信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

松筑建設労働組合生坂班「6.25住宅デー」の奉仕活動の報告

2015年06月21日 | 生坂村の催し
 21日(日)午前8時00分から、松筑建設労働組合生坂班の皆さんが、生坂村の皆さんに仕事や技能を知っていただくために、今年度で39年目になります「6.25住宅デー」として、公共施設の補修などの奉仕活動を行っていただきました。


△ 保育園で、園庭内の不要になったうさぎ小屋の解体をしていただいているところです。

 今年度は3施設をお願いし、保育園では、木製椅子の緩みの固定や机の脚のぐらつきの固定、園庭内の不要になったうさぎ小屋の解体などでした。
 小学校では、1年生の教室からめだか池に上履きで移動できるように、すのこ板の製作や窓ぎわの棚上等のペンキ塗りなどでした。
 児童館では、雨トヨの修理や今年度も学習用具などを置く棚を作っていただくなど多くボランティア作業をしていただきました。


△ 小学校で、日差しであせてきた教室の窓ぎわの棚上等を、ペンキ塗りして綺麗にしていただきました。




△ 小学校で、1年生の教室からめだか池に上履きで移動できるように、すのこ板を製作しているところです。

 私は朝8時に毎年度の作業の御礼を申し上げ、3箇所全部を見に行きましたが、職人さんの仕事は的確に手際良く、プロの技術が所々で伺えて流石だと感心させられました。
 行政としては、地元業者を中心に仕事をお願いして、老朽化している施設を修繕しながら、なるべく長期間使っていただきたいと考えております。
 また、地元業者の育成も重要なことであり、それぞれの地元業者さんで連携して村内の仕事を完結できるようにしていただき、リフォーム補助や耐震化工事補助なども行っていますので、仕事に活用していただきたいとお願いしました。


△ 児童館の棚を作るために、寸法を測って木を削ったり切ったりしているところです。


△ 児童館内で、棚を設置するところを計測して、しっかり位置を決めているところです。

 建設労働組合の皆さんは、組合員の減少や業界を取り巻く情勢は未だに厳しい状況ですが、これからもプロの腕前を発揮され、仕事量増による商売繁盛を願うところでございます。
 今年度も実施いただきました松筑建設労働組合生坂班の皆さんの奉仕活動に感謝を申し上げます。

平成27年度 松本・塩尻・安曇野・東筑合同障がい者スポーツ大会

2015年06月20日 | 生坂村の報告
 20日(土)午前10時から、信州スカイパークのやまびこドームで行われました。長野県松本保健福祉事務所の鳥海所長さんの開会宣言で始まり、今年度は東筑摩郡が当番として実行委員会長が挨拶を述べられました。12歳から89歳の障がい者や家族の皆さん、スポーツ大会実行委員、中信地区障がい者スポーツ指導員、手話通訳、松本大学・松本短期大学の学生の皆さんなどのスタッフを合わせて、500名ほどが参加され盛大に開催されました。


△ 参加者でラジオ体操第1などの準備体操をしました。

 生坂村からは、10数名が参加し、色々な競技に頑張って楽しんでいただきました。また、民生児童委員さんや社協、健康福祉課の職員の皆さんが付き添いをしていただきました。

▽ 当村の50m競走に参加された皆さんです。











▽ 社協の会長などフライングディスクに参加された一部の皆さんです。








 私は、午前中の50m競走、フライングディスク、パン食い競走を応援して、パン食い競走には参加もし、皆さんと一緒にお弁当を食べた後、用事がありましたので失礼させていただきました。

▽ 当村の障がい者、付き添いの皆さんなど、私を含め殆どの皆さんが参加したパン食い競走です。
















 午後は、ラッキーロープ、風船玉送りなど、色々と面白いプログラムがあり、楽しいひと時を過ごされたことでしょう。
 参加された皆さんと付き添いをされた皆さん、お疲れ様でした。

平成27年第2回生坂村議会6月定例会の閉会の挨拶

2015年06月17日 | 議会の挨拶


 それでは、平成27年第2回生坂村議会6月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 10日から8日間の会期の6月定例会でありましたが、上程しました議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
 さて、いよいよ地方創生の生坂版総合戦略の策定と、産業振興、観光振興等の将来ビジョンの策定を本格的に行っていくことになります。総合戦略の策定も農村集落活性化支援事業で将来ビジョンの作成をし、そのビジョンに沿って「まち・ひと・しごと対策」の体制構築をするための事業実施等にご指導・ご支援をお願いします「農村開発企画委員会」にお願いすることになりました。
 これによりまして、生坂版総合戦略の策定と農村集落活性化支援事業の将来ビジョンの策定のためのアンケート調査を7月に実施するように進めてまいります。そして、総合戦略は10月までに策定するために、アンケートの結果を反映させるとともに、第5次総合計画とも整合性を持たせ、同時に農村集落活性化支援事業の将来ビジョンも作成してまいります。
 また、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部からの通知の中に、総合戦略の策定の基本的な考え方の一つとして、「地方版総合戦略については、議会と執行部が車の両輪となって推進することが重要であることから、各地方公共団体の議会においても、地方版総合戦略の策定段階や効果検証の段階において、十分な審議が行われるようにすることが重要である」と記載されておりますので、引き続きのご指導・ご支援の程よろしくお願いいたします。
 また、今定例会では、小・中学校体育館の防災機能強化事業の非構造部材耐震化工事の補正予算もお認めいただき御礼を申し上げます。昨日・今日の信濃毎日新聞の記事に「学校施設の国交付金、内示が出ず事業が滞っている」とのことであります。県内で松本市など9市町村21校に文部科学省の「学校施設環境改善交付金」の内示がなく、それぞれ対応を検討しているとのことです。その点、当村は4月末に内示をいただき、今定例会で補正予算をお認めいただき、12月末の竣工予定で事業執行ができますことは、さらに地域防災力の強化にもつながると考えているところでございます。



 そして、「地域発 元気づくり支援金事業」は、今年度中に事業を完了しなければなりませんが、今定例会で関係予算をお認めいただきましたので、これから本格的にそれぞれの事業に取りかかれることになりました。
 また、団体申請に付きましても、関係部署や地区担当職員と協力して進めていただくようお願いしてまいります。また2次募集には、再申請しました3事業もありますので、ぜひ採択いただければと願うところでございます。
 「生坂村絆づくり支援金」は、当初予算で200万円をお認めいただき、6月30日が申請の締め切りとなっております。
 担当に聞きましたところ、申請は、新規と継続を合わせまして、7件ほどの申請の動きがあるということであります。
 この状況ですと、今年度も当初予算ほどの申請になり、村民の皆さんと行政が一体となって協働の地域づくりを推進するため、また地域の活性化のために役立つものと考えているところでございます。
 そして、今年度もそれぞれに素晴らしい協働事業を行っていただきますので、実施される皆さんが協力し合って元気を出して活動をしていただき、村内外に小さくとも活力のある生坂村を発信していただければとお願いする次第でございます。
 地区要望箇所の対応に付きましては、補正予算をお認めいただきましたので、来週に検討会議を行い、例年通りの回答書を作成し、来月の議会全員協議会と区長会でご提示し、各区のご要望に対しての対応をご理解いただきたいと考えております。また、当初予算分で緊急性等を加味して工事を実施しているところもあり、引き続き安全・安心な生活につなげていかなければと考えているところであります。
 村民の皆さんとの対話を重視し、村民の英知を結集して、生坂村の未来に明るい希望や夢が広がるために、議員各位にも第5次総合計画の重点課題を常に念頭においていただき、生坂創生に対しましても建設的なご意見、ご提言を頂戴しながら、検討協議をお願いし、村民の皆さんとのさらなる協働による村づくりの村政運営に邁進する所存でございます。
 議員各位には、引き続きご健勝にてご指導、ご鞭撻賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

平成27年度 高津屋森林公園マレットゴルフ大会

2015年06月13日 | 報告
 13日(土)、平成27年度 高津屋森林公園村長杯・組合長杯マレットゴルフ大会が開催されました。


△ 高津屋森林公園管理組合の小山組合長さんが、参加された皆さんと管理人さん、担当職員達にお礼を述べるなどの挨拶をされているところです。

 高津屋森林公園管理組合の小山組合長さんをはじめ組合の皆さんや管理人の方々にコース整備、大会の準備・運営と、女性の方々にはお昼のおそば、おうどんの準備等をしていただき開催しました。

△ 私からは、管理組合の皆さん、参加された皆さんなどに感謝と、暑さ対策をして楽しくプレイして下さいなどと挨拶をさせていただきました。

 梅雨の中休みの晴天に恵まれ19名の皆さんにご参加いただき、コースコンディションが良く、森林浴も味わえるコースでマレットゴルフを楽しんでいただきました。


△ 私がトラブったボールを網の近くから窮屈に打ったところです。

 私も参加させていただき、同じ組の方々と真剣にプレイする中にも、時々冗談を言いながらとても楽しいひと時を過ごせました。参加された皆さんも打ったボールの行方に一喜一憂しながら、和気あいあいと親睦を深めながら楽しくマレットゴルフをされていました。

▽ 参加された皆さんが真剣に楽しくプレイをしているところです。










▽ 参加された皆さんをグループごとに撮っていただきました。












 参加された皆さんは日頃から健康管理も考えながら、趣味としてマレットゴルフを楽しんでいる方が多くお出ででしたので、技術も素晴らしい方が多く、男性の優勝は平林さんで、スコアは59でした。女性の優勝者は伊藤さんで、スコアは61でして、大会のレベルは高いと感じました。


△ 私が、村長杯(男性の部)で優勝された平林さんにトロフィーを渡しているところです。

 私も、調子が良くスコア67でしたから、コースコンディションが良かったからもあると思いました。また、コースに障害物などを置いて、もっと難しくしなければいけないかなという話が出るほどでした。

△ 小山組合長さんが、組合長杯(女性の部)で優勝された伊藤さんにトロフィーを渡した後に賞品を渡しているところです。

 小山組合長さんをはじめ管理組合の皆さん、参加された皆さん、管理人の方々、担当職員各位にはお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

▽ 平成27年度 高津屋森林公園マレットゴルフ大会の模様をデジブックにまとめました。
デジブック 『マレットゴルフ大会』

平成27年第2回生坂村議会6月定例会の開会の挨拶

2015年06月10日 | 議会の挨拶


 皆さん、おはようございます。それでは、平成27年第2回生坂村議会6月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 今年は平年並みの梅雨入りでしたが、これから雨が多く豪雨災害が心配な湿度の高い蒸し暑い日が続くだろうかと感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、ご出席を賜り誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 さて、今年度も5月7日の古坂区を皮切りに29日の小立野区にかけて村政懇談会を10区に出向き9年連続開催いたしました。出席者は昨年の199名より若干多い214名であり、村民の皆さんには、仕事等でお疲れのところご出席いただき、多くの忌憚のないご意見・ご要望、建設的なご提言を頂戴しまして御礼を申し上げる次第でございます。また、議員各位に於かれましても、お忙しい中、各会場とも2名ほどのご出席を賜り、村民の皆さんのご意見、ご要望等の把握に努めてくださいましたことに感謝を申し上げます。
 村政懇談会では、例年通り今年度の当初予算、重点事業といくさか村づくり計画の変更点、財政シミュレーション等について説明をさせていただきました。現状の様々な課題についてのご意見、新たな事案のご提言など、村民の皆さんの地域、村に対するご意見、ご要望を把握することができ、行政側からの村政運営の取組・課題についての様々なご意見、お考えもお聞きすることができ、村民の皆さんとの対話を重視した有意義な村政懇談会であったと感じております。
 そして現在、直ぐに対応できる事案につきましては、既に対応を済ませたもの、また対応中のものもございます。しかし、検討協議や研究をしなければならない課題も多くありまして、今後、議会、区長会等での協議をお願いしますとともに、課長会議、知恵の輪委員会、担当部署などで調査、議論を深め、解決策または方向性を見出していかなければと考えております。
 また、出席をされていても発言のない方や出席されない方の声なき声を把握することも大切であります。その点につきましては、村民の皆さんの負託をいただいた議員各位及び区長会などの各種会議や3名体制になって頼りにされております地区担当職員からも、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握している状況ですので、引き続き村民の皆さんとの対話を重視した村政運営と情報公開の取組に努めてまいります。
 そして、今年度の村政懇談会のご意見・ご要望に対して、さっそく議員各位から関連の一般質問が出されている課題を除きまして、今年度の主な内容は、県営中山間地域総合整備事業の各地区の事業実施時期や直売施設及び加工施設の建設場所等のご意見がございました。この事業は、松本地方事務所や県庁の農地整備課と副知事に潤沢に事業発注していただきたいと要望しておりますが、今年度の事業は圃場整備の換地業務を実施して、来年度から本格的な工事に着手する計画であります。また、直売施設及び加工施設の建設地は、検討委員会で協議をして今年度中に候補地を一本に絞りたいと考えております。
 松食い虫対策は、今年度は前年度より若干多い事業費の14,540千円を掛けて「松林健全化推進事業」で事業効果が見込まれる箇所及び故損木の倒木により、構造物の破損や通行の支障になる箇所を選定して伐倒駆除を進めております。そして、空中散布によります予防対策事業は、今月19日に計画通り実施するよう、同報無線、ICN、ホームページで啓発してまいります。
 また、被害が甚大な南部3区においては、故損木の根絶と事業費の抑制のために「松食い虫被害対策としての松本地域アカマツ林施業指針」により、樹種転換促進地域に指定し、今年度も森林整備事業を導入して、引き続き小立野区を面的に伐採する予定であります。
 公民館耐震化改修事業につきましては、小立野区、日岐区で今後の予定と受益者負担等についてご意見をいただき、なるべく早くに設計業者を決め、詳しく工事内容を協議していく予定ですので、区民の皆さんで工事の要望等を集約していただくことと、耐震化工事は村が負担し、リニューアルや備品購入は受益者負担をお願いいたしました。
そして、昭和56年5月31日以前に建築された個人宅には、耐震診断と耐震補強工事には60万円の補助があることもお話しして、まず、無料でできます耐震診断を行うようにお願いしました。
 また、耐震化に関連します、小中学校の体育館の防災機能強化事業としての非構造部材耐震化工事につきましては、文部科学省から4月末に採択の内示をいただきました。この事業費は、3分の1が国庫補助金で、補助残を全国防災事業債で賄うことになりました。この防災機能強化事業は、文部科学省から今年度までになるべく実施するようにとのことでしたが、まだ多くの公立学校で事業が行われていない状況下、採択が難しいと考えまして、当初予算には計上しませんでした。また、全国防災事業債は、交付税措置80%と過疎債より有利な起債であり、この起債の発行も今年度までということもあり、事業の採択の内示と全国防災事業債で耐震化工事ができることになり、児童生徒達が安心して勉強や運動ができる環境整備につながると考えているところでございます。よって、小学校体育館工事費15,780千円と中学校体育館工事費79,700千円を計上させていただきましたのでよろしくお願いいたします。
 そして、議員各位も村政懇談会の内容について既に一般質問等でご指摘をいただくところでございますので、各課題解決の方向性等のご指導をよろしくお願いする次第でございます。村政懇談会の内容は、広報いくさか6月号に概要をまとめて掲載させていただきますし、既に当村のホームページの私のブログでも報告をさせていただいております。
次ぎに、今年度の地区要望は4月末までにご提出していただき、5月14日から5日間掛けて、今年度の要望箇所の現地調査を行いました。
 村道の舗装・路肩・法面等の各種修繕工事及び拡幅要望、用排水路の新設・改修整備、松くい虫枯損木の伐倒処理など、今年度も要望事項が多くあり、緊急性・必要性・危険性・公平性を加味しまして検討協議をし、既に対策工事を済ませたもの、これから発注していく対策工事等がございます。
 そこで、当初予算でお認めをいただきました村道関係の10,000千円と農地関係の500千円、道路維持原材料費の1,000千円ほどに加えまして、今定例会に道路維持補修工事費に10,000千円を補正予算に計上させていただきました。
 また、道路ストック総点検を昨年度実施して、危険度が高く対策工事が必要な橋梁・舗装・法面の4箇所につきましては、過疎債ヒヤリングで認めていただき、社会資本整備総合交付金事業で実施するよう進めているところでございます。
 そして、国・県の関係機関にも要望箇所をお伝えした案件もございますし、今後も例年通り現地調査もお願いして、なるべく多くの要望に応えていただくように働き掛けるなどし、引き続き地区要望に対して早期の対応と要望実現に努めてまいります。



 次ぎに、今年度も県の「地域発 元気づくり支援金」で実施します、村名申請の5件と団体申請4件を合わせて9件で、昨年度より多い11,604千円の支援金を頂戴できることになりました。
 そして今年度は、農業生産活動や遊休農地発生防止活動の支援などの「農地復活応援団事業」、食に関連した行事などを暦にして整理し、行事食や伝統食レシピを冊子にする「伝えて活かすグルメ食暦事業」、生活習慣病予防、介護予防に共に効果的なウォーキングをテーマにマップの作成やコース整備などの「歩いてつながる地域の輪事業」、各地区の文化財や史跡、村の成り立ちから歴史、自然環境に至る冊子を作成する「i-Life i-Learn i-Like i-Tell事業」、地域防災計画の住民用マニュアルや避難マップ、災害備蓄品の配布を行い、更なる防災意識の普及・啓発を図る「地区の防災安心応援事業」であります。
 また、団体事業として、灰焼きおやきとパン、ピザ、菓子などの技術面の強化と「粉もん工房」の広報活動などの「21世紀のおやき作り~粉を活かした元気な村づくり~」、都市部の観光客にアウトドアを核とした魅力的かつ体験型の観光地づくりを進める「アウトドアで村おこし事業」、これまで地区で栽培されてきた農作物の掘り起しや推奨作物の栽培研究を行い、地区の特産品の開発や供給体制の整備を行うなどの「大日向地区 集落再熱事業」、荒廃農地を借り受け、低樹木栽培方式による柿園の造成を行い、乾燥施設を設置し、安定したころ柿の出荷を目指す「川霧にはぐくまれる柿・めじろの里づくり事業」であります。
 また、1件の不採択の事業「学校給食クールに長持ち・冷蔵庫設置事業」は過疎債で対応予定であり、再精査して2次募集に申請する3事業は、担当部署・各団体と対応して、本日申請するところでございます。
 今年度もこの元気づくり支援金事業で、村民の皆さんが協働による事業を実施していただき、さらに地域、村の活性化、村民の皆さんの生きがいづくりに結びつけ、村内外に生坂村の元気と素晴らしさを発信していただきたいと願うところでございます。
 今年度は、私の3期目の初年度になり、村政懇談会でのご意見、ご要望、要望箇所の現地調査を鑑みますと、まだ多くの課題を解決または方向性を見出していかなければならないと考えている次第でございます。今年度も地方交付税は減額していますし、人口の減少、景気低迷などで自主財源も減額し、厳しい行財政運営は変わりございません。
 やはり、村民の皆さんが自助、共助、公助により、個人でできることは個人自ら行っていただく、個人では、できないことを家族や地域の取り組みの中で解決していただく、それでも解決できない問題は、行政と一緒に解決をしていくことで、対等な関係と信頼関係が深まると考えております。そして、村民の皆さんが絆を大切にして、地域、村を守り育てていこうという責任感を共有していただくことと、引き続きのご理解とご協力をお願いしながら、協働による村づくりを継続していかなければと考える次第でございます。
 毎定例会ごとに唱和をしています生坂村村民憲章の誓いの村をつくるために、様々な課題に対して議員各位、村民の皆さんと検討協議をお願いしながら、課題解決に向けて、方向付けをしていかなければと考えております。どうか引き続き、議員各位に於かれましても、生坂村のために格別なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。



 それでは、今定例会に上程させていただきました議案は、報告7件、事件案1件、補正予算3件の計11件であります。
報告第1号  専決処分の承認を求めることについて
(生坂村税条例等の一部を改正する条例)
 この報告は、社会保障及び税番号制度に関する法律の改正など、各種課税関係の法律の改正に伴い条例改正するものであります。
報告第2号  専決処分の承認を求めることについて
(生坂村介護保険条例の一部を改正する条例)
 この報告は、国の制度改正により、介護保険料の低所得者軽減強化が実施され、平成29年4月からの消費税10%へ引き上げに対応した負担軽減措置であり、第1段階の被保険者の保険料を基準額の50%負担から、45%負担に引き下げる条例改正であります。
報告第3号  専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)
 この報告は、6,390千円を追加し、総額を1,899,983千円とする補正予算であります。
歳入については、前回の3月補正予算提出以降に決定となりました各国税交付金の歳入予算更正と特別交付税60,697千円を追加したものであります。
 それにより基金からの繰入金50,827千円を減額し、基金に戻す補正予算となりました。
 歳出につきましては、余剰金の2,998千円を減債基金へ積み立てることとし、国保特別会計へ3,367千円の繰出金を計上し、過疎対策事業債ソフト分は事業費確定により財源更正をしたものであります。
報告第4号  専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】)
 この報告は、歳入歳出は変更せず、総額を267,553千円とする補正予算であります。
 歳入は療養給付費交付金1,344千円を減額し、財政調整交付金4,710千円と基盤安定繰入金3,367千円は確定により増額、これにより基金繰入金を6,733千円減額するもので、歳出については財源更正する補正予算であります。
報告第5号 平成26年度生坂村一般会計繰越明許費について
 これは、平成26年度地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金により総務費では、総合戦略策定事業と地域振興券交付事業、集落・農地再生事業、民生費では子育て支援事業、商工費ではいくさかマル得商品券発行事業の繰越明許費計算書の報告であります。また、農林水産業費では、みんなで支える里山整備事業、土木費では、村単道路維持補修事業と社会資本整備総合交付金事業の村道1級1号線改良事業、消防費では、地域防災計画策定事業の繰越明許費計算書の報告であります。
報告第6号  平成26年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報告について
 この報告は、地方自治法221条第3項で地方公共団体が出資している法人の経営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。
報告第7号  平成26年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する書類の報告について
 この報告は、地方自治法221条第3項で地方公共団体が出資している法人の経営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。
議案第37号 生坂村過疎地域自立促進計画の変更について
 この議案は、過疎地域自立促進計画の区分1産業の振興では、事業名「農業の振興、中山間地域総合整備事業」事業内容は「県営事業負担金」を、また事業名「過疎地域促進特別事業、中山間地域総合整備事業」事業内容は「実施計画作成事業」をそれぞれ追加するものであります。
区分5医療の確保では、事業名「診療施設、病院等施設改築事業」事業内容は「施設等改築事業負担金」を追加するものであります。
議案第38号 平成27年度生坂村一般会計補正予算【第1号】
 この議案は、134,672千円を追加し、1,945,672千円とする補正予算であります。
 歳入では、地方交付税を10,744千円、国庫補助金は臨時福祉給付金と子育て世帯臨時特例給付金や教育設備整備費等補助金で37,248千円、県補助金では、元気づくり支援金事業採択により5事業で3,604千円とおいしい風土松本地域活動協議会補助金150千円、県委託金は国勢調査委託金1,778千円、雑入は宝くじ助成事業500千円、村債は過疎債と全国防災事業債で69,200千円を計上するものなどであります。
 歳出では、議会費が、国へ陳情のための旅費267千円、総務費の一般管理費は、番号制度に係るシステム改修委託料297千円、財産管理費は、空家等不動産購入費1,200千円、地域振興費は、ふるさと納税返礼品カタログ印刷費200千円、統計調査費は、国勢調査費1,778千円、保健衛生総務費は、元気づくり支援金事業採択により1,449千円、農業振興費は、元気づくり支援金事業2事業採択により1,730千円、加工施設機械購入費1,692千円、道路維持費は、工事請負費10,000千円、災害対策費は、元気づくり支援金事業採択により1,445千円、宝くじ助成事業で589千円、小学校費は、体育館非構造部材耐震化事業16,149千円、中学校費は、体育館非構造部材耐震化事業79,859千円をお願いするものなどであります。
議案第39号 平成27年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、2,449千円を減額し、総額を58,451千円とする補正であります。
人事異動に伴い、人件費を減額したことにより、一般会計からの繰入金を2,449千円減額する補正であります。
議案第40号 平成27年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、1,103千円を追加し、総額を88,603千円とする補正であります。
 一般会計からの繰入金により、上生坂処理場の原水流量計を更新する補正であります。
 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。よろしくお願いいたします。

平成27年度 B&G海洋センターのプール開き

2015年06月07日 | 生坂村の催し
 7日(日)午前11時からB&G海洋センターのプール開きは、小学生と保育園児が参加して、賑やかに行われました。その前に、明科消防署から署員の方に来ていただき、救急救命講習会を行い、監視員の皆さんに学んでいただきました。


△ 教育長が、今日から9月まで3か月間しっかり泳いでくださいなどの開会のことばで、プール開きの式が始まりました。


△ 私からは、監視員の皆さんの言うことを守って、みんなで仲良く沢山泳いでいただき、健康で逞しくなっていただくことをお願いするなどの挨拶をさせていただきました。

▽ 私と教育長と小・中学校の校長先生で2つのプールの角で御神酒とお塩で今シーズンの安全祈願をしました。








△ 子ども達は、B&G海洋センターの所長の指導で準備体操をしました。


△ プール内は暖かく、水温27℃と丁度良い温度だったようで、楽しく泳いでいました。


△ ジュースなどが入ったペットボトルを泳いだり潜ったりして、取って楽しんでいました。


△ 幼児用プールでは3人で仲良く遊んでいました。

 今シーズンは、照明やタイルを更新するなどの修繕をし、プールやプールの周りも綺麗にしていただき、気持ち良く泳げると思いますので、安全に楽しく一杯泳いで、もっと上達するよう頑張っていただきたいと感じました。

平成27年度 村長杯争奪前期ゲートボール大会

2015年06月07日 | 生坂村の催し
 7日(日)、総合グラウンドで早朝より大会役員の皆さんで、3面のコートを準備していただき、10チームの参加により午前7時30分から開会式が行われました。


△ 私が早朝から体育協会の丸山会長さんをはじめ役員の皆さんの準備、運営等のご尽力に、お礼を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

 私からは、好天に恵まれ暑くなりそうですので、暑さ対策をしながら、親睦を深めながら楽しくプレイをしていただき、日頃の練習の成果を発揮し、良い成績を目指して頑張っていただく様に願いましての挨拶をさせていただきました。


△ 私と村会議長、教育長、公民館長が一緒に始球式をしました。ゲートが広くても入るかなと心配になりますね。

 開会式後に、今回も来賓の私と村会議長、教育長、公民館長が一緒に、始球式をさせていただきました。私はスムーズに第1ゲートを通過してホッとしましたが、お一人だけサウスポーで打ち辛かったので通過できず笑顔で残念がっていました。

▽ 3面同時にゲームが始まり、第1ゲートをなかなか通過できず悔しがっている方や、次の打球を指示してゲームを有利に進めようとしている方など最初から駆け引きがありました。






 それぞれ3面の30分の試合では、第1ゲートをなかなか通過できず悔しがっている方、相手ボールに当て場外に出して試合を上手く進める方、仲間のボールに当てそのボールをゲート通過させて上げる方、次の打つ手を考えボールの位置を大きな声で指示する方、狙ったところにいかずガッカリする方など、一打ごとに喜びの声、笑い声、ため息、掛け声など、一喜一憂するプレイが続きました。

△ 番号を呼ばれるまでコートに入れず、じっとプレイを見守られる方や、次の打つボールの位置を指示する方など真剣にプレイをしていました。


△ 相手ボールに当てて場外へ出したり、仲間のボールに当てそのボールをゲート通過させる方など戦略を考えてプレイしていました。

 私はB&G海洋センターのプール開きがありましたので、1試合だけ見させていただき失礼しましたが、和気あいあいと親睦を深めながら楽しくプレイができたことと思います。


△ 上がりのボールを打って勝利を決定づけたところです。

 体育協会の役員の皆さんをはじめ各分館の役員・選手・応援の皆さんなど参加された皆さんに感謝申し上げます。

平成27年度 地区要望箇所の現地調査の報告

2015年06月05日 | 生坂村の報告
 今年度の地区要望箇所の現地調査は5月14日(木)の小立野区・日岐区から始まり、15日(金)の下生野区・上生坂区、18日(月)の草尾区・昭津区、6月3日(水)の下生坂区、5日(金)の大日向区・宇留賀区・古坂区の5日間で延べ20時間ほどを掛けて実施しました。
 地元区長さんをはじめ役員各位と地元の村議会議員から説明を受けながら、私、振興課長、係長、地区担当職員と一緒に調査をしました。

▽ 各区の要望箇所で調査検討をしているところです。










 主な現地調査内容は、村道・農道の舗装・路肩・法面の修繕や改修、村道の拡幅、河川の護岸修繕、用排水路の新設・改修・更新、U字溝の修繕、山腹の法面崩落防止、松くい虫枯損木の伐倒処理等でした。

▽ 各区の要望箇所を調査検討しているところです。










 毎年度それぞれの地区で、道路の舗装等を原材料支給のおてんま作業をしていただいていますが、今年度もその協働作業をお願いした箇所もあり、その受益者負担の作業対応に感謝する次第です。

▽ 全10区の主な要望箇所をデジブックにまとめました。
デジブック 『地区要望箇所現地調査』


 5日(金)で全区の要望箇所の調査が済みましたが、既に対応している箇所がありますし、その他の多くの要望に対して、さっそく担当部署と検討協議をいたします。
 また、国・県の関係機関にも調査と工事要望をしながら、緊急性、危険性、必要性、各区の公平性を加味し、対処していきたいと考えております。
 参加していただきました多くの皆さんに感謝申し上げます。

お父さん頑張る会 平成27年度視察研修

2015年06月04日 | 生坂村の報告
 4日(木)午前8時ごろ、お父さん頑張る会の皆さんと一緒に、生坂村を出発して山梨県へ視察に行きました。お父さん頑張る会は、平成7年に結成され、現在まで20年間活動されて来られ、初代牛越会長さんは昨年度米寿になられるなど、平均年齢が80歳一寸という高齢ながら、元気に様々な活動をされている団体です。
 ここ数年の研修は、バラ園を視察して、綺麗な花を見ることで心が癒され、親睦を深めながら健康で活躍できる様に取り組まれております。

▽ 山梨県立フラワーセンター「ハイジの村」の「バラ祭り」の様子です。















▽ 慰労を兼ねた食事会が済んだ後、天気が良いのでの屋上からの素晴らしい風景を撮影しました。






▽ 帰りに「サントリー白州蒸留所」に寄り、ウイスキーの製造工程を視察した後、試飲をさせていただきました。








 お父さん頑張る会の皆さんは、今年度も農業公社の豆腐や味噌などの原料になる大豆を1町1反ほど栽培していただく予定で、当村の地産地消に寄与していただいております。
 また、木炭・竹炭・木酢液・竹酢液の製造販売なども行っていただいており、いつまでもお元気でご活動されますようご祈念申し上げますとともに、視察研修にご招待いただきありがとうございました。

平成27年度 県道上生坂信濃松川停車場線の協働清掃作業

2015年06月02日 | 生坂村の報告
 2日(火)午後1時15分より、私が村長になった年から始めて、今年度で続けて9年目になります県道清掃作業を行いました。松本建設事務所の石井所長さんをはじめ職員の皆さん、上生坂区の丸山区長さんと役員の皆さん、村会議員の有志の皆さん、生坂建設業組合の6社から20数名の皆さんのご協力をいただき、振興課の職員と私を含め、総勢50名程で行うことができました。


△ 私は丸山区長さん達と、角スコップと竹ボウキで北側から路肩の清掃をしました。


△ 南側からは、松本建設事務所の皆さんが、支障木を伐採しながら路肩も清掃していただきました。

 この4~5年はボランティアとして50名ほど参加していただき、作業規模も大きくなり、今年度も一般車両を全面通行止めにして、高所作業車2台、ドーザー3台、ダンプカー5台等を使って、約2Kmの清掃範囲を両側から、支障木を伐採する班と路肩の草や枯葉を片付ける班に別れて実施しました。


△ 南側の中ほどは、生坂建設業組合の皆さんが、高所作業車で支障木を伐採しながら道路清掃していただきました。


 県道に覆い被さっている木の枝や風で折れそうな老木、カーブミラーを隠している枝木もあり、それらの支障木を慎重に切っていただき、県道の日当たりが良く明るくなり、更に安全に走行できると感じました。




△ 徐々に各班が集まってきて、それぞれに一生懸命作業をしていただきました。

 また、路肩の草や枯葉は、ドーザーで一押しした後、角スコップと竹ボウキで集めてダンプでドンドンと運びました。昨年から溜まった枯葉等がダンプに10台以上ありましたが、回を重ねて来ましたので、皆さんは効率よく安全に作業をしていただき、予定通りに終了し、協働の清掃作業で見違えるほど綺麗な道路になりました。

▽ 毎回沢山の路肩のごみも、皆さんの協働作業で綺麗になりました。




 今回の作業で、安曇野市方面から村の中心部に来られる皆さんが、山紫水明の生坂ダム湖の湖畔を気持ち良く走って来られると思います。作業に参加していただきました皆さんに心から感謝申し上げます。そして、大変お疲れ様でした。