伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

「ピアノの哲学者」として称賛されたディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)バッハ:平均律全曲の演奏の考察

2020年12月02日 | バロック音楽・オーディオ一般

以前紹介し購入したCD、を久しぶりの休日に試聴する。
Edwin Fischerの演奏するJ.S.バッハ:平均律を楽しんでいたが、安定した演奏は気持ちに安定を与える。

昨年亡くなったピアニストを何故か思い出しています。何故か非常にテンポがEdwin Fischerに似ている。それでよく聴けば非常に造詣が深いようです。



最近このCDを良く聴く。ディーナ・ウゴルスカヤ(Dina Ugorskaja)の名盤復刻!バッハのインヴェンションとショパンのプレリュードを組み合わせた稀少盤がC'Aviからリリースしたものです!

J.S.バッハ/鍵盤楽器を聴くことが多い、以前は300Bシングルで愛聴のGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱にTANNOYの10吋を移植して聴くが、最近エッジをセーム革から従来のウレタン材に交換して聴くが確かに音質はしっかり聴こえる様に特に鍵盤楽器はすこぶる良い塩梅になったが、久しぶりに新しいエンクロージャーを購入し、少し手直ししエージングも完了し安心して試聴出来るようになった。



今年筆者のところに来た、エンクロージャー20年前の眠りから冷めた「ho's systemのLS3/5a」のデットスックス品の新品を入手して以来、若干の改良と色々なアンプを視聴し今年仕入れた「LUX KIT/A3500」のアンプで聴くがやっと馴染みが良くなり、特に鍵盤楽器には音質がシッカリした実にリアルに聴ける、最近3/5aを特に重視して楽しんでいる。

現在メインの真空管はEL34/6CA7は松下産業製品をデトックス品の新品に入れ替えたのですがやっと安定した音を得られるようになった。筆者の希望は欧州の球で聴くと音質は違うのか?実に興味深いAMPEREX、SIEMENS、TESLA、TELEFUNKEN等試してみたい球は数多く有るが、高額のため躊躇していることも確かです。
前段管の6AQ8x3を交換して視聴したが音質が変わり驚く、5〜6種のMT管を試聴したが現在は日立製品に落ち着いている。
新しい真空管の馴染みも良くなり安心して音楽を楽しめる環境は整ったようである。誠にこの趣味は無駄な経費が膨大にかかる、これはこの世界に戻った時に承知したはずではあったが、やはり限度があり辛い毎日を送っている(笑)



基本的にはLS3/5aのその特徴としては、密閉型の小口径ウーハーによる2WAYであるため、まるでミニコンポのスピーカーもしくは、PCのデスクトップスピーカーのような印象だ。伝統的な箱型で木目調の木製スピーカーで黒のサランネットが付いているため、オーディオマニアでなければ、使い古された安いスピーカーと勘違いして粗大ゴミに出されることを心配してしまうほどの外観となる。

放送局用モニターがルーツであるため、人の声の再現性が最重視されている。それだけであれば、中域中心の、オーディオとしては物足りないスピーカーかと理解しがちだが、ちゃんと鳴らすと低域に不足感はあまり感じず、高域も弦楽器の倍音再生に定評があり、かなり優秀だ。小型、密閉であるため能率が低い。一般的には低能率スピーカーには大出力アンプを組み合わせるのが常だが、一般的な家庭環境(米国のような大きな部屋やお屋敷を除く)であれば、小出力真空管アンプと組み合わせても不満を聴く声はことのほか少ないようだ。

家庭で音楽を鑑賞するには一応トランジスターアンプで視聴しましたが、音質は真空管との相性が良く、使用しているのは半世紀前の「LUX KIT/A3500」のアンプで十分対応はできる、300Bシングルは9Wそこそこで若干力不足気味、ピアノのアタックなどは力不足が露呈してしまう。真空管はダブルプッシュプルは必至のようだ。こうして写真を眺めると意外としっかりして躯体に見えるのが不思議である。
購入後、配線、真空管のソケット等の交換により、従来のLUXトーンは少し、鳴りを薄めたが、むしろこの音が筆者には丁度よい塩梅に聴けるようになったことは満足している。



英国及び、欧州のオーディオ機器の特徴として、欧州がオペラやオーケストラの本場であるため、クラシックリスナーを意識した音作りがよく指摘される。LS3/5aも例外ではなく、オーケストラの再現性には定評がある。ただし、前述のように広くはないスペースで使われることが多いためか、「ミニチュアのオーケストラが出現する」というのは、このスピーカーのユーザーからしばしば発せられる表現だ。下記の写真でも解るが、構造的な大きな特徴の一つとして、あまり国内では語られることが少ないが、「フェルトツイーターバリア」というのがある。

ところでこの、オーディオの世界は若干違う世界である、例えば現在使用するアンプ、スピーカー等の機材は半世紀前の物だが、現在でも十分対応する、いや今の商材を超えた物も多々ある、ただしメンテナンスを十分すればと云う条件付きだが、勿論既存の真空管以外の物は高額なところが欠点でもあるが・・・・・

これは、ツイーターをフエルトで囲むもので、この形状は(自作を含む)他の類似スピーカーには見かけない。自作の長岡式スピーカーや近年のハイエンドスピーカーは、高音ユニットのバッフルを出来るだけ小さくしたり、曲線をつかって、バッフルからの反射を防ぐ工夫がされている。狙いは同じと考えるが、フエルト式はこのモデルにしか見かけないのは興味深い。又この様な意匠は独自でこのスピーカーの特徴でもあろう。



ドイツの女流ピアニスト、ディナ・ウゴルスカヤ(Dina Ugorskaja)が2019年9月17日、癌で亡くなった。46歳だった。
父親はピアニストのアナトール・ウゴルスキ。母親のマヤ・エリクはシェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》のソビエト初演で朗読を担当した音楽学者。ウゴルスカヤは1973年、父親が活動していたソビエト時代のレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルク)で生まれた。ウゴルスキは1982年から1990年までレニングラード音楽院の教授を務めた。

父親からピアノの手ほどきを受けた後、1980年からレニングラード音楽院に所属する特別音楽学校で学んだ。7歳でレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団フィルと共演して注目を集める。しかし、1980年後半からの体制改革運動「ペレストロイカ」の流れの中でソビエトでは反ユダヤ主義的な動きが表面化。脅威がウゴルスキと家族に及んできたことから、1990年に一家でドイツ・ベルリンに亡命した。

亡命後、ウゴルスカヤはハンス・アイスラー音楽大学に進み、その後、デトモルト音楽大学へ。そのまま大学に残り、2002年から2007年まで講師を務めた。その後、ソロ活動のかたわら、2016/17シーズンからウィーン国立音楽演劇大学(University of Music and Performing Arts Vienna)に就任、亡くなるまでピアノ科の教授を務めていた。
バッハのインヴェンションとショパンのプレリュードを組み合わせた稀少盤がC'Aviからリリース!



ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。

この「バッハ&ショパン」アルバムは、2008年にVenus Musicからリリースされ、しばらく廃盤となっていた稀少盤。
再販されたCDを聴けば納得できる演奏が聴ける、是非多くの人にお勧めする。特にバッハの造形の深さは聴けば納得出来た。



筆者も多少知っていることはこの曲はバイエルを終了したお子様の入門練習曲ともいわれる曲だが、特にバッハのインヴェンションは、残念ながら未だ単なる練習曲と見なされていますが、特に2声のインヴェンションは信じられないほど洗練された豊富なアイディアのおかげで、ウゴルスカヤのことを子どものころからずっと魅了していたといいます。そして対照的に、音楽性と技術の両面で、ピアノ音楽でもっとも挑戦的な曲集の1つであるショパンのプレリュード。

その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」と呼ばれたウゴルスカヤが、バッハの率直さとショパンの複雑さを見事に対比させた名盤の1つです。練習曲も「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」が手がければ名盤になる不思議さ、さすがバッハであろう。心に一音一音静賀にたためかける音に納得してしまう。素晴らしい演奏であろう。

ロシア出身のピアニスト,アナトール・ウゴルスキ(Anatol Ugorski, 1942-)の娘であるディーナ・ウゴルスカヤ(Dina Ugorskaja, 1973-)は,ピアニストとして活躍しているところで,録音も複数のレーベルから継続的にリリースされているのですが,そのレパートリーはバッハ,ベートーヴェン,シューマンなどの独墺系の作品が中心となっています。

  レーベル:C'Avi
  フォーマット:1枚組 CD
  仕様:輸入盤
  発売日:2020年11月下旬
《曲目》
  J.S.バッハ:2声のインヴェンション BWV.772-786
  ショパン:24の前奏曲 Op.28


《演奏》
  ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
  使用楽器:ベヒシュタイン D-280

《録音》
  2004年3月
  デトモルト(ドイツ)
  Bach & Chopin
  Dina Ugorskaja



以前の販売はCD五枚まとめて販売していたが今回は、1集、2集と分けての再現となっている。名盤の匂いがする。

奇才アナトール・ウゴルスキの愛娘にして才気溢れるピアニストとして注目されているディーナ・ウゴルスカヤ。ピアニストにとっての旧約聖書と呼ばれるバッハ鍵盤作品の最高峰、平均律クラヴィーア曲集を全曲録音しました。
24すべての調性を用いて、宇宙、そして神の秩序を表しているとも言われる作品に挑むにあたってウゴルスカヤは次のように述べています。
「様々なとらえ方をされる偉大な作品ですが、昔からずっと弾いてきた親しみのある作品でもあります。最初に全曲録音のプロジェクトを聞いてから録音するまでにしたことは、最初の出会いを思い出すことです。これまでの固定概念から解き放たれて、新しい自分になり作品と向き合うことが必要でした。すると毎回新しい発見があり、無限のアイデアが浮かんできます。」
ウゴルスカヤの美しい音色と自然な響き、そして音楽の構造を立体的に捉えた見通しの良さ、さらに高い集中力は、数多くの名盤と並ぶ見事な演奏と言えるでしょう。


  レーベル:C'Avi
  フォーマット:2枚組 CD
  仕様:輸入盤
  発売日:2020年05月30日
《曲目》
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
《演奏》
  ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
《録音》
  2015年4月&6月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
  J.S.Bach: Das Wohltemperierte Klavier Vol.1
  Dina Ugorskajaレーベル:C'Avi



  フォーマット:3枚組 CD
  仕様:輸入盤
  発売日:2020年04月15日
《曲目》
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
《演奏》
  ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
《録音》
  2015年10月&11月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
  J.S.Bach: Das Wohltemperierte Klavier Vol.2
  Dina Ugorskaja


その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者」として称賛されたウゴルスカヤの大いなる遺産。スタインウェイでたっぷりと歌うバッハの「聖典」にご注目ください。
国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ウゴルスカヤの追悼盤として、10年間に渡る充実のコラボレーションを築いてきたドイツのC'Avi-musicの録音の中から、ウゴルスカヤの代表的名盤となっていたJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は注目でしょう。



追伸、先日仕事で豊洲にて東京湾を望むと季節外れな桜の花が咲いていた、早朝の東京湾は実に清々しい。

つい3日前に入浴したワンコは、本日ワンコのモジャくんの健康診断です、順調に育っているそうです。現在7.5キロで後1キロ程で体重は落ち着くそうであると医師からいわれた。当初は黒色が多く白の部分が少なかったが徐々に白の部分が多くなってきた、当初の頃の黒色が良かった。


体毛がすごくトリミングを予約すると、今月はいっぱいで来年10日頃の予約する、なんとトリミングは1日必要と言われ時間の長さに驚く、
トリミングして綺麗になってからアップします・・・・ブラボー!