こういう役者さんが、こういう予告編で、タイトルが・・・・と想像して足を運ぶと、大きく裏切られると思います。 始まって見れば、やはり新喜劇の
「藤山 寛美」の娘が主演だけあるな~と随所に小笑できるかしょが散りばめられておりました。
愛する一人息子を事故で亡くし、漢方薬の店をたたんで大阪の寂れた団地に越してきた山下ヒナ子・清治夫婦(藤山直美、岸部一徳)。ヒナ子の言う
「噂のコインロッカー」である団地では、自治会長夫婦(石橋蓮司、大楠道代)が幅を利かせていた。この作品の肝である、変な日本語を話す正体不明
の男、斎藤工がはまり役。この『真城(斉藤 工)』なる人物が意外な展開を見せてくれた・・・・変な日本語を使うな~ 新喜劇だからか?と、お思って
いたのだが後に解明される・・・筒井康隆の小説のような奇想天外な発想、上方喜劇のようなペーソスに満ちたセリフの応酬を楽しむことはできたが
途中からほぼ全編に渡って繰り広げられるのは『人の身勝手な噂話の怖さ』でした。 そして前半の展開から想像出来ないまさかの展開でした。
意外というか、まさに唖然でしたね もはやブッ飛び過ぎて理解不能。
あまりにもバカバカしすぎて…★★★