信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

山清路の風景

2021年01月31日 | 生坂村の風景
 31日(日)は晴れて穏やかな天気でしたが、冷たい風が吹き真冬の寒さの一日でした。
▽ 毎朝恒例の撮影は山清路に行き、旧山清路橋の脇からドローンを操縦して撮影しました。


山清路の風景


 山清路は、信濃十名勝の当村北部の歴史ある景勝地です。
 山清路は、犀川が蛇行し侵食を繰り返して生み出された深い渓谷で、昔は大日堂のお祭りが賑やかに行われたとのことです。


 旧山清路橋は、昭和9年に架けられ、橋長は39.5m、RC上路固定オープンアーチ橋です。




 旧山清路橋からは、国道19号が走っている「新山清路橋」が見えます。1967年に完成し橋長はちょうど100mです。


 主要地方道大町麻績インター千曲線は、前にはこの新山清路橋通り、左脇に見える「山清路隧道」を通っていましたが、山清路大橋が完成して、今後は遊歩道として活用していきます。



 山清路の犀川は、大町市から流れてくる金熊川と合流してエメラルドグリーンになり、素敵な雰囲気を醸し出しています。

スカイスポーツ公園上空からの風景

2021年01月30日 | 生坂村の風景
 30日(土)は朝方から晴れたり曇ったりと変わりやすい天気で、風が強く吹き寒い一日でした。
▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に行き、風が強く吹いていてドローンのフライトは心配しながら上空からの風景を撮影しました。

スカイスポーツ公園上空からの風景


 スカイスポーツ公園の場所は、昭和60年の台風6号豪雨で生坂村の総雨量は139mmに達し、ここ大倉地籍では山頂から犀川まで5haの大規模な地すべりが発生した所です。


 この日岐区大倉地籍の地すべり対策地斜面整形地区には、それまで数戸の家がありましたが、度重なる災害で現在では全戸が移転しました。
この地すべり地区という暗いイメージを一層するため、同地は上昇気流が発生しやすいことを利用し、パラグライダーができるスカイスポーツ公園として利用されています。




 今朝もパラグライダーのフライトには良さそうな風が吹いていましたが、ドローンを飛ばすには風が強すぎてドキドキしながら撮影しました。天気は良かったので360度の眺望は素晴らしかったです。




 今日生坂村では、中学校で漢字検定③、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、地域未来塾、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

特定地域づくり事業協同組合創立総会&宇留賀方面の風景

2021年01月29日 | 生坂村の報告
 29日(金)は雪や雨が降りやすい空。一時的に降り方が強まり、積雪の恐れがあります。真冬の厳しい寒さとなるので、万全な防寒が欠かせません。
 午前10時30分から特定地域づくり事業協同組合創立総会が開かれ、私は来賓という立場で出席しました。

 最初に発起人を代表して、生坂村社会福祉協議会 藤原会長さんが、当村においても人口減少等により、地域の担い手不足が深刻な課題となっている一方、若い世代を中心に都市部から農山漁村へ移住しようとする「田園回帰」の潮流が高まっている中、人口の更なる急減を抑止し、地域の担い手を確保するための新たな枠組みとして、当組合を創立して取り組みを始めようと、生坂村から協力依頼があり、長野県企画振興部地域振興課や長野県中小企業団体中央会の皆様からご支援をいただき、本日創立総会を開催する運びとなりました。
 私共も当組合を創立し、微力ながら人口減少の抑止、地域担い手の確保を行い、産業振興に取り組んでいくように考えていますなどと挨拶をされました。


 私からは、発起人なっていただいた皆さんと、副村長中心に長野県企画振興部や長野県中小企業団体中央会の皆さんからご指導をいただき、本日創立総会が開催できましたことに感謝を申し上げ、当村は平成10年度から新規就農研修制度を行ってきて、この4月からも2名の研修生が入り3年間で卒業し、農業で生計を立てていく形はできていますが、農業は農繁期、農閑期があり、一年中人を雇っていくことは難しいので、この組合に勤めて収入を安定させ、農業を始めてみて将来農業で生活できる自信がつけば、独立して定住していただきたいと思います。

 また、移住するには勤め先がなければいけませんので、この組合で安定した収入を得られれば、移住する人が増え雇用の創出になり、人口減少の抑止につながると考えていますなどと挨拶をさせていただきました。


 第1号議案 定款決定の件を上程し、中央会の荒川さんより説明をしていただき、組合員の仕事内容、同じ派遣先の期間、派遣法での仕事内容、員外利用(役場等)の仕事は2割の期間内で認められているが補助対象外であること、従業員の人選が難しいこと、初めてのことだから皆さんで話し合って決めていきたいことなどが協議されました。


 第2号議案 初年度並びに次年度における事業計画決定の件及び第3号議案 初年度並びに次年度における収支予算決定の件、第4号議案 賦課金の額並びに徴収方法及び手数料の額決定の件、第5号議案 借入金の最高限度額決定の件、第6号議案 取引金融機関決定の件、第7号議案 組合事務所決定の件、第8号議案 役員報酬額決定の件、第9号議案 関係団体加入の件、第10号議案 創立費の額及びその償却方法決定の件、第11号議案 役員選出の件を審議の結果、原案通りお認めいただきました。
 役員は、理事に藤原久紀さん、平林恭治さん、村松由規さん、牛越宏通さん、監事に岩間陽子さんが決まり、総会後の第1回理事会で代表理事に牛越宏通さんが選出されました。
 長野県で初めての特定地域づくり事業協同組合の創立になりますので、理事、監事、事務局の皆さんで、組合の運営により雇用の創出、担い手の育成、人口減少の抑制などに結び付きますようにお願いする次第です。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、宇留賀会集落の犀川対岸に行き、平ダム湖と宇留賀方面の風景を撮影しました。

宇留賀方面の風景



 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、ピラティス教室、特定地域づくり事業協同組合発起人会、例月出納検査などが行われました。


やまなみ荘のうな丼フェア&消防委員会

2021年01月28日 | 生坂村の報告
 28日(木)から2月2日(火) の間、食堂にて「寒の土用丑うな丼フェア」を開催しています。夏にスタミナフェアとして開催し、好評でしたうな丼を税込1.000円でご提供しています。予約の必要はありませんので、お気軽にお越しください。


 うな丼フェアのうな丼は「うな重」として、フェア後もテイクアウトできるようになりましたのでご利用ください。


 お持ち帰りメニューに温かいモツ煮と揚げ出し豆腐も仲間入り、皆さんのご注文をお待ちしております。


 午後4時からの生坂村消防委員会は、最初に会長選任をお願いし、竹内元巳委員さんが選任され、本年度事業内容並びに新年度事業計画、消防設備整備検討箇所などについて検討協議をしていただきました。
 本年度の事業報告は、新型コロナウイルス感染症の影響により実施できた事柄と、多くの行事、訓練等が中止または縮小になったことが報告され、出動率70%以上の団員を対象に商品券を交付するため、現在出動率を集約しているとのことでした。


 2020年度の消防・防災事業は、防災士の育成と災害時一覧表(マグネットシート)の全戸配布などの「自らの命は自らが守る」災害リスクマネジメント事業、避難所等感染症対策事業、文字放送システムの設備リプレイス及び防災機能の追加でした。
 消防施設等整備事業として、水災用器具または水難救助器具(排水ポンプ)整備事業、消防団活性化事業で全分団の各部にフローティングストレーナーの整備を行いました。


 来年度の辞令交付式は4月4日(日)、令和4年生坂村消防団出初式は令和4年1月9日(日)の日程を決めていただきました。
 また来年度は、デジタル移動系防災行政無線の新スプリアスへの対応と、公衆無線LAN環境整備支援事業を予定していて、消防施設等整備の検討箇所として、令和2年秋の作業時おける修繕箇所としての消火栓8箇所、防火水槽2箇所、ホース収納ボックスの更新、防火水槽の看板・ポール2基の設置等を要望され、緊急度の高い箇所から対応することになりました。


 委員各位からの主な意見・提言・要望は、ホース収納ボックスは土の上に直接置かないこと、ホース収納ボックスの塗り直しについては、サビ落としからで、団員や地区にお願いしても対応できるか分からないので分団長と相談すること、消火栓が回らないなど緊急なものは新年度予算で早急に対応し、収納ボックスの更新などは2段構えで進めることについては、緊急度の高い箇所から予算計上すること、行政無線の令和4年迄の対応と公衆無線LAN整備の予算については、移動系無線の対応は、今の形式の更新か新仕様かについて検討し、公衆無線LAN整備の1,200~1,300万円は計上したいこと、行政無線の端末には携帯回線のau、docomoのキャリアがあるが、混むとつながりづらいこと、更新するとシステム改修だから緊防債は使えないので、補助事業があるか検討すること、フローティングストレーナーの構造については、浅いところで使えて、浮き輪みたいに浮いているので砂利などは詰まらないこと、籠を外して使用し沢に水量があれば10cmほどでも大丈夫で、今後は講習会を開いて、業者と消防署に教えていただくこと、消防車、ポンプについて指摘はあるかについては、直接的な声はなく、ポンプ車は22年経過していること、更新しなければならないものは計画的に更新することについては、詰所、修理、更新は分団長会議で分団長の意見を確認することなどを協議していただきました。


 出動率70%以上は火災を含めた出動率かについては、コロナ禍で行事等は中止・規模縮小しているが、火災出動の出動人員は調べていること、なり手不足の経過については、松本消防協会の状況は団員確保の広告を市民タイムスに掲載すること、平成生まれは操法大会をやると大変で、何とか団員を確保していること、昔はボランティアだが、今は役場職員と同じように考えることについては、火災や災害対応は消防団がやらなければならないので、消防団を維持していくために待遇改善は必要であり、消防団の在り方検討会で協議していること、県の操法大会は近県が2年に一回であるし、地区大会は北信が回り番であり、消防が変化していること、もう少し経てば現状に合わせた形になり、ラッパ吹奏大会は出られない村があるから、第3ブロックで1チームという話もあり、火事や災害の対応、伝統、格式は大事であるが、大会の上位を目指す考え方がないこと、本部のポンプ車は3.5t以上であり、普通免許では運転ができないことについては、中型免許を取得する助成をするか、普通免許で運転できるポンプ車を開発しているなど、村が確認して対応していくこと、オートマ限定免許の補助については、あまり聞かないが、昨年度購入した搭載車はオートマになっていたことなど、多岐にわたり消防行政について検討協議をしていただき、ありがとうございました。

有線テレビジョン番組審議会&村営バス運営協議会

2021年01月28日 | 生坂村の会議
 28日(木)は朝から雲が多めの空で、昨日よりグッと気温が下がった一日でした。
 午前10時からの「有線テレビジョン番組審議会」は、会長の瀧澤商工会長さんより議事を進めていただき、ICN施設運営状況、ブロードバンド施設の運営状況、広報誌、行政防災無線の実施状況等について説明をさせていただきご意見を伺いました。


 ICNの加入戸数は614戸、加入率89.0%であり、世帯分離している世帯があるので、今年度から軒数でカウントするようにしまして、戸数は22軒減りましたが、加入率は2.7%増えました。
 今年度ICN文字放送は、気象情報システムとの連携により村内3箇所の雨量等をタイムリーに把握するために5分間毎に更新し、Lアラートの防災情報も字幕スーパーとして緊急放送ができ、私のTwitter発信も8時間流れるようにシステムの整備を行いました。
 また、西野隊員の週間生坂ニュース、小中学校の行事、議会の模様などの動画配信も行っています。

 ブロードバンド施設の加入件数は、427件で18件増となり、63.4%の加入率になっています。
次に、広報いくさかのページ数、決算見込みなどと、行政防災無線のお知らせ内容などの歳出見込み額について説明させていただきました。

 主なご意見・ご要望は、工事請負費の内訳については、文字放送システム整備工事が605万円で残りが新設工事であること、加入戸数が増えることについては、人口減少で難しいが、移住者には加入を勧めていること、児童生徒全員にパソコンを配布してもらったが、ブロードバンドの加入料については、ルーター込で月々5,000円位であること、防災行政無線は寒くなると雑音が入るという苦情については、今のところ報告がないが、業者に確認してみること、来年度は個別受信機10台を購入する予定であること、移住者には、住民課で防災行政無線・ハザードマップなど必要なものはお渡ししていること、ICNの135万円ほどのマイナス分については、3月補正予算で計上したいこと、ブロードバンド施設の217万円ほどの差引額については、基金に積み立ていること、村長の毎日の情報発信は大変であり、村の担当者と調整することについては、村長と相談して対応すること、施設の保守、支障木の点検については、対応していくことなど、多岐にわたりご意見、ご提言を頂戴しました。今後も委員の皆さんのご意見等も反映させて、4つの情報媒体での発信を充実させながら情報公開に努めていきたいと考えます。


 午後1時30分からの村営バス運営協議会は、令和元年度の村営バスの利用状況、村営バス特別会計予算、村営バスのダイヤ等について協議しました。


 利用状況は、令和2年度12月末現在で、新型コロナウイルス感染症の影響により、犀川線が一日平均利用者数は約70.7人であり、実証運行を開始した平成21年度以降、平成28年度が最も多い利用者数でしたが、今年度は昨年度対比10.8%減でして、周回デマンドバスは、一日平均約3.3人であり、昨年度の同時期と比較して減少し、26便最終デマンドバスに関してはほぼ横ばいでした。


 次ぎに令和2年度村営バス特別会計予算及び令和3年度予算については、使用料は利用者数の減少に伴い40万円ほどの減収、令和3年度予算の使用料も60万円減を見込んでいるなどの内容を説明しました。
また、JR篠ノ井線の3月13日(土)のダイヤ改正に沿って、村営バス犀川線と周回デマンドバスのダイヤ改正を行う必要はないとのことでした。


 地域公共交通最適化サポート事業については、松本地域振興局管内市村に大町市、池田町も参加していただき、特定非営利活動法人 SCOPに調査報告をいただいた内容は、地域公共交通は社会基盤としての位置づけが強まってきて「地域住民の生活を支える重要な公共サービス」にシフトしてきていること、犀川線は生坂村にとって生命線ともいえる路線であること、生坂村民が利用している池田町営バス「池坂線」と大町市「八坂コース」について、地域公共交通に対する投入費用などについて説明してもらいました。


 主なご意見・ご要望は、県内で3番目の投入金額については、村民の利便性向上のために多い運行本数で経費が掛かっているが、運行数を下げることはできないこと、利便性を考える中で人口減少等の状況下にあり点検することについては、今後バスの利用状況を把握する中で検討していくこと、池田町の祝日運行を止めることについては、運協で決まったとのことで、生坂村民への影響は検証すること、バスの利用状況で高齢者、高校生、中学生などの利用率を把握することについては、運転手と相談して調査できるか検討すること、どの年齢層が利用しているか分析することと、朝一番の上生坂出発に乗る高校生は早朝の部活などで利用しているが、それより川下の家庭は上生坂まで送ってくるなどの高校生がどの位いるかについては、各年齢層の利用方法を分析して検討協議することと、把握するには、定期券や回数券の購入と運転手にお願いして調査し、利用率を上げるための検討をしていきたいこと、運転手については、現在5名でスクールバスと保育園バスは別に委託していることなど協議をしました。

 村民の皆さんの通学、通院、買物、通勤等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますので、永続的に維持していかなければと考えるところでございますので、引き続きのご利用とご理解をお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、昭津橋の上から犀川や昭津方面の風景を撮影しました。

昭津方面の風景



 その他生坂村では、小学校で児童会、児童館でこども工房、やまなみ荘でうな丼フェア、教育委員会定例会、消防委員会、母子オンライン研修、少年少女サッカー教室などが行われました。

生坂農業未来創りプロジェクト会議&長野県市町村電算システム共同化委員会

2021年01月27日 | 生坂村の会議
 27日(水)は朝まで雨が降りましたが、段々と日差しが届き昼間の寒さは控えめでした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、新型コロナウイルス感染症の影響のなか、12月も前年度より売上が伸びましたことは、行政が各商品券でバックアップしたことと委員各位のお力添えにより順調に運営できていることなどに感謝を申し上げ、今日でマル得商品券の使用期限であり、今後も地元農産物が少ない状況ですから、委員各位のご提案等により売上を伸ばしていきたいなどと挨拶をさせていただきました。


 協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の12月の日別売上金額及び集客数等の売上集計表、日別売上前年対比表、1月の売上集計表の直売所での販売と前年比較、月別収支一覧などについて説明を受けました。
 また、毎月の特産市では売上が伸びること、30日のブリの販売は、前年より切り目が少なかったので3万円ほど売上減であったこと、12月の生産者組合関係が約200万、今井道の駅からの仕入れやマスク等の売上で買取関係をカバーしていること、12月は委託手数料40万円弱と買取販売額30万円弱により若干の赤字であること、1月24日(日)まで前年対比で約170%であること、1月に入り新型コロナウイルス感染症の影響により、近隣市町村の道の駅はお客さんが激減していること、無料送迎は昨年の10月から雲根常会の3名ほど増えていること、(株)ブルーウエイが29日から3駅合同でコロナ対策の商品の特価販売をすることなども説明いただきました。


 かあさん家は、新型コロナウイルス感染防止のため引き続き席数を減らしているので、食堂は売上減の6割ほどで、平日はまずまずですが、土日がかなり減っている状況で、1月に入ってからも、松本市の感染拡大により減少していても、加工品やおやきなどの宅配や販売は順調であるとのことでした。


 委員各位の意見等と回答については、前年対比表を曜日による比較にすることについては、次回から月初めの曜日に合わせて提示することにすること、月別収支の人件費・材料費が売上の中に占める割合の提示については、どの位占めているか分かるように記載したいことと、材料費は農産物・委託・仕入れ等の販売であり、月末で締めて翌月払いですから、1ヶ月ずれていること、売上が伸びて仕入れも伸びているので、11月に専決処分でお願いしたが、1月以降も売上が伸びているので2月12日の臨時議会で計上させていただきたいこと、毎月の営業カレンダーに、元気づくり支援金で設置したハウスの農産物のPRをしてもらいたいこと、日用品、食料品の配達をしていただくことについては、電話で受け付けて 配達しているが、1ヶ月に1~2軒であり、利便性向上のため検討すること、生鮮3品や日配品はロスや日切れが起きやすいので絞っている状況であることなどの協議をしました。


 いくさかまごころ宅配便は、山村活性化対策事業を活用して、コロナ禍で会えない親戚・友人・知人などに発送料と箱をサービスする取組でることなどを説明しました。
 自宅産物は常識の範囲内で、買った日にその場で梱包していただきたいこと、野菜の多品種の確保は難しいが早めに言っていただくとある程度対応できること、野菜に特化はできないのでICNで送れる商品のPRについては取り組みたいこと、生坂村産の野菜の品質、品定めは難しく、送る方法も段ボールで鮮度が保たれるかなどについては、お客様が選んで購入し発送され、送料をサービスし個人の方が送ることの主旨であり、梱包は段ボールと緩衝材の用意と冷凍、冷蔵でも送れること、喜ばれる物を送るために野菜等の品質の良い物を用意することについては、品質管理を再度チェックしてクレーム等がない様に努めることなどが話し合われました。


 農協さんからのインフォメーションは、今月21日(木)に直売所の出荷者講習会により栽培管理日誌の記入徹底等の講習、25日(月)に草刈機等安全講習会により今できる草刈機の安全メンテナンス等の講習,26日(火)にぶどう部会川手支部の剪定講習会に20名の参加、今後は野菜部会やぶどう部会の役員会等の開催、2月24日(水)に柿の剪定講習会及び農業講習会の開催予定などの報告を受けました。
最後に、副村長より生坂村特定地域づくり事業協同組合の創立総会が29日に開催することと、理事の予定者と3月定例会に上程することの報告を受け閉会しました。


 午後1時30分からは、第15回長野県市町村電算システム共同化委員会が開催されました。
 最初に委員長の私から、令和2年7月に開催した第14回委員会においては、第2期基幹系システム共同化に関する新しい協定書の締結や、それに伴う関係条例、関係規則の改正などが承認となり、その後に行われた新協定書の調印や、この年末年始にかけてのシステム移行作業など、各町村の委員の皆様、幹事の皆様と、組合の事務局の皆様のご尽力により遅滞なく進めていただいたことに対し御礼を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。


 そして、規定により私が議長を務め、(1) 小布施町および松川町の新規協定参加について、(2) 事業の進捗状況等について、①第14回 共同化委員会以降の会議状況等、②システム障害等について、(3) 協定書別紙および覚書の改正について、(4) 長野県市町村基幹系システム共同化負担金について、①第1期負担金の清算について、②第2期負担金について、③令和3年度当初予算について事業の進捗状況等についてなどの説明を受け、それぞれ審議をしていただきました。

 すべての会議事項が説明内容の通りご了解いただき、事務局から、県クラウドに関することと基幹系17業務の標準化に関することについて説明がありました。
 2025年度までの自治体システムの標準化という話がいよいよ現実のものとなってきている中、市町村の負担軽減のため、国にはしっかりと財政的支援等をしてもらうことが必要不可欠であり、現在我々が行っている自治体システム標準化を含む、その他自治体DXの推進には、各自治体の情報化部門のみならず、自治体全体の組織や機能を見渡せる行革部門の関わりが重要であるため、行革部門を含めて課題の共有や方向性の検討を行う場、検討会や勉強会といった場が必要と考えます。
 県においては、昨年長野県DX戦略を策定し、県と全市町村が参加する『先端技術活用推進協議会』の設置や、スマート自治体の推進等、市町村との連携体制も整備されてきていることから、こうした検討を行う際には、いままでにも増して積極的な支援をいただきたいという旨を、ぜひ県に伝えていただきたいと考えます。


 1月より第2期の共同化が稼働を開始し、BSNグループと電算グループということで新たなスタートを切り、また4月から小布施町、令和4年1月からは松川町が新たに参入することとなり、先ほどの議題にもありましたとおり、基幹系17業務の標準化やスマート自治体の推進など、共同化事業についても慌ただしい動きが想定されます情勢下ですが、それぞれのグループが相互に協力しながら本共同化事業を盛り立てていければと思いますので、委員の皆様、幹事の皆様のなお一層のご協力をお願い申し上げ、閉会の挨拶としました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。

日岐上空からの風景



 その他生坂村では、保育園で誕生会、児童館でしょうぎ教室、マル得商品券利用期限、歩こう部などが行われました。

児童館・生涯学習施設運営委員会&大日向上空からの風景

2021年01月26日 | 生坂村の会議
 26日(火)は朝霧が深く立ち込めても次第に日差しが届き、午後には薄雲が広がってきて天気下り坂の一日でした。

 午前10時からの児童館・生涯学習施設運営委員会は、私の挨拶の後自己紹介をしていただき、正副委員長の選任をし、委員長に瀧澤明美さん、副委員長に腰原真由美さんの事務局案で決まりました。
 続いて、令和2年度事業の運営状況について説明を受けました。児童館・放課後児童クラブの運営状況は、館長、司書兼指導員、学習支援員兼放課後児童支援員、放課後子ども教室コーディネーター兼指導員、指導員3名の7名体制のスタッフ、利用状況として、登録児童数50名、通常時平均30名前後の利用と登録以外の小中学生の利用(自由来館)、学校休業日の早期開館の継続、夏休み中の昼食提供の実施などの説明を受けました。
また、今年度の重点として、児童館に来たら、まず最低20分間は宿題に取り組むこと、ルールやマナーを守れる社会人になろうという取組をして来られたとのことでした。
 新型コロナウイルス感染拡大にかかわる対応については、小学校の分散登校・臨時休校に対応し児童クラブ児童のみを対象に、4月6日から5月22日にわたり朝8時から午後6時まで希望者を受け入れたこと、来館時の健康観察、体温記入、マスク・手指消毒の徹底、蜜の回避、換気、定時消毒を行っていること、エアコンの更新、空気洗浄加湿器とセンサー式自動水栓の設置で環境整備が進んだこと、児童クラブの行事、毎週火曜日に職員のミーティングの実施、職員研修、小学校との懇談、のびのびスクールの実施状況など、多くの内容の説明を受けました。

 図書室関係では、新型コロナウイルス感染症の影響以外でも利用者が減少していること、平和を願う折り鶴から新型コロナ感染防止のためパズルの作成に変えたこと、新型コロナウイルス感染防止策として手指消毒の徹底と本を消毒していることなどの説明を受けました。

 委員各位からの意見・要望は、のびのびスクールに参加したいけど宿題が終わらず参加できない子がいること、家で宿題をさせたい家庭もあるので一律にしないで欲しいこと、文科省ができる限り学校に登校させる様になったが、陽性者が出れば我が小学校はスクールバスを使うので接触者が多くなること、ルール・マナーを守ることは、高校へ行けば当村の個別事情は通用しないので、小学校の頃から大切なこと、他の児童館との交流については春休みに行いたいこと、小学校では体温を朝測ってきているが、適当に書いている子がいるから児童館でも非接触型体温計で測ってみては如何かなどが話されました。

 来年度の課題と重点については、児童館・児童クラブの新入生説明会と申込の締切は2月19日であること、のびのびスクールは今年度以上に行いたいこと、重点課題は創造的で生き生きとした活動(遊び・学び)の場を提供すること、ルールやマナーを守り社会の一員として生きていく力を養うこと、コロナ禍にある現在、子どもの健康・安全を優先にすること、図書室では、一般の方で生坂村の歴史を研究しているので集約していきたいこと、移動図書館の要望に対して元気塾で1時間ほど図書室に来てもらったことがあったので、1ヶ月ほど本を社協においてみること、村の宝である教育委員会所有の郷土資料を整理したいことなどを説明していただきました。

 委員各位からの意見・要望は、資料を整理する場合の作業の補助スタッフや予算を含めて具体的・計画的に進めるべきであること、子どもの体温は変化するから受付時個々に体温を測定して記入してもらうこと、学年同士は仲が良いが縦の関係になるとトラブルがあるかもしれないから教えてもらいたいことなど、それぞれ新年度に対応できる案件と検討する案件があり、引き続き子ども達が児童館やB&G海洋センターで、楽しく勉強や運動ができるように取り組んでまいります。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向上空の雲海の上からの高津屋森林公園や大城・京ヶ倉など360度の風景を撮影しました。
大日向上空からの風景



 その他生坂村では、小学校で小学校来入児体験入学・ALT、中学校で1年生が発育測定・PTA理事会②、地方自治政策課題研修会、新型コロナオンライン会議、農業委員会などが行われました。



排水ポンプ整備事業納品&簡易水道有収率対策プロジェクト会議

2021年01月25日 | 生坂村の報告
 25日(月)は晴れて気持ちの良い空が広がり、昼間は気温が上がって日差しの温もりを感じられました。
 午前9時からは、排水ポンプ整備事業の納品検収を行いました。小立野区では、2年続けて内水氾濫が起きそうになり、消防団が出動して排水作業をしていただいたり、千曲川河川事務所にお願いし排水ポンプ車で排水していただき難を逃れてきましたので、担当部署で消防団設備整備費補助金を活用して、消防団救助能力向上資機材緊急整備事業として実施しました。






 口径150mm、最大全揚程27m、最大吹出し量3.2㎥/minと、可動式では最高能力の自吸式エンジンポンプ2台を購入し配備しました。
 小立野区で堤防嵩上げ工事をしていただいた樋門の所で、暖かくなってから消防団員各位に対して、実際に動かしていただく説明会を開催する予定にしています。
 今回の整備事業によっても防災・減災対策になり、災害に強い村づくりに結びつくと考える次第です。






 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、最初に前回会議からの流れ、漏水調査の状況、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較、今後の予定等について説明を受けました。

 この説明を受けて協議をし、大久保から中塚間の調査方法と今週中の修繕予定、上生坂ラインの夜中の漏水調査の実施予定、下生野ラインの小立野区の仮設を張っての調査方法、清水へのバルブ閉鎖による状況把握、漏水区間を特定するための超音波流量計による流量調査などの協議をし、今週から順次実施することにしました。

 次ぎに、令和3年度布設替工事の予定6箇所について説明を受け、工事実施の優先順位を協議し、有収率の向上として実施する箇所と老朽化・耐震化による区間改良工事などによって、順番が変わってくるので、補助事業の対象になる地区を調べること、配水管の状態と施工年度を調べて、概算事業費を積算していただき、当初予算査定時に協議することにしました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていたので上生坂上空までドローンを飛ばして雲海の風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景





 その他生坂村では、小学校で縦割り清掃・家庭学習がんばり週間(~31日迄)、少年少女サッカー教室などが行われました。

生坂ダム湖の風景

2021年01月24日 | 生坂村の風景
 24日(日)は雨が降り続き、夜中降った雪がほとんど溶け、少し寒さが緩んだ一日でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、生坂ダム湖畔に行き、小雨が降っていたので、今日も一眼レフとスマホのカメラで生坂ダム湖の風景を撮影しました。


 生坂ダムは、信濃川水系の犀川に建設されたダムで、東京電力が水力発電のために建設した、高さ19.5メートルの重力式コンクリートダムです。


 戦後、犀川の発電事業を引き継いだ東京電力は、既設の水内ダムを中心として下流2箇所・上流2箇所に水力発電所を新設しました。その最後を締めくくったものが、生坂ダムおよび生坂発電所でした。昭和36年に水利権を取得した東京電力は生坂ダムを完成させ、昭和39年に生坂発電所の運転を開始しました。


 この時、先に完成していた平発電所(平ダム)を生坂発電所から遠隔操作できるようにし、平発電所を無人化させ、昭和53年には長野市信州新町に犀川総合制御所が発足し、以来犀川の5発電所を一括遠隔操作しています。


 生坂ダム湖にはカモやオシドリといった多くの水鳥が生息しています。当村は生坂ダム湖両岸に水鳥公園を設けて、水鳥たちの観察をしてもらうようにしました。


 今日生坂村では、新規採用職員試験などが行われました。

信濃十名勝「山清路」の風景

2021年01月23日 | 生坂村の風景
 23日(土)は朝から冷たい雨が降り続き、厳しい寒さの一日でした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が降っていたので一眼レフとスマホのカメラで山清路の風景を撮影しました。



 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を水源とする犀川は、松本平、安曇平を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流している区間が景勝の地「山清路」となっています。




 昔々、松本平・安曇平は山々から水を湛える湖であって、その湖に犀龍が住んでおり、東の高梨の池に住む白龍王との間に一人の子供をもうけました。名前を日光泉小太郎と言います。しかし、小太郎の母である犀龍は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまいました。


 筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ、法光寺で成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢で再会を果たしました。そこで犀龍は自身が建御名方神の化身であり、子孫の繁栄を願って顕現したことを明かし、湖を平地とし人が住める里にしようと告げました。


 そして、小太郎は犀龍に乗ってここ「山清路」の巨岩を突き破り、日本海に至る川筋をつくり、松本平・安曇平を肥沃の地にしたという泉小太郎(犀龍小太郎)伝説のいわれの場所です。


 当村は、先月完成した主要地方道大町麻績インター千曲線の山清路大橋と、県道から村道に払い下げていただいた後遊歩道に整備して、金戸山百体観音などと「山清路」を満喫していただけるように取り組んでいきたいと考えています。

 今日生坂村では、中学校がアンサンブルコンテスト県大会、少年少女サッカー教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。