よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

豊後水道絶景ウオークに参加。(大分県臼杵市)

2010-02-19 18:48:11 | 日記

2月14日大分県臼杵市で行われた「豊後水道絶景ウオーク」に参加した。
この大会は、前日は津久見の四浦海岸、この日は臼杵の絶景ポイントを廻るコースです。
朝、3時半福岡を出発。会場の臼杵市諏訪山体育館に到着したのが7時10分。
会場横の駐車場には、他県ナンバーの車でいっぱい。
皆さん、前日の大会にも参加され、昨夜は車中泊されている。
車のトランクを見せてもらったが、トランクには、毛布、カセットコンロ、枕など
生活用品がいっぱい積んであった。



出発式の後、8時半スタート。
私は20kmにエントリーしていますが、ゴール後色々行きたい所があり、
30kmコースと一緒にスタート。
私は、先頭から50人ぐらいでスタートしたのですが、この大会参加者は
皆さん健脚ぞろい。時速6kmの私でもすぐ何人の方から抜かれてしまった。

  

10時40分最初のチェックポイントの臼杵石仏に到着。
ここが12km。今日、ゼッケンを見せれば石仏内はフリーパス。
しばらく、石仏を鑑賞。
この石仏は、平安後期から鎌倉時代にかけて彫像された。
その規模、数量においてまた彫像の質の高さにおいてわが国を代表する石仏群であり、
平成7年磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定された。
その数は60余体にも及び、このうち59体が国宝になっている。
石仏群は四群に分かれ、地名によってホキ石仏第一群、同第二群、山王山石仏、
古園石仏と名づけられている。

     

 

   

 

 

30分ぐらい散策の後、再びコースへ。
石仏近くの深田公民館が休憩場所になっており、ここで出されたブタ汁が
具沢山で本当に美味しい。お代わりもどうぞと言われるが、当方只今減量中、
食べたいのを我慢し、再び歩き始める。

コースも終盤に入り臼杵の町に入ってきた。
コースマップの絶景場所として龍原寺・三重塔がある。
ここは、1600年京都の知恩院の末寺として建てられ、聖徳太子の像を
祀っている。また、三重塔は、江戸時代の名工「高橋団内」が10年の歳月を
経て完成。九州には二つしかない江戸期の木造三重塔です。

  

龍原寺を出ると八町大路という臼杵の商店街に入ってきた。

「臼杵城址」は、1556年にキリシタン大名・大友宗麟(おおともそうりん)によって築城された。当時の臼杵は、明(中国)やポルトガルの商人が行き交う南蛮貿易により栄えており、

キリスト教布教の地として東西の文化が融合した国際色豊かな街だったという。

現在の臼杵の街並みは、美濃(岐阜県)から1600年に入封した稲葉氏によって築かれたもの。江戸時代は臼杵藩5万石の大名であった稲葉氏は、明治までの約270年間にわたって臼杵を統治した。

大きな特徴として挙げられるのは、臼杵城を中心に商家が立ち並んでおり、その外側を武家屋敷や寺院が取り囲んでいるところ。

 

  


ここは、平成15年老朽化した商店街をリニューアル。アーケードの撤去、電線の地中化、
石畳舗装され、城下町のイメージを持った商店街として生まれ変わった。
中でも鑰屋というお醤油屋さん400年の伝統を持っている。

  

臼杵の紙雛「うすき雛」

稲葉観通の時代の天保の改革の頃、質素倹約のために町の人たちは「紙製のお雛様」しか飾ることを許されていなかったそうです。でもそんな時代でも、

子供の成長を祈りながら紙のお雛様を飾ったと言われてます。その当時のお雛様の折り方は残っていないので、お雛さまの原型の立ち雛がずらりと並んでいる様子は、

とっても可愛く華やかな様子でした。

   

商店街を過ぎると右手の高台に臼杵城が見える。
その先には、木造の図書館・・・・・・
こんな風景、私の一番好きなところだ。
こんな景色を見ていると何か心が安らぐ。

   

   

臼杵川を渡り、ゴール手前の急な坂を上るとゴールの諏訪山体育館へ。
12時48分ゴール。途中休憩もしたが4時間18分で歩くことができた。

ゴール後は、高速で佐伯市(さいき)蒲江の道の駅へ。ここの海鮮丼が食べたくなった。

海鮮丼は、1050円と2200円の二種類がある。どう違うかというと、2200円の方は、アワビ付。

悩んだ末(懐と相談して)、1050円の海鮮丼をいただきました。次回来るときは、2200円の方を注文したいな~