れ姿を前に、色々なことが思い出され、お慶びもひとしおのことと思います。
これからも成長していく我が子としっかり向き合って、悩みや思い、喜びを共有しながら、温かく見守っていただきますようお願いいたします。
 また、本日こうして立派に巣立って行く卒業生の個性を認め、温かく、時には厳しくご指導いただきました校長先生をはじめ諸先生方に対しまして、そのご尽力とご労苦に敬意を表し感謝を申し上げる次第でございますなどの祝辞を申し上げました。


△▽ お別れのうたを全校で元気よく歌っていただいた後、卒業生がみんなで素敵な声で歌っていただきました。



▽ 保護者代表の中村さんから、子供たちが本日無事に節目を迎えることができましたのも、校長先生をはじめとする生坂小学校の先生方、そして、生坂村の皆様のおかげです。
 地域の皆様には、登下校時の見守りや放課後児童クラブ、給食の食材提供など、数え上げればきりがないほどのご支援をいただきました。そして、先生方。価値観が多様化し、各家庭の教育方針も異なる中で、8名、それぞれに寄り添った細やかなご指導をいただきましたことを心より感謝申し上げます。この学年の子供たちは、小学校生活の大半をコロナ禍で過ごしました。様々な制限のかかる中でしたが、「できることを、できる形でやってみよう」という、先生方の気持ちにも後押しされて、小さな子供たちが前向きに日々成長していく姿に、我々親も勇気づけられてきました。大人に守られるだけだった小さな背中は、もうここにはなく、少しずつ自分の足で歩み始めた彼らを誇らしく思います。今日までのお導き、本当にありがとうございました。

 さて、卒業生の皆さん、皆さんがこれから進む道の先には、大きな山や川、時には未知の巨大生物がいる危険なゾーンだってあるかもしれません。それに対して「乗り越える」、「よける」、「戦う」などの行動方針を選択し、自分の持てるアイテムをすべて駆使して、それらの障害物を克服しなければなりません。時には「力尽きた」と思うこともあるかもしれませんが、そんな時は思い出してください。皆さんのまわりにはヒントをくれる大人がいる、励ましてくれる仲間がいるということを。そして、困難に立ち向かっているうちに、いつの間にか「生き抜く力」というアイテムを着実にゲットしていることに気づくかもしれません。さあ、若き勇者たち。自分自身でしか開拓することのできない自分の人生というルートを、力強く、そして、最大限楽しむつもりで切り拓いていってください。そして、我々親だけでなく、自分が思っている以上にたくさんの人々が、皆さんの健闘を祈っているということを心の隅にとどめていて欲しいと思います。小学校卒業、おめでとう。

 最後になりますが、これまで私たちの子育てを支えてくださったすべての皆様に心より感謝を申し上げるとともに、生坂小学校の益々のご発展と、ここにおられる皆様のご健康とご多幸をお祈りしますなどの保護者代表の挨拶を述べられました。

△▽ 出席者全員で「校歌」を歌って、召田教頭先生の閉式の辞で終了しました。



△▽ 卒業生は下級生から花束をいただき巣立っていきました。

 卒業生の皆さん、4月から始まる中学校の3年間は、きっと皆さんの人生の中でも、かけがえのない貴重な時間になると思います。一人ひとりが秘めた無限の可能性が花開くことを願っております。

生坂中学校 令和5年度 第77回 卒業証書授与式&草尾上空からの風景

2024年03月15日 | 生坂村の行事
 3月15日(金)は晴れて穏やかな空になり、昼間はたっぷりの日差しで春本番の陽気でした。
 午前9時から中学校体育館で第77回卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子5名女子7名の12名が晴れて卒業されました。

 今年度の卒業証書授与式は、コロナ禍前の様な規模に戻して、出席者は卒業生、教職員、在校生、保護者、上條教育長、坂爪教育次長、来賓は私と太田議長、教育委員、小学校校長先生が招待され、議会議員各位、区長各位など地域の皆さんも参列していただき盛大に開催されました。


△▽ 参列された皆さんの温かい拍手の中、担任の宮嵜先生を先頭に入場してきました卒業生の皆さんです。

▽ 宮下教頭先生の開式の辞で始まりました。

▽ 参列した皆さんで、国歌斉唱と、生坂中学校「校歌」を3番まで歌いました。


▽ 上條教育長が、卒業生の皆さんは、中学校での三年間、たゆまぬ努力を続け、その努力が実り、本日卒業証書を手にされました。今日の皆さんの姿は実に晴れやかで、明るい未来と希望に満ちあふれ頼もしく感じます。
また、保護者の皆さま、お子様が門出の日を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。立派に成長されたお子様の姿を目の前にして、感激もひとしおのことと思います。
 さて、卒業生の皆さんは九年間の義務教育を修了することとなり、人生の一つの節目を迎えられました。これからは、それぞれの道を歩むことになりますが、この生坂の地で学んだこと、経験したことをしっかりと自分のものにし、自信をもって歩んで行ってください。

 本村出身で法学者として活躍された加藤正治先生が、「歩々ゆるく 遅きは克たむ 富士詣」という句を残されています。人生は急がず焦らず一歩一歩確実に歩むことが大事であるという意味が込められています。
 これからの時代は、不安定・不確実かつ複雑であり曖昧な、きわめて予測困難な「VUCAの時代」となってきます。そういう時代では、時には焦らず立ち止まってよく考え、また、一歩前に踏み出す勇気も持っていただけたらと思います。

 これまで陰になり日向になり教育活動を支え、子どもたちを温かく、熱心にご指導いただきました校長先生始め、教職員の皆さま、また、中学校の教育活動に惜しみないご支援・ご協力をいただいた地域の皆さまに感謝申し上げます。今後も、子どもたちの成長を温かく見守っていただくようお願いいたします。
 本日、門出の日を迎えた卒業生の皆さんの今後のご活躍を祈念し、教育委員会告辞といたしました。


△▽ 担任の宮嵜先生が卒業生の名前を読まれ、小松校長先生が卒業証書を授与されているところです。


▽ 続いて、卒業記念品の目録を代表の荻村君に授与しました。

▽ 小松校長先生が、先ほど、一人一人に卒業証書を手渡しました。今、手にしている卒業証書は、中学校三年間の教育課程を修了したことの証です。皆さんの努力はもちろんですが、支えてくださった保護者や地域の方の思いや願いが詰まったものでもあります。どうか、その重みを忘れないでください。
 皆さんが中学校に入学したときは、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、多くの行事が縮小や中止を余儀なくされました。一・二年生の間はコロナ禍にあり、制約がある中での学校生活でした。「例年どおり」が通用しない中でしたが、皆さんは、知恵を出し、工夫をしながら、一つ一つやり遂げてくれました。三年生になり、新型コロナウイルス感染症が五類に移行したことで、制約がほとんどなくなった皆さんは、それまでの知恵と工夫を存分に活かし、学校での活動の新たな形を示してくれました。かしわ祭の体育祭で小学生に声をかけながら活動を盛り上げてくれました。小学生からは「中学生が優しく声をかけてくれてうれしかった」、「楽しい企画で面白かった」といった声が聞かれ中学校生活への希望を膨らませているようでした。より良いハーモニーを求め、意見を出し合いながら、学校全体で合唱に取り組み、SBC子ども音楽コンクールに挑んだことなど、共に取り組む仲間たちが気持ちよく活動できるように思いやりの心をもって数多くの活動の先頭に立ってくれた姿からは優しさと温かさが伝わってきました。また、日々の学習の中では、お互いの力を高めようと考えを伝え合い、教えあって学ぶ姿など、その意欲と積極的な姿が、今、このときも思い出されます。
 皆さんが三年間通った生坂中学校の校門横の石碑には「真理の道 正しき道 学びの道」という言葉が刻まれています。「真理」とは「いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道」のことです。以前、「正しさ」について、二進法と十進法を例にして、自分の正しさと隣の人の正しさが必ずしも一致するものではないというお話をしました。その中で、私は、少なくとも「相手を理解しようとする心」は間違いのない正解であると考えると皆さんに伝えました。皆さんからは、まさに相手を思いやり、相手のことを大切に考え、理解し、行動する姿が見られました。皆さんは生坂中学校での生活の中で「真理」のうちの一つを手に入れ、また、下級生にも広げてくれました。
 今日は、卒業にあたり、皆さんに渋澤栄一が大切にした「忠恕」という言葉を贈ります。渋澤栄一は今年七月から切り替わる一万円札の肖像として選ばれています。NHKの大河ドラマにもなった人なので名前を知っている人も多いでしょう。日本の近代経済社会の基礎を築き、実業界だけでなく、社会公共事業にも多くの業績を残した人です。その渋澤栄一が生涯大切にしたのが、「忠恕」すなわち「真心と思いやり」でした。皆さんはこれから、自分で決めたそれぞれの道を歩いていきます。たくさんの新しい出会いがあるはずです。時には、大きな壁に突き当たることもあるかもしれません。しかし、どんなときにも生坂の地で培ってきた「真心と思いやり」をもって人に接してほしいと思います。そして、希望をもって、勇気を持って、自信を持って新しい世界に一歩を踏み出してください。

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子さまのご卒業、おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。お子さまは本日、義務教育9カ年を修了しました。感慨もひとしおと拝察いたします。この三年間、生坂中学校では、教職員一丸となり、お子さまの成長を見守り、精一杯教育活動に努めて参りました。本校に、そして私たち職員にお寄せくださいましたご理解とご協力に改めて感謝を申し上げます。
 卒業生の皆さんが、それぞれ進む道に幸多かれと祈りますなどの式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、たくさんの事を学び、身体を鍛え、友情を育み、三年間で大きく成長して来られ、義務教育の全課程をつつがなく修了されましたことに対し、衷心よりお慶びを申し上げます。
 皆さんの胸中には、三年間の生徒会活動、部活動、かしわ祭、北海道標津町との交流学習、修学旅行、美味しかった給食など、楽しかったこと、辛かったこと、そして先生や友達との多くの思い出が駆け巡っているとともに、これから踏み出そうとしている新たな一歩への期待や不安など、様々な思いが交錯していることと思います。

 総合的な学習では、一年生の時には「生坂村を知る」をテーマに取り組み、二年生の時には「生坂を発信する」をテーマに学習し、今年度は、初めて標津町の中学三年生達が修学旅行に来られ、皆さんは二年生からの標津町との交流学習により、標津町の生徒達との交流や異なる土地の自然、歴史、文化を学ぶとともに、生坂村の様々なことも学ばれるなど、交流学習の成果があったと感じております。
 また、最上級生として吹奏楽部を引っ張り「第71回こども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会」へ出場され、みんなで力を合わせて、見事優秀賞という立派な賞を受賞され、村民の皆さんもとても嬉しかったと思います。

 生坂村は未来永劫、皆さんの故郷であることに変わりはありません。今後この村を離れることになっても、機会に恵まれたならば、この村に帰ってきて若い力で活躍いただけたら、この上無い喜びとするところでございます。
 生坂村は、今年度から脱炭素先行地域づくり事業により持続可能な村づくりを目指して、皆さんが育ったこの故郷をしっかりと守り、次の世代に引き継いでまいります。

 皆さんは、本日をもって「義務」としての教育から卒業をされます。ここから先は、皆さん自身の「意思」や「判断」がより尊重をされるようになります。
 主体性をもって、無数にある道の中から、自分自身で選択し、自らの人生を切り拓いていかなければなりません。その時、皆さんには「挑戦」する気持ちをいつまでも持ち続けて欲しいと考える次第でございます。

 さて、保護者の皆さん、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。本日の子ども達の輝きを胸に刻み、今後は新しい生活に不適応を起こしやすい期間になりますので、愛情を持って子ども達と接し、家族の絆を大切に話し合い励まし続けていただきたいと思います。
 また、お世話になりました校長先生をはじめ諸先生方には、三年間にわたり、温かく個性を尊重したご指導をいただき、そのご労苦とご努力に対し、深く敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。
それでは、卒業される皆さんの夢が大きく花開くことを心からご期待申し上げるなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 藤澤学年会長が校長先生をはじめ、先生方、またご多用中にもかかわらずご臨席たまわりましたご来賓の皆様に対しまして、保護者一同心より御礼申し上げます。
 皆様からいただきました心あたたまるお祝いや、励ましのお言葉は、卒業する子どもたちの胸に深くきざまれたことと思います。
 思い返せば3年前、入学式の幼い面立ちからずいぶんしっかりした頼もしい表情に成長しました。身長が伸び、体格が大きくなり、精神面でもめざましい成長を遂げた三年間でした。
 三年間担任をしてくださった宮嵜先生をはじめ先生方のあたたかい励ましと熱心なご指導のもと勉強をして、部活をして、笑って泣いて、悩んで友達と共に過ごした成長の日々であったと感じております。
 卒業生のみなさんは、この中学三年間を振り返りどんなことが思い出されるでしょうか。
 先生方との何気ない会話、おいしい給食、標津町との交流、かしわ祭、修学旅行など沢山の思い出は尽きないことと思います。バドミントン部、吹奏楽部の部活動では、小規模学校ながらも他校に負けないみなさんの頑張りに感動しました。
 この充実した三年間の中学時代を過ごせたこと、お世話になった先生方や村長さんをはじめ村の方々へ感謝し、これからの新しい生活に向かってがんばってください。
 これから、子供たちが歩む道の先には、楽しいこともあれば大きな障害や問題で悩むこともあると思います。そんな時は、生坂中学校で過ごした日々を思い出し、母校をおとずれ、先生方へご相談することがあるかもしれません。どうぞその際には、今と変わりない暖かいご指導をたまわりますよう心よりお願い申しあげます。
 最後になりますが、生坂中学校の更なる発展を心よりご祈念申し上げますと共に、校長先生をはじめ先生方、本日ご臨席のご来賓の皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げますなどとお礼の言葉を述べられました。

▽ 在校生代表の平林さんが、先輩方と一緒に過ごした日々は、とても楽しく、毎日が明るく、私たちにとってかけがいのない時間でした。先輩方との思い出を振り返ると様々なことが浮かんできます。
 生徒会では、「主虹公」というスローガンのもと、様々な工夫をして全校生徒での企画を何度の行ってくださいました。集会を通して、友達や先生の新たな一面を知ったり、SDGsについて楽しく考えたりすることができました。
 第54回かしわ祭では、「最虹~37の色で虹をかけよう」をテーマに、一人一人が活躍し、全員が楽しめる最高のかしわ祭を創り上げてくださいました。
 体育祭は、勝敗関係なく自分の精一杯で、全力で取り組むことができました。また、思わず他のチームを応援してしまうほど熱く盛り上げる時間になりました。
 音楽会でも、先輩方は輝いていました。全校合唱の練習では、率先して模範を示す先輩方の姿やアドバイスのおかげで、全校の思いが一つになり、より良い合唱を創ることができました。また、先輩方の合唱は、とてもきれいで、聴いている私たちの心に響きうっとりする発表でした。
 このほかにも、毎日の挨拶や生徒会活動、部活動など私たちを常にリードしてくださいました。先輩方は、私たち後輩の前を歩き、悩む私たちの手を引っ張ってくださいました。そのような姿から壁に突き当たっても何度も挑戦し、乗り越えていける粘り強さを学ぶことができました。
 こんなにも明るく楽しく過ごせた先輩方との日々も今日で終わってしまいます。4月からは、私たちが生徒会や学校を引っ張っていく立場となります。上手くいかず失敗してしまうこともあるかもしれませんが、その時は、教えていただいたことを思い出し、何度も挑戦し、全校生徒でより良い学校を作り上げていきたいと思います。
 これから先輩方が歩む新たな道の中で、もし、立ち止まってしまうことがあったとしても、生坂中学校で努力してきた日々や、かけがいのない仲間との思い出、学び続けた経験を生かして乗り越えられることを願っています。
 先輩方の輝かしい未来を在校生一同、心よりお祈り申し上げるなどの送辞を述べられました。

▽ 卒業生代表の金元さんが、今、ふと目を閉じると、たくさんの思い出が脳裏を駆け巡ります。二年前の入学式。小学校とは違った雰囲気に圧倒され、学校や先輩方、先生方がすごく大きく見えたのを覚えています。先輩の大きな背中を必死に追いかけ、少しでも大きくなろうと努力してきました。
 二年生になりそんな私たちも、後輩を引っ張って行く立場になりました。部活動や生徒会で、責任をもって行動することが増えていきました。第五十三回かしわ祭のクラス合唱では「福笑い」を歌いました。私たちのクラスは歌が大好きなクラスです。だからこそより良い表現にするために意見がぶつかり合ったり、気持ちを合わせるのが難しかったりする部分がありました。しかし、「福笑い」の歌詞について考えていくうちに、クラスの心が一つになり、かしわ祭では自分たちらしい歌声を存分に響かせることできました。
 そして、三年生。学校の顔として全校を引っ張っていく立場になりました。「主認虹」を生徒会スローガンに掲げ、生徒会がスタートしました。第五十四回かしわ祭「彩虹~37の彩で虹を架けよう」では、計画どおりに準備が進まず、焦りと不安に追われることもありましたが、本番では、体育祭や生徒会企画で、学年の枠を超えて心から楽しむことができました。あの時の会場全体に広がる一体感と笑顔は、忘れることのできない思い出です。
 私たちがここまで成長し、心豊かに過ごすことができたのも、在校生の皆さん、先生方、家族、地域の皆様のおかげです。たくさんの迷惑や、ご心配をかけてきたと思いますが、どんな時も私たちに寄り添い、温かく見守り、時に厳しく指導してくださり、ありがとうございました。
 また、中学校生活をこんなに楽しく過ごすことができたのは、先生方の支えや家族の励ましのおかげです。教えてくださったことを道しるべとして、今後も自分をさらに磨いていきます。仲間と共に笑い、共に泣き、助け合い、最高の思い出ができたことを心の宝として、自分の夢や理想に近づいていけるよう、一歩一歩の歩みを大切に頑張っていこうと思います。
 最後になりますが、私たちは自然あふれるこの生坂中学校で生活し、最高の仲間と過ごせたことを誇りに思います。それぞれの思いを胸に抱き、私たち十二名はそれぞれの進路に進んでいきます。最高の出会いをくださった生坂中学校。そして、私たちを見守ってくださった地域の皆様に心からの感謝を申し上げますなどの答辞を述べられました。

▽ 卒業生の皆さんが「桜ノ雨」の素晴らしい合唱を皆でしっかりと歌っていただきとても感動しました。



 卒業生の皆さんは、これからも自分の夢や目標に向かって歩むこととなりますが、その行く手には、何故と疑問に思うようなことが沢山あると思います。何故ということに自問自答をしながら努力を積み重ねていかれれば、必ず道は拓けてくると確信しております。


△▽ 在校生、先生方が、三年生が作詞した「Color」で巣立っていく卒業生の皆さんです。


草尾上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていた空に朝日が差してきた草尾上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校で離任式、小学校3学期終業式・卒業式準備、ピラティス教室、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


令和5年度生坂小学校入学式&大日向上空からの風景

2023年04月06日 | 生坂村の行事

 6日(木)は雲が多く昼間は日差しが乏しい割に過ごしやすい体感になりました。

 午前10時30分から小学校体育館で令和5年度入学式が挙行されました。今年度は、男子6名、女子2名の8名が新一年生として入学しました。

▽ 新一年生が少し緊張気味に入場して来て、在校生と対面したところです。

▽ 敬礼の後、召田教頭先生の開式のことばの後、国歌斉唱をしました。

▽ 上條教育長が、小学校では、遠足や修学旅行、運動会や音楽会など楽しい行事がたくさんあります。今日から、先生のお話をよく聞き、お友達、上級生のお兄さんやお姉さんと仲良く勉強したり、元気いっぱいに遊んでください。

 また、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のこれからの成長に大切な義務教育が始まります。はじめは、何かと心配されることも多いかと思いますが、温かく、熱心な先生方とともに、お子さまの成長を育んでまいりたいと思います。

 新入生の皆さんが、この生坂小学校で、健やかに成長し、すばらしい六年間を過ごされることを心から祈念し、教育委員会からの告辞としました。

▽ 宮沢校長先生が、一年生の皆さん、ようこそ生坂小学校へ。校長先生から皆さんに二つのお願いをお話しします。

 一つ目は「よくねて よく食べ よくあそぼう」です。学校に来て元気に過ごせるように早寝、早起きをして、朝ご飯をしっかり食べて学校に来てください。小学校のおいしい給食もたくさん食べて元気に遊んでください。

 二つ目は「ポン・パでやろう」です。勉強するぞと心のスイッチを「ポン」と入れて、ぐずぐずしないで「パッ」とやりましょう。まずは、あいさつとハイの返事から「ポン・パ」とできるようにしましょう。

 今日から皆さんは、生坂小学校の一年生です。皆さんが入学されるのを前に座っているお兄さん、お姉さん、先生方はとても楽しみに待っていました。

 そして、皆さんに頼りにされることを待っています。困ったことがあったら「教えて」と 何でもお話ししてください。みなさんの周りには、助けてくれる人がたくさんいますよ。

 さて、保護者の皆さま、お子様のご入学 おめでとうございます。手塩にかけて育てられた大切なお子様を今から六年間責任をもってお預かりいたします。

 本校は「一人ひとりが輝く生坂っ子~自ら学び 共に生きる~」子どもの育成を目指しています。故郷生坂を想い、そして、よりよく自立していくための教育に力を入れ進めてまいります。

 ご心配なことは遠慮なく学校にご相談ください。保護者と学校とが願うところ、求めるところを一つにして進んでまいりたいと思います。

 結びとなりましたが、皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げるとともに、職員一同本校の教育のために力を尽くしますことをお約束されるなどの式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、今日から待ちに待った一年生です。皆さんの喜びに満ちた表情を見ていますと、とても嬉しくなります。皆さんが小学校で楽しみにしていることは何ですか?

 保育園のようにみんなで色々とチャレンジすること。美味しい給食を食べること。勉強や運動をすることを楽しみにしている人もいると思います。小学校での生活の中には、知らなかったことをたくさん教えてくれる勉強と、広い校庭や大きい体育館での運動など、初めて経験することがたくさんあります。

 時には、困ったなと思うことがあるかもしれませんが、皆さんの周りには優しいお兄さん、お姉さんがたくさんいます。そして、色々なことを教えてくれる先生方や地域の方々がおります。必ず皆さんの力になってくれます。これから楽しいことがいっぱい待っています。

 そして小学校でも、明るくあいさつができ、先生のお話をしっかり聞いて、たしかな学力やたくましい体力を身に付けるために勉強や運動などに頑張っていただき、これからの六年間、健やかに明るく小学校生活を送ってください。

 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。愛情込めて育ててこられましたお子様が晴れて小学校に入学され、このように立派に成長された姿を目にされて、感激もひとしおのことと思います。

 この子達が、心身ともに健全に成長する小学校生活は、お子様の人間形成にとって大切な時期です。本格的な集団生活の中で、初めは何かと緊張されることも多いかと思いますが、家庭でのお子様との団らんを大切にされ、学校や地域とともに守り育てていただきますよう念願しております。

 また、校長先生をはじめ諸先生方には、新しい環境の中で喜びと不安を抱いている新入生を迎えられ、ご苦労も多いことと思いますが、個々の児童へのきめ細やかな対応と指導ができます小規模校のメリットを十分活かしていただき、優しく、健やかに、心豊かな児童の育成にご努力いただきますようお願い申し上げます。

 それでは、新入生の皆さん「一人ひとりが輝く生坂っ子」を目指して、小学校生活を元気に楽しく過ごせますことをお祈りするなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 腰原PTA会長から、今日から皆さんは生坂小学校の新一年生です。小学校は、ワクワク・ドキドキすることがいっぱいある楽しいところです。一生懸命勉強し、美味しい給食を食べて、たくさんの友達を作ってください。もし、分からないことがあったら、優しい先生やお兄さん、お姉さんが教えてくれるから安心してください。皆さんが、これから6年間、元気よく生坂小学校に来ることを楽しみにしています。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学誠におめでとうございます。今日まで愛情深く育んで来られどんなにこの晴れの日を心待ちにしてこられたでしょう。心よりお祝い申し上げます。

 子ども達はこの学校で様々なことを体験し、多くのことを学び、日々成長していきます。この健やかな成長のために、家庭と学校、地域社会が一体となって子ども達を見守っていきたいと思います。子ども達が有意義な学校生活を送れるよう力を合わせてまいりましょう。ご家族様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

 最後になりましたが、校長先生をはじめ諸先生方、ご来賓の皆様、これから6年間。子ども達の成長を見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げますなどと祝辞を述べられました。

▽ 新一年生に宮沢校長先生から、担任の星野先生と支援員の工藤先生を紹介していただいた後、「春がきたら」を新一年生が大きいな声で元気に歌い、みんなから大きな拍手をいただきました。

▽ 久恒児童会長が、僕たちは1年生の皆さんを待っていました。小学校は分からないことを知ることができます。分からいことを知ることができる素晴らしいところです。お兄さんやお姉さんたちにどんどん質問して成長していってください。

 これからの学校生活は前とは違う面白い発見はいっぱいあります。頑張ってくださいなどと歓迎の言葉を贈りました。

▽ 保護者代表の小池さんが、私共子どものために盛大な入学式を催していただき、校長先生はじめ諸先生方そして在校生の皆さん本当にありがとうございます。

 また来賓の皆様におかれましては温かいお言葉を頂きまして心より感謝を申し上げます。

 一年生の皆さんご入学おめでとうございます。皆さんは今日から立派な小学生です。小学校には初めて経験する事がたくさん出てきます。楽しいともいっぱいです。難しいことも少しずつ出てきますが、分からない事は先生やお兄さんお姉さんが優しく教えてくれるので、安心して学校生活を送ってください。

 今日から子ども達は生坂小学校の一員となりたくさんのことを学んでいきます。上級生やお友達優しい先生方、また本日いらしてくださっている地域の皆さんなどたくさんの方に囲まれ、楽しい学校生活になることでしょう。辛いこと、大変なこともあるかと思いますが、周りを見てみると優しいお友達、上級生のお兄さんお姉さん、先生たちが優しく見守ってくれています。

 これから6年間子ども達は、ここで様々なことを学びいろいろな経験を積んでいくことでしょう。先生方には多々ご面倒をおかけすることもあるかと思いますが、どうか温かいご指導のほどお願いいたします。

 そして子供たちが安心して楽しい学校生活が送れます様、保護者の立場としてもしっかり子供たちを見守り応援し先生方や地域の皆様と協力していく所存でございます どうぞ、子ども達の成長を一緒に見守っていただけますようお願いいたしますなどと挨拶をされました。

▽ 最後に全員で校歌を斉唱して、新一年生がみんなの拍手の中、担任の先生の後に付いて可愛く退場していきました。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、縮小して入学式が行われましたが、出席できなかった来賓の皆さんをはじめ村民の皆さんも、今日のご入学をお祝いしております。そして、厳粛の中にも和やかな入学式が挙行できましたことに感謝申し上げます。

大日向上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨上がりに虹が架かった大日向上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小・中学校で入学式・1学期始業式、小学校で安全点検の日、女・人竹っこくらぶ総会、大城・京ヶ倉を広く世に出す会役員会、お父さん頑張る会総会などが行われました。


生坂保育園令和5年度入園式&やまなみ荘周辺からの風景

2023年04月04日 | 生坂村の行事

 4日(火)は晴れて気持ち良い青空が広がり、昼間は気温が上がりました。

 午前10時からは、生坂保育園の令和5年度入園式が行われました。

▽ 宮坂主任保育士の開会のことばで始まり、今年度は、3歳以上児32名、3歳未満児18名の全園児50名が入園、進級をしました。

▽ 佐藤園長より、本年度の生坂保育園は、年長児6名、年中児13名、年少児13名、未満児18名、合計50名と、大勢の園児数となりました。未満児クラスは、人数が多いので今年度は年齢に合わせた保育が充実するように、クラスを分けました。未満児クラスの名前もつくし組から変更して、年齢ごとに先生達で考えて果物の名前にすることになりました。0歳児がいちご組、1歳児がばなな組、2歳児はぶどう組です。家庭的で子ども達が安心して過ごせるようにしていきたいと思います。

 さて保育園で一番大きなひまわり組さん、みなさんは保育園で一番大きな、お兄さんお姉さんになります。小さい子の面倒を宜しくお願いします。たんぽぽ組さん、絞子先生は園長先生になりました。クラスの先生ではないけれど、いつでもお話しにきてくださいね。ちゅうりっぷ組さん新しいお友達も増えました。保育園にはカラットリンの遊具もあります。沢山身体を動かして遊んで下さいね。

 さて、保護者の皆様、本日はご入園、ご進級おめでとうございます。生坂保育園は、小さな保育園ですのでクラスの友達だけではなく、様々な年齢の子ども同士が関わり合いながら成長していくことができるところが良さだと思っております。年長児になる頃には、自分より小さい子が困っていると「どうしたの?」と声をかけて話を聞いてあげている風景を良く目にします。誰に教えてもらった訳でもないのに自然とそうできるのです。これは、きっと自分も小さかった時に、お兄さんお姉さんがそうしてくれたからだと思います。そういった優しさが代々伝わってきているのだと思います。

 幼児教育は今、子ども主体の保育に大きく着目し始めました。それは、これからの未来を生きていく子ども達は人工知能AIと共存する社会で過ごすことになっていくと想定したときに、これまでのように何が出来る、出来ないという知識優先の能力ではなく、人間にしかできないこと、「非認知能力」の大切さに気付いたのです。保育や子育てはまさにその原点です。人が人として育ていくには多くの人の関わりが必要です。その中で自らの人生に目的を持ち、自ら選び、考え、行動できる。主体性、生きる力の基礎、根っこの部分が育つのが幼児期なのです。

 生坂保育園はそれが子ども同士の関わりの中で自然にできているのです。保育園で出来ること、家庭で出来ること、それぞれに役割がありますが、この小さくてかわいい時期は二度と戻って来ません。しっかりと抱きしめて、「可愛いね」って沢山いって愛された幼児期を過ごして欲しいと思っています。

 最後になりましが、ご来賓の皆様、お忙しい中入園式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。昨年度は新しい遊具の設置、生坂オリジナルでおやきの登り棒や、ぶどう小屋、カラットリンのついた世界に一つの遊具です。又、未満児に危険の無いように未満児専用の遊具も作っていただきました。子ども達はとても気に入って毎日元気に遊んでいます。給食についてもあたたかな生坂産の美味しいごはんも提供していただき、心も体も大きく成長しております。ご支援に感謝いたします。今後も子ども達を暖かく見守っていただきますようお願い申し上げます。それでは、みなさん明日から元気いっぱい保育園に来てくださいね。などと挨拶をされました。

▽ 私からは、入園された皆さんは、今日からこの保育園で先生やお友達と一緒に、勉強したり、運動をしたり、絵を描いたり、歌を歌ったり、美味しい給食を食べたり、いっぱい楽しい時間を過ごしてくださいね。

 進級された皆さんは、一年先輩になりましたので、年下のお友達のことをお世話したりして、良きお兄さん、お姉さんになるよう心がけてください。そして、みんなで力を合わせて色々なことにチャレンジして、頑張るということを身につけていただきたいと思います。

 また、家では、保育園のことをお話ししたり、保育園では先生の言うことをしっかり聞いて多くのことを学んでくださいね。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご入園、ご進級誠におめでとうございます。生坂保育園は、きめ細やかな保育を心がけ、信州やまほいくの取組、地域に根ざした活動など、お子さんにとって、将来役に立つ取組を一杯行っております。また、一人ひとりの子どもの発達や成長をしっかり見守る保育に取り組んでおります。

 そして、保育園のことやお友達のことなど、お子さんの話を良く聞いてあげて、何でもどんどん元気にお話ができるようにしていただき、お子さんに張り合いを持たせていただきたいと思います。

 園長先生をはじめ先生方は、ご熱心にご指導をされますし、大型遊具を更新し、自動水栓化をし、今年度はエアコンなどを設置し、設備も十分整っております。この素晴らしい環境の中で、お子さんはすくすくと成長されていかれることと思います。

 保護者の皆さんも子育てのことでご心配な事がありましたら、先生方に気軽にご相談していただければと思います。それでは、生坂保育園でお子さんが健やかにたくましく成長されますことを願いますなどとお祝いのことばを申し上げました。

▽ 園児達がみんなで大きな声を出して「春がきたんだ」をしっかりと歌ってくれました。

 佐藤園長が、今年度の保育園の担任の先生方を紹介しましたが、今年度はさらに園児が増え先生方も大変だと感じました。

 瀧澤保護者会長からは、 今日から新しいお友達が増えて、楽しい保育園が始まりますね。 保育園には、新しくなったばかりの遊具、ブランコのある広いお庭や楽しい遊び道具が沢山あります。 遠足や運動会、発表会など楽しい行事や美味しい給食もあります。 明日から保育園で、みんな元気に遊んでくださいね。

 次に保護者の皆様、本日はお子様のご入園、ご進級、誠におめでとうございます。保護者を代表しまして、一言挨拶をさせていただきます。 保育園は子供達が集団生活を送る初めての場所となります。最初は不安もあると思いますが、先生方による目の行き届いた指導や遊びを通じて友達との関わり方を学んでいくのだと感じます。 また子供達は保育園の中ばかりでなく、地域の方々に支えられ、見守られながら日々成長していくものだと思います。保育園 の先生方や、地域の方々のお力添えをいただきながら、先生方、保護者同士が協力して子供達が楽しく、元気に保育園生活を送れるように、保護者会を運営していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 そして、園長先生はじめ先生方、まだまだ小さい子供たちなので、お手数をお掛けすることが多々あると思いますが、温かく、時には厳しく見守って頂きますよう宜しくお願いいたします。 ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中、ご列席頂きありがとうございます。今後ともご来賓の皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。最後になりますが、保護者の皆様とお子様が楽しく実りある生坂保育園での生活を送られることを願いますなどの挨拶をされました。

 新型コロナウイルス感染防止対策のために、先生方と園児達のお遊戯は省略し20分ほどで終了しました。

▽ 入園式の後、未満児さん、チューリップ組さん、たんぽぽ組さん、ひまわり組さんの園児たちと保護者の皆さんで一緒に記念撮影をしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、やまなみ荘周辺の満開の桜や上空からの風景を撮影しました。

やまなみ荘周辺からの風景

 その他生坂村では、保育園離乳食面談、小中合同職員会議、キャリア教育「お仕事ってなあに?」―新聞記者―、村議会議員補欠選挙立候補者説明会、1班の皆さんの元気塾などが行われました。