信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

GIGAスクール対応タブレット端末引渡式&生坂農業未来創りプロジェクト会議&特別職報酬等審議会

2020年11月30日 | 生坂村の報告
 30日(月)は日差しが届きましたが、冷たく乾いた空気に冬の寒さが感じられました。
 午後1時30分からは、GIGAスクール対応タブレット端末引渡式が小学校で行われ、北野校長先生と樋口教育長から、文科省のGIGAスクールに対応して、生坂村で児童生徒全員に、一人一台のPC端末を貸与し、オンライン授業等を進めていきたいなどの挨拶があり、教育長から今回貸与するタブレット端末を児童代表に手渡しました。




 私は村長室にいて私のPCのZOOMで参加し、児童二人と会話をする予定でしたが、児童達が緊張したようで、私から、新型コロナウイルス感染症の影響で4月の年度初めから臨時休校になり、まだこれからも予断を許さない状況だから、早くオンライン授業ができるようにしていただきたいこと、これからデジタル化が進みますからIT関係もしっかり勉強して欲しいこと、皆さんが家に持っていって勉強できますので大事に使ってくださいなどとお願いしました。






 午後2時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、10月まではいくさかの郷が順調に売上を伸ばしてきましたが、11月に入り地元農産物が少なくなり、これからが正念場ですので皆さんのお力添えをお願いし、関東農政局の担当課長と係長から、山村活性化対策事業の現地視察をしていだき、今年度の取組を評価していただきましたので、これからも当事業の実施でも、いくさかの郷の健全運営を目指していきたいなどと挨拶をさせていただきました。




 協議の前に、いくさかの郷テーマソングの試作品ができ、ながのアド・ビューロの方から説明をしてもらいました。



 3分のプロモーションビデオと15秒のCMビデオの2種類でして、話題づくりのために、県職員の地域に飛び出す公務員の皆さんをお願いし、ラップのアップテンポで話題を獲得しそうなテーマソングに感じました。


 15秒のCMソングは春夏秋冬のバージョンを作っていただき、季節毎に替えて放送することやYouTubeでも発信する予定ですのでご期待ください。


 協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の10月の日別売上金額及び集客数等の売上集計表、日別売上前年対比表、11月の売上集計表の直売所での販売と前年比較などについて説明を受けました。


 農産物直売所の10月の売上は、前年度より2倍以上伸びて、10月までの生坂村生活応援商品券やいくさかマル得商品券、193クーポンでの買物が多く、10月もぶどうが少しあり集客に結びつき、27日から使用可能になったPayPayの利用もあるとのことでした。


 山村活性化対策事業の視察については、11月5日(木)~6日(金)で行い、飯綱町のふるさと振興公社の事業内容、小布施屋(農産物直売所ろくさん)、長和町の道の駅 マルメロの駅ながとなど、参加された皆さんからの視察研修レポートをまとめて説明しました。


 毎年度行っている「生坂農業懇談会」については、新型コロナウイルス感染防止のために、農協さんの懇談会の開催内容を参考にして、当村は、南部・中部・北部の3箇所の大きめな会場で、昼の部14時からと夜の部19時からの開催か、Web会議形式での開催にするか、次回の当会議で具体的にお示しすることにしました。
 農協さんからは、12月8日野菜部会実績検討会、9日梅の剪定講習会、10日赤米対策講習会、15日コロナ禍での農業個別相談会、16日採種部会実績検討会、22日山清路ぶどう部会生産販売実績検討会などの開催報告がありました。

 農業懇談会では、生坂村の農業振興、生坂村で農業をする方法、ぶどう栽培の新たな方向性、昨年度の農業懇談会の意見等を検証して開催することなどの意見が出されました。
 11月の特産市は盛況で竹っこスティックおやきが11月に販売され人気があり、今後も力を入れていきたいこと、12月30日には、ぶりの販売をするので、今後チラシの配布、注文の受付をすること、観光協会でのしめ縄飾りは、従事者の高齢化等の影響で行わず、いくさかの郷で販売することなども話されました。


 午後4時からの特別職報酬等審議会については、私の挨拶の後、正副会長を選出していただき、会長に瀧澤正基さん(商工会長)、副会長に丸山勝治郎さん(区長会長)に決まり、私から「議会の議員の報酬の改定について」諮問をさせていただきました。
 その後、議会から議会改革検討会座長の太田議員から当検討会が実施してきた内容等について説明していただき、質疑応答の後退席させていただきました。

 特別職報酬等審議会の協議の結果、村の将来を担う意欲ある若者が村議会議員に立候補するよう議会から提言のあった「年齢満55歳以下の者の議員報酬、月額300,000円とする」に本審議会として賛同する。

付帯意見
・次回の選挙後に立候補の状況等を検証し、報酬改定の効果がないと認められるときは再検討すること。
・議員の研修を行い議員の資質の向上を図ること。
・議員が行っている活動の見える化の方策を検討・実施すること。

 特別職報酬等審議会は、上記の付帯意見を添えて、議会の提言に対して賛同されましたので、近日中にこの意見も参考にして、今後の方針を議会と協議させていただこうと思います。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に行き、朝霧が残っている上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景





 その他生坂村では、小学校で元気週間(12/4迄)、村工事開札、農業委員会懇談会、少年少女サッカー教室などが行われました。

高津屋森林公園上空からの風景

2020年11月29日 | 私の挨拶
 29日(日)は初冬の日差しが届き、ヒンヤリと乾いた空気に冬の訪れを感じられました。
 本日は生坂村の今シーズンの「松本山雅ホームタウンデー」に当たり、ブース出店をさせていただきました。ホームタウンは、松本市・塩尻市・山形村・安曇野市・大町市・池田町・箕輪町・朝日村と当村の9市町村であり、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、3市町村ずつに分けて行われ、当村は大町市・安曇野市と一緒でした。


 それぞれ特産品のプレゼントや販売、楽しいイベントなどを開催していたようですが、私が行った午後1時頃には人が疎らでしたし、当村が持っていった山雅カレーを包んだ緑のおまんじゅうと竹っこスティックおやきは直ぐに完売になったとのことでした。


 子ども達が松本山雅の皆さんにサッカーを教えてもらっていました。ボールを追いかけて頑張っている姿が格好良かったです。






 松本山雅FCの練習風景です。




 試合は、J2リーグ第37節 松本山雅FC vs 京都サンガF.C.でして、0ー0の引き分けでした。前半からチャンスは多くりましたが、攻めきれず勝ち点3を逃しての勝ち点1という感じでした。今シーズンの残り5試合を連勝し、来シーズンはJ1を目指して頑張ってもらいたいです。








 当村は今年度、新型コロナウイルス感染症の影響で村民運動会等が中止になり、松本山雅FCとの連携企画は減ってしまいましたが、それでも保育園で「巡回サッカー教室」「松本山雅フィジカルトレーニング」など村民の健康増進につながる講座を開催していただきましたし、生坂村でガンズ君がパラグライダーに乗ってもらったり、やまなみ荘、かあさん家の紹介ビデオ「行ってみよう!YAMAGAのホームタウン!」生坂篇などで生坂村を発信していただきました。








 また、11月23日には「2020イクラン!!松本山雅FC」を縮小しても、村内外から約100名の参加により開催でき、神田社長さんはじめ4名の皆さんにも10kmコースを走っていただくなど、それぞれに生坂村の発信や活性化に結び付いたことに感謝申し上げます。



▽ 毎朝恒例の撮影は、今シーズンの営業が終了した高津屋森林公園へ行き、さらに上空からの風景を撮影しました。

高津屋森林公園上空からの風景







山清路の風景

2020年11月28日 | 生坂村の風景
 28日(土)は朝まで雲が多かったですが、昼間は日差しが届いて、お出かけ日和となりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は山清路に行き、昨年の東日本台風による込地集落の災害復旧工事のため水位を下げている山清路の風景を撮影しました。
山清路の風景



 いよいよ待ちに待った主要地方道大町麻績インター千曲線の山清路パイパス工事(山清路大橋)開通式を12月13日(日)に行うことになり、大規模な崩落から約14年間旧山清路橋を使用し、2トン車以上通行止め規制になっていた区間が解消されることになります。




 今日は朝から、入金処理など月末締めの会社の事務を行い、昼過ぎには、前から頼まれていた秋起こしを行いました。小さな畑3枚をトラクターで起こし、陽気が暖かく予定通り起こせました。孫が起こし立ての畑に入って喜んでいました。






 その他生坂村では、竹林整備講習会、少年少女サッカー教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

道路整備の促進に関する要望&県知事と市長会、町村会との意見交換会

2020年11月27日 | 生坂村の報告
 27日(金)は雲が多く、ニワカ雨が降り、一日を通して寒い陽気でした。
 午前10時30分からは、長野県建設部 田下部長さんはじめ田中技監さんなど関係各位に、県道上生坂信濃松川停車場線と県道宇留賀池田線の整備促進に関する要望をさせていただきました。


 宮澤県議会議員さんと清沢県議会議員さんにご同席をいただき、当整備期成同盟会の池田町長の甕会長さんと松川村平林村長さんと私、池田町の倉科議長さん、松川村平林議長さん、山﨑広津道路愛護会長さん、当村の平田議長さん、山﨑宇留賀区長さんなど関係者と担当の職員各位で要望しました。


▽ 要望の内容は、町村境工区道路改良工事の早期着工、町村境の待避所工事の早期完了、山間部沿線の倒伏の危険性が高い立木の除去など、両路線とも引き続きの要望事項が多く、またここ数年、本道路において豪雨・豪雪災害による通行止めが発生していることから、危険個所の整備を早急に実施していただき、安全・安心に通行できる道路になるように対策工事などの実施を要望しました。



 当村としては、特にあづみ病院に通院、入院している村民が多いことから、命をつなぐ道として県道上生坂信濃松川停車場線のトンネル化を強く要望させていただくとともに、池田町側からの電線が支障木により切断しての停電が多いため、森林税を活用して、多くの支障木を伐採していただくことも要望し、両路線とも生活道路でもありますので、それぞれの要望事項の早期完成などを平田議長さん、山﨑宇留賀区長さんからもお願いしました。






▽ それぞれ松本建設事務所並びに大町建設事務所で整備事業を進めていただいておりますが、当村にとりましては、通勤・通院・通学・買物等に大変重要な路線でありますので、両県道が安全・安心に通行できますよう引き続きの事業促進を切にお願いし、清沢議会議長さんと宮澤議会議長さんからもしっかりとお願いと御礼のことばをいただきました。





▽ 田下部長さんと田中技監さんからは、現地調査をされた路線ですので、各要望事項について、工事の進捗状況と詳細設計、用地交渉など今後の方向性の説明をしていただき、トンネル化については、トンネル工事と現道整備のルート検討している状況であり、立木除去については、今年度森林税を活用して実施をしているので、引き続き中部電力と協議をしながら進めていくなどとご回答をいただきました。






 午後4時30分からは、「知事と市長会、町村会との意見交換会」がテレビ会議で開催され参加しました。
 阿部知事さんから、今第3波と言われるように、11月に入り長野県も感染者が増え、24日には県内全域を感染警戒レベル3に引き上げましたが、今後感染拡大を押さえ込み医療体制を堅持していかなければならない状況である。しかし、社会経済活動も維持していかなければならないので、ガイドラインに沿って感染防止対策を徹底し、県と市町村が連携・協力してしっかり取り組んでまいりたいなどの挨拶で始まりました。


 長野県全域に「新型コロナウイルス警報」発出にしたことにより、下記の「感染拡大防止のお願い」を遵守していただきたいとのことでした。
① 信州版「新たな日常のすゝめ」に沿った行動を徹底してください
・会食、飲み会では感染リスクの高い行動を避けるよう努めてください
・店舗等の講じている感染防止策にご協力ください
② 陽性者が多数発生している地域への訪問に当たっては十分ご注意ください
③ 発熱等の症状があり、心配な時は速やかに保健所等に電話でご相談ください
・家庭内での感染にも留意してください
④ 事業所での対策の徹底をお願いします
・休憩時間など居場所の切り替わりによる気の緩みや環境変化にご注意ください
・感染拡大予防ガイドラインを遵守するよう努めてください


 また、下記の「今、みなさんに考えていただきたいこと」を確認していただき、これからの感染予防についてもう一度考えてみてくださいとのことでした。
① 最近「これくらいなら大丈夫だ」と、人との距離が近くなっていませんか?
② 消毒や手洗いをうっかり忘れてしまうことが増えていませんか?
③ 自分が元気なら、人にうつさないと思っていませんか?
④ マスクをしていれば、換気や加湿は必要ないと思っていませんか?
⑤ 「自分は大丈夫」「あの人は大丈夫」と思っていませんか?



 そして「感染警戒レベルの引き上げについて」「新型コロナウイルス感染症対策方針」「医療提供体制について」「感染症防止対策を前提にした観光誘客について」それぞれ資料に沿って説明を受け、意見交換をさせていただきました。
 感染警戒レベルを基準内になれば引き下げていただくとともに、飲食時でもマスク着用を徹底すること、スキー場の営業休止による県の支援策の要望、島津製作所のPCR検査を全自動で行う「遺伝子解析装置」の購入と検査の可否、成人式で帰省しての同級会の統一的な規制、新たに特定地域の感染警戒レベルの発出、お盆の帰省を自粛してもらったが、年末年始の帰省の自粛についての判断時期、GoToトラベルは感染拡大との関係が不透明なので中止反対、大町市も再度誘客キャンペーンを行うこと、GoToイートによる忘新年会は感染対策を徹底して受け入れることなど意見交換をしました。



 引き続き、県と市町村等で連携して、感染拡大防止のための対策や医療提供体制及び検査体制の充実を一層推進させるとともに、県民の皆様への働きかけを徹底して、県民皆で力を合わせこの難局を乗り越えていかなければならないと感じました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、池沢口に行き、日岐上空から雲が優勢の風景を撮影しました。
日岐上空からの風景







 その他生坂村では、小学校でALT・職員健康相談、保小中一貫教育研究検討協議会、教育委員会定例会、関東農政局現地調査、上生坂A班の皆さんの元気塾などが行われました。

生坂橋周辺の風景&関東農政局現地調査

2020年11月26日 | 私の挨拶
 26日(木)は晴れて穏やかな天気でしたが、朝晩は冷え込み、昼間は日差しの下でもヒンヤリと感じられました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた生坂橋周辺の風景を撮影しました。
生坂橋周辺の風景





 午後1時からは、農林水産省 関東農政局 農林振興部 農村計画課 宗田課長さんと竹澤山村振興係長さんが来村され、当村が今年度から交付されています農山漁村振興交付金(山村活性化対策)の各事業の現地視察をしていただきました。
 今年度の山村活性化対策事業の取組は、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの行事・イベントが中止になり、計画通りに各取組が進まず、新たな取組として、当事業と道の駅いくさかの郷の振興等に参画されています村内の各団体・グループに視察研修や新商品の開発などを行っていただいている状況などを現地視察していただきました。




 初日は最初に、道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所を視察していただき、お認めいただいた193クーポン等のプレミアム商品券やテレビCMなどで、いくさかの郷の認知度も上がり、売上が前年度対比2倍以上の月があり、農林水産物生産者の収入増につながったことなどを説明させていただきました。




 スカイスポーツ公園からは、犀川の河岸段丘の生坂村を視察していただき、道の駅いくさかの郷、役場、保育園、小・中学校、やまなみ荘、上生坂上の原ぶどう畑、草尾上野ぶどう畑の位置と、万平集落と犀川との標高差などについて説明させていただきました。






 草尾ぶどう団地では、荒廃した桑園を圃場整備して、昭和60年代から始まった山清路巨峰の栽培について、平田会長さんから詳しく説明していただき、新規就農研修制度や農業支援の地域おこし協力隊員の就農状況、各種ぶどうの栽培状況等についても説明させていただきました。




 大日向ぶどう団地では、県営中山間総合整備事業により水田をぶどう畑に圃場整備した現地を視察していただき、前にはもっと国庫補助率が高い事業だったことを聞き、国の農業に対する補助の厚遇さが感じましたが、農業従事者の高齢化や農地の遊休化など課題山積に対して、解決や方向付けをしていくには、今後も国・県のご支援とご指導をお願いしていかなければと考えます。




 翌日は、宗田課長さんか講演をしていただき、生坂村農業公社、新規就農者、農林水産物生産者組合、人・女竹っこクラブ、おじさま倶楽部の皆さんと、生坂農業を支える農業公社の取組、山村活性化対策事業の取組、道の駅いくさかの郷農林水産物販売状況などの意見交換をさせていただき、当事業で試作しましたスティックおやきを試食してもらいました。




 私は道路整備の要望があり、2日目は同席できませんでしたが、当村の基幹産業であります農業振興や村の活性化に結び付けることを目指してします「道の駅いくさかの郷」の運営・取組に対して、ご指導をいただけたものと思います。
 宗田課長さんと竹澤山村振興係長さんには、大変お忙しい中遠路お越しいただき、山村活性化対策事業等の現地調査をしていただきありがとうございました。引き続きご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。



 その他生坂村では、保育園で体験保育、中学校で2学期期末・総合④テスト、なのはなで小児救急法講座、農業委員会及び農地パトロール、民生児童委員協議会、支え合い会議、トレーニング講座、少年少女サッカー教室などが行われました。

新型コロナウイルス感染症対策本部会議&第2回議会臨時会

2020年11月25日 | 生坂村の会議
 25日(水)は日差しが届いて、穏やかな空が広がり、日なたでは温もりを感じられました。
 朝礼終了後、急遽新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。昨日長野県内全域が感染警戒レベル3に引き上げられ、長野圏域は引き続きレベル4の状況でありますので、昨日開かれた新型コロナウイルス感染症長野県対策本部 松本地方部の会議に出席した小澤保健師から説明を受け、当村として今後の対応について協議をしました。




 地方部としての今後の対応は、主要な繁華街の事業所を訪問し、感染拡大防止等の呼びかけ、広報車による呼びかけ、感染拡大防止や感染症に伴う誹謗中傷等防止のメッセージを載せた懸垂幕の掲架とのことでした。そして、市村にお願いしたいこととして、県民の皆さんへの情報提供及び呼びかけへの協力ということでしたので、「今、みなさんに考えていただきたいこと」として、「これまでは、注意深く適切な感染予防行動を行ってきたことで、感染を避けてこられたことと思います。今まで感染を避けてこられた今だからこそ、つい、三密の基準を甘く見積もってしまいがちです。改めて、行く場所、いる場所のリスクを確認し、安全確保をお願いします。安全の確保ができないと考えられるときは、その場所を避けましょう」などを周知徹底することにしました。




 午前9時からは、12月定例議会に計上します補正予算の査定を行いました。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第2次分が採択いただきましたので、その財源更生の他に、新たに感染防止対応の備品購入、上生坂霊園の修繕料、除雪経費、介護保険等のシステム変更による委託料などを査定しました。




 午後2時からは全員協議会で臨時議会に上程します議案の概要の説明をさせていただき、午後2時30分からは第2回議会臨時会を開催しました。その内容は開閉会のあいさつでお知らせします。




   令和2年第2回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、令和2年第2回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、ご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて、今年もあと1ヶ月とちょっとになりましたが、年間通して新型コロナウイルス感染症の影響により、例年通りの村政懇談会、行事、イベント等が行えなかった我慢の年でございます。
 また現在、第3波といわれるように、長野県でも11月に入り1日あたりの新規陽性者の確認が過去最多となり、病床の利用率も大きく増加しており、昨日は県内全域が感染警戒レベル3に引き上げられ、長野圏域は引き続きレベル4の状況であります。
 本日当村は急遽、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、長野県が感染拡大を止めるためにもう一度考えてみましょうとしまして、
最近「これくらいなら大丈夫だ」と、人との距離が近くなっていませんか?
消毒や手洗いをうっかり忘れてしまうことが増えていませんか?
自分が元気なら、人にうつさないと思っていませんか?
マスクをしていれば、換気や加湿は必要ないと思っていませんか?
「自分は大丈夫」「あの人は大丈夫」と思っていませんか?
という内容であり、これらを村民の皆さんに周知するとともに、引き続き信州版「新たな日常のすゝめ」に沿った基本的な感染防止策を徹底していただくために周知してまいります。

 また、議会にお認めいただいた感染防止対策事業を早期に完成させるように取り組んでいるところでございます。
 今後も、村民の皆さんの立場に立って、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、報告1件、条例案3件であります。

報告第13号  専決処分の承認を求めることについて
(令和2年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)

 この専決処分は、既定の額に11,945千円を追加して、総額を2,391,611千円とする補正予算であります。
 道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所の販売額の増額及び中学校のオンライン学習事業に伴う予算を計上しております。

議案第56号   議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は令和2年人事院勧告により、議会議員の期末手当額を改正する条例の一部改正であります。

議案第57号   特別職の職員で常勤の者等の給与に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は令和2年人事院勧告により、特別職の職員で常勤の者の期末手当額を改正する条例の一部改正であります。
議案第58号   一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案

 この条例案は令和2年人事院勧告により一般職の職員の期末手当額を改正する条例の一部改正であります。
 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。





  令和2年第2回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶

 それでは、令和2年第2回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 本日提案しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。

 さて今月14日に、議会より「活力ある村づくり推進に向け、生坂村議会に若い世代の政治参加を促進させるため」全議員の賛同による「議員報酬の一部改正が必要」とのことで提言書を頂戴しました。
 改正内容は、第1条 「議会の議員の議員報酬」に、特例として次の文言を追加する。「年齢満55歳以下の者の議員報酬は、月額300,000円とする」でございます。

 前回の村議会議員選挙は村政始まって以来の欠員1という結果でしたので、行政としても議員のなり手不足は村政運営上の課題と捉えていますので、議会と相談させていただき、30日に特別職報酬等審議会を開催させていただくことになりました。
そして、その回答も判断材料として、議員各位と相談させていただき、提言に対しての方向付けをしたいと考えております。

 生坂村は、村民の皆さんで力を合わせて、山紫水明の豊かな自然と先人が築き上げてきた伝統文化を守っていかなければならないと考えておりますので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた大日向沿いの犀川の風景です。

大日向沿いの犀川の風景







 その他生坂村では、保育園で園外保育(小立野・乳房イチョウ)、小学校で授業参観・給食試食会(1年)、小・中学校で検尿2次検査、児童館で学童お下がり会・スポっちゃおなどが行われました。

宇留賀上空からの風景&ダム・発電関係市町村全国協議会理事会兼定例総会

2020年11月24日 | 生坂村の風景
 24日(火)は晴れて穏やかな陽気で、朝晩は冷えましたが、昼間は日差しが暖かく過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路の郷資料館の近くに行き、朝霧が立ち込めていた宇留賀上空からの風景を撮影しました。

宇留賀上空からの風景






 朝礼後決済を済ませ、東京日帰りの出張に行き、午後2時から、ダム・発電関係市町村全国協議会理事会兼定例総会が開催され、私は、長野県町村会理事の関係で、ダム・発電関係市町村全国協議会の常任理事でもあるため出席しました。

▽ ダム・発電関係市町村全国協議会 会長 辻一幸氏(山梨県早川町長)が、当協議会会員534市町村は水源地域における地域振興の重要性を訴えてきたところであり、水力発電施設立地市町村の財政を大きく支える水力交付金については、今年度で多くの市町村が交付期限を迎えますが、さらに10年間の延長を確実に行うこと、単価を平成22年度以上に引き上げるとともに、最低補償額については少なくとも現在の水準を堅持することを強く求めているところでありますなどの開会の挨拶をされました。


▽ ダム・発電関係市町村等振興議員連盟会長 山本拓先生が、コロナ禍で大変ですが、これを災い転じて福となすと申しますか、今はソーシャルディスタンスなど新しい生活の形をつくることが政府の発想の中にあり、その受け皿になるのが過疎と言われた地域が主役になれることで、それぞれ立地自治体の皆さんが色々と計画に手を上げていただいて地元の合意の中で、各省庁の予算を集約し、総務省も裏負担ができており、来年は3次補正もありますから、各自治体も大いに取り組んで欲しいなどと祝辞を述べられました。


▽ 当議員連盟顧問 中谷元先生から、水力は国から電源立地対策交付金をいただき、日本の高度成長を支え、地方の自立を支えてきて、時代がさらに変わり、環境が非常に変化をしてきたことで、この制度の維持はしますが、それなりのアイデア、知恵を出しながら対応していくことでこの協議会ができていると思われ、これからは脱カーボン、脱炭素において、電力で真っ先に考えられるのが水力発電であり、皆さんの目的である水力交付金の延長・充実、関連市町村の振興策を求めていかなければならないなどと祝辞を述べられました。


▽ 当議員連盟顧問 細田博之先生が、カーボンニュートラルと言われていますが、まさに水力発電は再生可能エネルギーであり、ダムの活用は気候変化の中で、水力発電の機能の他に、治水対策による災害対応など多目的な役割を担っており、ダムが長期間とともに老朽化もしているから、ちゃんと修復をしなければいけないし、水力発電の機能、潅漑の機能、防災の機能を持っているわけであり、その地元にとっては整備を充実していくことが大事ですから、我々も応援していくなどと祝辞を述べられました。


▽ 続いて、資源エネルギー庁電力・ガス事業部 久米孝政策課長さんと、国土交通省 水管理・国土保全局 津守水理管理室長さんから、それぞれ祝辞を頂戴しました。




▽ 政策説明として「水力発電の普及状況と導入促進策について」と題して、資源エネルギー庁電力・ガス事業部 電力基盤整備課 電源地域整備室長 森大輔氏より説明をしていただきました。


 菅内閣総理大臣が所信表明演説において、我が国が2050年にカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出と吸収でネットゼロを意味する概念)を目指すことを宣言、水力発電については、1950~1960年代までは大型の水力発電の開発により、大幅に増加したが、近年はほぼ横ばいになっている水力の導入状況、水力発電の導入加速化補助金の令和3年度概算要求額25億円(新規)と事業内容、令和3年度要求として、9月30日に延長の方向で概算要求を行ったところ、期間や単価等の諸条件について、財政当局と調整中の電源立地地域対策交付金などについて説明していただきました。










 その後議事に入り、議案第1号 「電源立地地域対策交付金(水力交付金)の延長・拡充に関する特別要望」(案)について、議案第2号 「ダム・発電関係市町村振興対策の充実・強化に関する要望」(案)が、一部の字句の校正を事務局に任せて議決されました。


 私は、理事会兼定例総会に出席させていただき、ダム・水力発電施設地域の水源地対策、電源立地地域対策交付金(水力交付金)の延長・拡充、関係市町村の振興対策の充実・強化に関する施策、森林環境税の活用など勉強になりました。



 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校で縦割り清掃(~27日迄)・ALT、中学校で集金日、下生野B班の皆さんの元気塾、山口医師高齢者インフルエンザ予防接種、働き方改革出張相談会などが行われました。

2020イクラン!!松本山雅FC&下生坂上空からの風景

2020年11月23日 | 生坂村の催し
 23日(月)は朝から雲が優勢の空で肌寒かったですが、午後は少し日差しの温もりが感じられました。

 午前9時から、今年度松本山雅FCの皆さんからご支援をいただき、昨年度から恒例の水鳥マラソン大会を大きくした2020「イクラン!!松本山雅FC」の始めの会が行われました。


 今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開会式は行わず、私からは、開催するか悩みましたが、感染防止対策をしっかり講じるとともに、松本山雅FCの皆さんと関係の皆さんのお陰で開催できましたことに感謝をし、練習の成果を発揮して、犀川の爽やかな風を感じて楽しく走ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。


 松本山雅の神田社長さんからは、新型コロナウイルス感染症の影響で多くのランニングイベントが中止する中、イクランを開催されたことに謝辞を述べられ、我々も参加し皆さんと一緒に走り、イクランを盛り上げることによって、生坂村の活性化につながっていくことを願っていますなどの挨拶をいただきました。




 今回は3kmコース(小学校4年生以上中学校3年生以下と、小学校3年生以下と保護者)、10kmコース(中学生以上)の3種目のコースで走ってもらいました。


▽ 午前9時30分に、神田社長さんの号砲で子ども達と保護者が元気に飛び出しました。












▽ 12分過ぎからトップのランナーが来て、その後を続いて3kmコースの皆さんがゲートをくぐってゴールへ向かって走っていった模様です。










 3kmコースの参加者は、小学校4年生以上中学校3年生以下と、18歳以上の保護者と小学校3年生以下の子供さんが一緒に走るクラスで、みんな一生懸命で汗をかいて頑張って走っていました。










▽ 午前10時5分に私の号砲で10kmコースの選手が一斉にスタートを切りました。












▽ トップの方はぶっちぎりの35分台でゴールし、40分台から次々と10kmコースの選手が走ってきたところを撮影しました。
















 密になることを避けるため、閉会式も行わず、3kmと10kmの各種目と男女別で、ゴールされた選手の皆さん全員に、直ぐに記録証と参加賞を差し上げ、そのまま解散していただきました。
















 今年はコロナ禍で心配でしたが、予定の人数の皆さんに参加していただき、松本山雅の皆さん、多くの分館長、スポーツ推進委員など競技役員の準備と運営等のお陰で開催することができました。参加者と競技役員の皆さん、ありがとうございました。
























▽ 毎朝恒例の撮影は下生坂の水田が並ぶ上の村道に行き、上空からイクランのコースの草尾、昭津、大日向等村道1級1号線の風景などを撮影しました。
下生坂上空からの風景








スカイスポーツ公園上空からの風景

2020年11月22日 | 私の挨拶
 22日(日)は日差しが届いて朝晩は寒くても、昼間は過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影はスカイスポーツ公園に行き、上空から360度の風景を撮影し、朝から青空が広がりましたので、大城・京ヶ倉や上生坂、下生野、北アルプスなどの眺望が楽しめました。
スカイスポーツ公園上空からの風景



 スカイスポーツ公園は生坂村の公共施設で、年会員で構成されている「生坂スカイスポーツ公園管理委員会」が指定管理者として村から管理を委託しています。特定のスクールや個人が管理しているわけではありません。
 管理委員会は公園の管理はしますが、「フライトの管理はしませんので、フライトは各自の自己責任になります」とHPに記載されていますので、よろしくお願いいたします。





 私は本日公務がなく、会社の売上の記帳や会計事務所に10月の月次資料を提出するなどの会社の事務を息子と一緒に行いました。
 引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響で、売上が前年対比2割ほどの減額で推移しており、秋野菜は豊作ですが販売が好調でなく厳しい状況が続いています。
 しかし、創業から86年が経ちこの難局を乗り切るために力を合わせて頑張るしかないと考えています。

小舟柿組合の視察研修&生坂ダム湖の風景

2020年11月21日 | 生坂村の報告
 21日(土)は雲一つない快晴で、空気もカラッとして秋らしい体感の一日でした。
 午前8時頃生坂村を出発して我が小舟柿組合の視察研修が始まりました。今回は山村活性化対策事業の一環として、我々組合員12名と松本農業農村支援センターの中村さんと事務局の松本君に同行していただき行いました。
 最初に、一般社団法人月誉平栗の里に行き、代表理事会長の城田多加雄さんと総務部長の下島芳幸さんに月誉平生産組合の取り組みなどについて説明していただきました。


 月誉平地区では、戦前に開墾した畑地を中心に荒廃化が顕著になり、地域の課題となっていたところ、地区の農家が町営農センターや地元営農組合・生産法人等と検討を重ね、耕作放棄地を栗畑へ再生する方針が決定され、地区の地権者全員参加による組織を設立し、効率的な農地利用と農業経営を行うこにしました。


 組織は平成23年5月に法人化されましたが、法人化にあたっては、出資率を地元35%、(株)信州里の菓工房65%とし、企業から出資を受けても、出資農家が1人1票の議決権を持つよう配慮し、農家主導のもと町及び企業と上手く連携してきました。
 経営内容は、栗 7.4ha(月誉平4.7ha・近隣農地2.7ha)(作業受託含む)、水稲 2.2ha、そば 0.6ha、大豆 0.6ha、桜葉 5a、水田草刈り作業受託(水田面積で約4ha)でした。


 月誉平地区の農地を将来まで守るために、設立時に農地を法人が全て集積することを目標として、全員が参加できるように個人希望は認めながら取り組み、当初は栗を植えたくなかった人も活動や管理状況を見て栗を植えることを承諾されたとのことでした。


 栗は定植後4年目から収穫を開始し、収量増加により収支均衡まで8年かかると経営計画を立て、契約栽培により単価が安定し、価格は市場単価の倍に近い設定となっていて、さらに(株)信州里の菓工房の買い入れ価格は、毎年1kg10円アップしているとのことでした。


 現在10a当たり収量200kgを超えてきましたが、将来は300kg、全体で20トンを目標に取り組んでいますが、10年が経過し高齢化が心配で、関係人数を増やす「仲間づくりが大切」と言われていました。
 その他、栗の種類や栽培管理、出荷及び貯蔵方法なども教えていただき、選果場も組合員の皆さんの手作りで工夫されていました。


 説明後、栗圃場まで徒歩で移動し、距離は500m程度でしたが、勾配がある上り坂を15分ほどかかりました。4haの栗圃場はとても広大で、整然と定植し管理されている栗が見事に並んでいました。




 圃場では、栗の枝を示しながら剪定方法や施肥管理、消毒及び防除などについて、色々と詳しく教えていただきとても勉強になりました。






 お昼は、ふたつのアルプスに囲まれた「道の駅 田切の里」の「そば処たぎり」で新そばをいただきました。田切地区の農家の皆さんでつくる生産者組合がコメや朝採れ新鮮野菜などを出荷し、農産物・特産品販売所や鮮魚も2日に1度仕入れ、肉、酒、日用品も用意してありました。




 ここは、住民の生活の拠点となり、訪れていただいた方々との交流コミュニケーションの場となり、地域活性の場になればとのことでした。




 昼食後は、株式会社田切農産 代表取締役 柴芝勉さんから、株式会社田切農産の農産物栽培及び販売、農作業の受託、農産物出荷などについて説明していただきました。


 田切農産は、午前中視察した月誉平栗の里と田切の里営農組合など飯島町4地区の担い手法人が作業連携し、作業の受託・委託、畦畔の管理、人材の交流などを行って、田切地区の農地集積を進め、作業受託、野菜など導入による多角経営、直売所運営、6次産業化と段階的に活動を推進していました。


 「環境にやさしい農業」を目指し、ミヤマシジミの生息環境の保護ためにコマツナギの植栽を行い、ビオトープも作って環境を守り育てる活動をし、みやましじみ米として販売されていました。


 食用サクラ、白小豆、トウガラシ、トウモロコシ、アスパラ、イタリア野菜、ハロウィンカボチャなど野菜類も多く栽培され、特に白小豆はコンバインなどを使い農作業の省力化を進め、栽培面積を増やして収入増につなげているとのことでした。


 6次産業化の取り組みとして、野菜セット、オリジナル日本酒、唐辛子ビネガーなどを販売され、今年はそばが豊作で、そば焼酎にしようか思案中であり、楽天で販売している石臼挽き田舎蕎麦粉がよく売れているとのことでした。


 農業塾、企業CSRの協力、収穫体験などのイベントを開催し農業を知ってもらうことや、長野県里親制度に登録し研修生を受入し、研修、就農希望者のためのプログラムを用意して、今年は2名の新規就農者を応援しているとのことでした。

 田切農産物直売所は、開設以来10年が経ち過渡期になり、道の駅田切の里もあることから、ワーケーションとしてテレワーク企業の方々が農業塾で学んで30~40aの農業をしっかり取り組んでいただき、移住につながっていくような取り組みを検討しているとのことでした。

 次は、月誉平栗の里が栗を収めている「信州里の菓工房」に寄りました。ここは、町が誘致した県外の栗菓子企業との連携により、平成20年に建設され、そのコンセプトは、「地域の素材を地域の人が地域で加工し、地域のお客様に喜んでいただく」という発想が原点とのことでした。






 地域素材を使った「安心・安全な商品」を提供し、地域のお客様に満足していただくことで、その喜びが人から人に伝わり、生産者から消費者まですべての方が喜べる仕組みづくりを理想としていると言われるように、多くのお客様で賑わっていました。






 最後は、平成6年にスタートした民間経営の農産物直売所グリーンファームに寄り、前にも視察したことがありましたが、昨年1月にリニューアルオープンして、とても綺麗になっていました。




 地域の農家の「規格外の農産物を現金化できないか」という思いから始まった小規模な店舗でしたが、“生産者の会”会員は現在2,000人を越え、従業員は65名、年間来店者数70万人の直売所に成長したとのことでした。


 本日は何かとお忙しい中、一般社団法人月誉平栗の里と株式会社田切農産の皆さんには、我々の視察研修にご対応いただき感謝申し上げます。また、松本農業農村支援センターの中村さんと事務局の松本君には、今回の視察研修を企画していただき、天候にも恵まれ有意義な視察研修になりましたことに御礼を申し上げます。



▽ 毎朝恒例の写真は、視察前に急いで撮影しました生坂ダム湖の風景です。

生坂ダム湖の風景





 その他生坂村では、中学生が新人体育大会(中南信・バトミントン)、道の駅いくさかの郷特産市、絵手紙教室、地域未来塾、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。