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ぬる燗の季節

初夏の宵ぬる燗1本細き月



夏が近づく、ぬる燗の季節到来である。夏こそぬる燗だ。最近はどこの店も日本酒を冷蔵保存して、冷やではなく冷酒のようになって出てくる。井の頭公園近くの某店で、「日本酒を冷やで」といっても通じなかったことがあった。「常温」と言わないとダメだった。
時代は変わる。親父が飲んでいた頃だったら、日本酒を冷蔵庫で冷やして出してきたらぶち切れたんじゃないかな。「こんなものが飲めるか!」と。常温、これ冷やなり。日本酒は燗と冷や(常温)だった時代は何処へ。
夏にぬる燗というと「なんでやねん」と言う人がいるかもしれないが、夏だからぬる燗がいいのである。ほんのりと日本酒の米の香り、やさしく喉を通る感覚、ぬる燗の醍醐味であります。最近、ぬる燗の塩梅がわかってきた。もちろん湯を沸かして、そこに徳利を入れる昔懐かしいやりかた(懐かしいというほど体験していないけれど)。
ついにじぶんの好みの温度を、見て判断できるようになった。まだ100%ではないが、あと数回やれば大丈夫だとおもう。但し、同じ徳利でないとダメです。






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