信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

小舟集落のおてんま(協働作業)・鹿島様・天神様&生坂ダム湖の風景

2023年04月30日 | 生坂村の風景

 30日(日)は雨が降り、朝方は強まりましたが、段々と雨は止み、昼間は過ごしやすい体感でした。

 雨が強く降っていたので予定を1時間遅らせて、午前9時から私の地元、18軒の小舟集落で、ケヤキの伐採枝の片付け、公民館周辺の草取り、水路ざらい、防護柵の補修作業等のおてんま(協働作業)を行いました。

 最初に常会長など役員から、雨で時間を1時間遅らせましたが、それぞれに対応していただいたことに御礼を述べられ、作業分担と箇所などの説明があり、さっそく伐採枝の片付け、公民館近くの水路ざらいや草取り、防護柵の補修作業などの作業を行いました。

 前日、公民館近くのケヤキの大木を伐採していただきましたので、薪にできる太い枝とチップにする枝に分けてそれぞれの場所へはこびました。

 また、沢にも多くの伐採枝が落ちていましたので、ロープを使いながら力を合わせて運び出しました。

 横断や側溝のU字溝は枯葉や泥を取り除いて、これからの雨水等の排水に備えました。みんなで力を合わせて、それぞれに役割をこなしながらスムーズに仕事が進みました。

 防護柵の維持管理はほぼ毎月1回、3班に分かれて作業や補修をしていますが、通電ができなくなったので野生獣の力で破られてしまう箇所が多く、有刺鉄線をさらに増やさないという意見がありました。

 作業終了後は今年度初めての常会を行い、様々な案件の協議をした後、我が集落に伝わる鹿島様のお祭りと天神様、虚空蔵様のお祭りは、やまなみ荘の仕出し料理と漬物、飲物をいただきながら歓談をしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、強く雨が降る中、生坂ダム湖の湖畔からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖の風景


スカイスポーツ公園上空からの風景&鯉のぼりや内飾りの飾り付け

2023年04月29日 | 生坂村の風景

 29日(土)は日差しが届きましたが、夕方以降は雲が厚くなり夜遅くには雨が降り出しました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、朝5時頃にスカイスポーツ公園に行き、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

スカイスポーツ公園上空からの風景

 スカイスポーツ公園は、昭和60年の台風6号豪雨で生坂村の総雨量は139mmに達し、ここ大倉地籍では山頂から犀川まで約5haの大規模な地すべりが発生した場所です。

 この日岐区大倉地籍の地すべり対策地斜面整形地区には、それまで数戸の家がありましたが、度重なる災害で現在では全戸が移転しました。

 この地すべり地区という暗いイメージを一層するため、同地は上昇気流が発生しやすいことを利用し、パラグライダーができるスカイスポーツ公園として利用しています。

 今朝は、パラグライダーのフライトができないような無風でしたので、ドローンを飛ばすにはちょうど良い天気でしたから、360度の眺望を楽しめて良かったです。

 私は公務がなく、午前中は息子や孫たちと孫の鯉のぼりと内飾りの飾り付けをしました。年に1回の飾り付けですが、4年目ですから説明書を読みながらどうにかスムーズにできました。

 鯉のぼりと幟旗は、ポールを立てることや吹き流しと鯉の間隔をあけて飾ること、幟の付け方などが難しかったですが、力を合わせてどうにか上手くできました。

 内飾りは鎧、兜、刀、弓、武者人形や金太郎を模した五月人形を毎年のように飾ることができました。

 青空に映えて薫風に気持ち良さそうに泳ぐ鯉のぼりやなびいている幟旗、勇壮な鎧、兜、刀、弓などの内飾りを見て、孫たちが健やかにたくましく育って欲しいと願うところです。


脱炭素先行地域に選定&生坂農業未来創りプロジェクト会議&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2023年04月28日 | 生坂村の報告

 28日(金)も晴れて気持ち良い青空が広がり、昼間は季節先取りの暑さでした。

 午前11時前に環境省から脱炭素先行地域選定結果(第3回)について発表がありました。

1.2030年度までにカーボンニュートラルを実現する、全国のモデルとなる脱炭素先行地域について、令和5年2月7日から同年2月17日までの期間で第3回の募集を行い、共同提案を含め日本全国の67の地方公共団体から58件の計画提案を提出いただきました。
 
2.提出いただいた計画提案について、令和5年3月20日から5回にわたり開催した脱炭素先行地域評価委員会の評価を踏まえ、環境省において、16件の計画提案を脱炭素先行地域(第3回)として選定したので、お知らせいたします。
 
3.この中で、今回新設した「重点選定モデル」については、「関係省庁と連携した施策間連携」として5件、「地域版GXに貢献する取組」として2件を高く評価しました。

 当村の「つなぐ・まもる・めぐる 生坂~サステナブル農山村モデルの構築を目指して~」は「地域版GXに貢献する取組」として高く評価されました。

 午前10時からの今年度最初の生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から今年度始まり、いくさかの郷は今月も順調に売る上げが伸びていて。昨年度は前年度の売上を毎月クリアしており、今年度は前年度をクリアするのはハードルが高いかと思いますが、ここにいる皆さんや村民の皆さんからご協力いただき、農産物や加工品等出荷していただいて、盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 それから農山漁村振興交付金の関係ですが、1年間に750万円ほどで2年間、農泊推進対策事業ということで内示を頂いて、そちらは事務局から説明させていただきますがしっかり活用し、やまなみ荘といくさかの郷が連携しながら色々と観光振興、交流人口の増につなげていきたいと考えております。

 前々からの課題でありますが、いくさかの郷がオープンする前から生坂村がまずは直営で運営して、4,5年の間には、指定管理者制度か、出資を募って法人化するか、第3セクターにしていくかという課題がございました。この2年間はこの事業を採択していただきましたので、村が運営していきますが、この2年間でその指定管理者制度にするのか等々を、この会議でも協議をしていきたいと思います。1年半後の来年9月末頃には結論を出して、令和7年度からその様な形で行くのか、そのまま村の直営で行くのか協議をしていきたいと思います。

 また以前から、吉澤議員からもご指摘がありました、かあさん家の加工品を直売所で売っている場合のマージンですが、生産者組合の皆さんは必ず15%は最低取られていますので、かあさん家の場合は、レジに1人の方をお願いし、昨年度は30万円を頂きましたが、今後は加工品の売上の5%とかを決めて、必ず頂くような形で明確化した方がいいのではないかということです。この件は、今年中にかあさん家の方と協議をしながら結論を出していきたいと思います。

 今日午前11時に環境省の脱炭素先行地域に選定されたという大臣発表があります。それにより今年度から大きく事業が動き出します。そういう点で色々な課題を解決していきたいと私は考えておりますので引き続き皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げ挨拶とさせていただきました。

 協議事項は、道の駅いくさかの郷については、

 直売所の3月の売り上げは3,481,091円で昨年度と比較して103%となったが、客数は95%と減ってしまった。県道55号の通行止めの影響があったのではないかということ、4月の売り上げは27日で3,835千円と昨年の売り上げを残りの3日間で380千円を越えると昨年度を上回ること、この30日(日)は高津屋森林公園管理組合による春の山菜祭りを計画しているので昨年の4月を上回るように取り組みたいもと、一年を通して、商品券、クレジット、ペイペイの利用が前年度に比較して伸びていること、このためクレジットカードの取り扱い種類を増やすように検討していきたいことなどの説明がありました。

 かあさん家の売り上げは商品券の影響があり3月は売り上げが昨年度より少ないが、年間を通すと総売り上げが伸びていること、5月8日から新型コロナウイルス感染症が第5類に移行するが消毒等の感染対策は今まで通り行っていくなどと説明がありました。

 次に農山漁村振興交付金の農泊推進対策事業について説明がありました。

内容は、当事業が令和5年4月11日付の関東農政局からの通知で、補助金等交付候補者に選定されたので計画承認申請書等の手続きを進めていくこと、事業主体は生坂農業未来創りプロジェクト会議で実施していくこと、キャッチフレーズは「新たな発想で未来を創り出し人と自然が輝く生坂」として行っていくこと、事業内容は農泊推進事業として年間5,000千円、人材活用事業年間2,500千円で実施していくことなどの説明を受けました。

 説明した内容及び全体を通して次の意見がありました。

 おやきの生産量が限られているので、このままではおやきづくりが先細りしてしまうのでこの会議で検討してほしいこと、この意見について現在の状況として1日300~350が限度で、これからは気温が上がり現場は30度以上になるので増産は対応が大変であること、また小立野の皆さんの小麦を使い好評を得ていること、今後においては、勝家さんと調整したり、やまなみ荘のおやきを大きくするように調整できないかなどで、村内で作れるところを増やしていくのが良いのではないかと農業公社理事長から意見がありました。


 おやきの増産等については、当プロジェクト会議で検討して行くようになり、おやき生産の機械化について事務局で業者に問い合わせて調整するようにしたこと、他にやまなみ荘の運営が大変な状況で、施設も改修していかなければいけないが、やまなみ荘の改修についても筋道をつけて行って欲しいと意見があり、この意見に対し、やまなみ荘の改修については、本日環境省の脱炭素先行地域づくり事業に採択されたので、やまなみの改修計画の内、サッシ等の断熱化、照明のLED化、冷房暖房等の省エネタイプへの更新等については当事業で改修するように計画している。また、お風呂の熱源のバイオマス対応等についても改修するように計画していることなどを説明しました。

 

 続いてJA松本ハイランド生坂明科支所地域農業振興についての説明で、生坂支所の5月に実施する営農関連スケジュールとぶどう部会川手支部のぶどう現地講習会及び圃場巡回についてと山清路ぶどうファンクラブ日程について説明がありました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が少しずつ晴れてきた草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド・園庭開放、小学校で児童自宅場所確認・ALT、中学校で授業参観日・PTA総会・部活動保護者会、例月出納検査、農業委員会などが行われました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&高津屋森林公園管理組合総会 #グリーンパークブリッジ上空からの風景

2023年04月27日 | 生坂村の会議

 27日(木)は晴れて気持ち良い春の空が広がり、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から、この会議は昨年度立ち上げまして、6月には生坂村ゼロカーボンシティ宣言をさせていただき、今年2月には脱炭素ロードマップを策定して、2050年までにカーボンニュートラルを生坂村は目指すという計画を発表したところであり、併せて2月17日には環境省の脱炭素先行地域づくり事業に申請し昨日選定の内示がありました。

 長野県では生坂村と小諸市が採択されたということで、これで県内は松本市、飯田市、小諸市、生坂村の4市村ということになり、この計画はこれから色々と具体的にしていかなければならないということで大変緊張もしておりますし、大きな事業ですのでしっかりと協議をしていくという事で、この会議のメンバーも拡充して、会長を私が、副会長に副村長を、そして各部署の管理職の皆さん、当事業の共同提案者であります皆さんとしっかり検討協議をして、来年度から5年間で約60億の事業を行っていくことになります。

 これは村民の皆さんやここにいる皆さんのご理解とご協力をいただかないと実施できない、また成功しない事業だと考えていますので、皆さんの忌憚のないご意見をいただきながらしっかりと検討協議をしてまいりたいと思います。

 私が村長になって17年目になりますが、これだけの事業をやることは初めてでして、とにかく一生懸命に今年度は計画を立てなければいけないと考えていますので、皆さんからご指導とご支援をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 続いて、副村長から事務局、各所属職員、共同提案者(株)松本山雅、平林建設(株)、企業組合山仕事創造舎、松本ハイランド農業協同組合(本日欠席)の順に自己紹介をしていただきました。

 協議事項は、環境省脱炭素先行づくり事業の申請状況について、環境省に事業申請をした内容(生坂村:つなぐ・まもる・めぐる 生坂~サステナブル農山村モデル構築を目指して)について事務局から説明をしていただきました。

 続いて環境省の脱炭素先行地域づくり事業について採択された場合の影響について次のように説明がありました。

・先行地域づくりに選定される市町村は全国で100ほどの自治体。選定された市町村は、全国1718自治体、長野県77自治体の中でも、全国に先駆けて、脱炭素事業に取り組むトップランナーとして、環境省に認めていただいたことになります。他の市町村ばかりでなく、県や国、報道機関からも大きく注目されています。

・再生可能エネルギーや省エネルギー設備といったインフラ整備だけでなく、脱炭素に関連する事業全般に対して、令和10年度までの財政支援が約束されています。その支援総額は村の年間財政規模を上回る規模です。

・国に提出した企画書に基づいて、7年後の2030年には目標を達成しなければなりません。その提案は地域モデルでなく、自治体モデルとして、村全域にわたる大規模なプロジェクトであり、地域内とする目標設定は高くなり、結果が求められるほか、将来のカーボンニュートラルをリードする他の自治体の模範リーダーとなっていかなければなりません。

・村が進めようとする今回の脱炭素事業は、カーボンニュートラルによる二酸化炭素の排出実質ゼロを目指すだけでなく、高騰する電気料における一般家庭の光熱水費の負担軽減や災害に強い地域づくりにつながります。

・GXマイクログリッドは、災害拠点のレジリエンス強化に加え、村の基幹産業の安定化を図ります。暮らしやすい村をPRすることで、定住・移住につながり人口減少対策にも寄与します。

 事業所や公共施設においても、電気代や燃料費の経費節減は、他に必要な経費へまわすことが出来るため、住民サービスの向上につながります。

 次に今後の取り組みについての説明があり、まずは、地域エネルギー会社の設立、エネルギーコンサル等の専門人材の確保から始まり事業計画に基づき進めて行く。

 次に今後の脱炭素事業の検討における留意事項ついて次のような説明がありました。

 2月6日(月)のゼロカーボンフォーラムや3月の各区総会での意見から

① 野立て等の太陽光発電設備設置における景観に関する課題

 ⇒ 設置箇所は確定ではなく、今年度、検討。生坂村の景観を考慮して、自然との調和に努めた設置場所を決定していきます。

② 事業規模があまりにも大きいが、村民の将来負担が不安 ⇒ 本事業では、整備による運転開始後、余剰電力の売電を視野に余剰電力等の投資回収も含め、計画しており、経済性を含め、ご理解いただけるようお示ししていきます。

 最後に生坂村ゼロカーボン実施に向けた取り組みに関するQ&Aについて説明があり、脱炭素先行地域づくり事業を具現化するに当たり、村民の皆さんのご理解とご協力をいただき、ゼロカーボンに向けて取り組んでいかなければと感じました。

 午後6時15分からは、令和4年度高津屋森林公園管理組合定期総会が開催されました。

 開会に当たり、一ノ瀬組合長から、当公園管理組は発足して、今年度で24年目となりますが、長野県から里山整備、利用地域として、認定頂き、今年度で「認定15年目」となりました。組合員数も少しずつ増えており、現在は27名の組合員で環境保全に取り組んでおります。

 当森林公園は、村の森林環境保全の中核施設として、行政と地域住民との協働により森林公園の草刈りや支障木の伐採処理等を行ない環境整備を進めてきました。また山菜や椎茸等の林産物を生坂道の駅で販売し、収益と産業振興を推進してきました。

 昨年は、長野県森と人、生き生き助成事業を活用し、急峻な山菜園に、遊歩道が整備され利便性が向上致しました。また屋外トイレには多目的トイレと 手洗い場を整備することが出来ました。

 昨年7月からは、オートキャンプエリアを 追加し、今年度は、顧客からのアンケート調査に基づき、キャンプエリアの一部改修工事が行なわれており、キャン場の安全・安心や環境整備を進めております。

  令和4年度の高津屋森林公園施設の年間利用者数1580人、売り上げ額230万円と過去最高の実績となりました。これはコロナ禍のアウトドア人気とキャンプ場の新設効果と推察しております。 

 昨年度は、村の絆づくり支援金を活用し、組合で伐採用のチエンソー2台を購入使用しています。また長野県林業総合センターにおいて、正副組合長はチエンソー作業従事者、特別教育を受講し安全な伐採作業の促進に務めています。

 5月7日に計画されていますシイタケ駒打ち体験教室の原木500本の内、300本は、公園周辺の木を組合員で伐採した木を使用します。従来は、松本広域森林組合から 購入使用しておりましたが、昨年から原木不足もあり、今年は椎茸原木も地産地消を目指し地元の原木優先で確保しております。また切断木の端材を活用して、キャンプ場での マキの販売や 道の駅でのマキの販売を計画し、現在組合で、マキ作りを行なっておりますなどの挨拶をされました。

 議事は、令和4年度事業報告並びに収支決算の承認、令和5年度事業計画(案)並びに収支予算(案)については、原案通りお認めいただき、役員改選では、組合長に一ノ瀬貞男さん、副組合長兼会計に小山博章さん、監事に小林和雄さん、小山朗央さんが再任されました。

 新組合長の新任の挨拶では、高津屋森林公園管理組合は、村の推進する脱炭素の取り組みや里山森林保全の中核施設として、また村の重要な観光資源として、行政と協働で、高津屋森林公園の利活用促進を進めて、今後も村の活性化に繋げて行きたいと思います。                     

 高津屋森林公園のキャンプ場利用者のアンケートから、ロケーションが良く、今後のPR次第で、来場者が増えると思います。とのご意見を、頂いており将来性も、見込まれています。反面まだ改善も点多くありますので、顧客の声を一歩一歩改善して行くことが重要と思います。

 キャンプ場については、森林アスレチック設備が、あればさらに集客率Upになるとの声がありますので、費用対効果や安全面も含め森林アスレチック設備の検討も,お願い致したいと思います。                             

 また、森の里親であるTIENSジャパン・エコカの森との契約が終了した事で、新たな森の里親探しが、必要と思いますので、同時に検討のほどお願い致します。                        

 高津屋森林公園の利活用促進と、村の活性化を促進するために、村長を初め、行政の皆様議会の皆様には、今後供ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願いいたしますなどと2期目の新任の挨拶をされました。

 来賓祝辞として、私から一ノ瀬組合長さんが言われた通り、高津屋森林公園は多くの資源がありますし、キャンプエリアも昨年度から整備をして、オートキャンプなどの新たな取り組みも始めております。行政としては管理組合の皆さんと協議をしながら、様々な対応もしっかり進めてまいりたいと思います。

 当村の観光資源の高津屋森林公園は、私も時々登ってドローンを飛ばして、素晴らしい景色を眺めていますが、その良さを村内外に広めていきたいと思います。前にアンケートを取ったところ、知らないという方が多くて驚きましたので、今後はしっかり発信をしながら、この高津屋森林公園を世に出していきたいと思いますから、引き続き管理組合の皆さんとしっかり連携をしながら、行政も良い事業があれば取り入れて高津屋森林公園を盛り上げていきたいと思いますので、組合員の皆さんには引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどとお祝いの言葉を申し上げました。

 太田議長からは、キャンプエリアの方は去年から活動が始まりまして。お客様も来ていただいておりますし話題も出てきております。私も毎年コテージの方を利用させて頂いて、仲間や県外の友達とも利用しましたが、皆さんは本当に感動しています。

 また、キャンプ場も私が関わり整備しまして、私も1度泊まらせていただきましたが、他のキャンプ場にはない静けさが売りにできる施設だと思っています。先程も話に出ていますが私もアスレチックも良いなと思っています。色々自然のポテンシャルが高い高津屋は、まだまだ伸びる可能性があると思います。

 組合員の皆様のお知恵やお力添えを頂いて良い空間を作って頂きたいと思います。議会の方としましてもできる限りのご協力とご支援をさせて頂きたいと思いますのでご協力の方よろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 松本地域振興局林務課普及係 横山担当係長からは、治山林道といった防災対応とか災害とか行っていましたが、今年縁あってお世話になることになりました。実は私10年位前に松本に赴任していたことがあり、確か平成25年の時にこちらの森林公園で林務課のイベントをさせていただいたことがあるんですが、その時に来させていただいたので懐かしく思い、総会の前に上の公園を見させていただいたのですが、大変綺麗に管理が行き届いており、今日は天気も良く向こうのやまなみも綺麗に見えまして良いところだなと感動しました。

 県の方も林務行政が変革の年を迎えておりまして、森林の方も次の世代に移行していく様に森林税の方も新しくなったところです。なお新しい事業につきましては小出しに行っているところで逐次確認しながら行っているところですが、ご協力できることもありますのでよろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 生坂村の大切な観光資源である高津屋森林公園のために、当管理組合の皆さんと行政が一緒に力を合わせて、情報発信、イベント、里山整備など、様々な取組を行い、高津屋森林公園を盛り上げていきましょう。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、グリーンパークブリッジの脇に行き、雲を通して朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

グリーンパークブリッジ上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で児童会、中学校で生徒総会、令和5年度村づくり計画説明ICN収録、民生児童委員定例会、高津屋森林公園管理組合総会などが行われました。


令和5年度いくさか村づくり計画のICNでの説明

2023年04月27日 | 生坂村の報告

 27日(木)には、私をはじめ副村長、教育長、各課長、室長が時間のある時に、今年度のいくさか村づくり計画の説明の録画撮りをしました。

5月22日(月)に行う村政懇談会は、村民会館講堂において昼と夜の部を開催し、Web会議システムのZoom でも参加していただく予定です。

・・・・放送開始に当ってのあいさつ・・・・

副村長の牛越です。

ただいまから、4月の全戸配布で各家庭にお配りしました、令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版の内容について、ICN自主放送により説明させていただきます。 

 それでは、始めに村長から挨拶を申し上げます。

 

令和5年度村政懇談会のご報告

本日は「いくさか村づくり計画」についての説明をご覧いただきありがとうございます。村民の皆さんには日頃、村政運営に対しましてそれぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

さて、今年度の村政懇談会も、新型コロナウイルス感染防止対策のために、まずICNで説明をさせていただき、今月22日月曜日に村民会館講堂において、昼と夜の部を開催し、Web会議システムのZoom でも参加していただく予定でございます。

 それでは、当村の令和5年度の当初予算は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などの先行きが未だに見通せない中、光熱費の高騰や物価上昇の影響を適切に見込むとともに、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の実現に向け、重点施策に位置付けました4つの事業である「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び 「地域活性化対策等事業」の継続に取り組む予算編成を行いました。

一般会計と特別会計とを合わせた総予算額は、29億6,740万円で、前年度対比で2億4,440万円、7.6%の減額となりました。

一般会計予算規模は、20億2,000万円で、前年度対比で1億9,200万円、8.7%の減額となりました。

普通建設事業費は、5か年計画で進めてきました若者定住促進住宅建設の完了や、社会資本整備総合交付金事業費の減額、また2月に村長選挙が予定されていたため、準骨格予算となり、前年度と比べて大幅な減額となっております。

一般会計の歳入は、自主財源である村税について前年度対比 409万円減の1億5,433万円、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置の継続やマイナンバーカード利活用等の増額分を見込み、前年度対比6,900万円増の11億4,000万円としました。

また、一般会計における村債発行については、有利な起債を中心に活用を図り、事業に取り組んでまいります。

過疎対策事業債のハード事業では、県営中山間総合整備事業負担金、村道改良等の継続事業に財源計上するほか、ぶどうの雨除け施設の設置や保育園エアコン設置工事等の新規を合わせて11事業で、5,310万円の借入れを予定しております。

過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,500万円を計上し、地方財政対策を反映し臨時財政対策債の減額を含め、一般会計の村債全体では1億1,150万円で、前年度対比1億3,390万円の減額となっております。

基金の繰入金では、電気料金をはじめとした物価全般の高騰分と財源補填分を合わせ、全体では1億4,600万円で、前年度よりも1,400万円の減額となっております。

多くの皆さんのご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは4,000万円の繰入を行い、納税者の意向を反映させ、村づくりの貴重な財源として引き続き有効活用させていただきます。

歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。

また、この後の教育長と各課長の説明と重ならないように、今年度の主な取組の概要を申し上げます。

介護保険制度では今年度、「第8期介護保険事業計画」の最終年度となり、令和6年度からスタートします「第9期介護保険計画」の策定を行い、前回計画の満了を踏まえ、高齢者が地域の中で孤立することのないよう、地域で支え合いながら高齢者の自立を支援してまいります。

保育園、小・中学校の給食費無料化の継続と村内産の野菜等を多く使用するために、村内農家の皆さんや各種団体の協力を得て、納入者の拡大や地産地消を図るとともに、給食を通じて子どもたちが食の大切さを学ぶ「食育」にも力を入れていきます。

農山漁村振興交付金の農山漁村発イノベーション推進・整備事業(農泊推進型)が採択されましたので、道の駅いくさかの郷とやまなみ荘が更に連携して、農業と観光など村の魅力を満載した体験プログラムの研究や開発、農泊ツアーなどの事業を実施して、当村の観光振興、交流事業を推進してまいります。

 「デジタル田園都市国家構想推進交付金デジタル実装タイプ」の事業として、「申請簡単デジタル窓口簡素化事業」が採択されましたので、今までの各種手続きにおいて、村民の皆さんと職員が共にデジタルで申請手続きを行うことで、村民の負担軽減、職員のサービスレベルの平準化と業務の効率を図ってまいります。

昨年6月に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排

出量実質ゼロを目指すことを宣言いたしました。

そして、今年2月「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定し、今年度からは、この計画に基づき、2050年までに目指す村の姿とカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。

また、先月28日に、環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」に採択されましたので、この事業によりゼロカーボンに向けて積極的に取り組むことによって、生坂村の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの導入により、産業と雇用を創出し、村民の生活と地域のレジリエンスの向上を目指してまいります。

併せて、今年度も引き続き、ゼロカーボンを活用した地域づくりと村民への脱炭素型ライフスタイルの定着を目指して、いくさか『創造の森』プロジェクトも進めてまいります。

そして、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き協働による村づくりの継続にご理解、ご支援をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 

 ここからは令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版に基づき各部署から説明を行ないます。

令和5年度村づくり計画説明

皆さんこんにちは。教育長の上條です

日頃より教育行政はもとより、子育て支援や保育園の運営などにご理解とご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。私からは、村づくり計画ダイジェスト版の13ページと14ページに基づき、教育委員会関係の説明をします

【13ページ】

まず、新たに取り組むこととして

〇 中学校に特別支援学級を設置するとともに、不登校やクラスに入れない生徒への対応として、中学校に支援員を配置するなど、子どもの特性に合った適切な教育や支援を行ってまいります

〇 令和6年度以降に設置が努力義務化される、こども家庭センター設置準備などの子育て支援業務に対応するため、子育て支援センターに専任職員を配置します

〇 小中学校専用のZoomアカウントを取得し、他校との交流やオンライン授業などの充実を図ります

〇 中学生の継続的なスポーツ、文化芸術活動の環境整備や教員の負担軽減のため、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行を目指し研究してまいります

〇 通学で村営バスを利用する中学生から大学生までのバス料金を今年度から全額減免いたします

【14ページ】

次に、14ページ、引き続き取り組むこととして

〇 3月に策定した「生坂村一貫教育基本方針」に基づき、令和6年4月に施設分離型の小中一貫型小学校・中学校を導入することを目標に、具体的な教育内容の検討を行います

〇 漫画「加藤正治」物語を活用した企画展を昨年度に引き続いて開催します

〇 昨年度導入した県と市町村の協働電子図書館を、交通手段や時間に縛られず、幅広い世代の方にご利用していただけるように、電子図書館体験会を行います

最後に ここが変わります ですが

〇 ジェンダー平等を目指し、今年度県が導入予定の「長野県パートナーシップ届出制度」に対応した行政サービスを提供してまいります

〇 保育園での安全で快適な保育環境の整備では、感染症や熱中症対策として、エアコンやおもちゃ殺菌庫を設置します。また、保護者の負担軽減を図るため、保育園でおむつの処分を始めるとともに、安全な通園のため、送迎バスに置き去り防止装置を取り付けます

〇 教育委員会からの説明は以上です

〇村政懇談会資料に基づくICN自主放送説明分

☆ 総務課長の藤澤正司です。

総務部会について説明します。いくさか村づくり計画ダイジェスト版の3、4ページになります。

総務部会では今年度、2点について新たに取り組みます。

1点目は、村営バスの路線に池坂線を加えます。池坂線は池田町が運行していましたが、池田町では運行できなくなったことから、本村で引き継ぐこととしたもので、今年1年は池田町での運行をそのまま行い、来年度以降、住民の方にとって利用しやすい運行ができるよう必要に応じ見直しを行ないます。

2点目は、消防団に機能別消防団員制度を導入しました。機能別消防団員は、平日昼間の火災など、特に消防団機能の低下が懸念される災害発生時の初動体制を充実することを目的に、消防団員経験者を任命しました。

次に、防災関係事業には継続して取り組みます。

令和4年度に消防車両や一部地域の公民館等に設置している移動系防災行政無線を、新たな国の基準に合わせた施設とするための整備を行いましたが、緊急放送やお知らせ放送を行っている同報系無線施設についても、デジタル化へ検討・整備を進めていきます。

次に4ページですが、

役場では、DXを進めています。

DX・デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を浸透・活用することで、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させていこう、とするもので、本村でも行っている住民票や印鑑証明書のコンビニ交付なども、その一例となります。

議会ではタブレットを導入し、各会議のデジタル化、ペーパーレス化に努めています。庁内の会議でも、紙媒体の資料を減らすことで、脱炭素にもつながりますので、引き続きDXを進めるため事務や会議でのデジタル化を推進していきます。

近年は、局地的な大雨や洪水、土砂災害をもたらす気象条件が急激に増加しています。本村においても、避難所の開設をお願いする回数が増えているため、

自主防災組織と連携して避難所の対応をしていきますので、ご協力をお願いします。

最後に村の財政状況ですが、地方交付税への依存度が高い本村では、国の経済状況や財政に注視していく必要があります。今後5年間の財政シミュレーションでは、基金の取り崩しを行わず運営できる見通しですが、採択された脱炭素先行地域づくり事業など各種事業では、村の財政負担を少なくする補助金・起債を活用することで、引き続き財政の健全化に努めていきます。

総務部会関係は以上です。

村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。

はじめに、この計画におきましては、「村づくり計画ダイジェスト版」の2ページの記載のとおり、村づくりのための基本構想として、「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すもので、第2期総合戦略と一体的に本計画を策定しております。

続いて、令和5年度村づくり計画の変更点及びお知らせ事項について、説明いたします。

「協働による村づくりの推進」では、令和5年度より新たにいくさか大好き隊員が3名加わり、地域おこし協力隊14名、集落支援員6名の20名となりました。各業務におきまして、地域の様々な課題解決に向けた支援を引き続き、進めてまいります。

次に、村づくり推進室の事業について、ダイジェスト版5ページ、6ページの内容に沿って、ご説明いたします。

村では、令和4年度に2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指して、その道筋を示した「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しました。今年度からは、この計画に基づき、村民の皆さまのご意見を反映した、具体的な村の脱炭素に向けた内容や取り組みを構築していきます。また、事業をご理解いただくための広報周知や学習機会等も企画してまいります。

地域の人材育成や移住・定住対策についても、引き続き取り組んでまいります。

地域の人材育成では、昨年度、開講した「いくさか未来スクール」を令和5年度も開催していきます。本年度の内容や開講日等の詳細に関しては、今後、チラシ等により、ご案内いたします。

生坂村UIJターン就業・創業移住支援事業では、東京圏等から、村での就業や創業に伴い定住する方への移住支援金が一部見直しされました。詳しい内容に関しては、村づくり推進室までお問合せください。

また、村では、空き家対策を引き続き、進めてまいります。村内の空き家でお困りごと等ございましたら、村づくり推進室まで、ご連絡ください。

15ページ、16ページでは、各部会の連携事業を記載しております。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みでは、各部署が横断的に検討を行う「生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議」を定期的に開催し、計画に記載された項目を中心に実施に向けた検討を行っていきます。

また、行政サービスのデジタル化や新型コロナウイルス感染対策も、引き続き、関係部署が連携して取り組んでいきます。新たに行う事業等に関しては、この後、各部署から説明いたします。

以上で、村づくり推進室からの説明といたします。

住民課の眞島です。住民部会についてご説明いたします。資料7ページです。

今年度、新たな取り組みとして、納税者の利便性向上のため、固定資産税と軽自動車税について、スマートフォンアプリからQRコードでの納付ができるようになりました。

歯科診療所ではマイナンバーカードが保険証として利用できます。なお、保険証として利用する場合は、事前に保険証として登録が必要ですので、ご自身で登録していただくか、役場窓口で登録手続きをサポートしていますのでご来庁ください。

また、マイナンバーカードで住民票及び印鑑登録証明書がコンビニなどで取得できるようになりました。

継続事業では、後期高齢者医療制度の人間ドックへの補助、環境保全の推進では地球温暖化防止対策設備の設置費用への補助や、飼い犬・飼い猫等の避妊去勢手術費用の一部助成、生ごみ処理機購入経費への補助を行います。

婚活・子育て支援では、スマホやパソコンでお相手が検索できます、ながの結婚マッチングシステム登録料への補助や、18歳以下のお子さんのいる世帯に水道の超過料金への助成、2歳未満の乳幼児を養育している保護者へ、紙おむつの排出に使用する燃えるごみ専用袋の交付を継続します。

8ページをお願いします。

結婚新生活支援事業では、世帯の所得要件が400万円以下から500万円以下に変更になりましま。支援内容は変更ありません。

次に、お願いとお知らせです。

毎年実施しています村内一斉ごみゼロ運動の日を、5月28日日曜日午前7時から行います。廃棄物関係では、燃えるごみの量が増えてきています。リサイクルすることにより、自然環境の保全や、廃棄物の抑制と処理費用の削減につながります。村内一斉清掃と併せて、村民の皆様のご協力をお願いいたします。

次に、年2回行っていました粗大ごみ有料収集については、今年度から3月の第2日曜日の1回のみとなりますので、お間違えないようお願いします。

最後に、やまなみ荘では季節ごとに色々なプラン等を計画しています。また各種用途でご利用いただけます仕出しやテイクアウトの注文を承っておりますので、大勢の皆さまのご利用をお待ちしております。

以上、住民部会の説明といたします。ありがとうございました。

健康福祉課の松沢と申します。よろしくお願いします。

それでは健康福祉部会について説明します。9ページをお願いします。

今年度から新たに取り組む事業では、デイサービスセンターはるかぜを会合やサークル活動などに使えるよう、火曜日と木曜日に施設をお貸しいたします。また、交流の場として使える日を設けます。

妊娠期から出産子育てまでの子育て家庭に寄り添い、出産・育児等の見通しを立てるための面談を行い、必要な支援につなぐ伴走型の相談支援や出産育児関連用品の購入助成を行う経済支援を実施します。今までの妊婦健診助成事業等も継続して実施しています。

引き続き取り組む事業では、

新型コロナウイルスワクチン接種をはじめ、不妊治療の助成継続、健康増進をサポートします。

今年度から拡充する事業ですが、

家族介護用品支給事業の対象者と対象となる介護用品を拡充します。

対象者は要介護1・2と認定された方を対象に加え、要介護1・2の村民税非課税世帯の方は、月額3000円課税世帯の方は、1000円を助成します。要介護3以上の非課税世帯の方は、月額5000円課税世帯の方は、2000円の助成となります。

対象となる介護用品には、新たにベッド用シーツ、ポータブルトイレ用消臭剤、ポータブルトイレ用処理袋、滑り止めマット、尿器を加えます。

最後におしらせですが、

5月8日から新型コロナウイルス感染症が感染法上の分類が変更となり、季節性インフルエンザと同じ扱いとなります。いくさか敬老の日は、感染防止対策を講じて、開催するよう計画しています。

以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

振興課の中山です。  振興部会について、ご説明いたします。

11ページをお願いいたします。

まず初めに、今年度から新たに始まる事業としまして

これまで、長野国道事務所により旧南小学校グラウンドを埋め立てした広場に、

ゲートボールコートや東屋、滑り台、ブランコなどを整備し、日岐公園として利用可能になりましたので、ぜひご利用ください。

2つ目に、野菜や果樹などの生産振興や出荷の促進、自然災害などから農業者の経営安定を図るため、「農業ハウス等設置支援補助金」制度を創設しました。農業用ハウスや災害対策に資する設備の設置費の一部を補助します。

つづきまして、引続き進めます事業では、

まず、流域治水対策として、村では雨水貯留施設を設置する場合に利用できる補助制度を推進しています。  雨水の河川への流出抑制に効果があり、雨水の有効利用にもつながりますので、ぜひご活用ください。

2つ目に、今年度も昨年度に続き、村内事業者と村民の皆様の生活を継続的に支援するため、いくさかマル得商品券スーパープレミアム発行事業を実施します。

3つ目に、農業の活性化を図るため、県営中山間総合整備事業を継続して進めてまいります。

今年度は下生野工区で農業用用排水施設整備、日岐工区で道路工事と農業用用排水施設整備、下生坂工区で用地取得と道路工事、小舟工区で農道工事などを予定しています。

つづきまして、12ページをご覧ください。

「ここが変わります!」として、

高津屋森林公園のキャンプエリアを拡大します。オートキャンプサイトを3エリア増設し、フリーキャンプサイトの整地を計画しています。

最後にお知らせです。

5月28日(日)に村内一斉ごみゼロ運動の日に合わせて、今年も「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業」を実施しますので、コロナ対策に十分注意し、ご協力をお願いします。

また、令和2年度より開催を見送っています赤とんぼフェスティバルですが、今年は10月14・15日の開催を計画しています。新型コロナウイルスの動向に注視し検討してまいります。

振興部会からは以上です。

・・・・最後のあいさつ・・・・

令和5年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版についての説明は以上です。

説明した内容への質問や意見、また行政についての意見は生坂村役場各部署へお問合せ下さるか、令和5年度村政懇談会を5月22日月曜日に昼の部を午後2時から夜の部を午後7時からメイン会場を村民会館講堂で行い、各区の指定した会場や自宅からのリモートでの参加もできますので大勢の方にご参加いただき、ご意見を頂きたいのでお願いします。

詳しい内容については、4月の全戸配布でお配りしていますのでご覧ください。宜しくお願いします。


出産祝金目録贈呈&上生坂上空からの風景

2023年04月26日 | 生坂村の取組

 26日(水)は本降りの雨になり、昼間も少しヒンヤリとしました。

 午前8時40分からは、私が生坂村民を代表して出産祝金の目録をご両親に贈呈しました。

 今回は2月にお生まれになった女の子に、「生坂村は子どもたちが少ない村ですが、だからこそきめ細やかな支援がたくさんございます。当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金の目録を贈らせていただきました。

 待ちに待った子どもさんでとても嬉しく生活に張りが出たこと、夜泣きはさほどせずに寝てくれていること、目がパッチリあいて泣かずに抱かれているが家に帰ると泣き出す内弁慶みたいな子であること、お母さんの両親は初孫でとても喜んでいることなどのお話を楽しくさせていただきました。

 午前10時30分からは、犀川直轄改修期成同盟会の令和4年度事業報告書、収入支出決算書について会計監査を行い、適正かつ正確に処理されていましたので記名押印させていただきました。

 午後4時からは、長野県河川協会 正副会長会議が4年ぶりに開催され、河川協会役員について、これからの事業の実施予定について、河川事業の概要についてなどを説明していただき協議をし、引き続き治水事業の推進のため要望活動や候補啓発に積極的に取り組んでいくことになりました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小雨が降っていた上生坂上空から新緑が鮮やかな風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で歯科検診(高)・ALT・北部校長会、中学校で集金日、議会談話室、いくさか歩こう部などが行われました。


長野県町村会第1回政務調査会合同部会&草尾上空からの風景

2023年04月25日 | 生坂村の風景

 25日(火)は日差しの届くことがありましたが、天気はゆっくり下り坂で夜には雨が降り出しました。

 午前10時30分から長野県自治会館 大会議室において、長野県町村会第1回政務調査会合同部会が開催されました。

 羽田町村会長さんから、近年は、新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、急速な少子高齢化、自然災害の頻発化・激甚化、国際情勢の不安定化に伴う物価高騰など、私たち町村を取り巻く環境は一層厳しいものとなっております。

 その中で、新型コロナウイルス感染者は、現在、低水準を 維持しており、先月からはマスクの着用が個人の判断に委ねられるなど、人々の動きもかつての状況に戻りつつあります。

 また、来月8日からは、感染症法における位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類へ移行されます。回復しつつあるインバウンド需要においても、更なる訪日客の増加を期待しているところです。先週は軽井沢でG7の外務大臣会合が開催され、このような世界的な催しをきっかけとして、信州の魅力が世界に向けて一層発信され、観光業をはじめとして、コロナ禍により落ち込んだ県内経済の回復につながっていくことを願うところであります。

 国の令和5年度予算では、こども・子育て支援を強化のための「こども家庭庁」の創設に加え、脱炭素化の推進、地方・デジタル田園都市国家構想による自治体のデジタル化の加速や、デジタルの活用による観光・農林水産業の振興などが盛り込まれております。

 町村においても脱炭素化やデジタル化への対応は急務でありますが、人材不足と、厳しい財政運営を余儀なくされていることから、町村会としましては、財政基盤の強化や、町村の実情を国・県に対して、しっかりと訴えて参りますので、町村長各位の一層のお力添えをお願いいたします。

 本日は、県の各部長等から令和5年度の主な県施策についてご説明をいただきます。長野県においては、今年度からの総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン3.0」の基本目標を「確かな暮らしを守り、信州からゆたかな社会を創る」として掲げ、コロナ禍で深刻な影響を受けた地域の活性化に資する事業を進めるとしています。

 県の主導的な役割に期待するとともに、町村長各位におかれましても、県との連携・協力を図りながら、諸問題に取り組んでいかなければならないと考えております。

 また、本日は、県の施策・事業の説明に加えて、県知事との意見交換会を予定しております。ゼロカーボンに向けた取組の推進等について、阿部知事と直接意見交換する大変貴重な機会となりますので、積極的にご発言いただければと存じます。

 この政務調査会は、すべての町村長の参加のもと、町村の抱える諸課題について調査研究を行い、国や県に対する要望を検討するものであります。

国・県ともに極めて厳しい財政状況にあることをふまえ、58町村長の総意として、真に必要な要望、政策提言を行なってまいりたいと考えておりますので、格段のご理解を賜りますようお願い申し上げますなどと挨拶をされました。 

 挨拶後、町村会事務局より、令和5年度長野県町村会政務調査活動等について、令和5年度 国・県に対する提案・要望取りまとめ方針として、基本的な考え方、提案・要望の取りまとめ手順、国・県に対する提案・要望スケジュールなどの説明を受けました。

 そして、今年度の町村に係わる県の施策・事業について、11の部局より説明を受け、質問や意見交換を行いました。

▽ 町村会政務調査会合同部会において、長野県の教育長、各部長、参事、課長達が説明をされているところです。

 令和5年度県の施策・事業については、長野県防災行政無線(衛星系)更新、危機管理防災に関する主な事業、「信州 火山防災の日」の制定、誰一人取り残さない・人に優しいデジタル化の推進、第2次長野県文化芸術振興計画、第3次長野県消費生活基本計画・長野県消費者教育推進計画、地域医療構想に基づく取組、オンライン診療導入に関する取組、長野県水道ビジョンの改定、長野県生活排水処理構想、小水力発電の推進、長野県産業振興プラン、令和5年度長野県観光振興アクションプラン、長野県観光キャンペーン「Go Nature, Go Nagano.」の展開、令和5年度長野県森林づくり県民税 事業の内容及び目標、時間外労働の上限規制適用に伴う取組、土砂等の盛土等には許可が必要、住宅分野のゼロカーボンの推進、特色ある県立高校づくり懇談会、令和5年度「デジとしょ信州」の運営などの県政全般について説明をしていただきました。

▽ 午後2時からは阿部知事さんとの意見交換が行われ、最初に阿部知事さんから、町村会をはじめ町村長の皆さんには、日ごろから県政全般に大変なご支援ご協力を頂いている事まずは御礼を申し上げます。また、この間の選挙でご当選された皆様の当選に心からお祝い申し上げたいと思います。引き続き力を合わせて各町村の発展そして長野県の発展のために全力を尽くしてまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

 私も昨年の知事選挙の後、県内を回らせていただいて、大分町村長の皆さんにもご協力頂いて、県民の皆さんとの対話集会、それから町村長の皆様方と直接お話をしてそれぞれのテーマについてお話をさせて頂いております。

 そうした中私が感じていることは、かなり多くの皆さんから子どもの話、あるいは教育の話、色んなテーマ設定頂いてきておりますけど、どんなテーマ設定をしてもフリータイムと言うかですね、どうぞという話になると、かなり教育、子どもの話が出る場面が多いとうい印象を持っておりますし、また町村長の皆さん、市も含み市町村長の皆さんと話をしていく中では教育については、これは教育委員会の問題であるということで、なかなか市長会であったり町村会であったり、私と皆さんの対話ではなくてどちらかというと、教育長、教育委員会と皆さんの対話の場面が多かったのではないかと思いますが、今回回らせて頂いてかなりの市町村長の皆さんから教育の問題について、問題提起を頂いたというのが、私のこれまで仕事をしている中で最も気付かされたところでありました。

 その教育についても県民の皆様の共通のキーワードとして私が受け止めていることは、選択肢がないというキーワードですね。例えば不登校の子どもは学校へ行かなければ居場所がなくなってしまうとか、発達障がいの子ども達にもっと適切な学びの場を作ってあげなければいけないのではないかという観点、あるいは、県内県立高校がほとんどですけど、大都市と違って県立高校の特色づくりとか通学の問題とか教育についての問題とかご意見を頂いております。

 もとより教育本体のところは教育委員会の所管ではありますが、私の問題意識としては、一つは産業面、農業、あるいは林業、あるいは製造業の地域の産業人材を育てる上での高校教育は非常に重要だと思いますし、それが長野県の子ども達が希望する進路に進めるようにする、あるいは地域の活性化にはたしている学校の役割こうしたことを考えると、この教育は教育委員会の問題ですという事で済まされないなという思いを強くしています。

 そういう意味で今度、県民文化部で学び円卓会議というのを行っていきたいと思います。これは教育の問題は私だけでも解決できませんし、当然小中学校の問題は市町村別学校なので、市町村の皆さんと一緒に考えなければいけませんし、地域の産業界の皆さん、あるいは保護者の皆さん、その前にもとより中心になる子ども達といろんな皆さんが一緒に考えなければいけないそういう考え方で、学び円卓会議を作っていく、高校再編については、教育委員会において特色ある高校づくりの段階を推奨して、今高校再編を進めて行くわけでありますけど、高校再編は教育委員会が頑張って地域の皆さんとお話をして頂いて、一定程度の方向性を出していただけたと思っております。

 ただ、高校を統合するとか廃止するというところで止まってしまっては、たぶん人口減少だから数字合わせしたんでしょうという批判を受けかねないし、そんなところで止めてしまってはいけないというふうに思っています。まさにこれからの長野県を担う人材をどう育てていくのかあるいはもっと世界に羽ばたく人材をどうやって育てていくのか、幅広い視点で高校のあり方という事についても考えていきたいと思っています。市町村長の皆様方にも是非に何人かの皆様方からも直接お話しして、皆さんからももっと小中学校特に町村部の教員配置を充実したほうが良いのではないか、あるいは不登校で困っているので何とか、県ももっとサポートして欲しいというようなご意見ずーと頂いておりますので私もかなり教育を今年度踏み込んでいきたいと思いますので、また皆さんには引き続きご支援いただきたいと思います。

 長野県もこの4月から新しい総合計画をスタートします。しあわせ信州創造プラン3.0という事で、また、サブタイトルは大変革への挑戦というふうにうたっています。今までの制度仕組みの延長線上では県民の皆さんの幸せの実現は難しいというふうに思っています。そういう意味でいろんな変革にチャレンジしていきたいと思いますが、変革はこれも県だけではできません。特に行政市町村の皆様に担っていただいている役割は極めて大きいので、町村長の皆様方とこれまで以上に率直な対話をしながら是非問題意識と方向性を共有させていただく中で確かな暮らしを守り、そして信州から本当の意味での豊かな社会を作る、こうした総合計画の実現に向けて邁進をしていきたいと思います。どうか皆様方へは引き続きのご協力ご支援賜りますようお願い申し上げて私からの冒頭の挨拶としたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げますなどの挨拶をされました。

 その後、各部局からゼロカーボン実現に向けた取組の加速について、こども政策・人口減少対策の更なる推進について、「長野県パートナーシップ届出制度」への対応について、当面の新型コロナウイルス感染症対策についてなどの説明を受け、阿部知事さん達と意見交換をしました。

 多くの施策・事業の説明をお聞きして、当村が長野県や関係機関にご指導をいただき実施できる事業、県と協力して県・村を活性化させる事業、村として早々に取り組まなければならない事項など盛り沢山の取組がありますので、今年度も県の担当部署のご指導・ご支援を賜り、村民の皆さんのためにより良い事業を実施していきたいと考えます。

 合同部会終了後、地区別町村長会議が開かれ、中信地区の理事として引き続き私が選任され、5月19日開催予定の臨時総会において承認されることになり、今後とも長野県の町村発展のため頑張ってまいります。

草尾上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸の高台に行き、上空からの新緑が綺麗な風景を撮影しました。

 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング、小学校で歯科検診(低)、中学校で3年振替休業②、教育委員会定例会などが行われました。


生坂村長寿会連合会総会&下生野上空からの風景

2023年04月24日 | 生坂村の会議

 24日(月)は雲が広がってスッキリしない空で、昼間もあまり気温が上がらす肌寒い一日でした。

 午前11時からの生坂村長寿会連合会総会は、高齢者生活福祉センターにおいて、会員の皆さんの出席を制限され、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開催されました。

 平田会長から、昨年度もコロナ禍の影響により活動が制約されましたが、せせらぎ公園の整備作業は予定通り行っていただき、10月のグランドゴルフ大会や野沢温泉への日帰りの研修旅行に多くの会員の皆さんに参加いただき行えたこと、また皆さんのご協力により務められことに感謝を述べられるなどの開会の挨拶をされました。

 私からは、コロナ禍で制約が続きましたが、5月8日から5類に移行され、コロナ禍前の生活に戻りつつありますが、まだ感染者がいて予断を許さない状況であり、今後もワクチン接種をして健康にご留意なさり、皆さんで一緒に色々な活動をされ生きがいづくりにつなげていただきたいなどの祝辞を述べさせていただきました。

 議事は、令和4年度の事業報告・収支決算、令和5年度の事業計画・収支予算、役員改選などが審議され、事業報告・収支決算、事業計画・収支予算は原案通り承認されました。
 会則改定では、日岐地区が脱会し4地区になるため副会長1名にし、女性部がないので女性部長等を削除すなどの改定が行われました。

 役員改選では、会長が宮川正直さん、副会長に井口栄さん、監事に久保田朝夫さん、腰原茂文さんが選出され、宮川新会長から就任の挨拶がありました。

 今年度の事業では、研修旅行の実施、東筑摩郡北部三村老連交流会の参加、各種教室(おとこ塾・元気塾など)への参加、介護予防教室への参加・推進活動、社協せせらぎ公園整備、地域支え合い推進会議への参加、新たにはるかぜの整備・休業日の施設活用など生きがいづくりの活動が計画されております。

 最後に太田議長から祝辞が述べられました。また、長寿会連合会は10区の内4区だけになってしまいましたので、事務局の社会福祉協議会として、休会している地区の皆さんに働きがけをして、会員の増員を図っていただきたいと思います。
 長寿会の皆さんには、今後もご健康で長く晩年をお幸せに過ごされますように願っております。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、薄雲が広がっても眺望が良かった上空からの風景を撮影しました。

R5 4 24 下生野上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で聴力検査(1,2年)、中学校3年振替休業①、村議会補欠選挙当選証書付与式などが行われました。


大城・京ヶ倉春のトレッキングツワー

2023年04月23日 | 生坂村の取組

 23日午前8時15分にB&G下駐車場で「大城・京ヶ倉を広く世に出す会」と生坂村観光協会の共催による大城・京ヶ倉春のトレッキングツワーの出発式が行われました。


▽ 最初に私から、コロナ禍により4年ぶりの開催でして、今年は早くもヒカゲツツジは散り始めておりますが、天気は良い予報ですから、北アルプスの眺望や犀川の蛇行、生坂村の新緑をご覧いただきながら、起伏に富んだ登山道も楽しんでいただきますことと、登山者が多いですので譲り合って怪我などないようトレッキングしてくださいなどと歓迎の挨拶をさせていただきしました。

▽ 大城・京ヶ倉を広く世に出す会の平林会長から、今年は桜の開花がとても早く、先週登山道の整備をした時にヒカゲツツジが散り始めていましたが、まだ少しは残っていると思いますし、ロープや梯子も点検し直して大丈夫ですが、里山といっても険しい道で滑落する人が時々いますので気をつけて登っていただき、私も皆さんと一緒に一日楽しみたいと思いますなどと挨拶をしていただきました。

▽ 今回も1班は、万平登山口で振興課担当職員の山本君の指導で準備体操をして、平林会長が先頭で登り始めました。

▽ 「おおこば見晴らし台」で、北アルプス、犀川の蛇行が一望の風景を楽しみながら休んでいただきました。

 うす雲が少しありましたが北アルプスがよく見えましたし、360度の眺望と散り始めた淡緑色のヒカゲツツジなどの花木を見ながら、楽しいトッレキングツアーになりました。

▽ 少し厳しいところがある登山道を、散り始めたヒカゲツツジを見ながら登りました。

 このツアーは私が村長になった年から始めて、今年で17年目になり、ここ4年はコロナ禍で中止にしましたが、今回も直ぐに定員30名に達するほど人気があり、私も4年ぶりにヒカゲツツジを見られて、良かったと思いました。

▽ 京ヶ倉の頂上に登る前の名所、両側絶壁の「馬の背」を恐々渡っている一般の方と慣れている方々です。

 参加された皆さんから、里山だけど登山道も急な所や平坦な所があり起伏に富んだコースで、ヒカゲツツジなど花木が多く見られ、北アルプスや里山と犀川の蛇行などの眺望も良く、とても素晴らしいと言われていました。

▽ 馬の背から撮影した、加藤正治(犀水)先生が「吾里や 飾り兜を 姿にて」と詠まれた風景です。

 今回も眼下に広がる眺望を眺めて「景色が素晴らしい!」、ヒカゲツツジを見て「わあ~咲いてる!素敵!」、馬の背の絶壁やロッククライミングみたいに登る岩場では「おお~!どうやって登るの!大変!楽しい!」など、感嘆や満足された様子に、大城・京ヶ倉のトレッキングツアーを実施してきた大城・京ヶ倉を広く世に出す会の皆さん、大好き隊員など関係の皆さんで力を合わせて、各種企画や登山道整備、情報発信等を続けて来て良かったと感じました。

▽ 木に挟まれた急な登り道や岩場の急な登りを、平林会長に教えていただき、ロープにしっかりつかまり足場を確認しながら登っていました。

▽ ヒカゲツツジが岩に咲いているところと、その近くの登山道から撮影した生坂村の風景です。

▽ 京ヶ倉の頂上では、班ごとに記念撮影をし、1班は私のカメラでも撮影してもらいました。

▽ 京ヶ倉の頂上から撮影した大城方面などの風景です。

▽ 京ヶ倉から大城へ行くには、所々急な下りもあり、ロープにつかまり慎重に降りていました。

▽ 大城の頂上では昼食を食べましたが、2班が来ると窮屈ですので、1班から下山を始めました。

▽ 草尾上野のぶどう畑や高津屋森林公園下の昭和電工広津発電所も見えましたし、森林浴を楽しみながらの下山の様子です。

 今回初めて参加していただいた皆さんとリピーターもお出でになり、概ね評価が高いお話をお聞きし、アンケートもお願いしました。今後もアンケートの内容を検証して、引き続き多くの皆さんにお越しいただけるトレッキングと生坂村を訪れてくださるイベントを企画したいと考えております。

 毎年度、登山道の整備のお蔭で、大城・京ヶ倉のトレッキングに来られる皆さんが増えていると感じています。
 参加された皆さん、大城・京ヶ倉を広く世に出す会・いくさか大好き隊・振興課の皆さん、大変ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。


村議会議員補欠選挙開票結果&日岐と小舟上空からの風景

2023年04月23日 | 生坂村の報告

 23日(日)は日差しが届いて穏やかな空で、朝晩はヒンヤリしても昼間は過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が天気予報より多かった日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 今日は2月、3月と村議会議員が辞職し、欠員数が議員定数の6分の1を超えるに至ったため、公職選挙法により生坂村議会議員補欠選挙を挙行しました。

 当村としては村政初の村議会議員2人の欠員に対し、新人4人と元職1人の計5人が立候補し、白熱した5日間の選挙戦が行われました。

日岐と小舟上空からの風景

 当村は、午前7時から午後7時まで3投票所で投票が行われ、午後8時から村民会館2階で開票作業を行い、午後9時前に下記の結果が決まりました。

当日の有権者数  男 723人  女 724人   計 1,447人

投票者数     男 509人  女 507人    計 1,016人

棄権者数     男 214人  女 217人    計   431人 

投票率      男 70.40% 女 70.03%  計 70.21%

開票結果  笠置克人    209票

      望月一将    113票

      細井絵梨香    48票

      山本𠮷人    411票

      島 幸恵    219票

有効投票  1,000票

無効投票     16票

投票総数  1,016票

 以上の結果となりました。

 「二元代表制」とは、住民の代表である「首長」「議員」をいずれも直接選挙で選ぶ制度のことです。日本の地方自治体ではこの「二元代表制」を採用しています。

 二元代表制は首長と議員の双方が住民の代表であり、両者は対等な関係にあり、首長が予算案や条例案を提案し、議会は議決や行政運営を監視します。

 よって、我々行政としては、政策や施策評価、費用対効果、村民の皆さんの要望、必要経費などを参考にして、議案として取りまとめ議会に提出します。

 議会は事業の執行権、議案の提案権はありませんが、審議、議決する権利があり、行政が提出した議案を審議、議決します。議案が賛成多数で可決されれば、行政は事業の実施に移ります。

 いずれにしても、「行政」と「議会」は車の車輪のように、それぞれの使命により、村民の皆さんの付託に答えるべく努力する必要があると考えております。

 本日生坂村では、大城・京ヶ倉春のトレッキングツアーなどが行われました。