信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村総合戦略策定審議会と上生坂の水田風景

2018年05月31日 | 生坂村の会議
 31日(木)午前11時からは、(公財)長野県建設技術センター第49回評議員会が長野市で開催され、私は評議員として出席させていただきました。当村も道路工事積算・施工監理、橋梁点検、災害時の対応等をお願いしているところです。
 今日の議事は、第46期(平成29年度)事業報告について、第46期(平成29年度)決算の承認について協議をし、原案通り承認されました。

 午後3時からは村民会館講堂に於いて、今年度の生坂村総合戦略策定審議会を開催させていただきました。
▽ 最初に高野会長さんから、平成27年度に「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、その各事業について平成29年度の目標数値の達成状況により各部署で評価した内容を説明し、当戦略の目標年次31年度に向け、各施策が達成でき、住み良い、元気な生坂村になりますようご協力をお願いするなどの挨拶をされました。


▽ 私から「生坂村まち・ひと・しごと総合戦略」を昨年9月の審議会で見直しさせていただき、その内容に沿って昨年度の各事業を遂行してきておりますが、人口減少・少子高齢化に歯止めがかからず、人口ビジョンの目標達成は大変厳しい状況であり、総合戦略に沿っての事業実施と今年度の新施策で少しでも人口減少の抑制になればと考えますが、行政だけでは難しく、オール生坂で生坂創生に取り組んでまいりたいなどと挨拶を申し上げました。


 そして、高野会長さんが協議事項を進めていただき、各部署の課長たちから、事業項目、事業概要、目標事項・進捗状況、評価内容、改善内容等を説明させていただき、その検証内容について協議をしていただきました。

 特産品の内容はかあさん家の売上であるが、活性化施設ができるから目標値の見直し、平成31年度に向けて、基本目標の検証と施策の評価の必要性、やまなみ荘の設立経過や運営状況の整理、婚活支援では、新しい目標や情報サイトの活用、KPIの見直しをして、今年度への反映など、ご意見、ご提言をいただきました。


 地方創生交付金関係事業の検証として、「葡萄の村いくさか就農定着化事業」「生涯活躍の場社会就労センター施設統合改築事業」「ぶどう農家育成お試し移住体験ハウス整備事業」「道の駅を拠点とした地域活性化事業」の検証内容も説明させていただきました。

 新規就農者の後継者の育成、新規就農者の繁忙期の仕事体制、離農者の分析検証、特産品の統一ブランド化、生坂ぶどうの販売会社・人材確保、生坂村を掘り起こしての情報発信の重要性、魅力発信の核になる人材育成などのご意見、ご提言をいただきました。


 今審議会の協議内容を反映させて、「生坂村まち・ひと・しごと総合戦略」の基本目標の検証、施策の評価及び新しい目標、KPIの見直しなどをして、今年度から実施していくことでご理解をいただきました。委員の皆さんには、お忙しい中長時間にわたりご審議をいただきありがとうございました。

▽ 朝の写真は上生坂の水田の風景です。







 その他生坂村では、なのはなで親子で初めてABC、公民館で陶芸教室・バドミントン教室、農業公社理事会、大町麻績インター千曲線整備促進期成同盟会幹事会などが行われました。

平成30年皐月の生坂村の朝風景

2018年05月31日 | 生坂村の風景
 私がほぼ毎朝、撮影しました5月の生坂村の風景をブログにアップしました。今月は、全国の治水砂防、河川、ダム・発電関係の総会等により、東京に日帰り、一泊二日、二泊三日と4回出張があり、前日に撮影した写真も含まれます。
 今月のブログは、ドローンで撮影した生坂村の風景、平成30年度村政懇談会、春の農業体験ツアー、村民総合スポーツ祭、各協会の全国総会、生坂小学校運動会、村内一斉ごみゼロ運動等をアップしました。


△ 5月5日(土) 生坂村の景勝の地「山清路」が新緑で鮮やかな風景です。


△ 5月10日(木) 田植え時にしか見られない照明寺の映り込みの風景です。


△ 5月15日(火) 下生坂の田んぼから北アルプスなどの映り込みの風景です。


△ 5月25日(金) 天気が良かったので北アルプスが綺麗に見えた生坂ダム湖の風景です。


△ 5月29日(火) 一羽になってしまった白鳥と鴨達が一緒の生坂ダム湖の水鳥達です。

▽ 5月1日(火)から5月31日(木)までの写真を、デジブックにまとめました。
http://www.digibook.net/d/159585ff914a1e6c6673e335e2c9fbbb/?viewerMode=fullWindow

平成30年度(第73回)日本河川協会定時社員総会

2018年05月30日 | 私の活動報告
 30日(水)午後2時30分からシェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。


▽ 虫明功臣会長より、今年に入り3月、5月と災害が発生し、今年も予想外の自然災害が心配され、今後も間違いのない備えをしなければならないし、昨年は九州北部豪雨で杉の大木などの流木により甚大な被害を被ったので、針葉樹から広葉樹に変えていかなければならないのか考えさせられ、台風18号などにより全国各地でも記録破りの豪雨によって、浸水被害などが発生したが、一方渇水により取水制限があったことを考えると、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、水の不安なく開催される備えをしていかなければならない。また、水防災意識社会の再構築のあり方を踏まえた緊急対策や、水防法の一部改正、「ダム再生ビジョン」よるダム再生の取組を一層推進するなど、ハード・ソフト両面から予防的な施設整備を計画的に進める必要があり、災害から国民の生命と財産を守るために、治水・利水事業を強力に推進していかなければならないなどと挨拶されました。


 平成29年度の事業報告・事業報告の付属明細書の報告の件、平成29年度貸借対照表・正味財産増減計算書等の承認を求める件、平成30年度の事業計画書・収支予算書、資金調達及び設備投資の見込みの報告の件、会員の会費に関する規則の変更の同意を求める件、理事及び監事の選任について決議を求める件が原案通り承認されました。





△ 第73回定時社員総会の議案説明をしているところです。

▽ 特別講演として中北 英一 氏より「国土交通省最新型レーダ雨量計による豪雨の観測と早期探知・予測」の演題で講演されました。




▽ 豪雨とレーダ雨量計(気象レーダー)として、ゲリラ豪雨の発生、積乱雲の寿命、典型的な梅雨集中豪雨などを説明され、ゲリラ豪雨災害とゲリラ豪雨のタマゴの早期探知として、災害の共通点、早期探知の重要性などを説明され、XRAINの導入として、従来レーダとの比較、各豪雨時の観測状況などを説明され、ゲリラ豪雨の早期探知・危険性予測と現業化として、XRAINの立体観測、ゲリラ豪雨の予報システムなどを説明され、その他のレーダー情報利用として、XRAINを用いた出水予測、MPレーダ群XRAINによる雨雪判別などを説明され、今後に向けた基礎観測として、豪雨の気象観測実験、これから挑戦する夢に近づく観測など多岐にわたってご講演をしていただきました。






▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 山田邦博局長より、現在は雨の降り方が変わっていて、 我が局には豪雨対策と渇水対策の両方を対応しているところであり、昨年の九州北部豪雨では、ダムが雨水を溜め流木を捕捉して、ダムの下流域には被害が無かったこと、全国の中小河川を対策に3年間で調査を実施して、九州北部豪雨などの再度災害を防止するために、河川事業、砂防事業を推進していくこと、緊急的に国が代行して復旧していること、中小河川の水防災意識社会の再構築プロジェクトとして、流木を捕捉するスリット堰堤などの対策をすること、気候変動に対処するための気候変動適応法案が今国会で審議中であること、治水利水の生産性革命プロジェクトやダム再生ビジョンにより、既存の123のダムを早期に活用するために調査し、水害のリスクを軽減すること、河川空間でカフェやレストランが何処で出来るのか、30軒の企業誘致に結び付いたなどのストック効果等々、河川行政の発展のためにハード・ソフト両面からの対策を推進しますなどと挨拶をされました。


▽ 平成30年 河川功労者表彰として、長野県では、河川の自然保護・環境学習・河川愛護等の活動に功績があった場合として、「別所温泉河川愛護会」「上紺屋町自治会」「仁礼町河川愛護会」は、代理の方が受けられ、5団体は代表の方々が受賞されました。


▽ 「上島小黒川河川愛護会」は、「平成元年に設立以来、地域住民が積極的に河川美化活動を行い、小黒川の右岸(南岸)の下流域、天竜川との合流点近くの約1kmで草刈りや清掃、アレチウリ駆除など、河川愛護活動に貢献された」功績により表彰されました。


▽ 「堂沢川河川愛護会」は、「昭和63年に設立以来、地元有志を中心に積極的に河川美化活動を行い、地区内を流れる堂沢川の中流域、約1.5kmで草刈りや清掃作業を毎年行うなど、河川愛護活動に貢献された」功績により表彰されました。


▽ 安曇野市「荻原区」は、「平成13年に設立以来、蜂ケ沢川の河川敷内外において、清掃、草刈り、ゴミ拾い等を実施するなど、河川愛護活動に貢献された」功績により表彰されました。


▽ 「南相木村第八区」は、「昭和45年から南相木川の美化のため、土手の草刈り、ゴミや空き缶回収を定期的に実施し、河川沿いに花のプランターの設置やコスモス等の種を蒔くなど、河川愛護活動に貢献された」功績により表彰されました。


▽ 「朝日鎖川河川愛護会」は、「平成21年に設立以来、鎖川において、ゴミ拾い、河川敷の支障木、雑草の除去を行い、行政・PTAと連携した釣り・つかみ取り大会などを実施し、子供たちが河川に親しむ機会をつくるなど河川愛護活動に貢献された」功績により表彰されました。


▽ 堤 久 様は、元天竜川総合学習館教育担当でして『植物学の専門家として、貴重種保全や防災環境学習に関して顕著な功績をあげられるとともに、「天竜川水系河川整備基本方針検討小委員会」の委員や「天竜川水系の流域委員会」の委員を務めるなど、河川環境の保全、河川等の整備の推進に貢献された』功績により表彰されました。


▽ 朝の写真は昭津橋からの風景です。



 その他生坂村では、保育園で歯科検診、小中学校で検尿2次などが行われました。

県と市町村との協議の場と生坂ダム湖の水鳥達

2018年05月29日 | 生坂村の風景
 29日(火)午後3時15分から、第15回の県と市町村との協議の場は、「消費生活センターの共同設置」と「道路、橋梁の維持管理、法定点検」についての「県・市町村事務連携作業チーム」における検討状況について報告を受け、阿部知事さんが意見を述べられた後、「ごみ排出量の更なる削減に向けた取組について」意見交換を行いました。


 長野県は3年連続、1人1日当たりのごみ排出量が全国で一番少ない状況ですが、更に市町村などと連携し、しあわせ信州創造プラン2.0に掲げる「県民1人1日当たりの一般廃棄物排出量795g以下」の達成を目指し、チャレンジ800ごみ減量推進事業に取り組んでいます。

 今回の協議の場では、それぞれの市町村が、生ごみ処理機の購入補助などの当村と同様の取組の他に、様々な排出ゴミ削減の取組をされていました。
 松本市が発祥の地であります「残さず食べよう30・10運動」は、市町村によって「20・10運動」などがあり、事業系ごみを減らす取組、宴席料理の郷土料理を増やして量を減らして質を上げる取組、自己責任においてお持ち帰りをする啓発、生ごみの堆肥化、雑紙を古紙としてリサイクルする取組、不法投棄の啓発強化、広域連携の必要性などのご意見、ご提案がありました。
 特に、生ごみを回収しない川上村は、ごみ排出量の少なさが県下で1番、全国で2番とのことであり、生ごみ排出量を如何に減らしていくべきかと思いました。また、当村としてはまだ取り組める内容が多く、今後のごみ排出量削減の対策を検討するに当たりとても勉強になりました。
 その他、今後の松くい虫対策の基本的な考え方について、自治体戦略2040構想研究会 第1次報告(概要)についても報告を受け、次回の開催日時を決めて終了しました。


 阿部知事さん、担当部長さんなど県幹部の皆さん、各市町村長さんと意見交換ができ、有意義な協議の場になりましたことに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は久しぶりに撮影しました犀川ダム湖の水鳥達です。












 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT、中学校で写生会、なのはなでママタイム ベビーサイン、児童館でみはるさんとつくろう、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾、おじ様倶楽部そば打ち講習会、例月出納検査、食生活改善推進協議会視察研修などが行われました。

高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事竣工検査

2018年05月29日 | 生坂村の報告
 29日(火)午前10時から、設計監理者と施工業者に説明をお願いし、高齢者生活福祉センターの竣工検査を山本健康福祉課長と一緒に実施しました。
▽ 6室が増築された当施設の外観です。前の施設とマッチして、せせらぎ公園を眺められる良い施設となりました。








 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事に当たりましては、平成14年に開設された、本施設は、高齢者向けの宿泊施設であり、村民の皆さんに利用されてきました。
 本事業では、高齢化や独居高齢者世帯の増加などから、現在、施設が殆ど全室利用されている状況であることから、現状の入居希望者や今後の利用ニーズを踏まえ「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策として、「高齢者が住み慣れた地域で生活していけるよう、高齢者生活支援ハウス等の検討、整備を進める」ということでお認めをいただき、既存施設の10室に加えまして、同敷地内に6室の増設をする事業が実施できました。

▽ 6室の内、4室が洋室、2室が和室になっていて、車椅子などで動きやすいように広めのキッチン、トイレ、廊下になっていました。













 また、この事業は「長野県地域医療介護総合確保基金事業補助金」34,000千円を交付していただき、その補助裏を過疎対策事業債76,600千円、一般財源856千円で実施しました。
 これからも当村の高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して生活ができます様に居住環境を整備し、地域包括ケアシステムによります、住み慣れた地域で必要な医療や介護サービスを受けることができます体制整備を進めたいと考えております。
 当増築工事に当たりまして、村議会、村社会福祉協議会、健康福祉課など多くの皆さんには慎重にご協議いただき、設計監理の県設計さんと施工業者の平林建設さんには、工期までに綺麗に完成していただき、それぞれの関係各位の多大なご尽力、ご支援を賜りましたことに感謝申し上げます。

草尾区村政懇談会

2018年05月28日 | 生坂村の懇談会
 28日(月)午後7時からの村政懇談会を草尾区で開催させていただきました。
▽ 竹内区長さんの開会の挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。


 また、出席された議会議員さんから自己紹介をしていただき、草尾区の地区担当職員、中部地区支援及び新たに情報発信、結婚支援のいくさか大好き隊員からも自己紹介をしていただきました。

▽ 私が、当日お配りしたご報告要旨に沿って、今年度の予算、重点事業の概要を主に挨拶をさせていただきました。




 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、
 上野の屋外防災放送が全然聞こえない点については、総務省から防災無線のデジタル化の指針があり、その事業時に対応をしたい。
 池坂線の支障木の伐採要請については、民有林か調べて松本建設事務所に支障木の伐採を強く要望します。 
 上野地区の県営中山間総合整備事業の進捗状況については、現在設計中であり、今年度潅水管路の更新、農道の舗装などの工事に着手します。
 村道の通行止めの周知徹底については、各箇所の状況をお答えし、周知徹底するように努めます。 
 ぶどうの散水時の湧水については、管路の更新時に調査して対応します。

 
 信州パーキング・パーミットの申請・活用については、健康福祉課が窓口ですので、いつでもお問い合わせください。
 「道の駅」の特色とコンビニ感覚で買物ができることについては、かあさん家の「おやき」や「おにかけ」と当村の新鮮で品質の良い農産物の販売などで特色を出し、要望の多いコンビニ感覚は、生鮮三品など村民のニーズに合った品揃えを検討しているところです。

▽ 草尾区の皆さんがご意見・ご要望を出されて、我々がお答えしている様子です。




 その他、上野の工事は収穫後の実施、バイキング形式の食事、村道1級1号線の水溜り対策、赤とんぼフェスティバルの開催時期、小中学校のいじめの状況、むらじゅう花ざかり事業の審査方法、不法投棄の啓発看板・防犯カメラの設置、野良猫が多い現状、防災関係の感震ブレーカー・耐震化の補助の啓発など多くのご質問、ご要望をいただき、それぞれに対応できる要望、現地調査をして検討をさせていただく事案などのお答えをしてご理解とご協力をお願いしました。

▽ 草尾区の皆さんには、忌憚のないご意見・ご要望をいただきありがとうございました。人口減少・少子高齢化が顕著な当村を、村民の皆さんで力を合わせて守り育ててまいりましょうなどと御礼の挨拶をさせていただきました。


▽ 朝の写真は日岐の水田の風景です。



 その他生坂村では、小学校で振替休日、公民館で歴史探訪教室・バドミントン教室、地域支え合い推進会議、予算査定などが行われました。

第1回『地域支え合い推進会議』

2018年05月28日 | 生坂村の会議
 28日(月)午後1時30分から、地域の支え合いについてそれぞれの立場の皆さんで協議を進めてまいりまして、今回初めての「地域支え合い推進会議」を開催させていただきました。

▽ 最初に、私から今回の会議を開催するに当たり、何回も打ち合わせをされたことに対しての謝辞などの挨拶を申し上げ、それぞれの委員さんに委嘱書を渡し、委員長に大澤彰治さん、副会長に竹内清枝さんを互選していただき会議に入りました。






▽ 協議事項は、他村の支え合いサービスの取り組みを、社協地域福祉協働係長の丸山英基さんに紹介していただきました。


 住民参加型有償サービス、条例などでの有償サービス、シルバー人材委託型、シルバー人材委託型、事業者による生活サービス、安否確認、外出支援などを説明していただきました。
 住民参加型生活支援サービスの考え方として、日常生活に於いて「その人ができないことを代行する」という視点を持つこと、既存の制度などによる支援サービスより外れた対象への日常生活援助、30分ほどの危険の伴わない作業(例:灯油の補充、ゴミ出し、電球の交換、重い物の移動、玄関周辺の除草や雪かき)とのことでした。

 次に、グループワークとして、4班に分かれていただき行いまして、班ごとに多くの住民参加型生活支援サービス等について発表をしていただきました。


▽ 1班は、買物の送迎、畑仕事、村内の限定免許の要望、電化製品の取扱説明、ポイント制度の活用、マイナンバーカードの作成推進、活性化施設に集えるスペース、いくりんの停車などでした。


▽ 2班は、バス停までの援助、買物支援、宅配と地区ごとの買物支援送迎、珍しいところへの外出支援、掃除、ゴミ出し、雪かき、気軽に相談できる場所の設置などでした。


▽ 3班は、ゴミ出しステーションの増設、紙類のごみ出し支援、ゴミの分別、リサイクルゴミの村の収入啓発、移動販売車の運行、カフェや活性化施設での健康相談・コミュニケーションの醸成、地域でのお茶飲み会、高齢者と子供の触れ合いの場、難しい書類の代読などでした。


▽ 4班は、買物のバックアップ、道の駅では生活に密着したコンビニ並みの品揃え要望、拠点としてのバス運行、家事援助、昔の近所付き合い・互助・共助の必要性、ポイントの付与、高齢者が集えるサロン・場所、緊急時の連絡方法などでした。





 当会議の今後の進め方としては、事務局会議を毎月行って検討内容等の確認をし、全体会議で2ヶ月に1回程度検討協議と、講演会などの開催をし、今年度中に「有償生活支援サービス」の立ち上げ、移送サービスの新たな利用の仕方、地域内に見守り活動、地域主体の集まりなどの現状把握を進めることになりました。



 委員の皆さんには多くの住民参加型生活支援サービス、各種援助など多くの建設的なご提案、ご意見を頂戴し感謝申し上げます。引き続き高齢者の皆さんが、当村で安全・安心に住み続けられるための検討協議と、支え合いの援助が進むようにお願いいたします。

村内一斉ごみゼロ運動・小舟農地を守る会の花の苗植え・草刈り等作業

2018年05月27日 | 生坂村の報告
 27日(日)朝7時より村内各地区でゴミ拾いや地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の花の苗植えなどの作業を行いました。
 我が集落は、女性陣が最初に集落の入口の国道19号を南北に2Kmほどの範囲でゴミ拾いを行いました。例年国道沿いは、ペットボトル、空き缶、たばこの吸い殻が多く、時には古い自転車や古タイヤなど大きなゴミも捨ててあり、駐車帯には食べ終えたゴミをレジ袋に入れて捨ててありました。でも、今年はお陰様でゴミは少なかったとのことですが、しかしモラルのない人がゴミを捨てることを残念に思いました。


▽ 女性陣が2班に分かれて、国道19号の道路沿いや駐車帯のごみを拾ってきたゴミです。今年は写真の様な不法投棄のゴミもあり残念でした。


 生坂ダムに流れ込む沢口には、相変わらず犀川上流から流れてきたペットボトル、空き缶、スチロールなど大量のゴミが溜まっていますが、拾うことは危険ですし、拾っても切りがない状況です。

▽ 生坂ダムには大雨の後に大量のゴミが流れ着きます。今朝上空から撮影しましたが、一週間ほど前の大雨の後に、川幅いっぱいに流れ着いたゴミが5分の1ほどになった写真です。


 上流部から流れ着くゴミは、当村の山紫水明の景観を大変損ねていて、不法投棄が絶えないモラルの低さに憤りを感じている村民の皆さんは多いです。

▽ 小舟集落内の急斜面や停留所、村道沿い等の草刈りをしているところです。




▽ 男性陣は最初に、集落内や停留所、村道沿い等の草刈り、電気柵の除草を主に行いました。集落の道路脇は距離があり、集落入口周辺の草刈りは法面がきつく、足を踏ん張りみんなで力を合わせて行いました。






 その他にも「小舟農地を守る会」として、伐墾して再生した畑にも多くの花の定植をしました。また、集落入口の花壇や公民館の周辺にも花の苗を植え、草取りなどの手入れもして、とても綺麗になりました。

▽ 今年度も「小舟農地を守る会」として、伐墾して再生した畑に多くの花の苗を定植して景観美化に努めています。




▽ 集落入口の花壇や公民館の周辺も草取りをし、花の苗を植えてとても綺麗になりました。








 我が小舟常会は17軒の集落で、本日は1軒ほぼ2名参加の30名ほどの作業でしたが、皆さん頑張っていただき10時前には予定の作業が終わりました。
 地区の皆さんが力を合わせての協働作業は、環境美化、景観保全、農地保全等につながる大切な取組だと考えます。皆さん大変お疲れ様でした。

▽ 写真は作業前に撮影した小舟上空からの風景です。



第40回 生坂小学校運動会 

2018年05月26日 | 生坂村の催し
 26日(土)午前8時30分に、児童達の元気な入場行進で始まり、開会式では、校長先生のお話、私の祝辞、選手宣誓、運動会の歌を元気に歌っていただくなどの開会式の後、準備体操をして、今回の運動会も全部で14の競技などが行われました。

▽ 開会式と元気にラジオ体操をしている模様です。







 3,4年生の「とびっくら」1,2年生の「かけっこ」5,6年生の「短距離走」と一生懸命に走る児童達に、「がんばれ!がんばれ~!」などと大きな声援と拍手が送られ、早くも運動会が賑やかに盛り上がってきました。

▽ 3,4年生の「とびっくら」で必死に頑張っているところです。














▽ 1,2年生の「かけっこ」でみんなが頑張っているところです。










▽ 5,6年生の「短距離走」で一生懸命に頑張っているところです。














 1,2,3年生の「やってみようHANAGASA」という可愛らしい踊りと、全校児童の「台風70号」は、2~4人一組で早く回転しようと必死に走っている感じと、ジャンプのタイミングが合わない時もあり、声援が一段と大きくなり更に盛り上がってきました。
 次に、来入児の可愛げな走りとメダルを掛けてもらった「みんななかよし」、全校の児童が力一杯の力を出して迫力のあった綱引きの「やれ引け!それ引け!」と前半から練習の成果を精一杯出して頑張っていました。

▽ 1,2,3年生のチャーミングな「やってみようHANAGASA」の様子です。






▽ 外側の児童がグルグル回りが大変で、タイミングを計ってジャンプし、声援が更に大きくなった「台風70号」です。












▽ 可愛らしくてちょっとお茶目な来入児の仕草が微笑ましかった「みんななかよし」です。










▽ 全校児童が力を合わせて思い切って引っ張り合い、2回目は高学年が一斉に走ってから引っ張った「それ引け!やれ引け!」でしたが、実力の差を感じました。











 休憩後は、赤組・白組に分かれて大きく輪になって、元気な声と大太鼓の「応援合戦」、全校児童と保護者の皆さんで力を合わせ白熱した「はこべ!ころがせ!大玉」と、生坂小学校開校40周年に因んだ組体操の「プレイバック冬季五輪~40年の歩み~」をしっかり行っていただき、1,2年生はジャンプしながらの玉入れの「どちらが多いかな?」と続き、保護者、ご家族、地域の皆さん、私をはじめ来賓の皆さんも、温かな声援や拍手を送り、会場全体が賑やかの中にも和やかな雰囲気に包まれました。

▽ 我が組の勝利を目指す応援と、相手にエールを贈った「応援合戦」です。








▽ 全校児童と保護者の皆さんで力を合わせて見応えがあった「はこべ!ころがせ!大玉!」でしたが、大きく負けていた白組の応援に力が張りました。


















▽ 4,5,6年生により、生坂小学校開校40周年に因んで、冬季五輪40年のエピソードを組体操で表現した「プレイバック冬季五輪~40年の歩み~」です。
















▽ 1,2年生がジャンプしながら籠を目指して玉入れした「どちらが多いかな?」ですが、紅組の圧勝でした。








 今回も3年生から6年生までのリレーは、先生方が必死に児童達を指示し、真剣な眼差しで頑張って走る姿に目頭が熱くなりました。
 最後は生坂音頭を児童、先生、家族、来賓の皆さんで踊っていただき、今年度も児童達に郷土生坂村に愛着と誇りを持っていただくプログラムも取り入れた素敵な運動会であったと感じました。

▽ 3・4・5・6年生のリレーは、花形の競技で最高に盛り上がりました「生坂グランプリ」の模様です。


























「輝け笑顔!70の仲間と共に」をスローガンに、小規模校でしか経験できない一人ひとりが多くの競技に出て、競技の準備片付けなどの役割をしっかりこなして、みんなで力を合わせ最後まで一生懸命に走って、踊って、投げて、引っ張ってと、それぞれに頑張っている児童達の輝いている笑顔に、多くの感動と元気をいただいた素晴らしい運動会でした。

▽ 児童、先生、家族、来賓の皆さんで踊っていただいた「生坂音頭」の後、閉会式で赤組か勝利して万歳しているところと校歌斉唱をしているところです。



 先生方のご指導とPTA役員の皆さんのご協力に感謝をしますとともに、それぞれ関係の皆さんに御礼を申し上げます。

▽ 今朝の写真は、生坂ダム湖の風景です。



 その他生坂村では、公民館で地域未来塾・サッカー・バレーボール教室などが行われました。

第70回 全国治水期成同盟会連合会通常総会

2018年05月25日 | 私の活動報告
 25日(金)午後2時から砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。

△ 第70回 全国治水期成同盟会連合会通常総会の模様です。

▽ 岩井國臣会長より、近年、異常気象による豪雨が局地的、集中化、激甚化して、全国各地で洪水被害や土砂災害が発生し、尊い人命と多くの資産が失われており、被害を受けた地域の復旧、再度災害の防止を迅速に行うとともに予防的な施設整備を計画的に進める必要がある。また、災害から国民の生命と財産を守り、健康で豊かな生活環境と安全で活力ある社会を実現するために、治水事業は最も根幹となる重要な社会資本整備であり、治水・利水事業を強力に推進していかなければならないなどと挨拶されました。


▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 山田邦博局長より、昨今の雨の降り方に変化があり、これまで比較的に降雨の少なかった時期でも大雨の発生件数が増えていて、少雨期でも水害の発生などが安心できない状況下であり、今年度治水関係予算は前年度を僅かですが上回っていますが、治水整備の事業推進や老朽化施設の維持管理等も含め、国交省を上げて防災・減災対策の強化に取り組んでいきますなどと挨拶をされました。


 平成29年度の事業報告・収支決算、平成30年度の事業計画案・収支予算案を原案通り承認され、役員等改選に伴う就任についても事務局案で承認されました。


▽ 特別講演会として、豊岡市長 中貝宗治氏から「災害時にトップがなすべきこと」と題して講演をしていただきました。
 豊岡市の豊岡盆地・円山川の素敵な写真から始まり、2004年の台風23号による災害について、被災状況、集められたゴミの山の問題、駆け付けてくれた大勢のボランティアの皆さんが、被災して折れた気持ちに元気をいただけたこと、円山川が危険水位を大きく超える間の避難勧告・避難指示の発令時間、市長放送などの災害対応を詳しくお話いただいた後、「避難勧告等はだれが責任を負うべきか」として、市町村長は覚悟を決めて自らと組織の能力をアップする他ないと言われ、大規模災害発生時の意思決定の困難さは、想像を絶するから、平時の訓練と備えがなければ、危機への対処はほとんど失敗するとのことでした。また、行政にも限界があることを日頃から素直に住民に伝え、自らの命は自らの判断で自らから守る覚悟を求めておくこと、被災した場合は住民の苦しみや悲しみを理解し、トップはよく理解していることを伝えること、危機管理の鉄則として「逃げるな、隠すな、嘘つくな」とのこと、判断の遅れは命取りになるからトップとして判断を早くすること等々、経験から得た教訓を詳細にご講演いただきました。








▽ 続いて、国土交通省 水管理・国土保全局 治水課長 小平卓氏が「治水事業に関する最近の話題」と題して講演をしていただきました。
 近年の雨の降り方が変化しており、平成29年の九州北部豪雨などの主な水害と被害状況、本格的な改良復旧工事の国による最初の権限代行が行われ、水防災意識社会の再構築に向けた取組みとして、緊急行動計画、子ども達によるタイムラインの取組などで防災意識の向上を図ったこと、平成30年度の予算は、ここ数年横ばいで、河川関係予算の推移では、治水対策は若干減っている状況であり、治水事業の効果としては、佐田川の寺内ダムにより雨水と流木を貯め込んで下流地域の被害を抑えたこと、引堤の効果やダムを活用した地域活性化(ダムツーリング)、水辺空間の活用・整備による観光促進などの講演をしていただきました。


▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、保育園で内科検診・園庭開放、小学校で運動会総練習、草尾・古坂の皆さんの元気塾、定例教育委員会、花苗の配布などが行われました。