信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和6年度第1回 生坂村福祉センター運営委員会

2024年06月28日 | 生坂村の会議
 6月28日(金)午後4時からは、令和6年度第1回 生坂村福祉センター運営委員会を開催しました。

 最初に丸山会長から、福祉センターの第1回目の運営委員会という事でありますけれど、私もやっと1年経ちまして、何とかこの会の開催にあたって、徐々に理解ができ始めたというところでございます。今日はお足元の悪い中、出て頂きましてありがとうございます。やまなみ荘も今後バイオマスボイラーとか色々と設置予定がありますので、ご協議等頂き、やまなみ荘発展のためにご協力頂ければありがたいと思いますので、良いご意見等頂ければと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますなどの挨拶をいただきました。


 次に私から、今年度第1回目の福祉センター運営委員会に何かとお忙しい中、また、足元の悪い中ご出席を頂きましてありがとうございます。今、丸山会長さんから、お話があった通り、脱炭素の関係で木質チップボイラーの方は契約が出来まして、今年度中には設置され、来年度は順調にいけばつなぎ込みが出来るという状況でございます。また、6月定例会でお認めを頂きまして、やまなみ荘の改修に向けた調査詳細設計の事業費もお認めを頂きましたので、今年度においては厨房や浴室について過疎債を使って、設計等を行い、来年度に工事着手が出来ればと考えています。

 また、脱炭素の関係では照明のLED化やエアコンの省エネ化という事で設計をしながら来年度に事業が実施出来れば順調かという状況でございます。また甲本駅長が副所長という事で4月からやまなみ荘は色々役員の皆さんで協議をして、順調な運営を目指しているところでございます。
 コロナ禍も明けまして少しずつ売り上げも伸びていますが、この業界も厳しい状況で材料や燃料など諸物価も高騰しております。そういう中でどうにか売り上げを伸ばしていって、収支を良くしていかなればいけないという事で難しいところでございますので、今日は皆様方からご意見を頂いて、しっかりと頑張っていきたいと思いますので、引き続きのご理解とご支援をお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
令和5年度の運営状況について
 令和5年度の月別事業の状況、決算状況、宿泊者の推移、日帰り宴会者数の推移、入浴者数の推移、収支の月別比較、年度別主要収入額内訳、収入の月別比較、支出の月別比較、宿泊代比較、宴会代比較、食堂利用比較について説明しました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
・決算の状況でたばこの売り上げが増えている理由について質問があり、生活応援商品券やマル得商品券により販売量が増えていると説明しました。
・食堂の売り上げ、宴会も伸びているが、宿泊が伸びていない理由について質問があり、コロナ禍の影響で団体行動を懸念している方がいる。今年はその影響も薄らぎ合宿等入っていると説明しました。
・12月の支出の多い理由について質問があり、年末年始の食材の材料費及び職員の期末手当の支出が影響していると説明しました。

・プランの企画をたてるときの指標はあるかと質問があり、食堂の企画は売り上げ目標を考えて行っている。宴会についてはお客さんの状況で変動がある。今年度は広告に力を入れており、6月くらいからその成果が出始めていると説明しました。
・宿泊数が多い月で調理の収入が増えない理由について質問があり、1泊朝食の利用客の影響と説明しました。
・登山者の送り迎えはやらないのか質問があり、今年度は登山客を対象にしたプラン等を計画している。また体験プランも企画していきたいと説明しました。
・玄関の花に気を使って欲しいと意見がありました。

令和6年度の運営について
 令和6年度の運営方針で基本方針、集客プランの企画、年末年始について、広告方法について、サービスの改善について、経費削減について、安全衛生管理について、施設改修・整備について、2024年度行動方針について、令和6年度年間事業計画について、令和6年度収支状況(5月末)について令和6年度(4月・5月・6月)宿泊者数の推移、日帰り宴会者数の推移について、入浴者数の推移について説明しました。

主な意見や質問とその回答の概要については、
・収支の状況で支出が物価高騰で増えているがその対応について質問があり、営業努力や広告を行う努力をしていくとともに節約に心がけていくと説明しました。
・中居さんの人数について質問があり、常勤で令和元年度は3名で現在2名となっている。お客さんが増えており人手の確保を行っていきたいと説明しました。
・行動方針については良い事だと思う。年間計画は行動方針とリンクしているか質問があり、年間計画を行うための行動方針と考えている。また、来年の改修後を見据え、その時に向けて準備していきたいと説明しました。

・やまなみ荘の改修についてコンセプトを持って行っていって欲しいと意見があり、担当と調整していくと説明しました。
・改修事業で厨房についての改修は現場の意見を取り入れて使いやすさと衛生面を考慮して欲しい。バイオマスボイラーの維持管理を考えたうえで行って欲しいと意見があり、この意見を参考にして取り組んでいくと説明しました。
・減塩メニューを増やして欲しいと意見があり、検討していくと説明しました。
・おやきづくりを大好き隊3名で行っている。今後継続して行っていくようにして欲しいと意見があり、起業に向けて毎月1回、村長、副村長、担当で将来に向けて打ち合わせを行っている。今後もおやき販売も含め調整していきたいと説明しました。

  • その他
 その他はありませんでした。


 本日も会議の後に、会費制で有志による会食をしていただきました。美味しい料理を食べながら、やまなみ荘の運営やお料理のことなどの話し合いをしていただきました。



児童館・生涯学習施設運営委員会&生坂村農業再生協議会総会&水鳥公園の風景

2024年06月28日 | 生坂村の会議
 6月28日(金)は雨が降ったり止んだりで、一時激しい雨となり、少しムシムシとしたものの、比較的過ごしやすい体感でした。

 午前10時からの児童館・生涯学習施設運営委員会は、私から、児童館・生涯学習施設の運営にお力添えをいただき、子ども達が安心して、勉強や遊びをしながら楽しく過ごせる居場所として大事な施設であり、のびのびスクールなどで新たな学びや友達と仲良く取り組んだりしているところですが、子ども達も保護者も多様性と言われる中、それぞれの対応にご苦労されていることに御礼を申し上げます。
 また、図書室では「デジとしょ信州」の取組で村誌などが電子化され、パソコンで気軽に見られるなど、DX化に向けても大切な取組でありますし、何かと様々なご意見がある中、今後も皆さんのご意見を反映させながら、児童館・生涯学習施設を運営してまいりたいと考えておりますなどと挨拶をさせていただきました。

 そして、私の挨拶の後に自己紹介をしていただきました。
 続いて、正副委員長の選任については、委員長に北澤敏子さん(主任児童委員)、副委員長に腰原麻由美さん(のびのびスクール代表)が選任されました。

 児童館・放課後児童クラブの運営状況は、館長、主幹、司書兼児童指導員、学習支援員、児童支援員、児童支援員補助の7名体制のスタッフ、利用状況として、登録児童数6月末現在41名、通常時平均20名前後の利用と登録以外の小中学生の利用(自由来館)、放課後子ども教室事業として、のびのびスクール実施状況などの事業報告がありました。

 続いて、今年度の事業計画については、児童館避難訓練、夏のお楽しみ会、季節の行事、児童館・児童クラブ保護者説明会、各機関との連携として児童館・小学校連絡会(年2回)、保護者、教育委員会子ども・子育て支援係り、保育園、地域、のびのびスクール推進員会議、前年度2月運営委員会での意見等の対応状況、今年度の目標・取組などの説明も受けました。

 図書室の運営状況は、電子図書館体験会開催、国立国会図書館の利用者登録、戦争と平和コーナーの設置、古本市の開催、手作り絵本講座の開催、地域資料の電子化などであり、前回運営委員会での質問に対しての回答などの説明をしていただきました。

 主な意見と要望とその回答内容の概要については、
児童クラブの41人の登録中に実際来た児童数については、毎日付けていますので直ぐに分かります。また、41人中何人来たかで、何%になるかということで課題が見えてくるとの意見がありました。
全員来ていますが、週に1日,2日来ている子どももいます。できる範囲で示して欲しいとのこと。

 児童クラブの参加者がとても減っている月については、自由来観の場合もあり、全体的にはそれほど減ってはいないこと。
クールシェアとして日中の利用向上については、図書室のお便りでエアコンがありますなどの広報をしたが、子どもが多くてゆっくりできないと思っている方が多いかもしれないので、今後は広報等で時間帯やこんな使い方ができますなどの周知をしたいこと。
 中学生が勉強する場所が確保できなく、松本市や安曇野市は近くの図書館で勉強しているとのことについては、児童館は勉強できないと思い、中学生の利用がないが、以前に図書室では、中学生が勉強していたが、コロナ禍でばったり来なくなったので、周知を図り、図書室は静かに勉強するように徹底していきたいこと。

 学習スペースでは4年生以上が自ら静かにして、単独で勉強している、自制して静かにしていて、わちゃわちゃしていることはないが、勉強の教え合いで話をしている子はいること、「来ましょ!たんぽぽ」で、この時間帯は静かにしてくださいなどと周知していくこと。
色んな企画をしていただき有り難いこと。
中学生がB&Gに行ったら誰か見ているかについては、職員が時々見ているが、ストーブを付けて欲しいと思うし、時々見守りをしてくださいとお願いしておくことなど、様々なご意見とご要望をいただき協議をしました。


 午後2時から「生坂村農業再生協議会総会」を開催し、最初に私から、水利組合長さんはじめ出席の皆さんには、農業行政や水田関係等にお力添えをいただいていますことに御礼を申し上げ、農業従事者の高齢化や担い手不足など農業の課題は尽きませんが、今、地域で農地の話し合いを行っており、その後地域計画を策定しなければなりませんし、県営中山間総合整備事業は用水路の更新や圃場整備などを行ってきまして終盤を迎えておりますし、生坂村の基幹産業であります農業をしっかり守っていくために、引き続きのご理解とご協力をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 議事は、議案第1号 令和5年度事業報告及び収支決算について、議案第2号 令和6年度事業計画及び収支予算について説明し、質問として、6年度の賃金がかなり減額されている理由について質問があり、5年度の実績に基づいて計上したと回答しました。

 議案第3号 規約の改正について、議案第4号 会計処理規程の改正については、現行に即した改正であり、質問等はありませんでした。
 議案第5号 役員の改選については、会長は、私が再任、副会長は、腰原隆様(生坂村農業委員会長)、小林和雄様(生坂村農業公社理事長)、監事は、赤羽勲夫様(小立野水利組合長)、丸山敏康様(上生坂南部水利組合長)が選任されました。

 次に、7月29日(月)~31日(水)に行う予定の経営所得安定対策の作付面積等の現地確認について、注意事項等を説明し立ち会いをお願いしました。

 また、水田活用の直接支払交付金の交付対象水田について~5年水張りルールのお知らせ~についても説明し、今後詳細については、対象の経営体の皆さんと話し合いをしながら対応していくことになりました。



水鳥公園の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降る中、今が見頃の水鳥公園を彩る紫陽花の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング・再検尿検査、小学校でSC訪問・プール1,5,6年、中学校で2年職業講話・SC来校日、中川村職員脱炭素事業視察、福祉センター運営委員会などが行われました。