信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

治水議員連盟総会&令和4年度全国防災協会定時総会&小舟集落上空からの風景

2022年05月31日 | 私の活動報告

 31日(火)は午前を中心に雨が降りましたが、午後には青空が見えて過ごしやすい体感でした。

 午前11時には、自由民主党本部で治水議員連盟の総会が開催され、私は長野県河川協会の会長として出席し、意見発表をさせていただきました。

 長野県からは、白鳥伊那市長さん、佐々木佐久穂町長さんの3人が出席し、全国で23市町村長が意見発表をしました。

 足立敏之参議院議員さんの進行により、山本有二会長さんのご挨拶で始まり、順番に2分以内ということで意見発表をしました。

 私からは、下記の内容を意見発表させていただきました。

 長野県は、令和の新時代に入り、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨、令和3年8月の大雨と記録的な豪雨が毎年発生し、県民の尊い生命が奪われるとともに甚大な被害に見舞われております。

 このような状況下、流域に関わる関係各位が協働して、流域全体で治水対策を行う「流域治水」の取り組みと、県民の皆様が「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとり、「決して逃げ遅れをださない」という防災意識の高い社会の実現を目指し、長野県と市町村が一体となって『逃げ遅れゼロ』を掲げ、事前防災に係る各種施策を推進しているところでございます。

 加えて、県民の生命と財産を守るために、激甚化・頻発化する風水害などへの対策や災害に強い県土づくりに向けて「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」により、河道掘削、堤防整備、堤防強化、ダム・遊水地の整備などのハード対策も一層加速させなければなりません。

 今後も、安全で平穏な県民生活と豊かな自然環境を確保するために、引き続き「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」をはじめ、長野県の治水関係の事業促進に対しまして、ご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 午後3時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において、公益社団法人全国防災協会 令和4年度定時総会が開催されました。

▽ 脇雅史会長さんより、昨年の国土交通省所管の公共土木施設の被害報告額は、約2591億円と報告されて、近年の中では比較的少ない年ではありましたが、地震、梅雨前線豪雨や台風等により、各地で激甚な被害が発生しております。

 私たち防災災害復旧に関係するものは、一度災害が発生した場合には、自然環境に配慮し、災害復旧事業、改良復旧事業を速やかに実施して、安全で豊かな地域の復旧復興に貢献していけるよう常に備えていかなければなりません。

 当協会といたしましても、地方公共団体の皆様のお役に立てるよう、災害復旧に関する講習会、セミナー、実務に役立つように図書の発行を行うとともに、大規模な災害が発生した場合には、被災された公共団体の要請に応じて、災害復旧技術専門家を無償で派遣し、技術的な支援等を行っております。これからもこうした活動を積極的に行ってまいる所存ですのでご活用いただきますようお願いいたします。これから梅雨の時期を迎え本格的な出水時期となりますが、本日関係の皆さんと一堂に会して総会を開催することは、時期を得たもので誠に意義深いものであり、皆様の日頃からの当協会の運営に対するご協力に改めて厚く感謝申し上げますとともに、皆様方のご健勝、ご発展を心から祈念いたしますなどの開会の挨拶をされました。

▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 朝堀泰明防災課長から、昨年は7月1日からの大雨が熱海の土石流を発生し、8月11日からの大雨が中国地方の方で比較的大きな災害が発生したなど、甚大な災害が相次いでおり、年が明けてからは徳島では橋が壊れたりしており、各地で社会経済に深刻な影響を与えております。こうした災害に対しまして、国土交通省は発災発生時からリエゾン、TEC-FORCE、更には災害査定官などを現地に派遣させていただきまして、浸水地域の排水や被害状況の調査、TEC-FORCEによる適切な助言を行うなど、被災自治体への支援を行うとともに災害査定の効率化によりまして、復旧の迅速化に全力を尽くしてまいりました。

 引き続き被災した施設の速やかな復旧、再度災害を防止する改良復旧に必要な予算をしっかり確保するなど、復旧・復興に全力で取り組んでまいりますなどと挨拶をされました。

 議案は、令和3年度収支決算が説明された後、私が監事として下記の内容で監査報告を朗読説明しました。

 その後原案通り承認され、役員の選任についても事務局案で承認され、新任の理事の皆さんが就任の挨拶をされました。

 次に報告事項として、令和3年度事業報告、令和4年度事業計画及び収支予算について説明をされ総会は閉会しました。

小舟集落上空からの風景

▽ 毎朝恒例の写真は、29日(日)の協働作業後に撮影した快晴の小舟集落上空からの風景です。

 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング・尿再検査、小学校で青空給食・ALT、小・中学校で主幹指導主事学校訪問、たんぽぽでしょうぎ教室・こども工房、生坂村観光協会幹事会、バドミントン教室などが行われました。


全国治水期成同盟会連合会通常総会&大日向上空からの風景

2022年05月30日 | 生坂村の風景

 30日(月)の朝は涼しかったのですが、日差しが届くと昼間は夏の暑さになりました。

 午後2時から砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。

 脇雅史会長より、近年、異常気象による水災害の激甚化・激甚化を踏まえ、国土交通省をはじめとした政府が、防災・減災が主流となる安全・安心な社会を実現するための、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の実施及び水災害リスクを踏まえた街づくり等の流域治水関連法を活用した、流域治水に関わる種々の取り組み方法を積極的に進めております。

 全水連といたしましては、そのために必要となる予算の確保を図ることに精力的に尽力してまいる所存であります。会員の皆様方の引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いをいたしますなどと挨拶されました。

 国土交通省 水管理・国土保全局 井上智夫局長より、平成30年に西日本豪雨があり、それを踏まえ合流部の問題や土砂の堆積の問題、樹木の繁茂の問題に対し、早急に対策を打つために、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策の事業をし、昨年の大雨でかなり多くの効果が出て河川の氾濫を防げました。

 皆さんが応援していただいて獲得した予算をしっかり使わせていただき成果を収めた結果であり、事前防災対策をやれば効果があるということが実証できましたが、抜本的な解決に至っておらず、更に強化するということで、令和2年度の補正予算から、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を策定し、目下2年目ということで進めております。

 そういう中で、各地域で内水被害が起こっていることが明らかになり、暮らされている方は、川から溢れた氾濫水だけでなく、川に噴けない水が溜まって浸水するのも、似たような浸水に感じられ、効果が感じられないという人もおり、内水対策をセットでやっていかなければならないなど、5か年対策を前倒しにやっていくとともに、ポスト5か年ということも考えていかなければならないなどと挨拶をされました。

 令和3年度の事業報告・収支決算、令和4年度の事業計画(案)・収支予算(案)を原案通り承認され、役員等改選に伴う就任についても事務局案で承認されました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向ぶどう畑に行き、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。

大日向上空からの風景

 本日生坂村では、中学校で歯科検診などが行われました。


ごみゼロ運動&小舟協働作業&古坂上空からの風景

2022年05月29日 | 生坂村の取組

 29日(日)はスッキリと晴れて、昼間は気温が上昇し、真夏のような暑さになりました。

 早朝7時より村内各地区でごみゼロ運動のごみ拾いや地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の花苗の定植などの作業を行いました。

 我が小舟集落は、女性陣が最初に集落の入口から国道19号を南北に2Kmほどの範囲でゴミ拾いを行いました。例年国道沿いは、空き缶、ペットボトル、紙くず、たばこの吸い殻が多く、年によっては自転車や古タイヤなど大きなゴミも捨ててあり、駐車帯には食べ終えたゴミをレジ袋に入れて捨ててありました。

 しかし、今年も新型コロナウイルス感染症の影響で交通量が少なかったせいなのか、ごみもかなり少なく感じましたが、相変わらずモラルのない人がゴミを捨ててあり残念に思いました。

▽ 女性陣がほぼ2班に分かれて、国道19号の道路沿いや駐車帯のごみを一生懸命拾っているところです。

 生坂ダムには、25日の豪雨の後に大量のごみが流れ着き、当村の山紫水明の景観を大変損ねていて、不法投棄が絶えないことを残念に思っている村民の皆さんは多いです。

▽ 男性陣は小舟集落内の急斜面や停留所、村道沿いなどの草刈りをしているところです。

 男性陣は、集落内や停留所、村道沿い等の草刈り、小舟農地を守る会の畑の草刈り、防護柵の維持と除草作業を主に行いました。雑草の伸びは例年より少ない感じでしたが、集落の道路脇は距離があり、集落入口周辺の草刈りは法面がきつく、足を踏ん張りみんなで力を合わせて行いました。

▽ 集落入口の花壇や公民館の周辺も草取りをした後花の苗を植え、国道のバス停付近の枯葉や雑草なども清掃してとても綺麗になりました。

 我が小舟常会は、2軒増えて17軒の集落になり、本日は28名の人員での作業は大変でしたが、皆さん頑張っていただき、女性陣は2時間弱で終わり、我々は10時過ぎには予定の作業が終わりました。

 地区の皆さんが力を合わせての協働作業は、環境美化、景観保全、農地保全などにつながる大切な取組だと考えます。皆さん大変お疲れ様でした。

 今年も新型コロナウイルス感染防止対策をして、地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業が、14年連続で実施できましたことにも感謝を申し上げます。

 午後2時からは、下生坂区雲根集落で進めています生坂村『創造の森』プロジェクトの雲根地区「土中環境」調査ワークショップが行われました。

 特定非営利活動法人「地球守」代表理事の高田宏臣さんと理事の小川彩さんに遠路お越しいただき、『創造の森』プロジェクトのエリアの土中の環境などについてお話しいただきました。

 雲根集落にあるコンクリートの集落道、U字溝の敷設状況などは、浸透できない水を不要のものとして、土地から排水することのみを目的とした現代土木は、周辺環境にもたらす影響は全く逆のものとなっているとのことでした。

 昔からある暗渠や石垣などは、健全な水の動きが環境にもたらす不可欠な働きを見据えて造作されたことが、かつての土木であったとのことでした。

 枯葉が堆積していた所では、イネ科のわらを杭にからませてしがらみを作り、隙間に藁や落ち葉などの有機物を詰め、穴を掘って水の動きを誘導し、休耕田などでは、所々に1m位の穴を掘り、2.4m位の杭を打って水の流れを抑えることなども話されました。

 高田さんには、実践者として自分で行った環境再生の事例を中心に、実際に何が環境を悪化させているのかを、雲根地区で実際に説明していただきました。

 高田さんには、真夏のような大変暑い中、2時間以上にわたるワークショップで、詳しく丁寧にお話しいただき御礼を申し上げます。

古坂上空からの風景

▽ 毎朝恒例の写真は、古坂の犀川対岸行き、スッキリした青空が広がった上空から撮影した風景です。


いくさか未来スクール&山清路の風景

2022年05月28日 | 生坂村の取組

 28日(土)はスッキリと晴れて、初夏を感じる日差しで昼間は暑くなりました。

 午後2時からは、今年度の新企画の第1回「いくさか未来スクール」が開催されました。

 私から、それぞれの分野で活躍されている4名の皆さんに講師をお願いし、生坂村から新たなヒット商品を生み出せと言うことで、参加された皆さんの視点で、生坂村の活性化につながる様な提案いただくことを期待しておりますなどの挨拶をさせていただき始まりました。

 今回は、シンガーソングライターの早瀬直久さんに講師をしてもらいました。

 早瀬さんは、映画やCMなど様々な分野で楽曲を手掛けていて、「生坂村からヒット商品を生み出せ!」ということで、一番のヒット商品は「もの」や「こと」で良く、生坂村は豊かな自然や自然エネルギーが豊富ですし、生坂の魅力をキャッチ&リリースしていただきたいなど、音楽を織り交ぜながらお話しされました。

 次に、「子供の頃、何をして遊んでいましたか?」「生坂村の“50年後”はこうなっていてほしい!」「私だけが知る“生坂村の自慢”はありますか?」のアンケートにより、意志決定に用いる情報は、エビデンス、ナラティブ、イマジネーションのどれかで決めていくことなどを、早瀬さんの仕事内容を示していただいて説明してもらいました。

 次に、参加された皆さんに、限られたアイテムでピンチを回避するゲームをしていただき、頭が活性化した頃に、生坂村からヒット商品を生み出せということで、各グループで生坂村の「推し」を3つ選んで発表してもらいました。

 そして、村民の宝物のマップ、古民家の道具の無償提供、高津屋森林公園などのキャンプ場、田舎体験ツアー、田畑のシェア、トレイルラン+サイクリングロード、木と竹の利用、竹細工・木工品・リース用に出荷、松ぼっくり、はぜ掛け米、日本昔ばなしの小太郎伝説パッケージ、丸山牧場(時が止まった場所)の復活、葉たばこの高級生タバコの栽培などを発表していただきました。

 その中で、5つに絞るために私たちも含め、全員に投票をしていただき、日本昔ばなしの小太郎伝説パッケージ、丸山牧場(時が止まった場所)の復活、葉たばこの高級生タバコの栽培、田舎体験ツアー、木と竹の利用、竹細工・木工品に決まり、次回のいくさか未来スクールで更に絞っていきたいとのことでした。

 講師をされた早瀬さん、参加された皆さん、関係の皆さんには、生坂村のことをじっくり考え、みんなで楽しくワークショップをしていただきありがとうございました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、支障木を伐採していただいた遊歩道や奇岩などの山清路の風景を撮影しました。

山清路の風景

 その他生坂村では、歴史探訪教室、地域未来塾などが行われました。

 


議会運営委員会&消防団分団長会議&草尾上空からの風景

2022年05月27日 | 生坂村の会議

 27日(金)朝方は雨が降っていましたが、段々と天気は回復し、日差しが届くと過ごしやすい陽気になりました。

 私は東京から帰ってきて、午後3時からの議会運営委員会は、第2回 議会6月定例会の提出議案の概要説明をした後、6月定例会の日程等を決めていただきました。

 6月13日(月)午前10時開会、16日(木)午前10時から総務建経常任委員会、17日(金)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は定例会日程の早めに行うことにし、14日(火)と15日(水)の両日午前10時からとなり、21日(火)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日とし、通告締切は6月3日(金)正午迄、答弁書の提出は6月10日(金)正午迄で、全員協議会は、6月2日(木)、6月21日(火)に開催するなどの日程を決めていただきました。

 引き続き新型コロナウイルス感染防止対策として、毎朝の検温などの体調確認、議場入口での消毒、適宜に議場の換気、マスク着用など、今までの定例議会と同様に実施すること、やまなみ荘での反省会は6月21日(火)の予定で感染防止対策を講じてマスク会食で行うこと、議会事務局長の歓送迎会を兼ねて、参集者は課長以上にすることなどを話し合いました。

 最後に、令和4年5月降雹被害の概要について説明させていただき、村の補助はどうするか、収入保険は新規加入者が昨年対比で、以前からの加入者は5年間の平均であり、2番目の芽は出る可能性があるが厳しいこと、今日の現地調査では、これから出る芽は期待できないことなども話し合われました。

 午後6時30分からは、今年度最初の分団長会議が開催され出席しました。

 山本団長と私の挨拶で始まり、今年度の事業計画では新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、ポンプ操法ラッパ吹奏大会に出場しないことで団長等の対応、続いて消防団員出動報酬等について、氾濫危険水位における避難指示の発令について、消防団ポンプ取扱訓練については、全体は総合訓練を行うので、各分団で実施し出来る限り複数回行っていただきたいこと、ポンプ操作関係の専門家をお願いしたいので、6月の分団長会議までに来ていただけるか聞いてみることなどが話し合われました。

 ポンプ取扱訓練については、河川の使用許可と簡易的な取扱説明書が欲しいこと、中間バルブがトーハツとシバウラで違うので、業者に取扱説明書が作れるか聞くこと、出水期における水防活動については、ライフジャケットの着用をお願いし、分団長までの皆さんには行政用のメール「マメール」に登録していただき情報共有を図ることなどを協議しました。

 皆さんには、一日のお仕事等でお疲れのところ、ご出席いただき御礼を申し上げますとともに、引き続き生坂村民の生命と財産を守るための消防団活動にご理解とご協力をお願いいたします。

草尾上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、今週初めにスッキリ晴れた草尾上空から撮影した風景です。

 その他生坂村では、保育園で園庭開放、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり花苗配布、健康応援隊、地域支え合い会議、教育委員会関係開札、特定地域づくり事業協同組合総会などが行われました。


令和4年度(第86回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会並びに長野県砂防講演会

2022年05月26日 | 生坂村の風景

 26日(木)は日差しが届いても、段々と雲が広がり、夜には雨が降り始めました。

 長野県治水砂防協会の会長として壇上の席にて撮影しました、令和4年度(第86回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会の模様です。

 全国治水砂防協会の森山裕会長が、昨年も梅雨前線豪雨や台風により、1000件に迫る土砂災害が発生をし、各地で激甚な被害が発生いたしました。被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げ、被災地の一日も早い復興を願うものであります。

 また一方では、建設をされた砂防施設により、命を救われた或いは早めの避難行動によって被害を免れたという声も各地から報告されております。これはそれまで皆様方と一緒に進めてまいりましたソフト・ハード両面からの事前防災対策の成果であり、改めて会員の皆様のご尽力に感謝を申し上げますとともに、土砂災害から国民の命と暮らしを守り、安心して生活できる強靱な国づくりを推進するため、引き続き皆様と力を合わせて取り組んでまいる所存であります。

 そのため防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を着実に進めるとともに、その後の新たな計画を策定する必要があることを皆様と相互で共有をしたいと存じますなどと挨拶をされました。

 加藤鮎子国土交通大臣政務官が、我が国は四季折々に姿を替える美しい景観に恵まれている半面、地形、地質、気象等の自然条件が厳しく、古来より多くの自然災害に見舞われております。

 昨年は全国各地で972件の土砂災害が発生し、死者、行方不明者33名の甚大な被害が生じるとともに、地域住民の生活や経済活動にも大きな影響を及ぼしました。

 気候変動の影響により、一層激甚化、頻発化が懸念される土砂災害から、国民の安全安心を確保することは国土交通行政の重要な使命です。命は勿論、住民の暮らしを守る土砂災害対策を推進することは極めて重要になり、現在進められている防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策をはじめ流域治水に基づいた事前防災について強力に推進してまいりますなどの祝辞を頂戴しました。

 総会では、議案として令和3年度収支決算審議が上程され、報告として、令和3年度事業報告・公益目的支出計画実施報告、令和4年度事業計画報告・収支予算報告が上程され、それぞれ原案通り承認され、役員改選は監事1名が決まりました。

 国土交通省水管理・国土保全局 三上砂防部長から「いのち」と「くらし」を守る砂防と題して講演をしていただきました。

 様々な土砂災害と対策、土砂災害発生件数の推移、上伊那郡宮田村の黒川第4砂防堰堤などの施設効果事例、砂防堰堤に堆積した土砂の除石、長野県茅野市などのソフト対策の効果事例、「早めの避難で命拾い」、みんなで防ごう土砂災害などの説明をしていただきました。

 総会後の功労者表彰では、多大な治水砂防関係のご貢献・ご尽力に対し、5名の皆さんが表彰され終了しました。

 午後1時45分からは、3年ぶりに長野県砂防講演会が行われました。

 私が長野県治水砂防協会の会長として、皆さんが一同に会し、最新の情報提供を受ける機会は、滅多になく、本日は、貴重な機会でございますので、ご傾聴をいただき、有意義な時間としていただきますようお願いするなどの開会の挨拶をさせていただき始まりました。

 最初に国土交通省水管理・国土保全局 砂防部長 三上幸三様から「いのち」と「くらし」を守る砂防と題して講演をしていただきました。

 近年の土砂災害発生状況、令和3年 全国の土砂災害発生状況、砂防施設が機能を発揮し被害を未然に防止、長野県 岡谷市小田井沢における土砂災害、青森県 下北地域における土砂災害、除石した砂防堰堤が2度目の土砂流を捕捉、砂防堰堤に堆積した土砂の除石、流木の捕捉施設の設置、令和4年度 特定緊急砂防事業 新規箇所、令和3年度の災害関連緊急事業等の採択状況、全国の集落雪崩発生状況、令和3年度 補正予算概要、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」の概要、公共事業関係費(国土交通省関係)の推移、令和4年度 新規事項、『無流水渓流対策に係る技術的留意事項(試行案)』の発出、『土砂・洪水氾濫により大きな被害のおそれのある流域の調査要領(案)(試行版)』の発出、土砂災害警戒区域等の指定状況、事前の避難により難を逃れた事例(広島市)、ソフト対策の効果事例(長野県茅野市)、土砂災害警戒区域等の指定が進捗してきたことによる他分野への波及、長野県内での砂防の取り組み(住民参加型 防災訓練を実施)、砂防関係における防災教育の取り組み、静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流災害、逢初川水系逢初川 直轄砂防災害関連緊急事業 進捗状況、第40回 土砂災害防止「全国の集い」などについて説明していただきました。

 次に一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 大野宏之様から「土砂災害と砂防」と題して講演をしていただきました。

 砂防協会情報 会長交代(21年ぶり)会長:森山 裕、赤木正雄先生の話、砂防協会の事業、令和4年度主要行事、今後要注意の土砂災害について、深層崩壊、長野県関係の活火山と常時観測火山、地水見聞録、立山の砂防 歴史的経緯、長野県の主な歴史的天然ダム災害、岩手宮城内陸地震、大規模土砂災害を踏まえた土砂災害防止法の改正、緊急調査、改正土砂災害防止法での緊急調査のスキーム、厚真川水系直轄砂防事業、平成23年台風12号による河道閉塞、河道閉塞の緊急調査の対象要件、河道閉塞対策の流れ、天然ダム破壊形態、シミュレーションモデルの作成、土研式水位観測ブイ(投下型)、アンボン島天然ダムの概要、被害防止に向けた技術的助言と実施された対策、自然災害伝承碑の活用、居安恩危 恩即有備 有備無患など、多岐にわたり講演していただきました。

 長野県建設部砂防課の林砂防課長さんから、「長野県の砂防」と題して、土砂災害の発生状況、〔施設効果事例〕小田井沢4号砂防堰堤(長野県岡谷市)、長野県砂防課の予算推移と国土強靱化予算、長野県砂防行政組織の変遷、長野県砂防行政組織の変遷、長野県の取り組み(ソフト対策)、地域の防災力をどうやって高めるか、令和3年茅野市下馬沢川土石流災害アンケート結果概要、『カコ』を学び『ミライ』を築く『災害伝承カード』作成・配布、信州大学農学部長への要望活動などについて情報提供していただきました。

 気候変動、大規模地震、火山噴火に伴う深層崩壊等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全安心な生活のために、防災・減災対策による施設整備と、災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。

 全国治水砂防協会、国土交通省砂防部、長野県建設部砂防課などの皆さんにはお世話になりました。そして、参加された皆さんお疲れ様でした。

下生野上空からの風景

▽ 毎朝恒例の写真は、下生野の高台に行き、気持ち良く晴れた上空から撮影した風景です。

 その他生坂村では、保育園で山雅サッカー、小学校で運動会係児童会、なのはなでママヨガ&ベビーサイン、民生児童委員協議会、認知症サポーター養成講座、農業委員会、教育委員会定例会、陶芸教室などが行われました。


全国治水砂防協会評議員会&下生坂上空からの風景

2022年05月25日 | 生坂村の風景

 25日(水)は晴れたものの、午後は雷雨と雹に見舞われ大変な天気でした。

 午前11時から砂防会館で全国治水砂防協会評議員会が行われました。大野理事長さんから、当協会の会長が21年ぶりに交代され、明日は森山会長のもとで初めての総会ですのでご協力をお願いされ、最近土砂災害が大変多い環境下にありまして、まずは予算をしっかり取って、国土強靱化に向けて頑張ってまいりたいことと、防災気象情報が、この6月からは線状降水帯の新たな情報が発令されることで、防災関係も複雑な色んなことを学んで対応しなければならないので、まさに市町村の仕事がどんどん増えていくことに他ならないことで、砂防協会としては会員であります市町村の皆様のために、そういったものに対応できる様に講習会を開いたり、情報を発信したりして、しっかりやってまいりますなどの挨拶をいただきました。

 そして、富山県治水砂防協会長 田中南砺市長さんが議長として、議題は大野理事長さんから翌日の第86回通常総会に諮る、令和3年度事業報告・収支決算・公益目的支出計画実施報告、令和4年度事業計画・収支予算、役員改選の説明を受け協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。

 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた三上砂防部長さんから、砂防協会の皆様にお世話になっていることに謝辞を述べられ、全国の砂防関係は、昨年度の補正として付いた5か年の加速化の強靱化予算を有効に活用しながら、16ヶ月予算という形で今年度の当初分も合わせながら、現場では執行させていただいており、この5か年の予算、その前の3か年の予算で、今までの規定分の予算よりもグンと上げ底をしていただき、現場での砂防関係の事業執行をしっかりと進めてまいります。また、6月は土砂災害防止月間であり、まさにこの時期は警戒避難の話をもう一度チェックをして、梅雨、台風をどの様に迎え撃つかという時期でありますし、昨年も避難指示を出して人的な被害を回避した例もあり、皆様と力を合わせながら人的な避難の回避の部分も努めてまいりたいなどとご挨拶をいただきました。

 草野砂防計画課長さんから「砂防行政に係る最近の話題」と題して、防災・減災、国土強靱化のための5ヵ年加速化対策も活用した事前防災対策を完成年度の目標を持って計画的に実施するなどの「令和4年度予算決定概要と新規事項」、「無流水渓流対策に係る技術的留意事項(試行案)」「土砂・洪水氾濫により大きな被害のおそれのある流域の調査要領(案)(試行版)」、「盛土の総点検と災害防止に向けた緊急対策事業(概要)」、「宅地造成等規制法の一部を改正する法律案」、「土砂災害警戒区域等の指定状況」、「長野県茅野市のソフト対策の効果事例」、「事前の避難により難を逃れた事例」など詳細に説明していただきました。

 続いて伊藤保全課長さんからも、令和3年は6年ぶりに1,000件を切った「近年と令和3年の土砂災害発生状況」、長野県辰野町などの「砂防施設が機能を発揮し被害を未然に防止」した効果事例、長野県岡谷市小田井沢川における土砂災害により4基の砂防堰堤等を整備した結果、長野市篠ノ井などの「令和3年度の災害関連緊急事業等の採択状況」、茅野市などの「令和4年度特定緊急砂防事業新規箇所」、「静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流災害」、「逢初川水系逢初川 直轄砂防災害関連緊急事業の工事状況」、「全国の集落雪崩発生状況」、「紀伊山系直轄砂防事業 清水地区崩壊斜面対策工事 完成式」、「奈半利川水系直轄特定緊急砂防事業 完成式」、「斉藤国土交通大臣が六甲山系砂防堰堤工事を視察」、「令和4年 全国の土砂災害発生状況」など多岐にわたり説明していただきました。

 午後4時45分には、環境省 副大臣 務台代議士と同席いただいた大臣官房 環境計画課長の松田さん達と「生坂村の脱炭素地域づくりに向けた計画策定方針」などについてお話しをさせていただきました。

 村内の公共施設全般をまかなう再エネ設備について、村の自然環境や地域の実情に合った、多角的な手法を専門家からのご意見に基づき選択していきたいこと、村内の遊休荒廃地を活用した環境モデル地区を整備して、専門人材に計画づくりの補助を委託して、脱炭素先行区域へのエントリーを目指したいことなどを申し上げました。

下生坂上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、田植えが済んだ水田や青空が広がった下生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で誕生会・内科検診、小・中学校で尿検査二次、たんぽぽでしょうぎ教室、いくさか歩こう部、議会談話室、例月出納検査などが行われました。


令和4年度 戦没者追悼式&新型コロナウイルス感染症対策本部会議&日岐上空からの風景

2022年05月24日 | 生坂村の催し

 24日(火)の朝晩は涼しくても、昼間は晴れて汗ばむ暑さになりました。

 朝礼終了後午、急遽新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
 私の挨拶の後、昨日長野県内の「医療警報」を解除するとともに、松本圏域の感染警戒レベルを3に引き下げられました内容などを総務課長から説明していただき、村民の皆さんへはその状況と引き続きの感染防止対策の周知と、教育委員会所管の施設、保育園、小・中学校の対応、やまなみ荘、高津屋森林公園などの対応の協議をしました。

 総合グラウンド、B&G海洋センター、テニスコート、マレットゴルフ場、ゲートボール場などの施設は、村内外の方にご利用いただけることにし、やまなみ荘の宴会などは感染防止対策を講じて、人数制限を解除するなどそれぞれの対応を決めさせていただきました。

 午前10時から村民会館講堂において、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、村内戦没者御遺族の皆様方をはじめ村議会議員並びに村内有力者各位のご参列を賜り、本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の追悼式を挙行いたしました。

▽ 牛越副村長の開式のことばで始まり国歌斉唱をしました。

▽ 本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に、私が謹んで追悼の誠をささげ式辞を申し上げました。

 ご遺族の皆様方は、一家の柱を或いは最愛の肉親を失い、深い悲しみを胸に秘めつつ、幾多のかん難を耐え忍び、手を携えて今日の繁栄の礎を築かれてまいりました。

 ここに、ご遺族の皆様の御心情をお察し申しあげる時、只々断腸の思いでございます。

 私たちは焦土の中からたゆまぬ努力を積み重ね、今日の平和で豊かな社会を築いてまいりました。私たちが享受しているこの平和と繁栄は、戦争により心ならずも命を落とされた 多くの方々の尊い犠牲を礎にしていることを決して忘れてはなりません。

▽ 続いて参列者全員で黙祷をし、太田議長、吉澤会長に追悼の辞を述べていただきました。

▽ ご参列の皆さんを代表して、私、太田議長、吉澤会長、山﨑区長会長が、戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に献花をしていただき、関係者は自席で起立をして一礼をしていただきました。

 「時世は移り、終戦から77年の歳月が過ぎようとする今日、歴史ある祖国の危急に際し、尊い命を捧げられた皆様の愛国の至情は永く後世に語り伝えて、私達は戦争のない恒久の世界平和を固く誓わなければならないものでございます。

 しかし、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から、本日で三ヶ月になります。

 今回の軍事侵攻によって、ウクライナ全土が攻撃され、多くの人命が失われるなど、多大な犠牲が生じており、ロシア軍による攻撃やウクライナの主権侵害に抗議することに加え、国際社会の平和と秩序を脅かし、生命及び安全に対する権利を深刻に侵害するものであり 断じて容認できないものであります。

 

 そして日本政府は、ウクライナに  侵攻したロシアに対し、主要七カ国の一員として、ロシアの金融機関、政府関係者、財閥などに我が国国内の資産凍結等の経済制裁と、半導体の輸出制限などで、欧米との協調姿勢をとり、国際秩序を武力で破壊する暴挙に断固たる対応を取っております。

 また、国際法を踏みにじるロシアの振る舞いを国際社会が見過ごせば、あしき前例となり 東アジアにも影響が及びかねません。

 それは中国が東シナ海や南シナ海で勢力を拡大する動きを強め、台湾海峡を巡る情勢も緊張しているからであります。

 このように今もなお多くの人々が死傷し、苦しんでおり、世界平和への道のりはいまだ遠いことを痛感せざるを得ません。」などと日本と世界の状況も申し上げました。

▽ 上條教育長の閉式のことばで時間を短縮して予定通り終了しました。

▽ 忠魂碑に献花されている戦没者のご遺族の皆さんはじめ参列者の皆さんです。

日岐上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸の池沢口に行き、気持ち良く晴れた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体検査(未)・ソーシャルスキルトレーニング、小学校でALT、中学校で1学期中間・第1回復習テスト、バドミントン教室、6班の皆さんの元気塾などが行われました。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&山清路遊歩道整備作業&草尾上空からの風景

2022年05月23日 | 生坂村の取組

 23日(月)は日差しが届いて穏やかな空が広がり、昼間は日向では汗ばむ陽気でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷は今年度当初売上が心配でしたが、締めてみると前年度をクリアし、5月もGWから順調に推移し、特に生産者組合の皆さんの出荷が増えていることと甲本駅長はじめ関係各位の頑張りよるものであることに感謝を申し上げ、遊休農地の今後の活用などのご説明をさせていただき、当会議で生坂農業の振興と課題解決に向けて、忌憚のないご意見等をいただき、引き続き色々と取り組んでまいりたいなどと挨拶をさせていただきました。

 協議事項は、道の駅「いくさかの郷」の農林水産物直売所の前年度売上が200万円以上の黒字になり、4月の売上は、前年度対比100.5%、集客数106.3%であり、5月19日(木)までは、売上が前年度対比74%、集客数は83%であり、順調であること、生産者組合の出荷が増えていて、良い形で進んでいること、生産者組合の皆さんの販売額は52%から57%に増えていること、特産市では牛乳160円にし、5月から195円で、特産市では99本の売り上げがあり、今後色々と考えるための実証ができたこと、6月18日(土)に特産市、ハチクが朝晩の寒さの影響で出荷が少ないが、今後出荷が増えること、ハチクの問い合わせが多数あり、生坂村のハチクは知名度が高く商品価値が高いこと、でかでか玉子は利用度が高くなっていて、客数につながっていること、お客様の期待を裏切らない様に日々売場が変わっていること、かあさん家は値上げをしたが順調に推移していることなどの説明を受けました。

 令和4年度山村活性化対策事業の事業計画(案)については、地域資源の賦存状況・利用形態等の調達、地域資源を活用するための合意形成、組織づくり、人材育成、地域資源の消費拡大や販売促進・付加価値向上等を図る取組など、ほぼ例年通りに計画を立て、新型コロナウイルス感染状況により、変更することになるとのことですが、皆さんから承認していただきました。

 遊休農地等の今後の活用については、村内3箇所を示して、いくさかの郷の向かいは水付きであったり、所有者が亡くなっていること、上生坂区万平集落は、ぶどう畑にするため相続を進めないと基盤整備ができないので2~3年は掛かること、下生坂区雲根集落の上段は創造の森プロジェクトでオフグリットハウスの建設やいくさか大好き隊による有機農業を行い、遊休化を解消していくこと、遊休農地に関して、農村漁村改正化法案については、人・農地プランの改正が多く、維持管理していくエリア、有害野生獣の緩衝体エリア、各地域で最低限維持していくエリアを地域内で設定すること、粗放農地で果樹の柿、ブルーベリーを栽培すると補助金がでること、どんな方法があるか、補助金は有利であり、情報を注視すること、高付加価値化作物への転換を進めるなどの協議をしました。

 JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールについては、6月2日(木)に川手地区水稲育苗センター開所式、ズッキーニ出荷目揃会、小梅集荷選果作業開始、6月中旬に中梅目揃会、6月24日(金)・25日(土)にくらしの展示相談会、6月29日(水)に生坂地区稲作現地指導会などがあり、ぶどう部会関係では、ぶどう現地講習会が5月25日(水)に有核巨峰、31日(火)に第1回ジベ処置、6月14日(火)に第2回ジベ処理などが予定されており、ぶどう栽培は概ね順調の生育状況とのことで、山清路ぶどうファンクラブは抽選で会員15組になり、6月10日(金)・11日(土)に草取り、房づくりなどの作業をするなどの報告をいただきました。

 生産者から、ぶどうの生育状況は遅霜がなく、非常に順調に推移していて、ハウス栽培も順調で8月上旬には出荷できるとのこと、道の駅いくさかの郷が、今年度になって雰囲気が良くなったとのこと、スタッフにお客様の接待を指導していることなども話し合われました。

 午後1時30分より、今年度初めて山清路遊歩道整備作業を行いました。松本建設事務所の藤本所長さんをはじめ職員の皆さん、下生坂区と宇留賀区の役員の皆さん、生坂建設業組合の建設会社から10数名の皆さん、安藤ハザマの皆さんのご協力をいただき、振興課の職員と私を含め、総勢30名ほどで行うことができました。

 始めの式で私と藤本所長さんから、多くの方々にご参加いただき作業ができますことに感謝を申し上げ、この箇所の道路は、県道から村道に払い下げなるので、今後は村が遊歩道として整備を進め、山清路を生坂村北部の観光の中核にするために取り組んでいきたいことと、危険な箇所がありますので十分怪我などに気を付けて作業をしていただきたいことなどのお願いの挨拶をし、担当の振興課 日岐建設係長から作業の分担と方法などの説明をして始まりました。

 高所作業車や足場の悪い法面でチェンソーやノコギリで支障木の幹や枝を切って、それを手分けして運んだり、竹ぼうきやスコップで道路を清掃してもらいました。

 ボランティアとして多く方々に参加していただき、高所作業車2台、ログローダ1台、クレーン1台、ダンプカー4台などを使って、支障木や蔓草を伐採する方々、その片付けと路肩の草や枯れ葉を清掃する方々で力を合わせて実施しました。

 路肩や法面の支障木や蔓、草などは、チェンソーやノコギリで伐採していただき、スコップと竹ボウキで集めてダンプに運びました。

 今回も松本建設事務所の高所作業車は上手に支障木などを伐採してもらい、それをみんなで片付けました。

 皆さんは、専門的な作業ができる方が多く、力を合わせて効率よく安全に作業をしていただき、予定より時間を延長して行い、協働の整備作業で見違えるほど綺麗な景観の遊歩道になりました。

 作業終了後は、私と藤本所長さんから、多くの皆さんにご参加いただき、予定時間を延長してしっかり作業をしていただいたお陰で無事に作業が終了し、見違えるように綺麗になったことなどに御礼の挨拶をしました。

 今回の作業で綺麗になった山清路遊歩道を、生坂村北部の観光の拠点として、今後も整備を進めていかなければと考えております。参加していただきました多くの皆さんに心から感謝申し上げます。そして、大変お疲れ様でした。

草尾上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸から、朝日が水面に反射している風景や上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で運動会特別時間割開始(~6/3)・内科検診(低)、中学校で集金日などが行われました。


天竜川上流総合水防演習&万平集落上空からの風景

2022年05月22日 | 生坂村の風景

 22日(日)は段々と日差しが届き、初夏らしい過ごしやすい体感になりました。

 午前9時より、飯田市川路地先において「令和4年度 天竜川上流総合水防演習」が行われ、天竜川の市町村の各消防団、河川管理者、関係公共機関、協定企業、地域住民など多くのご参加者の元、私も長野県河川協会と長野県治水砂防協会の会長として参加しました。

 名誉総裁の斉藤国土交通大臣の代理の山田事務次官の挨拶、統裁の阿部長野県知事の挨拶など、規律正しく厳粛に行われた開会式の模様です。

 訓練の目的は、天竜川上流域における洪水被害、大規模土砂災害を想定し、流域治水の観点を踏まえ、水防関係機関、水防管理団体並びに一般住民が協力して複合型災害に対する防災体制を確立するとともに、水防技術の向上・伝承及び水防知識の普及と理解、水防意識の向上を図ることを目的として行われました。

 訓練内容は、災害対策本部の設置、合同記者会見 SNSによる情報発信、水防準備(土のう拵え)、木流し工、シート張り工、災害時緊急メール(エリアメール)、防災無線 率先安全避難者を活用した避難訓練 漏水防止対策、月の輪工、越水防止対策・被災堤防応急対策、積み土のう工、改良積み土のう工、三角水のう工、大型積み土のう工、ヘリによる被災状況調査、堤防決壊情報ホットラインなど、地域防災力向上のための地域住民参加による実践的な訓練や消防団等による土のう積みによる浸水防止訓練等々が行われました。

 TEC-FORCE派遣、 DiMAPSによる被害状況の報告 「浸水推定図」の提供、ドローンによる被災状況調査、UAV(無人航空機)による被災堤防計測、投下型水位計の投下、 排水ポンプ車による排水作業、道路啓開、応急架橋、決壊堤防の荒締め切り、トリアージ・医療救護活動・被災者搬送、緊急物資の緊急空輸、モバイル市役所など、河川管理者、関係公共機関、協定企業が連携した出水時の訓練として、関係公共機関が連携した救難救助訓練や災害協定団体の災害対応支援、河川管理者・気象台の連携による水防活動等への協力などの演習も行われました。

 救難救助のため中部地方整備局・陸上自衛隊・長野県警察機動隊・長野県消防防災航空隊・日本赤十字社等の緊急車両・ヘリコプターなども出動しました。

 総合水防演習の実践的な水防工法や出水時の訓練、災害時の対応、地域住民参加の訓練などを拝見し、防災・減災の地域防災力の向上、災害対応の支援や協力体制などを再認識できました。

▽ 毎朝恒例の写真は、朝早かったので3日前の天気が良かった日に万平集落へ行き、上空から撮影した風景です。

万平集落上空からの風景