よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

下田水仙ツーデーマーチ2015(第1日目30kmタライ岬コース)「静岡県下田市」

2015-01-15 17:09:20 | オールジャパンウオーキングカップ

昨年まで街道歩きを主体に歩いていましたが、西国道も踏破し、今年はJWAのオールジャパンを中心に歩いていきたいと思っています。

伊豆では、「伊豆早春フラワーウオーキング」として、今月の「下田水仙ツーデーマーチ」、来月の「河津桜ツーデーマーチ」、3月の「伊豆松崎なまこ壁と桜ツーデーマーチ」の3大会が早春に開催されます。

その第一弾として今年初めての大会「下田水仙ツーデーマーチ」に参加しました。

 

1/10 1日目30kmコース 盥(たらい)岬コース。(会場:下田小学校)

 天気は、快晴。放射冷却のせいでしょうか、朝の気温は0℃。ホテルを7:10に出てバスで下田駅へ。ホテルで朝食を食べたかったのですが、ホテルの朝食は、7:30からでそれからでは間に合わず

ホテルに言っておにぎりを握ってもらいました。下田駅から歩いて会場の下田小学校へ。会場では、SNSで知り合ったkiyoさんご夫婦、ふくおかウオーキングクラブのTさん、Uさんとお会いしました。

9:00朝日子供太鼓の演奏で24km、30kmコース同時にスタートしました。

      

市街地を抜け、コースは、だらだらした坂道に入ります。出発して約2,5km地点が敷根公園。この時点に来ると、もう体がホカホカし、防寒着を一枚脱ぎました。

約5kmぐらいの地点が30kmと24kmの分岐点。30kmは、大賀茂小学校を通り、トンネルの方に向かいます。

  

分岐点を過ぎるとウオーカーの方が少なくなりました。皆さん、24kmの方に行かれたのでしょうか?

歩き始めて約1時間。大賀茂小学校地点が7kmのチェックポイント。私のスピードでは、とても時速7kmでは歩けません。多分5,5kmぐらいの間違いではないでしょうか?

コースは、県道119号線を歩きます。途中イチゴの自動販売機がありました。福岡もイチゴの産地ですが、こういった自動販売機は見たことがありません。(卵販売機は見たことがありますが・・・・)

  

この県道沿いでは、道路工事が行われていました。工事用のパイロンが、富士山のイラストでした。静岡県ですので納得。 また、バリケードは、福岡では、お目に掛かれない「木製」でした。

     

トンネルの手前を左折すると下り坂になってきます。しばらく歩くと先ほど別れた24kmコースと合流します。このあたりから、南伊豆町になります。

   

青野川沿いの桜並木を歩きます。ここには、河津桜でしょうか、桜の木を見ると1輪~2輪ほど咲いています。満開の時は、きれいでしょうね。

  

11:40 第2のチェックポイント「弓ヶ浜」に到着。ここまで18km地点と表示されていますが、私のスピードで18kmを2時間40分で歩くなんて、それは無理です。

GPSでは、14k~15kを示しています。ここでは、「豚汁」の接待を受けました。九州では、「ぶた汁」と言うんですが、「トン汁」と言うんですね・・・・・・・

弓ヶ浜は、日本の渚百選にも選ばれています。海岸線が弓なりになっているのでその名がついたのでしょうね。海の色が九州の玄界灘と違います。遠くには、伊豆諸島が見えています。

ここまで歩いてきて見るべきものが何もなかったのでこの景色 癒されますね。

   

この一帯は、富士箱根伊豆国立公園に入っており、弓ヶ浜から田牛(とうじ)までの約2,9kmが遊歩道になっています。コースは、この遊歩道を歩きます。

   

雀岩は、潮が満ちてくると群れをなした雀の鳴くような音をたてるといわれています。これらの奇岩は、海食によってできたそうです。

  

細い急な階段を息を切らしながら登っていくと「盥(たらい)岬」に到着しました。今日は、天気もいいので伊豆諸島の島々を見ることができます。

  

 

盥岬は、風が強く帽子が吹き飛ばされそうになりましたが、素晴らしい景色です。三宅島は、かすかに見えましたが、写真では写ってないですね。

岬を下り、田牛(とおじ)の方に向かいます。途中「椿園」がありましたが、椿園の椿は、まだ咲いていませんでした。(写真は、岬に入る前の所で撮りました)

  

遊歩道の終点は、「田牛(とうじ)」です。この難解地名、どうしても読むことができませんでした。昔、冬至に龍宮窟に人々が集まり祈りをささげたからその地名になったそうです。

また、「伊豆」という地名は、アイヌ語が元という説もあるそうです。(定かではありません)

  

  

今日は、前半の14kmまでは、あまり見る所がありませんでしたが、チェックポイントからビュースポットばかりで、写真ばかり撮っています。

龍宮窟」「サンドスキー場」の案内板があります。龍宮窟は、時間がかかると思いましたのでパスしましたが、サンドスキー場とは、どんなものか見に行きました。

  

サンドスキー場は、海や風によって海岸の崖から削り取られた石や砂は海流によって運ばれて砂浜や礫(れき)浜を作ります。このサンドスキー場は、たまった砂が強風によって吹き上げられ天然の

砂の斜面が出来上がったものです。(案内板より)

このサンドスキー場の近くには、ハマナスの自生地があるそうです。

いくつかのトンネルを越えましたが、トンネルの中に歩道がないものもあり、無灯火で来る車には、冷や冷やしながら通りました。

トンネルを越えると、ビューポイントの「吉佐美大浜」があります。砂浜では、少年野球の選手がダッシュの練習を繰り返していました。海では、サーフィンを楽しむ若者がいます。

  

吉佐美海岸から左の方に行くと、大賀茂川沿いに「はまぼうブリッジ」があります。ここには、「黄槿(はまぼう)」の木が300本近くあるそうです。下田市の天然記念物にもなっています。

この「黄槿(はまぼう)」は、10年ぐらい前でしょうか、わが町の人たちと河口に200本近くのはまぼうの苗を植えました。今では、初夏の7月初めに黄色の可愛い花を咲かせています。(写真は、わが町のはまぼう)

途中、散歩されている方からあと6kmぐらいと教えていただきました。現在13:45。15:00ぐらいには、ゴールできるかな・・・・・

      

はまぼうの並木道を過ぎると国道136号線に合流します。このあたり、民宿やペンションの看板が目につきます。

吉佐美の国道沿いに歩くと途中でUターンするように筑波大学実験センター方面に歩きます。再び海岸線に出てきました。

この海岸線も美しいです。「和歌の浦」だそうです。何という鳥か知りませんが(シギかな?)、渚に停まっていました。

   

しばらく歩くと「下田海中水族館」が見えてきます。

   

下田城址公園、ペリー来航記念碑を通り「」へ。

このペリーロードは、黒船でやってきたペリー提督が了仙寺で日米下田条約締結のために行進した道です。平滑川をはさむ石畳の道沿いには、なまこ壁や伊豆石造りなど風情のある家並みが続いています。

    

了仙寺を通り、ゴールの下田小学校へ。

  

今日のGPSです。スタートの時スイッチを入れ忘れていました。2kmぐらい経過したところからになっています。

ゴール後、寝姿山のロープウェイに乗ろうかと思いましたが、今日は、アップダウンが多く、すぐホテルへ帰りました。

お風呂で体重を測ると-2kgでした。

今晩の夕食もアワビ、伊勢海老、金目鯛が出てきました。