26日(月)は晴れて穏やかな空が広がり、朝晩は過ごしやすかったものの、昼間は暑さを感じました。
午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から今月の2回の三連休は多くの皆さんのご協力と18日・25日に農協さん主催の山清路ぶどう即売会もあり、道の駅いくさかの郷の売上がとても順調で、18日(日)は開業以来最高の売上を記録し、ぶどう農家の皆さんと関係の方々に感謝を申し上げ、これからぶどうが終盤を迎えますので、引き続きいくさかの郷にお客様がお越しいただくために、当会議でも検討協議をさせていただきたいなどと挨拶をいたしました。
協議事項は、道の駅「いくさかの郷」の農林水産物直売所の8月の売上は、前年度対比123%、集客数117%であり順調であったこと、ハウスぶどうの出荷が多く売上が良かったこと、9月の2回の3連休に2回のJAぶどう即売会もあり、25日(日)までの売上が1,800万円を超えていて、9月も昨年度をクリアしていること、現時点で開業以来1番の売上で集客数も9,000人を超えていること、9月10日(土)からぶどう部屋を設けて、今は500パックと贈答用50箱ほどが並べられること、販売数は1日から25日迄10,833点でぶどうの販売数121%、ぶどうの売上高134%であり、売上面積を広げたこととテレビ等のPR効果があったこと、ぶどう部屋は10月10日(月)までオープン予定で、ぶどうの出荷状況等を加味して調整すること、誤算としてはきのこ類、特に松茸が昨年は100万円超の売上が今年は12万円であり、きのこの問い合わせが多くなってきたので今後期待したいことなどの説明を受けました。
かあさん家は、8月に入ってから売上が順調で、おやきの直売は減ったが、直売所で販売してトータルでは増えていること、テレビ放映の影響により注文が多く、連休中は販売制限をして、多くの方々にお買い上げいただくようにし、発送はできない状況であることなどの説明を受け、視察研修については、山村地域における地域資源を生かした取組の実態調査、先進的な技術の習得、地域活性化の強化策等を視察し、情報収集活動や意見交換等を行い、地域特産品の創作、6次産業化、販売活動の強化に向けた取組等を学び、本村の活性化を推進することを目的に、10月13日(木)~14日(金)に静岡県方面に行くことなどの説明を受けました。
降雹被害への支援策(案)については、被害面積に対しての補助、被害規模、作物に関わらず、一律に見舞金を給付、園芸施設等の設置に対しての補助の3案を説明していただき、委員各位からは、農協からの要請は3項目あるが、行政は公平性を担保することが重要であり、1番、2番は難しく、3番は直接支援にはならないが今後の生産物の安定供給のために良いこと、県の支援センターとしては、今年度から収入保険の補助が始まったので、あらゆる保険加入の推進のために補助の拡充をすることは如何か、農業共済の果樹は果樹共済や収入保険であり、保険料の拡充は農業振興につながり、1,2は非常に困難で、保険で賄っていただくことと、園芸施設にもハウス共済があり、今年は経験のない降雹被害でぶどうの終盤には台風被害も危惧されるなど災害対応に対して、支援策は困難で農業保険の活用に重点を置くと良いこと、公平性を重んじて、収入保険の加入者、非加入者があり難しく、コロナ禍に対して事業者の方の収入減への支援は分かり易く、収入保険の非加入者の加入促進策は今後検討すること、降雹被害の農業委員会での検討状況ついては、被害状況を説明し、どんな支援策が良いか協議し、難しい問題であり当会議でも検討していただくことになり、りんご等被害の他市町村の対応については、凍霜害では段ボールの購入補助や見舞金として1アール当たり一律2,000円を支援したこと、被害額が調査できないことや公平に補助されているかは難しく、3番目の施設を設置すると被害の防止になること、農業委員会が先導して支援策等を提示できる様にしていただきたいこと、被害額の把握がネックでぶどうの出荷状況を検証しないといけないし、今回の支援策は前例になること、農作物は自然の中での栽培だから、防除のためのハウスへの補助は良いこと、ぶどう農家は施設があれば被害が防げたと言っていて、今後も気候変動で何らかの被害があるだろうと考えていて、施設設備への補助が良いことなど多くの意見を頂戴し、当会議では3番目の「園芸施設等の設置に対しての補助」の支援に決めていただきました。
JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールなどについて、山清路ぶどう即売会は両日で192万円強の売上で、1日残して昨年の8割程度で順調な売上になり、マル得商品券の利用が多く、売上拡大につながったこと、9月29日(木)地元保育園への農産物寄贈食育活動、10月5日(水)はぜ掛け米の集荷、10月1日(土)と4日(火)は安曇野田んぼファンクラブ稲刈り、6日(木)女性部川手支部健康ウォーキング、11日(火)生坂支所総代会、12日(水)安曇野田んぼファンクラブ脱穀作業・さつまいも掘り、ぶどう部会として、10月2日(日)山清路ぶどう即売会(ファーマーズガーデンあかしな)、11月中旬ぶどう部会川手支部女性部視察研修、役員会、最後に、ぶどうの栽培の果実袋の処理については、産業廃棄物として出すように指導するなどの報告をいただきました。
午後1時30分からは、地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業 生坂村脱炭素ロードマップ策定業務委託プロポーザル審査委員会を行いました。
3社に参加していただき、「経営規模、実績、配置人員等」「提案内容」「スケジュール」「見積りの価格及び項目」「事業者の意欲」「理解力等」「事業者の視点」の評価項目に対して、私を含め6人の審査委員で審査をして、1社に決めさせていただきました。
午後5時30分からの互助会ボランティア作業は、各部署の職員が、県道上生坂信濃松川停車場線のバスセンターから生坂橋と、関屋口から旧スパー前まで草取り、草刈り、土砂の撤去などの環境整備を行いました。
40名ほどの職員数ですが、庁舎対応の職員以外は、ほぼ全員が作業に参加していただき、6時30分まで掛かり、それぞれ場所の草刈り、草取り、土砂撤去ができました。
当然私も写真を撮りながら、スコップを持ってドーザに土砂を入れたり、草取りをしました。今回も場所を決めて行いまして、今年度はコロナ禍で3年ぶりに実施できました。
役場下から中山組の県道には、両側に土砂がウッスラ堆積していて、最後は各箇所から応援に来ていただき、ドーザと2トンダンプで土砂搬出をしながら草取りもしていただき、予定の作業はほぼ終了しました。
村民の皆さんは、各区・各集落等で水路ざらい、草刈り、草取り、アレチウリの駆除など環境保全等の作業を多くされていますので、職員達は、地区担当職員としても各地区の作業のお手伝いはしていますが、やはり自ら進んで環境整備等のボランティア作業をすることは大事なことだと考えます。本日は大変お疲れ様でした。
御曹子橋周辺からの風景
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、御曹子橋に行き、台風15号の雨で濁っていた犀川や周辺からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、小学校でマラソン大会前検診(高)、運動教室、議会だより編集委員会、保育園・学童向けICTシステム(CODMON)勉強会などが行われました。