伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

9月も今日で終わり、すっかり過ごしやすい秋らしい季節に聴くJ.S.バッハのオルガンの演奏を検証する。バロックヴァイオリン演奏のアナイス・チェンの音が光る!

2024年09月30日 | J.S.バッハ制作音楽

以前にも紹介したアナイス・チェン(Anaïs Chen)はヴァイオリンのソリストで、コンサートマスター、室内楽奏者として重要な会場での演奏し、昔の音楽は、内なる関心と、歴史的な背景や習慣に関する現代の研究を実践する努力を持って演奏すれば、再び生き生きと蘇えることができると私は信じています。さまざまな演奏テクニック、元の楽譜の準備、さまざまな時代のさまざまな国民的様式の特徴、装飾、縮小など、検討すべきさまざまな検討アイデアや未解決の問題につながります。彼女はチューリッヒとデトモルトでモダンバイオリンを学んだ後、バロックバイオリンに転向し、月間芸術大学とバジリエンシス・スコラ・カントルムで修士号を取得しました。

アナイス・チェンの持つ弓を見れば一目で古楽器演奏者と判るが、以前にも
アナイス・チェン(バロック・ヴァイオリン) /アレクサンドラ・イワノワ(チェンバロ)演奏のJ.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV 1014 – 1019を紹介させて頂いた時には気が付かなかったがバロック・ヴァイオリンの音色が今回のBW V1001を聴きながら何か音色に深みを感じたBWV 1014 – 1019録音時は2018年今回の演奏は2024年しかも今回はドイツ、ポーニッツ、フリーデンス教会での録音とあるが、録音条件にて随分音色が変わる様である。




スイスのヴァイオリニスト、アナイス・チェンは、チューリッヒとデトモルトでモダンヴァイオリンを学んだ後、バロックヴァイオリンに転向し、ベルリン芸術大学(2007年)とバジリカ合唱団スコラ・カントルム(2010年)で優秀な成績で修士号を取得しました。

再度申し上げると、筆者も過去に数々のヴァイオリン演奏者の音を聞いてきたが今まで感じたバロック・バイオリンの音が若干違って聴こえるのである、以前紹介したJ.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV 1014 – 1019アナイス・チェン(バロック・ヴァイオリン) – アレクサンドラ・イワノワ(チェンバロ)の鳴り方が今回紹介するアルバムJ.S.バッハ: チェンバロ協奏曲(オルガン版)+無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 教会オルガンによるオルガン協奏曲演奏の魅力を堪能 バッハのオルガン曲全集を制作進行中のハルーベックが、古楽器アンサンブル「イル・グースト・バロッコ」と共に、バッハのチェンバロ協奏曲をオルガン協奏曲にアレンジしたヴァージョンをレコーディング。ブックレットには、ストップやペダル、ピッチなどのオルガンに関する詳細な情報も記載されています。

まあ一般的にクラシック音楽を本格的に聴きたいという方には有力な選択肢の一つにはTANNOYユニットのエンクロージャーをお勧めしますが、何故か自宅で鳴らすTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetではオルガンの低域は以前と比べ随分は良くなったが、10吋ユニットの限界を感じるのである。音質については、永い間10吋タンノイユニット聴き続けると久しぶりに聴くLS3/5aと聴き比べ確かにヴァイオリンの音はLS3/5aで単独に聴けば、この様な小さな箱から出る音とすれば胴泣き等の音は良いと思うが音楽の漂うヴァイオリンから醸し出される響きの自然な音を感じない所に不満を感じるのであろうか?
これはヴァイオリンの音を出す、事と 出る、の違いであろうか?確かに筆者の頭の中身はTANNOYの持つ独自の音に冒されているのであろう・・・



今回はジルバーマン・オルガンを使用
ライプツィヒ近郊、ザクセン=ゴータ=アルテンブルク公国の荘園集落ポーニッツは、1728年にフォルクマル・ディートリッヒ・フォン・ツェーメンから娘のドロテアとクリスティアーネに継承。2人は1734年に教会を完成させ、1737年にはオルガンをクリスティアーネの夫、カール・アウグスト・フォン・デア・プラニッツとの連名で寄贈しています。オルガン製作者のゴットフリート・ジルバーマンは、ザクセン王国で国王アウグスト3世に仕えており、本来は王国外での仕事は認められませんでしたが、国王がポーニッツの貴族と友人だったことで製作を請け負うことが可能となり、1737年に完成させています。



パイプオルガンは、鍵盤から選択したオルガンパイプに加圧空気を送り込むことで音を鳴らす楽器です。各パイプは単一の音程を生成するため、パイプはランクと呼ばれるセットで提供され、各パイプはキーボード コンパス全体で共通の音色、音量、構造を持っています。
パイプオルガンの起源は非常に古く、紀元前3世紀にまで遡ります。その頃にはすでに、オルガンの原型というべきものが製作されていたと言われています。その後、宗教に深く結びついた楽器として徐々に地位を確立していき、13世紀に入ると教会設立時には必ずパイプオルガンが設置されるほどに発展しました。以降、特に欧米では、教会での礼拝や集会時に用いられる身近な楽器として親しまれています。
我が国においては、19世紀に起こった文明開化をきっかけに、オルガン音楽の導入が始まりました。当時はまだ稀な楽器であったパイプオルガンでしたが、昭和50年台を境に状況が変化していきます。文化施設が拡充されると共に音楽ホールが各地で誕生し、パイプオルガンも同時に併置されるようになったのです。現在、国内の主要なホールや劇場には個性豊かなパイプオルガンが設置されており、日本のクラシック音楽シーンにおいて、なくてはならない重要な楽器として多方面で活用されています。

パイプオルガンは、鍵盤から選択したオルガンパイプに加圧空気を送り込むことで音を鳴らす楽器です。
パイプオルガンは風をパイプに送り、空気を振動させて音を出します。風箱(かざばこ)という箱の上にパイプをずらりと立てて、鳴らしたいパイプに下から風を通します。圧力をかけた空気がパイプを通って音を鳴らすというのは、まさにリコーダーを吹くのと同じ原理です。
パイプオルガンの起源は非常に古く、紀元前3世紀にまで遡ります。その頃にはすでに、オルガンの原型というべきものが製作されていたと言われています。その後、宗教に深く結びついた楽器として徐々に地位を確立していき、13世紀に入ると教会設立時には必ずパイプオルガンが設置されるほどに発展しました。以降、特に欧米では、教会での礼拝や集会時に用いられる身近な楽器として親しまれています。



我が国においては、19世紀に起こった文明開化をきっかけに、オルガン音楽の導入が始まりました。当時はまだ稀な楽器であったパイプオルガンでしたが、昭和50年台を境に状況が変化していきます。文化施設が拡充されると共に音楽ホールが各地で誕生し、パイプオルガンも同時に併置されるようになったのです。現在、国内の主要なホールや劇場には個性豊かなパイプオルガンが設置されており、日本のクラシック音楽シーンにおいて、なくてはならない重要な楽器として多方面で活用されています。
パイプオルガンのパイプは、発音機構の面から主に2種に分類することが出来ます。
まず、リコーダーのように管自体が響く「フルー管」、そしてクラリネットのようにリードが振動する「リード管」です。これらのパイプは個々に異なる音色を備えており、それぞれ名前がつけられています。
「フルー管」の多くを占める「プリンシパル」というパイプ群は、その名前の通りオルガンの基本となる金属製のパイプです。楽器の表に見える大きなパイプはプリンシパル系のもので、オルガンらしい輝かしい響きがします。



「リード管」の代表的なストップで、明るく響く「トランペット」族は、曲のキャラクターや音色、音量を変えるときに使われます。トランペット族を組み合わせた合奏は、まるでオーケストラのような響きを生み出します。
イル・グースト・バロッコ(古楽アンサンブル) 2008年、イェルク・ハルーベックによってシュトゥットガルトで設立。全員がバーゼル・スコラ・カントルムで学んでおり、レパートリーは17~18世紀の音楽を中心に、コンサートから オペラ、教会音楽まで網羅。曲種によって、室内楽から大編成のアンサンブルまで対応しているそうです。

鍵盤の他に色々なボタン、ペタル等操作も複雑で其々の管により音も違い相当熟練しなければ厄介な鍵盤楽器でもある。
やがて長年酷使し続けてきた目が、疾患を起し1750年、65歳バッハは昇天するがその功績はその後百年もの眠りに付くのである。



今回のアルバムはオルガニストのイェルク・ハルーベック( örg Halubek)1977年、西ドイツのベックムに誕生した。シュトゥットガルトとフライブルクで教会音楽、オルガン、チェンバロをヨン・ラウクヴィークとロバート・ヒルに師事したのち、バーゼル・スコラ・カントルムで、アンドレア・マルコンらに師事した逸材とのアルバムでもある。



イェルク・ハルーベックは現在、指揮者、チェンバロ奏者、オルガン奏者として活動する古楽のスペシャリストで、シュトゥットガルト音楽大学で歴史的鍵盤楽器の教授としても活動。J.S.バッハのオルガン曲全集を制作進行中のハルーベックが、古楽器アンサンブル「イル・グースト・バロッコ」と共に、バッハのチェンバロ協奏曲をオルガン協奏曲にアレンジしたヴァージョンをレコーディング。ブックレットには、ストップやペダル、ピッチなどのオルガンに関する詳細な情報も記載されています。

今回紹介のアルバムです。
J.S.バッハ: チェンバロ協奏曲(オルガン版)+無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 教会オルガンによるオルガン協奏曲演奏の魅力を堪能。



J .,S.バッハ [1685-1750]

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV 1001
 1. アダージョ 03:34
   アナイス・チェン(ヴァイオリン)

オルガン協奏曲 ヘ短調(チェンバロ協奏曲第5番 BWV1056)
 2. I. (...) 03:43
 3. II. ラルゴ 02:55
 4. III. プレスト 03:30
    イェルク・ハルーベック(オルガン)
    アナイス・チェン(ヴァイオリン I)
    ザビーネ・シュトッファー(ヴァイオリン II)
    クリシュナ・ナガラーヤ(ヴィオラ)
    ヨナタン・ペシェク(チェロ)
    フレート・ウーリッヒ(ヴィオローネ)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV 1001
 5. II. フーガ 05:58
   アナイス・チェン(ヴァイオリン)

オルガン協奏曲 ニ短調(チェンバロ協奏曲第1番 BWV1052)
 6. I. アレグロ 07:38
 7. II. アダージョ 05:34
 8. III. アレグロ 08:18
    イェルク・ハルーベック(オルガン)
    アナイス・チェン(ヴァイオリン I)
    ザビーネ・シュトッファー(ヴァイオリン II)
    クリシュナ・ナガラーヤ(ヴィオラ)
    ヨナタン・ペシェク(チェロ)
    フレート・ウーリッヒ(ヴィオローネ)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV 1001
 9. III. シチリアーナ 02:47
    アナイス・チェン(ヴァイオリン)

オルガン協奏曲 ト短調(チェンバロ協奏曲第7番 BWV1058)
 10. I. アレグロ 03:42
 11. II. アンダンテ 05:32
 12. III. アレグロ・アッサイ 03:39
    イェルク・ハルーベック(オルガン)
    アナイス・チェン(ヴァイオリン I)
    ザビーネ・シュトッファー(ヴァイオリン II)
    クリシュナ・ナガラーヤ(ヴィオラ)
    ヨナタン・ペシェク(チェロ)
    フレート・ウーリッヒ(ヴィオローネ)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV 1001
 13. IV. プレスト 04:07
   アナイス・チェン(ヴァイオリン)

  録音:2022年8月、ドイツ、ポーニッツ、フリーデンス教会
  使用オルガン:ゴットフリート・ジルバーマン製作(1737)



この作品を聴き思うはバロックヴァイオリンで奏でるAnaïs ChenのJ.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ独自の古楽器の音である様に感じた。最新の古代楽器でバッハを奏で楽しんでいる様な作風はいかにも現代的な演奏者の表現と言えるのかもしれない。
しかし思えばこのアルバムはオーディオマニアにも大変興味ある曲の数々に思う、パイプオルガン独自の重厚な重低音、確かにバロックヴァイオリンではあるが、ヴァイオリンの微尿な音、テストしたい音は非常に多く、これらの楽器の様々な音の表現は皆様お使いのエンクロージャーの音質を聴き分けるには大変興味ある演奏でもある、コンパクトなエンクロージャーではオルガンの音質はイマイチ不満なる部分が出てくる感じがする、筆者の使う定評あるLS3/5aでも視聴したが教会での演奏するオルガンの雰囲気を体験する感じはタンノイの10吋とは違いやはりタンノイユニット完成度は素晴らしい。

ここで改めて視聴したが、確かに以前紹介したJ.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV 1014 – 1019の演奏もやいへん有名なミシェル・オークレール & アラン編曲のオルガンとの独自の演奏に若干の違和感を感じていたがオルガン独自の重厚感はチェンバロでは味わえないJ.S.バッハ像を伺える方式でもあろう。演奏者達自身が演ずる楽器で様々なバッハの表現する音楽は常に新しい音楽の表現方法でもあろう・・・



話は変わるが今年4歳になった筆者の愛犬のモジャ君であるが、少し早めにサロンで毛を整えました、過ごし訳すなったのであろうか、今日は元気に小走りに走りだす始末で、今朝は早朝ドジャーズの大谷投手の野球中継も気になるが、散歩に早朝に連れ出す、散歩後はシャワーを浴びテレビを見ながらモジャ君の毛を乾かし大谷は最後打席ヒットを打ち今季最後のリーグ戦を終了。大変な記録が記憶されるシーズンであった、実に一年楽しませて頂き感謝でもある。

その後珈琲を淹れブログアップロードしている、今回のアナイス・チェンのJ.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 を聴き全集も是非聴きたい、又パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004(シャコンヌ)は勿論全曲聴いたみたい欲求が残るアルバムでもある。
実に深みのあるバロック・ヴァイオリンの独特の豊かな音色を楽しませせてもらったのは事実でもある・・・ブラボー!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿