信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和元年皐月の生坂村の朝風景

2019年05月31日 | 生坂村の風景
 私がほぼ毎朝、撮影しました5月の生坂村の風景をブログにアップしました。今月は、全国の治水砂防、河川、道路の総会等により、東京に日帰り、一泊二日、二泊三日と4回出張があり、前日に撮影した写真も含まれます。
 今月のブログは、ドローンで撮影した生坂村の風景、令和元年度村政懇談会、村民運動会、春の農業体験ツアー、各協会の全国総会、村内一斉ごみゼロ運動等をアップしました。

△ 5月1日(水)  GW恒例の10区の撮影を古坂区から始めた風景です。


△ 5月8日(水) 生坂ダム湖の湖畔の上空から上流方面を撮影した風景です。


△ 5月11日(土) スカイスポーツ公園上空から、生坂村中心部の上生坂の風景です。


△ 5月12日(日) 田植えが済んできて、北アルプスも綺麗に見えた下生野の風景です。


△ 5月27日(月) 東京へ行く前に、朝早く池沢口から撮影した生坂ダム湖の風景です。


△ 5月31日(金) 生坂村の景勝地「山清路」の新緑が鮮やかな風景です。

▽ 5月1日(水)から5月31日(金)までの写真を、デジブックにまとめました。
http://www.digibook.net/d/3995cdff90c81c25e51df9a56edafaef/?viewerMode=fullWindow

日本河川協会令和元年度定時社員総会

2019年05月31日 | 私の活動報告

 31日(金)は段々と雲が厚くなり、少しポツポツとニワカ雨が降り、昼間は動くとジンワリ汗ばむ天気でした。
 午後2時30分からシェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。


▽ 虫明功臣会長より、令和となって水にご造詣の深い天皇陛下が即位され、新しい時代に入る訳ですが、平成の30年間を振り返ってみますと、地震、火山噴火、風水害など自然災害が、非常に多かった時代であったと言え、水害とか土砂災害については、近年毎年のように日本の何処かで記録破りの雨が降って、これまで経験をしたことのないような甚大な被害を被っている訳であり、そういう災害を経験しながら、災害対応についても進化していると思います。水防団の水防活動、国土交通省のTEC-FORCEや全国の地方公共団体或いは建設関係業者のボランティアの方によって行われた生活像は、まさに日本の輪の表れと心強く勇気付けられるものがありました。
 喫緊の課題としては、来年の東京オリンピック・パラリンピックですが、真夏の水需要がもっとも多い時期であり、国の内外から多数の観光客が首都圏に集中する事態の中で、水不足を絶対に起こしてはいけないというつもりで、今から準備する必要があることと、令和の時代の最大の課題は、地球温暖化によって気象が凶暴化して、水災害が激甚化することであり、その対応のために中長期的にそれぞれの地域で対策をしていくことと、「水防災意識社会の再構築」を水全体に広げていきながら、意識改革の下で進めていかなければならないなどと挨拶されました。



 平成30年度の事業報告・事業報告の付属明細書の報告の件、平成30年度貸借対照表・正味財産増減計算書及び正味財産増減計算書の附属明細書、財産目録の承認を求める件、令和元年度の事業計画書・収支予算書、資金調達及び設備投資の見込みの報告の件、定款の変更について決議を求める件、理事の補欠選任について決議を求める件が原案通り承認されました。
 また最後に、虫明功臣会長より退任の申し出があり、休憩中に理事会が行われ、現副会長の松田芳夫氏が新会長に選任されました。







△ 第74回定時社員総会の議案説明をしているところです。

▽ 特別講演として橋爪 尚泰 氏(NHK報道局災害・気象センター長)より、「進化する災害報道と外部連携」の演題で講演されました。



 NHKは災害対策基本法で、指定公共機関となっており、防災に関して直ちに放送しなければならないこと、災害報道の役割として「情報で命を救う」ことに力を入れてきたこと、全国に約750台のロボットカメラで撮影して放送局に接続し、災害状況を瞬時に放映できるようにしていること、

 取材用のヘリコプターは15機体制で、なるべく早く災害現場に飛んで放映するために様々な取組をしてこと、東日本大震災の時に、ロボカメの描写や放送で「いつもとの違い」が伝わったかということ、

 避難最優先・行動を促す強い呼びかけや気象状況をリアルタイムに伝える様にしていること、西日本豪雨アンケートとして、避難するきっかけで、テレビ・ラジオは4.5%しかなく、その結果、新方針として、広域豪雨災害の避難はローカル放送の充実しかないこと、



 関東・東北豪雨災害の教訓として、大きな被害ほど情報が入りづらく、多くの情報と最優先の情報は違い、情報を的確に把握するために平時から行政とメディアは連携し、Lアラートで自治体の避難情報を自動作画して、その画面を放送可能にしたこと、



 国交省が行政とマスコミ・ネット・携帯キャリアが防災情報で連携し、地方整備局の緊急解説や「逃げなきゃコール」に参加したこと、防災・減災の思いは同じ「災害の犠牲をなくしたい!是非、連携を深めましょう!」と多岐にわたってご講演をしていただきました。




 令和元年 河川功労者表彰として、長野県では、河川の整備や管理に関連する諸活動を通じ、河川災害の防止、水資源の開発、河川環境の整備や保全、流域内の合意形成に貢献し功績があった場合として、前泰阜村長 松島貞治様、木祖村「水木沢天然林・床並の滝を守る会」、河川の自然保護・環境学習・河川愛護等の活動に功績があった場合として、「長野市立若穂中学校PTA」「若穂地区河川愛護会」「墨坂中学校河川愛護会」「小沢川河川愛護会」「毛野川河川愛護会」「常和区」「南相木村中島区」の皆さんが受賞されました。
 今回私は帰りの電車の関係で、表彰式の前に退席しましたので、出席し受賞された皆さんの写真はありませんのでご容赦願います。

▽ 朝の写真は山清路の風景です。







 本日生坂村では、小学校で運動会前日準備・低学年3時間授業、健康管理センターで2歳児教室、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。


令和元年度(第83回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会並びに長野県砂防講演会

2019年05月30日 | 私の活動報告
 30日(木)は清々しい青空が広がり、昼間はカラッとした暑さの一日でした。

 午前10時20分から、東京大学大学院情報学環 特任教授 片田敏孝氏が「荒ぶる自然災害に向かい合う~平成30年7月豪雨にみるこれからの防災~と題して講演されました。
 平成30年7月豪雨は、多量の水蒸気の2つの流れ込みが西日本付近で合流し、梅雨前線の停滞・強化などによる持続的な上昇流が形成され、各所に発生した線状降水帯も形成されたため、膨大な雨が降り、風化した花崗岩「マサ土」「コアストーン」で被害が拡大したなど、様々な要因が重なって甚大な災害になったとのことでした。


△ 片田先生が「平成30年7月豪雨にみるこれからの防災」の話をされているところです。






 平成30年7月豪雨を契機として変わる「行政主導の防災」から「住民主体の防災」への転換として、行政主導のハード対策・ソフト対策には限界があり、住民主体の防災対策に転換していく必要があること、住民が「自らの命は自らが守る」意識を持って自らの判断で避難行動を取り、行政は、それを全力でサポートしなければならないこと、「人は人として逃げられない」から、「自分の命を守る」ことへの主体的な「姿勢」が大事であること、これからの地域防災の主体は住民であり、声を掛け合える地域でなければならないこと、自助、共助、公助が一体となって、自然災害に立ち向かう社会を構築すべきであることなど、「釜石の奇跡」を起こした事例も話され、今後の防災対策の参考になりました素晴らしい講演でした。





 総会では、議案として平成30年度収支決算審議が上程され、報告として、平成30年度事業報告・公益目的支出計画実施報告、令和元年度事業計画報告・収支予算報告が上程され、それぞれ原案通り承認され、役員改選は理事・監事・評議員が決まり、総会中の理事会で綿貫民輔会長が再任、鈴木俊一氏、岡本正男氏、椎葉晃充氏が副会長として新任、大野宏之氏が理事長に新任され、尾見博武氏が常任監事と再任され、長野県関係は、宮下一郎衆議院議員さんが理事に新任され、私が監事に再任されました。


△ 全国治水砂防協会の綿貫民輔会長さんが、昨年は7月豪雨や北海道胆振東部地震はじめとして、3,500件に迫る過去最大の土砂災害が発生し、161人の犠牲者が出て、被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げ、被災地の一日も早い復興を願うとともに、甚大な災害に見舞われたことに危機感を抱いていただいた皆さんの砂防への強い思いが1.3倍を超える今年度の予算獲得につながったものと確信し、砂防協会の果たす使命は不変であり、土砂災害から国民の生命財産を守るため、引き続き皆様と共に砂防事業の推進に取り組んでまいりますなどと挨拶をされました。


△ 工藤彰三国土交通大臣政務官が、我が国は四季折々に姿を替え、美しい姿に恵まれている半面、地形、地質、気象等の自然条件が厳しく、古来より多くの自然災害に見舞われており、昨年は西日本を中心とした豪雨や北海道胆振東部地震などにより、昭和57年の集計開始以来、過去最多となる年間3,459件もの土砂災害が発生し、161名の尊い人命が犠牲となりました。気候変動の影響により、更なる頻発激甚化する土砂災害から、国民の安全安心を確保することは国土交通行政の重要な使命であり、国土交通省では事前防災対策を進めるとともに、ソフト・ハードの両面から、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策に集中的に取り組んでまいりますなどの祝辞を頂戴しました。

▽ 理事に就任された宮下一郎衆議院議員さんと応援に来られた務台俊介衆議院議員さんです。









△ 岡本理事長さんが、パワーポイントを使って、平成30年度事業報告等の議案を説明しているところです。






△ 総会後の功労者表彰では、多大な治水砂防関係のご貢献・ご尽力に対し、5名の皆さんが表彰され、我が長野県治水砂防協会 前理事の泰阜村の前村長松島貞治氏も表彰されました。

 午後1時30分からは、例年恒例の長野県砂防講演会が行われました。
 私が長野県治水砂防協会の会長として、皆さんが一同に会し、最新の情報提供を受ける機会は、滅多になく、本日は、貴重な機会でございますので、ご傾聴をいただき、有意義な時間としていただきますようお願いするなどの開会の挨拶をさせていただき始まりました。

▽ 最初に国土交通省水管理・国土保全局 砂防部長 栗原淳一様から講演をしていただきました。

 最初に、昭和9年長野県が砂防協会を設立し、県議や首長の皆さんが国にも協会の設立を要請し、昭和10年に全国治水砂防協会が創設されたこと、日本において砂防の重要さをいち早く説いた人物で「砂防の父」とも呼ばれる赤木正雄先生と元長野県議会議員 風間和夫さんとの関わり、田中角栄先生が第4の先生として赤木正雄先生のことを書かれていることなどをお聞きしました。
 次に「雨の季節を迎えるにあたり」として、今までの災害時に避難した理由、周囲の人の行動が避難のきっかけとなった人の割合、昨年の災害で地域の住民や家族が声をかけあうことで避難が進んだ事例から、地域内での声かけにより避難する取り組み、最後に、5段階の警戒レベルの導入、警戒レベルの時間的な流れの問題点などについて説明していただきました。




▽ 次に一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 大野宏之様から、理事長になられて初めての仕事として「土砂災害と砂防」と題して講演をしていただきました。


 持続的・発展的な社会経済活動の基盤となる国土保全と、国民の生命・財産の保全を目的とした、砂防が目指すもの、もし砂防技術が無かったら、土砂が流下し、扇状地を形成され、川筋、河床が固定されない結果、洪水や土砂の氾濫が起き、勾配の急なところでは土石流が発生し、人が住めない状況となること、新潟県湯沢町の砂防施設のストック効果、広島市の土砂災害による地先砂防の必要性、明治時代からの多くの災害により、砂防関係の様々な法律の制定や改正、各事業の実施、TEC-FORCE等が発足された内容、7月豪雨災害による様々な影響と課題、土砂災害への備えとソフト対策、行政の「知らせる努力」と住民等の「知る努力」とが相乗的に働く社会システムの構築、砂防協会の事業の説明など、多岐にわたり講演していただきました。





△ 利根川水系砂防事務所 永田所長さんから、浅間山直轄火山砂防事業~火山噴火緊急減災対策~などについて情報提供していただきました。


△ 湯沢砂防事務所の赤沼所長さんから、信濃川下流水系直轄砂防事業の中津川流域における整備計画と取り組み等について情報提供していただきました。


△ 松本砂防事務所の石田所長さんから、稗田山の大崩壊、信濃川上流域19か所、姫川流域16箇所の直轄砂防事業・火山砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 多治見砂防国道事務所の植野所長さんから、木曽川水系の長野県内14箇所の直轄砂防事業、御嶽山火山噴火緊急減災対策砂防計画等について情報提供していただきました。


△ 天竜川上流河川事務所の伊藤所長さんから、今年度からの天竜川中流地区地すべり対策などの天竜川上流直轄砂防事業について情報提供していただきました。


△ 長野県建設部砂防課の藤本課長さんから、「重要インフラの緊急点検」及び「3か年緊急対策」、「災害時支え合いマップ」「地区防災マップ」のイメージ、「災害伝承カード」の作成等について情報提供していただきました。

 気候変動、大規模地震、火山噴火に伴う深層崩壊等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全安心な生活のために、防災・減災対策による施設整備と、災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。
 全国治水砂防協会、国土交通省砂防部、長野県砂防課等の皆さんにはお世話になりました。そして、参加された皆さんお疲れ様でした。

▽ 朝の写真は我が家の庭の風景です。





 本日生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で運動会児童係会②、中学校で1学期中間テスト・3年復習テスト、公民館で陶芸教室、山口医師訪問診療、生坂村農業振興地域整備協議会、農業委員会、夏期バドミントン教室、やまなみ荘・いくさかの郷・かあさん家打合せ会議などが行われました。

全国治水砂防協会評議員会

2019年05月29日 | 私の活動報告
 29日(水) 朝方は雲っていましたが、段々と太陽が登場し、昼間は汗ばむような体感の一日でした。
 午前11時からは、全国治水砂防協会評議員会は、シェーンバッハ・サボー利根で行われました。岡本理事長さんから、昨年11月の砂防促進大会に1,200名の皆さんがご出席された力が、令和元年度の予算につながったと思いますが、この予算は令和3年度に消えてしまいますので、引き続き皆さんと一緒に予算獲得の運動を続けていきたいと思っていることと、明日の総会へ上程する議案についての審議をお願いするなどの挨拶をいただきました。






 そして、富山県治水砂防協会長 田中南砺市長さんが議長として、議題は岡本理事長さんから翌日の第83回通常総会に諮る、平成30年度事業報告・収支決算・公益目的支出計画実施報告、令和元年度事業計画・収支予算、役員改選の説明を受け協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。


▽ 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた栗原砂防部長さんから、砂防協会の皆様、評議員の皆様には、昨年お世話になりまして、当初予算でこれだけご配慮いただいた記憶は私がないのですが、災害が非常に多く、綿貫会長にも大臣に要望していただき、市町村の皆さんもたくさん要望活動をしていただき、予算を作っていただいたことに謝辞を述べられ、予算が増えた一方で、人手が非常に厳しくなっており、一番の問題は現場の工事の執行であり、保全課の課題として地方と連絡を取りながら進めているところであるとともに、雨の季節になり、昨年の災害の大きな問題になったのは、避難がなかなか出来なくて、土砂災害で非常に多くの方が亡くなって、どうやって避難をしてもらえるかが身近に迫った課題であり、計画課で今その対応をしているところであるなどとご挨拶をいただきました。


▽ 今井砂防計画課長さんが「砂防行政に関する最近の話題」の資料を基に、平成31年度の当初予算概要と新規事項、個別補助事業の創設、砂防施設の都道府県への管理移管と直轄砂防事業の重点化、平成30年7月豪雨における砂防事業の効果、土砂災害警戒区域内の住民への確実な情報伝達、5段階の警戒レベルの導入、「避難の声かけ、安全の確認」をキャッチフレーズに地域内での声かけにより避難する取組、安全を確認する訓練、今年度末までに土砂災害警戒区域等の基礎調査が完了すること、砂防人材育成行動計画などについて説明をしていただきました。


▽ 続いて岡本保全課長さんからは、平成30年の土砂災害の発生状況と災害関連緊急砂防等事業の採択実績、北海道胆振東部地震にかかる直轄砂防災害関連緊急事業の進捗状況、阿蘇大橋地区大規模斜面崩壊箇所への対応、立山カルデラ源頭部で明治期以降県施工の砂防設備の発見、CIMの積極的な活用、UAVを用いた砂防堰堤の施設点検の現場実証、鹿児島県屋久島町における大雨による土砂災害発生状況などについて説明をしていただきました。


 翌日は、全国治水砂防協会通常総会ですが、役場に溜まっている書類の決裁を済ませるために一度生坂村に戻り、また翌日は朝一番の電車で上京します。

▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。







 本日生坂村では、保育園で小保連絡会、小学校で検尿2次、中学校で保育園実習、お祝い御膳会食会、健康応援隊in上生坂、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。

公益社団法人全国防災協会 令和元年度定時総会

2019年05月28日 | 私の活動報告
 28日(火)は、時々ポツポツと雨が降ったり止んだりで、東京はムシムシとして汗ばむような体感の一日でした。
 午後3時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において、公益社団法人全国防災協会 令和元年度定時総会が開催されました。


▽ 脇 雅史会長さんより、私たち防災災害復旧に関しては、様々な対策に従事する中、防災対策を強化する一方、一度災害が発生した場合には、自然環境にも配慮し、災害復旧事業、改良復旧事業を速やかに、安全で豊かな復旧創造に貢献していけるよう備えていかなければならず、当協会としても大規模な災害が発生した場合には、災害復旧技術専門家を無償で派遣し、被災された地方公共団体を支援していますし、これからも積極的に派遣してまいる所存ですのでご活用いただきますとともに、これから梅雨の時期を迎え本格的な出水時期となりますが、本日関係の皆さんを一堂に会して総会を開催することは、時期を得たことで誠に意義深いものであり、皆様方の当協会の運営に対するご協力に改めて厚く感謝申し上げますとともに、皆様方のご健勝、ご発展を心から祈念されるなどの挨拶をされました。




▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 塚原局長さんから、昨年は大災害が発生し、大変な危機感を持って取り組んでいるところであり、皆様方のご支援をいただき治水予算につきましては、大幅な確保ができことなどに謝辞を述べられ、防災・減災、国土強靭化のための3ヶ年の緊急対策の予算をしっかりと活用し、もちろん被災地の復旧復興が第一でありますが、事前防災対策をしっかりと進めていくことが大事だと考えており、一朝一夕には施設の整備が進まない中では、住民の皆さんがマイタイムラインであったり、危険を感じて逃げていただけるような対策を支援するための情報発信を進めていかなければなりませんし、首長さんはじめ関係者の現場の取組について、しっかりとご支援、ご協力いただければ有り難いなどと挨拶をされました。


 議案は、平成30年度収支決算が原案通り承認され、役員の選任についても事務局案で承認され、新任の監事として、私と野田徹氏が就任の挨拶をさせていただきました。次に報告事項として、平成30年度事業報告、平成31年度事業計画及び収支予算について説明をされ総会は閉会しました。






▽ 総会終了後、国土交通省 水管理・国土保全局防災課 総括災害査定官 加邉良徳氏から、「公共土木施設の災害時における自治体支援の取り組み」と題して、平成30年度の災害の発生状況、大阪北部を震源とする地震における一般被害、7月豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震における一般被害と公共土木施設被害の概要、被災地域の1日も早い復旧に向けた取り組み、TEC-FORCEの概要、災害対策機器派遣 国土交通省の災害対策用機材の配備状況、災害緊急調査の実施、災害復旧技術専門家の派遣、査定前着工、公共土木施設災害復旧事業の概要、査定設計委託費等 補助制度、ハザードマップポータルサイト、国交省の防災教育に関する取組、都道府県管理河川等における改良工事、災害復旧工事等の権限代行などについて説明され、最後は「困ったことがあったならば、国土交通省(河川道路事務所、整備局、本省防災課)にご連絡を!」とお話しいただきました。










 私が長野県河川協会長として、公益社団法人全国防災協会の監事の大役を仰せつかりましたので、長野県河川協会の会員各位には、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

▽ 朝の写真は山清路の風景です。







 本日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT・運動器検診、中学校で運動器検診・集金日、なのはなで親子で初めてA・B・C、草尾・古坂の皆さんの元気塾などが行われました。

第71回 全国治水期成同盟会連合会通常総会

2019年05月27日 | 私の活動報告
 27日(月) も晴れて、5月とは思えない厳しい暑さが続き、熱中症や紫外線対策を万全にしなければならない一日でした。
 午後2時から、第71回 全国治水期成同盟会連合会通常総会が砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。


△ 第71回 全国治水期成同盟会連合会通常総会の模様です。

▽ 岩井國臣会長さんより、皆さんのお力添えにより、今年度当初予算は、昨年度の1.3倍を確保できたことに謝辞を述べられ、昨年も多くの豪雨災害、地震災害が発生し、7月豪雨災害では、治水対策の整備効果があり、大幅に軽減することもできたが、今後も計画的な事前防災対策を着実に実施することが重要であり、近年の災害に対して、緊急点検を行い、防災・減災・国土強靭化のための3か年緊急対策を着実に進めることで、より一層の治水対策をし、社会全体でハード・ソフト両面の対策を講ずるとともに、治水・利水事業を強力に推進していかなければならないなどと挨拶されました。


▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 塚原局長さんから、昨年の大災害を教訓に、しっかりと対策をしていくために、大きな予算を着実に執行していくことと、事前防災対策が重要であるので、治水対策の整備と事前防災を強化していくこと、住民の皆さんに対して避難対策の啓発に努め、タイムラインを策定し、色々な情報を発信することなど、現場の取組に対してご支援させていただくこと、治水対策を今後も強力に推進するためには、引き続きの予算確保が大切であることから、しっかり概算要求をして、事前対策と治水対策を実施し、国交省を上げて防災・減災対策の強化に取り組んでいきますなどと挨拶をされました。


 平成30年度の事業報告・収支決算、令和元年度の事業計画(案)・収支予算(案)を原案通り承認され、岩井國臣会長が顧問になり、脇雅史氏が会長に、足立敏之氏が副会長に就任されるなどの役員等改選に伴う就任についても事務局案で承認されました。






▽ 特別講演会として、国土交通省 水管理・国土保全局 治水課長 井上智夫氏が「最近の治水行政について」と題して講演をしていただきました。
 近年では、毎年のように全国各地で水害が頻発し、甚大な被害が発生し、平成30年7月豪雨では、西日本全体に長時間にわたる降雨により被害が広域に多発した状況、平成27年9月関東・東北豪雨を受け、社会全体で洪水に備える「水防災意識社会」を再構築する取組を始めたこと、重要インフラの点検をし、施設能力を上回る事象が発生する中で、人命を守る取組、社会の経済被害の最小化や被災時の復旧・復興を迅速化する取組、被害が発生する前に治水対策を実施することの「事前防災」が重要であり、事前防災対策が後手に回ることによる社会経済等への損失、治水事業等の関係費の推移、災害関連事業の予算で実施できる改良復旧範囲を拡大することで事前防災対策の予算を確保すること、河川事業の個別補助事業の創設、効果が得られる現在実施中のダム再生事業、「防災・減災、国土強靭化のための3ヶ年緊急対策」の効果・進捗の発信とその後の予算確保など、まだまだ実施しなければならない点を発信していかなければならないと多岐にわたり講演をしていただきました。




▽ 続いて、岡山市長 大森雅夫氏から「岡山市の事前防災について」と題して講演をしていただきました。
 岡山平野は、「縄文海進」と呼ばれた海水位の高い地域で、岡山市の1654年の大洪水により、洪水対策を進め、百間川を主に放水路、排水施設として整備してきたこと、海抜ゼロメートル地帯の面積が218㎢と広く、岡山市の平成30年7月豪雨の概要として、記録的な大雨になり、上流のダムの3,700tの放水予告があり、避難指示を発令しても避難しない方々がいて、警察にもお願いして避難させたこと、予想外に砂川が決壊し、改良復旧していること、外水氾濫による浸水被害の状況、旭川放水路〈百間川〉のため、約180ha及び約3,300戸の家屋の浸水被害が免れたこと、洪水調節機能の向上による治水安全度の向上したこと、水防災意識社会再構築に向けた岡山市の主な取組として、自主防災組織の結成と活動の活発化したこと、河川整備を着実に実施していただいた箇所では、被害を軽減することができたことなどから、事前の防災対策の重要性を再認識し、大きな治水対策が重要であるなど、経験から得た教訓をご講演いただきました。






 長野県河川協会の多くの市町村長はじめ関係各位にご出席いただき感謝申し上げます。皆さんで一緒に要望活動をした成果が表れましたので、引き続き長野県の河川関係予算の確保に向け、引き続きのご尽力を賜りますようお願いいたします。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 本日生坂村では、保育園で歯科検診、中学校で内科検診(1年)、児童館でみはるさんとつくろう、お母さん頑張る会視察研修、教育委員会定例会、夏期バドミントン教室、少年少女サッカー教室などが行われました。

春の農業体験ツアーの2日目

2019年05月26日 | 生坂村の催し

△ 野菜の定植が終了して、大城・京ヶ倉をバックに記念撮影をしました。










 26日(日)のツアー2日目もとても暑い日になりましたが、朝8時頃にやまなみ荘を出発して、上野の体験農園に行き、かぼちゃ、さつまいも、ネギ、ミニトマトの苗の定植と美味しそうなサニーレタスを収穫していただきました。森野さんに準備していただき、用意してあった苗床にそれぞれの苗を植えて土掛けをしてもらいました。


















 次は高津屋森林公園でそば打ち体験を楽しんでいただきました。
▽ そば打ち体験コースは、おじさま倶楽部の有段者のご指導を下、最初から詳しく教えていただき、美味しそうな手打ちそばが打ち上がりました。


















▽ 皆さんが作った手打ちそばと人・女輝きクラブの皆さんが作ってくださった山菜の天ぷら、プリン、漬物などを美味しくいただき、解散式をしました。














 それからやまなみ荘で帰る支度をして帰路につきました。参加された皆さんが植えていただいた稲や野菜は、責任をもって管理していきますので、お誘いあって夏と秋にも多くの皆さんのお越しをお待ちしております。
 ご参加いただきました皆さん、ご協力いただきました多くの村民の皆さんに感謝を申し上げます。
 

村内一斉ごみゼロ運動・小舟農地を守る会の花の苗植え・草刈り作業

2019年05月26日 | 生坂村の報告
 26日(日) も晴れて、気温はグングンと上昇し、厳しい暑さの一日でした。
 朝7時から村内各地区でゴミ拾いや地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の花の苗植えなどの作業が行われました。




 我が集落も、女性陣が最初に集落の入口の国道19号を南北に2Kmほどの範囲でゴミ拾いを行いました。例年国道沿いは、空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻が多く、時には古い自転車や古タイヤなど大きなゴミも捨ててあり、駐車帯には食べ終えたゴミをレジ袋に入れて捨ててあります。また、池沢口の近くの不法投棄防止ネットは、わざわざ切り取って、その下には大量のゴミが散乱していたとのことであり、モラルのない人がゴミを捨てることを残念に思います。

▽ 女性陣が2班に分かれて、国道19号の道路沿いや駐車帯のごみを拾ってきた模様です。






 生坂ダムに流れ込む沢口には、相変わらず犀川上流から流れてきたペットボトル、空き缶、スチロール、農ポリなど大量のゴミが溜まっていますが、拾うことは危険ですし、拾っても切りがない状況です。
 上流部から流れ着くゴミは、当村の山紫水明の景観を大変損ねていて、不法投棄が絶えないモラルの低さに憤りを感じている村民の皆さんは多いです。

▽ 男性陣は最初に、集落入口や停留所、不在地主の農地等の草刈りを主に行いました。集落入口周辺の草刈りは法面がきつく、足を踏ん張りみんなで力を合わせて行いました。












 その他にも「小舟農地を守る会」として、伐墾して再生した畑や集落の村道沿いの草刈りと、集落入口の花壇や公民館の周辺にも花の苗を植え、草取りなどの手入れもして、とても綺麗になりました。

▽ 今年度も「小舟農地を守る会」として、集落入口の花壇や公民館の周辺に多くの花の苗を定植して景観美化に努めています。






 我が小舟常会は15軒の集落で、本日は1軒ほぼ2名参加の28名ほどの作業でしたが、皆さん頑張っていただき10時30分頃には予定の作業が終わりました。
 地区の皆さんが力を合わせての協働作業は、環境美化、景観保全、農地保全等に結び付く大切な取組だと考えます。皆さん大変お疲れ様でした。

▽ 写真は作業前に撮影した小舟上空からの風景です。







 その他生坂村では、春の農業体験ツアー、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の花の苗植えなどが行われました。

春の農業体験ツアーの1日目

2019年05月25日 | 生坂村の催し

△ 上生坂ほたるの里の会の皆さんにお世話になりました田植え後に、恒例の大城・京ヶ倉をバックに記念撮影をしました。

 25日(土)12時頃に健康管理センターまで、参加される皆さんにお越しいただき昼食を食べていただきました。
 今回も「女・人輝きくらぶ」の皆さんに用意していただいた、山菜まぜご飯、山菜さば汁、サラダ、鳥唐揚げ、漬物、ゼリーなど、殆ど生坂村産の旬の食材で作られた美味しい昼食でした。

▽ 子供さん達の「いただきます!」の掛け声で、参加者とスタッフの皆さんも一緒に「いただきます!」と言って食べ始め、会長の竹内さんから昼食の説明をしていただきながら美味しく頂戴しました。










 昼食後の田植えは、今年度も「上生坂ほたるの里の会」の皆さんに、準備とご指導、お手伝いをお願いし、今年は歩行型の田植機も調子良く、1反歩一寸の田んぼを予定より早く田植えができました。

▽ 私と「ほたるの里の会」の平林会長さん、丸山さんから、歓迎の挨拶と田植えの仕方などをお話ししているところです。








 皆さんは、遠路来られた疲れも見せず田植えをしていましたが、例年のように子供達は頑張って手植えや機械植えをする子や泥んこになってカエルを捕まえたりして、楽しんでいました。また、大人達は慣れた手つきで賑やかに「ほたるの里の会」の皆さんと手植えをしていました。

▽ 大人も子供も、皆さん一生懸命に田植えをしていただき、ほたるの里の会の皆さんが一番植えていただき、いくさか大好き隊員と我々も手伝いました。






















 「ほたるの里の会」の皆さんに多く手伝っていただき、予定より早く終わり、生坂せんべい、いちご大福でお茶を飲みながら交流会を行いました。皆さん、リピーターですので顔なじみの方が多く、田植えの時や交流会では話しが弾んでいました。

▽ 生坂せんべい、いちご大福を食べながらの交流会と記念撮影の模様です。






 交流会の後は、高津屋森林公園でわらび、うど、ふき、原木しいたけの山菜狩りの体験で楽しんでいただきました。




▽ 高津屋森林公園の小山組合長はじめ管理組合の皆さんや管理人さんから、わらびやうど、原木しいたけの採り方を教えていただき、たくさん採って楽しんでいただきました。




















 今回の1日目は、真夏のような天気でとても暑かったですが、参加された皆さんは、田植えと山菜などの収穫を楽しく取り組んでいただきありがとうございました。また、お手伝いをしていただいた皆さんには御礼を申し上げます。

松本山雅FCサポーターミーティング

2019年05月25日 | 生坂村の催し
 25日(土)も晴れて気持ちの良い青空が広がりましたが、紫外線が強く厳しい暑さとなりました。
 午前10時からは、やまなみ荘大ホールにおいて、松本山雅FCサポーターミーティングを開催していただきました。
 株式会社松本山雅 柄澤営業本部長さんの司会進行で始まり、今回は「クラブが目指す地域との関わりについて」「山雅を使った社会連携活動について」「生坂村での活動事例報告」「2019シーズンHG運営について」のテーマに沿って進められました。




▽ 最初に私から、本日神田社長さんはじめ多くの松本山雅の皆さんと、多くのサポーターの皆さんに生坂村までお越しいただいたことに感謝を申し上げ、当村がホームタウンになってから、19日に開かれた村民運動会に、鐵戸さん、片山さんなどがお越しくださり、大いに盛り上げていただき、村民の皆さんもとても喜んでいたことや、その他にも多くのことにご支援をいただいていること謝辞を述べ、サポーターも皆さんにも、生坂村の活性化や課題解決等に対して、忌憚のないご意見をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。


▽ 次に神田社長さんから「クラブが目指す地域との関わりについて」として、地域密着型クラブが目指すべき姿、サポーター主動でつくってきたクラブの成り立ち、現在行っているホームタウン活動の報告、ファン・サポーターの皆さんと共有したいことなどについてお話をしていただきました。


▽ 続いて加藤副社長さんから「山雅を使った社会連携活動について」として、Jリーグが目指す社会連携活動、活動の戦略、今後の展望などについての説明をしていただきました。


▽ 続いて、渡邊さんから多くの「生坂村での活動事例報告」と、運営部チーフの岩崎さんから「2019シーズンHG運営について」発表していただきました。




▽ 10分間のハーフタイムには、喫茶山雅のコーヒーと、薄緑のおまんじゅうの生地に山雅カレーが包まれた「松本山雅とかあさん家のコラボ商品」が提供され、皆さん、美味しいと言いながら召し上がっていただきました。






▽ 後半戦の最初に鐵戸さんとジャンケンをして、6月15日仙台戦のエキサイティングピッチシートのペアチケット5組が当たる抽選会をして始まりました。




▽ その後のフリートークは、3グループに分かれて、神田社長達さんは「HG運営について」、加藤副社長さん達は「アルウィンの機能向上について」、鐵戸さん達は「クラブのHT活動について」など、ざっくばらんに話をしていただくということで始まり、私は皆さんのところを回りながら意見を聞かせていただきました。










▽ 最後に、神田社長さんと私から、感想と御礼の言葉を述べさせていただき終了しました。




 松本山雅FCの皆さんには、生坂村で初めてサポーターミーティングを開催していただき感謝を申し上げますとともに、ご参加いただきましたサポーターの皆さんにも御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は宇留賀会集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、春の農業体験ツアー、地域未来塾、少年少女サッカー教室U-15、少年少女バドミントン教室、小学生バレーボール教室などが行われました。