信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

矢崎先生の医学講座

2015年03月25日 | 生坂村の催し
 25日(水)午後2時からやまなみ荘大ホールで、安曇野市明科の矢崎先生と看護師さんなどスタッフの皆さんで開催されました。
 第1部として、講義を中心に寸劇を混ぜてお話しいただきました。
 長野県は男女とも平均寿命が日本一ですが、健康寿命では1位ではないので、健康管理をして健康寿命を伸ばすことが大事であると話されました。


△ 大勢の聴講者に来ていただき、矢崎先生の講演が始まったところです。

 団塊の世代の皆さんが75歳以上の後期高齢者になる2025年問題では、高齢化率30%以上と少子化により超高齢化社会になるので、今からロコモティブ症候群(運動器の衰え・障害によって、要介護になるリスクが高まる状態)にならないように、ロコモ体操などで予防をしましょうとのことでした。


△ おかみソーランを軽快に踊ってくださり、皆さんの眠気を覚ましていただきました。

 65歳以上の方の15%以上が認知症と言われていまして、認知症で徘徊してしまい行方不明者になったり、電車を止めてしまい裁判になっている事例もあるとのことで、周りの人が認知症を理解して、介護をする重要性も教えていただきました。


△ 認知症の珍しい症状(看護師さんのお尻を触ったり・・・)をコントで演じていただきました。

 忘れっぽい症状から認知症になる方はMCI(経度認知症)であり、医学的な研究が進めば、認知症の状態がもっと詳しく把握できるようになるとのことでした。
 心房細動から脳梗塞になる確率が高く、脳梗塞から認知症になることもあり、認知症で一番多い(6~7割)のが、アルツハイマー型ということでした。また、中には治る認知症もあるので、専門医に相談して早期の対応も必要とも言われていました。


△ 矢崎先生が患者さんから症状を聞いて、認知症かどうか診察しているところです。

 第2部は、1部の復習をするために寸劇を多くして、ユーモアたっぷりの講演となりました。
 今朝、何を食べましたか?と言われ答えられないなどはエピソード記憶障害であり、認知症とのことでした。また、3桁・5桁が直ぐに分からない場合は即時記憶障害、「桜・猫・電車」を直ぐ話せると言って、途中で少し違う話をすると忘れてしまう場合は近時記憶障害など、多くの障害の例を挙げて教えていただきました。


△ 看護師さんが役になりきって、認知症になったように演じていました。

 物が無くなって探さなくなると問題であり、幻視があって物忘れが酷くなり更に体が硬くなる場合はレビー小体型認知症であり、自信を持って信号無視をしたり、まっすぐ前を向いて徘徊するなどの場合は前頭側頭型認知症ということで、色々な症状によって多くの病名があることに驚きました。


△ 脳梗塞で倒れたふりを先生に見破られたところですが、脳梗塞から認知症になる例もお聞きしていましたので、皆さん気を付けましょう!

 認知症に対しては、家族が症状を把握して早めに専門医に相談すること、患者さんの尊厳を守って認知症を理解して介護することなどを教えていただきました。
 そして、住み慣れた地域で、いつまでも健康で楽しく暮らしていくためには、日頃から食生活に気を付けて、運動や脳トレーニングを複数の方々と取り組むことが大切であるとのことでした。




△ 矢崎先生が若い頃武道をされていたということで、看護師さんのリクエストにお応えして披露してくださいました。

 矢崎先生と看護師さんなどスタッフの皆さんには、認知症についてユーモアたっぷりの寸劇を交えながら、分かりやすくご講演をいただきありがとうございました。
 また、聴講された村民の皆さんも、認知症を理解していただきましての対応と、自らは健康保持をして健康寿命を伸ばしていただきますようお願いいたします。

生坂保育園平成26年度卒園式

2015年03月24日 | 生坂村の行事
 24日(火)午前9時30分から平成26年度卒園式が挙行されました。今年度は、男児6名、女児7名の13名が晴れて卒園しました。




△ 大きな声で返事をして、しっかりとした姿で保育証書を受け取っていました。


△ 卒園するひまわり組のみんなに、健やかにたくましく小学校生活が送れるよう願ってお祝いの言葉としました。

 保育園では、勉強や運動、誕生会、遠足、運動会、また、当保育園の特色として、多文化を学んだイングリッシュランド、赤とんぼフェスティバルのオープニング、いくっ子消防団の行進など、多くのことを学び経験して、とても楽しい思い出が一杯できました。


△ 卒園するひまわり組と年中児、年少児が一年間の思い出を話しながら元気良く歌って踊ってくれました。

 小学校へ行っても保育園の友達と一緒だから、仲よく元気に勉強に運動に頑張ってください。そして、子ども達が、この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかにたくましく小学校生活を送れますよう祈っています。


△ 卒園児が取り組んできた、けん玉をリズムカルにしたり、駒を回したりして成果を見せてくれました。


△ 卒園児が先生の指揮に合わせて、とても上手にハンドベルの演奏をしてくれました。

 保護者の皆さん、お子さんのご卒園、誠におめでとうございました。子ども達の成長は早いものだと感じますから、お子さんと手を取り合って、一緒に歩んでいっていただきたいと思います。
 園長先生をはじめ先生方には、温かく熱心にご指導いただき、子ども達がしっかりした行動ができるようにお導きいただき感謝申し上げます。


△ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児です。

 寒の戻りの中、多くのご来賓の皆さんにご臨席賜りご光彩を添えていただき、和やかな中にも厳粛に挙行できましたことに感謝申し上げますとともに引き続き子ども達を見守っていただきます様お願いいたします。

かあさん家の感謝祭「花まつり」

2015年03月21日 | 生坂村の催し
 21日(土)午前10時から午後2時まで毎年恒例「花まつり」が開催されました。日頃の感謝の気持ちを込め、どぶろく「腹の神」、灰焼きおやき、おまんじゅう、おにかけなどを2割引ほどで販売しました。
 また、お彼岸ですので、梅おこわ、ぼた餅、おから餅などのおすすめ商品も数多く並べ、桃の花を飾り、美味しい甘酒のサービスもあり、花まつりの雰囲気を盛り上げていました。


△ 開店前から大勢のお客様に並んでいただき、整理券を配って対応していました。

 開店前から大勢の皆さんにお越しいただき、順序良くお買い物ができるように、整理券を配るなどしていました。でも直売所の売り場が狭く、人気商品は作っても、すぐ売り切れてしまうなど、お客様に申し訳ないと思いましたが、かあさん家のスタッフは一生懸命に対応されていましたので、お客様も理解されてお買い物をしていました。




△ 今回も店内はお客様で身動きが大変な状況が続きましたが、お目当ての商品を沢山買っていた方が多いように感じました。

 かあさん家は、当村の農業公社が6次産業化を進めながら運営されていて、30代から70代の皆さん20数名が、元気に明るく働いていただき、大事な雇用の場ともなっております。




△ 飾った花もかあさん家の感謝祭の雰囲気を盛り上げていました。

 今回の「花まつり」も多くのお客様にお越しいただき大盛況に開催できましたことに感謝いたしますとともに、これからも「かあさん家」では生坂村産の農産物を使い、心を込めて安心・安全な商品を提供してまいりますので、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

平成27年第1回生坂村議会3月定例会の閉会の挨拶

2015年03月20日 | 議会の挨拶
 

 それでは、平成27年第1回生坂村議会3月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 10日から始まりました3月定例会でしたが、上程しました議案を慎重にご審議を賜り、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて例年、今定例会の閉会時にご報告しています3月分の特別交付税ですが、丁度先ほど金額が発表になりました。金額は、101,801千円で、12月分と合わせますと129,997千円となりました。
 よって、17日に上程させていただきました3月補正予算で、43,000千円程の余剰額がございましたので、年度当初の基金取り崩し分の94,000千円は、今回の特別交付税で全額基金に戻せることができました。
 しかしここ数年は、さらに過疎債ソフト分も全額基金に積み立ててきましたが、今年度は認められましたソフト分54,000千円の内、10,000千円ほどを積み立てられることになりました。また、雪害の被災農業者向け経営体育成支援事業補助金の村負担分は、来年度の特別交付税に算入されることになりました。
 来年度の当初予算も基金からの繰り入れが多い状況ですが、引き続き将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図り、財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと存じます。
 そして、「まち・ひと・しごと創生法」における地方創生の取り組みにつきましては、2060年に日本の人口が1億人を維持することを目標に、一つとして、「人の定住、移住につながる安心・安全な住みよいむらづくり」。二つとして、「その地域で暮らし続けていく事、出産や子育てをしようという事などを人が意思決定できるサービス環境の充実」。三つとして、「その地域で働くことのできる仕事がある事などの雇用の確保」。これら三つの柱で、人口維持・増加につなげていきたいとしております。
 そこで、今定例会に追加上程しました、今年度の国の補正予算「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」によります財政措置につきまして、地域消費喚起・生活支援型は、村内に居住する65歳以上の村民税非課税世帯、15歳以下の子どもがいる世帯、障がい関係世帯等を対象にしまして、「生坂村地域振興券」交付事業に、3,014千円と、毎年度実施しています「生坂マル得商品券」の発行補助に2,000千円をお認めいただきました。
 次に、地方創生先行型は、村外からの就農希望者を受け入れ、農業経営による定住農家を確保するため、受け入れ体制の居住整備と経営のための農業環境整備を実施します「集落及び農地再生事業」に4,000千円、新生児から18歳まで全ての子どもと親、家族を対象に、保健師や保育士による育児相談・支援などの総合的な子育て支援を行うための「いくっこ子育て支援」に7,207千円、国・県・村が協力して、5年間の目標を定め、計画的な取り組みを行っていきます「生坂村総合戦略策定事業」に8,000千円をお認めいただきましたので、来年度早々からそれぞれに取り組んでまいります。
 特に、「生坂村総合戦略」の策定に関しましては、議会全員協議会や先ほどの一般質問でも議員各位から、生坂村の資源・人材等を活かした独自の特色ある総合戦略を策定すべきとご提言をいただいていますので、是非、議員各位からもご提案をいただきながら検討協議をお願いする次第でございます。
 また、「第5次総合計画」にあります、村の目指すべき将来像を実現するために、喫緊に取り組んでいく課題もありますし、中長期的に解決していく課題もございます。
私たち執行側も、生坂村のため、村民のためを常に念頭に置き、村政運営を進めております。どうか村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と各課題の解決・方向付け等について、建設的なご提言を頂戴しながら、引き続き検討協議をお願いする次第でございます。
議員各位には、ご健勝にて、ご指導、ご支援を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。



            平成27年第1回3月定例会の追加議案説明

 3月定例会の会期中に毎年度お願いしています今年度最終の補正予算案を上程し、ご説明をさせていただきご審議をお願いするものでございます。
 それでは、議案説明につきましては、補正予算案8件でございます。
 議案第28号 平成26年度生坂村一般会計補正予算【第5号】
 この議案は、1,705千円を減額し、総額を1,893,593千円とする補正予算であります。
 歳入の主なものは、村税は5,876千円、地方消費税交付金は3,693千円、地方交付税は940千円の増額、分担金及び負担金は事業の確定により2,189千円の減額、国庫支出金は21,853千円を増額、県支出金は9,655千円の減額、財産収入は2,392千円の増額、基金繰入金は42,546千円を減額、諸収入は4,187千円の増額、村債では事業の確定等により8,800千円を増額、寄付金はいくさか応援寄付金4,300千円を増額するものなどであります。
 歳出の主なものは、基金積立金へ6,294千円、企画費の地方総合戦略計画策定に伴い、委託料等に8,209千円、負担金及び交付金に7,780千円を増額、県議会議員一般選挙は4月3日告示のため、今年度分505千円を増額、民生費の繰出金は介護保険と福祉センターに8,131千円を増額、国民健康保険事務費は委託料が実績により418千円と繰出金を1,636千円減額、子育て支援事業費は地方創生先行型の事業により7,207千円を増額、診療所費は修繕料170千円、備品購入費345千円を増額、水道運営費は簡水と農集特別会計への繰出金で5,906千円を減額、農業振興費は工事請負費528千円、備品購入費388千円、負担金補助及び交付金14,686千円が事業確定により減額、商工振興費は地域消費喚起・生活支援型事業のマル得商品券の発行補助金に2,000千円を増額、土木費の道路維持補修及び除雪分として13,000千円を増額、公債費の利子は利率見直し方式の借換えにより6,570千円を減額するものなどであります。
 議案第29号 平成26年度生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、479千円を減額し、総額を33,434千円とする補正予算であります。
 歳入の使用料収入300千円の増、国庫補助金は679千円の減と繰入金は100千円を減額するものであります。
 歳出は一般管理費で47千円と運行管理費432千円を減額するものであります。
 議案第30号 平成26年度生坂村福祉センター特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、4,102千円を減額し、総額を113,718千円とする補正予算であります。
 歳入の使用料を9,902千円減額し、一般会計から5,800千円を繰入れるものであります。
 歳出は一般管理費の不用額1,441千円を減額し、繰入金5,800千円を財源とし、維持管理費を不用額2,660千円減額するものなどであります。
 議案第31号 平成26年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第3号】
 この議案は、2,479千円を減額し、総額を60,800千円とする補正予算であります。
 歳入は使用料1,866千円と雑収入26千円を増額し、一般会計からの繰入を4,371千円減額するものであります。
 歳出は一般管理費で722千円、維持管理費で1,757千円を事業確定により減額するものであります。
 議案第32号 平成26年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、22,500千円を減額し、総額を267,553千円とする補正予算であります。
 歳入の国民健康保険税1,748千円、国庫支出金3,646千円、療養給付費交付金2,865千円、県支出金4,702千円、共同事業交付金11,827千円が減額となり、基金からの繰入金2,224千円を増額するものなどであります。
 歳出では保険給付費を6,209千円、共同事業拠出金は5,122千円、基金積立金は12,535千円を減額して、諸支出金は1,658千円、総務費は454千円を増額するものなどであります。
 議案第33号 平成26年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、800千円を減額し、総額を87,100千円とする補正予算であります。
 歳入は使用料を460千円、繰越金を275千円増額し、一般会計繰入金を1,535千円減額するものであります。
 歳出は農業排水事業費41千円、経営管理費759千円を減額し、公債費は財源更正をするものであります。
 議案第34号 平成26年度生坂村介護保険特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、2,264千円を追加し、総額を256,716千円とする補正予算であります。
 歳入の国庫支出金は4,120千円増額となり、支払基金交付金は5,400千円減額、県支出金は722千円、繰入金は一般会計繰入金2,331千円と基金繰入金90千円を増額するものなどであります。
 歳出では総務費は130千円、保険給付費は2,233千円の増額、地域支援事業は100千円を減額するものなどであります。
 議案第35号 平成26年度生坂村後期高齢者医療特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、2千円を追加し、総額を28,102千円とする補正予算であります。
 歳入は後期高齢者医療保険料を501千円増額し、繰入金を458千円、繰越金を1千円、保険料還付金を40千円減額するものであります。
 歳出では総務費で250千円減額し、後期高齢者医療広域連合納付金は292千円増額と諸支出金の保険料還付金は40千円を減額するものであります。
 以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。

生坂小学校平成26年度卒業証書授与式

2015年03月19日 | 生坂村の行事
 19日(木)午前9時から小学校体育館で平成26年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子6名、女子7名の13名が晴れて卒業されました。


△ 下級生をはじめ多くの皆さんから、温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。

▽ 校長先生が、卒業生の良かった所などの言葉を沿えて、一人ひとりに卒業証書を授与しているところです。








 この一年間皆さんは、「こたろう大学」や「生坂大好きクラブ」の取り組みで、村民の皆さんや松本大学の学生たちと関わりながら、色々な体験を積み、人々との触れ合いや地域との連携に取り組まれました。
 また、赤とんぼフェスティバル、村民運動会などの催しにも、率先して参加してくださり、賑やかに盛り上げていただくなど、最上級生としてそれぞれの活動の中心となり、下級生の良きお手本となるように頑張っていただきました。


△ 4月から中学生としての自覚と責任に於いて行動しなければならなくなりますが、一人ひとりが秘めた大きな可能性が花開くことを願うなど、お祝いの言葉を申し上げました。


 皆さんは、この六年間に心も体も大きく成長されました。それにはご家族の皆さん、先生方のお力添えがあったことを忘れてはいけません。誰もが周囲の人達に支えられ成長していくのです。そして、その周りの人達にいただいた力を生かすのは自分自身なのです、とお願いしました。




△ 全校児童が、生坂小学校のオリジナル曲「坂道」を上手に合唱してくれました。



△ 卒業生がしっかりとした声で素敵な合唱を披露してくれました。

 4月から皆さんは、生坂小学校で学んだことを基礎にして、中学校で勉学、スポーツ、生徒会活動などに頑張っていかれることでしょう。これからも他人を思いやる優しい心を持ち、同級生同士支え合いながら、中学校生活を有意義なものにして下さい。


△ 下級生から花束をいただいて巣立って行く卒業生です。

 保護者の皆さん、お子さんのご卒業、誠におめでとうございました。これからも成長していくお子さんと親子の絆をしっかりと結んで歩んでいかれることを願う次第です。
 校長先生をはじめ諸先生方には、立派に巣立って行く卒業生を温かく、時には厳しくご指導いただき感謝申し上げます。また連日、早朝より足下の悪い中、多くのご来賓の皆さんにご臨席賜りご光彩を添えていただき、盛大且つ厳粛に挙行できましたことに感謝申し上げます。

生坂中学校平成26年度第68回卒業証書授与式

2015年03月18日 | 生坂村の行事
 18日(水)午前9時から中学校体育館で第68回卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子8名女子10名、の18名が晴れて卒業されました。


△ 昇降口の黒板に、卒業式などの催しの時には素敵な絵が描かれています。


△ 参列された多くの皆さんの温かい拍手で入場している卒業生です。

 総合的な学習では、生坂村の産業・自然・伝統文化を学ぶために、巨峰やしいたけ栽培、高齢者との交流、太鼓、読み聞かせ、写真、歴史の勉強に取り組んでいただきました。

▽ 校長先生が万感の気持ちを込めて、卒業証書を授与されているところです。




 かしわ祭では、高齢者に対する思いやりの気持ちと村に対する思いを届けていただき、高齢者の皆さんとの触れ合いの中から、様々な課題を的確に捉えていて感心いたしました。


△ 私が、将来は皆さんを健やかに育んできた郷土生坂村の担い手になっていただくことをお願いなどして、お祝いの言葉とさせていただきました。

 どうか引き続き高齢者の皆さんを思う気持ちと生坂村に愛着と関心を持ち続けていただき、将来は村に何らかの関わりを持っていただきますようお願いしました。


△ 全校生徒が、「この地球のどこかで」を素晴らしい歌声で合唱してくれました。

 これまでの学校生活で学んで来たことが「知識」だとすると、これから先の人生で得られる「経験」が皆さんを格段に豊かな人間にすることと考えます。どうか一日一日を大切にし、人を思いやる気持ちを持ち、自分の夢に向かって進んで行かれることを祈念いたしました。


△ 卒業生が、涙を堪えながら「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~」をとても上手に歌っていただきました。

 保護者の皆さん、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。本日の子ども達の輝きを胸に刻み、この先も愛情を持って子ども達と接し、親子の絆を大切に話し合い励まし続けていただきたいと思います。


△ 先生、在校生、保護者、来賓の皆さんなど大勢の方々の激励の拍手で巣立っていく卒業生です。

 校長先生をはじめ諸先生方には、三年間にわたり、愛情を持って温かく、時には厳しくご指導をいただき、ここまで立派にお導きいただき感謝申し上げますとともに、早朝よりお忙しい中、多くのご来賓の皆さんにご臨席賜りご光彩を添えていただき、盛大且つ厳粛に挙行できましたことに御礼申し上げます。

平成27年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2015年03月10日 | 議会の挨拶


 皆さんおはようございます。平成27年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 3月に入り二十四節気の啓蟄が過ぎまして、穏やかな日が続き春の訪れを感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、ご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 それでは、3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、私が先月20日から3期目に入りまして初めての定例会ですので、私の公約に沿った来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 さて、来年度の国の予算編成では、まち・ひと・しごと創生法による地方創生への取り組みを強力に推進することとしており、人口減少に歯止めをかける各施策や財政措置等が予定されております。当村においても新たな起点となる27年度は、村の地方創生として、「子育て支援」や「福祉の村づくり」等の社会保障の充実や農業振興事業による産業振興、また定住促進対策や環境対策、防災強化等の地域活性化対策を進め、人口維持・人口減少の抑制につながる各施策を幅広い分野から展開する次第でございます。
 来年度も、4つの重点事業として「子育て支援事業」、「福祉の村づくり事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を柱に、新たな施策や事業拡充を行い、最大限の効果が発揮できますように努めてまいります。
 一般会計の歳入は、地方交付税では「まち・ひと・しごと創生事業費」として、1兆円の財政措置等が見込まれているものの、当村の公債費の大幅な減額要因等から前年度比で3千万円の減収を見込んでおります。また村税は、171万円の減収見込みとなっており、地方税や地方交付税、税交付金による村の一般財源総額も減収見込みとなっております。
 村債は、過疎対策事業債のうちハード分で、村道改良事業や定住促進住宅の整備等3つの継続事業を実施し、新規事業は中山間地域総合整備事業や公民館耐震改修等、4つの新規事業を予定しており、合計7事業で1億3,350万円の発行を予定しております。また、ソフト事業は限度額の3,500万円を計上し、臨時財政対策債を含む、村債の総額は2億1,850万円で、前年度比3.990万円の増額となりました。基金の繰入金は、1億13万円で、前年度より921万円の減となっております。
 
 歳出における新規事業では、福祉関係事業で社会福祉士の配置や安曇総合病院の改築負担金を新たに計上しております。また、子育て支援事業は、保育料の3歳児以上、第3子以降の無料化や子育て支援係の設置等を予定しており、産業関係は、中山間地域総合整備事業の開始に伴う負担金の計上、防災関係では公民館耐震改修事業、環境対策においては、教育施設のLED化対応等、各分野からの幅広い施策展開を計画しております。
 投資的事業は、社会資本整備総合交付金による村道改良事業で実施箇所の増により、1億5,570万円となっているほか、新規事業では公民館の耐震改修2,468万円や継続事業の村単道路工事で1,000万円、定住促進住宅建設で4,393万円などの事業を計画しております。
一般会計の予算総額は、18億1,100万円で、前年度比で5,900万円の増(+3.4%)となりました。また、特別会計は例年通り7つの会計で予算編成を実施いたしました。

 それでは、重点事業の「子育て支援事業」としましては、水道料金の軽減と3歳児以上の保育料の半額を交付いたします「健やかに産み育む子育て支援金」に加え、3歳児以上、第3子以降の保育料を無料にいたします。
 村単福祉医療費の18歳までの無料化、インフルエンザ予防接種など各種ワクチンの接種の全額助成も18歳まで実施してまいります。
 児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、来年度から子ども子育て支援事業「いくっこ 子育て支援」により、子育て支援係を設置し新生児から18歳まで全ての子どもと親や家族を対象に、保健師や保育士による育児相談・支援を主にした総合的な子育て支援を行ってまいります。
 また、司書、学習支援員、指導員、コーディネーターと多くのボランティアの皆さんのご協力をいただき、さらに松本大学との域学連携も進める中で、子ども達が児童館で勉強やスポーツができる環境を充実させ、学力・運動力の向上に努めてまいります。
 それらに加え、出産祝金・入学祝金・奨学金制度、給食費の補助等の子育て支援事業により、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。

 次に「福祉の村づくり事業」では、今年度から健康福祉課に保健師3名体制にして、積極的に保健指導に力を注いでいる効果もあり、当村の医療費の伸びが抑えられ、基金が増えている状況から、国保税の国保の医療費分、後期高齢者医療への支援金、介護保険への納付金の国保税の税率を約12%引き下げる条例改正を上程させていただきました。
 しかし、病気が重篤化した方が増えますと、直ぐに支払額に不足が生じて、基金の取り崩しが想定以上になってしまうと危惧されるところでもございます。
 また、高齢者となっても安心して住み続けられることのできる地域づくりと生活支援サービスを目指して、第6期介護保険事業を来年度から実施してまいります。介護保険料は、全国的な傾向として値上げする保険者が殆どであり、当村も保険料基準額で月4,700円と県下の平均より700円程安い介護保険料を運営協議会で決めていただき、今定例会に議案を上程させていただきました。現状の介護保険制度の状況下では、今後も介護保険料の値上げが心配されるところでございます。
 やはりそれらの対応には、村民の皆さんに健康管理の意識を高めていただき、健康保持や介護予防に努めていただきますとともに、保健師による健康指導や特定健診・特定保健指導の受診をしていただき、健康寿命を伸ばしていただきますようお願いする次第でございます。
 また、社会福祉協議会が介護認定者に合わせた介護サービスを、デイサービスセンター「かしわ荘」と地域密着型デイサービスセンター「はるかぜ」の両施設で、安心して介護が受けられる体制を維持していただきたいと考えております。
 そして、社会福祉法人としてより一層、介護サービス、高齢者生活福祉センターの運営、軽度生活支援、配食サービス、居宅介護支援、福祉有償運送サービス等の充実強化に努めていただきたいと考える次第でございます。
 それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
 
 次に「産業振興事業」としましては、今年度も全10区に出向き、農業懇談会を実施しまして、「地域農業の今後の振興及び農地保全」、「人・農地プラン」「農業・農村政策の4つの改革」を加味した中で「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で検討協議をした内容で、各地区で具体的に取り組んでいただいているところでございます。
 また、村民の皆さんから要望をいただきました、農業用用排水施設整備などの農業基盤整備事業や、農業集落道整備などの農村生活環境整備事業、直売施設及び加工施設の建設によります6次産業化等が総合的に行えます、「県営中山間地域総合整備事業」を来年度から着手できるようになり、事業費60,000千円の負担金を計上させていただきました。
 また、ラフティング・パラグライダーなどのアウトドアツアー、農業体験ツアー、大城・京ヶ倉トレッキングツアーなどの体験型観光を振興し、村の活性化とやまなみ荘の誘客につなげてまいります。
 村内商工業者に対しましては、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助、個人住宅リフォーム補助、薪ステーション運営事業も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
 以上の農業、商工業の振興、6次産業化等による「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。

 次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、来年度も新築2棟の定住促進住宅の建設と、いくさか大好き隊の増員に併せ、引き続き環境保全・農地保全等の作業、地区の行事・伝統文化の継承、村の観光や情報発信、高齢者の見守り、農業支援等を「地区担当職員」と連携をして、地域・村の活性化につなげていくために、引き続き活動してまいります。
 全10区に自主防災組織と自主防災倉庫の整備が完了し、「自主避難ルール」と「緊急避難地図」も作成できましたので、その体制強化のための防災訓練を行い、来年度は小立野区・日岐区の公民館を改修して、耐震性を確保した避難所に整備し、さらに地域防災力の強化と防災・減災対策に取り組み、「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
 また、防犯灯、やまなみ荘等のLED化が済み、来年度はさらに教育施設のLED化を進め、今後も省エネやCO2排出削減と電気料の軽減を図ってまいります。
 社会資本整備総合交付金による村道改良事業では、村道1級1号線等の生活道路の改築工事に併せ、老朽化した橋梁等の道路施設の修繕も実施してまいります。
 これらの事業により人口維持対策及び安全安心な生活の確保と地域・村の活性化に努めてまいります。
以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによる相乗効果を引き出し、第5次総合計画の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
 村営バス「いくりん」につきましては、今年度も「地域公共交通確保維持事業」により、犀川線と周回デマンドバスを「地域内フィーダー系統」として位置付け、永続的に維持していくこととして進めていますが、市町村ごとに算定される国庫補助上限額が決められており、来年度も単価の減額により今年度対比115千円減の4,469千円を見込んでおります。
 また利用者の皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映し、明科駅でのJRとあづみんの接続を考慮して来年度もダイヤ改正をせず、村民の生活の足の確保と利便性の向上、効率的な運行による財政負担の軽減など、持続可能な運行を進めるために、引き続き村民の皆さんのご利用をよろしくお願いいたします。
 やまなみ荘につきましては、残念なことに今年度も赤字を計上してしまいます。これは、地方の景気低迷による利用者の減少、客単価の減額等が要因であります。また、やまなみ荘運営委員会で協議をしていただき、来年度は、年末年始の営業やベリーポイントカードの導入、入浴定期券の発行、アウトドアツアー等による誘客に努めていく所存でございます。
 村民の皆さんが集う憩いの場、観光・交流の中核施設として、また、就労の場として村には必要な施設でありますので、来年度も引き続き地元食材を使ったお料理、各種プランの企画や展示などを提供させていただき、おもてなしの心を大切に頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。




 次ぎに、17日に上程させていただきます3月補正予算につきましては、42,000千円程の留保額がございましたので、年度当初の基金取り崩し分の94,000千円は、今月の特別交付税を見込みますと全額基金に戻せると考えております。しかしここ数年は、さらに過疎債ソフト分も基金に積み立ててきましたが、今年度は事業量の増加により、ソフト分54,000千円の一部しか積み立てられない状況だと考えております。今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
 来年度も「村政懇談会」を5月の連休明けから10区に出向き開催させていただく予定であります。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に本日お渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
 村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんにご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をお聞かせいただきますようお願いいたします。
 今回上程させていただきました平成27年度予算案は、限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を付けさせていただいたものでございます。
 来年度は第5次総合計画の後期に入りますとともに、地方創生として生坂村の人材・文化・資源を活かし創意工夫をして、将来ビジョンの作成と地域全体の維持・活性化を図る総合戦略を策定し、生坂創生のための事業も実施してまいります。
 そして、「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有して、さらなる村民の皆さんとの協働による村づくりによりまして、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨をし、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援を切にお願いする次第でございます。
 それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、事件案3件、条例案16件、予算案8件の計27件であります。
・議案第1号 生坂村若者コミュニティセンター他9施設の指定管理者の指定について
この議案は、指定管理施設の期間満了に伴い、10施設の指定管理者の指定を行う議案であります。

・議案第2号 村道路線の認定及び廃止について
この議案は、道路台帳の精査に伴う村道路線の認定及び廃止を行う議案であります。

・議案第3号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について
この議案は、長野県町村公平委員会に加入する団体の名称変更と、加入団体数を55から56団体に改正するための議案であります。

・議案第4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案
この議案は、教育長は特別職となり一般職から削除し、新教育長の職務専念義務が規定され、首長が議会の同意を得て任命することとする条例案であります。

・議案第5号 生坂村指定介護支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例案
この議案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において、介護保険法の改正がされたため、同基準について条例で定める条例案であります。

議案第6号 生坂村地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例案
この議案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において、介護保険法の改正がされたため、同基準について条例で定める条例案であります。

・議案第7号 生坂村行政手続条例の一部を改正する条例案
この議案は、行政不服審査法の改正に伴い、生坂村行政手続条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第8号 生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、村の非常勤職員の年額で支給する報酬の中の消防団の報酬の改正と、月額で支給する報酬の中の教育委員長を削除する条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第9号 教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の根拠法律が教育公務員特例法では、なくなったことに伴う条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第10号 生坂村保育所条例の一部を改正する条例案
この議案は子ども子育て支援法の施行により、生坂村保育所条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第11号 生坂村保育の実施に関する条例を廃止する条例案
この議案は、児童福祉法の改正により、市町村が条例で定めていた保育の実施基準が子ども子育て支援法施行規則の定める事由により、保育を実施することになったため廃止する条例案であります。

・議案第12号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案
この議案は、国民健康保険運営協議会の委員について、各種団体からの委員の人数を同じにする一部改正であります。

・議案第13号 生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
この議案は、国民健康保険税率の引き下げ及び課税限度額の引き上げをし、低所得者の負担軽減措置の見直しを行うための一部改正であります。

・議案第14号 生坂村介護保険条例の一部を改正する条例案
この議案は、介護保険料の改定を行う一部改正と新たな介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置を追加し、介護保険料の軽減措置の特例に関する一部改正であります。

・議案第15号 生坂村指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準が改正されたための一部改正であります。

・議案第16号 生坂村指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準が改正されたための一部改正であります。

・議案第17号 生坂村火入れに関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、を常会に改正したことに伴う関係条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第18号 生坂村消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、消防団の定数を155人から120人に減員し、団員の資格に区域内に勤務する者を追加する一部改正であります。

・議案第19号 生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案
この議案は、非常勤消防団員の公務災害補償条例の附則の一部を改正する条例案であります。

・議案第20号 平成27年度生坂村一般会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を1,811,000千円とする予算であります。
 主な事業は今まで申し上げた内容でございますが、「いくっこ 子育て支援」、村単福祉医療費等の「子育て支援事業」に36,197千円。社会福祉事業、高齢者医療環境対策等の「福祉の村づくり事業」に41,650千円。農業振興事業、農業公社運営等の「産業振興事業」に97,220千円。定住促進対策、防災・減災事業、いくさか大好き隊・集落支援員による地域支援等の「地域活性化対策等事業」に312,719千円などの予算案であります。

・議案第21号 平成27年度生坂村営バス特別会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を33,400千円とする予算であります。
 歳入では、路線バス料金収入を微増の4,400千円と運行費国庫補助金4,469千円を見込み、一般会計から24,381千円の繰り入れなどで運行を維持します予算案であります。

・議案第22号 平成27年度生坂村福祉センター特別会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を118,600千円とする予算であります。
歳入の使用料収入は、前年度とほぼ同額の117,365千円を見込み、一般会計からの繰り入れに頼らない経営を目指します予算案であります。

・議案第23号 平成27年度生坂村簡易水道特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を60,900千円とする予算であります。
歳入では、使用料収入を前年度とほぼ同額の38,401千円を見込み、一般会計からの繰入金は22,398千円を見込みました。
歳出では、受水料金を前年度とほぼ同額の20,009千円を見込むなどの予算案であります。

・議案第24号 平成27年度生坂村国民健康保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を292,000千円とする予算であります。
歳入では、税収入は税率の改正により前年度より7,565千円減額し45,662千円を見込み、基金からの繰入金を5,977千円増額し、12,313千円などとしました。
歳出では、保険給付費は3,197千円を減額し184,014千円に、後期高齢者支援金等は1,120千円増額し31,295千円に、共同事業拠出金は19,565千円を増額し53,957千円などの予算案であります。

・議案第25号 平成27年度生坂村農業集落排水特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を87,500千円とする予算であります。
歳入の使用料収入は、前年度とほぼ同額の23,390千円を見込み、一般会計からの繰入金も前年度とほぼ同額の63,610千円などの予算案であります。

・議案第26号 平成27年度生坂村介護保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を248,500千円とする予算であります。
歳入では、介護保険料を8,561千円増額し40,776千円を見込み、国庫支出金は6,966千円増額し66,974千円を見込み、県支出金は2,059千円増額し34,558千円を見込みました。
歳出では、保険給付費が15,635千円増額し235,730千円とするなどの予算案であります。

・議案第27号 平成27年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を28,000千円とする予算であります。
歳入では、後期高齢者医療保険料を、前年とほぼ同じ16,613千円を見込み、一般会計繰入金は前年とほぼ同額の11,269千円を見込みました。
歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金を前年とほぼ同額の26,891千円とするなどの予算案であります。
 
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶並びに議案の説明といたします。よろしくお願いいたします。

シニア野菜ソムリエNAHOさん講演会

2015年03月08日 | 生坂村の催し
 8日(日)午後1時30分から、生坂村食生活改善推進協議会主催により、「見直そう!野菜のチカラ 再発見!野菜のミリョク」と題して、村民会館で開催していただきました。
 野菜ソムリエとは、野菜・果物の魅力を伝えるスペシャリストでして、NAHOさんは、フリーアナウンサーを経て、同級生のフルーツ農家に嫁いだのを機にシニア野菜ソムリエを長野県で初めて取得されました。
 野菜・果物講座、イベント、講演会、レシピ開発、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌、販促アドバイザーなど、食、農に関する幅広い分野で「野菜・果物の何でも屋」としてマルチに活躍中です。


△ 食改の太田会長さんが、講演会の挨拶とNAHOさんの紹介をされました。

 成人の1日当たりの野菜の摂取量は350g、果物は200gが目標でして、長野県の野菜の摂取量は370gという点からも長寿日本一の要因とのことでした。また、野菜の旬を上手に取り入れて、生命力を高めていただくことや、アンチエイジング(老化防止)には、抗酸化作用のある栄養素のビタミンACE(エース)とフィトケミカルを摂ることが大切であり、その栄養素が含まれている野菜・果物なども教えていただきました。


△ シニア野菜ソムリエNAHOさんが、初めて生坂村に来られた話や自己紹介から講演が始まりました。

 また、果物には、体調を整えるビタミンやエネルギー源となる果糖・ブドウ糖が多く含まれていて、朝の果物は脳を活性化させるなど体が求める栄養がたっぷり含まれていて1日を元気に過ごせるということで理想的であるとのことでした。


△ 大勢の村民の皆さんが、NAHOさんのご講演をしっかりと聞いているところです。

 最後は時間が少なくなり詳しく聞けませんでしたが、「野菜たっぷり具だくさんの味噌汁」によって、記憶力の向上に役立つレシチンやイライラを防ぐカルシウム・ビタミンB群が多く含まれているお味噌についても勧めており、「医者に金を払うよりも味噌屋に払え」というコメントには嬉しくなりました。


△ NAHOさんのお話は、私には身につまされる内容でありましたので、今後の食生活の参考にしたいと思いました。

 これからは今回の講演の内容をなるべく実践するように心掛けて健康管理をしていこうと思いました。NAHOさんにはお忙しい中遠路お越しいただき、とても勉強になるご講演をいただきありがとうございました。また、食改の皆さんをはじめ聴講された皆さんも健康管理をして健康寿命を伸ばしていただきます様お願いしますとともにご参加いただき感謝を申し上げます。

「女・人輝きくらぶ」の「一日だけの生坂食堂」

2015年03月07日 | 生坂村の催し
 7日(土)午前11時30分から、健康管理センターで「女・人輝きくらぶ」の皆さんの主催によります2回目の「一日だけの生坂食堂」を開催していただきました。


△ 食堂開店前に「女・人輝きくらぶ」の竹内会長さんが、今回のお料理のことなどについて挨拶をされました。

 昨年度長野県の味のコンクールで知事賞を受賞した筍寿司の素で作ったお寿司、生坂村の野菜や茸や加工品などの食材を多く使ったスティック灰焼きおやき、とうじうどん、五平餅、こんにゃくの各種料理、長芋餃子など20数種類もの手作りお料理が、中学生以上1人800円、小学生400円という格安のバイキング形式のランチでした。


△ 食堂に「女・人輝きくらぶ」の皆さんが調理されたお料理が整然と並んでいるところです。


△ 開店と同時に早い番号札の方から、手作りのお料理を楽しみながらトレイに盛り、美味しそうに召し上がっていました。

 私が15分前に行きましたら、健康管理センターのホールに大勢のお客さんが待っていて、今回も盛況だと感じました。新聞に掲載していただいたら、3日間で定員の100名になってしまったとのことで、今回も地元産の食材を使った安全安心な手づくりのお料理は、人を引き付けるのだと感じました。


△ 「女・人輝きくらぶ」の皆さんが、調理場でもお料理をお出しするために手際よく動いていました。

 最終的には120名ほどを受け入れ、約9割が村外者であったとのことであり、生坂村のPRと「女・人輝きくらぶ」の皆さんの活動が発信できたと思いました。また、「こなもん工房」の灰焼きおやきや農業公社の商品を販売し、パンフレットも配布して良い宣伝ができました。


△ 2回目ですのでお客さんの流れや食事をされる場所など、会場のレイアウトが良く、余り待つことがなく食事ができました。

 アンケートの結果では、殆どのお料理について美味しかったと答えてありましたし、運営や活動等についても好評でして、来年も開催して欲しいなど、この食堂に大変良い評価のご意見を頂戴して嬉しく感じました。


△ 私が選んで食べた料理でして、とても美味しくおなかが一杯になりました。

 お越しいただいた多くのお客さんに感謝を申し上げますとともに、何日も掛けて準備・運営、お料理をしていただいた「女・人輝きくらぶ」の皆さんのご活動が、また生坂村の元気と素晴らしさを発信でき、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

やまなみ荘「お楽しみ会」

2015年03月05日 | 生坂村の催し
 5日(木)午前11時30分より、やまなみ荘がリニューアルオープン後、6回目になります「お楽しみ会」が開催されました。
 日頃ご愛顧いただいています65歳以上の村民の皆さんを対象に、今回も民生委員さんをお願いし申し込んでいただき、90名近い方にご参加くださり盛大に開催されました。
 美味しいお弁当、お酒・ビール・お茶などの飲み物と入浴もできて、1,500円の感謝価格で開催させていただきました。
私からは、ご参加された皆さんと参加者を募っていただきました民生委員さんに御礼を申し上げました。また、やまなみ荘は村民の皆さんの憩いの場であり、観光と交流の中核施設として村には必要でして、相変わらず経営は厳しい状況ですが、これからも職員一同頑張ってまいりますので、やまなみ荘をご利用いただきますようお願いいたしました。


△ 小学校1年生のけん玉は、なかなか上手でした。


△ 歌も楽しそうにしっかり歌っていました。


△ 先生の伴奏に合わせて、ピアニカもしっかりと吹けました。

 アトラクションの最初は、生坂小学校1年生のけん玉や歌の発表に続き、2年生の大豆作りへの取り組みの劇を発表していただきました。会場は児童達が一生懸命に歌い、演技をする姿に大きな拍手や温かな声援があり、可愛らしい仕草などで和やかな発表会になりました。


△ 小学校2年生の劇で、耕運機で畑を起こしているところです。


△ カメムシを先生たちに手伝っていただき退治しました。


△ 収穫間近に鹿に食べられて残念がっているところですが、村の方から大豆をいただきお味噌を仕込めました。


△ 小学生の発表を楽しいそうに見ている皆さんです。


 次は、厚生労働大臣賞や県知事賞を受賞された大町市で活躍されています「養老劇団」によります、「舞踊」と「義経と静御前の桜ショー」と「歌」などの素敵なステージで盛り上げていただきました。


△ 養老劇団のステージは、皆さんの舞踊から始まりました。


△ お二人の息の合った舞踊も素晴らしかったです。


▽ 座長 斎藤忠雄さんのおはこの「またたび」など、この道30数年、流石でした。




 その後は、参加された皆さんにカラオケを歌っていただき、午後2時頃までゆっくりと楽しいひと時を過ごしていただきました。
 ご参加の皆さんには、ステージを鑑賞し、美味しい昼食を召し上がって、歓談もしながら楽しんでいただけたかなと思いました。出演していただいた皆さんや申し込みを取りまとめていただいた民生委員さんなど関係者に感謝を申し上げます。