散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
波乗り
月曜の気怠さにやる気削がれる
3月12日(月)
年月はあっというまに過ぎていくと、
誰もが口にするけれど、確かにそうだよな。
なぜだろう、どうしてだろう、もしかしたら
時間の経過を知らせるものが、
周りに多すぎるからかもしれない。
ならば、無人島でひとりボーッと暮らしていたら、
時間の早さなんて気にならなくなるのか、
いつもの不思議に答えは見つからない。
だって、無人島で暮らすことはできないものね。
想像すら届かないし、経験した人も周りにいない。
時間が波だとすると、我々はサーファーだ。
時間の波にうまくのらないと無様な姿勢で
時間の海に放り出されてしまう。
そのまま妖怪大ダコが足に吸いついて、
底の底へと引きずり込まれるかもしれないのだ。
(ちょっと話の方向が変化してきている)
ま、急ぐな、焦るな、どんなことをしても時間は進む、
止めることはできない、一時停止すら不可能だから。
逆回しできたら時間は戻る?
そうか、逆に走ってみるという手はあるな、
逆の入り口はどこにある?
まず、それを見つけないと話は続かない。
時間が進むと腹が減る。
今日もちゃんと昼が来たぞ、幸せだなぁ。
冷凍室の隅っこで、
時間の経過からこぼれ落ちていた麺が見つかった。
その横にダシもあった。
いつのものかは不明だけれど、大丈夫だと、
勝手に判断して卵とじうどんをこしらえた。
宝探しで見つけたような麺、とてもおいしくいただいた。
これは簡単にできる、少しアレンジすれば
麺だけではなく、ごはんでもいいように思った。
午後から脱力。仕事が進まない。
こんな日もある。こんな日も大事だ(と、自分をなっとくさせる)。
時間の波に身をゆだねてゆらゆらと大海をゆく、
風まかせ、波まかせ、あなたまかせの夜なのである(なんで夜だ?)。
夕方散歩がてら一駅先の銀行へ。
田舎町の抱える問題のひとつは銀行だ。
我が町の人口は増えているのに、
インフラというか基礎的なものが欠落している。
道路もそうだしなぁ、いろいろ問題はある、
それはどこに住んでもあるから仕方がないのかな。
帰りは電車にした。
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