信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県河川協会通常総会&日岐と小舟上空からの風景

2024年07月31日 | 私の活動報告
 7月31日(水)は夏の日差しが届き、昼間は厳しい暑さとなりました。
 午後3時からの令和6年度(第85回)長野県河川協会通常総会が開催されました。

 開会に当たり会長の私から、近年は、気候変動に伴い、全国各地で今まで経験したことのないような記録的な豪雨が発生しております。
 長野県では、令和元年の台風災害以降も、毎年のように県内各地で豪雨による災害が続いており、治水対策・災害対策の必要性がこれまでになく高まっているところです。
 特に、出水時等に住民を安全に避難させる責務を担っている私たちにとりましては、災害が発生しないことはもちろんですが、治水対策が進み、避難指示を出す頻度が少しでも減少してほしいということが共通の願いであると思っております。

 昨年度、改正国土強靱化基本法が可決・成立し、新たな国土強靱化基本計画が策定され、5か年加速化対策後の安定的な国土強靭化の推進に向けた大きな一歩が踏み出されました。
 当協会としましても、国土強靭化による防災・減災対策の一層の促進、流域全体が協働して治水対策に取組む「流域治水」のさらなる推進のため、「治水ONE NAGANO」宣言のもと、着実に歩みを進めてまいりたいと考えております。

 国会議員、国土交通省等の皆様に、地域住民の生命と財産を守る治水事業の重要性、河川改修事業などの促進を望む声を届けるために、より活発に活動をすすめてまいる所存です。
 本県の治水対策、災害対策が着実に進展するよう、本日お集りの皆様の思いをひとつにして取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご支援ご協力をお願い申し上げますなどと開会の挨拶をさせていただきました。

 その後、河川関係功労表彰の4団体の内、出席された3団体の皆さんを表彰させていただき、我が松塩筑支部からは、筑北村「安坂中村常会」の皆さんが、平成12年に設立し、一級河川安坂川の草刈り、ごみ拾い等河川環境整備を延べ14人で継続的に毎年、年1回実施し、長年にわたり河川愛護に大きく貢献されたご功績により受賞されました。



 受賞者を代表され、須坂市「高梨町百々川河川愛護会」の代表 丸山長次郎様から謝辞を頂戴しました。

 その後、ご来賓としてご臨席賜りました、若林衆議院議員、篠原衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、天竜川上流河川事務所 吉田所長、県議会危機管理建設委員会 大畑委員長、長野県建設部 新田部長から、それぞれの立場からのご祝辞を頂戴しました。


 会場の整理の間に、河川功労表彰者4名と大畑危機管理建設委員長、新田建設部長、私、3人の副会長で記念撮影をしました。

 その後、公務で遅れてきました井出衆議院議員からもご祝辞を頂戴しました。


 議事では私が議長を務め、令和5年度事業報告及び歳入歳出決算報告、令和6年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について協議し原案通り承認されました。

 続いて決議(案)を事務局から朗読していただき、「防災・減災、国土強靱化対策のための5か年加速化対策」に必要な予算・財源を例年以上の規模で確保し、計画的に事業を推進すること。また、改正国土強靱化基本法を踏まえ、5か年加速化対策期間完了後においても、国土強靱化実施中期計画を令和6年内に策定し、必要な予算・財源を通常予算に加え別枠で確保して、防災・減災対策に継続的に取り組むこと。

 地方自治体が引き続き喫緊の課題である防災・減災対策に取り組むことができるよう「緊急浚渫推進事業債」「緊急防災・減災事業債」「緊急自然災害防止対策事業債」について、恒久化を図るなど確実な財源措置を講ずること。

 県土の骨格をなす千曲川・犀川・天竜川・木曽川等の県管理区間いついて、地方の財政状況や、激甚化・頻発化する豪雨災害への対応などの実情を踏まえ、様々な課題を解決した上で、国による一元管理を図ること、などの決議(案)を力強い拍手で決議されました。

 江守河川課長からは、「長野県の河川事業の概要について」と題して、「長野県の河川の現状と令和6年度の整備方針などについて」説明していただきました。


 「長野県の河川の現状」として、日本海に注ぐ信濃川、姫川、関川と太平洋に注ぐ天竜川、木曽川、富士川、矢作川、利根川の8水系の県管理河川延長4,804.2kmのうち、要改修延長は2,194.9kmで、令和4年度末の整備率は39.07%である状況、令和6年度の整備方針として、「しあわせ信州創造プラン3.0」に基づき、「災害に強い県づくりの推進」「社会的なインフラの維持・発展」「地域の特徴と自然の恵みを生かした快適で魅力ある空間づくりの推進」「良好な生活環境保全の推進」について、

 令和6年度 河川課当初予算額、補助公共事業実施箇所、「流域治水」の推進に向けた取組の内容や普及啓発活動、令和6年発生災害、令和5年発生災害、令和4年発生災害、令和3年8月・9月大雨災害などの近年の災害の発生状況、長野県の治水対策の取組などについて説明を受け、国・県など河川管理者による治水対策に加え、市町村等の関係機関が連携をして、地域住民の生命と財産を守る流域治水の取組の重要性を強く訴え、河川改修などのハード対策、住民が自らの命を守るためのソフト対策を促進させなければと感じました。


 長野県の治水対策、災害対策が着実に進展するよう、本日お集りの皆様の思いをひとつにして取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、バス通勤のため、我が家からフライトして日岐と小舟の上空からの風景を撮影しました。

 本日生坂村では、経営所得安定対策兼米の生産調整実施現地確認、決算審査、教職員組合要望、地域未来塾、夜間SUP体験会などが行われました。


犀川(生坂・大町・長野間)改修期成同盟会総会&一般国道19号(生坂・大町・長野間)整備期成同盟会総会

2024年07月31日 | 生坂村の報告
 7月31日(水)午前9時45分からは長野市において、犀川(生坂・大町・長野間)改修期成同盟会の令和6年度総会が開催されました。

 副会長の私から開会のことば述べさせていただき始まりました。

 当同盟会会長の荻原長野市長から犀川や千曲川関係の工事状況や治水対策、流域治水などについて開会の挨拶を述べていただきました。

 来賓祝辞として、若林衆議院議員、篠原衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、西沢県議会議員、浅見千曲川河川事務所長、新田建設部長がそれぞれのお立場からのご祝辞を頂戴しました。



 浅見千曲川河川事務所長と県建設部江守河川課長から国・県の3市村の犀川関係等の整備概要について説明していただきました。


 会長の荻原市長の議事進行により、令和5年度事業報告・収入支出決算、令和6年度事業計画(案)、令和6年度収入支出予算(案)、役員改選(案)、要望書(案)が審議され、原案通り承認されました。

 最後に、会長の荻原市長から、浅見千曲川河川事務所長と阿部知事代理新田建設部長に要望書を渡していただき記念撮影を行いました。


 当村関係の要望事項は、「生坂村上生坂~古坂間の護岸整備及び改修(県への要望)」、「生坂村・大町市・長野市間の一体的な治水対策の推進(国及び県への要望)」ですので、要望事項の実現に向けてしっかり活動してまいります。

 今後も、来賓の皆様、長野市と大町市の市長をはじめ関係の皆様には大変お世話になりますが、3市村の犀川の治水対策、災害対策等にご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 副会長の牛越大町市長が閉会のことばを述べられ閉会しました。

 続いて午前11時からは、一般国道19号(生坂・大町・長野間)整備促進期成同盟会の令和6年度の総会が開催されました。

 副会長の大町牛越市長により3市村の国道19号現状や整備状況等の開会のことばで始まりました。

 会長の荻原長野市長から、3市村の国道関係の工事状況や要望内容などについて開会の挨拶をいただきました。


 来賓祝辞として若林衆議院議員、篠原衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、長野国道事務所 小田川所長がそれぞれの立場からの祝辞を頂戴しました。


 続いて小田川所長から整備事業概要も説明していただきました。

 議事として、令和5年度事業報告・収入支出決算、令和6年度事業計画(案)・収入支出予算(案)、役員改選(案)、要望書(案)が原案通り承認されました。


 長野国道事務所 小田川所長に、会長の荻原長野市長から要望書をお渡ししていただき記念撮影を行いました。


 当村関係の要望事項は、「生坂村(下生坂)~大町市(八坂瀬口)〈山清路地区〉のバイパス化事業の推進」、「生坂村~長野市間の防災事業の推進」ですので、関係各位のご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。
 最後は、副会長の私が閉会のことばを申し上げて終了しました。

 長野市、大町市、生坂村の3市村間は、その多くを犀川が築いた山間の渓谷を縫うように道路が走っており、これらは地形が急峻なうえに地質が脆弱なため、土砂災害が発生しやすく、また「雨量通行規制区間」も多くあり、防災・減災の観点からも、災害に強く信頼性の高い道路づくり、災害時に地域を孤立させない道路整備が急務となっております。

 その様な状況から、3市村の国道19号のそれぞれの箇所の整備を促進し、安全・安心な道路交通環境の早期実現のために3市村が連携をとり、一致団結して本路線の整備促進の早期実現を図るために、粘り強く要望活動等をしているところでございます。

絆づくり支援金選定委員会&上生坂上空からの風景

2024年07月30日 | 生坂村の報告
 7月30日(火)は時々日差しが届いても雲が優勢でスッキリしない空で日差しが届くと暑さが増しました。

 午後1時30分からの「令和6年度 生坂村絆づくり支援金選定委員会」は、今年度9団体から9事業の申請があり、私を含め6名の委員が事業の選定を行いました。私の挨拶と事務局の説明から選定委員会が始まりました。

 最初の事業は、大日向区南平常会の申請で、事業名は「大日向南平地区水道整備事業」です。

 事業内容は、地域の水道供給維持のため、湯ノ沢南斜面の崩落により潰れたパイプを新たなバイパス用のパイプを取り付け、安定した供給を図る事業です。


 次の事業は、大日向葡萄生産組合の申請で、事業名は「大日向区南平景観整備事業」です。

 事業内容は、ぶどう園付近のお堂周辺の原野は、竹が密集しており、成長したスギの木がカラスの巣になっていることで、カラスによるぶどう園や民間の生ごみを荒らすなどの被害が出ている。これを改善するため、地域協働による竹林の整備やスギの木の伐採を行い、地域野景観整備を推進する事業です。

 次の事業は中山間地域農業下生坂集落組合の申請で、事業名は「地域協働活動及び農地の維持管理、環境保全に関する活動」です。
 事業内容は、過去に遊休地対策として実施したサフォーク事業の羊小屋の解体をした、廃材の片付けのほか、周辺整備を行い、地域野景観整備に取り組む事業です。

 次の事業は、生坂村観光協会の申請で、事業名は「#landscape 大城・京ヶ倉をもっと世に出す事業」です。
 事業内容は、登山道及び周辺環境の整備、トレッキングツアーの開催、登頂記念品の作成、トレッキングマップ作成、宣伝・PRの事業です。

 次の事業は、おじさま倶楽部の申請で、事業名は「おじさまパワーで村いきいき事業Part2」です。

 事業内容は、竹灯籠を作成し、会員の健康維持を図るとともに、文化祭・公共施設等に展示する事業です。

 次の事業は、草尾神明宮氏子総代の申請で、事業名は「草尾神明宮補習事業」です。

 事業内容は、草尾神明宮の石積が傾斜しているため、一度解体し御神木に合わせて積みなおしを行う。社の傾きの補修を行い、社同士の接触による破損個所の修繕を行う。作業には氏子も参加し、石の運搬や周辺の清掃作業等を行う事業です。

 次の事業は、下生野区の申請で、事業名は「下生野区田島堂伝統行事用具整備事業」です。

 事業内容は、例年5月3日に開催する「お花まつり」で長年使用してきた行事用具が劣化しており、行事の衰退を防ぐため、用具の更新と施設改修を地域住民が協働して行い、今後の伝統行事の継続と区民の交流を図る事業です。

 次の事業は、万平常会の申請で、事業名は「万平道祖神屋根改修工事事業」です。

 事業内容は、例年各戸でわら細工(ヤス)を持ち寄り屋根の葺き替えを行ってきたが、万平で稲作を廃止したため藁を入手できなくなり、また高齢化もあり恒久的な銅板に代えたほうが良いとの結論になったため、道祖神の祠の屋根部分を銅板葺きに改修する事業です。

 次の事業は、生坂村農林水産物生産者組合の申請で、事業名は「いくさか農業 松本山雅FCとともに全緑登頂事業」です。

 事業内容は、「農産物販売促進イベントの開催」:毎月1回いくさかの郷にて村内農家による農産物の直売、村内特産品開発団体及び商工業者、喫茶山雅による特産品の販売を行う事業及び、「193カラットカードの配布」:特産品であるぶどうにちなんだ20種類のカードをいくさかの郷、やまなみ荘、高津屋森林公園の利用者及びアルウィンでの特産品購入者に配布する事業です。

 私を含め6名の選定委員で、「公益性」「発展性」「協働性」「具体性」「有効性」「独自性」等を審査しまして、それぞれ4段階の評価を行い選定しました。

  選定後に審査会を行い、各団体に選定結果及び条件または意見等を付してご報告させていただきますので、それぞれ協働による取組で、地区の歴史伝承、農業振興、観光振興などに結び付けていただきたいと思います。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手常会の犀川堤防に行き、川の流れと上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、経営所得安定対策兼米の生産調整実施現地確認、決算審査、飯山市視察、乳幼児健診などが行われました。

令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(古坂区)

2024年07月29日 | 生坂村の懇談会
 7月29日(月)午後2時から今年度10区目の古坂区で、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催しました。
 私の挨拶で始まり、説明者は、村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、水越、地区担当職員 那須係長、木村、出席者は、区民 男性3名、女性3名、議員は島議員でした。

 脱炭素に関する村民説明会は、上記に加えて(株)エコロミ 小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社ヒッタイショウ 星野でした。

 村政懇談会の主な意見と要望、その回答の概要については、
・防災行政無線のデジタル化を行う際に兼ねてから要望している、屋外スピーカーの改修はできないか質問があり、防災行政無線については現在のアナログ波から、デジタル波に更新する為に2年間で実施する。スピーカーの聞き取りにくい点について請け負い業者を決めるのに、プロポーザルを行い提案して頂き解消する様に取り組んでいくと説明しました。

・会計年度任用職員の人事評価については誰が評価されて誰がどの様に評価されているか質問があり、昔で言う臨時職員の方で、フルタイム及びパートタイム会計年度任用職員について、勤勉手当を今年度から支給する様になった。評価については、働いた業績により、上司が評価していくと説明しました。

・感震ブレーカーの補助は工事を行うのは村内の業者か質問があり、村内の業者でお願いしたいと説明しました。
・各種証明書の記載しない窓口についての申請はマイナンバーカードの他に運転免許証で対応できないか質問があり 記載しない窓口申請書について、マイナンバーカードか運転免許証を使用して記入しなくて申請できる。家のパソコンやスマートフォンからも申請できると説明しました。


・国道で山清路から松本よりは管理されているように思うが、長野寄りは木が伐採されず、雪など降ると倒れそうになるので対応して欲しいと意見があり、長野国道事務所で最近御曹子橋の周辺は伐採を行った。計画的に行っていると思うが、毎年度現地調査で要望しているので、今年も舗装の修繕も含め要望していくと説明しました。



・交通安全協会のペイント作戦時の車の使用について個人の車を使用しているが、事故等あると困るので対応して欲しいと意見があり、個人の車で事故等あればいけないので交通安全協会の事務局で検討していくと説明しました。
・児童館で子供の対応や、行っている職員について質問があり、夏休み中で現在は多く利用している。対応は職員と会計年度任用職員で、子どもの意見等を聞いて対応している。

・子供に見てもらうために、県立図書館で作成している、映画やビデオ等を放映することができないのか意見があり、児童館で行う場合は児童館へ相談して欲しいと説明しました。

脱炭素事業に関する村民説明会
 村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見と要望、その回答の概要については、
・屋根に太陽光パネルが設置できない場合はどうなっているか質問があり、調査を行った個所について現在結果報告を行っている。屋根に設置できない場合は、宅地か周辺の調査も行って対応していくと回答しました。
・太陽光パネルを設置する際に杉の木が宅地の周辺にあり、その杉の木を切ってもらえるか質問があり、木の伐採については個人で対応して欲しいと回答しました。

・LED改修工事の工事費について質問があり、LEDの改修を行ったときに3分の2の補助が交付される。龍と子で周知した内容は参考金額として示した。補助を利用したい場合は指定業者さんに連絡して欲しいと説明しました。
・バイオマス関係の事業は採算が取れないのではないか質問があり、現在バイオマス関係事業については調査検討をしていると説明しました。

・他の電力会社で生坂村と同じような事業を行って採算合わないように聞いているが、(株)いくさかてらすは大丈夫か質問があり、成功している事例も報道されているので、(株)いくさかてらすについても、採算がとれる様な運営を行う様に努めていくと説明しました。
・この施設のエアコンの設置はできないか質問があり、脱炭素先行地域づくり事業では更新のみ対象になっているが、現在環境省に要望していると説明しました。
・今までに懇談会で出た内容について周知して欲しいと意見があり、広報いくさかで8月号から2回に分けて掲載していくと説明しました。

全体を通しての意見と質問、その回答の概要については、
・(株)いくさかてらすのプランで途中に蓄電池の変更は出来るか質問があり、途中での変更はできないために複数のプランを考えている。高齢者世帯には不利な点があるので、今後対応策を検討していきたい。また、初めての事業であるので課題については役員で検討し皆様に愛される会社にしていきたいと説明しました。

・保安調査は何処がやるか質問があり、電線の管理は、今まで通りに中部電力パワーグリットが行うため、保安管理についても今まで通り行っていく。
・太陽集熱器が設置してあるがどうすればいいか質問があり、太陽集熱器がついている場合は個人の判断で対応できると説明しました。
・小中一貫教育の変更点について質問があり、小学校と中学校が合同で行う取り組みを増やしている。また小学校と中学校の先生の交流も増やしている。
 また、義務教育の9年間を通じて、Ikusaka学を学んで頂くという様なソフト面で取り組んでいると説明しました。
 
 最後に私から、大変暑い中、皆さんから忌憚のないご意見や建設的なご意見を頂戴しまして、ありがとうございました。(株)いくさかてらすは新エネルギー会社として皆さんから、ご理解とご協力を賜り運営をしっかり行っていかなければと考えております。
 地域エネルギー会社は先進事例がいくつかあり、良い事例もあれば悪い事例もありますので、そのことも村民の皆さんに知っていただきながら、我々も良い事例になるように努めていきたいと思っています。 

 省エネエアコンの更新や木質バイオマスストーブの導入補助等も今年度余裕がございますので、更新等を考えて頂き、この事業の5年間でこの補助事業は行っていきますので計画的に、ご購入して頂いてもよろしいのではないかと思います。
 これから調査した結果は皆さんのお手元に届けますので、それによって契約を秋頃からご希望を募っていきたいと思っております。なかなかお安くならないプランもございますが、なるべく村民の皆さんの公平性も考慮し、契約を進めていければと思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 皆さんからご意見を頂戴し、お話し合いができる小さな村ですので、担当の部署や村づくり推進室等に何なりとお問い合わせいただければと思います。これからまだまだ、厳しい暑さが続きますので、お体をご自愛頂きますようお願い申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきました。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&やまなみ荘テイクアウト昼食&下生野上空からの風景

2024年07月29日 | 生坂村の会議
 7月29日(月)は日差しがジリジリと照り付けて、気温が上昇し危険な暑さとなりました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、何かとお忙しい中、また、熱中症警戒アラートが発令されている大変暑い中、会議の出席ありがとうございます。今回も道の駅いくさかの郷の関係から協議を始めて頂くわけですが、直売所の方は昨年度については順調に売り上げを伸ばしておりましたが、どうも今月は大変苦戦をしているような状況の資料を拝見いたしました。この暑さやハウス葡萄の出荷が例年より若干遅れているようなお話も聞いております。

 8月からハウス葡萄、また9月から露地葡萄が出荷され、直売所は1年で1番忙しい時期になるわけですが、皆様方にもご協力を頂きながらしっかり取り組んでいきたいと思っております。
 かあさん家の方は今年度ずっと昨年度対比をクリアして、順調に売り上げを伸ばして頂いております。灰焼きお焼きの方もこの暑さで大変かと思っておりますが、製造の方も皆さんで力を合わせて頂いて、お客様に喜ばれているというお話を何度か聞いているところでございます。

 それから農地の話し合いを各地区へ精力的に松本係長に行って頂いて、5年後10年後の農地をどうするかという話し合いをしっかり行って頂いておりまして、農業の将来のあり方、今後の農地のあり方が、決まってきている地区もございます。現状は厳しい内容ではございますが、先祖から受け継いだ、農地をなるべく守って行って、生坂村の基幹産業であります、農業の課題解決や農業振興に結び付けて行きたいと思います。

 また、7月20日21日は、農泊体験ツアーという事で、首都圏を中心に20名のお客様に来て頂いて、盛大に開催することが出来ました。天候は暑かったのですが、皆さん喜んでラフティングをして頂いたり、朝ヨガをして頂いたり、夏野菜の収穫など、予定通り進めて頂いて、喜んで帰って頂きました。

 またこれから相模女子大学のいくさか農泊ふれあい&体験プログラムを8月下旬にお越し頂くわけでありますし、秋の農泊体験ツアーも9月21日、22日と実施する予定でございます。色々なイベントが盛りだくさんですので、ここにいる皆さんのご協力をお願いしながら進めていきたいと思いますので引き続きのご理解をお願いして挨拶とさせて頂きました。

協議事項
道の駅いくさかの郷について
農林水産物直売所
 5月の月別収支は、歳入が6,017,747円で歳出が5,642,916円で差し引374,831円のプラスとなった。粗利は6.3%伸びた。
 支出については、職員の退職で有給消化を行った為に人件費が増えた。
 6月の売り上げは5,791,712円で昨年度に比較して98.8%、来客数は5,356人で前年度対比92.2%だった。6月は淡竹の出荷時期が少なく、新玉ねぎも不作で出荷数が少なかったが、他の目玉商品を作れなかったのが反省点であり、来年度は改善していきたい。

 7月に入って28日(日)までの売り上げは3,964,488円となっており伸び悩んでいる。昨年度は生活応援商品券があり、今年度はないのでその影響や、生産者からの出荷も昨年度より減っている。お客様に喜ばれる売り場が作れていないのが反省点であり、今後ハウス葡萄は8月3日から出荷され、淡竹の加工品の出荷について調整をしていき売り上げを伸ばしていきたい。
 葡萄カードの作成が順調に進んでおり、昨年度の物と併せて42種類になる。ハウス葡萄の販売に併せ、道の駅で購入されたお客様にプレゼントしていくと説明しました。
 また、8月の営業カレンダーで、定休日について説明しました。

かあさん家
 食堂売り上げ1,470,423円、来客者数1,676人、おやき販売1,791,670円、来客者数1,583人、直売所販売が1,932,595円で計5,194,688円となり、昨年度に比較して、45,651円の増となった。
 4,5,6月売上及び来客数も増えている。7月は苦戦をしているが、7月25日から梅漬けの販売が始まり好評を得ている。
 おやきを焼く部屋は40度を超えているが頑張って焼いていると説明しました。
 意見質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
夏のいくさか農泊体験ツアーを7月20日(土)、21日(日)に実施し、11家族20名の方が参加した。
今後の予定は、相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プログラムに7名の方が参加予定で、8月26日(月)から31日(土)にかけて実施する。
秋のいくさか農泊体験ツアーを9月21日(土)、21日(日)に行う様に計画していると説明しました。
 意見質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
地域での話し合いが、4月9日(火)から始まり、7月28日(日)までに28地区を実施した。8月は3日(土)から10日(土)までに3地区を予定している。
大日向区(北平・中塚)、宇留賀区(南会)の地域における農業の将来のあり方、農業上の利用が行われる農用地等の区域、農業の将来のあり方に向けた農用地の効率的かつ総合的な利用を図るための必要な事項がまとまり、内容について説明を行いまいた。

・スマート農業について質問があり、現時点では決まっていないが、今後検討を行っていくようになっている。高齢化に対応していくのに省力化を図るために、直接支払い交付金等で、お金を積み立てて省力化機械の購入等検討していくと説明しました。
・農業用用排水施設の老朽化対応について質問があり、稲作に伴う揚水機や用排水路が対象で、改修するには費用を要するので費用対効果を考え検討していくと説明しました。

  1. その他
 JA松本ハイランド生坂・明科支所地域農業振興についてで、生坂支所営農関連スケジュールで8月2日(金)の梅出荷販売実績検討会から9月4日の米集荷開始(10月16日(水)まで)、ぶどう部会川手支部の8月上旬からハウスぶどう出荷小揚出荷開始、山清路ぶどう即売会が9月15日(日)、22日(日)実施及び、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールについて説明を行いました。


△▽ お昼には職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。8月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。



 今回もカツ丼、焼肉丼、チャーハン、野菜サラダに、今月フェアの夏野菜カレーの各種カレーとトッピングなどのメニューを注文してもらいました。

 私は、コーヒー、安曇野の水、デザートを持参して、夏野菜カレーフェアのグリーンカレーとサラダを注文して食べました。夏野菜が多くピリッと辛い味付けが美味しくて満足でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れて青空が広がってきた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 その他生坂村では、子育て支援センターで水遊びweek、経営所得安定対策兼米の生産調整実施現地確認、決算審査、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会、道の駅いくさかの郷へのぶどう出荷会議などが行われました。


信濃十名勝「山清路」の風景と泉小太郎伝説

2024年07月28日 | 生坂村の風景
 7月28日(日)は日差しが届いて、昼間は引き続き厳しい暑さになりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、信濃十名勝「山清路」に行き、清き流れの犀川や大きな奇岩の渓谷美の風景を撮影しました。
信濃十名勝「山清路」の風景


 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出している。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのだ。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

「犀龍と泉小太郎」の物語にはいくつかの教訓が含まれている。以下に4つのポイントが示されていました。

  1. 親子の絆と協力:泉小太郎と犀龍は、親子の絆を大切にし、共同で目的を達成しました。この物語は、家族や仲間との協力が重要であることを示しています。

  1. 自然との調和:泉小太郎は湖の水を日本海へ流すことで、地域の自然と調和を図りました。私たちは自然と調和し、環境を大切にすることが重要です。

  1. 困難を乗り越える勇気:泉小太郎は山清路の岩盤を打ち破り、湖の水を流すために困難に立ち向かいました。この物語は、困難を乗り越える勇気と決断力を称賛しています。

  1. 地域の発展と貢献:泉小太郎の行動は地域社会に大きな影響を与え、松本平を肥沃な土地に変えました。個々の行動が地域社会の発展に寄与することを示しています。
 これらの教訓は、私たちが日常生活で大切にすべき価値観を示しているとのことです。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年といわれ、生坂村の一世一代の大事業が本格的に動き出している年でもあります。

 私は、家族と一緒に朝一番でじゃがいも掘りを済ませ、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、妻と一緒に食料品の買物等をし、その後皆で母の新盆の法要の準備をしました。

 本日生坂村では、大日向区南平常会で農地に関する話し合いなどが行われました。


高津屋森林公園周辺からの風景

2024年07月27日 | 生坂村の風景
 7月27日(土)は日差しが届くと暑さが増して、今日も熱中症対策が必須でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、久しぶりに高津屋森林公園に上がり、太陽の日差しが届いていた周辺や上空からの風景を撮影しました。
高津屋森林公園周辺からの風景


 高津屋森林公園は、一昨年にマレットゴルフ場の一部を新たにオートキャンプエリアとして整備し、洗面所・トイレなどを改修してオープンしました。
 昨年も好評でしたオートキャンプエリアを増やしてキャンプブームに対応しています。

 テントサイトはオートキャンプサイトとフリーキャンプサイトがあり、トイレ・炊事棟、シャワー室がありますので、快適にお過ごしいただけます。

 高津屋森林公園は、雄大な北アルプスを望む森と山と季節と遊ぶリゾートエリアです。
 家族やグループの宿泊だけでなく、企業の研修やクラブ活動でもご利用いただいています。

 国道19号線からわずか15分のスムーズなアクセスと、リーズナブルな料金設定も魅力です。
 セミナーハウスは、会議室、宿泊スペース、そして本格的な厨房さらに浴室など、多彩な機能を備えています。

 コテージは、キッチン・バス・トイレ・エアコン完備で寝具も付いています。
 バーベキューハウスは、テーブルとイスがセッティングされ、また炊事場も付いているので、気軽にキャンプ感覚の食事が楽しめます。また、バーベキューコンロの貸出をしております。

 セミナーハウスから遊歩道を歩いて、土俵がある林間広間へ上がると 北アルプスを望む絶景のビューポイントになっています。
 また、施設の近くには上野農村公園へとつながる「グリーンパークブリッジ」という吊橋があり、こちらへも足を運んでみてはいかがでしょうか。

営業期間は、4月~11月中旬頃【冬期休業】
 〈コテージ〉は12,000円(午後2時~翌日午前11時)1棟あたり
 【予約】電話または楽天トラベルにて予約を承っています。
  電 話 0263-69-3900【森林公園管理事務所】 (FAXも同じ)
  メールアドレス:takatuya@lagoon.ocn.ne.jp
   皆さんのご利用をお待ちしております。

 私は公務がなく、早朝一番に草取りをして、その後恒例の撮影とSNSに発信した後、本家の新盆と一年祭の法事に参列しました。
 本日生坂村では、地域未来塾などが行われました。


地域高規格道路松本糸魚川連絡道路 長野県側ルート建設促進協議会総会&大日向周辺からの風景

2024年07月26日 | 生坂村の風景
 7月26日(金)は強い日差しが照りつけ、厳しい暑さで熱中症対策が欠かせませんでした。
 午後3時からの「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路長野県側ルート建設協議会令和6年度総会」が大町市において開催され、副会長の私の開会のことばで始まりました。

 会長の牛越大町市長が、松本糸魚川連絡道路は、古くから塩の道、千国街道で結ばれた地域の約100kmの内、長野県側が約80kmの広域的な道路ネットワークを形成する地域高規格道路であり、糸魚川静岡構造線があり地震の発生が心配されるため、安定した交通確保と、救急搬送の確保など「命をつなぐ道」としても、地域住民にとって極めて重要な道路でありますので、引き続き事業推進に向け構成団体のご支援をお願いしますなどと開会の挨拶をされました。


 来賓祝辞として、宮澤敏文県議会議員、栗林建設部次長が、それぞれの立場から住民の命と生活を守るため、多くの住民の皆さんの熱気と取組を国に伝えること、昨今の気候変動による日本各地の災害発生を鑑み、災害に強い交通網の整備、広域交流圏の形成により、観光・産業振興と緊急搬送などの医療の確保、起点側の安曇野道路の進捗状況、建設促進に向けて進めていきましょうなどと挨拶をされました。


 会長の大町市長が議長を務め、スムーズに議案審議が進み、令和5年度事業報告・収入支出決算、令和6年度事業計画・収入支出予算については、原案の通り承認されました。


 議事が終了した後に、小林安曇野建設事務所長、竹内大町建設事務所長からの事業概要説明として、安曇野道路の現在の進捗状況及び概要図、完成イメージ、事業の流れについてと、大町市街地南の現道活用区間、大町市街地区間、ルート帯検討の進め方と状況、国道148号の小谷村雨中、白馬村白馬北の事業概要などについて説明を受けました。


 最後に事業の推進を願うなどの副会長の中村小谷村長の閉会のことばで終了しました。

 午後6時からは、議長OB会総会がやまなみ荘で開催され出席しました。私の大先輩の議長経験者から現職の太田議長まで出席され、私も村長になる前の1年7か月ほど議長を務めていましたので、現職村長と議長経験者としての立場で参加させていただいております。

 私と一緒に議員をされた方が5人と多く、現職の議員もいらして、また、親父さんと一緒に議員をされた方もいて、いつも村政運営や現状の取組などの話題、皆さんの議員時代の活動の様子など、様々な話しで盛り上がり、現在の課題解決の方向性などのご指導をいただくこともございます。

 私は脱炭素先行地域づくり事業、村政懇談会と村民説明会の模様、地域の活性化、子育て支援、福祉の充実、人口減少対策など多岐にわたりお話し合いができ有意義な会となりました。

大日向周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向の犀川堤防に行き、朝日が差してきた周辺や上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校で3年保護者懇談会④、決算審査、アクア運動教室、はるかぜ検討委員会、農地に関する話し合い、教育委員会定例会、学校長との懇談会、防災士との意見交換、せせらぎ公園作業などが行われました。







長野県治水砂防協会犀川支部理事会及び総会&日岐と小舟上空からの風景

2024年07月25日 | 生坂村の風景
 7月25日(木)は雲が多くスッキリしない空で昼間は蒸し暑くなりました。
 午後2時30分からは、生坂村営やまなみ荘において、長野県治水砂防協会犀川支部の理事会が行われ、高野所長による犀川砂防事務所の事業概要説明や、令和5年度事業報告及び決算報告、令和5年度市町村負担金精算額、令和6年度事業計画及び予算(案)、令和6年度市町村負担金予定額(案)などが協議され、原案通り総会に諮ることになり、役員改選では事務局案を総会に諮ることになりました。


 その他では、私から今年中に犀川砂防事務所の改修事業が竣工しますので、来年1月には現地で事業説明の後、祝賀会を開催しては如何と提案し、全理事の賛成で開催日の日程調整をすることになりました。


 午後3時からは、信州大学 地域防災減災センター長 菊池聡様から、「防災・減災のための心の科学 ~逃げ遅れゼロをめざして~」と題して講演をしていただきました。


 リスク認知の歪み(バイアス)が私たちの防災減災行動を左右する、災害やリスク場面で危険を招く認知バイアス、素早い避難と、災害への備えを促す具体的な方策など、分かりやすく講演をしていただきました。


 午後4時20分からは、長野県治水砂防協会犀川支部令和6年度通常総会が始まり、支部長の私から、我が犀川砂防事務所の管内では、お陰様で今年は土砂崩落等の大きな災害は発生しておりませんが、近年の気候変動などの影響により、台風の大型化やゲリラ豪雨の発生など各地で災害が多発しており、本県においても令和元年東日本台風による甚大な被害をはじめ、毎年のように県内各地で多くの災害が発生しているところでございます。

 我々の地域は、大雨に弱い急峻な地形、脆弱な地質のところが多いところでして、住民の皆様の安全・安心な生活を守るためと防災・減災による災害に強い県土づくりの観点からも、治水・砂防事業は大変重要な事業でございます。


 そういう状況下、資料にあります通り、砂防事業、地すべり対策事業など、現在も多くのハード事業を行っていただいているところでございます。
また、ソフト面では、、地区防災マップの作成支援、砂防カードの作成と配布、小・中学生に対して、治水砂防事業の重要性等についての防災学習を行うなど、日頃からハード・ソフト両面から、防災・減災対策の取り組みをしているところでもございます。

 しかし、まだ地滑り、急傾斜、土石流の警戒区域が多い地域でございますので、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を計画的に推進するための必要な予算を確保するとともに、5か年加速化対策後も改定国土強靱化基本法を踏まえ、防災・減災対策に継続的に取り組んでいただくなかで、引き続きしっかりと事業実施をお願いしていかなければと考えているところでもございます。

 最後に、本日は初めて構成市町村の職員各位にもご参加いただき、先程は講演会を行い、総会後は意見交換会を行いますので、皆様にとって有意義な時間となりますことをお願いしますとともに、今後もご来賓の皆様、構成市町村の皆様には、治水砂防事業の推進、犀川支部の運営・要望活動等にご理解とご支援をお願いいたしますなどと、開会に当たりましての挨拶とさせていただきました

 続いて令和6年度 長野県治水砂防協会犀川支部長表彰をさせていただきました。
  令和6年度 長野県治水砂防協会犀川支部長表彰として、松本市の「七嵐町会」様を表彰させていただきました。

 「七嵐町会」の皆様は、平成20年に長野県犀川砂防事務所と「砂防等施設維持管理ボランティア活動」協定を締結されて以降、上手沢砂防堰堤周辺の草刈りや管理道路の側溝の泥上げ清掃、路肩の草刈り等を継続的に実施されている。
 環境美化に地域住民が一体となって長年取り組んでおり、その功績は顕著であり表彰させていただきました。

 表彰式の後は、七嵐町会の方、ご来賓の皆様、犀川支部の理事の皆様などで恒例の記念撮影をしました。

 その後長野県議会議員 宮澤敏文様、長野県議会議員 寺沢功希様、長野県議会議員 青木崇様、国土交通省 北陸地方整備局 松本砂防事務所長 石尾浩市様、長野県建設部 参事兼砂防課長 吉村元吾様から、それぞれのお立場から祝辞を頂戴しました。

 続いて私が議長を務め、令和5年度事業報告・歳入歳出決算報告について、令和6年度 事業割り負担金の調整率について、令和6年度事業計画(案)・歳入歳出予算(案)について原案通り承認されました。

 役員改選では、私が支部長を再任し、新たに副支部長に太田筑北村長、監事は塚原麻績村長が再任し、もう一人の監事に矢口池田町長が新任、理事は臥雲松本市長、太田安曇野市長、牛越大町市長が再任と決まりました。

 その後、初めて、職員各位にも意見交換会に出席していただき、お酒を酌み交わせながら歓談をさせていただき楽しいひとときを過ごしました。
本日は、ご来賓の皆様、構成市町村の首長、部長、職員各位、犀川砂防事務所の皆さんなど、ご出席いただいた関係各位に感謝を申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、我が家から日岐と小舟上空にフライトさせて、朝霧が残っていた風景を撮影しました。


 その他生坂村では、ノーマイカーデー、中学校で3年保護者懇談会③、健康応援隊in下生坂、子育て支援センターで小児救急法講座、民生児童委員定例会、平林太一選手パリ2024パラリンピック大会出場報告などが行われました。


平林太一選手パリ2024パラリンピック大会出場報告

2024年07月25日 | 生坂村の報告
 7月25日(木)午後1時30分から、生坂村出身の平林太一選手が、パリ2024パラリンピックのブラインドフットボールに出場される報告に、お父さんと松本山雅BFCの丸山さんと一緒に来庁されました。

 平林太一選手は、生坂村で生まれ小学校2年生まで暮らしていました。私はその頃村長になっていましたので、盲目でした太一君が気になっていまして、小学校に入学する時には生坂村として初めて副学籍制度を導入しました。

 この制度は、特別支援学校の小・中学部に在籍する児童・生徒が居住する地域の小・中学校(通常学級)に副次的な籍(副籍)をもち、交流を通じて、居住する地域とのつながりを維持・継続するための制度です。

 藤澤総務課長の進行で、出席者の紹介、ブラインドフットボールの競技概要を説明後に、平林太一選手から自己紹介と抱負を述べていただきました。

 太一君は、日本代表になるという小さい頃からの夢は叶えられたので、出場できるパリ大会はみんなで力を合わせてメダルを取りたい。支えていただいている皆さんの思いを背負い、全力でプレーして、点を取ってチームに貢献し、メダルの取りたいなどとしっかりした口調で話され、プレッシャーがあるなかでも日本代表としての自覚を持たれ、頼もしさを感じました。

 私からは、保育園の頃を少し覚えていますが、すっかり立派になって、パリパラリンピックのブラインドフットボールに出場することにお祝いを申し上げ、生坂村出身者が世界大会に出場することは初めてで名誉なことですし、練習は大変ですが生坂村のみんなもとても応援していますから、練習の成果を発揮して、メダル獲得の報告をお待ちしていますなどの激励の言葉を申し上げました。

 そして、「美味しい物でも食べてください」と言って、村からの激励金をお渡ししました。

 次に、生坂サッカースクールの児童、保育園年長組の園児、小学校の児童、中学校の生徒、太一君の同級生、いくスポ参加者の皆さん、それぞれの応援メッセージのビデオを聞いていただきました。
 太一君は笑ったり、照れくさそうだったり、ニコニコととても嬉しそうに聞いていました。

 その後みんなで、ブラインドフットボールの試合内容、パリパラリンピックの日本チームの放映時間、相手チームとの対戦成績や相性、PVを見ながら生坂村からしっかり応援すること、いくスポで体験したブラインドサッカーの難しさ、チームワークの作り方、学校の勉強や余暇の過ごし方、好きな食べ物など色々なお話をさせていただきました。


 最後に皆で記念撮影をして終了しました。平林太一選手には練習などで大変お忙しい中、生坂村までお越しいただきありがとうございました。報告に来ていただく時には、太一君好物のかあさん家のおからドーナツをご用意しておきますので、是非とも生坂村にメダルを持って帰ってくるために頑張ってください。