27日(水)は朝まで雨が降りましたが、段々と日差しが届き昼間の寒さは控えめでした。
午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、新型コロナウイルス感染症の影響のなか、12月も前年度より売上が伸びましたことは、行政が各商品券でバックアップしたことと委員各位のお力添えにより順調に運営できていることなどに感謝を申し上げ、今日でマル得商品券の使用期限であり、今後も地元農産物が少ない状況ですから、委員各位のご提案等により売上を伸ばしていきたいなどと挨拶をさせていただきました。
協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の12月の日別売上金額及び集客数等の売上集計表、日別売上前年対比表、1月の売上集計表の直売所での販売と前年比較、月別収支一覧などについて説明を受けました。
また、毎月の特産市では売上が伸びること、30日のブリの販売は、前年より切り目が少なかったので3万円ほど売上減であったこと、12月の生産者組合関係が約200万、今井道の駅からの仕入れやマスク等の売上で買取関係をカバーしていること、12月は委託手数料40万円弱と買取販売額30万円弱により若干の赤字であること、1月24日(日)まで前年対比で約170%であること、1月に入り新型コロナウイルス感染症の影響により、近隣市町村の道の駅はお客さんが激減していること、無料送迎は昨年の10月から雲根常会の3名ほど増えていること、(株)ブルーウエイが29日から3駅合同でコロナ対策の商品の特価販売をすることなども説明いただきました。
かあさん家は、新型コロナウイルス感染防止のため引き続き席数を減らしているので、食堂は売上減の6割ほどで、平日はまずまずですが、土日がかなり減っている状況で、1月に入ってからも、松本市の感染拡大により減少していても、加工品やおやきなどの宅配や販売は順調であるとのことでした。
委員各位の意見等と回答については、前年対比表を曜日による比較にすることについては、次回から月初めの曜日に合わせて提示することにすること、月別収支の人件費・材料費が売上の中に占める割合の提示については、どの位占めているか分かるように記載したいことと、材料費は農産物・委託・仕入れ等の販売であり、月末で締めて翌月払いですから、1ヶ月ずれていること、売上が伸びて仕入れも伸びているので、11月に専決処分でお願いしたが、1月以降も売上が伸びているので2月12日の臨時議会で計上させていただきたいこと、毎月の営業カレンダーに、元気づくり支援金で設置したハウスの農産物のPRをしてもらいたいこと、日用品、食料品の配達をしていただくことについては、電話で受け付けて 配達しているが、1ヶ月に1~2軒であり、利便性向上のため検討すること、生鮮3品や日配品はロスや日切れが起きやすいので絞っている状況であることなどの協議をしました。
いくさかまごころ宅配便は、山村活性化対策事業を活用して、コロナ禍で会えない親戚・友人・知人などに発送料と箱をサービスする取組でることなどを説明しました。
自宅産物は常識の範囲内で、買った日にその場で梱包していただきたいこと、野菜の多品種の確保は難しいが早めに言っていただくとある程度対応できること、野菜に特化はできないのでICNで送れる商品のPRについては取り組みたいこと、生坂村産の野菜の品質、品定めは難しく、送る方法も段ボールで鮮度が保たれるかなどについては、お客様が選んで購入し発送され、送料をサービスし個人の方が送ることの主旨であり、梱包は段ボールと緩衝材の用意と冷凍、冷蔵でも送れること、喜ばれる物を送るために野菜等の品質の良い物を用意することについては、品質管理を再度チェックしてクレーム等がない様に努めることなどが話し合われました。
農協さんからのインフォメーションは、今月21日(木)に直売所の出荷者講習会により栽培管理日誌の記入徹底等の講習、25日(月)に草刈機等安全講習会により今できる草刈機の安全メンテナンス等の講習,26日(火)にぶどう部会川手支部の剪定講習会に20名の参加、今後は野菜部会やぶどう部会の役員会等の開催、2月24日(水)に柿の剪定講習会及び農業講習会の開催予定などの報告を受けました。
最後に、副村長より生坂村特定地域づくり事業協同組合の創立総会が29日に開催することと、理事の予定者と3月定例会に上程することの報告を受け閉会しました。
午後1時30分からは、第15回長野県市町村電算システム共同化委員会が開催されました。
最初に委員長の私から、令和2年7月に開催した第14回委員会においては、第2期基幹系システム共同化に関する新しい協定書の締結や、それに伴う関係条例、関係規則の改正などが承認となり、その後に行われた新協定書の調印や、この年末年始にかけてのシステム移行作業など、各町村の委員の皆様、幹事の皆様と、組合の事務局の皆様のご尽力により遅滞なく進めていただいたことに対し御礼を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。
そして、規定により私が議長を務め、(1) 小布施町および松川町の新規協定参加について、(2) 事業の進捗状況等について、①第14回 共同化委員会以降の会議状況等、②システム障害等について、(3) 協定書別紙および覚書の改正について、(4) 長野県市町村基幹系システム共同化負担金について、①第1期負担金の清算について、②第2期負担金について、③令和3年度当初予算について事業の進捗状況等についてなどの説明を受け、それぞれ審議をしていただきました。
すべての会議事項が説明内容の通りご了解いただき、事務局から、県クラウドに関することと基幹系17業務の標準化に関することについて説明がありました。
2025年度までの自治体システムの標準化という話がいよいよ現実のものとなってきている中、市町村の負担軽減のため、国にはしっかりと財政的支援等をしてもらうことが必要不可欠であり、現在我々が行っている自治体システム標準化を含む、その他自治体DXの推進には、各自治体の情報化部門のみならず、自治体全体の組織や機能を見渡せる行革部門の関わりが重要であるため、行革部門を含めて課題の共有や方向性の検討を行う場、検討会や勉強会といった場が必要と考えます。
県においては、昨年長野県DX戦略を策定し、県と全市町村が参加する『先端技術活用推進協議会』の設置や、スマート自治体の推進等、市町村との連携体制も整備されてきていることから、こうした検討を行う際には、いままでにも増して積極的な支援をいただきたいという旨を、ぜひ県に伝えていただきたいと考えます。
1月より第2期の共同化が稼働を開始し、BSNグループと電算グループということで新たなスタートを切り、また4月から小布施町、令和4年1月からは松川町が新たに参入することとなり、先ほどの議題にもありましたとおり、基幹系17業務の標準化やスマート自治体の推進など、共同化事業についても慌ただしい動きが想定されます情勢下ですが、それぞれのグループが相互に協力しながら本共同化事業を盛り立てていければと思いますので、委員の皆様、幹事の皆様のなお一層のご協力をお願い申し上げ、閉会の挨拶としました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。
日岐上空からの風景
その他生坂村では、保育園で誕生会、児童館でしょうぎ教室、マル得商品券利用期限、歩こう部などが行われました。