信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

下生野地区犀川堤防改修事業起工式

2024年06月30日 | 生坂村の報告
 6月30日(日)大安の午前11時から、国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所と犀川直轄改修期成同盟会の主催により、下生野地区犀川堤防改修事業の起工式が行われました。

  当村の下生野地区と小立野地区は、昭和58年9月の洪水時には、犀川の最大流量が観測史上最大で、数軒が床上浸水等の被害に見舞われてしまいました。また、最大流量が二番目の平成18年7月には、上流ダムの特例操作により越水を免れた経過がある地区です。

  当村としては過去の災害を教訓に、私が村長になってからまずは、小立野地区の弱小堤の嵩上げを第一に要望をしてきまして、平成26年1月6日に策定された「信濃川水系河川整備計画」に小立野地区堤防整備を盛り込んでいただき、平成29年1月に起工式を行い、順調に工事を進めていただき、令和3年7月には竣工式を行い、強固な堤防が完成したところです。

▽ 犀川直轄改修期成同盟会の地元幹事の生坂村役場振興課 眞島振興課長の司会進行で始まりました。

▽ 太田安曇野市長が主催者の犀川直轄改修期成同盟会の副会長として開会のことばを述べられました。

▽ 臥雲松本市長が主催者を代表されまして、犀川直轄改修期成同盟会の会長として挨拶を頂戴しました。

▽ 北陸地方整備局 遠藤局長から事業者を代表されまして、ご挨拶を頂戴しました。

▽ 生坂村を代表しまして私から、当村の犀川の日野橋から上流は国の直轄区間であり、松本市と安曇野市にお世話になりながら2市1村で「犀川直轄改修期成同盟会」を組織して、北陸地方整備局、国土交通省の関係部署と県選出国会議員の皆さんに要望活動をしてきまして、今回の下生野地区犀川堤防改修事業の起工式の運びとなりましたことに感謝を申し上げ、当事業が予定通り着実に整備が進みますことをお願いするなど、起工式に当たりましての御礼の挨拶をさせていただきました。

▽ 公私ともに大変お忙しい中ご臨席賜りました、務台衆議院議員、下条衆議院議員、中川衆議院議員、杉尾参議院議員、羽田参議院議員、足立参議院議員から、それぞれの立場での祝辞を頂戴いたしました。






▽ 国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所 浅見所長から、堤防整備区間L=約800m、堤防高は約8m、拡幅約5mとなり、無堤区間の完成堤化により浸水被害の解消を実現するなどの当事業の説明をしていただきました。


 当下生野地区も令和2年度に事業着手になり、その時の千曲川河川事務所の所長が本日お越しいただきました木村河川部長であり、本日、当事業の起工式が行われましたことに対し、木村部長をはじめ関係の皆さん、当同盟会の皆さん、地権者や地元の皆さんに心から感謝を申し上げる次第です。

▽ 来賓各位、事業者、犀川直轄改修期成同盟会で、下生野地区犀川堤防改修事業が始まりますから、順調に工事が進み無事に竣工できますことなどを願って、「鍬入れ」を行いました。



 そして、令和2年7月豪雨と令和3年8月の大雨の時に、小立野地区は「避難指示」は発令せずに済みまして、堤防強化の効果を感じましたが、当下生野地区は二年連続で「避難指示」を発令した次第です。

 昨今の地球温暖化などの影響により、台風の大型化や線状降水帯の発生など、異常気象ともいえる状況が常態化している中、当村としては、流域治水の取組として、雨水貯留タンクの購入補助を行っていますし、今年度からは、下生野と小立野の両地区において、「田んぼダム」の取組も行っているところです。

 しかし、これまで以上に自然災害の発生が激甚化、頻発化する状況下でありますので、今回の下生野地区犀川堤防改修事業が、国会議員の先生方、北陸地方整備局 千曲川河川事務所など、関係の皆さんのご支援、ご尽力によりまして、予定通りに改修事業が進捗しますことをお願い申し上げます。

 本日は、何かとお忙しい中お越しをいただきました来賓各位、地権者と地元の皆さん、北陸地方整備局をはじめ関係各位に感謝を申し上げますとともに、当村の様々な式において、6名の国会議員の先生方、北陸地方整備局の遠藤局長、木村河川部長、長野県建設部の新田部長、江守河川課長、一般社団法人長野県建設業協会 深澤副会長など錚々たる方々にご参列賜ったことは初めてだと思いますし、私の高校時代の同級生が4名も一緒になったことも感慨深いものがありました。


「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業の宇留賀区の花畑の風景

2024年06月30日 | 生坂村の風景
 6月30日(日)は雨が降ったり止んだりで、一時的に強まったりして、ジメジメ、ムシムシと不快な体感でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業で取り組んでいただいています「宇留賀区の花畑」の風景を地上と上空から撮影しました。
地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の宇留賀区の花畑の風景
 今年度で16年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年も私がFacebook、Twitter、Instagram、YouTube、Line、Blogで発信してまいります。

 本日2日目の宇留賀区は、ずっと同じく旧北小学校の校庭の一角に、横一線に間隔を広く取って色々な花が綺麗に植えられていました。草取りや水くれ、花摘みをしっかりされているようで綺麗な花畑でしたが、例年より撮影が1週間ほど早かったので、つぼみが多く感じられました。

 宇留賀区の区民の皆さんが力を合わせて、様々な花を植栽して、草取りや水くれ、花摘みなどの維持管理をされ、綺麗に咲いている花々をご覧いただきたいと思います。

 今年度も各区の花畑や花壇に美しく可憐に咲いている花々を見ますと、心が和やかになり癒されている方が多いと思います。

 宇留賀区の区民の皆さんには維持管理が大変ですが、引き続き花々が美しく咲き続けられるために、水くれ、草取り、花摘みなどをよろしくお願いいたします。

私は、毎朝恒例の撮影をし、SNSで発信した後、翌日の定例課長会議に示す7月検討協議取組事項の内容確認と、下生野地区犀川堤防改修事業の起工式の準備をして、午前10時20分頃事務所を出発しました。

当起工式が予定通り終了し、来賓各位と犀川直轄改修期成同盟会の皆さんで、やまなみ荘で昼食会を行いました。その後、新田建設部長、江守河川課長たちに草尾高鼻地区の災害復旧箇所を視察していただき、当村から災害復旧工事の御礼と下流域の工事の要望などをさせていただきました。

 その後帰宅してからは、妻と一緒に上の孫二人を連れて買物に行きました。全部で7箇所も回って、食料品、電化製品、粘土、靴などを購入して来ましたが、流石に疲れました。

本日生坂村では、下生野地区犀川堤防改修事業起工式などが行われました。

「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の古坂区の花畑の風景

2024年06月29日 | 生坂村の風景
 6月29日(土)は天気が回復傾向で、昼間は日差しが届き、気温が上昇して暑さが戻りました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、「地域ぐるみでむらじゅう花ざかり」事業で取り組んでいただいています「古坂区の花畑」の風景を地上と上空から撮影しました。
地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業の古坂区の花畑の風景


 今年度で16年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年も私がFacebook、Twitter、Instagram、YouTube、Line、Blogで発信してまいります。



 今年度も最初の古坂区は、昨年と同じ国道近くの場所で、横一線に色々な花が綺麗に植えられていました。先日草取りをしたばかりとのことで綺麗な花畑でした。

それぞれの区民の皆さんが力を合わせて、草取りや水くれなどの維持管理をされ、綺麗に咲いている花々をご覧いただきたいと思います。

 今年度も各区の花畑・花壇の美しく可憐に咲いている花々を見ますと、心が和やかになり癒されている方が多いと思います。

 区民の皆さんには維持管理が大変ですが、引き続き花達が美しく咲き続けられるために、水くれ、草取り、花摘みなどをよろしくお願いいたします。

 本日生坂村では、中学校が剣道中体連大会、地域未来塾などが行われました。


令和6年度第1回 生坂村福祉センター運営委員会

2024年06月28日 | 生坂村の会議
 6月28日(金)午後4時からは、令和6年度第1回 生坂村福祉センター運営委員会を開催しました。

 最初に丸山会長から、福祉センターの第1回目の運営委員会という事でありますけれど、私もやっと1年経ちまして、何とかこの会の開催にあたって、徐々に理解ができ始めたというところでございます。今日はお足元の悪い中、出て頂きましてありがとうございます。やまなみ荘も今後バイオマスボイラーとか色々と設置予定がありますので、ご協議等頂き、やまなみ荘発展のためにご協力頂ければありがたいと思いますので、良いご意見等頂ければと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますなどの挨拶をいただきました。


 次に私から、今年度第1回目の福祉センター運営委員会に何かとお忙しい中、また、足元の悪い中ご出席を頂きましてありがとうございます。今、丸山会長さんから、お話があった通り、脱炭素の関係で木質チップボイラーの方は契約が出来まして、今年度中には設置され、来年度は順調にいけばつなぎ込みが出来るという状況でございます。また、6月定例会でお認めを頂きまして、やまなみ荘の改修に向けた調査詳細設計の事業費もお認めを頂きましたので、今年度においては厨房や浴室について過疎債を使って、設計等を行い、来年度に工事着手が出来ればと考えています。

 また、脱炭素の関係では照明のLED化やエアコンの省エネ化という事で設計をしながら来年度に事業が実施出来れば順調かという状況でございます。また甲本駅長が副所長という事で4月からやまなみ荘は色々役員の皆さんで協議をして、順調な運営を目指しているところでございます。
 コロナ禍も明けまして少しずつ売り上げも伸びていますが、この業界も厳しい状況で材料や燃料など諸物価も高騰しております。そういう中でどうにか売り上げを伸ばしていって、収支を良くしていかなればいけないという事で難しいところでございますので、今日は皆様方からご意見を頂いて、しっかりと頑張っていきたいと思いますので、引き続きのご理解とご支援をお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
令和5年度の運営状況について
 令和5年度の月別事業の状況、決算状況、宿泊者の推移、日帰り宴会者数の推移、入浴者数の推移、収支の月別比較、年度別主要収入額内訳、収入の月別比較、支出の月別比較、宿泊代比較、宴会代比較、食堂利用比較について説明しました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
・決算の状況でたばこの売り上げが増えている理由について質問があり、生活応援商品券やマル得商品券により販売量が増えていると説明しました。
・食堂の売り上げ、宴会も伸びているが、宿泊が伸びていない理由について質問があり、コロナ禍の影響で団体行動を懸念している方がいる。今年はその影響も薄らぎ合宿等入っていると説明しました。
・12月の支出の多い理由について質問があり、年末年始の食材の材料費及び職員の期末手当の支出が影響していると説明しました。

・プランの企画をたてるときの指標はあるかと質問があり、食堂の企画は売り上げ目標を考えて行っている。宴会についてはお客さんの状況で変動がある。今年度は広告に力を入れており、6月くらいからその成果が出始めていると説明しました。
・宿泊数が多い月で調理の収入が増えない理由について質問があり、1泊朝食の利用客の影響と説明しました。
・登山者の送り迎えはやらないのか質問があり、今年度は登山客を対象にしたプラン等を計画している。また体験プランも企画していきたいと説明しました。
・玄関の花に気を使って欲しいと意見がありました。

令和6年度の運営について
 令和6年度の運営方針で基本方針、集客プランの企画、年末年始について、広告方法について、サービスの改善について、経費削減について、安全衛生管理について、施設改修・整備について、2024年度行動方針について、令和6年度年間事業計画について、令和6年度収支状況(5月末)について令和6年度(4月・5月・6月)宿泊者数の推移、日帰り宴会者数の推移について、入浴者数の推移について説明しました。

主な意見や質問とその回答の概要については、
・収支の状況で支出が物価高騰で増えているがその対応について質問があり、営業努力や広告を行う努力をしていくとともに節約に心がけていくと説明しました。
・中居さんの人数について質問があり、常勤で令和元年度は3名で現在2名となっている。お客さんが増えており人手の確保を行っていきたいと説明しました。
・行動方針については良い事だと思う。年間計画は行動方針とリンクしているか質問があり、年間計画を行うための行動方針と考えている。また、来年の改修後を見据え、その時に向けて準備していきたいと説明しました。

・やまなみ荘の改修についてコンセプトを持って行っていって欲しいと意見があり、担当と調整していくと説明しました。
・改修事業で厨房についての改修は現場の意見を取り入れて使いやすさと衛生面を考慮して欲しい。バイオマスボイラーの維持管理を考えたうえで行って欲しいと意見があり、この意見を参考にして取り組んでいくと説明しました。
・減塩メニューを増やして欲しいと意見があり、検討していくと説明しました。
・おやきづくりを大好き隊3名で行っている。今後継続して行っていくようにして欲しいと意見があり、起業に向けて毎月1回、村長、副村長、担当で将来に向けて打ち合わせを行っている。今後もおやき販売も含め調整していきたいと説明しました。

  • その他
 その他はありませんでした。


 本日も会議の後に、会費制で有志による会食をしていただきました。美味しい料理を食べながら、やまなみ荘の運営やお料理のことなどの話し合いをしていただきました。



児童館・生涯学習施設運営委員会&生坂村農業再生協議会総会&水鳥公園の風景

2024年06月28日 | 生坂村の会議
 6月28日(金)は雨が降ったり止んだりで、一時激しい雨となり、少しムシムシとしたものの、比較的過ごしやすい体感でした。

 午前10時からの児童館・生涯学習施設運営委員会は、私から、児童館・生涯学習施設の運営にお力添えをいただき、子ども達が安心して、勉強や遊びをしながら楽しく過ごせる居場所として大事な施設であり、のびのびスクールなどで新たな学びや友達と仲良く取り組んだりしているところですが、子ども達も保護者も多様性と言われる中、それぞれの対応にご苦労されていることに御礼を申し上げます。
 また、図書室では「デジとしょ信州」の取組で村誌などが電子化され、パソコンで気軽に見られるなど、DX化に向けても大切な取組でありますし、何かと様々なご意見がある中、今後も皆さんのご意見を反映させながら、児童館・生涯学習施設を運営してまいりたいと考えておりますなどと挨拶をさせていただきました。

 そして、私の挨拶の後に自己紹介をしていただきました。
 続いて、正副委員長の選任については、委員長に北澤敏子さん(主任児童委員)、副委員長に腰原麻由美さん(のびのびスクール代表)が選任されました。

 児童館・放課後児童クラブの運営状況は、館長、主幹、司書兼児童指導員、学習支援員、児童支援員、児童支援員補助の7名体制のスタッフ、利用状況として、登録児童数6月末現在41名、通常時平均20名前後の利用と登録以外の小中学生の利用(自由来館)、放課後子ども教室事業として、のびのびスクール実施状況などの事業報告がありました。

 続いて、今年度の事業計画については、児童館避難訓練、夏のお楽しみ会、季節の行事、児童館・児童クラブ保護者説明会、各機関との連携として児童館・小学校連絡会(年2回)、保護者、教育委員会子ども・子育て支援係り、保育園、地域、のびのびスクール推進員会議、前年度2月運営委員会での意見等の対応状況、今年度の目標・取組などの説明も受けました。

 図書室の運営状況は、電子図書館体験会開催、国立国会図書館の利用者登録、戦争と平和コーナーの設置、古本市の開催、手作り絵本講座の開催、地域資料の電子化などであり、前回運営委員会での質問に対しての回答などの説明をしていただきました。

 主な意見と要望とその回答内容の概要については、
児童クラブの41人の登録中に実際来た児童数については、毎日付けていますので直ぐに分かります。また、41人中何人来たかで、何%になるかということで課題が見えてくるとの意見がありました。
全員来ていますが、週に1日,2日来ている子どももいます。できる範囲で示して欲しいとのこと。

 児童クラブの参加者がとても減っている月については、自由来観の場合もあり、全体的にはそれほど減ってはいないこと。
クールシェアとして日中の利用向上については、図書室のお便りでエアコンがありますなどの広報をしたが、子どもが多くてゆっくりできないと思っている方が多いかもしれないので、今後は広報等で時間帯やこんな使い方ができますなどの周知をしたいこと。
 中学生が勉強する場所が確保できなく、松本市や安曇野市は近くの図書館で勉強しているとのことについては、児童館は勉強できないと思い、中学生の利用がないが、以前に図書室では、中学生が勉強していたが、コロナ禍でばったり来なくなったので、周知を図り、図書室は静かに勉強するように徹底していきたいこと。

 学習スペースでは4年生以上が自ら静かにして、単独で勉強している、自制して静かにしていて、わちゃわちゃしていることはないが、勉強の教え合いで話をしている子はいること、「来ましょ!たんぽぽ」で、この時間帯は静かにしてくださいなどと周知していくこと。
色んな企画をしていただき有り難いこと。
中学生がB&Gに行ったら誰か見ているかについては、職員が時々見ているが、ストーブを付けて欲しいと思うし、時々見守りをしてくださいとお願いしておくことなど、様々なご意見とご要望をいただき協議をしました。


 午後2時から「生坂村農業再生協議会総会」を開催し、最初に私から、水利組合長さんはじめ出席の皆さんには、農業行政や水田関係等にお力添えをいただいていますことに御礼を申し上げ、農業従事者の高齢化や担い手不足など農業の課題は尽きませんが、今、地域で農地の話し合いを行っており、その後地域計画を策定しなければなりませんし、県営中山間総合整備事業は用水路の更新や圃場整備などを行ってきまして終盤を迎えておりますし、生坂村の基幹産業であります農業をしっかり守っていくために、引き続きのご理解とご協力をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 議事は、議案第1号 令和5年度事業報告及び収支決算について、議案第2号 令和6年度事業計画及び収支予算について説明し、質問として、6年度の賃金がかなり減額されている理由について質問があり、5年度の実績に基づいて計上したと回答しました。

 議案第3号 規約の改正について、議案第4号 会計処理規程の改正については、現行に即した改正であり、質問等はありませんでした。
 議案第5号 役員の改選については、会長は、私が再任、副会長は、腰原隆様(生坂村農業委員会長)、小林和雄様(生坂村農業公社理事長)、監事は、赤羽勲夫様(小立野水利組合長)、丸山敏康様(上生坂南部水利組合長)が選任されました。

 次に、7月29日(月)~31日(水)に行う予定の経営所得安定対策の作付面積等の現地確認について、注意事項等を説明し立ち会いをお願いしました。

 また、水田活用の直接支払交付金の交付対象水田について~5年水張りルールのお知らせ~についても説明し、今後詳細については、対象の経営体の皆さんと話し合いをしながら対応していくことになりました。



水鳥公園の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降る中、今が見頃の水鳥公園を彩る紫陽花の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング・再検尿検査、小学校でSC訪問・プール1,5,6年、中学校で2年職業講話・SC来校日、中川村職員脱炭素事業視察、福祉センター運営委員会などが行われました。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議&万平集落上空からの風景

2024年06月27日 | 生坂村の会議
 6月27日(木)は薄雲が広がりましたが日差しが届いて穏やかな空で、昼間は夏らしい暑さになりました。

 午前10時からは、生坂農業未来創りプロジェクト会議を開催しました。
最初に私から、今回もまず道の駅いくさかの郷とかあさん家の関係から協議を進めてまいります。4月・5月は前年度対比でクリアして売り上げが伸びていましたが、6月は今、資料を見ますと苦戦をしているようです。昨年の6月には桜井翔のテレビ番組で全国放送をされ、おやきが凄く売れた月でして、その影響もあるのではと考えているところですが、引き続き直売所とかあさん家の方も順調に運営をして頂ければと思います。

 それから農泊推進対策ということで6月4日に農水省関東農政局から、交付決定をされていまして、今年度もこれから事務局から説明させて頂く内容で事業の方を進めて行きたいと思います。最適土地利用総合対策につきましても、松本係長中心に地域での農地の話し合いを進めて頂いておりまして、ある程度今後の見通しも決まってきた地区もございます。
   
 条件の良いところ悪いところがありまして、当村の各地区の特色を活かしながら、地域計画をしっかり策定をしなければいけない年度ですので引き続き、この会議でもしっかりと検討協議を進めたいと思います。

 また6月の定例議会では万平の圃場をぶどう畑にするために、農地中間管理機構を通してぶどう畑にしていきたいということで関連予算をお認め頂きまして、今年度しっかり進めていきたいと思います。色々な面から生坂農業の振興や農地保全、課題解決に向けて、当会議でもしっかり検討協議をしていきたいと思いますのでよろしくお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
道の駅いくさかの郷について
農林水産物直売所収支及び売り上げにについて
 4月の月別収支は歳入が4,804,341円で支出が5,291,844円で△487,503円だった。これは、ハンガリー村5周年式典時の商品と連休にかけての品揃いをするために仕入れを行ったので、材料費の支出が大きかったことが影響していると説明がありました。
 5月の売り上げは5,756,913円となり、昨年度対比109%で来客数は5,756人で昨年度対比106.1%と売り上げ来客数とも昨年度をクリアした。ハチク、山菜の売り上げが伸びた。
 6月は苦戦しているがハチクの売り上げは昨年に比較して増えている。出荷量は少なかったが、値崩れを起こさなかったので売り上げは伸びた。
 7月の土用の丑には昨年度と同じ1尾2,000円で一色町の鰻を販売していく。来週末から小沢さんのスモモの販売が始まり、8月からは波田のスイカの販売を計画している。また7月・8月は生坂産のトマトを、完熟トマトとして販売したい。
 来年の山菜の時期はやまなみ荘を連携していきたい。また、ハチク祭りも計画していきたいと説明がありました。

かあさん家
 食堂売り上げ1,530,639円、来店者が1,706人、おやき販売が1,941,250円、来店者1,841人、直売所売り上げが2,188,565円で昨年度に比較して825,830円のプラスとなった。
 5月の売り上げはハチクが出荷されたこともあり売り上げが伸びた。6月も昨年並みの売り上げが伸びてきている。特産品開発部全体でも売り上げが伸びている。
 梅漬の作業を行って、2トンの梅を漬けている。また農業公社でもFBを開設したと説明がありました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
 村内で梅がなっていて収穫してないものがあるが、それを利用できないか質問があり、梅を収穫するのに人件費がかかるし、消毒していない梅は、見た目が悪く商品として使えないと説明しました。
 4月からの値上げは、影響が出ていないか質問があり、3%値上げを行ったが4月・5月とも来客数も伸びており影響は出ていないと説明しました。
  • 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
 農山漁村発イノベーション対策(農泊推進型)事業の事業主体、キャッチフレーズ、取組のポイント、取組内容、夏のいくさか農泊体験ツアーについて、相模女子大 いくさか農泊ふれあい&体験プロクラムについて説明を行いました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
 この事業の検証は行っているか質問があり、この事業は村の交流や関係人口を増やしていく事業で数値的に表すことは困難である。しかし体験していた方からは好評を得ていると説明しました。
 小立野の懇談会で集会所を農業に関連したお試し住宅として利用できないか意見があったが、そういう対応はできないか質問があり、地区の皆さんの協力が必要になるので地区との協議や担当部署との協議が必要となってくる。また、他の地区で農業体験に協力できないか声をかけた事もあったが、他の地区からは協力がいただけず、現在は上生坂ほたるの里の会の皆さんにご協力を頂いて行っている。懇談会で出た意見について事業化していくのは、その意見の内容と協力体制などしっかり協議して進めて行かなければいけないと説明しました。
 また、役場に一方的にお願いするのではなく、自分たちが地域をまとめていく等の行動を起こさなければいけないと思うと意見がありました。
  • 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 4月9日(火)の本村太郎、宇留賀1から6月24日(月)古坂地区他20地区と今後計画している地区の日程について説明しました。
 また、協議結果がまとまった古坂区(久保、上の平、上手)宇留賀区(鷺の平)の内容について説明を行いました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
 鷺の平地区の灰色に色塗りした個所は何か質問があり、県道ですと説明しました。
 地区との懇談会を行い最終的に何地区の協議結果をまとめるのか質問があり、残り34地区をまとめていくと説明しました。

  • その他
 JA松本ハイランド生坂明科支所地域農業振興についてで、生坂支所営農関連スケジュールで7月上旬のジュース用トマト部会川手支部目揃い会から、ぶどう部会川手支部の予定及び山清路®ぶどうファンクラブスケジュールについて説明を行いました。

 午後3時からは、赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議を開催しました。

 最初に私から、生坂村最大のイベントであります、赤とんぼフェスティバルの実行委員と区長の皆さんの会議でございまして、昨年度は4年ぶりに開催することができました。土曜日1日の開催でしたが、概ね評判も良く収穫祝の花火祭りは大変好評を頂いたところでございます。

 各区、各団体のブースも盛り上げて頂きまして、成功裏に終了したのではないかと私は考えております。今年度も10月19日の土曜日に開催をするという事で昨年度の会議で決まっていまして、10月19日の開催までこの会議は3回ほど開催をさせて頂いて、詳細に詰めてまいりたいと思います。

 コロナ禍前の様に2日間の開催ではございませんが、朝10時から夜8時までというとほとんど開催する時間は同じ位でして、また準備や片づけなど、それぞれここにお出での皆さんを中心に行って頂きますが、ご協力のほどよろしくお願いをしたいと思います。
 例年の会議の内容で今日も事務局から説明がございますので、忌憚のないご意見を頂きまして、生坂村最大のイベントであります、赤とんぼフェスティバルをしっかり盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。


協議事項
2023赤とんぼフェスティバルINいくさかについて
➀ 開催日時について
令和6年10月19日(土)午前10時から午後8時に決定しました。テーマ目的について
タイトル、目的については中学生お願いし考えて頂くことになりました。

  • 内容について
司会者について
 事務局で近隣市町村などに予算内で依頼できる司会者がいるか調査して、次回の実行委員会で、例年通りの司会者に依頼するか、他の方に依頼するか検討することになりました。
ステージ発表・催し物について
 事務局で先行してアンパンマンの仮押さえ申請を行っており、仮押さえ決定後本申請の手続きを進める。また長野県町村会の派遣アーティスト「Green note coaster」に無償で出演していただくことになりました。
 また、吹奏楽は小中学校合同で現在調整しており、中学校龍翔太鼓、生坂龍翔太鼓は出演して頂き、他に出演して頂ける方については、次回の会議までにご提案があれば調整していくことになりました。

  • ブースについて
 区のブースについて各区長さんに確認したところ、小立野区は昨年通り行い、空いているブースがあれば借りたい。下生野区はこれから区で調整する。日岐区は昨年通りに行う。草尾区は昨年通り行う。上生坂区は昨年通りで場所も昨年と同じでスペースを広くお願いしたい。宇留賀区は昨年通り行い、同類のものを売るブースは離して欲しい。大日向区昨年と同じ内容で検討する。下生坂区は今後調整していく。古坂区は昨年通り行う。昭津区は高津屋森林公園管理組合と合同で昨年通り行いたい。

 各団体については、かあさん家、お父さん頑張る会、高津屋森林公園管理組合、おじさま倶楽部、生坂村議会、JA松本ハイランド生坂支所及びJAファーマーズガーデン明科、生坂村消防団、社会福祉協議会については昨年通り行い、商工会青年部、防犯協会は検討しており、民生児童委員協議会、食生活改善推進協議会は昨年行った内容に加え何か行う様に検討しているとの内容でした。
 他の出店者については今後調整していくようになりました。また、ブースの申し込みについては、7月初旬に出店申込書を郵送し、出展内容を取りまとめていただき、7月26日(金)までに提出する様にお願いしました。

  • 会場のレイアウトについて
 会場のレイアウトについては、花火の関係上昨年同様のレイアウトを予定し、出店数によるがアンケートの結果を考慮して事務局で検討することになりました。
主な意見とその回答の概要については
 入り口が手狭になるのでステージを北側に3~4m移動できないか意見がありました。
 第3土曜日になるので道の駅の特産市はどうするか質問があり、駅長が関係者と調整していくと回答しました。
 プロパンガスの調達対応について質問があり、必要量を調査して昨年お願いした業者と調整していくと説明しました。

万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園開放日、小学校でクラブ・イクサカラットリンタイム・松本おはなしの会、中学校で全校道徳・プール授業、健康応援隊in草尾、民生児童委員協議会定例会、教育支援委員会、互助会役員会などが行われました。


松本山雅社長就任挨拶&長野県林業コンサルタント協会理事会及び通常総会&下生野上空からの風景

2024年06月26日 | 生坂村の風景
 6月26日(水)は雲が多くても、段々と日差し優勢の空となり、ジメジメ、ムシムシとした不快な体感が続きました。

 午前9時には、4月24日に株式会社松本山雅の第14回定時株主総会及び取締役会を開催し、代表取締役に就任しました小澤修一さんが挨拶に見えました。
 小澤さんは取締役の頃から、当村のゼロカーボン推進プロジェクト会議のメンバーとして、脱炭素先行地域づくり事業の検討協議をしていただいてきましたので、色々と多岐にわたりお話をさせていただきました。

 やはり、松本山雅FCのJ2復帰をお願いし、観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」及び元気づくり支援金活用の「いくさか『創造の森』プロジェクト」に対してのご支援と、ゼロカーボンに向けての発信のお力添えをお願いしました。

 午後1時からは、一般社団法人長野県林業コンサルタント協会 令和6年度通常総会が開催され、私は理事として出席しました。

 長和町長の羽田理事長の挨拶で始まり、第1号議案 令和5年度事業報告及び収支決算について、第2号議案 役員の報酬及び費用に関する規程の一部改正(案)について、第3号議案 令和6年度事業計画及び収支予算(案)について、第4号議案 令和6年度役員の選任について提出され、原案通り承認いただき、私は引き続き理事を仰せつかりました。


 通常総会終了後には理事会を開催し、理事長及び専務理事の選任を協議し、引き続き羽田理事長、春日専務理事が再任されました。


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲に覆われた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 その他生坂村では、小学校4年生社会科見学、松本山雅社長就任挨拶、議会だより編集委員会、例月出納検査、はるかぜ検討委員会などが行われました。


令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(下生野区)

2024年06月25日 | 生坂村の懇談会
 6月25日(火)午後7時から下生野区において「令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会」を開催しました。

説明者
村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、加藤、地区担当職員 平林係長、藤澤、山田保健師
出席者
区民 男性20名 女性4名  
議員 太田議長 島議員

脱炭素に関する村民説明会
上記に加え (株)エコロミ 小峯社長、平林建設 平林専務
合同会社 ヒッタイショ 斎藤代表、星野

村政懇談会の主な意見及び質問の概要について
・創造の森について、大好き隊員が担当になっているかと質問があり、雲根地区の地元の皆さんの遊休農地の活用の要望を受けてこの事業を行っている。この事業は大好き隊員が担当ではない。脱炭素事業の発信の場として、脱炭素事業の一環として村が行っていると説明しました。

・大好き隊員の支援は個人の事業は対象となるかと質問があり、総務省の交付金により事業を行っているので個人の事業は対象にならないと説明しました。
・大好き隊員の勤務状況について質問があり、基本的には8時15分から5時まで7時間45分勤務になっているが、隊員の勤務内容により異なる。また、土曜日、日曜日の休日に勤務した場合は平日に代休を取っている。休日の私的な活動については制約していないと説明しました。

・村の指定業者は村外の事業者は対象にならないか質問があり、指定業者は村内の事業所か営業所がある事とされている。村外の業者でも村内に営業所を設置すれば指定業者になることができると説明しました。
・広報の方法が伝わりにくいのではないかと意見があり、現在村では広報誌、防災行政無線、ICN、ライン、村長のSNSで発信していると説明しました。

・ラインでお知らせが届くようになり、私はとても良いことだと思う。これからも行って欲しいと意見があり、今月号の広報でライン登録のQRコードを周知しているので活用して欲しいと説明しました。

・帯状疱疹所予防接種について先取りで対応していただきありがとうございますと意見があり、50歳以上の方が対象で申請者に対して半額補助を行っていると説明しました。

・県のパイプラインの工事で舗装がガタガタしているので修繕はできないか質問があり、県の発注工事で行ったため対応について県に伝えているが現在ところ回答がないので早く行う様に対応していきたいと回答しました。

・新型コロナワクチンの予防接種について効果はあるのか質問があり、接種すると予防の効果と症状の軽減効果があると聞いていると説明しました。

・新型コロナのワクチンを接種したが頭がガンガンする、どういたらいいかと質問があり、そのような症状があれば病院で受診して欲しいと説明しました。

・堤防の完成予定について質問があり、はっきりは言えないが予算の付き方により変ってくるが概ね7年から8年くらいと説明しました。

脱炭素事業に関する村民説明会
村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見及び質問の概要については
・今回の説明会で資料が当日だったので資料を早くして欲しい。また他の地区へ行けない事に質問があり、他の地区から参加した方が意見を述べる時間が多くなり、区民の方の発言する時間が少なくなってしまったと意見があったので区民のみの出席とした。資料について今回は多岐にわたり協議をしてきたため仕上がりが昨日となってしまった。今後はこのような事がないよう対応していきたいと説明しました。

・太陽光パネルと蓄電池は無料で設置していくのか質問があり、太陽光パネルも蓄電池についても無料で(株)いくさかてらすが設置しますと説明しました。

・太陽光パネルや蓄電池を設置するときの配線やその他関連費用、電圧を変更する場合の費用についても無料なのか、また無料で取り付けるとか良い事のみを説明しているが、デメリットについても説明して欲しいと意見があり、エアコンを設置するたに100Vを200Vへの電圧変更とかについても(株)いくさかてらすが行う様に考えている。しかし家庭の状況で異なるので内容をしっかり確認してから費用については家庭ごとに説明していく。デメリットについては今回の資料の3ページに解約について、補償について、既に太陽光パネルを設置している方について列記していますので確認をお願いしますと説明しました。

・すでに設置している太陽光パネルの家庭の対応について質問があり、お持ちの太陽光パネルが、例えば資産価値としてあと100万円ありますとしたらそこからこのパワーコンディショナーの交換費用等を差し引いた額で買取を行います。例えばそこが40万円かかるのであれば、60万円で買い取らせていただきます。その後は屋根についている太陽光パネルは(株)いくさかてらすの持ち物になりますのでその後は電気をお使いになって頂いたらその分を(株)いくさかてらすに電気代を払って頂く仕組みになっていると説明しました。

・電気料金のシミュレーションの対比先について質問があり、このシミュレーションの対比先については大手電力会社を参考に作ったと説明しました。
・民家の太陽光パネル設置が減れば野立ては増えるかと質問があり、売電契約の状況により変っていくと説明しました。

・この冊子を見ていると電気料を安くすることを取り上げているが、蓄電池の利便性について周知して欲しいと意見があり、脱炭素への取組や必要性及び停電時の使用可能時間など蓄電池の利便性について示していきますと説明しました。

・太陽光パネルの設置枚数について質問があり、設置する場所の状況にもよりますが基本的には18枚ですと説明しました。
・小水力発電はどこで行うのか質問があり、東京電力生坂発電所の一角に設置していく予定と説明しました。

・事業の進捗状況や(株)いくさかてらすの融資状況とか知らせて欲しいと意見があり、各事業の進捗状況については示していく。また、(株)いくさかてらすの融資先等については慎重に調整をしてまいりました。交渉過程からの内容を示すことは難しいですが、示せる内容については(株)いくさかてらすの役員の承諾を得たうえでお知らせしていきたいと説明しました。

・脱炭素先行地域づくりの補助金が使えきれなかった場合、例えばやまなみ荘のサッシを入れ替えるとかできないのか質問があり、補助基準に適合する省エネエアコンへの更新とかLED化はできますが補助基準に適合しない内容はできないと説明しました。

・PPA契約とはどういう契約か質問があり、PPA契約とは電力の小売り契約で、(株)いくさかてらすという電力会社が、各ご家庭に太陽光パネルと蓄電池を設置させて頂き、そこで発電した電気を、各ご家庭が使ったら、その電気代をくださいという契約がPPA契約になりますと説明しました。

・家庭内の電気施設の点検や保守について質問があり、各ご家庭への電力の引き込み電線は引き続き中部電力パワーグリッドの範囲になります。ブレーカーを交換するとか、各電気の点検というのは中部電力が行うことになりますと説明しました。

 全体を通しての意見及び質問はありませんでした。 
 村長お礼のあいさつ
 皆さんお疲れのところ多岐にわたり、ご意見ご要望をたくさん頂戴いたしまして、ありがとうございました。いくさか村づくり計画に沿って、令和6年度は遂行しております。また、脱炭素先行地域づくり事業は、まだ4年半ほどございます。秋口頃から各ご家庭と契約ができるよう(株)いくさかてらすで行いたいと思います。
 脱炭素先行地域づくり事業は、村づくり推進室などで質問もお受けいたしますし、(株)いくさかてらすでも色々な面で調査をさせて頂いたり、ご相談に乗らせて頂きます。 

 門戸は開いておりますので、心配事やご意見・ご要望があれば、村のそれぞれの窓口にご意見を頂ければと思います。
 8月3日には子育て世帯の皆さんを対象に村政懇談会および脱炭素に関する村民説明会を開催いたします。多くの皆さんからご意見を頂いて、その意見も反映させながら、料金プラン等も再考することもあるかと思います。

 多くの皆さんのご意見・ご要望をいただき進めることが、この事業を成し遂げるには大切だと考えておりますので、引き続きの皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせて頂きました。

(公財)長野県建設技術センター評議員会&(株)いくさかてらす株主総会&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2024年06月25日 | 日々の出来事
 6月25日(火)は梅雨らしく雲が多い空で、不快な蒸し暑さになりました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が残っていて雲が多めの草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景
 午前11時からは、(公財)長野県建設技術センター第62回評議員会が長野市で開催され、私は評議員として出席させていただきました。当村も道路工事積算・施工監理、橋梁点検、災害時の対応等をお願いしているところです。

 今回は、報告事項として、第52期(令和5年度)事業報告について、第1号議案 第52期(令和5年度)決算の承認について、第2号議案 評議員の選任ついて、第3号議案 理事の選任について協議し、原案通り承認されました。

 私は長野県町村会建設部会長として、(公財)長野県建設技術センターの評議員を7年間務めました。今回私は長野県町村会副会長に選任されましたので、今回の評議員の任期満了により退任することになりました。

 午後3時からは、(株)いくさかてらすの株主総会を開催しました。
 私が議長になり、最初に報告事項1,第1期(2023年7月12日から2024年3月31日まで)事業報告の件を牛越代表取締役から報告していただきました。

 会社の現況に関する事項として、事業の経過および成果、設備投資の状況、資金調達の状況、直近事業年度の財産及び損益の状況、対処すべき課題、主要な事業内容、主要な借入先など、会社の株式に関する事項として、発行可能株式総数、発行済株式の総数、株主数など、会社役員に関する事項などの説明を受けました。

 次に、第1号議案「第1期(2023年7月12日から2024年3月31日まで)計算書類承認の件」について牛越代表取締役から、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書などの説明を受け監査報告をしていただき、満場一致で定款第17条第1項に基づき可決されました。

 株主総会終了後は、私から挨拶をさせていただき、昨夜から第3回脱炭素事業に関する村民説明会の資料に基づき、契約プラン、各料金、料金シミュレーション、PPA電力販売事業収支などについて説明をし協議をしました。

 その他生坂村では、保育園でプール開き、小学校でプール2,3,4年、中学校でプール授業、なのはなでママヨガ、健康応援隊in日岐、生坂村農業再生協議会幹事会、教育委員会定例会、農業公社理事会、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会などが行われました。


令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(小立野区)

2024年06月24日 | 生坂村の懇談会
 6月24日(月)午後6時30分から、小立野区において、令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催しました。

 最初に私から、本日は一日のお仕事等でお疲れのところ村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会にご出席をいただきありがとうございます。
日頃、村政運営に対しまして、それぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
さて、今年度の村政懇談会は、説明時間の短縮を図るために、ICNでそれぞれ説明をさせていただきましたので、本日の説明は割愛させていただきますが、
 当村の令和6年度の当初予算は、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「 確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の目標達成のため、重点施策に位置付けました4つの事業であります「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の充実を図る施策予算や、脱炭素化の推進を通して、村の課題解決を図るとともに、2050年に村が目指す姿の実現に向けた予算編成を行ったところでございます。

 また、脱炭素先行地域づくり事業の地域エネルギー会社「(株)いくさかてらす」の設立につきまして、現在日本において、地域のエネルギー会社が地域の再生可能エネルギーを活用して、地域にエネルギーを供給する事例が多数始まっており、当村もエネルギーの地産地消を実施して、村内の資金を村内で循環できる取り組みを進めるところでございます。
 そして、(株)いくさかてらすが再エネ100%の電力販売、マイクログリットの運営などを営み、当事業から得られる収益等を活用して、当村の人口減少、雇用創出、自主財源の確保などの課題解決に取り組んでまいりたいと考えております。

 本日の脱炭素事業に関する村民説明会につきましては、株式会社いくさかてらすの概要、契約プラン、各料金、料金シミュレーション、PPA電力販売の事業収支などについて説明させていただきます。
 それでは、村民の皆さんには、引き続き「協働による村づくりの継続」にご理解とご協力をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画や脱炭素先行地域づくり事業などに忌憚のないご意見、ご要望をいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきました。

村政懇談会は説明者
村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、地区担当職員 佐藤園長 赤羽、滝沢、深沢
出席者
区民 男性 12名 女性 1名
議員 太田議長、島議員
脱炭素事業に関する村民説明会
上記に加え (株)エコロミ 小峯社長、 平林建設(株) 平林専務 
合同会社 ヒッタイショウ 斎藤代表

村政懇談会
 主な意見及び質問の概要については、
・危険な立木を早々に対応していただきありがとうございます。まだ降雪等で倒れ掛かっている木々の対応について、県道を通行止めにして伐採したい、7月21日に区で除草作業を行っていきたいが対応をお願いしたいと意見があり、 県道下生野明科線については、松本建設事務所から毎年来て頂き要望している。地形的に県道の全面的な改良等難しい。また、7月21日には大好き隊と一緒に作業していただくという事で感謝いたします。全面通行止めについては水曜日に松本建設事務所に担当者が出向き協議し対応すると説明しました。

・小立野区内に村営住宅の建設で若者定住住宅ではなく中高年対象の村営住宅の建設や土地の分譲を行えないか意見があり、前からのご要望であり、その内容について担当課と検討していくが、分譲については難しいのではないかと説明しました。
・南部集会所をお試し住宅や空き家等で売却はできないか意見があり、建設して長年経過した為に用途変更はできると思うので検討していく。また人口減少の対応は難しいが脱炭素事業や農業振興事業に併せてUターン事業に力を入れていき、人口減少を抑制していきたいと説明しました。
・平林太一君がブラインドサッカーで活躍しているので村で応援することはできないか意見があり、松本山雅と調整しており、村でどんな内容で応援できるか検討していると説明しました。


脱炭素事業に関する村民説明会
主な意見及び質問の概要については、
 村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見と質問の概要については、
・75歳以上の年齢について年齢制限をなくできないか意見があり、いくさかてらすのPPA17年プラン、PPA10年プラン、小売10年プランについては環境省の脱炭素先行地域づくり事業補助金を財源で行っているために、太陽光パネル及び蓄電池の償却年数を考慮して契約者の年齢を設定している。契約者年齢は世帯主の年齢ではなく、同世帯に年齢範囲内の方が同居していればその方と契約することで可能となります。
契約者年齢はあくまでも原則であり、年齢上限以上の方が契約を希望する場合はいくさかてらすがご相談に乗ります。
なお、小売10年プラン及びシンプルプランについては高齢者割引を検討していきますと説明しました。

・75歳以上の1人暮らしと2人の村内の戸数について質問があり、資料がなく説明できませんでしたが、翌日に確認したところ対象戸数は180世帯でした。
・モデルケース4のオール電化施鄭の料金については値引き率が少なく、現在中部電力のオール電化プランと比較して割安感がないと意見があり、オール電化のプランで中部電力がオール電化を推奨した時期に契約した方については割引率が低くなりますが、蓄電池を設置するため停電時の対応について利便性が上がります。また、オール電化で契約している家庭は(株)いくさかてらすで現在の電気の使用量によりシミュレーションを行いますのでご利用する様にお願いしますと説明しました。

・小立野ではICNに加入している人が少ないため、今回の説明も見ていない人がいる。ICNの加入率を上げるために蓄電池を設置すればどうかと意見があり、蓄電池の設置については(株)いくさかてらすの役員と協議していかなければいけないと説明しました。
・(株)いくさかてらすの収支のキャッシュフローの20年後の現金残高が3億5千万円程だが、インフレになってこの残額で大丈夫かと質問があり、この残額で太陽光パネルや蓄電池の更新を行っていく計画になっていると説明しました。
・(株)いくさかてらすが設置した太陽光パネルは20年から25年経過し使えなくなった時に撤去するのに40万円から50万円かかると思うが、それは(株)いくさかてらすで対応してくれるのかと質問があり、現在設置している太陽光パネルが使えなくなった時の撤去費も、更新する費用も収支計画の中で見込んでいると回答しました。
・(株)いくさかてらすで使用する太陽光パネルの生産国について質問があり、 太陽光パネルは 駒ケ根市にある会社の物を使用する。ただし生産工場は中国にあると聞いている。パワーコンディショナーについてはパナソニック製を使う様に計画していると説明しました。
・災害補償は売り上げの割り当てのどの位の割合か質問があり、保険対応で約3%くらいですと説明しました。
・発電した電力を農業関係に使うのかとの質問に対して、各水利組合の揚水機の電力について検討していく。また上野葡萄園についての施設栽培の加温の熱源にならないか検討している。

 全体を通しての意見及び質問の概要については
・小立野の用水路についてどうなっているか、河川敷でなくなるので現在振興課で財務事務所及び県で検討していると説明しました。
・要望した村道の豊光さん宅上の道の対応について質問があり、担当に状況を確認して報告しますと回答しました。
・エアコン更新の補助内容でそれぞれの価格について周知できないか意見があり、事業を進めて行く中で価格を集約して周知していくと説明しました。

 村長お礼のあいさつ
 お疲れのところ、多きに渡るご意見・ご要望いただきましてありがとうございました。今回の契約プランについては、色々なご意見あると覚悟をしておりまして、(株)いくさかてらすの社長としてはある程度、この様な年齢に沿って契約ができればと思いますが、村長としては、村民の皆さんになるべく多くの方に脱炭素先行地域づくり事業の恩恵がいくように考えておりますので、また年齢等は大幅に考えて、見直すところは見直しをしながら、まだ当事業は4年半ぐらいありますので、この事業の中で契約プラン等も検討できると思います。

 今回の説明した内容は環境省との調整もありまして、この様な形式でお示しをさせていただきました。今後は今回の村政懇談会と脱炭素に関する説明会のご意見も反映させながら、検討できるところが多々ありますのでご理解をいただければと思います。
 皆さんから色々なご意見、ご要望ございましたら、役場やゼロカーボン推進事務局など、門戸は開いておりますので、気軽にお問い合わせをいただければと思います。本日はお疲れのところ、様々なご意見を頂戴いたしまして感謝を申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。