25日(金)は日差しが届いて良い天気でしたが、午後はゆっくり下り坂の天気になり、夜には雪が降り出しました。
午前11時からは、県松本合同庁舎において、村内交通死亡事故ゼロ1000日達成に対して、長野県交通安全運動推進本部長顕彰を表彰していただきました。
▽ 私が県交通安全運動推進松本地方部の松本地域振興局 神事副局長さんから賞状をいただき、神事副局長さんが、県の地域発 元気づくり支援金を活用して、交通安全を啓発する看板を国道や県道沿いに立てた交通安全対策の効果が表れたと評価していただき、今後も一層交通安全を推し進めて記録を伸ばしていただきたいなどと挨拶をいただきました。
▽ 私からは、安曇野警察署、安曇野交通安全協会並びに生坂支部はじめ関係の皆さんの交通安全の啓発、街頭指導などの活動のおかげで受賞できたことに感謝を申し上げ、私が村長になってから3回目の受賞ですから、今後は3000日の表彰を目指して活動してまいりたいなどと謝辞を述べさせていただきました。
▽ 表彰式の後、神事副局長さん、小山安曇野警察署長さん、宮坂安曇野交通安全協会長さんと私などで記念撮影をして終了しました。
午後4時から、第3回「いくさかの郷」定例会を開催しました。直売部門の売上実績、直売所年末売り出し実績、かあさん家の状況、今後のイベント計画について説明を受けました。
直売所年末売り出しは販売が好調でしたので、早めの予約と商品の拡大をしていきたいとのことでした。
かあさん家は、移転前より売上増であり、お客さんのために灰焼きおやきなど時間外でも予約を受けるとのことでした。
イベントに関しては、2月16日(土)にかあさん家の豆太郎を福豆としてサービスすることや、草尾柿組合の干柿と甘酒のサービスなどのイベントを行うことになりました。
かあさん家は、3月から「子育て支援月間」として、中学生以下の子ども達が食事をしたら、ソフトクリームをサービスする企画や3月23日(土)にかあさん家イベントを開催する予定とのことでした。
その他には、いくさかの郷の情報共有、生産者組合の皆さんとのコミュニケーション、研修室・体験室の活用、ハンガリーコーナーの利活用、無料送迎の利用度向上などについて協議をしました。
午後7時からは、草尾交流センターで農業懇談会を開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農地整備課、農業改良普及センター、農業委員会長、JA松本ハイランドの理事、職員、いくさかの郷施設長、農業公社理事長・事務局、振興課長・係長が自己紹介とそれぞれの説明をし、地区担当職員が記録を取りました。
草尾区の今後の地域農業のあり方は「当区は、ぶどう栽培が盛んに行われている果樹団地があり、村農業公社による利用集積や新規就農希望者の研修制度を実施し、若い担い手の定着化を進めている。引き続き担い手の育成・確保を進め農地の利用集積を図っていく。水田地帯では個人農家により安定した営農がなされ、営農グループ(そば組合)によるソバ栽培や6次産業化に向けた組織(柿生産組合)も活動が開始されている。今後、営農組織の機能の拡充及び人的支援を進め、共同による農地保全を進めていく。」となっております。
主なご意見・ご要望、説明側からのお願いは、巨峰は若い就農者が種なしに移行してきたが、移行まで3~4年ほど掛かること、現在がちょうど転換期であるが、ぶどうの産地として確立されていること、新規就農者は個人販売であるが、出来るだけ地元の直売所に出荷して欲しいこと、お客さんのニーズは、値段が高くても種なしで皮ごと食べられるブドウになっていることなど、ご意見を聞いて要請させていただきました。
柿組合等の農作業時に怪我をした場合については、団体の傷害保険はあるが、農協の生命保険、傷害共済は個人が対象であり、後日共済の担当に聞いてお答えすることと、村で加入している自治体保険は対象であるかもお答えさせていただくこと、800~900メートルの高地での野菜栽培で共同での栽培や作業全般の補助については、現在考えている取組は、試験栽培で野菜苗の提供はできるが、肥料までは難しいこと、区長会で函南道の駅を視察し、30数種類のブランド化をしていたが、当村の取組については、地方創生加速化交付金でブドウを「193カラット」として商標登録したこと、県では原産地呼称管理制度があること、かあさん家では、パッケージを刷新してかあさん家ブランドとして取り組んでいることなどから、生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討するとお答えさせていただきました。
水利組合のパイプライン化については、県と県営中山間総合整備事業で検討しているが、計画の変更と費用対効果など国との協議が必要であること、いくさかの郷で無料送迎を基本水曜日にしているが、使いやすくしたいのでご要望をお寄せいただきたいこと、農業関係では、資材の補助はあるが、いくさかの郷へ出荷するための色々な野菜の栽培方法をどの様に指導してもらえるかについては、生産者組合の皆さんへ春からの野菜栽培講習会、地元で栽培できる珍しい野菜などの講習会、ファーマーズガーデンでも年に4~5回は行っていること、当村は来年度、元気づくり支援金を活用して、農家組合などにパイプハウスを貸与して、土壌診断、土壌改良、野菜栽培の指導を実施する予定であること、営農センターに野菜の指導員がいるので、質問や土壌診断に対してお答えさせていただくなど、ご意見、ご質問等を頂戴しまして、それぞれにお答えをさせていただきました。
大変寒い中ご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をいただきありがとうございました。今後ともご理解・ご協力のほどをお願いいたします。
▽ 朝の写真は宇留賀上空からの風景です。
その他生坂村では、保育園でこぐまちゃん学級、小学校でスキー教室(3~6年生)、なのはなで歌で遊ぼう、公民館でピラティス教室、元気づくり支援金村長ヒアリング、支え合い事務局会議などが行われました。