伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

休日に・・気軽に楽しめるCafe Zimmermannでバッハを聴く・・・・・

2016年10月02日 | バロック音楽・オーディオ一般

来週からはクリスマス関係のイルミ等の仕事で、忙殺されそうです。

さて拙宅のIIILZ拙宅ののコーンのエッジ張替もうすぐ完了して届くので期待と不安で・・・

タンノイはいぶし銀のような艶をもつスピーカーだと評されていたが、

このIIILZのニュータイプのIIILZMKIIは、 さらに明るさが加ってきた。

重厚明媚を兼備えた憎い音を出す。これでジャズを聞くと、実に新鮮な迫力に満ちた音だ。

MPSのジャズのように、最近はジャズの音も多様性をもってきた。

最近開催のインターナショナルオーディオショーでは輸入元のハーマンインターナショナル

のJBLの展示が無くなったようであるが寂しい限りである

アメリカ録音に馴れていた耳には大変新鮮な音のするヨーロッパ録音ではある。

最近の再生系も、英国スピーカーはクラシック向と決めこまないでチャンスがあったら耳を傾けてみてほしい。

今や、英国も、ビートルズを生み、ミニスカートをつくる現代国家であるし、

特に輸出によってお金を嫁ぐことに熱心なことは先頃の英国フェアでもよく知っておられる通りである。

英国がその古い伝統と、高度な産業技術を、クラフトマンシップを生かしてつくり上げた製品は、

筋金入りの名品が多く、 しかもお客の望みを十分に叶えてくれるサービス精神にもとんでいる。

でもやはり其処はオールドタンノイIIILZMKIIなのですので、 其処は気軽に聞ける、

筆者も最初から聞いていた曲がふさわしく思います。

18世紀、ライプツィヒの聖カタリナ通りにあるゴットフリート・ツィマーマンのコーヒー・ハウスでは、

毎週コレギウム・ムジクムのコンサートが開かれていました。

このアンサンブルはG.F.テレマンによって創設され、

1729-39年にはJ.S.バッハの指揮で世俗カンタータや器楽曲などを演奏。

聴衆と演奏家とを結ぶ、この開放的で親しみやすい精神に触発されて、

1998年にパブロ・ヴァレッティとセリーヌ・フリッシュは アンサンブル・カフェ・ツィマーマンを結成。

Alphaからリリースされたバッハの「さまざまな楽器による協奏曲集」のCDが絶賛され、

一躍古楽界の重要なアンサンブルのひとつに数えられるようになり、

コンサートにレコーディングに活躍しています。

音楽は基本的には、文字通り、楽しく!が一番 コーヒーショップみたいな所で

「気楽に」ライブ演奏が聴けるよなところが多くあれば!と願っています。

 

 

バッハ:さまざまな楽器による協奏曲集

ブランデンブルク協奏曲(全曲),

管弦楽組曲(全曲),

ヴァイオリン協奏曲(全曲),

チェンバロ協奏曲,他

カフェ・ツィマーマン Cafe Zimmermann J.S.バッハ:

[Disc 1]

01チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052

02オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調BWV1055R (チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV1055の復元曲)

03ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042

04ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050

[Disc 2]

0110声の協奏曲ト長調BWV1048 (ブランデンブルク協奏曲第3番)

02二つのヴァイオリン、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲ニ短調BWV1043

03七声の組曲ハ長調BWV1066 (管弦楽組曲第1番)

 

此の画像を開きYouTubeにクリックしますとご覧出来ます。

J.S. Bach, I Suita orkiestrowa C-dur, BWV 1066 (1/7) Uwertura - Café Zimmermann

 

 

04オーボエ、ヴァイオリン、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲ハ短調BWV1060a

 

此の画像を開きYouTubeにクリックしますとご覧出来ます。

Johann Sebastian Bach, Koncert na obój i skrzypce BWV 1060, Allegro, p.1 - Café Zimmermann

 

[Disc 3]

01ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049

02オーボエ・ダモーレ協奏曲ニ長調 (原曲:チェンバロ協奏曲ホ長調BWV1053)

033台のチェンバロのための協奏曲ハ長調BWV1064

04序曲ロ短調BWV1067 (管弦楽組曲第2番)

[Disc 4]

01ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041

022台のチェンバロと弦楽合奏のための協奏曲第2番ハ長調BWV1061

03三重協奏曲イ短調BWV1044~フルート独奏、ヴァイオリン独奏、チェンバロ独奏と弦楽合奏のための

04ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047~リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、トランペット、

二つのヴァイオリン、ヴィオラと J.S. Bach, III Koncert Brandenburski

 

此の画像を開きYouTubeにクリックしますとご覧出来ます。 

BWV 1048 : Allegro (I). Café Zimmermann - Katedra Gnieźnieńska

 

[Disc 5]

01序曲 (管弦楽組曲)第3番ヘ長調BWV1068

 

此の画像を開きYouTubeにクリックしますとご覧出来ます。

BACH - Obertura nº3 en RE Mayor BWV1068 - CAFÉ ZIMMERMANN.avi

 

02チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056

03ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051

043台のチェンバロと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調BWV1063

[Disc 6]

01序曲 (管弦楽組曲)第4番ニ長調BWV1069

02チェンバロ協奏曲イ長調BWV1055

03ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046

044台のチェンバロと弦楽合奏のための協奏曲イ短調BWV1065

 

カフェ・ツィマーマンはヴァイオリニストのパブロ・バレッティとチェンバリストの

セリーヌ・フリッシュが結成したバロック・アンサンブル (ピリオド楽器使用)で,

グループ名は,バッハが毎週コンサートを行っていた

ライプツィヒのゴットフリート・ツィマーマンのコーヒーハウスにちなんでいるとのことです。

 

基本編成は弦楽器5人とチェンバロ1人ですが, 曲によりメンバーが入れ替わったり追加されたりしています。

基本的には1パート1人で演奏されています。 この協奏曲集,とにかく録音の良さに驚きました。

残響は多少多めに取り込まれていますので私の考える好録音とは少し違いますが,

各楽器の音に伸びがありまた透明感があります。 さらにオーディオ品質の高さも特筆でき,

優秀録音とも言えると思います。概して編成の小さな曲が良好です。

演奏についてもピリオド楽器ながらそれが過度に強調されることのないナチュラルな演奏で,

ピリオド楽器が苦手な私でもすんなりと受け入れられます。全体にテンポが速めでこの疾走感も良いですね。

全曲で377分ですが、ゆっくり寛ぎながら何処のパートからでも聞ける音楽って素敵です。

 

 

クラヴサン奏者演奏好きの筆者が紹介したい演奏者です。

Cafe Zimmermannのクラヴサン奏者、バッハ弾きとして名高い 

セリーヌ・フリッシュ - Céline Frisch

これは2001年ごろ発売されたセリーヌ・フリッシュ(クラヴサン)によるゴールドベルク変奏曲のCDである。

非常に録音が良く、クラヴサン(チェンバロ)の響きが柔らかく自然で、

みずみずしく美しい音色で奏でられている。

 

Johann Sebastian Bach, 'Aria' Goldberg Variations

 

師匠グスタフ・レオンハルトの弟子の一人だというが、

ゴールドベルク変奏曲に関して言えば、師匠を超えていると思わざるを得ない。