信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

定例課長会議&県道上生坂信濃松川停車場線及び県道宇留賀池田線整備促進要望、同整備促進期成同盟会総会&上生坂上空からの風景

2023年10月05日 | 私の挨拶

 10月5日(木)は秋の雲が広がって、昼間はカラッとして過ごしやすい一日でした。

 午前8時30分からの定例課長会議では、私から10月の検討協議事項を示し、各部署からは、安曇野ナンバー図柄デザイン投票、メンタルヘルス研修開催、インボイス対応(公会計システム関係)、交通事故防止、人事評価、ICN自主放送の設定、クールビズ、ノーマイカーデー、脱炭素事業 関係のゼロカーボン推進プロジェクト会議・公用車の使用状況調査への協力・脱炭素事業に関する区長会議、知恵の輪委員会、村政アンケート、集計結果の公表、いくさか大好き隊、各課への依頼、松本山雅ホームタウンデー、信州まつもと広域圏まるごと移住相談会、ふるさとLIFE CAMPUS主催、

 9月の人口推移は、出生0人、死亡2人、転入12人、転出7人、計+3人、やまなみ荘の企画、やまなみ荘予約状況、マイナンバーカード交付率、新型コロナワクチン2023秋接種日程、2023赤とんぼフェスティバルINいくさか、松本山雅ホームタウンデー・ブース出店販売、道の駅いくさかの郷特産市、関係機関要望個所現地調査、令和6年度村内地区要望箇所現地調査、農泊推進事業 相模女子大学相生祭ブース出展、おじさま倶楽部新そばを味わう会、秋の大城・京ヶ倉トレッキングツアー、令和5年度商工感謝祭、保育園の秋の遠足・焼き芋会、中信地区私学助成推進協議会陳情、保育園運動会、小学校音楽会、中学生標津交流事業、文化祭、男女共同参画研修動画等について協議をしました。

 午前11時30分からは、宮澤県議会議員及び青木県議会議員にご同席をいただき、長野県建設部 新田部長はじめ小松次長、両課長に対し、池田町、松川村、生坂村のそれぞれの要望をさせていただきました。

 三町村は甕池田町長、私、松川村須沢副村長、正副議長、議会担当の委員長、地元区長などにより、県道上生坂信濃松川停車場線並びに県道宇留賀池田線の整備促進に関する要望をいたしました。

 当整備期成同盟会の甕会長から、最初に県道上生坂信濃松川停車場線の全体の要望をし、私からは、毎年度整備が進んでいることに感謝を申し上げ、生活道路として国道19号と当県道は重要路線であり、町村境の早期事業着手とトンネル化ための調査の実施、支障木の伐採などを強く要望しました。

 太田議長からも命をつなぐ道としてあづみ病院へ向かう県道ですが、救急車が通れない道であり、トンネル化に向けての調査や町村境の早期の整備などを要望されました。

 新田部長から各要望事項について、対策工事などの現状と今後の方向性などの説明をしていただき、町村境は保安林解除の手続き後に事業着手の予定であり、トンネル化の調査については、地質が脆弱ですので、トンネルか、現道の改良か、両工法かなど検討協議をされるなどの回答をいただきました。

 次に県道宇留賀池田線の整備促進を要望させていただきました。私からは、更に狭隘ですれ違いが出来ない箇所の早期の待避所の設置、舗装の更新と修繕、倒伏の危険性が高い立木の除去などを要望し、宇留賀区吉澤区長からも排水路の維持管理、支障木の伐採などの要望していただきました。

 新田部長からは、県道宇留賀池田線の広津道路愛護会の活動に感謝され、工事の現状と今後の予定、ライフラインとの関係調査などの回答をいただきました。

 新田部長はじめ建設部の皆さんにはご対応をいただきありがとうございました。

 午後2時30分からは、令和5年度度の県道上生坂信濃松川停車場線整備期成同盟会並びに県道宇留賀池田線整備期成同盟会の通常総会がやまなみ荘で開催され、提出した各議案は原案通り承認されました。

 両同盟会の会長の甕池田町長さんが、両県道は生活・医療・福祉等の面で大変重要な路線である点を掲げ、更なる整備促進を熱意を持って強く訴えていただいなどの挨拶をされました。

 来賓の務台衆議院議員、宮澤県議会議員、青木県議会議員からそれぞれの立場の祝辞を頂戴しました。

 大町建設事務所の竹内所長から、両県道の道路現況及び整備計画等を説明していただきました。

 それぞれ松本・大町建設事務所で整備事業を進めていただいておりますが、当村にとりましても、通勤・通院・通学・買物等に大変重要な生活路線でありますので、引き続きの事業促進を切にお願いする次第でございます。

 本日は、宮澤県議会議員はじめ、青木県議会議員、大町建設事務所の竹内所長、松本建設事務所の太田所長、池田町・松川村・生坂村の議員各位はじめ関係の皆さんにご出席いただきありがとうございました。

 私が両同盟会の副会長として、熱意を持って要望を続け、両県道の要望の対応ため、それぞれの整備促進をお願いし、同盟会の皆さん、来賓の皆さんのご理解ご協力をお願いし、閉会のことばとさせていただきました。

上生坂上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸から雲が多めの上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校で児童会・音楽会特別時間割(~9/20)、中学校で2学期中間①・第2回総合テスト、なのはなでママヨガ、集団健診結果返却・運動教室、埼玉県ときがわ町議会視察などが行われました。


松本山雅FCホームタウンデー&草尾農村公園周辺からの風景

2022年10月30日 | 私の挨拶

 30日(日)生坂村は今シーズンの「松本山雅ホームタウンデー」に参加させていただきました。ホームタウンは松本市・塩尻市・山形村・安曇野市・大町市・池田町・箕輪町・朝日村・高森町と生坂村の10市町村ですが、今年も新型コロナウイルス感染防止対策から、本日は松本市と当村の2市村だけのホームタウンデーでした。しかし、松本山雅FCとAC長野パルセイロの信州ダービーという歴史ある試合の日に、ホームタウンデーを設定していただいた松本山雅の関係者に感謝を申し上げます。

 当村は、かあさん家と喫茶山雅が共同開発した緑のおまんじゅうと灰焼きおやき、ハチクご飯の素、クッキーなどの特産品の販売を行いましたが、我々が行ったときには、あっという間に緑のおまんじゅう、おやきなどが完売してしまいました。 

 ホームタウンデーのセレモニーは、松本市の芝山議長、小西文化観光部長、大島スポーツ推進課長と、私、太田議長、上條教育長でホームタウンフラッグを掲げて入場し、キックオフは、セイコーエプソンの小川社長がリフティングをしてから、臥雲松本市長、荻原長野市長がキックして、我々はその間フラッグを掲げて盛り上げました。

 サンプロアルウィンには今季最多となる15,912人が詰めかけ、 試合を動かしたのは山雅で前半26分、コーナーキックのこぼれ球を横山が決め先制し、パルセイロは後半19分ぶ、ゴール前の混戦を三田が詰め試合を振り出しに戻しましたが、決勝点が生まれたのは後半40分で、山雅は田中のスルーパスからルカオがシュートし、山雅は3位に浮上しました。

 今はまだコロナ禍ですので、松本山雅FCと連携の取組は減っていますが、11月23日には「2022イクラン!!松本山雅FC」を実施する予定ですので、村内外から多くの皆さんの参加があり、交流人口の増加につながると考えております。

 午後は、生坂村「創造の森」プロジェクトを進めています雲根地区において、地域発 元気づくり支援金を活用した「アースオーブンワークショップ」を、松本山雅の皆さんにもお手伝いいただき、素晴らしいアースオーブンが完成しましたので、収穫祭を行う予定で進めています。

 その他にも、保育園での山雅サッカー教室、フィジカルトレーニング講座、ウォーキングサッカーなども行っていただいていまして、当村のイベントなどにも、ホームタウン担当の方々や松本山雅FCオフィシャルマスコットのガンズくん、喫茶山雅の皆さんにお越しいただき、一緒にイベントを盛り上げてくださり、生坂村の発信や活性化に結び付いていることに感謝申し上げます。

 今後は、脱炭素社会の構築に向けて、生坂村「創造の森」プロジェクトを進めていきますので、引き続き松本山雅の皆さんにはご支援、ご指導をいただくとともに、村民の皆さんのご理解とご協力のもと、生坂村の資源を活かした取組なども進めてまいりたいと考えております。

▽ 毎朝恒例の撮影は、草尾農村公園に行き、朝霧が立ち込める空に朝日が差し込んできた風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景


生坂中学校 令和3年度 第75回 卒業証書授与式

2022年03月17日 | 私の挨拶

 今年度の卒業証書授与式は、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染防止対策のため規模を縮小し、出席者は卒業生、教職員、在校生、保護者、樋口教育長、来賓は私と太田議長、教育委員の参列で開催されました。

▽ 参列された皆さんの温かい拍手の中、担任の勝又先生を先頭に入場してきました卒業生の皆さんです。

 午前9時から中学校体育館で第75回卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子4名女子6名の10名が晴れて卒業されました。

▽ 矢沢教頭先生の開式の辞で始まりました。

▽ 参列した皆さんで、生坂中学校「校歌」を1番だけ心の中で歌いました。

▽ 樋口教育長が、生坂中学校を卒業される三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様、お子さまが門出の日を迎えられたことを心よりお祝いを申し上げます。

 中学校生活においては、コロナ禍のため、制約を受けることが多かったと思います。そんな中ではありましたが、皆さんは、勉強や部活動など、仲間や後輩とともに一生懸命取り組んでこられました。そういったこれまでの活動に自信をもって、今後の人生を歩んでいってください。

 この生坂中学校で得た経験を糧に、益々発展されますことをご期待申し上げ、教育委員会からの告辞としました。

▽ 担任の勝又先生が大きな声で卒業生の名前を読まれ、青森校長先生が卒業証書を授与されているところです。

▽ 青森校長先生が、新型コロナウイルスがまだまだ猛威を振るい、先日まん延防止等重点措置が解除されても、感染レベルが下がらない中、こうして卒業生の晴れの姿を、在校生全員と職員皆で見送れることは、少人数の生坂中学校だからこそであり、このような卒業式ができること本当に嬉しく思います。

 この日を迎え、卒業生の皆さんは今、どのような光景や思いが脳裏に浮かんでいますか。私は2年間を皆さんと共に過ごしましたが、やはり今年の修学旅行と標津町での交流学習が印象に強く残っています。

 標津町との交流学習では、生坂とは全く違う生活を体感しながら、まるで昔からの友達のように、標津の友達と深く心を通わす皆さんに心を打たれました。

 「笑満(えんまん)~光り輝く笑顔と共に~」をテーマに進めた生徒会では、日々の後ろ姿で後輩に生坂中学校の生徒会のあるべき姿を示してくれました。特に『 星彩(ほしいろ)~煌めけ!輝け!31の星~ 』を掲げたかしわ祭に向けては、新型コロナ対応の中、内容ややり方等を様々に工夫し、懸命に準備を進めてくれました。2年ぶりに体育祭も開催し、楽しく感動的な文化祭を実現してくれました。中でも、歌うことは叶わなかったったけれど、身体を使って精一杯表現してくれた「正解」は、演奏に込められたみなさんの想いが心に響きました。後の合唱フェスティバルでの合唱は、さすが3年生と、聴く者を魅了するすばらしいものでした。

 どの活動を通しても、皆さんの根底にあったものは、10人の結束の強さでした。時には言い合うことも合ったと思いますが、いつも仲良く笑って、お互いを大切に思い、励まし合っている姿がありました。高校受験も最後の最後まで、チームとして全員が頑張り通していました。共に目標に向かい、共に笑い、共に泣き、そして何気ない日常を共に過ごした、かけがえのない絆を持つことができたことは、なんと言ってもみなさんの中学校生活の一番の宝物なのだと思います。しかし、今日を最後に、それぞれがそれぞれの道に歩みを進めます。

 未来は一つも決まっていません。自分の未来は皆さんが選択した時に決まるのです。世界の未来も私たち一人一人の選択によって決まります。故郷生坂村の9年間の学びで育んだ、豊かな優しい心と、為すべき事に粘り強く向かう誠実さを根っこにして、一人ひとりがこれからの輝かしい未来を創りだしていってほしいと願いますなどと式辞を述べられました。

▽ 私からは、北海道標津町との交流学習報告会では、標津町の生徒達との交流や異なる土地の自然、歴史、文化を学ぶとともに、生坂村の様々なことも学ばれるなど、交流学習の成果が伺えとても嬉しく感じました。

 どうか皆さん、引き続き生坂村に愛着と関心を持ち続けていただき、将来は村に何らかの関わりを持っていただきますことをお願いする次第でございます。

 皆さんの中学校生活は、新型コロナウイルス感染症の影響により、クラブ活動や行事の縮小、中止など色々な活動が制約されましたが、皆さんは前を向いて、困難を乗り越えながら、無事卒業の日を迎えられました。

 本日をもって、皆さんは、「義務」としての教育から卒業をされます。ここから先は、皆さん自身の「意思」や「判断」がより尊重をされるようになります。

 主体性をもって、無数にある道の中から、自分自身で選択し、自らの人生を切り拓いていかなければなりません。その時、皆さんには「挑戦」する気持ちをいつまでも持ち続けて欲しいと考える次第でございます。

 卒業生の皆さん、学生時代の友人ほど、本音で語り合える相手はおりません。上下の関係なく、プライドも見栄もなく、苦しい時も辛い時も腹を割って語り合える友が人生の宝となります。何かあったときに本音で語り合える友人をどうか大切にしてください。

 そして今後、それぞれの分野で立派な社会人になるための準備期間に入るのですが、どうか生坂中学校の卒業生としての誇りを持ち、規則正しい生活のリズムを身につけ、健康に十分気をつけて、臆せず、怯まず、自分の目指す道を歩んでいかれることを願い、卒業される皆さんの夢が大きく花開くことを心からご期待申し上げるなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 平林学年会長が、これまで惜しみない愛情を注ぎながら、お子様の成長に向き合われ、多くのご苦労もあったかと思います。それだけに、卒業の節目は感慨もひとしおのことと存じます。引き続き、子どもたちとその未来を信じて、温かく見守り、応援してあげてくださいますようお願いいたします。

 また、お世話になりました校長先生をはじめ先生方には、三年間にわたり、愛情を持ってきめ細やかなご指導をいただき、ここまで立派にお導きくださり、そのご労苦とご努力に対し、深甚なる敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。

 そして本日、残念なことに参列できなかった教育委員と来賓の皆様をはじめ、生坂村民の皆様が、卒業される皆さんを心から祝福されていますとともに、今後のご活躍に期待をしております。

 3年間の中学校生活の中で、様々な行事を通じ、たくさんの学びや青重な経験をさせていただきました。

 特にこの2年間は、コロナ禍での活動となり、今までと同じように出来なかったり、思い通りにならないことが多かったと思います。三年生は小学校の頃から歌うのが大好きでした。今年の文化祭で歌が歌えないと決まった時はとても落ち込んだのではないでしょうか。その中でも先生方と相談し、歌詞の意味までしっかり考えて決めた曲の最後の部分を歌うと決めたことは3年生らしいと思いましたし、とても感動した発表でした。

 卒業生の皆さんは誰にでもきちんと挨拶ができ、人を思いやる心、明るい笑顔、思ったことをきちんと伝える力、その力が全て備わっていると思います。出来ないことを嘆くのではなく、何ができるのかを考え、前に進めるようにもなりました。生坂での9年間で培われたものを誇りに思い、これから新しい環境でも皆さんらしく過ごしてほしいと思います。

 あなたたちの未来が心身ともに健やかで、充実したものになるように私たち保護者は心から願っていますなどと御礼の挨拶をされました。

▽ 在校生代表の山崎さんが、生徒会では新型コロナウイルスの影響により、活動が思うようにできないことがありました。そのような中でも、先輩方は今年度の生徒会スローガン「笑満~光り輝く笑顔とともに」の下、タブレットを使ってのリモート企画など、様々な工夫をして生徒会を創り上げて下さいました。制限されている中でもできることを探し、実行していく姿はとてもかっこよかったです。

 第52回かしわ祭では、「星色~煌めけ!輝け!31の星」をテーマに、一人一人が活躍し、全力で楽しめる最高のかしわ祭を実現してくださいました。

 体育祭では、途中雨が降ってきてしまいましたが、その中でも先頭に立って全力で全校を盛り上げて下さいました。終わった時、勝敗にかかわらず全校の一人一人が輝くことが出来ました。

 音楽会では、ボディパーカッションとギターによる合奏を披露してくださいました。合唱ができない中でも一生懸命に取り組んできた合奏は私たちの心に大きく響きました。

 このほかにも生徒会による活動や部活動など、私達を常にリードしてくださいました。このように先輩方は、どんなときでも、その時にできる最高の活動を考え、粘り強くチャレンジすることの大切さを教えてくださいました。

 こんなにも充実した先輩方との日々も、今日で終わってしまいます。四月からは、私たち在校生がこの学校を引っ張っていく立場となります。先輩方のようには上手くいかないこともあるかもしれませんが、その時は先輩方が教えてくれたことを思い出し、粘り強くチャレンジしていきたいと思います。

 これから先、新たな場所で、いくつもの困難が待っているかもしれませんが、先輩方なら、きっと笑顔で乗り越えていくのだと信じています。私たちも先輩方に負けないよう、笑顔でチャレンジし続けたいと思います。先輩方の明るい未来を在校生一同、心よりお祈り申し上げるなど、しっかりと送辞をされました。

▽ 卒業生代表の小林さんが、振り返ってみると、三年前の春から始まった生坂中学校での日々は、本当に色々なことがあり、濃く、充実していました。

 一年生の頃は、初めての体験ばかりで緊張の連続でした。尊敬できる先輩方に早く追いつきたくて、先輩方やクラスの仲間の良い姿をたくさん見付けて、吸収しようと頑張りました。二年生になり、初めて後輩ができました。先輩として手本になれるよう、部活動や生徒会では積極的に発言をしたり、行動に移したりすることを大切にしてきました。また、生徒会引き継ぎ、リーダーとして学校をまとめることの難しさを実感し、悩むこともありました。そして、三年生になり、学校の顔として全校を引っ張っていく立場になりました。「笑満~光り輝く笑顔と共に~」というスローガンを掲げて運営してきた生徒会。上手くいかないこともありましたが、みんなで意見を出し合って、乗り越えることができました。特に、みんなで創り上げた第52回かしわ祭は思い出深いです。学年関係なく、心から楽しむことができた体育祭や生徒会企画。コロナ禍でも、仲間と思いを共有し、ベストを尽くした音楽会。全校が一つになり、笑顔でいっぱいになったかしわ祭を決して忘れることはできません。

 三年間の中学校生活は、私たちに「心を通わせることができる友の尊さ」を教えてくれました。楽しい思い出の中にはいつもクラスの十人の仲間がいます。迷い、立ち止まったときにはいつもそばに仲間がいて、お互いに助け合い、励まし合いながら成長することができました。受験では、遠くで試験を受けている仲間の姿を思い、勇気をもらえました。ずっと一緒にいたいと思える最高の仲間とかけがえのない時間を過ごせて本当に幸せでした。今日を境に、それぞれ別々の道を歩み始めます。「君のいない明日からの日々を僕は、私は・・・」これから始まる新たな生活。何が正しくて、何が間違っているか。生き方の「正解」はまだまだわかりません。でも間違えなく言えることは、私たちはこれからもずっと友だちだということです。本当にありがとう。

 本当はまだ友だちや後輩、先生方と楽しい時間を共に過ごしたいです。ですが、私たちはまた一つ、大人に近づくために、成長しなければなりません。この三年間で経験させていただいたことを糧にして、勇気と希望を胸に前を向いて歩んでいきます。すばらしい三年間を過ごさせてくれた生坂中、そして、いつも私たちを支えてくださった、地域の皆様にも心から感謝申し上げるなど、立派に答辞をされました。

 卒業生の皆さんが、「ベストフレンド」など、素晴らしい合唱を2曲歌っていただきとても感動しました。

 卒業生の皆さんは、4月からそれぞれの分野で立派な社会人になるための準備期間に入るのですが、どうか生坂中学校の卒業生としての誇りを持ち、臆することなく、自分の目指す道を歩んでいっていただきたいとお願いする次第です。

 

▽ 矢沢教頭先生の閉式の辞で滞りなく終了しました。

▽ 在校生、先生方のハミングで巣立っていく卒業生の皆さんです。


村長の新年のご挨拶

2022年01月01日 | 私の挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 輝かしい令和4年の新春を、お健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 日頃は、村民の皆様には、村政運営にご理解とご協力を賜り、村民の皆様との協働による村づくりをさらに進めるために、それぞれのお立場でご支援、ご尽力を賜っていますことに心より感謝を申し上げる次第でございます。

 さてお正月は、人の往来が活発となり行事や会食の機会も多くなります。この頃日本では、新型コロナウイルスの感染は落ち着いている状況ですが、世界ではオミクロン株がデルタ株に変わり、感染拡大の勢いが増しておりますので、お正月の過ごし方は、感染の波を未然に防ぎ、社会経済活動を継続するために極めて重要だと考えております。

 それにはマスクを正しく着用し、手洗いと手指消毒をして、十分な換気とゼロ密を意識されるなど、基本的な感染防止対策を徹底していただき、外出の際は混雑した場所を避け、普段会わない方と会う時は慎重なご対応をしていただくようにお願いいたします。

 そして、自分と大切なご家族を新型コロナウイルスから守る行動をされて、穏やかにお正月をお過ごしいただきたいと思います。

 当村としましては、今年度も警戒レベルの引き上げ時など必要に応じ、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、村民の皆様に感染防止対策等の周知徹底、各種商品券の配布、支援金・助成金等の支援策を講じてまいりました。

 また、来月2月4日からは65歳以上の方に対して、3回目の新型コロナワクチン接種を開始するために、今月上旬に「接種券付き予診票」を郵送しますのでご対応をよろしくお願いいたします。

 そして現状を加味しまして、今月の行事の成人式、消防団出初式、賀詞交歓会は飲食を行わず、出席者と来賓の方々を制限するなど、規模を縮小して開催することにしましたので、村民の皆様のご理解をお願いいたします。

 政府が2022年度予算案の一般会計総額を107兆5964億円となる予算案を先月24日に閣議決定されました。今年度当初予算を約1兆円上回り、10年連続で過去最高を更新し、4年連続で100兆円を超えました。

 来年度の税収は、企業業績の改善などを背景に過去最高の65兆2350億円を見込み、歳入の不足分を補うため、36兆9260億円の新規国債を発行しますが、国債発行額は今年度当初予算を下回り、2年ぶりに減少します。

 政府は経済再生と財政再建の両立を目指していますが、経済対策を盛り込んだ今年度補正予算案を編成した段階で、普通国債残高は今年度末時点で1000兆円を突破する見込みとなっております。

 歳出では、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり始め、医療や介護、年金給付の費用が増加し、社会保障費は過去最高の36兆2735億円に膨らみ、国会の審議を経ずに政府の判断で柔軟に使える新型コロナ対策予備費として5兆円を確保し、防衛費も過去最高となる5兆4005億円となります。

 来年度に自治体に配る地方交付税の総額は、前年度比6,000億円増の18兆1000億円となります。地方譲与税を含む地方税収については、3兆9000億円増の43兆8000億円と過去最大を見込み、臨時財債対策債の発行は3兆7000億円減の1兆8000億円と大幅に抑制されます。

 交付税や地方税など一般財源の総額は、62兆円で、前年度と同水準を確保し、新型コロナウイルス対策では、先月20日に成立した今年度補正予算で、自治体に配る地方創生臨時交付金を6兆8000億円増額しました。

 そして当村は、国の来年度の予算案等も考慮しなければならない状況下、先月21日に令和4年度予算編成会議を開催しました。

 「生坂村第6次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として進めています村政運営に加え、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を念頭におきまして、4つの重点事業を継続して実施してまいります。

 そういう中で、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、2050年ゼロカーボンを目指すグリーン社会の対応、デジタル化・地方活性化に向けた基盤づくり、少子化対策等の課題に取り組むために、引き続き職員も知恵を出し創意工夫をして、真に必要とされる事業へ限られた財源を効果的に配分しなければと考えているところでございます。

 また、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆様のニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。

 それでは、昨年を振り返り、4つの重点事業などについて申し上げます。

 最初に、「子育て支援事業」としましては、保育園、小・中学校の給食費無料化に保育園給食の3歳以上児の主食無償化を新たに加え、園児たちがいつも炊き立てのご飯が食べられるようになりました。

 また、小学校音楽室にエアコンの新設、中学校図書館に書架整備を行い、教育環境の改善向上を図るとともに、昨年度、全児童生徒に配布しましたタブレットを有効に活用できるよう学習ソフトの導入を行い、ICT教育を進めてまいりました。

 児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、学習支援員、児童支援員、司書等を配置し、B&G海洋センターでは、スポーツ振興と地域コミュニティの場として、ボランティアの方々のご協力もいただき、両施設で「放課後児童クラブ」「のびのびスクール」「地域未来塾」などで学力・運動力の向上を図ってまいりました。

 これらの取り組みによりまして、生坂村で結婚、出産、育児、教育が安心に一貫して受けられますように、出産祝金・結婚祝金・入学祝金・奨学金貸付制度などにより、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいりました。

 「福祉の村づくり事業」においては、新型コロナウイルス感染防止対策等のタイムリーな啓発を行い、新型コロナワクチン接種の希望者には、村内の集団接種の2回分を9月10日には終了するなど、的確に早期の対応を行いました。

 健康診断の受診勧奨や健診結果をもとに個別的な保健指導や集団健康教室を行いまして、高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業を新たに取り組み、包括的支援事業、介護予防・日常生活支援総合事業等を着実に継続し、健康寿命の延伸を図ってまいりました。

 また、「地域支え合い推進会議」では、生活援助サービスの重要課題を解決するため、生坂村有償援助サービス「もりびと」の稼働により、買い物弱者対策などの「住民相互の支え合いによる地域づくり」を進めてまいりました。

 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増室により、高齢化や高齢者のみの世帯の増加に対応し、介護認定を受けた方も、安心してデイサービス、ホームヘルプサービスなどを利用しながら住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように支援してまいりました。

 そして、村民の皆様には健康管理の意識を高めていただき、健康維持や介護予防に努めて健康寿命を伸ばしていただくことなど、健康な暮らしの継続と福祉の充実による、高齢者の生活の安定に取り組んでまいりました。

 「産業振興事業」では、「道の駅 いくさかの郷」を拠点として「山村活性化対策事業」を活用し、農業振興、地域の活性化をさらに進めてきた中で、コロナ禍の困難な時代を乗り切るため、村民の皆さん全員に村内で使用できます1万円分の「生活応援商品券」に加え、「193クーポン」「いくさかマル得商品券」などを発行し、村民の皆様の生活支援と地域経済を支え、いくさかの郷も各種商品券などの効果により、販売額が大幅に伸びた月もあり、順調に運営しているところでございます。

 かあさん家は、新型コロナウイルス感染防止対策により、席数減の食堂の売り上げは若干減少していますが、灰焼きおやき、おまんじゅう、かあさん豆腐などの加工品の販売は、売上増と雇用も増え順調に推移しているところでございます。

 「県営中山間総合整備事業」は、上生坂原工区の農業用用排水施設と宇留賀会工区の圃場整備事業が完成し、下生野工区の農業用用排水施設と小舟工区の農道整備事業が工事中であり、南平・北平工区の換地業務は終了し、小立野工区の用水路と日岐区の農道工事、鷺の平工区などが測量・設計を実施する予定でございます。

 商工振興では、プレミアム率50%と発行枚数も2.5倍にアップしました「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」の発行補助を行い、個人住宅リフォーム補助、生坂村店舗整備促進事業補助金等も実施して、商工業者の育成を行ってまいりました。

 以上の農業、商工業、観光の振興、6次産業化等によります「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指してまいりました。

 「地域活性化対策等事業」では、、村民の皆様の利便性の向上を図るために、コンビニエンスストアや電子マネーで税金、各種料金等の支払いができるようにキャッシュレス決裁システムの導入に取り組んでおります。

 また、村内経済の重要な担い手の確保が喫緊の課題であるため、特定地域づくり事業協同組合を県内で初めて立ち上げ、新規職員を派遣しているところでございます。

 人口減少・少子高齢化の抑制対策の移住・定住促進支援として、道の駅「いくさかの郷」の向かいの「石原団地」に、引き続き若者定住促進住宅を2棟建設し、空き家の掘り起こしにより、空き家バンクを充実させ、移住者が増えている状況であります。

 B&G財団の助成金を活用して、保育園、小・中学校の授業でも使用していますプールの缶体、プールサイド、屋根及び側面等の改修を行っており、今年度中に完成予定で進めております。

 また、B&G海洋クラブが登録されましたので、生坂村でマリンスポーツ活動や、川、ダム湖・池等での環境学習、環境保全活動などの、水辺の自然体験活動を通して、地域の子ども達の健全育成、地域貢献活動を行っていきたいと考えております。

 雨水を有効利用するため、雨水の流出抑制よる流域治水対策の取組や生活用水確保等を目的として設置します「雨水貯留施設」に対しての補助を新設し、役場などに当施設を設置し啓発しております。

 防災対策では、引き続き消火栓の更新と各区の避難所にWi-Fi環境の整備等により防災・減災対策を一層進めております。

 そして、有事の際の生坂村消防団の対応を強化するために、出動率が7割を超える消防団員に対し、「生坂村消防団応援商品券」2万円分の進呈と、団員の出動報酬を個人の口座に振り込むなど、団員の出動率の向上に取り組み、地域防災力の強化と防災・減災対策により「災害に強い村づくり」を進めてまいりました。

 これらの事業によります安全安心な生活の確保及び人口減少対策、地域・村の活性化に努めてまいりました。

 以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによります相乗効果を引き出し、生坂村の課題解決や方向付けをしてまいりました。

 「信濃十名勝 山清路」では、大町麻績インター千曲線の山清路バイパス工事が完了し、松本建設事務所によって、今年度も旧道の傷んだ路盤の舗装や生坂橋、公園橋の修復、危険個所への侵入防止柵の設置工事を行っていただきました。

 当村としましても、縦型看板と隣接した「山清路伝説」の看板を補修し、金戸山百体観音秩父コースの遊歩道を整備し、案内マップも作製し、駐車場の整備も進め、金戸山百体観音、山清路の郷資料館、開通した山清路大橋も合わせて、歴史ある「山清路」一帯を観光名所として、観光振興を図ってまいりました。

 ホームタウンになっています松本山雅FCは、大変残念なことにJ3降格が決まり、来期はJ2復帰を目指して戦うことになりました。

 しかし昨年も、教育委員会では、元気づくり支援金を活用して、松本山雅FCと連携し、11月23日には、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、「2021イクラン!!松本山雅FC」が、3km、5km、10kmの3種目のコースにおいて、村内外から150名ほどの参加により盛大に開催できました。

 また、10月24日にはホームタウンデーとして、山雅カレーを包んだ緑のおまんじゅうと灰焼きおやき、おいしん棒などを販売させていただき、11月30日には、小学校に松本山雅FC交通安全かるたを寄贈していただき、毎年度の保育園での山雅サッカー教室、松本山雅フィジカルトレーニングなども行っていただき、生坂村の発信や活性化に結びついたと感じております。

 そして、自助・共助・公助を基本とし、村民の皆様と行政が対等な関係と信頼関係で結ばれ、さらなる協働による村づくりを推進するための「絆づくり支援金」は、選定の結果、5事業、支援金額は140万円になり、それぞれ協働による取組で、地区の歴史伝承、観光振興、防犯、施設整備と多岐にわたり、各地区や団体で協働によります活動でさらに地域、村の元気を生み出す取組を行っていただきました。

 県の「地域発 元気づくり支援金」によります事業につきましては、村名申請の6件と団体申請3件の併せて9件に対してまして、17,326千円の支援金を交付していただけることになり、総事業費22,427千円で各種事業を実施してまいりました。

 しかし、今年度も新型コロナウイルス感染症の影響により、計画通り事業ができない企画がありましたが、感染防止対策を講じて事業を実施したものもあり、この元気づくり支援金事業で、村民の皆様が協働による事業を実施していただき、さらに地区、村の活性化、村民の皆様の生きがいづくりに結びつけ、村内外に生坂村の元気と活気を発信していただいた思うところでございます。

 「男・女村活性化対策」につきましては、「おじさま倶楽部」は、「信州ひすいそば」と「野沢菜」を栽培し、やまなみ荘での手打ちそばの提供、どぶろく「腹の神」の醸造などに取り組んでいただきました。

 「女・人竹っこくらぶ」は、竹っこおやき、おいしん棒、竹っこ弁当などの製造販売、「こなもん工房」では、石窯ピザや灰焼きおやきをそれぞれいくさかの郷で定期的に販売されるなど、多岐に渡って活動していただきました。

 「お父さん頑張る会」は、今年度26年目に入り、引き続き農業公社の豆腐や味噌などの原料になります品質の良い大豆を1町歩ほど栽培されました。

 また、大変多くの団体・グループの皆様が、村づくり、村の活性化、環境保全などのご活動をされているところでして、それぞれのご活動で、村政運営に参画されている割合は日本の自治体の中でトップクラスであり、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 現在、当村で実施しています国の主な事業関係では、小立野築堤工事は完成しまして、続いて下生野地区の築堤工事の事業に着手され、現在用地補償を行っております。

 国道19号山清路防災トンネル事業は、防災1号トンネルが昨年貫通して、現在は覆工作業を行っており、雲根集落の横断函渠工事は今年度完了する予定であり、竹の本法面対策工事は、用地補償に入り来年度本工事に着手する予定でございます。

 次に県の主な事業関係につきましては、地すべりが発生した大倉地区では、地すべり対策事業等の工事が完了し、昨年12月から村道が通行可能となり、中村団地の急傾斜地崩壊対策事業は、本体工事の施工中であり、令和5年度完了予定で進めております。

 「道の駅 いくさかの郷」上部の桧沢砂防堰堤工事は、本体工事に着手しており、袖山、長谷久保の地すべり対策事業は工事中であり、草尾地区の犀川の堆積土除去と堤防の施設機能向上事業が実施中であり、大町麻績インター千曲線は、才光寺地籍で現道拡幅工事を実施中であり、林務関係は、日岐など4個所で山腹工が完了または工事中であり、万平、才光寺は調査中でございます。

 やまなみ莊の運営につきましては、毎月定例会を開催し、健全経営に向けて職員一丸になって頑張っているところですが、今年度も新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な赤字になりそうであります。

 村民の皆様が集う憩いの場、観光・交流の中核施設として、また、就労の場として村には欠かせない施設でありますので、今までの運営内容に加え、灰焼きおやきの製造、テイクアウト、仕出し弁当や、定期的に北海道標津町直送のホタテやイクラを使った海鮮丼フェアなど各種企画を開催しております。

コロナ禍が落ち着いてきて、少しずつお客様が戻ってきておりますので、今後もおもてなしの心を持って頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

 第6次総合計画の将来像は、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」であります。キャッチフレーズは、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」でございます。

 村民の皆様には、生坂村に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有する中で、村民の英知を結集して、自信と希望を持って、安全で安心して暮らしていける生坂村であり続けるために、本年も村民の皆様のご理解とご協力の基、協働による村づくりの継続をお願いする次第でございます。

 結びに、生坂村の発展と村民の皆様のご健勝、ご多幸を祈念し、本年も、変わらぬご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、村民の皆様にとりまして、幸せ多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和4年元旦

                        生坂村長  藤澤泰彦 

▽ 毎日恒例の撮影は、雪が止んだ後、大日向上空からの風景を撮影しましたが、朝日が見えず残念でした。

大日向上空からの風景


信濃十名勝「山清路」の風景

2021年09月04日 | 私の挨拶
 4日(土)は雨が降ったり止んだりで、一時的に激しい雨になり涼しい一日でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、当村が発注した廃屋の解体状況を見ながら、雨の山清路を撮影しました。


信濃十名勝「山清路」の風景


 県道大町麻績インター千曲線の山清路大橋が完成し、旧道になった県道部分を、松本建設事務所により、法止工、舗装・橋梁の修繕などの整備をしていただいていますので、その工事の進捗状況も見てきました。


 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。
 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。


「山清路伝説」

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。
 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことからつけられたといい、今も寺跡がある。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれた。
 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定された。


 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、廃屋の解体による駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするための取組を進めています。


 その他生坂村では、少年少女バドミントン教室、地域未来塾⑭、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

生坂村産ぶどう「193カラット」の露地物集出荷&長野県町村会役員会&グリーンパークブリッジ周辺からの風景

2021年09月01日 | 私の挨拶
 1日(水)は朝からスッキリしない空で、青空が見えたり時々雨が降ったりで涼しい一日でした。

 午前10時30分からは、長野県町村会9月役員会が開催され、羽田会長さんのあいさつで始まりました。協議事項として、第33回定期総会提出議案について、日程及び役割分担を決め、国・県に対する要望事項として、総務文教部会、社会環境部会、産業経済部会、建設部会の私を含めそれぞれの部会長が第2回部会で協議した内容を報告し提案しました。提案・要望事項は各部会で慎重に審議した内容ですので、報告通り総会に諮ることになりました。


 次ぎに自治功労者の選考、国・県に対する要望日程、長野県町村会創立100周年記念式典、10月役員会及び先進地視察、12月役員会の日程等について協議をし、それぞれ決定しました。


 報告事項として、「地域公共交通計画」の策定について、「子ども子育て支援戦略」の策定について、がん対策の推進について、新型コロナウイルス感染症に対する本会の対応等について、大雨による災害にかかる被災町村への災害見舞いについて、令和3年度ハロウィンジャンボ宝くじ等に係るPRの推進についてなどの報告を受け協議をしました。


 午後は牛越副村長が、ふるさと納税返礼品のぶどうの生育や出荷状況等について、各農家の皆さんに聞きに行きました。
8月の天候不順で生育が遅れているということで、酸味が抜けず甘みが増さないなど、作柄が心配なお話を聞いてきました。




 それでもそれぞれのぶどう園は、返礼品やご注文のぶどうの集出荷作業に忙しく仕事をされていたそうです。




▽ ぶどう園では袋をかぶって出荷を待っている各種ぶどうがいっぱい実っていました。




 8月は雨が例年より多かった影響で、生育が遅れているとともに品種によっては裂果(果皮の破れ)と親子ぶどうが多いとのことであり、これからの秋晴れを期待するところです。


 しかし、今年も当村で採れる様々なぶどう「193カラット」は甘くて大粒でとても美味しくて、ナガノパープル、シャインマスカット、巨峰などを集出荷されていたとのことでした。
 これからまだ、収穫・出荷などに忙しいですから、健康に気を付けてお仕事に励んでいただきたいと思います。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、今にも雨が降り出しそうな中、グリーンパークブリッジに行き、周辺や上空からの風景を撮影しました。




グリーンパークブリッジ周辺からの風景



 その他生坂村では、小・中学校で避難訓練、小学校で安全点検の日、児童館でしょうぎ教室、地域おこし協力隊員辞令交付、高齢者生活福祉センター入所判定委員会などが行われました。

草尾上空からの風景

2021年07月31日 | 私の挨拶
31日(土)は朝から日差しが届いて、厳しい暑さが続きました。
▽ 毎朝恒例の撮影は、草尾区長谷久保集落に行き、里山の上空からの風景を撮影しました。


草尾上空からの風景



 久しぶりに県道宇留賀池田線の宇留賀から広津に向かい、良い撮影ポイントがないか探しながら軽トラを走らせましたら、いつの間にか池田町広津まで来てしまいましたので、当県道から分かれて生坂に向かう途中の長谷久保集落で撮影しました。



 標高が高いところからドローンを飛ばしたので、草尾区や上生坂区などが広く撮影することができました。



 午後は、我が社の決算月が7月ですので、月末末締めと1年分の売上と仕入れ分などの納品書や請求書を息子達とまとめました。私一人で行っていた月末締めなどが、今は息子達とできるようになりとても助かっています。


 本日生坂村では、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。


山清路大橋周辺の風景

2021年07月22日 | 私の挨拶
 22日(木)の海の日、毎朝恒例の撮影は山清路大橋に行き、周辺と上空からの風景を撮影しました。
山清路大橋周辺の風景


▽ やまなみ荘のFacebookからのお知らせです。皆さんのご利用をお待ちしております。

【やまなみ荘夏の特集】です。おすすめ3点を紹介します。
①食事とランチとお部屋がセットになって2,800円でご提供していました「平日ゆったりプラン」が、9月末まで特別価格2,525円(ニコニコ)でご利用いただけます。食べてニコニコ、お風呂でニコニコ、休んでニコニコ、お値段ニコニコ!!ご予約お待ちしています。
②大人気の「第2弾スタミナフェア」です。土用の丑の日にちなみ定番のうな丼、そして豪華ローストビーフ丼です。食堂にてご予約無しでお召し上がりいただけます。ぜひご賞味ください。
③長野県民宿泊割引、信州割りSPの割引分を有効にお使いいただくため、北海道と信州の食材を豊富に使って超贅沢なお夕飯プランをご用意しました。「北海道と信州のグルメプラン」です。ご予約、お問い合わせお待ちしています。皆様ぜひやまなみ荘へお越しください!!


 山清路バイパス工事は、当村山清路地籍において平成19年に大規模な岩盤の崩落によって、2トン車以上通行規制の旧山清路橋を通行することになり、長野県建設部がビルド・バック・ベターで取り組まれ当工事が始まりました。



 当路線は、長野県の中央部を東西に結ぶ最短路線で、麻績インターから東北信地方、大北地方へのアクセス道路として、地域間の交流、観光や産業の振興に寄与するとともに、地域の皆様にとっては大切な生活道路でございます。


 今回の開通により、緊急車両が通行できるなど、安全・安心な生活や交通が確保できましたので、今後は旧道を遊歩道に整備し、信濃十名勝 山清路の観光振興に努めてまいります。


 今朝は撮影前に妻と一緒に庭の草取りをして、今年3回目の庭全体の草取りはほぼ終了しました。








 今日生坂村では、小・中学校夏期休業開始、少年少女サッカー教室、陶芸教室⑥などが行われました。



山清路の風景

2021年05月18日 | 私の挨拶
 18日(火)は一日中雲が優勢で、少し青空が広がったかと思うと、雨がパラつきムシっとした体感でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路に行き雨で犀川が濁っていたので、奇岩と新緑の渓谷美の風景を撮影しました。

山清路の風景





 今日私は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、予定していた会議等が延期とキャンセルになり、役場で広報いくさかの校正等をしました。




 当村の新型コロナウイルスワクチン接種は3日目になり、今日はデイサービスセンターで10名、健康管理センターで40名の接種が予定通り終了し、今のところ接種部位疼痛(腕の痛み)など軽度の副反応の報告だけとのことでした。



 今日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング、小・中学校で心電図検診(小1・4、中)・職員健康診断、小学校でALT、児童館で走る勉強会、新型コロナウイルスワクチン接種、4班の皆さんの元気塾などが行われました。



高津屋森林公園周辺からの風景

2021年04月15日 | 私の挨拶
 15日(木)は放射冷却で朝からスッキリ晴れて、清々しい空が広がり穏やかな一日でした。

 午後3時30分からは「道の駅 いくさかの郷」定例会を行いました。
 最初に私から、3月から4月も前年度より売上が伸びており、今年度も山村活性化対策事業でもいくさかの郷をPRして誘客につなげたいことと、26日には全村民に1万円分の生活応援商品券を郵送する予定であり、7月にはプレミアム率50%のいくさかマル得商品券を発行する予定ですので、引き続き多くの村民の皆さんに、いくさかの郷をご利用いただくように盛り上げてまいりましょうなどの挨拶をさせていただきました。


 最初に人事異動により、担当の振興課 平林産業係長と新規採用職員の塚田君に自己紹介をしてもらいました。




 農産物直売所の3月の総売上及び現金、商品券、クレジットの売上集計表、曜日を合わせた前年対比表、今月の昨日までの総売上などの売上集計表、前年対比表、5月の営業カレンダー、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。


 いくさかの郷の農林水産物直売所の3月売上は155%程であり、200%以上が3日で、1日10万円以上の日が殆どであったこと、令和2年度は前年度より毎月売上増になりましたが、3月末からの国道19号信州新町での通行止めでは、かあさん家食堂も影響があった関係で直売所もお客さんが減っていること、今月下旬から山菜の出荷も増えてきますし、これまで4月も昨年以上の売上であり、さらに集客が望めるとのことでした。


 かあさん家の食堂と直売所の売上は、新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、灰焼きおやきなど加工品販売が好調で、前年度より売上増になったこと、特売価格の変更等を自ら行いたいので、かあさん家の従業員にもレジの指導を受けたいこと、賞味期限切れのチェックをし、期限が短い商品は声かけをして購入してもらうなど徹底することも話されました。



 その他として、食品衛生法改正に伴う説明会の開催により、表示方法やHACCPの対応を説明すること、17日(土)より(株)ブルーウェイの委託販売の特売をすること、やまなみ荘のおやき販売(やまなみおやき)や惣菜の販売をすること、いくさかの郷で購入した山菜を500円でやまなみ荘にて天ぷらにしてご飯が食べられること、元気づくり支援金を活用してのテレビCMの春バージョンは、山菜の写真や収穫の写真を使用すること、1万円分の商品券は26日(月)から郵送して、使用期限は10月末であること、5月の保健所での講習会開催は、4月の説明会の状況を加味して判断すること、食品衛生法改正による申請書の作成は、説明会だけでは難しく、職員がフォローするように進めること、山菜まつりは開催せず、高津屋森林公園管理組合の皆さんは、多く出荷してもらえること、ゴールデンウィークの応援スタッフについては、農林水産物生産者組合の皆さん、いくさか大好き隊員各位、職員各位を午前中お願いすること、直売所の売上が1億円突破や来店者数が2万人突破などとPRして誘客につなげたら如何か、令和2年度の収入・支出の途中経過は、棚卸し分とかあさん家の協力金を加えるとトントンであることなど協議をしました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、空が澄み切っていましたので、高津屋森林公園まで上り、公園周辺や上空からの風景を撮影しました。


高津屋森林公園周辺からの風景





 その他生坂村では、保育園で身体測定(未満児)・園庭開放、小学校1・2年生身体測定・視力検査・児童会、なのはなで乳幼児春夏物おさがり会、少年少女サッカー教室などが行われました。