信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業の日岐区の花畑の風景&大町ダム等再編事業促進期成同盟会総会

2024年07月04日 | 生坂村の報告
 7月4日(木)は日差しが届いたり曇ったりで変わりやすい空でしたが、昼間は厳しい暑さになりました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐区の素敵な花畑の風景を地上と上空から撮影しました。
地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業の日岐区の花畑の風景


 今年度もいつもの畑に黒マルチを敷き詰めて、草が出ないようにして花畑を造っていただきました。


 今年度で16年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年度も私がFacebook、Twitter、Instagram、Line、YouTube、Blogで発信しています。


 日岐区の皆さんには維持管理が大変ですが、引き続き花達が美しく咲き続けられるために、草取り、花摘み、水くれなどをよろしくお願いいたします。


 午前10時から、大北農協会館アプロードにおいて、大町市・長野市・安曇野市・池田町・松川村・生坂村が構成団体として、大町市建設水道部建設課が事務局を務めていただき、大町ダム等再編事業促進期成同盟会総会が、副会長の太田安曇野市長の開会のことばで始まりました。

 会長の牛越大町市長が、信濃川水系の最上流域に位置する高瀬川は、北アルプスを代表する槍ヶ岳に源を発し、豊富な水量は流域の地域社会・経済に様々な恩恵を与えてまいりましたが、近年の気候変動などの影響により、台風の大型化や線状降水帯の発生など各地で災害が多発しており、今後も当地域をはじめ下流域におきましても、これまで以上に自然災害の発生が懸念されており、今般、高瀬川、犀川、信濃川における洪水被害を防止・軽減するため、洪水調節機能を確保するため「大町ダム等再編事業」が着実に進められ、高瀬川及び下流全域の住民が安心して安全に生活できますよう、さらに事業が加速することを期待しておりますなどの挨拶をされました。


 来賓の杉尾秀哉参議院議員、羽田参議院議員、西沢県議会議員から、令和元年東日本台風の豪雨災害により、千曲川の長野市穂保地区の堤防決壊をはじめ、各所で越水等による浸水被害などで改めて洪水の恐ろしさを感じ、早期の復旧・復興に努めていくこと、下流域の生坂村下生野地区で築堤工事の起工式があり、上下流のバランスを考慮して整備が進められていること、甚大な豪雨災害が常態化している状況下、当事業による治水対策、利水対策の重要性の発信、下流域の安全安心な生活を守ることなど、それぞれの立場で当事業の推進を支援してまいりますなどの祝辞を述べられました。



 千曲川河川事務所 浅見所長と、長野県建設部新田部長が、東日本台風の甚大な被害に見舞われたことを教訓に、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトにより、流域内の関係機関が連携して河川整備によるハード対策と地域等関係機関の連携によるソフト対策を一体的かつ緊急的に進める「流域治水」を行うこと、大町ダム等再編事業は、令和2年度に建設段階への移行し、今年度から、3ダム連携操作に必要な管理設備を完成させ、土砂対策設備の土砂輸送用トンネル工事に着手すること、今後も防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策後も「国土強靱化実施中期計画」により着実に工事が進むように皆様のご支援をお願いしますなどと挨拶をされました。


 牛越大町市長が議長を務められ、令和5年度事業報告・収入支出決算、令和6年度事業計画(案)・収入支出予算(案)・要望書(案)が原案の通り承認され、役員改選は、事務局案により全員再任されました。


 その後、千曲川河川事務所から、大町ダム等再編事業の位置図、信濃川水系緊急治水対策プロジェクトー主要の対策ロードマップ、大町ダム等再編事業の内容(洪水調節)、洪水調節方法の変更―新たな操作運用をR7年度より実施、大町ダム等再編事業 新たな操作の効果(試算)、大町ダム等再編事業の内容(土砂対策)、大町ダム等再編事業の事業工程(予定)、土砂輸送用トンネル工事についてなどの説明をしていただきました。


 最後に、牛越大町市長から、総会で決議された「既存ダムの有効活用により洪水調節機能を確保、強化する本事業の積極的かつ速やかな推進を図ること」「迅速かつ着実な整備促進のため、令和7年度予算編成におけるダム事業予算の確実な確保を図ること」の要望書を、国・県・関係機関の来賓の皆様にお渡ししました。

 最後に理事の私から、提出した議案を原案通りお認めいただき御礼を申し上げ、今後も関係の皆様のお力添えにより当事業が順調に推進しますことをお願いするなどの閉会のことばを申し上げ総会は終了しました。

 その後、現地視察会として、大町ダム等再編土砂輸送用トンネル工事の篭川右岸にある工事用資機材を置くストックヤードに行き説明を伺いました。


 受注者の前田・安藤ハザマ特定建設工事共同企業体の方から、今月中旬ごろにヤード内の坑口から高瀬ダムに向かって掘削を始め、最初の約200m発破で掘り進め、来年1月ごろから岩盤を圧砕する大型機械を使い、2028年2月末ごろに貫通させる予定などの概要の説明を受けました。



 その他生坂村では、小学校で児童会・イクサカラットリンタイム(全校)、中学校で高津屋宿泊合宿(1,3年)・職場体験学習(2年)・進路学習(3年)、健康応援隊in宇留賀、地区担当職員会議、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会などが行われました。



第74回 社会を明るくする運動&定例課長会議&我が家の庭の風景

2024年07月01日 | 生坂村の報告
 7月1日(月)は雨が降ったり止んだりで、一時的に降り方が強まり、じわっと汗ばむ不快な蒸し暑さでした。

 午前7時頃より、生坂中学校に登校する生徒と先生に対して、保護司さん2名と担当の松沢健康福祉課長で、「社会を明るくする運動」のチラシ等を配って、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動の啓発活動をしていただきました。

 今年も朝の啓発活動が終わった後、例年通り保護司の丸山さん、川又さんが村長室を訪れ、岸田内閣総理大臣からの「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラの推進に当たってのお願い」のメッセージを渡していただきました。

 当村としましても、関係機関の皆さんと協力をしながら、「社会を明るくする運動」と再犯防止に向けた取組の社会的意義を理解して、犯罪のない幸福な社会づくりに取り組み、安全で安心な地域社会を築くために尽力してまいります。



 午前9時からの7月の定例課長会議は、私から今月の検討協議事項を示して挨拶をした後、各部署からは7月の日程、生坂村総合防災訓練、区長会議の開催、令和6年度一般会計補正予算(第3号)及び特別会計補正予算の入力、郵便料金改定、冷房の使用、夏季休暇、ノーマイカーデー、令和5年度の決算資料、8月の支払日、職員互助会の総会、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会、知恵の輪委員会、脱炭素事業関係としてゼロカーボン推進プロジェクト会議・小水力発電漁業組合挨拶・脱炭素事業打合せ、絆づくり支援金、

 人口推移・出生0人・死亡1人・転入8人・転出3人、計4人増、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、やまなみ荘予約状況、献血のお願い、道の駅いくさかの郷特産市、「国産うなぎ」の注文販売、夏の農泊体験ツアー、いくさかマル得商品券スーパープレミアム販売セレモニー、2024赤とんぼフェスティバルinいくさか、令和5年度「決算審査及び地方公共団体財政健全化法の審査」、保育園のB&Gプールとブルーベリー狩り、いくスポ(いくさか健康スポーツフェスティバル)、東筑摩郡保育会保育士研修会、小中学校1学期終業式、標津町中学生修学旅行などについて報告を受け協議をしました。


△▽ お昼には職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。7月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 今回もカツ丼、中華丼、カツカレー、チャーハン、野菜サラダに、今月フェアのうな丼、夏野菜カレーなどのメニューを注文してもらいました。


 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、親子丼とサラダを注文して食べました。卵とじの味付けが美味しくお腹いっぱいになりました。


 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきなどをご利用いただきますようお願いいたします。


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降っていたので、傘をさして我が家の庭の風景を撮影しました。
我が家の庭の風景


 その他生坂村では、保育園でプール掃除、小学校で安全点検日・クラブ、中学校で1学期末・第2回復習テスト・3年家庭科テスト、肺がん検診(CT)、教育委員及び新規地域おこし協力隊員辞令交付などが行われました。


下生野地区犀川堤防改修事業起工式

2024年06月30日 | 生坂村の報告
 6月30日(日)大安の午前11時から、国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所と犀川直轄改修期成同盟会の主催により、下生野地区犀川堤防改修事業の起工式が行われました。

  当村の下生野地区と小立野地区は、昭和58年9月の洪水時には、犀川の最大流量が観測史上最大で、数軒が床上浸水等の被害に見舞われてしまいました。また、最大流量が二番目の平成18年7月には、上流ダムの特例操作により越水を免れた経過がある地区です。

  当村としては過去の災害を教訓に、私が村長になってからまずは、小立野地区の弱小堤の嵩上げを第一に要望をしてきまして、平成26年1月6日に策定された「信濃川水系河川整備計画」に小立野地区堤防整備を盛り込んでいただき、平成29年1月に起工式を行い、順調に工事を進めていただき、令和3年7月には竣工式を行い、強固な堤防が完成したところです。

▽ 犀川直轄改修期成同盟会の地元幹事の生坂村役場振興課 眞島振興課長の司会進行で始まりました。

▽ 太田安曇野市長が主催者の犀川直轄改修期成同盟会の副会長として開会のことばを述べられました。

▽ 臥雲松本市長が主催者を代表されまして、犀川直轄改修期成同盟会の会長として挨拶を頂戴しました。

▽ 北陸地方整備局 遠藤局長から事業者を代表されまして、ご挨拶を頂戴しました。

▽ 生坂村を代表しまして私から、当村の犀川の日野橋から上流は国の直轄区間であり、松本市と安曇野市にお世話になりながら2市1村で「犀川直轄改修期成同盟会」を組織して、北陸地方整備局、国土交通省の関係部署と県選出国会議員の皆さんに要望活動をしてきまして、今回の下生野地区犀川堤防改修事業の起工式の運びとなりましたことに感謝を申し上げ、当事業が予定通り着実に整備が進みますことをお願いするなど、起工式に当たりましての御礼の挨拶をさせていただきました。

▽ 公私ともに大変お忙しい中ご臨席賜りました、務台衆議院議員、下条衆議院議員、中川衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、足立参議院議員から、それぞれの立場での祝辞を頂戴いたしました。






▽ 国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所 浅見所長から、堤防整備区間L=約800m、堤防高は約8m、拡幅約5mとなり、無堤区間の完成堤化により浸水被害の解消を実現するなどの当事業の説明をしていただきました。


 当下生野地区も令和2年度に事業着手になり、その時の千曲川河川事務所の所長が本日お越しいただきました木村河川部長であり、本日、当事業の起工式が行われましたことに対し、木村部長をはじめ関係の皆さん、当同盟会の皆さん、地権者や地元の皆さんに心から感謝を申し上げる次第です。

▽ 来賓各位、事業者、犀川直轄改修期成同盟会で、下生野地区犀川堤防改修事業が始まりますから、順調に工事が進み無事に竣工できますことなどを願って、「鍬入れ」を行いました。



 そして、令和2年7月豪雨と令和3年8月の大雨の時に、小立野地区は「避難指示」は発令せずに済みまして、堤防強化の効果を感じましたが、当下生野地区は二年連続で「避難指示」を発令した次第です。

 昨今の地球温暖化などの影響により、台風の大型化や線状降水帯の発生など、異常気象ともいえる状況が常態化している中、当村としては、流域治水の取組として、雨水貯留タンクの購入補助を行っていますし、今年度からは、下生野と小立野の両地区において、「田んぼダム」の取組も行っているところです。

 しかし、これまで以上に自然災害の発生が激甚化、頻発化する状況下でありますので、今回の下生野地区犀川堤防改修事業が、国会議員の先生方、北陸地方整備局 千曲川河川事務所など、関係の皆さんのご支援、ご尽力によりまして、予定通りに改修事業が進捗しますことをお願い申し上げます。

 本日は、何かとお忙しい中お越しをいただきました来賓各位、地権者と地元の皆さん、北陸地方整備局をはじめ関係各位に感謝を申し上げますとともに、当村の様々な式において、6名の国会議員の先生方、北陸地方整備局の遠藤局長、木村河川部長、長野県建設部の新田部長、江守河川課長、一般社団法人長野県建設業協会 深澤副会長など錚々たる方々にご参列賜ったことは初めてだと思いますし、私の高校時代の同級生が4名も一緒になったことも感慨深いものがありました。


令和6年度松本消防協会ポンプ操法・ラッパ吹奏大会及び報告会&水鳥公園の風景

2024年06月23日 | 生坂村の報告
 6月23日(日)は雨が降ったり止んだりで、午後には一時的に強く降り、不快な体感が続きました。


 今年度は安曇野市防災広場でポンプ操法大会、麻績村体育館でラッパ吹奏大会が行われました。

 大会には松本管内の各市村を代表する団、分団が19チーム出場され、日ごろの訓練成果を発揮し、その技量を競いました。


 コロナ禍以降、従来の「全員参加型」から競技時間にあわせて選手が来場する「入替方式」が採用され、併せて来賓を招待しての開閉会式を実施しない大会運営となり、今年度も選手の負担軽減のため同様の運営方法とされ、来賓の参加は見合わせられましたので、私は副村長と生坂村消防団のラッパ吹奏の応援に行きました。


 今年度生坂村消防団は、第3ブロック内の順番でラッパ吹奏でして、大会には6年ぶりの出場とのことでした。

 当村の消防団は4月中旬から2ヶ月間、平日週2日ほどと日曜日にも訓練を重ねてまいりました。

 皆さんは仕事等で忙しく、大会の1週間前にやっと全員が参加しての練習ができたとのことでしたが、大会では今迄で一番の演奏ができたと言っていました。

 練習時や当日も多くの団員各位が応援に参加していただき、その緊張の中で選手各位は確実に大きな音を出して、素晴らしい演奏をしていただきました。

 生坂村を代表して、大きく息を吸って迫力ある音を出すラッパ吹奏と、リズミカルな鼓隊の演奏など、一生懸命に取り組む姿に感動しました。



 午後2時30分からはやまなみ荘大ホールにおいて報告会が開催されました。
最初に中山団長から、これまでの訓練から今回の本番までに仕上がった演奏や、生坂村消防団が順番通り出場したことなどに対して、労いと感謝の言葉を述べられ始まりました。


 ラッパ吹奏のチームの指揮者はじめ選手一人ひとりに大会参加記念のバッグが贈られました。


 ラッパ吹奏のチームの出席者全員から、団員各位や来賓に指導や応援等に対しての謝辞とラッパ吹奏に取り組んだ感想などを述べていただきました。


 その後、生坂村消防団の中山団長、ラッパ班の皆さん、私で一緒に記念撮影をしました。

 私からも、選手はじめ団員各位並びに関係各位に対し、生坂村を代表し出場され、素晴らしい演奏をしていただいたことに感謝を申し上げ、ラッパ吹奏は消防団活動の士気を高めますから、今後も健康に留意して、仕事等で忙しい中ですが、消防団活動を通して、生坂村の防災・減災対応にご尽力いただきますようお願いしますなどと申し上げました。


 太田議長はじめ議員有志も出席していただき、団員各位のラッパ吹奏等の活動や本日の大会の労いの言葉を述べるなどの太田議長の乾杯の発声で、賑やかに報告会が始まりました。


 最後は、まとい会の平田会長の指名により、小山消防委員長が感謝と労いの言葉を述べられ、一本で締めていただきました。


 そして、松本消防協会の3市5村の消防団の選手の皆さんは、ポンプ操法、ラッパ吹奏に、日頃の訓練の成果を発揮され一生懸命に頑張りっていただきました。


 選手の皆さんをはじめ支えていただいた団員各位とご家族の皆さんに心より感謝を申し上げます。大会の準備・運営等にご尽力いただきました麻績村消防団、松本広域消防局、松本地域振興局等関係各位に感謝申し上げます。

水鳥公園周辺の風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、雨が降る中、生坂ダムからと水鳥公園の紫陽花など周辺の風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校でバドミントン中信大会、松本広域エリア合同マルシェ、農地に関する話し合いなどが行われました。





やまなみ荘定例会&ハンガリー新大使・商工会議所新会頭との「集いの会」&大日向と昭津の風景

2024年06月18日 | 生坂村の報告
 6月18日(火)は雨が降り、時々激しい雨になりましたが、天気予報より少なく、暑さは落ち着いて過ごしやすい体感になりました。

 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、5月の利用状況は、コロナ禍前の令和元年度と比べて、宿泊と宴会ともにマイナスになり、2ヶ月連続の赤字となりました。
 売上は令和元年度対比92.9%、令和5年度対比は106.5%となり、厳しい運営が続いている状況でした。

 5月のフェアについては、中華フェア 焼きそば111食(TO.25食)、麻婆豆腐65食(TO.47食)、酢豚96食(TO.12食)、山菜揚げ17件などの説明も受けました。

 6月のフェア(途中経過)については、ハチクフェア ラーメン47食、チャーハン41食(TO.13食)、餃子81食(TO.21食)、きんぴら35食、ご飯18食、海鮮丼67食、冷やし中華95食などの報告も受けました。

 7月用の全戸配布については、うな丼フェア、夏野菜カレーフェア、生ビール祭り、納涼プラン+宿泊パック、ラフティング、バーベキュー、お盆の準備などのお知らせをすることにしました。

 主な意見と協議の概要については、
 6月は勤勉手当を支給することになりますが、皆さん一人一人が目標を持っていただいて、仕事をどの様に進めることで、サービスを落とさずに、人件費を抑えられて売上を増やしていけるか考えていただきたいこと、職員の連携が悪い様で、支配人がいないと分からないと言われているのでもっと風通しの良い職場にしていただきたいこと、今は受付簿がA4のファイルで行っているが、電子化するなどお客様の要望を共有していきたいことなどの協議をしました。

 また、納涼プランが今月と同じ内容ですので、刺身の変わりや鯛しゃぶと国産豚しゃぶを変えていただき、5,000円コースにプラス、飲み放題2,000円で7,000円コースを作っていただきたいこと、ラフティングとパラグライダー、大城・京ヶ倉のトレッキングの体験と宿泊のパックを企画していくことと、その体験パックで平日の夏休みツアーを組んでいただけないか、アンケート用紙をお願いして、ご意見等を把握してより良いサービスにつなげていきたいこと、改修工事の時期と工事方法について、パーツごとに工事をして、短期間にできないかなど設計段階から相談していきたいことなどの協議をしました。

 午後6時30分からは、ハンガリー大使館に於いて、ハンガリー新大使・商工会議所新会頭との「集いの会」が開催され出席しました。

 道の駅いくさかの郷が5年前にグランドオープンし、同時にハンガリー村として開村できましたのは、当時の駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様のご理解とご支援を賜り、ハンガリー村の取組をご提案いただきました米田健三先生と、当村と村づくり協定を結ばせていただいています、UAゼンセン長野県支部 前支部長の師玉憲治郎様はじめ関係の皆様のご支援もあり開村できました。

 そして、その時から生坂村観光協会が、日本ハンガリー商工会議所の一員になりご招待をいただきました。
 今年4月27日(土)に開催しました「道の駅いくさかの郷5周年大感謝祭」に、駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様、日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三様、同じく副会頭兼専務理事 石丸義男様、同じく副会頭 根岸健一様がお越しいただきましたので、その御礼も兼ねて出席させていただきました。

 駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様、日本ハンガリー商工会議所 新会頭 河村建夫様、 常任顧問 米田健三様からご挨拶をいただき、副会頭兼専務理事 石丸義男様と副会頭 根岸健一様が「集いの会」の進行を務めておりました。

 ハンガリー大使館の貿易・経済担当のバグディ・トーツ・マルセル様から、ハンガリーの概要などについて説明していただきました。


 ご挨拶の後は、素敵なピアノの演奏とオペラを拝聴し、副会頭のトロム ペーテルの乾杯の発声とオペラの曲により乾杯をして、シェフが腕を振るった美味しいお料理とワインをいただきながら、多くの方と歓談をさせていただき、楽しいひとときを過ごすことができました。

 いくさかの郷のハンガリー村としては、ハンガリーを紹介しますパネル展示と観光PR、民族音楽等のDVDの放映、ワイン、はちみつ,工芸品など名産品の販売、お料理のランゴッシュ、パプリカチキンのハンガリープレートの提供をしております。

 今年度はコロナ禍が明けましたので、ハンガリー村の取組にも力を注いでいくために、ハンガリー大使館のご支援と日本ハンガリー商工会議所のご指導をいただき、ハンガリーの芸術、民芸品、名産品、お料理、ワインなどを味わえるイベントを企画できればと考えております。

大日向と昭津方面の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が激しく降る中、大日向橋と昭津橋から犀川対岸の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で誕生会(未満児6,7月生)、小学校でプール(2,3,4年)・交通安全教室、中学校で授業参観日・プール授業・ネットモラル講習会、児童館でマラソンクラブ、健康応援隊in下生野、心の相談会、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


知恵の輪委員会&松本消防協会ラッパ吹奏大会出場激励会

2024年06月17日 | 生坂村の報告
 6月17日(月)午後3時からの知恵の輪委員会は、私の挨拶で始まり、協議事項として村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会の配付資料(案)「龍の子(案)」に沿って協議をしました。
 
 今までのゼロカーボン推進プロジェクト会議の協議結果と事務局での打合せ結果を反映させた「龍の子(案)」については、(株)いくさかてらすの概要、契約プラン、料金シミュレーションの比較、各種料金について、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支、外部評価委員会などについて説明していただきました。

 村民の皆さんに、正確に、理解しやすく、簡潔に、見やすくなどを考慮して、多くの意見や質問が出され協議をしまして、19日(水)のゼロカーボン推進プロジェクト会議で再度協議をして完成させ、24日(月)からの説明会での配布と25日(火)に全戸配布いたします。

 午後8時からは、今年度当村の消防団は第3ブロック内でラッパ吹奏大会に出場するために訓練をしていますので、例年通り役場の幹部クラス、まとい会、消防委員、青柳明科消防署長の皆さんで激励に伺いました。

 ▽ 4月15日から練習日を決めて夜遅くまで練習を重ねてきまして、今日は良い音が出ていると感じました。


▽ 仕事などで忙しい中、選手が全員集まっての練習が難しいとのことですが、力強く時には軽やかに、音程も良く聞こえましたので、練習の成果が伺える演奏だと思いました。



▽ 演奏を聞いた後、激励会として、中山団長、私から激励の言葉と訓練や日頃の消防活動等に対しての謝辞を申し上げました。

▽ 中山団長が、選手各位はじめ消防団員各位に仕事などでお忙しい中、第3ブロックの当番であるラッパ吹奏大会に出場していただき、2ヶ月ほどの練習を続けて来られたことに感謝を申し上げ、村行政や明科消防署などに対してご支援いただいていることに謝辞を述べ、残り1週間を切りましたので、ラストスパートで頑張ってくださいなどの激励の言葉を述べられました。


▽ 激励者を代表して私からは、生坂村を代表して出場していただくことと、素晴らしい演奏を聴かせていただいたことに御礼を申し上げ、消防団員各位には日頃村民の皆さんの生命と財産を守っていただいていますことにも感謝を申し上げ、後1週間を切りましたが、健康に留意して、規律の面で最終調整をしていただき、当日は頑張って演奏していただきたいなどの激励のことばを申し上げました。



▽ 私、まとい会の平田会長、小山消防委員長、青柳明科消防署長から美味しいものでも食べて頑張ってくださいなどと激励金をお渡し、川又ラッパ長から、多くの皆さんが激励に来ていただいたことに御礼を申し上げ、選手が集まらず大変でしたが、後2回の練習で精度を上げて、しっかり演奏できるように頑張りますなどと御礼の挨拶がありました。



▽ 最後は青柳明科消防署長から、選手が集まらず練習がままならない中で、今日は大きな音が出ていて良かったので、後は規律をしっかりするようにしてくださいなどと、演奏に対しての講評と激励のことばをいただき、それぞれの分団ごとにまとまって解散しました。


 大会まで7日あまりで残り僅かですから、健康に留意して本番に実力が発揮でき、良い成績が収められますよう訓練に頑張っていただきますことをお願いいたします。


松筑建設労働組合生坂班「6.25住宅デー」の奉仕活動&小舟集落上空からの風景

2024年06月16日 | 生坂村の報告
 6月16日(日)は日差しが届き、ムシムシとした厳しい暑さとなりました。
 午前8時00分から、松筑建設労働組合生坂班の皆さんが「6.25住宅デー」として、公共施設の修繕などの奉仕活動を行っていただきました。

 藤澤班長が、貴重な日曜日の早朝より、多くの方々に参加していただいたことに謝辞を述べられ、行政から頼まれました箇所と担当していただく方を記載してありますので、それぞれ皆さんで取り掛かっていただき、最後は中学校の修繕に時間が掛かると思いますから、仕事が終わり次第集まっていただき、10時30分を目処に終了したいと思いますなどの説明をされました。

 宮川組合長からは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して、徐々にこの様な取組が再開してきましたが、なかなか我々の業界の仕事は厳しい状況であり、本日の取組により我々の技術を知っていただくためと、我々と行政が連携して、地域のために活動することは大切であり、今後も様々な点で連携しながら地域の活性化と我が業界の発展につながるために取り組んでまいりますなどと挨拶されました。

 私からは、恒例の生坂班の住宅デーの活動により各施設を修繕していただくボランティア活動に御礼を申し上げ、今回も多くの経年劣化の箇所を修繕していただくことは、施設の維持管理や長寿命化につながりますし、村民に皆さんにも皆さんの技術や活動を知っていただき、村内業者をご利用いただくことにつながればと思いますので、今後も脱炭素先行地域づくり事業などにご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶させていただきました。

 今年度の修繕等の箇所について、役場の階段すべり止め補修、児童館の幼児図書コーナーの書棚上の書庫落下防止、遊戯室の腰壁(板)の隙間補修、網戸張り替え1枚、扉蝶番の修理、保育園は未満児室洗面水道下の床枠のトゲトゲ除去、外テラス廊下の床の浮き補修、交流室押し入れの天井部分への板張り、保育室の入口引き戸のレールゆがみとズレ補修、遊戯室のカーテンレールの修理、中学校は生徒用机の補修と点検などをお願いしました。

 今回も前もって、藤澤班長と役員達が各部署と要望箇所の打合せをし、資材、道具等の準備していただき、それぞれの箇所ごとに担当する皆さんをお願いしてありました。


△▽ 役場は、ガタガタして外れかけていた階段のすべり止めの補修をしていただきました。



△▽ 児童館は、幼児図書コーナーの書棚の上にある書庫の落下防止と、遊戯室の腰壁(板)の隙間の補修と、網戸の張り替え1枚と、扉蝶番の修理をしていただきました。



△▽ 保育園は、未満児室の洗面水道下の床枠のトゲトゲ研磨と、外テラス廊下の床の浮き補修と、交流室押し入れの天井部分への板張りと、保育室の入口引き戸のレールゆがみとズレの補修と、遊戯室のカーテンレールの修理などをしていただきました。

 行政としては、地元業者を中心に仕事をお願いして、保育園、小・中学校、児童館など老朽化している施設を修繕・改修しながら、なるべく大切に長く使用していきたいと考えております。

 今年度から脱炭素先行地域づくり事業により、地元業者さんに行っていただく事業も多くございますので、それぞれの地元業者さんで連携して村内の仕事を完結できるようにしていただきたいと思います。

 また、村単の改修工事等の発注、リフォーム補助や耐震化改修補助なども行っていますし、今年度も50%のプレミアムのいくさかマル得商品券も発行しますので、多いに活用していただき仕事を多く請け負っていただきたいと考えています。


△▽ 中学校は、1年生全員分と2,3年の一部の生徒用の木製机の補修と、全部の木製机のネジなどの調整もしていただきました。


 松筑建設労働組合の皆さんは、組合員の減少や業界を取り巻く情勢は未だに厳しい状況に加え、資材費等の高騰の影響もあり今後も予断は許さないとのことであります。

 しかし、今年度も松筑建設労働組合生坂班の皆さんには、的確に手際良く、プロの技術を発揮していただき、要望箇所を修繕していただき心から感謝申し上げます。


小舟集落からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、ちょうど朝霧が晴れてきて朝日が差しだした小舟集落上空からの風景を撮影しました。




村政懇談会資料説明内容ICN収録&上生坂上空からの風景

2024年06月11日 | 生坂村の報告
 6月11日(火)は強い日差しが降り注ぎ、昼間は真夏を思わせるような暑さになりました。
 午後1時30分からは、私をはじめ副村長、教育長、各課長、室長が時間のある時に、今年度のいくさか村づくり計画の説明の録画撮りをしました。

 今年度の村政懇談会は、脱炭素事業に関する村民説明会を兼ねまして、今月24日(月)の小立野区を皮切りに7月29日(月)の古坂区まで、10区に出向き行う予定でございます。
 また、8月3日(土)は、村民会館講堂において、午後2時から子育て世帯を対象に託児所を設けて開催させていただき、Web会議システムのZoomでも参加していただくように予定しております。

・・・・放送開始に当ってのあいさつ・・・・

 副村長の牛越です。
 ただいまから、5月の全戸配布で各家庭にお配りしました、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版の内容について、ICN自主放送により説明させていただきます。 
 それでは、始めに村長から挨拶を申し上げます。
 ・・・村長終わったら・・・
 ここからは令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版に基づき各部署から説明を行ないます。
 ・・・資料順に説明・・・

 令和6年度村政懇談会の説明 村長
 本日は「いくさか村づくり計画」についての説明をご覧いただきありがとうございます。村民の皆さんには日頃、村政運営に対しまして、それぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、今年度の村政懇談会は、説明時間の短縮を図るために、まずICNで説明をさせていただき、今月24日月曜日の小立野区を皮切りに開催していく予定でございます。

 それでは、当村の令和6年度の当初予算は、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「 確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の目標達成のため、重点施策に位置付けました4つの事業であります「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の充実を図る施策予算や、脱炭素化の推進を通して、村の課題解決を図るとともに、2050年に村が目指す姿の実現に向けた予算編成を行いました。
 よって当初予算の一般会計と特別会計、企業会計を合わせました令和6年度の予算総額は、41億6,386万円で、令和5年度の予算と比べて11億9,846万円(40.4%)の増額となりました。
 一般会計の予算は、31億3,700万円で、対前年度比で11億1,700万円(55.3%)と大幅な増額となり、予算規模としては過去最大となっております。

 脱炭素先行地域づくり事業や防災行政無線(同報系)デジタル化改修工事等を予定し、普通建設事業費の増額が主な要因となっております。
 一般会計の歳入の村税は、国の定額減税の実施による減額が見込まれることから、対前年度比 1,016万円減の1億4,417万円、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置の継続等を見込み、対前年度比5,000万円増の11億9,000万円を見込みました。
 一般会計における村債発行については、時限的かつ、将来的に交付税措置の高い有利な起債を中心に財源活用を図り、各事業に取り組んでまいります。
 過疎対策事業債のハード事業では、脱炭素先行地域づくり事業や、小・中学校、児童館のエアコンの整備、中学校教室改修工事等の新規事業や、県営中山間総合整備事業負担金、村道改良等の継続事業に財源充当し、11事業、計1億5,280万円の借入れを予定しております。
 過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,590万円を計上し、緊急防災・減災事業債の増額を含め、一般会計の起債発行予定額は3億1,600万円で対前年度比2億450万円の増額となっております。
 基金繰入金では、事業会計減価償却分の補助や物価全般の高騰分等の財源補填分を合わせ、全体で2億3,250万円、対前年度比8,650万円の増額となっております。
 また、ご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは3,000万円の繰入を行い、納税者の使途の意向を反映させていただき、村づくりの貴重な財源として引き続き有効活用してまいります。

 歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。
また、この後の教育長と各課長の説明と重なるかと思いますが、今年度の主な事業の概要を申し上げます。

「福祉の村づくり事業」は、帯状疱疹予防ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成制度を新設し、新型コロナワクチン接種は、インフルエンザ予防接種と同様に千円で接種でき、福祉有償運送サービスの休日のタクシー利用に対し、料金半額の助成も始めます。
 また、第9期介護保険計画のスタートにより、保険料の基準額を400円引き下げ、介護用品の購入費用の一部を助成します「家族介護用品支給事業」は、引き続き要介護1・2も助成対象に加え、助成額も増額し、対象となる介護用品も拡大するなど、今後も各種福祉サービスの提供を通して、村民の健康維持をサポートし、安心に暮らし続けられるようにして健康寿命の延伸に結びつけてまいります。

 「子育て支援事業」は、今年度から「生坂村一貫教育基本方針」に基づき、施設分離型の小中一貫型教育が始まり、保育園、小・中学校、児童館と保護者、職員の連絡などのデジタル化により、業務の省力化と保護者の利便性の向上を図るため「CoDMON」を導入いたします。
 また、保育園では、交流室に洗面台等の整備と保育士の増員による保育体制を強化するとともに、児童館、小・中学校にエアコンを新設し、小学校に学級支援員の増員、中学校の特別支援教室の改修工事などを行い、将来を担う子ども達に、より良い教育環境を整備し、「生坂村こども計画」などを策定して、こども真ん中社会の実現に向け、総合的な子ども施策を推進してまいります。

「産業振興事業」は、道の駅いくさかの郷が開設5周年になり、今後も村内で生産した安全・安心な農産物の販売や、地元産の食材を使った料理を提供し、地産地消と六次産業化を推奨し、農業振興、観光振興などを進め、村民の所得向上を図ってまいります。
 また、最適土地利用総合対策を活用し、地域ぐるみの話し合いによる最適な土地利用構想の策定を進め、各地区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築し、引き続きプレミアム率50%の「いくさかマル得商品券」の発行により、村民生活の一助と地域経済を支え、農業・商工業の振興、六次産業化などによる経済の活性化を目指してまいります。

 「地域活性化対策等事業」は、申請書に記入せず住民票等各種証明書の発行手続きができる「書かない窓口」により、村民の利便性の向上を進め、省エネ機器や木質バイオマスストーブの導入の補助制度の開始、村内の太陽光発電設備と蓄電池の整備など、温室効果ガス排出削減のための各種事業を本格的に実施することにより、村民の生活とレジリエンスの向上を図ってまいります。
また、防災士の養成、村民への防災情報等の伝達手段である防災行政無線設備のデジタル化移行の改修工事により、通信環境の安定に取り組み、安全で安心な生活の確保と地区・村の活性化につなげてまいります。
 そして、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き「協働による村づくりの継続」にご理解とご支援をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 皆さんこんにちは。教育長の上條です。
日頃より教育行政や学校運営はもとより、子育て支援や保育園の運営などにご理解とご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。私からは、「いくさか 村づくり計画ダイジェスト版」の13ページと14ページに基づき、教育部会関係を説明します。

【13ページ】
〇 まず、新たに取り組むことですが、
・ 現在の小学校、中学校の校舎や小学校6年・中学校3年の枠組みを残しながら、地域学であるIkusaka学、北海道標津町等他地域との交流学習、豊かな人間関係づくり、多様な教員との関わり、自ら学びを生み出す授業などの取組みを通じまして、義務教育課程の9年間で、児童生徒の郷土愛や自立心などを育む一貫教育を始めます。

・ 保護者の皆さまの利便性の向上、業務の省力化や負担軽減を図るため、スマートフォンのアプリを活用した、施設と保護者間の連絡システム(コドモン)を導入します。
・ 安心・安全な保育・教育環境づくりのため、保育園の遊戯室に網戸の設置、交流室に洗面台と給排水設備を 整備するほか、小中学校にエアコンを新設するなど、各種施設の整備を進めます。
【14ページ】
〇 次に14ページの引き続き取り組むことですが、
・ 入学祝金、就学援助、自転車で通学する中学生の自転車購入費の一部補助、高校生や大学生などへの奨学金貸与など、児童生徒や保護者の皆さまなどの負担軽減に取り組みます。
・ 18歳以下のお子さんのいる全ての家庭を対象に、食料品・生活物資の配布や、子育て世帯の困りごとを適切な相談につなげる機会の確保に取り組んでまいります。
・ 旧平林家住宅(一星亭)について、県の 地域発元気づくり支援金を活用しながら、建物内部の片づけや学習会の開催などを住民の皆さまと協働して取り組んでまいります。

〇 次に変わる点としまして、村民運動会の見直しですが、
これまで、村民の皆さまの体力向上や親睦を図るため開催してきましたが、分館対抗の 形や参加者の募集方法、実施内容の見直しを行います。
村民の皆さま誰もが参加しやすい形とし、体に無理・負担が少ない、ゲーム性の高い種目を取り入れることで、体を動かすこと自体を楽しんでいただけるような行事(いくさか健康スポーツフェスティバル)にリニューアルします。今年度は、7月7日(日曜日)にB&G海洋センターで開催しますので、ぜひご参加ください。
【13ページ】
〇 最後に13ページに戻っていただいて、「お知らせ」ですが、
・ 子どもから高齢者まで幅広い年代層の方々が、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどを行えるよう、公民館で各種教室を開催してまいります。今年度は、「親子料理教室」と「木工教室」を新たに開催します。
・ 20歳の誕生日を迎える方を対象に、住民の皆さまや関わりの深い方々で祝う「二十歳の集い」を令和7年1月3日に開催します。
・ 子どもや子育て世帯、若者などの生活環境や子育てサービスの利用状況、  少子高齢化・社会経済情勢の変化で生じた課題などを把握するためのアンケート調査を行いますので、ご協力をお願いします。
 教育部会からの説明は以上です。

総務課長の藤澤正司です。
 総務課・総務部会について説明します。いくさか村づくり計画ダイジェスト版の3、4ページになります。
 総務部会では今年度、2点について新たに取り組みます。
 1点目は、防災士の資格取得に要する費用の助成を行います。数年前に元気づくり支援金を活用して同様の助成を行いましたが、今回は村の単独事業として行い、一人でも多くの方に災害に対する意識や知識を高めていただき、災害に強い村づくりを進めるものです。助成額は4万円を上限とし、講習会等の情報提供も行ないますので、自らの命は自らが守れるよう、一人でも多くの方に資格取得をしていただきたいと思います。

 2点目は、自転車用ヘルメットの購入費用の助成です。助成額は、購入費用の3分の2以内、上限3千円です。自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されており、自転車事故で死亡した人の6割以上が頭部に致命傷を負っていることから、ヘルメットを着用し、頭部を守ることがとても重要です。自転車事故による被害を軽減するため、ヘルメットの着用をお願いします。
 次に、村からのお知らせや緊急放送をしている、防災行政無線のデジタル化を進めます。今年度から2年をかけ、役場の基地局、村内の屋外子局、各ご家庭にある個別受信機を更新します。今年度は、役場の基地局と屋外子局を中心に整備を進めます。
 次に、消防団では火災発生時の初動体制の充実を目的に、昨年度から機能別団員制度を導入しました。今後も引き続き、組織の体制強化や関係機関との連携により、有事における初動体制の強化を図っていきます。
 一方、消防団員の減少と高齢化が進んでおり、災害発生時の対応が危惧されるため、新入団員の確保が喫緊の課題です。団員の確保に向け、消防団入団に対する村民皆様のご理解とご協力をお願いします。

 この他、感震ブレーカーの設置費用の助成を、引き続き行います。能登半島地震での火災は、屋内での電気配線に起因した可能性が指摘されています。地震など災害発生時における、電気による事故を防ぎ、安全で安心な生活のためご活用ください。
 最後に村の財政状況ですが、脱炭素事業の実施も加味した上での今年度から令和10年度までの財政シミュレーションでは、安定した運営ができる見通しですが、地方交付税への依存度が高い本村では、国の財政や経済状況を注視していく必要があります。
 今後5年間においては、基金からの繰り入れも考えられますが、村の財政負担を少なくする補助金・有利な起債等を活用することで、引き続き財政の健全化に努めていきます。
 総務部会関係は以上です。よろしくお願いします。

 村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。
 はじめに、この計画におきましては、「村づくり計画ダイジェスト版」の2ページの記載のとおり、村づくりのための基本構想として、「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すもので、第2期総合戦略と一体的に本計画を策定しております。
 続いて、令和6年度村づくり計画の変更点及びお知らせ事項について、説明いたします。
 「協働による村づくりの推進」では、令和6年度より新たにいくさか大好き隊員が2名加わり、地域おこし協力隊14名、集落支援員7名の21名となりました。各業務におきまして、地域の様々な課題解決に向けた支援を引き続き、進めてまいります。

 次に、村づくり推進室の事業について、ダイジェスト版5ページ、6ページの内容に沿って、ご説明いたします。
 村では、2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指して、その道筋を示した「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しております。
 村では脱炭素の実現と地域課題の解決に向けた取り組みを推進していきます。令和6年度の事業については、後段の各部会の連携事業の中で、ご説明いたします。
 村づくり推進室で、引き続き取り組む事業としましては、地域の人材育成として、今年度も「いくさか未来スクール」を企画します。
また、雲根地区で進めています「いくさか創造の森プロジェクト」につきましては、本年度も県の地域発 元気づくり支援金を活用して、イベント事業を計画していきます。
 本年度の内容や開催日等の詳細に関しては、今後、チラシ等により、ご案内いたします。
 移住・定住対策につきましても、生坂村UIJターン就業・創業移住支援事業を引き続き、実施していきます。支援金に関する内容に関しては、村づくり推進室までお問合せください。
 また、村では、空き家対策を引き続き、進めてまいります。空き家の貸主が借主を選べるラインを活用したサービス「さかさま不動産」を新たに開始し、推進を図っていきます。村内の空き家でお困りごと等ございましたら、村づくり推進室まで、ご連絡ください。
 令和6年度は、人口減少対策や持続可能な村づくりのための取り組み計画である「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、見直しを行います。計画の見直しに必要なアンケートをお願いしていく予定としておりますので、ご協力をお願いします。

 ダイジェスト版15ページからの各部会の連携事業について、ご説明いたします。
 はじめに、役場窓口の各種手続きや届出につきましては、役場の窓口に新たに設置したタブレット型のパソコンを用いて、マイナンバーカード等の身分証明書により、申請書を書かずに手続きが出来るようになりました。手続きが可能な書類や届出などは、15ページの内容をご覧ください。
続いて、脱炭素社会に向けた、令和6年度に実施する事業では、
株式会社いくさかてらすでは、民家・民間事業所・公共施設への太陽光発電設備、蓄電池等の設置を進めていきます。
 村民の皆さまへは、省エネ機器の導入補助、木質バイオマスストーブの導入補助を開始しております。導入に関する内容は、ダイジェスト版16ページにお示ししてあるとおりです。手続きやご要望は、4月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」に取り扱う村内事業者の一覧にお示しておりますので、ご相談ください。

 17ページではその他の各種事業について記載しております。公共施設における木質バイオマスボイラー・ストーブの導入では、やまなみ荘にチップボイラーを設置していきます。役場等の公共施設にはペレットストーブの導入を進めていきます。
 古民家脱炭素リノベーションでは断熱、省エネ事業を進めていくため、現在、候補物件の募集を行っています。詳細については、5月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」をご確認いただき、お問い合わせは、村づくり推進室までお問合せください。
 役場の公用車や村営バスをEVに更新するとともに役場や公民館には、EV充電器等を設置していきます。
 また、村民の皆さまが利用できるカーシェアリングも計画していきます。
上生坂区、草尾区では自営線マイクログリッドを構築して、太陽光や小水力発電による再エネ電力で補い合うことにより、平常時や非常時でも安定した電力が確保できるよう計画していきます。
 公共施設電力の受給管理システムでは、電力の逼迫時の電力調達コスト対策や電力余剰時の余剰電力の有効利用を図るためのシステム設計を計画していきます。

 今回の村政懇談会では、令和6年度の脱炭素に関する村民説明会を併せて行う2部構成として企画しております。
 この脱炭素に関する村民説明会では、これまで6月でお示することとしていた内容を中心に、ご説明する予定としております。
 脱炭素に関する説明会の資料は、6月25日に全戸配布いたします。説明会の資料は当日、ご持参の上、ご参加ください。なお、配布日までに開催が予定される小立野区、下生野区に関しては、資料を当日、会場でお配りする予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
 以上で、各部会の連携事業の説明は以上です。

 住民課の中山です。住民部会についてご説明いたします。資料7ページです。
 住民課関係では、引き続き行う事業として、後期高齢者医療制度での人間ドック助成や犬や飼い猫等の避妊去勢手術費の一部助成、生ごみ処理機購入経費への補助を行っています。
 子育て支援では、18歳以下のお子さんのいる世帯を対象に水道超過料金の助成や、2歳未満の乳幼児の保護者の方に紙おむつへの燃えるごみ専用袋の交付を行っています。婚活及び結婚の支援としては、スマホやパソコンでお相手が検索できる「ながの結婚マッチングシステム」登録料の全額補助や、婚姻日の年齢が39歳以下で一定の要件を満たすご夫婦を対象に住宅購入や引越し費用などの一部補助を実施しています。
 つづいて、歯科診療所では、マイナンバーカードが保険証として利用できるようになりました。
 なお、今年12月から保険証のマイナンバーカードへの移行が始まります。マイナンバーカードを保険証として利用するには、事前に登録が必要なため、ご自身で登録していただくか、役場窓口までお問い合わせください。
マイナンバーカードは、身分証明のほか、各種電子申請や住民票・印鑑登録証明などコンビニなどで取得できますので、ぜひご活用ください。
8ページをご覧ください。

 今年度から変わる事業についてご説明します。社会就労センターの運営が指定管理者制度により村から社会福祉協議会になりました。今後、連携しながら就労の場を広め、より利用しやすい施設運営を進めていきます。
 次に、後期高齢者医療制度では、今年度は2年に一度の保険料改定の年になります。保険料が引き上げとなりますので、ご承知おきください。
つづいて、お知らせとお願いです。
 最近、燃えるごみの量が増えてきています。自然環境の保全とごみの発生を抑え、リサイクルへのご協力をお願いします。
 次に、やまなみ荘では、季節ごとに色々な宿泊や宴会プラン等をご用意しています。また、仕出しやテイクアウトの注文を承っておりますので、ぜひご利用をください。
 なお、今年度から道の駅いくさかの郷駅長がやまなみ荘の副所長を兼任することとなりましたのでお知らせいたします。
 以上、住民部会の説明といたします。よろしくお願いいたします。

 健康福祉課の松沢と申します。健康福祉部会について説明します。9ページをお願いします。
 今年度から新たに取り組む事業では、ワクチン接種の助成として、帯状疱疹ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成を始めます。帯状疱疹ワクチン接種は、50歳以上の方が対象で、費用の半額を助成します。ワクチンの種類により助成金の上限額が違います。
おたふくかぜワクチン接種は1歳から2歳の方が対象で、一人3千円を助成します。
また、骨髄バンクドナーと、ドナーが勤務する事業所に対する助成を行います。ドナーには、入院・通院・面談をした場合1日あたり2万円。事業所には1日あたり1万円を助成します。
 
 引き続き取り組む事業では、昨年度対象者と対象となる介護用品を拡充した家族介護用品支給事業を、今年度も継続します。
要介護1と2で、村民税非課税世帯の方は、月額3千円、課税世帯の方は、千円、要介護3以上で非課税世帯の方は、月額5千円、課税世帯の方は、2千円を助成します。
 今年度、安曇野市と池田町で助成券の取扱店が増えました。
 今年度から拡充する事業ですが、有償運送サービスに登録している方が、土日祝日にタクシーを利用した場合に料金の半額を助成します。1回の利用料金が2千円以上で、生坂村から出発または、生坂村に到着する利用に限ります。
介護保険料は、制度の見直しにより課税段階が13段階に変更となり、今年度から令和8年度までの保険料は、基準額の月額で400円引き下げとなりました。また、国民健康保険は出産育児一時金と葬祭費の支払額が拡大し、国民健康保険税では、未就学児にかかる保険税均等割りや、出産される方の保険税所得割・均等割りが減税となります。

 最後におしらせですが、今年度から新型コロナウイルスワクチン接種は定期接種に移行し、希望者が病院等で接種するようになります。65歳以上の方には、個人負担の一部を公費で負担し、インフルエンザと同様に千円で接種できるようにします。
また、75歳以上の高齢者のみの世帯を対象に行っている大好き隊による見守り業務は対象を拡大し、日中高齢者のみとなる世帯も訪問を始めました。
以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

振興課の眞島です。  振興部会について、ご説明いたします。
 11ページをお願いいたします。
 初めに、今年度から新たに始まる事業としまして
 子育て世帯向けに若者定住促進住宅の建設に向けて、今年度住宅用地を取得します。来年度以降、若者定住促進住宅を建設し、人口維持につながるよう進めます。

 次に、ここが変わりますとして
 1つ目に、村営住宅を対象に、ゼロエネルギー住宅への実現化を図るよう整備を行っていきます。
2つ目に、今年度から地方公営企業法に適用した簡易水道事業会計及び下水道事業会計に移行し、経営状況の的確な把握により将来にわたって持続可能な経営基盤の強化を進めていきます。
 次にお知らせです
 昨年度、4年ぶりに盛大に開催しました赤とんぼフェスティバルを、今年度は10月19日土曜日に開催を計画しています。
つづきまして、12ページをご覧ください。

 引続き取り組みますとして
 まず1つ目は、5周年を迎えましたいくさかの郷では、安心安全な農産物の販売、地元産の食材を使った料理の提供や、毎月開催していますいくさかの郷特産市など、多くの方にご利用いただけるよう努めるとともに、村の活性化に結び付けてまいります。
 2つ目は、これまでに交流人口の増加や観光客の誘致を図り、村内の各団体の協力を得ながら、農業体験や地域農産物の魅力発信等を行ってきました。引き続き、やまなみ荘・いくさかの郷が軸となって、過疎化・高齢化に悩む当村の問題解決を図っていきます。
3つ目、高津屋森林公園について、オートキャンプサイト等を整備し、利用客も増加しており、引続きニーズに沿った居心地の良い環境整備を目指します。
 4つ目は、県営中山間総合整備事業について、今年度日岐工区の農道及び農業用用排水路の整備を行う予定です。

 5つ目は、各地区の農地を含め地域農業をどのように守っていくか、地域ぐるみで話し合いを行いながら検討していきます。
 6つ目は、有害鳥獣による被害が拡大しているため、団地を囲む侵入防止柵による獣害防止対策を、地区の要望により補助事業を申請し推進します。
 最後7つ目ですが、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅を対象に、無料で耐震診断を受けることができます。また、診断結果により耐震改修が必要な住宅へは、改修補助など住環境の整備に支援します。
以上、振興部会の説明とします。よろしくお願いいたします。

・・・・最後のあいさつ・・・・

 令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版についての説明は以上です。
 説明した内容への質問や意見、また行政についての意見は生坂村役場各部署へお問合せくださるか、令和6年度村政懇談会を6月24日、月曜日から7月29日、月曜日にかけて、各区の会場及び8月3日土曜日は子育て世帯の方、オンライン参加希望の方を対象に行いないますので、大勢の方にご参加いただき、ご意見を頂きたいのでお願いします。
 なお、村政懇談会終了後に脱炭素事業に関する村民説明会を行いますので併せてご出席をお願いします。
 詳しい内容については、5月の全戸配布でお配りしています、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をご覧ください。また、村政懇談会にご出席いただく際は、この令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をお持ちください。宜しくお願いします。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸のパラグライダー初級コースから、朝日が差しだした上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(未満児)・ソーシャルスキルトレーニング、小学校で運動器検診(5年)、中学校で運動器検診(2年)・プール授業開始、一般質問打合せ会議、食改地域食材活用講習会、健康応援隊in小立野、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

やまなみ荘のテイクアウト昼食&日岐周辺からの風景

2024年06月10日 | 生坂村の報告
 6月10日(月)は雲が広がっても日差しが届いて、昼間は少しジメジメと感じました。


△▽ 6月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 お昼には金曜日から月曜日に移行しての職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。


 今回もカツ丼、鶏から丼、中華丼、焼肉丼、鳥から丼、おからハンバーグ丼、チャーハン、野菜サラダに、今月のハチクフェアのチャーハン、冷やし中華などのメニューをたくさん注文してもらいました。


 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、ハチク入りチャーハンとサラダを注文して食べました。ハチクが程良く入っていて食感と味が良く美味しくお腹いっぱいになりました。


 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきなどをご利用いただきますようお願いいたします。


 私は朝礼後、教育委員会の子ども計画策定業務の開札をした後、12日(水)開会の6月定例議会の冒頭挨拶と一般質問の答弁書の対応、11日(火)に ICNで収録する村政懇談会の資料説明についての挨拶などの執筆に追われました。

日岐周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、生坂ダム湖と青空が少し見えてきた上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園で山雅サッカー教室、小学校で縦割り清掃(13日迄)、教育委員会関係開札、乳がん検診(超音波)、やまなみ荘で村内無料入浴デーなどが行われました。



千曲川・犀川重要水防箇所等合同巡視

2024年06月07日 | 生坂村の報告
 6月7日(金)午後2時30分からは、毎年度梅雨や台風による水害が心配される出水期に、生坂村の千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所等の合同巡視を実施していただきました。

 今回は千曲川河川事務所 浅見所長、松本出張所 小飯塚所長はじめ職員の皆さん、松本広域消防局明科消防署員、下生野の宮川区長、小立野赤羽区長さん方、生坂村消防団の中山団長、原田副団長、藤澤副団長、田中消防主任、行政からは私と眞島振興課長、日岐建設係長が合同で巡視を行いました。

 最初にB&G海洋センター下駐車場にある水防倉庫の前で、千曲川河川事務所の浅見所長から出水期前に、生坂村の当管内の重要水防箇所を合同で巡視することは防災の観点から重要であり、ここ数年陸郷水位観測所において氾濫危険水位を超過し、犀川の水位上昇により内水氾濫が発生したように、近年は気象変動により災害が激甚化、頻発化している状況であり、集水域と河川区域のみならず、氾濫域も含めて一つの流域として捉え、地域の特性に応じ、氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策、被害対象を減少させるための対策、被害の軽減、早期復旧・復興のための対策をハード・ソフト一体で多層的に進めるなど、流域のあらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」に取り組んでおり、今後も防災・減災や災害対応など連携して対応してまいりたいなどと挨拶をいただきました。

 私からは、浅見所長はじめ関係の皆さんにご参集いただき、毎年度恒例の出水期前に重要水防箇所等の合同巡視をしていただきますこと謝辞を述べ、6月30日には、下生野築堤工事の起工式を行う予定であり、小立野地区の築堤工事に続き実施していただくことで国の直轄期間はハード面でとても整ってきますし、流域治水の取り組みとして、当地区では田んぼダムを行う予定であり、村では雨水貯留タンクの設置補助も行って進めているところでありますので、今後も千曲川河川事務所をはじめ関係機関と連携して、防災、災害対応をハード・ソフト両面から行うことにより、村民の皆さんの安全・安心な生活を守るとともに、引き続き関係の皆さんのご指導、ご支援により、適時、的確な災害対応と、生坂村の防災・減災に取り組んでまいりますなどの挨拶をさせていただきました。

 次ぎに松本出張所 小飯塚所長から、本日の巡視行程、令和6年度の村内重要水防箇所、松本出張所管内緊急用資器材保有状況、犀川における洪水予報・水位情報周知、危機管理型水位計の運用、令和2・3年の出水状況などについて説明をしていただきました。

 水防倉庫の備蓄材の確認では、田中消防主任が防災倉庫 備蓄品リストにより説明をし、備蓄してある保存水・生理用品・簡易トイレ・土嚢袋・浄水器・発電機などの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回もきちんと整理整頓されていましたが、土嚢が劣化していて水土嚢で対応することと、普通の土嚢も用意することにしました。


 国の管理区間は日野橋から上流ですので、今年度も下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。こちらの下生野地区も平成18年7月洪水において上流ダム群の特例操作により、越水決壊を回避した無堤区間ですので、令和2年度から堤防整備が事業化になり、6月30日起工式を行い工事に着手していく予定になっております。


 日岐地区から令和2・3年の豪雨時の流木が、日野橋の橋脚に引っかかっていて、洪水の時に下流域が心配とのことで、撤去して欲しいと要望がありました。
 現地で、現在生坂ダムが発電機を更新しているので、犀川の水位が下がった時に撤去できないかと要望させていただきましたが、撤去責任が橋の管理者との説明も伺いました。しかし、検討していただけるというお答えもいただき、今後両者で調整させていただきたいと思います。

 毎年度ご説明いただく危機管理型水位計は、長野県河川課で設置していただいた水位計も一緒に「川の水位情報」サイトにおいて、パソコンやスマートフォンで見られ、増水時には身近な河川の状況を確認できます。

 次ぎに睦橋上流右岸の旧下生野揚水場下流の水衝と洗掘でB判定の箇所を、睦橋の歩道から確認し、睦橋橋脚の水位換算氾濫危険水位が判断できる量水標の説明も受けました。

 この水衝と洗掘でB判定の箇所にあった揚水場は、県営中山間総合整備事業により撤去しましたので、上下流の護岸をつなげる一体的な工事がしやすいように感じました。


 次に小立野の天神沢と犀川の合流地点に行き、下生野横手の右岸の判定B水衝・洗掘と、堤防の越水・溢水の判定Bの説明を受け、水衝箇所には10数年前にテトラポットを100数十個設置するなどの対策は講じているお話をさせていただきました。

 また、堤防の天場は数年前に舗装していただき、堤防の強化にはつながっていると考えます。

 次は、陸郷観測所の犀川対岸から観測所の水位の観測やデータの管理と発信、犀川の流量の計測方法などについて説明をしていただきました。


 最後は、小立野堤防の樋門のところに行きました。当村の小立野区の築堤工事は令和2年10月に完成し、樋門の周辺で令和2年7月豪雨と3年8月豪雨の内水氾濫で対応していただいた排水ポンプ車や消防団の排水活動のこと、昨年5月8日未明の内水などを話し合いました。

 また、平成18年に整備前の堤防が越水しそうになり、当時の丸山消防団長の陣頭指揮により、木流し工や土のう工を行った様子やその写真による要望活動の話しも出て懐かしく感じました。

 現在、松本建設事務所で県道下生野明科線の側溝の布設工事を実施中であり、県道から上部の雨水に関しては、大部分がその側溝を流れて天神沢に注ぐようにしていただく様になりますので、内水氾濫のリスクはかなり軽減されると考えています。

 参加された皆さんには、初夏のような暑さの中、合同巡視をしていただき感謝を申し上げます。今後ともそれぞれに連携して、生坂村の「災害に強い村づくり」にご指導、ご支援をお願いいたします。