伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

今年は武漢風邪には柚子湯に浸かりノンビリ過ごす。柚子湯の歴史を紐解く。締めはヘンデル/ヴァイオリン・ソナタ

2020年12月28日 | クラシック音楽・オーディオ

今年は柚子の成り歳か・・・・? ご近所より柚子をいただき、又同時に親戚からも柚子を送っていただき今年は冬至の風呂が毎日楽しめそうです。冬至から柚子湯は本日で連続5日目である、毎年恒例のクリスマス関係で24、25日は連続仕事で朝帰り、帰宅して柚子湯に入り、柚子の砂糖漬けに焼酎を多めに入れサワーで頂き就寝疲れの為か・・・・爆睡。
この時期本来の調子を戻すには2日間程を要する、実に疲労困憊のクリスマスの毎年の恒例行事は卒業したいものす。
勿論本日も朝10時頃に起床し風呂のお湯を沸かし、柚子湯に入浴する。適度に温まり実にいい気分で、入浴後の柚子サワーもご機嫌である。

昔から冬至と言えば、かぼちゃを食べ、柚子湯に入る日として知られています。かぼちゃを食べるのは、冬至を1年の締めくくりの日ととらえ、「いろはにほへと」の最後にあたる「ん」の付くものを食べるのが良いという縁起担ぎです。
その中でも、「かぼちゃ(南瓜:なんきん)」「人参(にんじん)」「蓮根(れんこん)」「銀杏(ぎんなん)」「金柑(きんかん)」「寒天(かんてん)」「うんどん(うどん)」の「ん」が重なる食べ物は、「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれ、特に縁起が良いとされていたそうです。まるでお江戸の文化って未だに身近でいいですね!



柚子は、ミカン科の常緑半高木です。柑橘の一種で、中国・揚子江上流が原産と言われ、日本へは奈良時代か飛鳥時代に朝鮮半島を経由して渡来したと考えられていますが、詳細は不明です。当時は、薬用などの用途で栽培されていましたが、柚子は柑橘の中では耐寒性に優れているので、北は青森県の海辺まで生育します。

皆さんご承知のことわざに「桃栗三年柿八年」というものがあります。意味は、植えてから実がなるまで(収穫まで)に何年かかるかを並べたものです。比喩的に、物事は一朝一夕にできるものではない、それ相応に時間がかかるものだという教えが含まれているそうですが・・・。
実は、「桃栗三年柿八年」に続きがあることをご存じでしょうか・・・?
よく言われるのは、「柚子の大馬鹿十八年」。植えてから実がなるまで18年もかかっては、生産者もたまったものではありません。だから「大馬鹿」なのでしょう。この言い回しを積極的に色紙に書いたのが、『二十四の瞳』の作者・坪井栄(つぼい さかえ)でした。小豆島(しょうどしま)には、この石碑が建立されています。



なお、さらに長い言い回しとして、「桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年」というものもあるようです。柚子湯の起源は明らかではないのですが、日本では、冬至の日に柚子湯に入ると「風邪をひかずに冬を越せる」と言われています確かに柚子湯の入浴後は体が温まる。

我が家では柚子を細かく刻みはちみつ・シロップ風に漬ける、その果肉を少しコップに入れ焼酎とサイダーで割、少し苦味の聴いた柚子サワー状態の飲み物を柚子湯の後に頂く、そのまま寝ればまさに極楽状態である。



お江戸時代に銭湯で客寄せのため、冬至の日に柚子を入れたのが柚子湯が始まりと言われていますが、現在ではこの柚子の様々な効能が明らかになっています。柚子湯に入る習慣は、意外に新しく、銭湯ができたお江戸時代から始まったと言われています。

柚子(ゆず)=「融通がきく」、冬至=「湯治(とうじ)」。こうした語呂合せから、冬至の日に柚子湯に入ると言われていますが、もともとは「一陽来復」の運を呼びこむ前に、厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。現代でも、新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、邪気を祓うという俗信もありました。

柚子湯は、柚子の果実を丸のままお湯に浮かべる光景がイメージされますが、柚子の薬効による様々な効果を得るためには、柚子を細かく刻んでさらしの袋に入れ、湯に浮かべるのがよいとされています。この柚子入りの袋で体をこすると、柚子独特のよい香りの癒し効果とともに、肌を滑らかにする効果があります。
最近の柚子湯の効能
 1.果皮の油分が肌をカバーし、水分の蒸発を防いで保温効果が持続。
 2.果皮に含まれるリモネンが、血行を良くし体を温めてくれる。
 3.芳香成分が蒸気と一緒に吸い込まれ、気持ちをスッキリさせてくれる。
 4.果皮に含まれるビタミンCによる美肌効果。
現在の医学的に見聞すれば江戸時代に宣伝で冬至に柚子湯に入浴は風邪には役に多用である、現在「武漢風邪」の冬の陣と騒ぐが、外出後の入浴は効果的だそうです、筆者などは昔から朝からシャワーが多いせいか、消毒にも効果的な外出後の入浴が楽しみでもある、特に今年は沢山の柚子を頂き、悪くなったものから入浴のお供にしています。



今年は筆者の自宅の外壁を塗り変え新年は気分良く過ごそうと思ってます。玄関入り口に葉牡丹「ハボタン」の寄せ植えを飾りました。お正月の門松や生け花に使われることの多い植物です。葉牡丹はお江戸の時代に食用として渡来したそうです勿論食べたことはないが・・・(笑)。

先日ⅢLZモニターゴールドの接触不良箇所も補修し落ち着いた、何故かいくらか音質も向上した感じがする、今年は武漢風邪の影響で外出は不謹慎でもあるので、すっかり巣ごもり状態です。こうなれば購入したCDでまだ聴いていないCDを見つける、少し古いが大好きなヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集(全6曲)は全く聴いていなかったのだ。
少し古いがスークの奏でるヘンデルのソナタはルージッチコヴァー奏でるオブリガードチェンバロ演奏の妙技に聴き惚れる。
勿論ヴァイオリンはヨゼフ・スーク(Josef Suk)演奏である。



チェコのヴァイオリン奏者。ヴィオラ演奏でもよく知られる。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者として美しい音色と気品ある歌いぶりで評価されていた。
皆さん良くご承知の如く、ヨゼフ・スークはチェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークの曾孫であり、同姓同名の作曲家ヨゼフ・スークは祖父である。チェコ語のJosefの発音はヨゼフであるが、慣用でヨセフとされてきたので複数の表記がある。

ボヘミア・ヴァイオリン楽派の重鎮だったヤロスラフ・コチアンの秘蔵弟子として英才教育を受ける。プラハ音楽院卒業後、プラハ四重奏団の第1ヴァイオリン奏者として音楽活動を開始する。その後も、チェロのヨゼフ・フッフロ、ピアノのヤン・パネンカと「スーク・トリオ」を結成するなど、室内楽において活動を盛んに行う一方、ソリストとしても1959年から世界ツアーを行うなど名声を得た。



かたや伴奏は有名なチェコのチェンバロ奏者のズザナ・ルージッチコヴァー(チェンバロ)

【曲目】
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集(全6曲)
  1. 第1番 イ長調 Op.1-3
  2. 第2番 ト短調 Op.1-10
  3. 第3番 ヘ長調 Op.1-12
  4. 第4番 ニ長調 Op.1-13
  5. 第5番 イ長調 Op.1-14
  6. 第6番 ホ長調 Op.1-15
【演奏】
 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
 ズザナ・ルージッチコヴァー(チェンバロ)
【録音】
 1975年



一般的にバッハは器楽的でヘンデルは声楽的と言われるが、確かに協会オルガンの響きの中で育ち後にケーテンの宮廷楽長勤めたはバッハは器楽的な要素は強く、若い頃からイタリアに遊びオペラや声楽に楽しみ、イギリスに渡りオペラ作家となったヘンデルは旋律的・声楽的な特色が濃いこともうなずける。

しかしバッハのカンタータ受難曲が素晴らしいのと同様に、ヘンデルの管弦楽及び室内楽も声楽的特質が生かされ、実に流麗、明快で生き生き下見力溢れた作品群が多くある。このヴァイオリン・ソナタは残念なことに作曲年代も明らかではなく、曲数も正確には不明で、最も古い出版譜はヘンデル存命中の1730年頃と、1732年にロンドンの出版社ウォルシュが出した2種類の「フルート、オーボエ、またはヴァイオリンのためのソナタ」と題した全14曲の曲集だった。

その後19世紀になりドイツのヘンデル協会がクリュサンダー編によるヘンデル全集を刊行、その14曲に新発見のニ長調を加え「15ソナタ作品1」と出版、その15曲の第3、第10それに第12から第15番までの6曲をヴァイオリン用のソナタ判断され現在に至る。6曲は何れも17世紀イタリアの作曲家コレッリが確立した(緩ー急ー緩ー急)の4楽章式、いわゆる教会ソナタの形を踏襲し全体的に旋律的でどの曲も第3楽章が短く書かれていつことが特徴的である。



勿論ルジチコーヴァのチェンバロが素晴らしい。スークはストラディバリのカンポチェーリスを使っていると思うのだが、いつもの煌めいた音ではなく、チエンバロの音質、音量に合わせて落ち着き払った燻し銀とも言える音でソナタを披露してくれている。TANNOYで聴くヴァイオリンは特別である、フレージングや音の強弱、テンポ感に全く違和感を感じる事無く、全曲聞き終えてしまった。

筆者は思うが正に美音が鳴るⅢLZモニターゴールドのユニットは最高である、筆者が思うはヘンデルの音楽はバッハと比べ人間身が強いと言おうか、若干の温かみを感じる、特にルジチコーヴァの演奏するバッハのチェンバロと比べニュアンスが違って聴こえるこのユニットは素晴らしい。
特に弦楽器の再生はこのユニットに限る、ブラボー!



最近愛犬のモジャくんは歯が永久歯にすべて生え変わり後少しで生後7ケ月を迎えます、ご覧の皆様今年は最後まで武漢風邪に悩まされました、皆様当ブログご覧頂きありがとうございました。良いお年をお迎えください。