大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。残された時間は4日間、
主任研究員の栗林和幸(阿部寛)はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。そんな折、犯人死亡というまさかの事態に
ぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう
この作品も長野県が舞台となって居るので興味深々・・・ 原作は知らないですが映画はコメディ仕立て。無責任?な所長役の柄本明は演出として
やらせ過ぎの芝居でさえある。隠された新型炭疽菌「K-55」を、雪山から探し出す使命を与えられたのは主任研究員の栗林(阿部 寛)
阿部寛も冒頭から予告シーンが満載、滑る、転ぶ、埋まるとベタな笑いを取りに・・・
おまけに。途中からは怪我をしてしまい、ろくに歩くこともままならなくなるので、ただひたすらスキー場内の喫茶店で座ってコーヒーを飲み、吉報を
待ち続けるという・・・中学生の息子・秀人(濱田龍臣)を学校まで休ませて雪山に連れて行くのはどうかと思うが、この親子関係の修復がドラマのメイン
となるので致し方ない。本当のテーマは関係修復にあることが分かれば納得もいくでしょう。
意外な伏兵が陰でうごめき、二転三転する炭疽菌の行方に翻弄され、映画としては楽しむ事が出来ました。
ツッコミどころはままあるが、そこそこ笑わせてもらえたのでまっ良いか
大島優子のスノボーシーン凄いしかっこよかった(本当に本人らしい)ムロさんもあんなにスキーが上手だなんて、驚きでした。 ★★★