信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県道路整備期成同盟会要望活動&安全・安心の道づくりを求める全国大会

2019年10月29日 | 私の活動報告
 29日(火)は雨が降り、ザーッと強まった時もあり、昼間もあまり気温が上がらない一日でした。
 午前10時30分から長野県道路整備期成同盟会の要望活動を行いました。我が班は、当同盟会会長の長野県議会議長 清沢議長さんと、高野麻績村長さん、牛越大町市長さんなど衆議院選挙区2区の市町村長11名と長野県建設部 坂下道路建設課長さんと関係の皆さんで、務台衆議院議員さんと下条衆議院議員さんに要望を行いました。

▽ 務台衆議院議員さんにはお会い出来、「県民の生命と財産を守る防災・減災対策の推進等のための道路整備・管理」「令和元年10月の台風19号により、長野県内の道路施設にも甚大な被害が発生した対応」等について要望し、道路整備の促進、台風19号の災害復旧等にしっかり取り組みますと言っていただきました。


 そして、午後0時30分から東京国際フォーラムにおいて「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。日本全国から関係者約2,000人が集まり、その内首長は約700人が出席され道路関係4団体の共催で行われました。

△ 「安全・安心の道づくりを求める全国大会」は、日本全国から集まった約700名の首長と関係者合わせて約2,000名が参加して会場一杯で、座れない方が多く、道路整備を要望する熱意が感じられました。また、名司会者の立谷秀清相馬市長さんから、「今大会に首長本人が出席の市町村には、特別に配慮をしていただきたい」との言葉に大きな拍手が起きました。


▽ 全国道路利用者会議 古賀誠会長さんの挨拶では、毎年甚大な自然災害が発生していることに対し、我々ができること、やらねばならないことをしっかりとお手伝いをしなければならないという決意であること、私たちは如何なる災害にも憂いのない備えをしっかりとやっていく覚悟が必要であること、来年最終年を迎える緊急三か年の対策が来年で終われば良いという訳にはいかないこと、私たちの国土は次の時代の人たちがこの強靱の日本の国土に生まれたことに喜びを持つという大きな課題があること、そういう中道路4団体が力を合わせて前へ進めて来られたことに感謝を申し上げ、道路は国民の財産と命を守る大きな役割と効果があり、皆さん方と力を合わせて、実行し実現することが出来、次代の人たちが喜ぶ国土であり、故郷であるために、全力を尽くしてまいりたいなどと挨拶されました。




▽ 来賓挨拶として国土交通大臣 赤羽一嘉氏から、いずれの被災地においても近年の気象変動により深刻な被害を眼のあたりにしていること、現場力を最大限に発揮し災害対応に全力を尽くしていること、同時に防災・減災、国土強靱化の必要性を感じているところであること、国民の皆様の命と暮らしを守るために中長期的に国土強靱化を進めることが重要であり、道路整備に関する課題は山積しており、解決に向けてはこれまで以上に必要な予算を確保しなければならないこと、国土交通省としては、皆様の幅広いご意見を賜りながら必要な道路整備を推進し、安全で安心な国土形成ために全力を傾けてまいりますなどと挨拶を頂戴しました。


▽ 衆議院国土交通委員長 土井亨氏からは、自然災害からの復旧復興や安全安心の道づくりを実現するために日頃から格別のご尽力、ご努力を続けていますことに敬意を表され、道路は国民の日常生活や経済活動に欠くことのできない身近な社会資本とともに災害時には避難路や緊急輸送路として重要な役割を果たしていること、しかし全国には多くのミッシングリンクが残されており、防災・減災とともに地域の雇用創出や経済の活性化、住民サービスの向上の観点からも道路ネットワークの促進が喫緊の課題であること、皆様のご意見や採択される決議をしっかりと受け止め、今後とも期待に添えられるよう最大限の努力を傾注してまいる所存でありますなどと挨拶されました。


▽ 参議院国土交通委員長 田名部匡代氏からは、自然災害を毎年のように受ける災害大国であり、災害時に避難や緊急物資の輸送路としてしっかりと機能を果たし、住民の命を守り、素早い復旧や復興を可能とするためにもダブルネットワークの構築、老朽化の対策、全国的な道路の対策を推進していくことが喫緊の課題であること、通学路においても子どもが犠牲となる痛ましい事故が多発しており、道路における交通の安全も早急に解決をし、やるべきことやらねばならぬこと、皆様のご要望を踏まえて全力を傾けてまいる所存ですなどと挨拶をされました。


▽ 意見発表では、全国高速道路建設協議会 会長 高知県知事 尾崎正直氏より、高速道路の整備率は85%と着実に前進してきましたが、まだ15%のミッシングリンクあり、その地域は災害時には脆弱な地域が多いことも事実であり、早期のミッシングリンクの解消が重要であること、交通事故が多く災害対応等のために暫定2車線区間の4車線化も急がれる課題であること、維持修繕の必要性として、事後保全でなく予防保全を徹底することが極めて大事であり、日々の安全安心の確保のためにも予防保全を徹底すべきなどと訴えられました。


▽ 続いての意見発表では、道路整備促進期成同盟会全国協議会 理事 新潟県三条市長 國定勇人氏から、防災・減災、国土強靱化対策の緊急3か年対策を打ち止めることではなく、拡充する形で続けていかなければならないこと、災害対策本部として住民の先頭に立って、災害対応をしていかなければいけないが、我々市町村の力だけでは災害対してしっかり危機管理対応ができず、国の出先機関の地方整備局、各事務所・出張所の力が必要であるが、国土強靱化のために防災対策、危機管理対応のソフト面に対して、地方整備局の体制の充実と機能強化が必要であるなどと訴えられました。


▽ 意見発表の後、池田道路局長さんがミッシングリンクを全部解消するように取り組んでいきたいこと、4車線化の880kmについて、これから課題もありますが早期に実現していきたいこと、老朽化の対策で皆さんのご協力で橋梁の点検を終え、その結果約1割が5年間で修繕しないと通れなくなる恐れがあるので、キチッと修繕をして経済や命の道を確保しないといけないなどとお答えいただきました。


 会場から岩手県 山本宮古市長さん、関東地方整備局 石原局長さん、岡山県 片岡総社市長さんから、災害対応、道路整備、財源確保、整備局の体制、防砂・減災、国土強靱化の緊急対策などの内容の意見交換があり、決議案の「3か年緊急対策」を「令和3年度から」の一部変更と「災害などに対応する地方整備局の体制の充実強化」の一部追加が認められました。






▽ 来賓の国会議員の自己紹介があり、出席していた長野県選出国会議員の宮下一郎衆議院議員さんから、「長野県でも千曲川や支流の氾濫で大きな被害を受け、全国の皆様、国交省の皆様にお助けいただいていることに感謝を申し上げ、今こそ地域を元気にするためにも国土強靱化、安全安心の国づくりを進めること、そしてそれを支える国交省の地方整備局の体制をしっかり強化していくことが大事ですから、皆様とともに頑張ります!」と力強い言葉を頂戴しました。


▽ 全国街路事業促進協議会 代表 静岡県沼津市長 頼重秀一氏から意見交換で変更、追加した決議(案)朗読していただき、「東日本大震災や熊本地震等による被災地の速やかな復旧・復興」「防災・減災、国土強靱化のための令和3年度からの拡充・継続」など10項目を計画的かつ着実に推進することにより、長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに、令和2年度道路関係予算は、要求額を満額確保すること、また、令和元年度補正予算を早期に編成することを満場の拍手で決議されました。


▽ 道路整備促進期成同盟会全国協議会 会長 茨城県常陸太田市長 大久保太一氏の閉会のことばで全国大会が閉会しました。長野県道路整備期成同盟会の皆さんは、改めて11月14日に国交省関係等に要望をすることになっていますので、役員以外は帰路につきました。参加された関係の皆さん、大会と要望活動等大変お疲れ様でした。


▽ 今朝は明科駅始発の6時20分の電車に乗るために、日の出前に撮影した生坂ダム湖の風景です。



 その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校でALT、中学校で1年校外活動、上生坂の皆さんの元気塾 野外散策、山口医師訪問診療、自立支援医療実地検査、食改伝達講習・理事会などが行われました。